JP2005239343A - ヤードクレーンの運転方法、および運転システム - Google Patents

ヤードクレーンの運転方法、および運転システム Download PDF

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Abstract

【課題】 自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に行うことでコンテナヤードにおけるコンテナの荷役作業の効率を高めること。
【解決手段】 荷役レーン2に停止したシャシSに対して荷役作業を行うヤードクレーン10を備え、前記シャシSの上方に配置した前記コンテナCを下降させて前記シャシSに載せる作業がオペレータの手動運転によって実施されるととともに、その他の作業が自動運転によって実施されるヤードクレーンの運転システムにおいて、前記荷役レーン2に停車した前記シャシSの存在を検出するセンサ28と、該センサ28の出力に基づいて前記ヤードクレーン10の運転を自動運転から手動運転へ切り換える切換タイミングを決定するセンサ制御部29とを設けた。
【選択図】 図1

Description

本発明は、コンテナヤードにて、シャシ(コンテナ搬送用トレーラ)に対してコンテナの荷役を行うヤードクレーンの運転方法および運転システムに関する。
例えば、蔵置エリアに蔵置されたあるコンテナをシャシに搭載する場合は、ヤードクレーンを自走させてあるコンテナが含まれるコンテナの山を跨ぐように配置するとともに、シャシを荷役レーンに進入させてヤードクレーンの直下で停止させる。そして、トロリをあるコンテナの直上に移動させ、スプレッダを下降させてあるコンテナを掴ませ、スプレッダを上昇させてあるコンテナを吊り上げ、あるコンテナを吊り上げたトロリを荷役レーンに停止させたシャシの直上に移動させ、スプレッダを下降させてあるコンテナをシャシ上に降ろす。
また、シャシに搭載されたコンテナを蔵置エリアのある位置に降ろす場合、ヤードクレーンを自走させてコンテナを降ろすべきある位置を跨ぐように配置するとともに、コンテナを搭載したシャシを荷役レーンに進入させてヤードクレーンの直下で停止させる。そして、トロリをシャシの直上に移動させ、スプレッダを下降させてコンテナを掴ませ、スプレッダを上昇させてコンテナを吊り上げ、コンテナを吊り上げたトロリを、コンテナを降ろすべきある位置の直上に移動させ、スプレッダを下降させてコンテナをある位置に降ろす。
特開平10−236770
従来は、ヤードクレーンの運転をオペレータが手動で行っているため、オペレータに高い技能と習熟が求められるだけでなく、作業中の身体的な負担が大きい。そこで、オペレータの負担を軽減すべく作業を自動化させる技術開発がすすめられているが、一部の作業はオペレータが手動で行う必要がある。この場合、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に行うことが荷役作業の効率を向上させる上で課題となっている。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものであり、自動運転から手動運転への移行タイミングを適切に行うことでコンテナヤードにおけるコンテナの荷役作業の効率を高めることを目的としている。
上記の課題を解決するための手段として、次のような構成のヤードクレーンの運転方法および運転システムを採用する。
請求項1に記載の発明は、コンテナヤードにてコンテナの荷役作業を行うヤードクレーンの運転方法であって、荷役レーンに停車したシャシに対して該シャシの上方に配置した前記コンテナを下降させて載せる作業、ならびに前記シャシに載せられた前記コンテナの上方に配置したスプレッダを下降させて前記コンテナを掴む作業をオペレータの手動運転によって実施し、その他の作業を自動運転によって実施し、前記自動運転から手動運転への切り換えを、前記荷役レーンに停車した前記シャシの存在を検出することで行うことを特徴とする。
この発明においては、センサがシャシの存在を検出することで、自動運転から手動運転へ移行するタイミングの適切化が図れる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のヤードクレーンの運転方法において、前記荷役レーンに停車した前記シャシの存在の検出を、検出開始から所定時間無視することを特徴とする。
この発明においてはレーンが複数存在する場合、例えば荷役レーンとセンサとの間に追い越し用の通行レーンが設けられている場合、通行レーンを通過するシャシを誤って検出することが防がれる。出力を無視する時間としては、通行レーンがセンサ前を通過するのに十分な時間とすればよい。
さらに、本発明においては、好ましくは、オペレータがモニタに映し出された映像を見ながらヤードクレーンを操作し、シャシに対してコンテナの荷役を行うヤードクレーンの運転方法であって、前記モニタに、前記コンテナを掴むスプレッダの映像、前記コンテナの映像、および前記シャシの映像を選択的に表示する、前記スプレッダで掴んで吊り上げた前記コンテナを前記シャシに向けて下降させる前に、前記モニタに、前記スプレッダの全体映像を表示する、または、前記スプレッダで掴んで吊り上げた前記コンテナを前記シャシに向けて下降させる前に、前記モニタに、前記シャシが停止すべき位置の映像を表示する、または、前記スプレッダで掴んで吊り上げた前記コンテナを前記シャシに向けて下降させる過程で、前記モニタに、前記コンテナと前記シャシとを斜め上方からひとつの視野に収めた映像を表示する、または、前記スプレッダで掴んで吊り上げた前記コンテナを前記シャシに載せる際に、前記モニタに、前記コンテナと前記シャシとを側方からひとつの視野に収めた映像を表示する、または、前記シャシに載せた前記コンテナを前記スプレッダで掴む際に、前記モニタに、前記コンテナと前記スプレッダとの連結部分の映像を表示する、または、前記スプレッダで掴んだ前記コンテナを吊り上げる際に、前記モニタに、前記コンテナと前記シャシとを側方からひとつの視野に収めた映像を表示するようにしてもよい。
請求項3に記載の発明は、荷役レーンに停車したシャシに対して該シャシの上方に配置した前記コンテナを下降させて載せる作業、ならびに前記シャシに載せられた前記コンテナの上方に配置したスプレッダを下降させて前記コンテナを掴む作業がオペレータの手動運転によって実施され、その他の荷役作業が自動運転によって実施されるヤードクレーンの運転システムにおいて、前記荷役レーンに停車した前記シャシの存在を検出するセンサと、前記ヤードクレーンの運転を自動運転から手動運転へ切り換える切換タイミングを前記センサの出力に基づいて定めるセンサ制御部とを備えていることを特徴とする。
この発明においては、センサがシャシの存在を検出することで、自動運転から手動運転へ移行するタイミングの適切化が図れる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のヤードクレーンの運転システムにおいて、前記センサ制御部は、前記センサの検出出力を検出開始から所定時間無視することを特徴とする。
この発明においてはレーンが複数存在する場合、例えば荷役レーンとセンサとの間に追い越し用の通行レーンが設けられている場合、通行レーンを通過するシャシを誤って検出することが防がれる。出力を無視する時間としては、通行レーンがセンサ前を通過するのに十分な時間とすればよい。
さらに、本発明においては、好ましくはオペレータがモニタに映し出された映像を見ながらヤードクレーンを操作し、シャシに対してコンテナの荷役を行うヤードクレーンの運転システムであって、前記コンテナを掴むスプレッダの映像、前記コンテナの映像および前記シャシの映像を選択的に表示するモニタを備えるようにしてもよい。
さらに、前記スプレッダの全体を視野に収める第1のカメラを備え、該第1のカメラが捕らえた前記スプレッダの全体映像を前記モニタに表示する、または、前記シャシが停止すべき位置を視野に収める第2のカメラを備え、該第2のカメラが捕らえた前記シャシの停止位置の映像を前記モニタに表示する、または、前記コンテナと前記シャシとを斜め上方からひとつの視野に収める第3のカメラを備え、該第3のカメラが捕らえた前記スプレッダおよび前記コンテナの映像を前記モニタに表示する、または、前記コンテナと前記シャシとを側方からひとつの視野に収める第4のカメラを備え、該第4のカメラが捕らえた前記コンテナおよび前記シャシの映像を前記モニタに表示する、または、前記コンテナと前記スプレッダとの連結部分を視野に収める第5のカメラを備え、該第5のカメラが捕らえた前記コンテナおよび前記スプレッダの映像を表示するようにしてもよい。
本発明によれば、自動運転から手動運転へ移行するタイミングを適切化することで、コンテナターミナル全体としての荷役効率を向上させることができる。
また、センサ制御部がセンサの検出出力を検出開始から所定時間無視することで、通行レーンを通過するシャシの誤検出を防ぐことができる。
本発明の実施形態を図1から図10を参照して説明する。
図1に示すコンテナヤードには、実際にコンテナCが段積みされて蔵置される蔵置エリア1と、シャシSが蔵置エリア1に隣接して停車される荷役レーン2と、有人のシャシSを蔵置エリア1に沿って走行させる通行レーン3とが設けられており、蔵置エリア1、荷役レーン2、および通行レーン3を跨ぐようにヤードクレーン10が配置されている。蔵置エリア1、荷役レーン2、および通行レーン3は互いに平行に延在して設けられており、ヤードクレーン10は、別個に設けられたオペレーション室(図示略)に居るオペレータによって遠隔操作され、蔵置エリア1や荷役レーン2の延在する方向に自走しながら、荷役レーン2に停止したシャシSと蔵置エリア1との間でコンテナCの荷役を行う。
なお、蔵置エリア1と荷役レーン2との間でコンテナCの荷役を行いやすいように、また安全上の観点から蔵置エリア1と荷役レーン2とが隣接し、通行レーン3は荷役レーン2の外側に位置している。
ヤードクレーン10は、図2に示すように、門形の本体11と、本体の両脚部11a,11bにそれぞれ設けられた複数の走行輪12と、本体11の上部梁11c上を移動可能に設けられたトロリ13と、トロリ13からワイヤ14を介して吊り下げられたスプレッダ15とを備えている。走行輪12は、図示しない駆動装置によって回転駆動され、ヤードクレーン10を前後に走行させる。トロリ13は、上部梁11cに沿って移動し、蔵置エリア1や荷役レーン2の延在する方向に対して直交する方向にスプレッダ15を移動させる。スプレッダ15は、トロリ13からワイヤ14を巻き上げたり送り出したりすることで上下方向に移動する。さらに、スプレッダ15は、図3に示すように、コンテナCの上面の四隅にそれぞれ設けられた係止穴Caに、スプレッダ15の四隅にそれぞれ設けられたフックピン15aを挿入し、フックピン15aを90°回転させて係止穴Caにフックピン15aを係止させることでコンテナCを掴む。また、スプレッダ15は、前後のブーム15bを伸縮することで全長20フィート、40フィート、45フィートの各サイズのコンテナに対応することが可能である。
ヤードクレーン10は、荷役レーン2に停止している空のシャシSの直上に配置したコンテナCを下降させてシャシSに載せる作業、ならびに荷役レーン2に停止しているシャシSに載せられたコンテナCの直上に配置したスプレッダ15を下降させてコンテナCを掴む作業については、オペレータの手動運転によって実施する。その他の作業、例えば蔵置エリア1に蔵置されたコンテナCをシャシSに載せるために荷役レーン2に停止している空のシャシSの直上まで搬送する作業や、スプレッダ15で掴んだコンテナCを搬送し蔵置エリア1の何処かに蔵置する作業については、自動運転制御装置5により、オペレータを介在しない自動運転によって実施する。自動運転は蔵置エリア1上で、手動運転は荷役レーン2上で行われるので、門形の本体11下の空間は、蔵置エリア1の上方の空間を自動運転領域、荷役レーン2の上方の空間を手動運転領域というように認識される。
また、図1に示すように、ヤードクレーン10のトロリ13には、上方からスプレッダ15の全体を視野に収めるカメラ(第1のカメラ)21と、同じく上方から本体11直下の荷役レーン(シャシSが停止すべき位置)2を視野に収めるカメラ(第2のカメラ)22とが設置されている。
ヤードクレーン10の一方の脚部11aには、ほぼ中間の高さに、下降途中のコンテナCとシャシSとを斜め上方からひとつの視野に収めるカメラ(第3のカメラ)25が設置されている。また、脚部11aには、走行輪12が設けられた下端にほぼ等しい高さに、コンテナCとシャシSとを側方からひとつの視野に収めるカメラ(第4のカメラ)26a,26bが設置されている。カメラ26a,26bは、シャシSの前後に向けてそれぞれ設けられており、一方のカメラ26aはシャシSの前端を視野に収め、他方のカメラ26bはシャシSの後端を視野に収めるようになっている。
スプレッダ15には、ビーム15bの先端に、コンテナCとスプレッダ15との連結部分を視野に収めるカメラ(第5のカメラ)27a〜27dが設置されている。カメラ27a〜27dは、コンテナCの上面の四隅に向けてそれぞれ設けられており、スプレッダ15がコンテナCを掴んだ状態では、カメラ27aはスプレッダ15の前左隅とコンテナCの上面及び下端の前左隅とをひとつの視野に収め、カメラ27bはスプレッダ15の前右隅とコンテナCの上面及び下端の前右隅とをひとつの視野に収め、カメラ27cはスプレッダ15の後左隅とコンテナCの上面及び下端の後左隅とをひとつの視野に収め、カメラ27dはスプレッダ15の後右隅とコンテナCの上面及び下端の後右隅とをひとつの視野に収めるようになっている。なお、前後左右は図2に記した方向の表示に従う(以下も同様)。
またヤードクレーン10の荷役レーン2側の脚部11a下部には、荷役レーン2にシャシSが停車しているか否かを検出するセンサ28が設けられている。センサ28は図4に示したようにシャシSのほぼ真横からレーザLをスキャン照射し、シャシSに反射されたレーザを検出することで、シャシSの存在を検出する。図の符号LaはレーザLのスキャンエリアである。スキャンエリアLaは以下の基準で定められている。シャシSのコンテナ受面の高さは地上高さ1200mmが一般的であるが、他に1400mmのもの等、種々存在し得る。そこで本センサ28は受面高さの変動条件を1000〜1600mmとする。また、シャシSの側面部分の厚さ寸法もばらつくことを想定し、200mmを下限として想定する。すなわち、本実施形態のセンサ28は、スキャン範囲Laを高さ800mm〜1600mmとする。
またセンサ28はセンサ制御部29によりセンサ28の検出出力が処理され、処理結果が自動運転制御装置5に出力される。
図5には、ヤードクレーン10を遠隔操作するための操作装置30を示す。操作装置30には、ヤードクレーン10の各所に設置したカメラが捕らえた映像を表示する2つのモニタ31,32と、コンテナC、シャシS、ヤードクレーン10のリアルタイムの配置をアニメーション化して表示するサブモニタ33と、ヤードクレーン10を操作するための操作スティック34,35とが設けられている。モニタ31,32には、画面を分割して複数の映像を同時に表示したり、ひとつの映像を全面に表示したりして、コンテナC、シャシS、スプレッダ15の様々な状態を捕らえた映像が、選択的に表示されるようになっている。
続いて、上記のように構成されたヤードクレーンの運転システムによるコンテナの荷役作業について説明する。
蔵置エリア1に蔵置されたあるコンテナCをシャシ1に載せる作業(「ジョブ」と呼ばれる)が指示されると、自動運転制御装置5による自動運転が行われる。まず、ヤードクレーン10は、走行輪12を駆動させて自走し、荷役すべきコンテナCを門形の本体11の直下に置く目標位置まで移動する。目標位置まで移動している間に、ヤードクレーン10は、トロリ13を荷役すべきコンテナCの直上にあたる目標位置まで移動させる。なお、スプレッダ15は、コンテナCを掴んでいない状態ではワイヤ14をすべて巻き上げられて最も高い位置にまで吊り上げられている。
ヤードクレーン10が目標位置まで移動して停止すると、荷役すべきコンテナCが蔵置された蔵置エリア1に沿う荷役レーン2に、荷台が空のシャシSが進入し、門形の本体11の直下に停止する。
シャシSの停止は、センサ28によって以下のように検出される。
本センサ28は照射したレーザがシャシSにより反射され、その反射光を受けることでシャシSの存在を検出するセンサである。したがって、シャシSが荷役レーン2に停車したものであって、通行レーン3を通行中のシャシS’ではないことを確認する必要がある。
そのため、本実施形態では、センサ28が検知状態となってから3.5秒継続しなければシャシSが荷役レーン2にあるとの認識に至らないようにセンサ制御部29がデータ処理を行う。3.5秒との根拠は、通行レーン3を通過するシャシS’の速度が25km以下であるとし、シャシトレーラの全長が約17mであることに基づく。この場合に通過するシャシSを検知する時間は約2.5秒であり、1秒の余裕を加味して3.5秒とする。
このように制御されることで、通行レーン3を通過するシャシS’によってセンサ28がONとなるものの、データ処理によってその検出は無視される。一方、荷役レーン2に停車するシャシSは、センサ28の検知エリアに進入してセンサ28をONとしてから完全停車するまでは、3〜4秒程度の時間は十分にある。したがってセンサ28の検知状態が3.5秒無視されても、実用上問題となる遅れは生じない。なお既にシャシSが待機している場所にヤードクレーン10が移動する場合も同様である。
このようにして、荷役レーン2にシャシSが停車すると、その停車完了からほぼ遅延無くセンサ制御部29がシャシSの停止を自動運転制御装置5に伝える。このセンサ制御部29からの出力が自動運転から手動運転へ切り換える切換タイミングとなる。
このようにシャシSの停止を検出すると、自動運転制御装置5は自動運転を終了する前に以下の運転を行う。
ヤードクレーン10は、ワイヤ14を送り出し、スプレッダ15を下降させて荷役すべきコンテナCを掴ませ、続いてスプレッダ15を上昇させてコンテナCを吊り上げる。次に、ヤードクレーン10は、コンテナCを吊り上げたトロリ13を、荷役レーン12に停止させたシャシSの直上に移動させる。
コンテナCを吊り上げたトロリ13が荷役レーン2の直上に配置されると、ヤードクレーン10の自動運転がオペレータによる手動運転に切り替わる。荷役作業を引き継いだオペレータは、モニタ31,32に表示される様々な映像、およびサブモニタ33に表示されるアニメーションを参照しながら操作スティック34,35を操作し、コンテナCをシャシSの荷台に搭載する作業を行う。
トロリ13から吊り上げられたコンテナCが、ワイヤ14をすべて巻き上げられて最も高い位置に在るとき、図6に示すように、モニタ31には、コンテナCを掴んだスプレッダ15の全体を視野に収めるカメラ21の映像が全画面表示される。また、モニタ32の画面は、上下左右に4分割され、上段左側の画面には、シャシSの前端を視野に収めるカメラ26aの映像が表示され、上段右側の画面には、シャシSの後端を視野に収めるカメラ26bの映像が表示される。また、モニタ32の下段左側の画面には、コンテナC上面の前右隅とスプレッダ15との連結部分を視野に収めるカメラ27bの映像が表示され、下段右側の画面には、コンテナC上面の後右隅とスプレッダ15との連結部分を視野に収めるカメラ27dの映像が表示される。
オペレータは、モニタ31に映し出された映像を見て、スプレッダ15、コンテナCおよびシャシSが、荷役作業を行い得る状態にあるか否かを確認する。さらに、モニタ32の上段に映し出された2つの映像を見て、コンテナCを載せるべき空のシャシSが所定の位置に停止しているか否かを確認する。
スプレッダ15、コンテナCおよびシャシSが作業を行い得る状態にあることを確認したら、オペレータは、操作スティック34,35を操作し、ワイヤ14を送り出してコンテナCを下降させる。コンテナCの下降を開始したら、モニタ31,32の映像が自動的に切り替わる。映像が切り替わると、図7に示すようにモニタ31の画面も上下左右に4分割され、上段左側の画面には、コンテナCを掴んだスプレッダ15の全体を視野に収めるカメラ21の映像が表示され、上段右側の画面には、コンテナCとシャシSとを斜め上方からひとつの視野に収めるカメラ25の映像が表示される。また、モニタ31の下段左側の画面には、シャシSの前端を側方から視野に収めるカメラ26aの映像が表示され、下段右側の画面には、シャシSの後端を側方から視野に収めるカメラ26bの映像が表示される。
モニタ32の画面は、引き続いて上下左右に4分割され、上段左側の画面には、スプレッダ15の前右隅とコンテナCの上面及び下端の前右隅とをひとつの視野に収めるカメラ27bの映像が表示され、上段右側の画面には、スプレッダ15の後右隅とコンテナCの上面及び下端の後右隅とをひとつの視野に収めるカメラ27dの映像が表示される。また、モニタ32の下段左側の画面には、スプレッダ15の前左隅とコンテナCの上面及び下端の前左隅とをひとつの視野に収めるカメラ27aの映像が表示され、下段右側の画面には、スプレッダ15の後左隅とコンテナCの上面及び下端の後左隅とをひとつの視野に収めるカメラ27cの映像が表示される。
オペレータは、モニタ31の上段右側の画面を見て、コンテナCがシャシSに対してどの程度の高さにあるかを確認しながら、コンテナCを下降させる操作を続行する。
コンテナCがシャシSに接近すると、シャシSの前端に近づくコンテナCの前端底部がカメラ26aの視野に入り、モニタ31の下段左側の画面には、シャシSの前端に接近するコンテナCの前端底部が見え始める。同時に、シャシSの後端に近づくコンテナCの後端底部がカメラ26bの視野に入り、モニタ31の下段右側の画面には、シャシSの後端に接近するコンテナCの後端底部が見え始める。そこで、オペレータは、モニタ31の下段の2つの画面を見ながら、図8に示すように、シャシSの荷台に立設されたシャシピンSpをコンテナCの底面に形成されたピン穴Cbに嵌め合わせ、コンテナCをシャシSの適正な位置に載せるように、コンテナCの位置を微調整する操作を行う。
コンテナCをシャシSの適正な位置に載せたら、オペレータは、モニタ32の4つの画面を見ながら、コンテナCをスプレッダ15から離す操作を行い、スプレッダ15がコンテナCから不具合なく離間したか否かを確認する。
スプレッダ15がコンテナCから不具合なく離間したら、オペレータによる手動運転がヤードクレーン10の自動運転に切り替わり、ヤードクレーン10は次のジョブの実行に取り掛かる。
上記のジョブに従うヤードクレーンの手動運転においては、スプレッダ15で掴んで吊り上げたコンテナCをシャシSに向けて下降させる前に、モニタ31に、スプレッダ15の全体映像を表示することにより、オペレータがこの映像を見て、スプレッダ15、コンテナCおよびシャシSが、荷役作業を行い得る状態にあるか否かを確認することができる。また、モニタ32に、シャシSが停止すべき位置の映像を表示することにより、オペレータがこの映像を見て、コンテナCを載せるべきシャシSが所定の位置にあるか否かを確認することができる。これにより、荷役作業を安全に実施することができる。
コンテナCをシャシSに向けて下降させる過程で、モニタ32に、コンテナCとシャシSとを斜め上方からひとつの視野に収めた映像を表示することにより、オペレータがこの映像を見て、コンテナCがシャシSに対してどの程度の高さにあるかを確認することができる。この映像は、コンテナCとシャシSとを斜め上方から捕らえており、両者の距離感がつかみ易いので、オペレータの負担を軽減することができる。
コンテナCをシャシSに載せる際に、モニタ31に、コンテナCとシャシSとを側方からひとつの視野に収めた映像を表示することにより、オペレータがこの映像を見て、コンテナCをシャシSの適正な位置に載せるように操作を行うことができる。この映像は、コンテナCとシャシSとを側方から捕らえており、上方から見るとコンテナCに隠れてしまうシャシピンSpを映し出し、コンテナCの位置調整の目標を明らかにするので、オペレータの負担を軽減することができる。
次に、シャシSに搭載されたコンテナCを蔵置エリア1のある位置に降ろす作業が指示されると、まず、ヤードクレーン10は、走行輪12を駆動させて自走し、荷役すべきコンテナCを門形の本体11の直下に配する目標位置まで移動する。目標位置まで移動している間に、ヤードクレーン10は、トロリ13を荷役レーン2の直上に配する位置まで移動させる。なお、スプレッダ15は、コンテナCを掴んでいない状態ではワイヤ14をすべて巻き上げられて最も高い位置にまで吊り上げられている。
ヤードクレーン10が目標位置まで移動して停止すると、蔵置エリア1に沿う荷役レーン2に、コンテナCを載せたシャシSが進入し、門形の本体11の直下に停止する。
ここまで、ヤードクレーン10の運転はすべて自動で行われる。
シャシSが本体11の直下に停止すると、上記と同様にセンサ28がシャシSを検出し、センサ制御部29が3.5秒後に自動運転制御装置5に出力する。これによりヤードクレーン10の自動運転がオペレータによる手動運転に切り替わる。荷役作業を引き継いだオペレータは、モニタ31,32に表示される様々な映像、およびサブモニタ33に表示されるアニメーションを参照しながら操作スティック34,35を操作し、シャシSの荷台に載せられたコンテナCを吊り上げる作業を行う。
トロリ13から吊り下げられたスプレッダ15が、ワイヤ14をすべて巻き上げられて最も高い位置に在るとき、図9に示すように、モニタ31には、スプレッダ15の全体を視野に収めるカメラ21の映像が全画面表示される。また、モニタ32の画面は、上下左右に4分割され、上段左側の画面には、シャシSに載せられたコンテナCの前端を視野に収めるカメラ26aの映像が表示され、上段右側の画面には、シャシSに載せられたコンテナCの後端を視野に収めるカメラ26bの映像が表示される。また、モニタ32の下段左側の画面には、コンテナCに連結されるスプレッダ15の前右隅(画面では隠れるが、フックピン15aが存在する)を視野に収めるカメラ27bの映像が表示され、下段右側の画面には、コンテナCに連結されるスプレッダ15の後右隅(同様にフックピン15aが存在する)を視野に収めるカメラ27dの映像が表示される。
オペレータは、モニタ31に映し出された映像を見て、スプレッダ15、コンテナCおよびシャシSが、荷役作業を行い得る状態にあるか否かを確認する。さらに、モニタ32の上段に映し出された2つの映像を見て、コンテナCを載せたシャシSが所定の位置に停止しているか否かを確認する。
スプレッダ15、コンテナCおよびシャシSが作業を行い得る状態にあることを確認したら、オペレータは、操作スティック34,35を操作し、ワイヤ14を送り出してスプレッダ15を下降させる。スプレッダ15の下降を開始したら、モニタ31,32の映像が自動的に切り替わる。映像が切り替わると、図10に示すようにモニタ31の画面も上下左右に4分割され、上段左側の画面には、スプレッダ15の全体を視野に収めるカメラ21の映像が表示され、上段右側の画面には、スプレッダ15とシャシSに載せられたコンテナCとを斜め上方からひとつの視野に収めるカメラ25の映像が表示される。また、モニタ31の下段左側の画面には、シャシSに載せられたコンテナCの前端を側方から視野に収めるカメラ26aの映像が表示され、下段右側の画面には、シャシSに載せられたコンテナCの後端を側方から視野に収めるカメラ26bの映像が表示される。
モニタ32の画面は、引き続いて上下左右に4分割され、上段左側の画面には、スプレッダ15の前右隅(画面では隠れるが、フックピン15aが存在する)を視野に収めるカメラ27bの映像が表示され、上段右側の画面には、スプレッダ15の後右隅(同様にフックピン15aが存在する)を視野に収めるカメラ27dの映像が表示される。また、モニタ32の下段左側の画面には、スプレッダ15の前左隅(同様にフックピン15aが存在する)を視野に収めるカメラ27aの映像が表示され、下段右側の画面には、スプレッダ15の後左隅(同様にフックピン15aが存在する)を視野に収めるカメラ27cの映像が表示される。
オペレータは、モニタ31の上段右側の画面を見て、スプレッダ15がシャシS上のコンテナCに対してどの程度の高さにあるかを確認しながら、スプレッダ15を下降させる操作を続行する。
スプレッダ15がコンテナCに接近すると、モニタ32の上段左側の画面には、コンテナC上面の前右隅がスプレッダ15の前右隅に近づいてくる様子が見え、モニタ32の上段右側の画面には、コンテナC上面の後右隅がスプレッダ15の後右隅に近づいてくる様子が見え、モニタ32の下段左側の画面には、コンテナC上面の前左隅がスプレッダ15の前左隅に近づいてくる様子が見え、モニタ32の下段右側の画面には、コンテナC上面の後左隅がスプレッダ15の後左隅に近づいてくる様子が見える。そこで、オペレータは、モニタ31の4つの画面を見ながら、コンテナCの上面の四隅にそれぞれ設けられた係止穴Caに、スプレッダ15に設けられたフックピン15aを係止させ、スプレッダ15でコンテナCを掴む操作を行う。
スプレッダ15でコンテナCを掴んだら、オペレータは、モニタ31の下段の2つの画面を見ながら、コンテナCがスプレッダ15に不都合なく掴まれてシャシSから離れたか否かを確認する。
コンテナCがシャシSから離間したら、オペレータによる手動運転がヤードクレーン10の自動運転に切り替わり、ヤードクレーン10は次のジョブの実行に取り掛かる。
上記のジョブに従うヤードクレーンの運転においては、シャシSに載せたコンテナCをスプレッダ15で掴む際に、モニタ32に、コンテナCとスプレッダ15との連結部分の映像を表示することにより、オペレータがこの映像を見て、スプレッダ15がコンテナCを不具合なく掴んだか否かを確認することができる。また、スプレッダ15で掴んだコンテナCを吊り上げる際に、モニタ31に、コンテナCとシャシSとを側方からひとつの視野に収めた映像を表示することにより、オペレータがこの映像を見て、コンテナCがスプレッダ15に不都合なく掴まれてシャシSから離れたか否かを確認することができる。
以上説明したように、本実施形態においては、通行レーン3を通行するシャシS’の影響を受けずに、荷役レーン2にシャシSが停止したことを自動的に検出することができる。したがって自動運転から手動運転への切換タイミングが適切化され、荷役効率を向上させることができる。
なお、上記の実施形態において、センサ28による検出をセンサ制御部29が無視する時間は、通行するシャシS’の通過速度、シャシSが停車するまでの時間等に基づいて適宜変更してもよいのは言うまでもない。
また、本実施形態においてはセンサ28を使用し、ほぼ真横からシャシSの有無を検出している。使用するセンサとしては、図11のように構成してもよい。図11の例ではヤードクレーン10の荷役レーン2側の脚部11aの十分な高さに、センサ28’を設けた。本センサ28’は、荷役レーン2に向けて斜め下方にレーザL’を照射し、反射光によってシャシSを検出する。
この例の場合、通行レーン3を通過するシャシS’の影響を受けないため、上記のように検出を遅らせるデータ処理は不要である。
また上記各例において、センサ28が使用する検出手段として、以下の変形例を採用可能である。
レーザをスキャンする方式ではなく、幅を持ったレーザ光を照射するようにしてもよい。
また、測定対称との間の距離を測定する距離計を用いてもよい。これにより通行レーン3を通過するシャシS’の影響を受けないため、上記のように検出を遅らせるデータ処理は不要である。
シャシSの有無だけではなく、シャシS上のコンテナCの有無も検出するようにしてもよい。これは、例えば図4のスキャンエリアLa中にコンテナCが存在するか否かを反射したレーザ光の検出角度領域、光量等で判断する。これによって、オペレータがコンテナCをシャシSに載せる際、またはシャシSから吊り上げる際、カメラ26a、26bの補助として、またはカメラ26a、26bの替わりとして用いることができる。
さらにまた、上記実施形態において、シャシSのサイズに合わせ、シャシSの前端を撮影するカメラ26aを、20フィート用、40フィート用の2つ設け、同様に、シャシSの後端を撮影するカメラ26bを、20フィート用、40フィート用の2つ設けてもよい。ひとつのカメラでこれらサイズの大きく異なるコンテナを撮影すると、被写体の様相が大きく異なってしまうが、各サイズ用にカメラを用意すれば、被写体の様相があまり変わらず、オペレータにも状況を把握し易い。
また、本体11直下の荷役レーン2に停止したシャシSに搭載されたコンテナCのコンテナ番号(コンテナCに個別に付けられた番号)を視野に収めるカメラ、シャシSに搭載されたコンテナCのコンテナ番号とともにそのシャシSのシャシID(コンテナヤード内に進入したシャシSに個別に付けられた識別コード)をひとつの視野に収めるカメラを設けてもよい。オペレータはこれら2つのカメラの映像から、荷役作業にかかろうとしているコンテナやシャシの正誤を確認することができる。
また、例えば脚部11aに、シャシSのドライバーに向けてオペレータが意志を伝えるためのスピーカを設けてもよい。例えば、シャシSが目標位置からずれて停止した場合や、作業を終了してコンテナCの地切りが確認できた場合等に、オペレータからドライバーに声を掛けることで作業が円滑に進むようになる。
また、さらに例えば脚部11aに、信号機を設ける事によって、オペレータの操作中に不意に通行レーン3をシャシが通過する事を制限することが好ましい。これにより一層作業の安全性が高まる事になる。
本発明の実施の形態を示すコンテナヤードの一部の立面図である。 ヤードクレーンの斜視図である。 スプレッダをコンテナに連結する部分の構造を示す斜視図である。 ヤードクレーンに設けられたセンサのスキャンエリアについて示した立面図である。 ヤードクレーンの操作装置を示す立面図である。 吊り上げたコンテナを空のシャシに載せる作業を行う際にモニタに表示される映像を示す状態説明図である。 同じく、吊り上げたコンテナを空のシャシに載せる作業を行う際にモニタに表示される映像を示す状態説明図である。 シャシとコンテナとを位置合わせする部分の構造を示す斜視図である。 シャシに載せられたコンテナをスプレッダで掴んで吊り上げる作業を行う際にモニタに表示される映像を示す状態説明図である。 同じく、シャシに載せられたコンテナをスプレッダで掴んで吊り上げる作業を行う際にモニタに表示される映像を示す状態説明図である。 センサの変形例について示した立面図である。
符号の説明
1 蔵置エリア
2 荷役レーン
5 自動運転制御装置
10 ヤードクレーン
13 トロリ
15 スプレッダ
15a フックピン
15b ビーム
21 カメラ(第1のカメラ)
22 カメラ(第2のカメラ)
25 カメラ(第3のカメラ)
26a,26b カメラ(第4のカメラ)
27a〜27d カメラ(第5のカメラ)
28 センサ
29 センサ制御部
31,32 モニタ
S シャシ
Sp シャシピン
C コンテナ
Ca 係止穴
Cb ピン穴

Claims (4)

  1. コンテナヤードにてコンテナの荷役作業を行うヤードクレーンの運転方法であって、
    荷役レーンに停車したシャシに対して該シャシの上方に配置した前記コンテナを下降させて載せる作業、ならびに前記シャシに載せられた前記コンテナの上方に配置したスプレッダを下降させて前記コンテナを掴む作業をオペレータの手動運転によって実施し、その他の作業を自動運転によって実施し、前記自動運転から手動運転への切り換えを、前記荷役レーンに停車した前記シャシの存在を検出することで行うことを特徴とするヤードクレーンの運転方法。
  2. 前記荷役レーンに停車した前記シャシの存在の検出を、検出開始から所定時間無視することを特徴とする請求項1に記載のヤードクレーンの運転方法。
  3. 荷役レーンに停車したシャシに対して該シャシの上方に配置した前記コンテナを下降させて載せる作業、ならびに前記シャシに載せられた前記コンテナの上方に配置したスプレッダを下降させて前記コンテナを掴む作業がオペレータの手動運転によって実施され、その他の荷役作業が自動運転によって実施されるヤードクレーンの運転システムにおいて、
    前記荷役レーンに停車した前記シャシの存在を検出するセンサと、前記ヤードクレーンの運転を自動運転から手動運転へ切り換える切換タイミングを前記センサの出力に基づいて定めるセンサ制御部とを備えていることを特徴とするヤードクレーンの運転システム。
  4. 前記センサ制御部は、前記センサの検出出力を検出開始から所定時間無視することを特徴とする請求項3に記載のヤードクレーンの運転システム。
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