JP2005238528A - 画像形成装置、及び、画像形成信号補正方法 - Google Patents

画像形成装置、及び、画像形成信号補正方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 現像条件、または、環境条件の影響を考慮した空間デジタルフィルタにより画像形成信号を補正することによりエッジ強調効果を緩和して画像形成することが可能な画像形成装置を提供すること。
【解決手段】 エッジ強調効果を緩和するための複数のフィルタ条件を備える空間デジタルフィルタと、装置の現像条件及び又は環境条件に対応するフィルタ条件を関連付けたテーブルと、現像条件又は環境条件を判断する判断手段と、判断結果に基づいてテーブルを参照してフィルタ条件を選択する選択手段と、選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタを用いて画像形成信号を補正する補正手段とを備え、エッジ強調効果を緩和することを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、電子写真方式により記録紙に画像を形成する画像形成装置及びその画像形成装置に適用される画像形成信号補正方法に関する。
電子写真方式での画像形成の工程は、まず、均一に帯電された感光体等の像担持体の表面をレーザ光で露光して静電潜像を形成し、形成した静電潜像を現像してトナー像を形成する。さらに、トナー像を記録紙に転写して、または、トナー像を中間転写体を介して記録紙に転写して、転写したトナー像を定着手段により定着して記録紙上に画像を形成する。
一般に、感光体の静電特性により、例えば、記録すべき画像が図20に示すように立ち上がり及び立ち下がり特性の良い整ったものであっても、露光された静電潜像は、図21に示すようにエッジ部に凹凸が表れたものとなり、最終的に得られる画像は、エッジ部で濃淡のコントラストが強くなる。このような効果をエッジ強調効果という。また、このエッジ強調効果は、現像条件や環境条件に影響されてその現れる強さが変化する。
そこで、エッジ強調効果を抑えるために、画像のエッジを検出して、エッジ近傍の画像形成信号を補正することで濃度が均一に見えるようにする画像処理装置(例えば、特許文献1参照。)や、エッジ部のレベルを検知する検知手段を設けて、検知手段による検知結果に基づいて空間デジタルフィルタで画像形成信号を補正してエッジ部の濃淡のコントラストを抑えるようにする画像形成装置が提案されている。
特開平9−307768号公報 特開平6−60181号公報
しかしながら、前者の画像処理装置では、現像条件や環境条件の影響を考慮した補正がなされないので、現像条件や環境条件によっては、補正が足りずにエッジ強調効果が解消されないことや、補正をしすぎてエッジがぼけてしまう場合がある。また、後者の画像形成装置では、検知手段にCCDを用いれば検知精度は良いが、コスト高となる。一方、検知手段に安価なフォトセンサを用いれば、エッジ強調効果の幅(長さ)が狭いことや、また、フォトセンサは高濃度部では検知値が飽和することなどにより、精度よく検知することできないので、精度よく補正することが難しい。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、現像条件、または、環境条件の影響を考慮した空間デジタルフィルタにより画像形成信号を補正することによりエッジ強調効果を緩和して画像形成することが可能な画像形成装置及び画像形成信号補正方法を提供することにある。
上記課題を解決するために請求項1記載の発明は、像担持体上に画像形成信号に基づく静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤により現像して画像形成を行う画像形成装置であって、エッジ強調効果を緩和するための複数のフィルタ条件を備える空間デジタルフィルタと、前記装置の現像条件及び又は環境条件に対応するフィルタ条件を関連付けたテーブルと、前記現像条件又は環境条件を判断する判断手段と、前記判断結果に基づいて前記テーブルを参照してフィルタ条件を選択する選択手段と、前記選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタを用いて前記画像形成信号を補正する補正手段と、を備え、エッジ強調効果を緩和することを特徴としている。
また、請求項2記載の発明は、前記判断手段は、前記現像剤の寿命に基づいて現像条件を判断することを特徴としている。
また、請求項3記載の発明は、画像形成された記録紙枚数をカウントするカウント手段を更に備え、前記現像剤の寿命は、前記カウントされたカウント数から求めることを特徴としている。
また、請求項4記載の発明は、前記現像は、現像剤担持体を介して行われ、前記現像剤担持体は回転体であって、前記現像剤担持体の周動距離を計数する計数手段を更に備え、前記現像剤の寿命は、前記計数された周動距離から求めることを特徴としている。
また、請求項5記載の発明は、前記現像剤はトナーを含んで構成され、前記現像して得られるトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記静電潜像の電位及び前記トナー像の電位を検知する電位検知手段と、前記検知された濃度、前記検知された静電潜像の電位及びトナー像の電位からトナー帯電量を求めるトナー帯電量算出手段と、を更に備え、前記判断手段は、前記求めたトナー帯電量に基づいて前記現像条件を判断することを特徴としている。
また、請求項6記載の発明は、前記現像剤はトナーを含んで構成され、前記現像して得られるトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、前記検知された濃度に基づいて前記現像に関わるパラメータの条件を調整する現像条件調整手段と、前記判断手段は、前記調整に基づいて前記現像条件を判断することを特徴としている。
また、請求項7記載の発明は、前記像担持体は、回転体であり、前記現像は、現像剤担持体を介して行われ、前記現像剤担持体は回転体であり、前記現像剤担持体にはDCバイアス電圧にACバイアス電圧が重畳されたものが印加されるものであって、前記パラメータは、DCバイアス電圧、ACバイアス電圧、ACバイアス電圧の周波数、または、前記像担持体の周速と前記現像剤担持体の周速の比であることを特徴としている。
また、請求項8記載の発明は、前記現像が行われる位置の近傍の湿度を検知する湿度検知手段を更に備え、前記判断手段は、前記検知した湿度に基づいて前記環境条件を判断することを特徴としている。
また、請求項9記載の発明は、画像のコントラストを強くして前記画像形成を行う文字モードの設定/非設定を行うモード設定手段と、前記文字モードが設定された場合に、前記補正を行わないように前記補正手段を制御する補正制御手段を更に備えることを特徴としている。
また、請求項10記載の発明は、前記像担持体は、回転体であって、前記空間デジタルフィルタは、補正対象の画像形成信号を前記静電潜像とするときに前記補正対象の画像形成信号の前記像担持体の回転方向に並ぶ他の画像形成信号を用いて前記補正対象の画像形成信号を補正するようになされたものであることを特徴としている。
また、請求項11記載の発明は、像担持体上に画像形成信号に基づく静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤により現像して得られる画像のエッジ強調効果を緩和するための複数のフィルタ条件を備える空間デジタルフィルタを記憶する段階と、前記装置の現像条件及び又は環境条件に対応するフィルタ条件を関連付けたテーブルを記憶する段階と、前記現像条件又は環境条件を判断する段階と、前記判断結果に基づいて前記テーブルを参照してフィルタ条件を選択する段階と、前記選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタを用いて前記画像形成信号を補正する段階と、を含むことを特徴としている。
請求項1記載の画像形成装置によれば、現像条件及び又は環境条件によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項2記載の画像形成装置によれば、現像剤の寿命によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項3記載の画像形成装置によれば、画像形成された記録紙枚数から現像剤の寿命を判断し、現像剤の寿命によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項4記載の画像形成装置によれば、現像剤担持体の周動距離から現像剤の寿命を判断し、現像剤の寿命によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項5記載の画像形成装置によれば、トナー帯電量によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項6記載の画像形成装置によれば、濃度を適正化するために行う現像に関わるパラメータの条件の調整によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項7記載の画像形成装置によれば、濃度を適正化するために行うDCバイアス電圧Vdc、ACバイアス電圧Vac、ACバイアス電圧の周波数、または、現像スリーブ23aの周速と感光体ドラム21の周速の比のいずれかの条件の調整によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項8記載の画像形成装置によれば、湿度によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
請求項9記載の画像形成装置によれば、文字モードで上述の空間デジタルフィルタによる補正を行わないようにすることにより、エッジがぼけずにシャープな画像を得ることができ読みやすい文字を画像として提供できる。
請求項10記載の画像形成装置によれば、副走査方向に発生しやすいエッジ強調効果を効果的に緩和することができる。
請求項11記載の画像形成信号補正方法によれば、現像条件及び又は環境条件によるエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
[第1の実施の形態]
(装置構成)
先ず、本発明に係る一実施の形態の画像形成装置の概略構成について、図1を参照して説明する。図1は、画像形成装置の概略機械構成を示す断面図である。
図1に示すように、上部にレーザ露光ユニット10、作像部20及び定着排紙部50を配置し、下部に給紙部40を配置したものである。
レーザ露光ユニット10は画像形成信号の示す階調値に基づいて図示しないレーザダイオードを変調し、作像部20の像担持体としての感光体ドラム21上にレーザ光を走査して静電潜像を形成するものである。感光体ドラム21は回転体であり、周速度vpで矢印a方向に回転し、その回転方向に対し直角方向にレーザ光を走査する。このレーザ光の走査方向を主走査方向、感光体ドラム21の回転方向を副走査方向という。また、階調値とは、例えば白を0、ベタを255として示し、その間を0から1刻みで段階的に示す数値である。
作像部20は、感光体ドラム21を中心として構成され、その周囲に感光体ドラム21の回転方向に沿って、帯電チャージャ22、現像ユニット23、転写ドラム31、クリーナ24、及び、イレーサ25が配置されている。
帯電チャージャ22は、感光体ドラム21の表面を所定の極性・電位に一様に帯電させるスコロトロン方式の帯電手段である。
現像ユニット23は、キャリアとシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックのそれぞれのトナーとを含む現像剤を収容した現像器23C,23M,23Y,23Kからなり、感光体ドラム21上に各色の静電潜像が形成されるごとに対応する現像器23C、23M、23Y、または、23Kが駆動される。
転写ドラム31は、感光体ドラム21と同じ周速度で矢印b方向に回転駆動可能に設置されている。また、この転写ドラム31は記録紙の先端を保持するためのチャッキング爪(図示せず)、記録紙を分離するための分離爪32、記録紙を吸着するためのチャージャ33、転写チャージャ34、記録紙を分離するためのチャージャ35a,35b等を備えている。そして、後述の給紙部40から給紙された記録紙をその表面に巻き付け、記録紙上にトナー画像を転写させる。
クリーナ24は、トナーの記録紙への転写後の感光体ドラム21表面上の残留トナーを除去するのもので、イレーサ25は、光を一様に照射して感光体ドラム21の表面の電荷を除去するものである。
定着排紙部50は、図示しないヒータ等の熱源を含む熱ローラ52と、図示しない付勢手段により加圧され熱ローラ52とともに記録紙を挟持する加圧ローラ51とで構成される定着器54を備え、熱ローラ52と加圧ローラ51とで記録紙を搬送しつつ加熱しトナーを記録紙に定着する。そして、記録紙を搬送ローラ対53により排紙トレイ55に排出する。
給紙部40は、複数の給紙カセット41(図では、41a、41b及び41cの3つ)を備え、記録紙はいずれかのカセット41から選択的に1枚ずつ給紙する。所定のタイミングをとって転写ドラム31へ送り出される。
ここで、作像部20での作像メカニズムの概略を図2、図3を参照して説明する。図2は、作像部20の概略を説明するための説明図、図3は感光体ドラム21表面上の電位の状態を説明するための説明図である。
まず、帯電チャージャ22により、感光体ドラム21の表面を負極性の表面電位Vhとなるように帯電処理する。レーザ露光ユニット10によって画像が露光されると、図3に示すように、画像部の電位はViまで大きく減衰し、静電潜像が形成される。
現像ユニット23(図2では現像スリーブ23aのみを表示)、では、感光体ドラム21上の各色の静電潜像を、対応する現像器23C、23M、23Y、または、23Kでトナーを感光体ドラム21に対向して矢印c方向にvsで回転する回転体の現像剤担持体である現像スリーブ23aを介し現像し、各色のトナー像を形成する。各現像スリーブ23aには、直流成分のDCバイアス電圧Vdcに交流成分のACバイアス電圧Vacを重畳した負極性の現像バイアス電圧Vbが印加され現像が行われる。トナーが付着するのは、基本的には、|Vi|≦|Vb|の条件下である。また、トナーは、キャリアと撹拌されて相互摩擦による摩擦帯電により負極性に帯電されており、この帯電されたトナーが低電位Viに減衰した画像部に付着する。
そして、トナー像は転写チャージャ34により、転写ドラム31表面の記録紙上に転写され、記録紙上に画像が形成されるのである。
このような構成により、フルカラー作像に際しては、感光体ドラム21上にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの画像が順次形成され、それぞれのトナー画像は転写チャージャ34からの放電によって転写ドラム31の外周面にチャッキングされている記録紙上に転写/合成される。4色の画像を転写/合成された記録紙は転写ドラム31から分離され、定着器54へ送り込まれてトナーの加熱定着を施され、排紙トレイ55に排出される。
(制御構成)
次に、本実施の形態における画像形成装置の制御構成を図4に示す機能ブロック図を参照して説明する。
ハードウェア群100は、上述の図1を用いて説明した各部に加え、各部を駆動するための駆動手段等を含んで構成される。
制御手段101は、画像形成信号に基づいて画像を形成するようにハードウェア群100の各部を制御する。
空間デジタルフィルタ102は、エッジ強調効果を緩和するように画像形成信号を補正するためのもので、フィルタ条件に応じて複数用意され、図示しない記憶手段に記憶されている。
判断手段105は、画像形成装置の現像条件又は環境条件を判断する。ここで、現像条件とは、本発明では、現像剤の寿命、トナー帯電量、現像に関わるパラメータの条件で示され、環境条件は、環境に関わる諸条件のことであり、本発明では現像ユニット23近傍の湿度である。本第1の実施の形態は、現像剤の寿命を判断する。また、現像剤の寿命は、画像形成された記録紙の累計枚数のカウント値、現像スリーブ23aの周動距離などで示すことができる。また、第3の実施の形態で説明する現像に関わるパラメータは、DCバイアス電圧Vdc、ACバイアス電圧Vac、ACバイアス電圧の周波数、または、vs/vp(現像スリーブ23aの周速と感光体ドラム21の周速の比)などである。
フィルタ条件テーブル103は、現像条件及び又は環境条件とフィルタ条件とを関連付けて、図示しない記憶手段に記憶されている。本実施の形態では、画像形成された記録紙の累計枚数のカウント値とフィルタ条件とを関連付けたテーブルである。
選択手段106は、判断手段105の判断結果に基づいてフィルタ条件テーブル102を参照してフィルタ条件を選択する。
画像形成信号補正手段104は、画像形成信号を選択手段106が選択したフィルタ条件の空間デジタルフィルタを用いて画像形成信号を補正(詳細後述)する補正手段としての機能を備える。
コピーカウンタ109は、上述のようにして画像が形成された記録紙の累計枚数をカウントするものである。また、このカウント値は、図示しないリセット手段により「0」にし、新たにカウントを開始することができるようになっていて、例えば、現像剤を交換したときなどにリセットする。
モード設定手段107は、画像のコントラストを強くして前記画像形成を行う文字モード、画像のコントラストを弱くして前記画像形成を行う写真モードに、要求に応じて設定する。要求とは、例えば、図示しない操作パネルでの選択、或いは、画像形成信号を解析して解析結果に基づいて自動的に行われる選択などである。
補正制御手段108は、少なくともモード設定手段107で文字モードに設定された場合には、画像形成信号補正手段104で空間デジタルフィルタを用いた補正を行わないように制御する機能を有する。
(画像形成信号補正方法)
さらに、図5に示すフローチャートを用いて画像形成信号補正方法の手順を説明する。図5は本発明に係る画像形成信号補正方法の手順を示すフローチャートである。
まず、判断手段105は、現像条件又は環境条件を判断する(ステップS101、以下、ステップS101をS101と省略して記載する。また、他のステップも同様に省略して記載する。)。本実施の形態では、S101においてコピーカウンタ109から取得する画像形成された記録紙の累計枚数のカウント値を判断する。次に、選択手段106は、フィルタ条件テーブル102を参照し、判断したカウント値のフィルタ条件を選択する(S102)。さらに、画像形成信号補正手段104は、選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタで画像形成信号を補正し(S103)、制御手段101は、補正された画像形成信号を受けて、補正された画像形成信号に基づいてハードウェア群100を制御し画像形成を行う(S104)。
ただし、モード設定手段107により文字モードが設定されている場合には、補正制御手段108により、上述の空間デジタルフィルタによる画像形成信号の補正を行わないように画像形成信号補正手段104を制御してもよい。
(空間デジタルフィルタによる画像形成信号の補正)
ここで、空間デジタルフィルタによる画像形成信号の補正について詳細に述べる。〔背景技術〕で述べたように、エッジ強調効果は、立ち上がり及び立ち下がり特性の良い整ったものであっても露光された静電潜像のエッジ部に凹凸が表れ(図21)、最終的に得られる画像のエッジ部の濃淡のコントラストが強くなるもので、さらに、このエッジ強調効果は、現像剤特性、現像条件に影響されるものである。したがって、空間デジタルフィルタによる補正は、画像形成信号の階調値を周囲の画像形成信号の階調値に基づいて補正しエッジ部の立ち上がり及び立ち下がり特性をなまらせるものである。そして、なまらせたエッジ部にエッジ強調効果が加わることで、最終的に得られる画像のエッジ部の濃度を図20に示すような整った形状に近くするものである。さらに、フィルタ条件を複数備えて、エッジ強調効果の違いがあっても、現像条件や環境条件に応じてなまらせ具合を変化させることで、最終的に整った形状により近くするものである。このようにしてエッジ強調効果を緩和するのである。
そのために空間デジタルフィルタ102には、例えば図6に示すように、フィルタ条件1乃至フィルタ条件4のそれぞれに対応する空間デジタルフィルタを図示しない記憶手段に記憶されている。図6には、係数a、a、・・・、a19をフィルタ条件ごとに示し、また、係数の合計値Aをフィルタ条件ごとに示している。この空間デジタルフィルタによる補正は、まず、補正対象の階調値に係数aを掛けた数値と、副走査方向で次の画像形成信号の階調値に係数aを掛けた数値と、・・・、副走査方向で次の画像形成信号の階調値に係数a19を掛けた数値との和を求め、その求めた和を係数の合計値Aで除算して求める。例えば、図7のように画像形成信号の階調値を主走査方向及び副走査方向の位置で示した場合に、例えば、反転表示させた主走査方向2副走査方向3の画像形成信号の階調値D2−3を補正して、D´2−3を求める場合は、
D´2−3=(D2−3×a+D2−4×a+・・・・D2−21×a19)/A
となる。これを全て画像形成信号について行う。
また、階調値200から階調値0となるエッジ部を図6に示すフィルタ条件1乃至フィルタ条件4の空間デジタルフィルタで補正した場合の例を図8に示す。副走査方向の解像度は、600dpi(dot per inch)とし、図8の副走査位置は長さ〔mm〕で示してある。図8によれば、エッジ部はフィルタ条件4で最もなまりが小さく、フィルタ条件3、フィルタ条件2の順でエッジ部のなまりが大きくなり、フィルタ条件1で最もなまりが大きくなる。したがって、最終的に得られる画像のエッジ部の濃度が整った形状に近くするためには、エッジ強調効果が強く現れる場合には、フィルタ条件1の空間デジタルフィルタで補正すればよく、エッジ強調効果が弱く現れる場合には、フィルタ条件4の空間デジタルフィルタで補正すればよいことがわかる。
さて、図9に本実施の形態のフィルタ条件テーブル102を示す。図9に示すように、画像形成された記録紙の累計枚数のカウント値とフィルタ条件を関連付けてある。また、図8に示すように、カウント値が大きくなるに従って、フィルタ条件が4から1に変化するようになされている。これは、カウント値が大きくなるに従い現像剤が経時的に劣化し、トナーの劣化によるトナー帯電量不足やキャリアの劣化によるスペント化現象等を引き起こしエッジ強調効果が強くなるからである。例えば、カウント値が20kであれば、選択手段106は、フィルタ条件3を選択する。
このように、画像形成信号を補正し画像形成を行うことにより、現像剤の寿命(現像剤の劣化)に伴うエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
また、エッジ強調効果は副走査方向に発生しやすいために、本実施の形態で示す空間デジタルフィルタは、副走査方向つまり感光体ドラム21の回転方向に並ぶ他の画像形成信号を用いて補正を行うようにし、副走査方向に発生しやすいエッジ強調効果を効果的に緩和するようにした。しかしながら、補正対象の画像形成信号に隣接する画像形成信号を用いて例えば補正対象の画像形成信号を中心とする3×3のマトリックス状の画像形成信号を用いて補正を行う空間デジタルフィルタでもよい。
また、現像剤の寿命を画像形成された記録紙の累計枚数のカウント値だけでなく、例えば、現像スリーブ23aの回転数から現像スリーブ23aの周動距離を計数する計数手段を備えてその計数結果により示すようにしてもよい。
また、文字モードで上述の空間デジタルフィルタによる補正を行わないようにすることにより、文字のエッジがぼけずにシャープな画像を得ることができ読みやすい文字を画像として提供できる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明に係る第2の実施の形態について説明する。なお、以下には第1の実施の形態と実質的に同様の構成については、詳細な説明を省略し、主に異なる点について述べる。
本実施の形態の特徴は、判断手段105がトナー帯電量を判断し、そのトナー帯電量に基づいてフィルタ条件を選択する点にある。
本実施の形態における画像形成装置の制御構成を図10に示す機能ブロック図を参照して説明する。図10に示すように本実施の形態では、コピーカウンタ109に代えて、濃度検知手段110、電位検知手段111、及び、トナー帯電量算出手段112を備えている。
濃度検知手段110は、図11に示すように現像ユニット23と転写ドラム21との間に配置され、感光体ドラム21上の反射濃度を検知する。トナー帯電量を算出する際に感光体ドラム21上に所定のパッチ画像を形成するが、その画像のトナー像の反射濃度dtを検知する。
電位検知手段111は、図11に示すように現像ユニット23を挟んで配置される電位センサ111aと電位センサ111bで構成される。トナー帯電量を算出する際に感光体ドラム21上に所定のパッチ画像を形成するが、電位センサ111aではその画像の静電潜像の電位V1を、電位センサ111bではその画像のトナー像の電位V2を検知する。
トナー帯電量算出手段112は、所定の画像の静電潜像の電位V1、所定の画像のトナー像の電位V2、及び、所定の画像のトナー像の反射濃度に基づいてトナー帯電量Qtを求める機能を備えている。
図12に、V1及びV2電位の状態を示す。静電潜像の電位V1が、トナー像の電位V2に変化するのは、帯電状態にあるトナーが付着するためである。(V2−V1)が付着したトナーの総帯電量である。一方、トナー像の反射濃度とトナー付着量は略比例関係にあるので、予め反射濃度とトナー付着量との関係を示すテーブルを図示しない記憶手段に記憶しておく。トナー帯電量算出手段112は、まず(V2−V1)を求め、反射濃度dtを反射濃度とトナー付着量との関係を示すテーブルを参照して、トナー付着量Mtを求め、トナー帯電量Qt〔μC/g〕を、(V2−V1)をMtで除算処理することにより求める。
フィルタ条件テーブル103は、トナー帯電量Qtとフィルタ条件とを関連付けたテーブルである。
そして、本実施の形態では、S101でトナー帯電量Qtをトナー帯電量算出手段112から取得しトナー帯電量Qtを判断し、S102で選択手段106は、フィルタ条件テーブル102を参照し、判断したトナー帯電量Qtのフィルタ条件を選択して、選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタで画像形成信号を補正するのである。
さて、図13に本実施の形態のフィルタ条件テーブル102を示す。図13に示すように、トナー帯電量Qtとフィルタ条件を関連付けてある。また、図13に示すように、トナー帯電量Qtが大きくなるに従って、フィルタ条件が1から4に変化するようになされている。これは、トナー帯電量が小さいほどエッジ強調効果が強くなるからである。例えば、トナー帯電量Qtが45〔μC/g〕あれば、選択手段106は、フィルタ条件3を選択する。
このように、画像形成信号を補正し画像形成を行うことにより、トナー帯電量の変化に伴うエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明に係る第3の実施の形態について説明する。なお、以下には第1の実施の形態と実質的に同様の構成については、詳細な説明を省略し、主に異なる点について述べる。
本実施の形態の特徴は、判断手段105が現像に関わるパラメータの条件を判断し、その条件に基づいてフィルタ条件を選択する点にある。
本実施の形態における画像形成装置の制御構成を図14に示す機能ブロック図を参照して説明する。図14に示すように本実施の形態では、コピーカウンタ109に代えて、濃度検知手段110、及び、現像条件調整手段113を備えている。
濃度検知手段110は、図15に示すように現像ユニット23と転写ドラム21との間に配置され、感光体ドラム21上の反射濃度を検知する。現像に関わるパラメータの条件を調整する際に感光体ドラム21上に所定のパッチ画像を形成するが、その画像のトナー像の反射濃度dtを検知する。
現像条件調整手段113は、所定の画像のトナー像の反射濃度に基づいて現像に関わるパラメータの条件を調整する機能を備えている。具体的には、所定のパッチ画像のトナー濃度の基準反射濃度dsと濃度検知手段110で検知された反射濃度dtとの差分から、差分を補ってdtがdsになるように、制御手段101がハードウェア群100を制御するときのDCバイアス電圧Vdc、ACバイアス電圧Vac、ACバイアス電圧の周波数、または、vs/vp(現像スリーブ23aの周速と感光体ドラム21の周速の比)の少なくとも1つの条件を調整する。
フィルタ条件テーブル103は、各パラメータ条件とフィルタ条件とを関連付けたテーブルである。
以下、DCバイアス電圧Vdcを調整する場合を一例として説明する。DCバイアス電圧Vdcをよりマイナス側にするとトナー像の濃度は増すことから、予め基準反射濃度dsと反射濃度との差分とDCバイアス電圧Vdcの増減値との関係を示すテーブルを図示しない記憶手段に記憶しておく。所定のパッチ画像のトナー像の反射濃度dtが検知されると、現像条件調整算出手段113は、まず(ds−dt)を求め、基準反射濃度dsと反射濃度との差分とDCバイアス電圧Vdcの増減値との関係を示すテーブルを参照して、DCバイアス電圧Vdcの増減値を求め、求めた増減値に基づいて制御手段101がハードウェア群100を制御するときのDCバイアス電圧Vdcを調整する。
そして、本実施の形態では、S101でDCバイアス電圧Vdcを現像条件調整算出手段113から取得しDCバイアス電圧Vdcを判断し、S102で選択手段106は、フィルタ条件テーブル102を参照し、判断したDCバイアス電圧Vdcのフィルタ条件を選択して、選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタで画像形成信号を補正するのである。
さて、図16に本実施の形態のフィルタ条件テーブル102を示す。図16に示すように、DCバイアス電圧Vdcとフィルタ条件を関連付けてある。また、図16に示すように、DCバイアス電圧Vdcの絶対値が大きくなるに従って、フィルタ条件が4から1に変化するようになされている。これは、DCバイアス電圧Vdcの絶対値が大きいほどエッジ強調効果が強くなるからである。例えば、調整後のDCバイアス電圧Vdcが(−350〔V〕)となれば、選択手段106は、フィルタ条件3を選択する。
また、他の現像に関わるパラメータの条件についても同様である。ACバイアス電圧Vacを高くすれば濃度は上がり、ACバイアス電圧の周波数を大きくすれば濃度は上がり、vs/vpを大きくすれば濃度は上がるので、予め基準反射濃度dsと反射濃度との差分とその現像に関わるパラメータの条件の増減値との関係を示すテーブルを図示しない記憶手段に記憶しておき、そのテーブルを参照して、現像に関わるパラメータの条件の増減値を求め、求めた増減値に基づいて制御手段101がハードウェア群100を制御するときの現像に関わるパラメータの条件を調整する。S101で現像に関わるパラメータの条件を現像条件調整算出手段113から取得して判断し、S102で選択手段106は、フィルタ条件テーブル102を参照し、判断した条件のフィルタ条件を選択して、選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタで画像形成信号を補正すればよい。
このようにすれば、濃度を適正化するために行う現像に関わるパラメータの条件の調整に伴うエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明に係る第4の実施の形態について説明する。なお、以下には第1の実施の形態と実質的に同様の構成については、詳細な説明を省略し、主に異なる点について述べる。
本実施の形態の特徴は、判断手段105が現像ユニット23の近傍の湿度を判断し、その湿度に基づいてフィルタ条件を選択する点にある。
本実施の形態における画像形成装置の制御構成を図17に示す機能ブロック図を参照して説明する。図17に示すように本実施の形態では、コピーカウンタ109に代えて、湿度検知手段114を備えている。
湿度検知手段114は、図18に示すように現像ユニット23の近傍に配置され、湿度RH〔%〕を検知する。
フィルタ条件テーブル103は、湿度RHとフィルタ条件とを関連付けたテーブルである。
そして、本実施の形態では、S101で湿度RHを湿度検知手段114から取得し湿度RHを判断し、S102で選択手段106は、フィルタ条件テーブル102を参照し、判断した湿度RHのフィルタ条件を選択して、選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタで画像形成信号を補正するのである。
さて、図19に本実施の形態のフィルタ条件テーブル102を示す。図19に示すように、湿度RHとフィルタ条件を関連付けてある。また、図19に示すように、湿度RHが高くなるに従って、フィルタ条件が4から1に変化するようになされている。これは、湿度RHが高いほどエッジ強調効果が強くなるからである。例えば、湿度RHが30〔%〕あれば、選択手段106は、フィルタ条件3を選択する。
このように、画像形成信号を補正し画像形成を行うことにより、湿度の変化に伴うエッジ強調効果の変化に対応してエッジ強調効果を緩和することができる。
本発明に係る画像形成装置の概略機械構成を示す断面図である。 第1の実施の形態の画像形成装置の作像部を説明するための図である。 感光体ドラムの表面上の電位の状態を説明するための図である。 第1の実施の形態の画像形成装置の制御構成を示す機能ブロック図である。 本発明に係る画像形成信号補正方法の手順を示すフローチャートである。 フィルタ条件と空間デジタルフィルタの構成を示す図である。 空間デジタルフィルタによる画像形成信号の補正を説明するための図である。 空間デジタルフィルタにより補正されたエッジ部の様子を説明するための図である。 第1の実施の形態のフィルタ条件テーブルの構成を示す図である。 第2の実施の形態の画像形成装置の制御構成を示す機能ブロック図である。 第2の実施の形態の画像形成装置の作像部を説明するための図である。 感光体ドラムの表面上の電位の状態を説明するための図である。 第2の実施の形態のフィルタ条件テーブルの構成を示す図である。 第3の実施の形態の画像形成装置の制御構成を示す機能ブロック図である。 第3の実施の形態の画像形成装置の作像部を説明するための図である。 第3の実施の形態のフィルタ条件テーブルの構成を示す図である。 第4の実施の形態の画像形成装置の制御構成を示す機能ブロック図である。 第4の実施の形態の画像形成装置の作像部を説明するための図である。 第4の実施の形態のフィルタ条件テーブルの構成を示す図である。 記録するべき画像の画像形成情報の一例を示す図である。 感光体ドラム上の電位のエッジ強調効果の様子を示す図である。
符号の説明
100 ハードウェア群
10 レーザ露光ユニット
20 作像部
21 感光体ドラム
22 帯電チャージャ
23 現像ユニット
23a 現像スリーブ
24 クリーナ
25 イレーサ
31 転写ドラム
40 給紙部
50 定着排紙部
101 制御手段
102 空間デジタルフィルタ
103 フィルタ条件テーブル
104 画像形成信号補正手段
105 判断手段
106 選択手段
107 モード設定手段
108 補正制御手段
109 コピーカウンタ
110 濃度検知手段
111 電位検知手段
112 トナー帯電量算出手段
113 現像条件調整手段
114 湿度検知手段

Claims (11)

  1. 像担持体上に画像形成信号に基づく静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤により現像して画像形成を行う画像形成装置であって、
    エッジ強調効果を緩和するための複数のフィルタ条件を備える空間デジタルフィルタと、
    前記装置の現像条件及び又は環境条件に対応するフィルタ条件を関連付けたテーブルと、
    前記現像条件又は環境条件を判断する判断手段と、
    前記判断結果に基づいて前記テーブルを参照してフィルタ条件を選択する選択手段と、
    前記選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタを用いて前記画像形成信号を補正する補正手段と、を備え、
    エッジ強調効果を緩和することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記判断手段は、前記現像剤の寿命に基づいて現像条件を判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 画像形成された記録紙枚数をカウントするカウント手段を更に備え、
    前記現像剤の寿命は、前記カウントされたカウント数から求める請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記現像は、現像剤担持体を介して行われ、前記現像剤担持体は回転体であって、
    前記現像剤担持体の周動距離を計数する計数手段を更に備え、
    前記現像剤の寿命は、前記計数された周動距離から求める請求項2に記載の画像形成装置。
  5. 前記現像剤はトナーを含んで構成され、
    前記現像して得られるトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    前記静電潜像の電位及び前記トナー像の電位を検知する電位検知手段と、
    前記検知された濃度、前記検知された静電潜像の電位及びトナー像の電位からトナー帯電量を求めるトナー帯電量算出手段と、を更に備え、
    前記判断手段は、前記求めたトナー帯電量に基づいて前記現像条件を判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  6. 前記現像剤はトナーを含んで構成され、
    前記現像して得られるトナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    前記検知された濃度に基づいて前記現像に関わるパラメータの条件を調整する現像条件調整手段と、
    前記判断手段は、前記調整に基づいて前記現像条件を判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  7. 前記像担持体は、回転体であり、
    前記現像は、現像剤担持体を介して行われ、
    前記現像剤担持体は回転体であり、前記現像剤担持体にはDCバイアス電圧にACバイアス電圧が重畳されたものが印加されるものであって、
    前記パラメータは、DCバイアス電圧、ACバイアス電圧、ACバイアス電圧の周波数、または、前記像担持体の周速と前記現像剤担持体の周速の比である請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記現像が行われる位置の近傍の湿度を検知する湿度検知手段を更に備え、
    前記判断手段は、前記検知した湿度に基づいて前記環境条件を判断する請求項1に記載の画像形成装置。
  9. 画像のコントラストを強くして前記画像形成を行う文字モードの設定/非設定を行うモード設定手段と、
    前記文字モードが設定された場合に、前記補正を行わないように前記補正手段を制御する補正制御手段を更に備える請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の画像形成装置。
  10. 前記像担持体は、回転体であって、
    前記空間デジタルフィルタは、補正対象の画像形成信号を前記静電潜像とするときに前記補正対象の画像形成信号の前記像担持体の回転方向に並ぶ他の画像形成信号を用いて前記補正対象の画像形成信号を補正するようになされたものである請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の画像形成装置。
  11. 像担持体上に画像形成信号に基づく静電潜像を形成し、この静電潜像を現像剤により現像して得られる画像のエッジ強調効果を緩和するための複数のフィルタ条件を備える空間デジタルフィルタを記憶する段階と、
    前記装置の現像条件及び又は環境条件に対応するフィルタ条件を関連付けたテーブルを記憶する段階と、
    前記現像条件又は環境条件を判断する段階と、
    前記判断結果に基づいて前記テーブルを参照してフィルタ条件を選択する段階と、
    前記選択されたフィルタ条件の空間デジタルフィルタを用いて前記画像形成信号を補正する段階と、を含むことを特徴とする画像形成信号補正方法。


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