JP2005239409A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ジャム発生により、あるいは抜け落ちページの存在等により未完成状態の用紙束を破棄せずに容易に再利用する。
【解決手段】 未完成状態の用紙束あるいは挿入紙を給紙するための第1の給紙手段を後処理部500に設け(第1の給紙手段をインサータ部560とする)、また、未完成状態の用紙束の残りの用紙(印刷紙)を給紙するための第2の給紙手段を装置本体10又は外部装置に設け(第2の給紙手段を給紙部400とする)、計数手段(枚数検出部564)によって第1の給紙手段からの給紙枚数を計数し、制御手段によって、第1の給紙手段から用紙をスタックトレイ511へ給紙させて用紙束を形成させるとともに、計数手段による計数情報に基づく第2の給紙手段からのスタックトレイ511への給紙動作を可能とさせ、第1及び第2の給紙手段から給紙された用紙をスタックトレイ511上で合体させて複合用紙束を形成させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、複写機等の画像形成装置による画像形成後排出されてきた用紙に対してステイプル処理等の後処理を行う用紙処理装置に関し、特に、表紙や合紙等を挿入するインサート機能を有した用紙処理装置に関する。
従来、ステイプル処理等の後処理を行う用紙処理装置を備えた複写機等の画像形成装置において(例えば特許文献1参照)、用紙搬送中に用紙詰まり所謂ジャムが発生した場合、これが画像形成装置本体側で発生しているとすると、一般的に、このジャムによって前後の用紙も含めて無事でないことが多く、これらの用紙は再利用が困難でありそのまま破棄されることになってしまう。一方、用紙処理装置側でジャムが発生した場合、当該ジャムが発生した用紙とは別に、用紙処理装置内における一旦用紙をスタックさせておくためのスタックトレイ等には、既に複数枚の用紙が搬送されてスタックされた状態となっていることが多い。
特開2003−95528号公報
しかしながら、上記の場合、ジャムが発生した用紙が不明確であり、何枚目までの用紙が無事にスタックされているかについて正確に分からないことからも、スタックされている用紙枚数あるいは用紙の破損や順番狂いの有無に拘わらず、取り除きメッセージが表示され、これに従ってスタックされている用紙が取り出されて破棄されてしまい、資源の無駄使いになってしまうという問題がある。
また、用紙の破棄という観点では、例えば画像形成装置において用紙(原稿)の重送が生じるなどしてページが一部抜け落ちたり、又は原稿読み取り時や画像形成時の搬送不良により不良画像が形成されたページを含んだ状態でステイプル処理等が施された用紙束が何部かできてしまうことがあり、この場合、抜け落ちページや不良画像ページの原稿を再度コピーし直し、ステイプルを取り外して当該抜け落ちページへ挿入したり、不良画像ページを入れ替えたりといった煩雑な手作業が必要であるため、この用紙束を破棄して一からやり直すことも多く、その結果、資源の無駄使いが生じる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ジャム等が発生した場合に装置内のスタックトレイ等にスタックされた用紙を破棄することなく、あるいは、抜け落ちページや不良画像ページのある用紙束を破棄することなく、これらを容易に再利用でき、ひいては省資源化を図ることができる用紙処理装置の提供を目的とする。
本発明にかかる用紙処理装置は、装置本体に設けられ、処理すべき用紙を給紙するための第1の給紙手段と、第1の給紙手段からの給紙枚数を計数する計数手段と、装置本体又は外部装置に設けられ、処理すべき用紙を給紙するための第2の給紙手段と、第1の給紙手段から用紙を給紙させて用紙束を形成させるとともに、計数手段による計数情報に基づく第2の給紙手段からの給紙動作を可能とさせ、第1及び第2の給紙手段からの用紙の給紙による複合用紙束を形成させる制御手段とを備えることを特徴とする。
また、前記制御手段は、第1の給紙手段からの給紙枚数が所定枚数に達したことが前記計数手段によって計数されたときに、当該第1の給紙手段による給紙から第2の給紙手段による給紙に切り替えることが好ましい。
また、前記用紙束の再利用を行うことを示す再利用情報を受け付ける再利用情報受付手段をさらに備え、前記制御手段は、再利用情報受付手段によって受け付けられた再利用情報に基づいて、第1の給紙手段から給紙を行わせるとともに、前記計数手段に当該第1の給紙手段からの給紙枚数を計数させることが好ましい。
また、用紙処理装置が画像形成装置の後処理装置として用いられるものであって、前記画像形成装置の本体部は、所定枚数分の原稿画像データを記憶する原稿画像記憶部と、前記原稿画像記憶部によって記憶された原稿画像データに基づいて用紙に対する画像形成を行う画像形成部とを備え、前記用紙処理装置としての後処理装置は、内部に設けられた、用紙を一時的に積載するためのスタック部を備え、第1の給紙手段は、後処理装置における所定の挿入紙が載置される挿入紙搬入部からの給紙を行うものであり、第2の給紙手段は、前記画像形成部からの前記画像形成紙の給紙を行うものであって、
前記制御部は、前記再利用情報に基づいて、第1の給紙手段によって前記用紙束を挿入紙搬入部から給紙させてスタック部に積載するとともに、計数手段によって挿入紙搬入部からの前記用紙束の給紙枚数を計数させ、第2の給紙手段によって、当該計数された給紙枚数目に続く、次頁以降用の原稿画像データに基づき画像形成部により画像形成された画像形成紙を給紙させてスタック部に積載し、当該画像形成紙と前記用紙束とからなる複合用紙束を形成することが好ましい。
また、前記挿入紙を前記所定枚数の画像形成紙における何枚目に挿入するかを示す挿入情報を受け付ける挿入情報受付手段をさらに備え、前記制御手段は、挿入情報受付手段によって受け付けられた挿入情報に基づいて、第1の給紙手段によって挿入紙を挿入紙搬入部から給紙させてスタック部に積載し、当該挿入紙と前記スタック部に積載される画像形成紙及び用紙束とからなる複合用紙束を形成することが好ましい。
また、前記制御手段は、第1の給紙手段からの給紙枚数が所定の順番の枚数に達したことが前記計数手段によって計数されたときに、当該第1の給紙手段による給紙から第2の給紙手段による給紙に一時的に切り替えることが好ましい。
また、用紙の入替え又は挿入用の前記順番を示す順番情報を受け付ける順番情報受付手段をさらに備え、前記制御手段は、順番情報受付手段によって受け付けられた順番情報に基づいて、第1の給紙手段から給紙を行わせるとともに、前記計数手段に当該第1の給紙手段からの給紙枚数を計数させることが好ましい。
さらに、用紙処理装置が画像形成装置の後処理装置として用いられるものであって、前記画像形成装置の本体部は、前記入替え又は挿入用の原稿画像データを記憶する入替挿入画像記憶部と、前記入替挿入画像記憶部によって記憶された原稿画像データに基づいて用紙に対する画像形成を行う画像形成部とを備え、前記用紙処理装置としての後処理装置は、前記入替えが行われた用紙を排出する排出部と、内部に設けられた、用紙を一時的に積載するためのスタック部とを備え、
第1の給紙手段は、後処理装置における所定の挿入紙が載置される挿入紙搬入部からの給紙を行うものであり、第2の給紙手段は、前記画像形成部からの前記画像形成紙の給紙を行うものであって、
前記制御部は、前記順番情報に基づいて、第1の給紙手段によって挿入紙搬入部から前記入替え又は挿入がなされる入替挿入用紙束を給紙させてスタック部に積載するとともに、計数手段によって挿入紙搬入部からの当該入替挿入用紙束の給紙枚数を計数させ、
前記入替挿入用紙束に対する用紙の入替えを行う場合には、前記順番情報における入替えの順番に対応する前記給紙枚数目の入替挿入用紙を排出部に排出するとともに、第2の給紙手段によって、当該給紙枚数目用の原稿画像データに基づき画像形成部により画像形成された画像形成紙を給紙させてスタック部に積載し、当該画像形成紙と前記スタック部における入替挿入用紙束とからなる複合用紙束を形成し、
前記入替挿入用紙束に対する用紙の挿入を行う場合には、第2の給紙手段によって、前記順番情報における挿入の順番に対応する前記給紙枚数目用の原稿画像データに基づき画像形成部により画像形成された画像形成紙を給紙させてスタック部に積載し、当該画像形成紙と前記スタック部における入替挿入用紙束とからなる複合用紙束を形成することが好ましい。
請求項1記載の発明によれば、第1の給紙手段から用紙が給紙されて用紙束が形成されるとともに、計数手段による計数情報に基づいて、第2の給紙手段からの給紙動作が行われ、第1及び第2の給紙手段から給紙された用紙からなる複合用紙束が形成されるため、例えばジャム時などに用紙処理装置のスタックトレイに無事に積載されていた用紙束を、第1の給紙手段から給紙して計数手段によりこの給紙枚数(用紙束の総枚数)を計数し、この給紙枚数の情報に基づいて、処理単位の1部として未完成なこの無事の用紙束に対する当該1部の残りの用紙を、第2の給紙手段から給紙して当該無事の用紙束と合わせて複合用紙束を形成し、当該1部を完成させることが可能となる。
また、例えば抜け落ちページや不良画像ページを含む用紙束を第1の給紙手段から給紙し、計数手段によりこの給紙枚数を計数し、当該抜け落ちページ又は不良画像ページ用の用紙を第2の給紙手段から給紙して当該用紙束と合わせて複合用紙束を形成し、処理単位としての1部を完成させることが可能となる。
このようにして、ジャム等によりスタックトレイに積載されていた用紙束を破棄することなく、あるいは、抜け落ちページや不良画像ページのある用紙束を破棄することなく、容易に再利用することができ、ひいては省資源化を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、第1の給紙手段からの給紙枚数が所定枚数に達したことが計数手段によって計数され、この計数情報に基づいて第2の給紙手段からの給紙に切り替えられるため、スタックトレイに積載されていた処理単位の1部として未完成な用紙束に対する当該1部の残りの用紙の補充が、単に第1の給紙手段から第2の給紙手段への給紙の切り替えによって行えるようになり、当該1部として完成される複合用紙束の形成を容易に行うことができる。
請求項3記載の発明によれば、再利用情報受付手段により再利用情報が受け付けられることによって、第1の給紙手段からの給紙や、計数手段による給紙枚数の計数がなされるため、用紙束を再利用するか否かがユーザによって容易に選択可能となる。
請求項4記載の発明によれば、所定枚数分の原稿画像を読み取って原稿画像記憶部に記憶し、この原稿画像データに基づいて画像形成を行い、用紙処理装置において所定の後処理を実行しているときにジャム等が発生した場合、用紙処理装置のスタック部に無事に積載されていた用紙束を、第1の給紙手段から給紙してスタック部に積載するとともに計数手段により給紙枚数を計数し、当該給紙枚数の情報に基づいて、処理単位の1部として未完成なこの無事の用紙束の残りの用紙(当該計数された給紙枚数目に続く、次頁以降用の原稿画像データに基づき画像形成された用紙)を、第2の給紙手段から給紙してスタック部に載置されている用紙束の上に積載し、この無事の用紙束と合わせて複合用紙束を形成することで当該1部を完成させることが可能となる。これにより、ジャム等によりスタック部に積載されていた用紙束を破棄せずに容易に再利用することができ、ひいては省資源化を図ることができる。
請求項5記載の発明によれば、挿入情報受付手段により挿入情報が受け付けられることによって、第1の給紙手段によって挿入紙搬入部からスタック部へ挿入紙が給紙されてこれが積載され、この挿入紙と、既にスタック部に積載されている無事の用紙束及び残りの用紙(画像形成された用紙)とからなる複合用紙束が形成される構成であるため、挿入紙(表紙、裏紙又は合紙等)の挿入を行う出力時(コピーや後処理時)においてジャム等が発生した場合においても、スタック部に積載されていた用紙束を破棄せずに容易に再利用することができ、ひいては省資源化を図ることができる。
請求項6記載の発明によれば、第1の給紙手段からの給紙枚数が順番の枚数に達したことが計数手段によって計数され、この計数情報に基づいて第2の給紙手段からの給紙に一時的に切り替えられるため、抜け落ちページや不良画像ページを含んでいた用紙束を計数し、入れ替え又は挿入を行うための所要の枚数目が計数されたときに、一時的に当該入替用又は挿入用の用紙(入替印刷紙又は挿入印刷紙)の給紙に切り替える、すなわち、単に一時的に給紙を切り替えることにより、処理単位の1部としての複合用紙束の形成を容易に行うことが可能となる。
請求項7記載の発明によれば、順番情報受付手段により順番情報が受け付けられることによって、制御手段の制御による第1の給紙手段からの給紙や、計数手段による給紙枚数の計数がなされる構成であるため、用紙の入れ替えや挿入を行うページ位置の指定をユーザが容易に行うことができる。
請求項8記載の発明によれば、抜け落ちページや不良画像ページを含み、入れ替えや挿入(追加)が必要な用紙束(入替挿入用紙束)を、第1の給紙手段から給紙してスタック部に積載する(ただし、入れ替えられた入替挿入用紙、すなわち不良画像ページは排出部へ排出される)とともに計数手段によってこの給紙枚数を計数し、入替え用又は挿入用の原稿画像が読み取られ、入替挿入画像記憶部に記憶された原稿画像データに基づいて画像形成が行われた入替印刷紙又は挿入印刷紙を、給紙枚数の情報及び順番情報に基づき、第2の給紙手段から給紙してスタック部に載置された入替挿入用紙の上に積載し、それぞれ当該入替挿入用紙束と合わせて複合用紙束を形成することにより、処理単位としての1部を完成させることができる。これにより、抜け落ちページや不良画像ページのある用紙束を破棄することなく、これらを容易に再利用することができ、ひいては省資源化を図ることができる。
以下、本発明に係る用紙処理装置の一例としての複写機について図面を参照しながら説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示している。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る用紙処理装置の一例である後処理部を備える複写機の内部構成を概略的に示す断面図である。複写機1は、画像形成部100を備えた本体部10、本体部10の上方に設置された原稿給送部200及び原稿読取部300、本体部10の下部に設置されたに給紙部400、本体部10の一側辺部に設置された後処理部500、本体部10のフロント部に設置された操作表示部600を備える。
原稿読取部300は、原稿の読み取りを行って原稿に対する画像データを生成するものである。原稿読取部300は、光学的に取得した原稿画像から画像データを生成するCCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等を備えたスキャナ301などからなり、その上面にコンタクトガラス302及びコンタクトガラス303を備える。原稿読取300は、コンタクトガラス302上に載置された原稿、又は原稿給送部200によってコンタクトガラス303に接するようにして搬送される原稿を走査しつつ取得した画像データを後述する制御部20へ出力する。
原稿給送部200は、原稿読取部300へ原稿を給送するものである。原稿給送部200は、原稿載置部201、搬入ローラ等を備えた搬入駆動部202、搬送ローラ203、排出ローラ204、排紙台205、及び原稿の有無を検出する原稿検出スイッチ206を備えており、原稿載置部201に載置された原稿を自動的に1枚ずつコンタクトガラス303に接触させつつ搬送し、原稿の露光走査後に排紙台205に排出する。また、原稿給送部200は可倒式に構成されており、コンタクトガラス302の上面を開放するように上方に持ち上げることにより、コンタクトガラス302の上面に、読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を載置することが可能に構成されている。
給紙部400は、画像形成部100へ用紙を給紙するとともに、画像形成部100で画像形成が行われた用紙を後処理部500へ向けて給紙するものである。給紙部400は、各サイズの用紙が収納される給紙カセット401、402、及び本体部10の一側方部に開閉自在に構成された手差しトレイ4031等からなる手差し給紙部403を備える。また、給紙部400は、給紙カセット401、402から画像形成部100を経て後処理部500へ用紙を搬送する搬送路404、手差し給紙部403から画像形成部100へ用紙を搬送する搬送路405を備える。各給紙カセット401、402及び手差し給紙部403は、収納されている用紙を取り出すためのピックアップローラ406、407、408、用紙を1枚ずつ各搬送路に送り出す給紙ローラ409、410、411を備える。搬送路404は、用紙を搬送する搬送ローラ412、413、及び搬送されてくる用紙を画像形成部100の手前で待機させるレジストローラ414を備える。搬送路405は、レジストローラ414の上流側で搬送路404と合流している。
画像形成部100は、給紙部400によって搬送されてきた用紙に対して所定の画像形成(印刷)を行うものである。画像形成部100は、同図中に示す矢印方向に回転可能に支持された感光体ドラム101、感光体ドラム101の周囲に配設された帯電部102、現像部103、クリーニング部104、レーザ走査ユニット105、転写ローラ106及び定着ローラ107を備える。
帯電部102は、感光体ドラム101の表面を所定電位に均一に帯電させるものである。レーザ走査ユニット105は、後述する画像記憶部30から送信された画像データに基づき、レーザービームを感光体ドラム101の表面に照射し、感光体ドラム101表面に静電潜像を形成するものである。現像部103は、静電潜像にトナーを付着させて画像(原稿画像)を顕在化させるものである。転写ローラ106は、搬送されてきた用紙を感光体ドラム101に押し付けた状態で、感光体ドラム101上に顕在化したトナー像をこの用紙に転写するものである。定着ローラ107は、用紙に転写されたトナー像を定着させるものである。定着ローラ107は、図略のヒートローラ及び圧ローラからなり、このヒートローラの熱によって用紙上のトナーを溶かし、圧ローラによって圧力をかけてトナーを用紙上に定着させるものである。クリーニング部104は、用紙への画像転写の終了後、感光体ドラム101の表面に残留したトナーを清掃するものである。
本体部10の上部には、用紙排出部108が配設され、定着ローラ107から搬送されてきた用紙は、排出ローラ109によって用紙排出部108に排出される。また、定着ローラ107から搬送されてきた用紙は、排出ローラ110によって後処理部500へ排出される。なお、用紙の搬送方向は、排出分岐ガイド111によって、排出ローラ109側と排出ローラ110側とに切り替え可能に構成されている。
操作表示部600は、ユーザの操作に応じて所定の指示入力を行うものである。操作表示部600は、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー601と、印刷部数等を入力するためのテンキー602と、各種複写動作の設定等を入力するための操作ガイド情報(メッセージ)等を表示すると共に、種々の操作ボタン等が表示される液晶表示器(LCD)等からなる表示器603とを備える。
後処理部500は、本体部10で画像形成処理(印刷処理)された後、排出(搬入)されてきた用紙(以降、本体部10で所定の画像形成が施された用紙のことを、適宜、印刷紙という)に対してステイプル処理等の後処理を行うものである。後処理部500は、排出ローラ110を経て搬入されてきた用紙に対してパンチ処理を行うパンチ処理部501、搬入された用紙の搬送を行う中間ローラ502、用紙束の排出に適した基準位置に位置調整するべく昇降機構503により昇降可能にされたメイントレイ504、後処理部500の上部一側面側に配設されたサブトレイ505、パンチ処理部501から搬送されてきた用紙、又は後述のステイプル処理部520から搬送されてきた用紙(用紙束)をメイントレイ504へ排出する排出ローラ506、パンチ処理部501から搬送されてきた用紙をサブトレイ505へ排出する排出ローラ507、用紙の搬送方向をメイントレイ504側とサブトレイ505側とステイプル処理部520側とのいずれかに切り替える所定数の分岐ガイド508、中間ローラ502から搬送されてきた用紙を一旦退避させる退避ドラム509、さらに、ステイプル処理部520、中折り処理部540、及びインサータ部560を備える。
なお、排出ローラ506は、中間ローラ502側から搬送されてきた用紙の裏表面の向きを反転させるべく逆回転可能な構成とされている。すなわち、排出ローラ506は、中間ローラ502側から搬送されてきた用紙を、当該用紙の後端部側が排出ローラ506の位置辺りにくるまで搬送し(用紙の先端側を排出ローラ506外へ突出させ)、その後、排出ローラ506の回転を逆回転させてこの用紙を矢印A方向に示す搬送経路でステイプル処理部520(スタックトレイ511)へ向けて搬送する。これにより、後述するインサータトレイ561から搬送された用紙が、裏表面が反転されてスタックトレイ511へ載置される。また、退避ドラム509は、ステイプル処理を行う用紙束が2部以上ある場合に、ステイプル処理後に排出される用紙束と、本体部10から新たに搬入されてくる次の用紙束の1枚目の用紙とが交錯しないように、この搬入された用紙束の1枚目を退避ドラム509に巻き付けた状態にして一旦退避させておき、2枚目の用紙と共にステイプル処理部520に導入することが可能な構成とされている。なお、退避ドラム509は、排出ローラ507から用紙を排出する際に排出ローラ507へ向けて用紙を搬送するべく回転可能に構成されている。
ステイプル処理部520は、中間ローラ502を経由して搬送されてきた用紙に対し、中綴じ処理等のステイプル処理を行うものである。ステイプル処理部520は、搬送されてきた用紙を用紙束として一時的に積載(スタック)しておくスタックトレイ511、スタックトレイ511の用紙載置面(後述の載置面516)に対して突没自在に設けられ、当該スタックトレイ511に搬入されてきた用紙の搬送を一時的に停止させるストッパ512、及びスタックトレイ511に載置された用紙束に対して綴じ処理を行うステイプラ513を備えている。なお、ストッパ512は無端ベルト512aに設けられ、この無端ベルト512aの回転(無端回転)に伴い上記用紙載置面に対して突没される構成となっている。
スタックトレイ511に搬入されてきた用紙は、その先端部がストッパ512に衝突して停止する。続いて搬入されてきた用紙も同じくストッパ512に衝突して停止する。このようにして所定枚数の用紙がスタックトレイ511上に順次重ねて載置され、用紙束が形成される。そして、この用紙束に対し、ステイプラ513によって搬送方向中央部にステイプル止めを行う中綴じ処理が行われる。なお、ステイプル処理部520は、ストッパ512の位置を無端ベルト512aの回転によって移動させ、ステイプラ513に対する用紙束の位置を搬送方向に平行移動させて位置決めすることにより、中綴じ処理の他に、用紙束の搬送方向の端部位置を綴じる端綴じ処理が選択的に可能な構成となっている。
このようにして綴じ処理が行われた用紙束は、無端ベルト512a及び無端ベルト514の回転に伴い排出ローラ506へ向けて搬送され、排出ローラ506によってメイントレイ504へ排出されたり、あるいは更に中折り処理を施すべく中折り処理部520へ搬送される。ただし、無端ベルト514には突起体515が設けられており、用紙束の排出が行われる場合、無端ベルト512aの回転に伴いストッパ512に押し上げられてきた用紙束は、更に、この無端ベルト515の回転に伴う突起体515によって後端部が押されながら排出ローラ506へ向けて搬送される。また、用紙束がスタックトレイ511から中折り処理部520へ向けて搬送されるときには、無端ベルト512aの時計回りの回転によりストッパ512が搬送路から退避(没入)する。
なお、スタックトレイ511には、用紙束が載置される載置面516を覆うように配置されたカバー体511aが設けられており、このカバー体511aに上記ステイプラ513におけるステイプルの針を受ける側のステイプルクリンチ513bが取り付けられている(載置面516のステイプルの針が設置されている側にはステイプルヘッド513aが取り付けられている)。カバー体511aの下方部(中折り処理部540側)は当該カバー体511aが載置面516に対して開閉自在となるように接合されており、このカバー体511aを開くことにより載置面516上に載置されている用紙束の取り出しが可能な構成とされている。また、スタックトレイ511の用紙搬送方向の両側部には、載置面516上に載置された用紙束の側縁を正確に位置合わせするための幅寄せ部材(図略)が設けられている。
ところで上記用紙束は、本体部10から搬送されてきた印刷紙、あるいは後述するインサータ部560により搬送されてきた挿入紙等に対してステイプル処理等の後処理を行うべく、スタックトレイ511(載置面516)に順次、当該印刷紙又は挿入紙が積載されている際に、例えば印刷紙がスタックトレイ511に到るまでの搬送路中で詰まったりするなどしてジャムが発生し、このとき既にスタックトレイ511に、折れ曲がりや破れ等の破損が無く無事(セーフ)に積載されていた印刷紙又は挿入紙からなる紙の束のことである。この用紙束のことを、以降、適宜、セーフ用紙束という。
中折り処理部540は、ステイプル処理部520によってステイプル処理が施された用紙束に対して中折り処理を行うとともに、中折り用排出トレイ541へこの用紙束の排出を行うものである。
インサータ部560は、ステイプル処理部520のスタックトレイ511に載置されている用紙(用紙束)に対して、表紙及び裏紙(カバー紙)や合紙(インサート紙)等の挿入紙の給紙を行うものである。インサータ部560は、挿入紙が載置されるインサータトレイ561と、インサータトレイ561に載置された挿入紙を装置内に取り込む取込機構562と、取り込んだ挿入紙を搬送ローラ563aによってパンチ処理部501へ向けて搬送する搬送路563と、インサータトレイ561上から取込機構562によって取り込まれる用紙の枚数(以降、適宜、取込枚数という)を計数するための枚数検出部564とを備える。なお、本第1の実施形態においては、インサータトレイ511に載置される用紙(取り込まれる用紙)は、挿入紙だけでなく、後述するセーフ用紙(束)も含まれる。
取込機構562は、ピックアップローラ565、給紙ローラ566、及び給紙ローラ566に対向する位置にある制動ローラ567等により構成される。インサータトレイ561に載置された用紙は、取込機構562によって1枚ずつ繰り出され、装置内(搬送路563)に取り込まれる。取込機構562によって取り込まれる際、まず、ピックアップローラ565及び給紙ローラ566の回転駆動が開始される。そして、用紙上にピックアップローラ565が圧接されて当該用紙がインサータトレイ561から1枚引き出される。この引き出された用紙は、給紙ローラ566と制動ローラ567との間のニップ部に送られる。制動ローラ567は、用紙がニップ部に送られてくると給紙ローラ566に従動回転する。また、制動ローラ567は、用紙が2枚以上ニップ部に送られてくると逆回転し、1枚目より下側(制動ローラ567側)の記録紙を押し戻す。これにより用紙の多数枚送りが防止される。
枚数検出部564は、回動腕部564aと計数用スイッチ部564bとを備える。回動腕部564aは、下方に向けて延びてなるアーム状のものであり、上端側が例えばピックアップローラ565の軸部に回動可能に支持されている。計数用スイッチ564bは、赤外線等の光線を発光する発光部と、この発光された光線を受光する受光部とを備えてなるフォトセンサであり、発光部及び受光部間の光軸が、用紙の取り込みに伴う回動腕部564aの矢印B方向に示す回転による回動腕部564aの先端部によって遮断・非遮断とされることによりON/OFF信号を出力する。
なお、枚数検出部564は、インサータトレイ561の回動腕部564aの先端(下端)部に対向する位置に配設された、上記と同様のフォトセンサである用紙検出用スイッチ部5641を備え、インサータトレイ561上に用紙が載置されてこの用紙の先端辺部に押されることによる回動腕部564aの回転(計数用スイッチ564bの位置までは回転しない)に伴う上記光軸の遮断・非遮断によりON/OFF信号を出力する。枚数検出部564は、このように、インサータトレイ561上に用紙が載置されているか否かの検出を行う用紙検出部としての機能も有している。上記各ON/OFF信号は後述する制御部20に入力される。
ところで、スタックトレイ511から取り出されたセーフ用紙束を、インサータトレイ561上に載置する際には、載置面516上に載置されていたときのセーフ用紙束の下面側(1枚目)が最上面にくるように全体を裏返した状態で載置される。これにより、セーフ用紙束が取込機構562により1ページ目から順に取り込まれる。ただし、取り込まれた各セーフ用紙は、ページの裏表面が逆になった状態でスタックトレイ511に積載されないように、順に、排出ローラ506の逆回転に基づく反転動作により裏表面が反転されてスタックトレイ511へ搬送されて積載される。
図2は、図1に示す複写機1の概略構成を示すブロック図である。複写機1は、装置全体の動作制御を司る制御部20を備える。制御部20は、レーザ走査ユニット105や定着ローラ107等からなる画像形成部100、搬入駆動部202や搬送ローラ203等からなる原稿給送部200、スキャナ301やコンタクトガラス303等からなる原稿読取部300、給紙カセット401や搬送路404等からなる給紙部400、ステイプル処理部520やインサータ部560等からなる後処理部500、スタートキー601や表示器603等からなる操作表示部600、画像記憶部30、及び画像処理部40などが接続されている。なお、後処理部500は、上記計数用スイッチ564bや用紙検出用スイッチ部5641を有する枚数検出部564等からなる検出部550を備える。
画像記憶部30は、原稿読取部300によって読み取られた所定枚数分の原稿の画像データや図略のネットワークI/F部等を介してPC等の情報処理装置から送信されてきた画像データを一時的に記憶するメモリである。画像処理部40は、画像データに対する例えばガンマ処理や拡大縮小処理といった各種画像処理を行うものである。
制御部20は、複写機1の制御プログラム等を記憶するROM(Read Only Memory)、一時的にデータを格納するRAM(Random Access Memory)、及び制御プログラム等をROMから読み出して実行するCPU等からなり、操作表示部600等から入力された所定の指示情報や、本装置の各所に設けられた各種センサからの検出信号に応じて装置全体の制御を行うものである。制御部20は、枚数計数部21、部数設定部22、挿入情報設定部23、再利用情報設定部24及び表示制御部25を備える。
枚数計数部21は、枚数検出部564からの出力信号(ON/OFF信号)に基づいて、インサータトレイ561上から搬送路563に搬入された(取り込まれた)、用紙の枚数を計数するものであり、所謂カウンタとして機能するものである。枚数計数部21は、用紙が搬入されて上記ON、OFFの切り替え動作が検出されるごとに積算(カウントアップ)を行い、搬入された用紙の総枚数を計数する。なお、枚数計数部21は、用紙検出用スイッチ部5641からの出力信号(ON/OFF信号)を受け付け、インサータトレイ561上に所定の用紙が載置されていることを識別する。
部数設定部22は、操作表示部600から入力された部数情報を設定する(受け付ける)ものである。部数情報とは、所定枚数からなる原稿を何部印刷(コピー)するか、あるいは印刷によって得られる用紙束(以降、適宜、印刷紙束という)の何部について、ステイプル処理等の後処理を行うかを示す情報である。例えば用紙10枚からなる用紙束を1部とし、部数設定部22に設定された部数が例えば10部であるとすると、用紙(印刷紙)10枚を1組としたものが10組作成される。なお、この「部数」は操作表示部600の例えばテンキー602から入力される。
挿入情報設定部23は、上記表紙及び裏紙や合紙等の挿入紙を、所定枚数からなる1部の印刷紙束におけるいずれのページ(ページ間)に挿入するか、すなわち、何枚目に挿入するかに関する挿入情報を設定する(受け付ける)ものである。この挿入情報は、操作表示部600から入力される。
ここで、図3に操作表示部600の拡大図を示す。操作表示部600から挿入情報を入力する場合、例えば図3に示すように、表示器603の挿入用紙選択領域604に表示された表紙ボタン605、裏紙ボタン506及び合紙ボタン607の中から所望のボタンが選択されて押下される。ただし、1部の印刷紙束に表紙及び/又は裏紙を挿入する場合、表紙ボタン605、裏紙ボタン506を押下することによって、それぞれ自動的に印刷紙束の先頭ページの前に、あるいは最終ページの後に表紙及び/又は裏紙が挿入される。
合紙を挿入する場合には、合紙ボタン607が押下された後、順番ボタン608が押下され、さらにテンキー602から当該合紙を印刷紙束の何枚目に挿入するかを示す順番が入力される。この場合、挿入情報設定部23に例えば順番が5番であると設定されると、先頭ページから数えて5枚目(5ページ目)と6枚目(6ページ目)との間に合紙が挿入される。
再利用情報設定部24は、ジャム等によってスタックトレイ511から取り出されたセーフ用紙束の再利用を行うことを示す再利用情報を設定する(受け付ける)ものである。再利用情報は、操作表示部600の例えば上記図3に示す再利用ボタン610の押下によって入力される。再利用情報設定部24は、再利用情報が設定されると、画像記憶部30による1部の印刷紙束に対応する枚数分の原稿画像データを記憶した状態を維持しつつ、装置各部をインサータ部560によるセーフ用紙束の取り込み、及び取り込む枚数の計数動が可能となるような状態(モード)に切り替える。
表示制御部25は、図3に示すような挿入情報を入力する画面等の各種設定画面(入力用画面)の表示操作部600への表示制御を行うものである。また、表示制御部25は、インサータ部560によりセーフ用紙束を取り込む際に、インサータトレイ561上にセーフ用紙束又は挿入紙が載置されていない場合等の、例えば「インサータトレイに用紙がセットされていません。用紙をセットして下さい。」などというメッセージ文の表示制御を行う。
ここで、上述のようにジャムが発生した場合に、搬送路に詰まった状態の用紙を取り除くなどしてジャムを解消した後、スタックトレイ511に積載されているセーフ用紙束を取り出し、このセーフ用紙束をインサータ部560により取り込んで再利用する場合の動作の概要について、以下、図4、5を用いて説明する。
図4は、挿入紙が挿入されていないセーフ用紙束の再利用動作、すなわち、本体部10から後処理部500に搬入される印刷紙に対して、インサータ部560による挿入紙の挿入を行わない所謂通常の出力時(出力モード時)においてジャムが発生した場合のセーフ用紙束の再利用動作を説明する図である。ただし上記出力とは、本体部10において画像形成を行う、又は後処理部500においてステイプル処理や中折り処理等の後処理を行うことを示す。
まず、例えば1部が10枚(10枚の原稿)からなる印刷紙束を5部出力する場合において、或る部数目に対する出力中にジャムが発生したとする(ジャムが発生しない時点で1部が完成した、すなわち10枚が全て揃った印刷紙束は、所定の後処理が行われて既に排出されている)。この場合、ユーザによって当該ジャムが解消された後、スタックトレイ511に積載されていたセーフ用紙束が取り出され、このセーフ用紙束がインサータトレイ561に上述のように裏返された状態で載置される。そして、セーフ用紙束が1枚ずつ順に搬送路563を経て後処理部500内に取り込まれ、枚数検出部564による取込枚数が計数されるとともにスタックトレイ511まで搬送され、スタックトレイ511上に重ねて積載される。当該取込枚数の計数により、セーフ用紙束の用紙枚数が例えば符号41に示す5枚であると検出される。
ここでは1部が10枚からなるため、この1部を完成させるため、すなわち、ジャム等により一部分のページしか給紙されなかった未完成の用紙束に対する、残りのページを補充するべく給紙を行う(以降、このことをリカバリーするという)ためには、符号42に示す6〜10枚目が必要となる。そこで、取込枚数の検出に基づき、6〜10枚目に対応する原稿画像データを用いて画像形成部100により画像形成が行われた5枚(6〜10枚目)の印刷紙が、本体部10から後処理部500へ搬入され、スタックトレイ511上に既に積載されている5枚(1〜5枚目)のセーフ用紙束の上に積載される。なお、6〜10枚目の原稿画像データは、予め原稿読取部300で10枚の原稿が読み取られて画像記憶部30に記憶されている、原稿10枚分の画像データのうちの6〜10枚目の画像データが用いられる(以下の図5の場合も同様)。
このように、セーフ用紙束がインサータトレイ561から取り込まれて取込枚数が計数され、この計数情報に基づいてセーフ用紙束(5枚)に対して1部の残りの用紙(5枚)が自動的に補充され、合計10枚からなる複合用紙束(1部)が形成(完成)される。この完成された複合用紙束は、所定の後処理が施された後、メイントレイ504や中折り用排出トレイ541へ排出される。このようにしてリカバリー動作(復帰動作)が行われた後は、符号43に示す残りの「部」に対する出力が順次行われる。
図5は、挿入紙が挿入されているセーフ用紙束の再利用動作、すなわち、本体部10から後処理部500に搬入される印刷紙に対して、インサータ部560による挿入紙の挿入を行う出力時(例えばインサートモード又はカバーモード時)においてジャムが発生した場合のセーフ用紙束の再利用動作を説明する図であり、(a)は、各印刷紙束に表紙が挿入される場合、(b)は、各印刷紙束に裏紙が挿入される場合、(c)は、各印刷紙束に表紙及び裏紙が挿入される場合、(d)は、各印刷紙束に合紙が挿入される場合を示す図である。
まず、図5(a)の場合、例えば1部が10枚からなる印刷紙束を、表紙付きで(表紙付きで1部が11枚となる)5部出力する際、或る部数目に対する出力中にジャムが発生したとする。このジャム解消後、ユーザによって、インサータトレイ561上に現在載置されている表紙束(挿入紙束)が一旦取り除かれるとともに、スタックトレイ511のセーフ用紙束が取り出され、当該表紙束が取り除かれたインサータトレイ561上にセーフ用紙束が裏返した状態で載置される。そして、取込枚数が計数されつつ順次セーフ用紙束が取り込まれ、スタックトレイ511まで搬送されて積載される。当該計数により、符号51aに示す1枚目の表紙を含む3枚が無事であったことが検出されると、図4に示す場合と同様、符号52aに示す4〜11枚目の印刷紙が自動的に本体部10側から補充されて1部の複合用紙束が完成し(リカバリーされ)、この複合用紙束に対する所定の後処理が行われて排出される。その後、以降の「部」に対する表紙を挿入するべく、ユーザによって一旦取り除かれていた表紙束が、ユーザによって再びインサータトレイ561上に載置され、符号53aに示す残りの「部」に対する出力が自動的に行われる。すなわち、スタックトレイ511に先ずインサータトレイ561から搬送されてきた表紙が積載され、その後、本体部10から搬送されてきた2〜11枚目の印刷紙が順次積載されて1部が完成し、これに所定の後処理が行われて排出される、という動作が最後の「部」(ここでは第5部)が完了するまで自動的に繰り返される。
次に、図5(b)の場合、例えば1部が10枚からなる印刷紙束を裏紙付きで5部出力する際、或る部数目に対する出力中にジャムが発生したとする。このジャム解消後、インサータトレイ561上の裏紙束(挿入紙束)が一旦取り除かれるとともに、スタックトレイ511から取り出されたセーフ用紙束が裏返された状態でインサータトレイ561上に載置され、その後、取込枚数が計数されつつ取り込まれてスタックトレイ511に積載される。当該計数により、符号51bに示す10枚が無事、すなわち、全ての印刷紙が無事であったことが検出されると、ユーザによってインサータトレイ561に裏紙が載置されてこれが取り込まれ、上記無事の10枚の印刷紙上に載置される。これによって1部の複合用紙束が完成され、所定の後処理が行われて排出される。その後は、上記インサータトレイ561に裏紙束が載置された状態のまま、自動的に符号53bに示す残りの「部」に対する出力が行われる。
また、図5(c)の場合、例えば1部が10枚からなる印刷紙束を表紙及び裏紙付きで5部出力する際(この場合、1部は、表紙及び裏紙を含めて12枚となる)、或る部数目に対する出力中にジャムが発生したとする。このジャム解消後、インサータトレイ561上の挿入紙束(ここでば、表紙と裏紙とは同一の紙を用いる)が一旦取り除かれるとともに、スタックトレイ511から取り出されたセーフ用紙束が裏返された状態でインサータトレイ561に載置され、その後、取込枚数が計数されつつ取り込まれてスタックトレイ511に積載される。当該計数により、符号51cに示す1枚目の表紙を含む3枚が無事であったことが検出されると、符号52cに示す4〜11枚目の印刷紙が自動的に本体部10側から補充される。そして更に、ユーザによってインサータトレイ561上に裏紙(符号53c参照)が載置されてこれが取り込まれ、11枚目の印刷紙上に積載されることにより、当該1部の複合用紙束が完成される。この複合用紙束は所定の後処理が行われて排出される。その後は、上記インサータトレイ561に挿入紙束が載置された状態のまま、自動的に符号54cに示す残りの「部」に対する出力が行われる。
また、図5(d)の場合、例えば1部が10枚からなる印刷紙束を合紙付きで5部出力する際(この場合、挿入する合紙の枚数に応じて1部の枚数が異なる;ここでは合紙を1部につき2枚挿入する)、或る部数目に対する出力中にジャムが発生したとする。このジャム解消後、インサータトレイ561上の合紙束(挿入紙束)が一旦取り除かれるとともに、スタックトレイ511から取り出されたセーフ用紙束が裏返された状態でインサータトレイ561に載置され、その後、取込枚数が計数されつつ取り込まれてスタックトレイ511に積載される。当該計数により、符号51dに示す3枚目の合紙を含む4枚が無事であったことが検出されると、符号52dに示す5枚目の印刷紙が自動的に本体部10側から補充される。そして、ユーザによってインサータトレイ561上に合紙(符号53d参照)が載置されてこれが取り込まれ、さらに符号54dに示す7〜12枚目の印刷紙が自動的に本体部10側から補充される。これにより、当該1部の複合用紙束が完成される。この複合用紙束は所定の後処理が行われて排出される。その後は、上記インサータトレイ561に合紙束が載置された状態のまま、自動的に符号55dに示す残りの「部」に対する出力が行われる。
図6は、図4に示す場合の複写機1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS1において、ジャム解消後にスタックトレイ511から取り出されたセーフ用紙束がインサータトレイ561上に載置され、このセーフ用紙束が載置されたことが用紙枚数検出部564の用紙検出用スイッチ部5641(枚数計数部21)によって検出される。ステップS2において、再利用ボタン610の押下により入力された再利用情報が、再利用情報設定部24に受け付けられて設定される。次に、ステップS3において、インサータ部560(第1給紙部)によるセーフ用紙束の給紙、すなわち、インサータトレイ561から取込機構562によるセーフ用紙束(セーフ用紙1枚)が取り込まれ、搬送路563を経由してスタックトレイ511へ向けての搬送が行われる。ステップS4において、当該セーフ用紙の給紙とともに枚数検出部564(枚数計数部21)による給紙枚数(取込枚数)の計数が行われ、ステップS5において、当該計数されたセーフ用紙がスタックトレイ511まで搬送されて積載される。
次にステップS6において、インサータ部560によるセーフ用紙束の給紙が終了していない場合には(ステップS6のNO)、上記ステップS3に戻って次のセーフ用紙の取り込み(給紙)が行われる。セーフ用紙束の給紙が終了した場合(ステップS6のYES)、すなわち、セーフ用紙束が全て取り込まれるとともにセーフ用紙束の給紙枚数が計数されてスタックトレイ511上への積載が完了した場合には、ステップS7において、上記給紙枚数の情報に基づいて、セーフ用紙束とともに1部を構成する残りの用紙(印刷紙)の給紙部400(第2給紙部)による給紙、すなわち、給紙カセット401、402又は手差しトレイ4031に収納されている用紙の画像形成部100への搬送、さらに当該画像形成部100により画像形成された印刷紙のスタックトレイ511へ向けての搬送が行われる。
ステップS8において、上記給紙部400による給紙とともに画像形成部100による画像形成が行われ、ステップS9において、当該画像形成された印刷紙がスタックトレイ511まで搬送され、上記ステップS5で積載されたセーフ用紙束の上から積載される。ステップS10において、給紙部400による印刷紙の給紙が終了していない場合には(ステップS10のNO)、上記ステップS7に戻って次の給紙が行われる。印刷紙の給紙が終了した場合、すなわち、1部のリカバリーが完了してセーフ用紙束と印刷紙とからなる複合用紙束が形成された場合には(ステップS10のYES)、ステップS11において、この複合用紙束に対するステイプル処理等の後処理が行われ、メイントレイ504等への排出が行われる。
図7は、図5に示す場合の複写機1の動作の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS21において、ジャム解消後、スタックトレイ511から取り出されたセーフ用紙束がインサータトレイ561上に載置され、当該セーフ用紙束が載置されたことが用紙検出用スイッチ部5641によって検出される。ステップS22において、再利用ボタン610の押下により入力された再利用情報が、再利用情報設定部24に受け付けられて設定される。次に、ステップS23において、インサータ部560(第1給紙部)によるセーフ用紙の給紙が行われる。ステップS24において、当該セーフ用紙の給紙とともに枚数検出部564(枚数計数部21)による給紙枚数の計数が行われ、ステップS25において、当該計数されたセーフ用紙がスタックトレイ511まで搬送されて積載される。
次にステップS26において、インサータ部560によるセーフ用紙束の給紙が終了していない場合には(ステップS26のNO)、上記ステップS3に戻って次のセーフ用紙の取り込みが行われる。セーフ用紙束の給紙が終了した場合(ステップS26のYES)、ステップS27において、枚数検出部564(枚数計数部21)の計数によるセーフ用紙束の枚数結果から、1部における挿入紙以外の全ての印刷紙が無事で、新たに印刷紙の本体部10からの補充を行う必要がないと判明した場合には(ステップS27のYES)、ステップS38において、当該スタックトレイ511に積載されているセーフ用紙束の上に、インサータ部560により取り込まれて搬送されてきた挿入紙(裏紙)が積載され、この裏紙付きのセーフ用紙束に対するステイプル処理等の後処理が行われ、メイントレイ504等への排出が行われる。
新たに印刷紙の本体部10からの補充を行う必要がある判明した場合には(ステップS27のNO)、ステップS28において、上記ステップS25においてスタックトレイ511上に載置されているセーフ用紙束の上に、更に積載させるための用紙が上記1部を構成する残りの印刷紙(補充ページ)である場合には(ステップS28のYES)、ステップS29において、給紙枚数の情報に基づいて、給紙部400(第2給紙部)によるスタックトレイ511へ向けての残りの印刷紙の給紙が行われ、ステップS30において、この給紙部400による給紙とともに画像形成部100による画像形成が行われ、ステップS31において、当該画像形成された印刷紙がスタックトレイ511まで搬送されて積載される。1部を構成する残りの印刷紙でない場合には(ステップS28のYES)、次のステップS32に進む。
ステップS32において、セーフ用紙束の上に更に積載させる用紙が、挿入紙(挿入ページ)である場合には(ステップS32のYES)、ステップS33において、インサータトレイ561上に挿入紙束が載置されたことが検出用スイッチ5641により検出され、ステップS34において、インサータ部560によるスタックトレイ511へ向けての挿入紙の給紙が行われ、ステップS35において、当該挿入紙が上記セーフ用紙束上に積載される。挿入紙でない場合には(ステップS32のYES)、次のステップS36に進む。ステップS36において、1部の最終ページである場合には、すなわち、スタックトレイ511上に、セーフ用紙束、印刷紙及び挿入紙(表紙、裏紙又は合紙)からなる1部の複合用紙束が完成されている場合には(ステップS36のYES)、ステップS37において、この複合用紙束に対するステイプル処理等の後処理が行われ、メイントレイ504等への排出が行われる。1部の最終ページでない場合には(ステップS36のNO)、上記ステップS28に戻る。
(第2実施形態)
本実施形態では、例えば抜け落ちページや不良画像ページを含む用紙束に対する、用紙の入替え又は挿入(追加)が行われる。以下、図8〜11を用いてこれを説明する。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機1aの概略構成を示すブロック図である。図8における複写機1aと、図2における複写機1とでは下記の点で異なる。すなわち、複写機1aでは、制御部20に部枚数情報設定部22a、順番情報設定部23a、入替挿入情報設定部24a及び表示制御部25aを備える。その他の構成は図2に示す複写機1と同様でありその説明を省略する。
部枚数情報設定部22aは、操作表示部600から入力された部枚数情報を設定する(受け付ける)ものである。部数情報とは、1部が何枚の用紙からなるかを示す情報である。この部枚数は操作表示部600の例えばテンキー602により入力される。ここで、図9に操作表示部600の拡大図を示す。操作表示部600から部数情報を入力する場合、例えば図9に示すように、表示器603に表示された部枚数ボタン621が押下され、引き続いてテンキー602により部枚数が入力される。なお、部枚数の設定を行うことによって、後述の入替挿入用紙束が複数部数分だけ重ね置き(積載)されているもの(入替挿入用紙束郡)をインサータトレイ561から取り込む際、枚数計数部21により計数された給紙枚数と当該部枚数の情報により、入替挿入用紙束郡における各「部」の区切りが検出できる、すなわち、現在、何部目における入替挿入用紙の給紙が行われているかを検出することが可能となる。
順番情報設定部23aは、操作表示部600から入力された順番情報を設定する(受け付ける)ものである。順番情報とは、所定部数の用紙束に対して用紙の入れ替えを行う場合の入替えページ、あるいは用紙の挿入を行う場合の挿入ページを示す情報であり、上記と同様に操作表示部600から入力される。この場合、例えば図9に示すように、表示器603に表示された入替ボタン622及び挿入ボタン623のいずれかのボタンが選択されて押下された後、順番ボタン624が押下され、引き続いてテンキー602により順番が入力されることにより設定される。順番情報設定部23aに、例えば入れ替えを行う順番が3番であると設定されると、入替挿入用紙束の先頭ページから数えて3枚目のページが他の用紙(ここでは、入替用原稿の読み取りにより得られた原稿画像データに基づいて画像形成がなされた印刷紙)と入れ替えられるようになる。また、例えば挿入する順番が7番であると設定されると、入替挿入用紙束の先頭ページから数えて7枚目と8枚目との間に他の用紙(ここでは、挿入用原稿の読み取りにより得られた原稿画像データに基づいて画像形成がなされた印刷紙)が挿入されるようになる。
なお、複数実行ボタン625は、複数枚からなる入替用原稿又は挿入用原稿を用いての用紙(印刷紙)の入替え又は挿入が行えるよう入力するボタンである。例えば3枚の入替用原稿(又は挿入用原稿)があるとすると、例えば複数実行ボタン625を押下した後、入替ボタン622(又は挿入ボタン623)及び順番ボタン624を押下し、テンキーにより例えば2番、5番、8番と順番を入力する。これにより、入替用原稿(又は挿入用原稿)に対して画像形成された3枚の印刷紙が、順に入替挿入用紙束の2、5、8ページ目に対して入れ替えされる。
上記用紙の入れ替え又は挿入が行われる用紙束のことを、以降、入替挿入用紙束という。この入替挿入用紙束は、具体的には、抜け落ちページや不良画像ページがあるステイプル止めされた冊子(用紙束)から、ステイプル等が取り外されて各ページが分離された状態に束ねられているものである。なお、上記所定部数の用紙束とは、ここでは、当該ステイプル等が取り外された入替挿入用紙束が、所定部数分、例えば10部とすると、10冊重ね置きされた状態になっている入替挿入用紙束群を示している。
入替挿入情報設定部24aは、操作表示部600の入替ボタン622又は挿入ボタン623の押下により入力された用紙入れ替えを行うことを示す入替情報、及び用紙挿入を行うことを示す挿入情報(これらを合わせて入替挿入情報という)を設定する(受け付ける)ものである。再利用情報設定部24は、入替挿入情報が設定されと、装置各部を、インサータ部560による入替挿入用紙の取り込み、及び取り込む枚数の計数動が可能となるような状態(モード)にする。
表示制御部25aは、図9に示すように、挿入情報を入力する画面等の各種設定画面(入力用画面)の表示操作部600への表示制御を行うものである。また、表示制御部24aは、所定の用紙束に対する用紙の入替え又は挿入を行う際、当該所定の用紙束が載置されていない場合等の、例えば「入替又は挿入を行う用紙束がインサータトレイにセットされていません。用紙束をセットして下さい。」などというメッセージ文の表示制御も行う。
図10は、入替用原稿を用いた入替用紙束に対する用紙の入れ替えを行う場合の複写機1aの動作の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS51において、インサータトレイ561上に載置された所定部数からなる入替用紙束(上記入替挿入用紙束を示す)が用紙検出用スイッチ部5641によって検出される。ステップS52において、操作表示部600の入替ボタン622の押下により入力された入替情報が、入替挿入情報設定部24aに受け付けられて設定される。ステップS53において、操作表示部600から入力された順番情報が、順番情報設定部23aに受け付けられて設定される。ステップS54において、操作表示部600から入力された部枚数情報が、部枚数情報設定部22aに受け付けられて設定される。
次にステップS55において、インサータ部560(第1給紙部)による入替用紙束の給紙、すなわち、インサータトレイ561から取込機構562による入替用紙束(入替用紙1枚)が取り込まれ、搬送路563を経由してスタックトレイ511へ向けての搬送が行われる。ステップS56において、当該入替用紙の給紙とともに枚数検出部564の検出情報に基づく枚数計数部21による給紙枚数の計数が行われる。ステップS57において、当該計数結果から、上記インサータトレイ561から取り込まれた入替用紙が、上記ステップS53において設定された入れ替えを行う順番に対応する枚数目のページ(入替えページ)である場合には(ステップS57のYES)、この入替用紙が、スタックトレイ511上に積載されずに、サブトレイ505へ排出される。
その後、ステップS60において、給紙部400(第2給紙部)によるスタックトレイ511へ向けての入替用の印刷紙(入替印刷紙)の給紙が行われ、ステップS61において、この給紙部400による給紙とともに画像形成部100による入替用原稿に対応する原稿画像データに基づく画像形成が行われ、ステップS62において、当該画像形成された入替印刷紙がスタックトレイ511まで搬送されて積載される。
上記取り込まれた入替用紙が、入れ替えを行う順番に対応する枚数目のページでない場合には(ステップS57のNO)、ステップS58において、この入替用紙をスタックトレイ511へ搬送して積載する。次に、ステップS63において、上記ステップS54で設定された部枚数情報、及び給紙枚数情報から、上記インサータトレイ561上に載置された所定部数の入替用紙束における1部の入替用紙束の最終ページである場合、すなわち、スタックトレイ511上に、入替用紙束、及び上記ステップS56における入替印刷紙からなる1部の複合用紙束が完成されている場合には(ステップS63のYES)、ステップS64において、この複合用紙束に対するステイプル処理等の後処理が行われ、メイントレイ504等への排出が行われる。1部の最終ページでない場合には(ステップS63のNO)、上記ステップS55に戻って次の入替用紙が給紙される。
ステップS65において、全ての部数の入替用紙束に対して当該入れ替えが完了した場合には(ステップS65のYES)、フロー終了となる。全ての部数に対しての当該入れ替えが完了していない場合には(ステップS65のNO)、上記ステップS55に戻って次の入替用紙が給紙される。
次に、図11は、挿入用原稿を用いた入替挿入用紙束に対する用紙の挿入を行う場合の複写機1aの動作の一例を示すフローチャートである。まず、ステップS71において、インサータトレイ561上に載置された所定部数からなる挿入用紙束(上記入替挿入用紙束を示す)が用紙検出用スイッチ部5641によって検出される。ステップS72において、挿入ボタン623の押下により入力された入替情報が、入替挿入情報設定部24aに受け付けられて設定される。ステップS73において、操作表示部600から入力された順番情報が、順番情報設定部23aに受け付けられて設定される。ステップS74において、操作表示部600から入力された部枚数情報が、部枚数情報設定部22aに受け付けられて設定される。
次にステップS75において、インサータ部560(第1給紙部)による挿入用紙束の給紙、すなわち、インサータトレイ561から取込機構562による挿入用紙束(挿入用紙1枚)が取り込まれ、搬送路563を経由してスタックトレイ511へ向けての搬送が行われる。ステップS76において、当該挿入用紙の給紙とともに枚数検出部564の検出情報に基づく枚数計数部21による給紙枚数の計数が行われる。ステップS77において、当該計数結果から、上記インサータトレイ561から取り込まれた挿入用紙が、上記ステップS73において設定された挿入を行う順番に対応する枚数目のページ(挿入ページ)である場合には(ステップS77のYES)、この挿入用紙がスタックトレイ511へ搬送されて積載される。そして、ステップS80において、給紙部400(第2給紙部)によるスタックトレイ511へ向けての挿入用の印刷紙(挿入印刷紙)の給紙が行われ、ステップS81において、この給紙部400による給紙とともに画像形成部100による挿入用原稿に対応する原稿画像データに基づく画像形成が行われ、ステップS82において、当該画像形成された挿入印刷紙がスタックトレイ511まで搬送され、上記挿入用紙の上に積載される。
上記取り込まれた挿入用紙が、挿入を行う順番に対応する枚数目のページでない場合には(ステップS77のNO)、ステップS78において、この挿入用紙がスタックトレイ511へ搬送されて積載される。次に、ステップS83において、上記ステップS74で設定された部枚数情報、及び上記ステップS76における給紙枚数情報から、上記インサータトレイ561上に載置された所定部数の挿入用紙束における1部の挿入用紙束の最終ページである場合、すなわち、スタックトレイ511上に、挿入用紙束、及び挿入印刷紙からなる1部の複合用紙束が完成されている場合には(ステップS83のYES)、ステップS84において、この複合用紙束に対するステイプル処理等の後処理が行われ、メイントレイ504等への排出が行われる。1部の最終ページでない場合には(ステップS83のNO)、上記ステップS75に戻って次の挿入用紙が給紙される。
ステップS85において、全ての部数の挿入用紙束に対して当該挿入が完了した場合には(ステップS85のYES)、フロー終了となる。全ての部数に対しての当該挿入が完了していない場合には(ステップS85のNO)、上記ステップS75に戻って次の挿入用紙が給紙される。
以上のように本発明の用紙処理装置によれば、ジャム時に後処理部500のスタックトレイ511に無事に積載されていたセーフ用紙束が、インサータ部560(第1の給紙手段)から給紙されて枚数検出部564(枚数計数部21)により給紙枚数が計数され、この給紙枚数の情報に基づいて、処理単位(1部)として未完成なセーフ用紙束の残りの用紙(当該計数された給紙枚数目に続く、次頁以降用の原稿画像データに基づき印刷された印刷紙)が、給紙部400(第2の給紙手段)から給紙されてセーフ用紙束と合わせられて複合用紙束が形成され、処理単位としての1部が完成される。
また、例えば抜け落ちページや不良画像ページを含む入替挿入用紙束がインサータ部560から給紙されて枚数検出部564によりこの給紙枚数が計数され、当該抜け落ちページ用の挿入印刷紙、又は不良画像ページ用の入替印刷紙が第2の給紙部400から給紙されてセーフ用紙束と合わせられて複合用紙束が形成され、処理単位としての1部が完成される。このようにして、ジャム等によりスタックトレイ511に積載されていた用紙束を破棄することなく、あるいは、抜け落ちページや不良画像ページのある用紙束を破棄することなくこれらを容易に再利用することができ、ひいては省資源化を図ることができる。
また、インサータ部560からの給紙枚数が所定枚数に達したことが枚数検出部564によって計数され、この計数情報に基づいて給紙部400からの給紙に切り替えられるため、スタックトレイ511に積載されていたセーフ用紙束に対する残りの用紙(印刷紙)の補充が、単にインサータ部560から給紙部400への給紙の切り替えによって行えるようになり、セーフ用紙束と印刷紙とからなる複合用紙束の形成を容易に行うことができる。
また、再利用情報設定部24により再利用情報が受け付けられることによって、インサータ部560からの給紙や、枚数検出部564による給紙枚数の計数がなされるため、用紙束を再利用するか否かがユーザによって容易に選択可能となる。
また、挿入情報設定部23により挿入情報が受け付けられることによって、インサータ部560によりインサータトレイ561からスタックトレイ511へ挿入紙が給紙され、この挿入紙と、スタックトレイ511に既に積載されているセーフ用紙束及び印刷紙とからなる複合用紙束が形成されるため、挿入紙(表紙、裏紙又は合紙等)の挿入を行う出力時(例えばカバーモードやインサートモード時)にジャム等が発生した場合でも、スタックトレイ511に積載されていたセーフ用紙束を破棄せずに容易に再利用することができ、ひいては省資源化を図ることができる。
また、インサータ部560からの給紙枚数が順番の枚数に達したことが枚数検出部564によって計数され、この計数情報に基づいて給紙部400からの給紙に一時的に切り替えられる構成を利用して、入替挿入用紙束と、入替印刷紙又は挿入印刷紙とからなる複合用紙束の形成を容易に行うことができる。
また、順番情報設定部23aにより順番情報が受け付けられることによって、インサータ部560からの給紙や、枚数検出部564による給紙枚数の計数がなされる構成であるため、用紙の入れ替えや挿入を行うページ位置のユーザによる指定が容易に行えるようになる。なお、本発明は以下の態様をとることができる。
(A)枚数検出部564は、ピックアップローラの位置に設けなくともよく、インサータトレイ561からスタックトレイ511に到る経路であればいずれの場所に設けてもよい。この場合、インサータ部560の搬送路563に設けることが好ましい。また、インサータ部560からの給紙枚数を計数する手段としては、回動腕部564aや計数用スイッチ部564bを備えた機械的なスイッチの他、フォトセンサなどの光学センサを使用したものでもよい。
(B)用紙処理装置(後処理部500)が画像形成部及び給紙部(第2の給紙手段)を設えたものであってもよい。
(C)インサータ部560で取り込んだ用紙の反転は、排出ローラ506に限らず、排出ローラ507や退避ドラム509で行ってもよい。
(D)入替用紙の排出先は、サブトレイ505でなくともよく、例えばメイントレイ504、あるいは入替用紙専用に別途設けたトレイであってもよい。
本発明の第1の実施形態に係る用紙処理装置の一例である後処理部を備える複写機の内部構成を概略的に示す断面図である。 図1に示す複写機の概略構成を示すブロック図である。 操作表示部の拡大図である。 挿入紙が挿入されていないセーフ用紙束の再利用動作を説明する図である。 挿入紙が挿入されているセーフ用紙束の再利用動作を説明する図であり、(a)は各印刷紙束に表紙が挿入される場合、(b)は各印刷紙束に裏紙が挿入される場合、(c)は各印刷紙束に表紙及び裏紙が挿入される場合、(d)は各印刷紙束に合紙が挿入される場合を示す図である。 図4に示す場合の複写機の動作の一例を示すフローチャートである。 図5に示す場合の複写機の動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機の概略構成を示すブロック図である。 操作表示部の拡大図である。 入替用原稿を用いた入替用紙束に対する用紙の入れ替えを行う場合の複写機の動作の一例を示すフローチャートである。 挿入用原稿を用いた入替挿入用紙束に対する用紙の挿入を行う場合の複写機の動作の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
1、1a 複写機(画像形成装置)
10 本体部(外部装置)
20 制御部(制御手段)
21 枚数計数部(計数手段)
22 部数設定部
22a 部枚数情報設定部
23 挿入情報設定部(挿入情報受付手段)
23a 順番情報設定部(順番情報受付手段)
24 再利用情報設定部(再利用情報受付手段)
24a 入替挿入情報設定部
25、25a 表示制御部
30 画像記憶部(原稿画像記憶部、入替挿入画像記憶部)
100 画像形成部
400 給紙部(第2の給紙手段)
401、402 給紙カセット
403 手差し給紙部
404、405 搬送路
500 後処理部(後処理装置、用紙処理装置)
501 パンチ処理部
504 メイントレイ
505 サブトレイ(排出部)
506、507 排出ローラ
508 分岐ガイド
509 退避ドラム
511 スタックトレイ(スタック部)
511a カバー体
512 ストッパ
512a、514 無端ベルト
513 ステイプラ
520 ステイプル処理部
540 中折り処理部
560 インサータ部(第1の給紙手段)
561 インサータトレイ(挿入紙搬入部)
563 搬送路
564 枚数検出部(計数手段)
564a 回動腕部
564b 計数用スイッチ部
5641 用紙検出用スイッチ部
565 ピックアップローラ
566 給紙ローラ
567 制動ローラ
600 操作表示部
602 テンキー
603 表示器
604 挿入用紙選択領域
605 表紙ボタン
506 裏紙ボタン
607 合紙ボタン
608、624 順番ボタン
610 再利用ボタン
621 部枚数ボタン
622 入替ボタン
623 挿入ボタン
625 複数実行ボタン

Claims (8)

  1. 装置本体に設けられ、処理すべき用紙を給紙するための第1の給紙手段と、
    第1の給紙手段からの給紙枚数を計数する計数手段と、
    装置本体又は外部装置に設けられ、処理すべき用紙を給紙するための第2の給紙手段と、
    第1の給紙手段から用紙を給紙させて用紙束を形成させるとともに、計数手段による計数情報に基づく第2の給紙手段からの給紙動作を可能とさせ、第1及び第2の給紙手段からの用紙の給紙による複合用紙束を形成させる制御手段とを備えることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記制御手段は、第1の給紙手段からの給紙枚数が所定枚数に達したことが前記計数手段によって計数されたときに、当該第1の給紙手段による給紙から第2の給紙手段による給紙に切り替えることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 前記用紙束の再利用を行うことを示す再利用情報を受け付ける再利用情報受付手段をさらに備え、
    前記制御手段は、再利用情報受付手段によって受け付けられた再利用情報に基づいて、第1の給紙手段から給紙を行わせるとともに、前記計数手段に当該第1の給紙手段からの給紙枚数を計数させることを特徴とする請求項1又は2記載の用紙処理装置。
  4. 用紙処理装置が画像形成装置の後処理装置として用いられるものであって、
    前記画像形成装置の本体部は、所定枚数分の原稿画像データを記憶する原稿画像記憶部と、前記原稿画像記憶部によって記憶された原稿画像データに基づいて用紙に対する画像形成を行う画像形成部とを備え、
    前記用紙処理装置としての後処理装置は、内部に設けられた、用紙を一時的に積載するためのスタック部を備え、
    第1の給紙手段は、後処理装置における所定の挿入紙が載置される挿入紙搬入部からの給紙を行うものであり、第2の給紙手段は、前記画像形成部からの前記画像形成紙の給紙を行うものであって、
    前記制御部は、前記再利用情報に基づいて、第1の給紙手段によって前記用紙束を挿入紙搬入部から給紙させてスタック部に積載するとともに、計数手段によって挿入紙搬入部からの前記用紙束の給紙枚数を計数させ、第2の給紙手段によって、当該計数された給紙枚数目に続く、次頁以降用の原稿画像データに基づき画像形成部により画像形成された画像形成紙を給紙させてスタック部に積載し、当該画像形成紙と前記用紙束とからなる複合用紙束を形成することを特徴とする請求項3記載の用紙処理装置。
  5. 前記挿入紙を前記所定枚数の画像形成紙における何枚目に挿入するかを示す挿入情報を受け付ける挿入情報受付手段をさらに備え、
    前記制御手段は、挿入情報受付手段によって受け付けられた挿入情報に基づいて、第1の給紙手段によって挿入紙を挿入紙搬入部から給紙させてスタック部に積載し、当該挿入紙と前記スタック部に積載される画像形成紙及び用紙束とからなる複合用紙束を形成することを特徴とする請求項4記載の用紙処理装置。
  6. 前記制御手段は、第1の給紙手段からの給紙枚数が所定の順番の枚数に達したことが前記計数手段によって計数されたときに、当該第1の給紙手段による給紙から第2の給紙手段による給紙に一時的に切り替えることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  7. 用紙の入替え又は挿入用の前記順番を示す順番情報を受け付ける順番情報受付手段をさらに備え、
    前記制御手段は、順番情報受付手段によって受け付けられた順番情報に基づいて、第1の給紙手段から給紙を行わせるとともに、前記計数手段に当該第1の給紙手段からの給紙枚数を計数させることを特徴とする請求項6記載の用紙処理装置。
  8. 用紙処理装置が画像形成装置の後処理装置として用いられるものであって、
    前記画像形成装置の本体部は、前記入替え又は挿入用の原稿画像データを記憶する入替挿入画像記憶部と、前記入替挿入画像記憶部によって記憶された原稿画像データに基づいて用紙に対する画像形成を行う画像形成部とを備え、
    前記用紙処理装置としての後処理装置は、前記入替えが行われた用紙を排出する排出部と、内部に設けられた、用紙を一時的に積載するためのスタック部とを備え、
    第1の給紙手段は、後処理装置における所定の挿入紙が載置される挿入紙搬入部からの給紙を行うものであり、第2の給紙手段は、前記画像形成部からの前記画像形成紙の給紙を行うものであって、
    前記制御部は、前記順番情報に基づいて、第1の給紙手段によって挿入紙搬入部から前記入替え又は挿入がなされる入替挿入用紙束を給紙させてスタック部に積載するとともに、計数手段によって挿入紙搬入部からの当該入替挿入用紙束の給紙枚数を計数させ、
    前記入替挿入用紙束に対する用紙の入替えを行う場合には、前記順番情報における入替えの順番に対応する前記給紙枚数目の入替挿入用紙を排出部に排出するとともに、第2の給紙手段によって、当該給紙枚数目用の原稿画像データに基づき画像形成部により画像形成された画像形成紙を給紙させてスタック部に積載し、当該画像形成紙と前記スタック部における入替挿入用紙束とからなる複合用紙束を形成し、
    前記入替挿入用紙束に対する用紙の挿入を行う場合には、第2の給紙手段によって、前記順番情報における挿入の順番に対応する前記給紙枚数目用の原稿画像データに基づき画像形成部により画像形成された画像形成紙を給紙させてスタック部に積載し、当該画像形成紙と前記スタック部における入替挿入用紙束とからなる複合用紙束を形成することを特徴とする請求項7記載の用紙処理装置。
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