JP2009302290A - 載置台搬送装置及び搬送処理装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】高速・高加速度で載置台を動作させた場合であっても、ガイドレールにかじりの生じない載置台搬送技術を提供する。
【解決手段】本発明においては、基板7を載置する載置台40を、第1及び第2のガイドレール11、12上を支持しリニアモータで駆動して搬送させる。第1のガイドレール11を、載置台40の移動方向と直交する横方向に付勢して載置台40を拘束された状態で案内する拘束エアベアリング23と、第1のガイドレール11を、載置台40の移動方向と直交する横方向に付勢して載置台40を弾性的な緩衝状態で案内する緩衝用エアベアリング24とを有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、例えば、XYステージ等に用いられる搬送装置に関し、特にグラナイトを用いた載置台を有する基板搬送装置に関する。
従来より、印刷ヘッド等の処理手段と、基板とを相対的に移動させて、基板処理を行う場合に、移動ステージ等の基板搬送装置が用いられている。
近年、この種の基板搬送装置として、グラナイトのような硬度が高い材料を研磨して基板の載置台を構成したものが知られている。
このような基板搬送装置においては、搬送精度を向上させるため、一対の平行なガイドレールによって載置台を案内保持し、各ガイドレール上においてリニアモータによって載置台を駆動させるようにしている。
しかし、このような従来技術では、各ガイドレールにおいて載置台を保持しているため、特に高速・高加速度の基板搬送装置では、各リニアモータからの動力伝達のバランスが崩れた場合に、ガイドレールにかじりが生ずるおそれがある。
特開平7−311375号公報 特開2005−114882号公報
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、高速・高加速度で載置台を動作させた場合であっても、ガイドレールにかじりの生じない載置台搬送技術を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明は、搬送対象物を載置する載置台を、複数のガイドレールを有する案内部上を支持しリニアモータで駆動して搬送させる載置台搬送装置であって、前記案内部を、前記載置台の移動方向と交差する横方向に付勢して前記載置台を拘束された状態で案内する拘束案内機構と、前記案内部を、前記載置台の移動方向と交差する横方向に付勢して前記載置台を弾性的な緩衝状態で案内する緩衝案内機構とを有する載置台搬送装置である。
本発明では、前記緩衝案内機構が、前記拘束案内機構の付勢方向と対向する方向に前記ガイドレールを付勢するように構成されている緩衝案内手段を有することもできる。
本発明では、前記緩衝案内機構が、前記拘束案内機構の付勢方向と同一方向に前記ガイドレールを付勢するように構成されている場合にも効果がある。
本発明では、前記案内部が、第1のガイドレールと第2のガイドレールとを有し、前記第1のガイドレール側に前記拘束案内機構及び前記緩衝案内手段を有するとともに、前記第2のガイドレール側は前記載置台の移動方向と交差する横方向に関して非拘束状態となるように構成されている場合にも効果がある。
本発明では、前記拘束案内機構が、空気を噴出して前記ガイドレールとの間隔を保つ第1のエアベアリングを有し、前記緩衝案内機構が、空気を噴出して前記ガイドレールとの間隔を保つ第2のエアベアリングと、前記第2のエアベアリングを当該付勢方向に移動可能とする弾性部材を有することもできる。
本発明では、前記案内部が、第1のガイドレールと第2のガイドレールとを有し、前記第1のガイドレール側の前記載置台の移動方向と交差する横方向に関する拘束力が、前記第2のガイドレール側の前記載置台の移動方向と交差する横方向に関する拘束力より大きくなるように構成されている場合にも効果がある。
本発明は、前記載置台搬送装置と、前記案内部と直交する方向に延びる複数のガイドレールを有する他の案内部と、前記他の案内部上に支持して搬送され、前記載置台上に載置された搬送対象物に対して所定の処理を行う処理手段とを有する搬送処理装置である。
本発明の場合、搬送対象物を載置する載置台を、複数のガイドレールを有する案内部上を支持しリニアモータで駆動して搬送させる載置台搬送装置において、案内部を、載置台の移動方向と交差する横方向に付勢して載置台を拘束された状態で案内する拘束案内機構と、案内部を、載置台の移動方向と交差する横方向に付勢して載置台を弾性的な緩衝状態で案内する緩衝案内機構とを有することから、高速・高加速度で載置台を動作させた場合において、複数のリニアモータ間からの動力伝達のバランスが崩れて振れが多少生じた場合であっても、緩衝案内機構によってこの振れが吸収され、ガイドレールにかじりが生じない。
そして、このような本発明によれば、ガイドレールの真直度を定めるガイドレールを使用することができ、これによりコストダウンを図ることができる。
以下、本発明の好ましい実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明に係る搬送処理装置の実施の形態の概略構成を示す平面図、図2は、図1のA−A線断面図である。また、図3は、本実施の形態における拘束エアベアリング及び緩衝用エアベアリングの配置構成例を示す平面図である。
図1及び図2に示すように、本実施の形態の搬送処理装置1は、台座10と、台座10上に配設された第1及び第2のガイドレール(案内部)11、12と、第1及び第2のガイドレール11、12の上方に配設された矩形板状の載置台40とを備えている。
この載置台40は、後述する第1及び第2の支持エアベアリング21、22によって支持された状態で第1及び第2の駆動手段31、32により駆動され、これにより第1及び第2のガイドレール11、12上を走行するように構成されている。
ここで、第1及び第2のガイドレール11、12は、例えば断面矩形で直線形状に形成され、台座10上に所定の間隔をおいて平行に設けられている。なお、第1及び第2のガイドレール11、12の上面11a、12aは水平で同一高さとなるように形成されている。
載置台40の上面、すなわち、載置面41は平坦に形成され、この載置面41上に基板(搬送対象物)7が載置される。
本発明に用いる載置台40の材料は、平坦に加工できる固い石であれば特に限定されず、グラナイト(granite、花コウ岩)や大理石等を用いることができるが、研磨の容易さ等を考慮するとグラナイトが最も適している。
この理由は、金属は熱膨張率が高く変形しやすく、載置台40を金属で構成すると、表面を研磨して平滑化しても、研磨中に起こる変形や残留応力により、表面にうねりを生じ、これを無くすことができない。また、セラミックは研磨により表面を平滑にすることが困難であるから、本発明には適していない。
その一方、グラナイトのような石(鉱物)は、金属よりも熱膨張率が小さく、セラミックよりも、研磨が容易であり、載置台40の材料に最も適している。
なお、グラナイトの種類は特に限定されず、チャイナブラック、インディアンブラック、ラステンバーグ、クルヌール等種々のものを用いることができる。
なお、載置台40の載置面41の基板7が配置される領域には溝42が形成されており、載置面41上において溝42の開口部が基板7で覆われるようになっている。この溝42の内部空間は図示しない排気系に接続され、溝42の内部空間を排気することによって基板7が載置台40の載置面41に吸着される。
載置台40の下面43には、第1及び第2の支持エアベアリング21、22が取り付けられている。
ここで、第1の支持エアベアリング21は、鉛直下方に延びる支持軸21aを介して第1のガイドレール11の上面11aの上方に配置されている。
一方、第2の支持エアベアリング22は、鉛直下方に延びる支持軸22aを介して第2のガイドレール12の上面12aの上方に配置されている。
第1及び第2の支持エアベアリング21、22は、例えばエアコンプレッサのようなガス供給系(図示せず)に接続され、このエア供給系から圧縮エアが供給されるように構成されている。
第1及び第2の支持エアベアリング21、22の第1及び第2のガイドレール側の面(下面)には図示しない噴出口が設けられている。各支持エアベアリング21、22に供給されたエアは、噴出口から各ガイドレール11、12の上面11a、12aに向けてそれぞれ噴出され、これにより各支持エアベアリング21、22が第1及び第2のガイドレール11、12の上面11a、12aからわずかに浮上し、載置台40が各支持軸21a、22aによって支持されて走行可能な状態になる。
なお、第1及び第2の支持エアベアリング21、22の下面は載置台40の載置面41から同一の距離に配置され、これにより載置台40が水平に支持されるように構成されている。
第1の駆動手段31は、載置台40を水平に支持した状態で走行させるためのリニアモータで、例えば、固定磁石ユニット33と、可動磁石ユニット35とを有している。
ここで、固定磁石ユニット33は第1のガイドレール11の延びる方向に沿って並べられた複数の磁石(図示せず)を有しており、互いに隣接する磁石の表面には異なる極性の磁極が形成されている。
一方、可動磁石ユニット35は、載置台40の下面43に取り付けられており、固定磁石ユニット33と部分的に対面し、可動磁石ユニット35に交流電圧を印加することによって載置台40に対して第1のガイドレール11の延びる方向(ここでは水平方向)に駆動力を与えるように構成されている。
第2の駆動手段32は、第1の駆動手段31と同様に構成され、例えば、固定磁石ユニット34と、可動磁石ユニット36とを有している。
ここで、固定磁石ユニット34は第2のガイドレール12の延びる方向に沿って並べられた複数の磁石(図示せず)を有しており、互いに隣接する磁石の表面には異なる極性の磁極が形成されている。
そして、載置台40の下面43に取り付けられた可動磁石ユニット36は、固定磁石ユニット34と部分的に対面し、可動磁石ユニット36に交流電圧を印加することによって載置台40に対して第2のガイドレール12の延びる方向(ここでは水平方向)に駆動力を与えるように構成されている。
さらに、本実施の形態では、第1及び第2のガイドレール11、12のうち、第1のガイドレール11側に、以下に説明する拘束エアベアリング(拘束案内機構)23と、緩衝用エアベアリング(緩衝案内機構)24が設けられている。
図2に示すように、拘束エアベアリング23は、第1のガイドレール11の第2のガイドレール12側の内側側面11b近傍に設けられている。
この拘束エアベアリング23は、載置台40の下面43に取り付けられた例えば断面L字形状の支持部材25と、この支持部材25の先端部(下方側端部)に取り付けられた、上述した構成のエアベアリング26とから構成されている。
ここで、支持部材25は、例えばSUS等の剛性の大きい材料からなる。そして、エアベアリング26のエアー噴出面26aが第1のガイドレール11の内側側面11bと平行になるように近接配置されている。
一方、緩衝用エアベアリング24は、載置台40の下面43に取り付けられた例えば鉛直下方に延びる直線状又は板状の支持部材27を有し、この支持部材27の下端部の第1のガイドレール11側の部分に、弾性を有する緩衝部材28を介してエアベアリング29が取り付けられて構成されている。
ここで、支持部材27は、例えばSUS等の剛性の大きい材料からなる。また、緩衝部材28は、例えばスプリングワッシャー等の弾性を有する部材からなる。そして、エアベアリング29のエアー噴出面29aが第1のガイドレールの外側側面11cと平行になるように構成されている。
本発明の場合、特に限定されることはないが、バランス良く載置台40を走行する観点からは、例えば図3に示すように、第1の支持エアベアリング21、拘束エアベアリング23、緩衝用エアベアリング24及び第2の支持エアベアリング22を、第1及び第2のガイドレール11、12と直交する方向に一列に配列することが好ましい。
一方、載置台40の上方には、支持部2、3を介して第1及び第2の処理用ガイドレール51、52が配置されている。第1及び第2の処理用ガイドレール51、52は、例えば一対の平行な直線状のレールから構成され、上述した第1及び第2のガイドレール11、12と直交するように設けられている。
第1及び第2の処理用ガイドレール51、52上には、駆動手段60によって駆動される処理手段50(ここでは印刷ヘッド)が配設されている。
本実施の形態の処理手段50は、矩形平板状のヘッド本体53と、ヘッド本体53の下面に設けられた複数の印刷ヘッド54とを有している。印刷ヘッド54の下面には、複数の吐出口55が下方に向けて取り付けられている。
ここで、各印刷ヘッド54は図示しない塗布液供給系に接続され、この塗布液供給系から供給された塗布液(インク、スペーサ分散液等)が各印刷ヘッド54に供給され、吐出口55から吐出されるようになっている。
処理手段50のヘッド本体53下面には、鉛直下方に延びる支持軸56を介して上記同様のエアベアリング57が取り付けられ、これによりエアベアリング57が第1及び第2の処理用ガイドレール51、52上面からわずかに浮上した状態で支持され、ヘッド本体53が走行可能な状態になっている。
そして、処理手段50は、例えばリニアモータを用いた駆動手段60からの駆動力によって第1及び第2の処理用ガイドレール51、52上を走行し、これにより第1及び第2の処理用ガイドレール51、52に沿って往復移動するように構成されている。
図4〜図7は、本実施の形態における拘束エアベアリング及び緩衝用エアベアリングの他の配置構成例を示す平面図であり、以下、共通する構成部材には同一の符号を付しその詳細な説明を省略する。
図4に示すように、本例では、第1のガイドレール11上において、第1の支持エアベアリング21として、二つの支持エアベアリング21A、21Bが所定の間隔をおいて設けられている。
そして、一方の支持エアベアリング21Aの両側の位置に、上述した配置構成を有する、拘束エアベアリング23と、緩衝用エアベアリング24Aが設けられている。
すなわち、第1のガイドレール11の内側側面11b近傍に、拘束エアベアリング23が設けられ、第1のガイドレール11の外側側面11c近傍に、緩衝用エアベアリング24Aが設けられている。
また、他方の支持エアベアリング21Bの両側の位置には、緩衝用エアベアリング24Aと同様の構成を有する緩衝用エアベアリング24B、24Cがそれぞれ設けられている。
ここで、緩衝用エアベアリング24Bは、拘束エアベアリング23の付勢方向と対向する方向に第1のガイドレール11を付勢するように構成されている。
一方、緩衝用エアベアリング24Cは、拘束エアベアリング23の付勢方向と同一方向に第1のガイドレール11を付勢するように構成されている。
第2のガイドレール12上には、第2の支持エアベアリング22として、二つの支持エアベアリング22A、22Bが所定の間隔をおいて設けられている。
なお、本例では、第2のガイドレール12の側方には、拘束エアベアリング23及び緩衝用エアベアリング24のいずれも設けられていない。
本発明の場合、特に限定されることはないが、バランス良く載置台40を走行する観点からは、支持エアベアリング21A、拘束エアベアリング23、緩衝用エアベアリング24A、及び支持エアベアリング22Aを、第1及び第2のガイドレール11、12と直交する方向に一列に配列することが好ましい。
また、特に限定されることはないが、同様の観点から、支持エアベアリング21B、緩衝用エアベアリング24B,24C、及び支持エアベアリング22Bについても、第1及び第2のガイドレール11、12と直交する方向に一列に配列することが好ましい。
図5は、図4の配置構成例の変形例を示すものであり、緩衝用エアベアリングを一つ(24C)省略したものである。
この場合、特に限定されることはないが、バランス良く載置台40を走行する観点からは、拘束エアベアリング23を、二つの支持エアベアリング21A、21Bに対して中央領域に配置することが好ましい。
図6は、図5の配置構成例の変形例を示すものであり、二つの緩衝用エアベアリング24D,24Eを、第2のガイドレール12側に配置したものである。
これら二つの緩衝用エアベアリング24D,24Eは、第2のガイドレール12の内側側面12b近傍に設けられ、拘束エアベアリング23の付勢方向と対向する方向に第2のガイドレール12を付勢するように構成されている。
この場合、特に限定されることはないが、バランス良く載置台40を走行する観点からは、支持エアベアリング21A,22A並びに緩衝用エアベアリング24Aを、第1及び第2のガイドレール11、12と直交する方向に一列に配列し、また、支持エアベアリング21B,22B並びに緩衝用エアベアリング24Bを、第1及び第2のガイドレール11、12と直交する方向に一列に配列することが好ましい。
図7は、図5に示す構成と図6に示す構成を組み合わせた変形例を示すものである。
本例は、二つの緩衝用エアベアリング24A,24Bを、第1のガイドレール11の外側側面11c近傍に設けるとともに、二つの緩衝用エアベアリング24D,24Eを、第2のガイドレール12の内側側面12b近傍に設けたものである。
本例では、第1のガイドレール11側の載置台40の横方向に関する拘束力が、第2のガイドレール12側の載置台40の横方向に関する拘束力より大きくなるように構成されている。
本例の場合、特に限定されることはないが、バランス良く載置台40を走行する観点からは、支持エアベアリング21A,22A並びに緩衝用エアベアリング24A,24Eを、第1及び第2のガイドレール11、12と直交する方向に一列に配列し、また、支持エアベアリング21B,22B並びに緩衝用エアベアリング24B,24Dを、第1及び第2のガイドレール11、12と直交する方向に一列に配列することが好ましい。
以上述べた本実施の形態によれば、載置台40を横方向に付勢して拘束された状態で案内する拘束エアベアリング23と、載置台40を横方向に付勢して弾性的な緩衝状態で案内する緩衝用エアベアリング24とを有することから、高速・高加速度で載置台40を動作させた場合において、第1及び第2のリニアモータからの動力伝達のバランスが崩れて振れが多少生じた場合であっても、緩衝用エアベアリング24によってこの振れが吸収され、第1及び第2のガイドレール11、12にかじりが生じない。
そして、このような本実施の形態によれば、第2のガイドレール12を高精度に加工する必要がないので、コストダウンを図ることができる。
なお、本発明は上述の実施の形態に限られることなく、種々の変更を行うことができる。
例えば、上記実施の形態では、二つのガイドレールを設けた場合を例にとって説明したが、本発明はこれに限られず、三つ以上のガイドレールを設けた場合にも適用することができる。
また、本発明では、拘束側のガイドレール側の横方向に関する拘束力が、緩衝側のガイドレール側の載置台の横方向に関する拘束力より大きくなるように構成されていれば、拘束案内機構と緩衝案内機構の配置を適宜変更することができる。
さらに、本発明では、処理手段は印刷手段に限定されず、顕微鏡やカメラ等の検査手段を用い、搬送対象物の被処理部を検査(観察)するものを用いることもできる。
本発明に係る搬送装置の実施の形態の概略構成を示す平面図 図1のA−A線断面図 本実施の形態における拘束エアベアリング及び緩衝用エアベアリングの配置構成例を示す平面図 本実施の形態における拘束エアベアリング及び緩衝用エアベアリングの他の配置構成例を示す平面図 本実施の形態における拘束エアベアリング及び緩衝用エアベアリングの他の配置構成例を示す平面図 本実施の形態における拘束エアベアリング及び緩衝用エアベアリングの他の配置構成例を示す平面図 本実施の形態における拘束エアベアリング及び緩衝用エアベアリングの他の配置構成例を示す平面図
符号の説明
1……搬送処理装置 10……台座 11……第1のガイドレール 12……第2のガイドレール 23……拘束エアベアリング(拘束案内機構) 24……緩衝用エアベアリング(緩衝案内機構、緩衝案内手段) 40……載置台 41……載置面 50……処理手段

Claims (7)

  1. 搬送対象物を載置する載置台を、複数のガイドレールを有する案内部上を支持しリニアモータで駆動して搬送させる載置台搬送装置であって、
    前記案内部を、前記載置台の移動方向と交差する横方向に付勢して前記載置台を拘束された状態で案内する拘束案内機構と、
    前記案内部を、前記載置台の移動方向と交差する横方向に付勢して前記載置台を弾性的な緩衝状態で案内する緩衝案内機構とを有する載置台搬送装置。
  2. 前記緩衝案内機構が、前記拘束案内機構の付勢方向と対向する方向に前記ガイドレールを付勢するように構成されている緩衝案内手段を有する請求項1記載の載置台搬送装置。
  3. 前記緩衝案内機構が、前記拘束案内機構の付勢方向と同一方向に前記ガイドレールを付勢するように構成されている緩衝案内手段を有する請求項1又は2のいずれか1項記載の載置台搬送装置。
  4. 前記拘束案内機構が、空気を噴出して前記ガイドレールとの間隔を保つ第1のエアベアリングを有し、
    前記緩衝案内機構が、空気を噴出して前記ガイドレールとの間隔を保つ第2のエアベアリングと、前記第2のエアベアリングを当該付勢方向に移動可能とする弾性部材を有する請求項1乃至3のいずれか1項記載の載置台搬送装置。
  5. 前記案内部が、第1のガイドレールと第2のガイドレールとを有し、前記第1のガイドレール側に前記拘束案内機構及び前記緩衝案内手段を有するとともに、前記第2のガイドレール側は前記載置台の移動方向と交差する横方向に関して非拘束状態となるように構成されている請求項1乃至4のいずれか1項記載の載置台搬送装置。
  6. 前記案内部が、第1のガイドレールと第2のガイドレールとを有し、前記第1のガイドレール側の前記載置台の移動方向と交差する横方向に関する拘束力が、前記第2のガイドレール側の前記載置台の移動方向と交差する横方向に関する拘束力より大きくなるように構成されている請求項1乃至5のいずれか1項記載の載置台搬送装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項記載の載置台搬送装置と、
    前記案内部と直交する方向に延びる複数のガイドレールを有する他の案内部と、
    前記他の案内部上に支持して搬送され、前記載置台上に載置された搬送対象物に対して所定の処理を行う処理手段とを有する搬送処理装置。
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