JP2005237789A - 万能吊下げ具 - Google Patents
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Abstract
【課題】洗濯ロープ等への装着により、複数のハンガー等を一定の間隔をおいて吊り下げることができ、また、洗濯物の重み等によって洗濯ロープが短期間で伸びたり、切れたり等を抑止するロープの保護にも役立つ実用的に有効な万能吊下げ具を提供する。
【解決手段】適宜の長さを有する水平杆部1と、この水平杆部1に備えられる複数の掛け部2とで構成され、水平杆部1は、両端部に洗濯ロープC等に引っ掛ける係止部3,4を備え、ロープC方向に適宜の間隔をおいて並列する各掛け部2の根元部位を通すように同各掛け部2に渡り交互に掛け渡される洗濯ロープCに両係止部3,4を引っ掛けることにより、ロープCに吊下げ具本体Aが装着され、これにより、洗濯物等を通風性の良い間隔にて吊り下げ干せるようにした。
【選択図】図2
【解決手段】適宜の長さを有する水平杆部1と、この水平杆部1に備えられる複数の掛け部2とで構成され、水平杆部1は、両端部に洗濯ロープC等に引っ掛ける係止部3,4を備え、ロープC方向に適宜の間隔をおいて並列する各掛け部2の根元部位を通すように同各掛け部2に渡り交互に掛け渡される洗濯ロープCに両係止部3,4を引っ掛けることにより、ロープCに吊下げ具本体Aが装着され、これにより、洗濯物等を通風性の良い間隔にて吊り下げ干せるようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、万能吊下げ具に係り、特に洗濯物を、ハンガー掛けにて洗濯ロープ等の張架ロープや物干し竿等に干す際、或いは魚介類等を吊り下げて干す際に使用することを前提とした万能吊下げ具に関する。
一般に、洗濯物を干す場合、洗濯ロープや物干し竿等に洗濯物を直接掛けて干したり、複数の洗濯バサミ(ピンチ)が備えられている物干し具(ピンチハンガー)に吊るして干したり、そして、Yシャツ等のようにハンガー掛けにて形を整えて干す等があり、近年では衣類の形崩れを防ぐ等からハンガー掛けにて干す傾向が見られる。
ところで、ロープや竿に掛けられるハンガーのフック部は、物干し竿、そして洋服タンスのハンガー掛けバー等の太さ(直径3〜5cm程度)に合わせた大きさにて湾曲された形状であることから、ロープや竿に沿って移動し易いものである
従って、ハンガー掛けにて洗濯物を干した場合、風が強い日等には洗濯物がロープや竿の片側に流されて一ヶ所にかたまってしまうこと等から通風性が悪くなって乾きが遅くなったり、飛ばされてロープや竿から外れてしまうことがある。
従って、ハンガー掛けにて洗濯物を干した場合、風が強い日等には洗濯物がロープや竿の片側に流されて一ヶ所にかたまってしまうこと等から通風性が悪くなって乾きが遅くなったり、飛ばされてロープや竿から外れてしまうことがある。
そこで、ハンガー掛けにより干された洗濯物が強風等によって簡単に流されたり、飛ばされたりしないように洗濯ロープにハンガーのフック部を止めるハンガー掛けフックが提案されている(特許文献1及び特許文献2)。
しかし乍ら、この従来品では一つのフックに対して一つのハンガーしか掛けることができないため、ハンガー掛けにて干す洗濯物の数だけフックを洗濯ロープに取り付けなければならず、手間が掛かり面倒なものとなる。
また、洗濯ロープをピーンと張架させた水平状態に保つことはできないために、洗濯物の重みで弛んだロープの低い方向に滑ってきて一ヶ所にたまってしまって乾きが遅くなることを確実に解決し得ないものとなっていた。
また、洗濯ロープをピーンと張架させた水平状態に保つことはできないために、洗濯物の重みで弛んだロープの低い方向に滑ってきて一ヶ所にたまってしまって乾きが遅くなることを確実に解決し得ないものとなっていた。
本発明が解決しようとする課題は、洗濯ロープ等への装着により、複数のハンガー等を一定の間隔をおいて吊り下げることができ、また、洗濯物の重み等によって洗濯ロープが短期間で伸びたり、切れたり等を抑止するロープの保護にも役立つ実用的に有効な万能吊下げ具を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明は、請求項1では、張架ロープ等に装着されて、複数のハンガー等が掛けられる万能吊下げ具であって、
適宜の長さを有する水平杆部と、この水平杆部に適宜の間隔をおいて複数備えられる掛け部とで構成され、
上記水平杆部は、両端部に張架ロープ等に引っ掛ける係止部を備え、ロープ方向に適宜の間隔をおいて並列する上記各掛け部の根元部位を通すように同各掛け部に渡り交互に掛け渡される張架ロープに前記係止部を係脱自在に引っ掛けることにより、当該ロープに吊下げ具本体が装着されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具にある。
適宜の長さを有する水平杆部と、この水平杆部に適宜の間隔をおいて複数備えられる掛け部とで構成され、
上記水平杆部は、両端部に張架ロープ等に引っ掛ける係止部を備え、ロープ方向に適宜の間隔をおいて並列する上記各掛け部の根元部位を通すように同各掛け部に渡り交互に掛け渡される張架ロープに前記係止部を係脱自在に引っ掛けることにより、当該ロープに吊下げ具本体が装着されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具にある。
請求項2では、請求項1記載の係止部が、一端開放の正面視略U字状又は平面視略U字状に形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具にある。
また、請求項3では、張架ロープの両端側が結び付けられる両側の保持部材間に亘り複数が連結された状態で、尚且つ、略フック形状となした端部連結具を介して前記保持部材に連結させた状態で該保持部材間に亘りロープと共に装着されて、複数のハンガーが掛けられる万能吊下げ具であって、
適宜の長さを有する水平杆部と、この水平杆部に適宜の間隔をおいて複数備えられる掛け部とで構成され、
上記水平杆部は、両端部に少なくとも水平杆部同士が互いに係脱自在に連結される連結部を備え、複数の水辺杆部同士が前記連結部により張架ロープの張架全長に亘る長さに連結されると共に、張架方向に適宜の間隔をおいて並列する各水平杆部の上記各掛け部の根元部位を通すように同各掛け部に渡り交互に張架ロープを掛け渡すことにより、該ロープと共に複数の吊下げ具本体が上記保持部材間に亘り連結装着されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具にある。
適宜の長さを有する水平杆部と、この水平杆部に適宜の間隔をおいて複数備えられる掛け部とで構成され、
上記水平杆部は、両端部に少なくとも水平杆部同士が互いに係脱自在に連結される連結部を備え、複数の水辺杆部同士が前記連結部により張架ロープの張架全長に亘る長さに連結されると共に、張架方向に適宜の間隔をおいて並列する各水平杆部の上記各掛け部の根元部位を通すように同各掛け部に渡り交互に張架ロープを掛け渡すことにより、該ロープと共に複数の吊下げ具本体が上記保持部材間に亘り連結装着されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具にある。
請求項4では、請求項3記載の連結部の内、その一方が一端開放の平面視略U字状に形成され、他方が一端開放の正面視略U字状に形成されて互いに交叉するように連結されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具にある。
本発明の万能吊下げ具は、叙上の如く構成してなることから下記の作用効果を奏する。
請求項1によれば、一つの吊下げ具本体を張架ロープ等に装着することで、水平杆部に適宜の間隔にて備えられている複数の掛け部に、複数のハンガー等を掛けながら洗濯物等を通風性良く、乾燥し易い間隔をおいて吊り下げることができる。
従って、強風等によって流されて一ヶ所にかたまってしまう等の恐れがない状態で、尚且つ、飛ばされることが無い状態で、通風性が良く、乾燥し易い間隔で洗濯物等をハンガー掛けにて干すことができる。また、魚介類を乾燥させるために吊り下げる吊り下げ具として利用することができる。
請求項1によれば、一つの吊下げ具本体を張架ロープ等に装着することで、水平杆部に適宜の間隔にて備えられている複数の掛け部に、複数のハンガー等を掛けながら洗濯物等を通風性良く、乾燥し易い間隔をおいて吊り下げることができる。
従って、強風等によって流されて一ヶ所にかたまってしまう等の恐れがない状態で、尚且つ、飛ばされることが無い状態で、通風性が良く、乾燥し易い間隔で洗濯物等をハンガー掛けにて干すことができる。また、魚介類を乾燥させるために吊り下げる吊り下げ具として利用することができる。
請求項2によれば、張架ロープ等に吊下げ具本体を装着する当たり、張架方向に適宜の間隔をおいて並列する各掛け部の根元部位を通すように同各掛け部に渡り交互にロープ等を掛け渡し、尚且つ、該張架ロープ等に水平杆部の両端係止部を引っ掛けて行う装着形態を採用してなることで、張架ロープ等から簡単に外れることがなく、複数の洗濯物等をハンガー掛けにて干すことができる。
請求項3によれば、両側の保持部材に亘り張架される張架ロープの張架全長に亘る長さにて複数の吊下げ具本体を連結し、且つ、張架全長に亘り一連に連ねた吊下げ具本体の両側を略フック形状となした連結具を用いて前記保持部材に引っ掛け連結させた状態で該保持部材間に亘りロープと共に装着されるようにしてなることで、一連に連なる各吊下げ具本体の各掛け部に前述の請求項1のように、強風等によって流されて一ヶ所にかたまってしまう等の恐れがない状態で、尚且つ、飛ばされることが無い状態で、通風性が良く、乾燥し易い間隔で数多くの洗濯物等をハンガー掛けにて干すことができる。
しかも、両側の保持部材間に一連に連ねた状態で装着される吊下げ具本体が、張架ロープを保護する役目をなす。つまり、一般にビニール系からなるロープが受ける洗濯物等の重みを適度の剛性を有する吊下げ具本体が受け支えて、重みによりロープが伸びたり、切れたり等の短期間での劣化を抑止する保護作用が期待できる。それにより、ロープ自体の耐用年数の延長にも役立つ等の実用的に有効な効果が期待できる。
しかも、両側の保持部材間に一連に連ねた状態で装着される吊下げ具本体が、張架ロープを保護する役目をなす。つまり、一般にビニール系からなるロープが受ける洗濯物等の重みを適度の剛性を有する吊下げ具本体が受け支えて、重みによりロープが伸びたり、切れたり等の短期間での劣化を抑止する保護作用が期待できる。それにより、ロープ自体の耐用年数の延長にも役立つ等の実用的に有効な効果が期待できる。
請求項4によれば、水平杆部の一端に設けた平面視略U字状の連結部と、他端に設けた正面視略U字状の連結部との互いに交叉させた連結により、ロープの張架全長に亘って吊下げ具本体を一連に連ねることができることで、ロープへの装着と、両側の保持部材間への装着が簡便で、取扱い性に優れた万能吊下げ具となり、実用的効果が大となる。
本発明の最良の実施形態を図1〜図5に基づいて説明する。
図1〜図3は、請求項1及び2に係る本発明万能吊下げ具の実施形態の一例を示し、吊下げ具本体Aは、適宜の長さを有する水平杆部1と、この水平杆部1に適宜の間隔をおいて複数備えられる略リング状の掛け部2…とで構成され、図2に示すように、洗濯干し場に適宜の間隔をおいて設置備えられている両側の保持部材D間に亘り張架される張架ロープ、所謂洗濯ロープCの途中部位に装着することで、ロープCの張架方向に並列する各掛け部2…に夫々ハンガーBが掛けられるものである。
即ち、一つの吊下げ具本体Aを洗濯ロープCに装着することで、複数の洗濯物をハンガー掛けにて通風性良く、乾燥し易い間隔をおいて干すことができるようにしてある。
即ち、一つの吊下げ具本体Aを洗濯ロープCに装着することで、複数の洗濯物をハンガー掛けにて通風性良く、乾燥し易い間隔をおいて干すことができるようにしてある。
水平杆部1は、適宜の太さと合成を有するアルミ材や金属材、或いは合成樹脂材等から適宜の長さ、例えば50〜100cm程度の長さに形成され、複数の掛け部2…が曲げ加工や成形等により一体又は溶着等の固着手段により垂下状に備えられるものである。
また、水平杆部1の両端部には洗濯ロープCに引っ掛ける係止部3,4が備えられており、この両係止部3,4のロープCに対する引っ掛かりにより、該ロープCから簡単に外れることがない状態で同ロープCに吊下げ具本体Aが装着されるようにしてなる。
また、水平杆部1の両端部には洗濯ロープCに引っ掛ける係止部3,4が備えられており、この両係止部3,4のロープCに対する引っ掛かりにより、該ロープCから簡単に外れることがない状態で同ロープCに吊下げ具本体Aが装着されるようにしてなる。
掛け部2…は、適宜の大きさを有する三角形、楕円形、円形等の略リング形状に形成され、図示のように、水平杆部1に適宜の間隔、例えば5〜15cm程度の間隔にて備えられて、洗濯物が掛けられたハンガーBが強風等により外れないように吊り下げられるようにしてなる。
尚、図示を省略しているが、掛け部2…の根元側部位等に適宜の開口幅を有する挿入口を設けることで、ハンガーBのフック部以外にリング状の吊下げ部を掛けることが可能となる。例えば、魚介類等を吊り下げる場合等に、魚介類に取り付けられる紐等からなるリング状の吊下げ部を挿入口から掛け部2内に掛けることができる。
尚、図示を省略しているが、掛け部2…の根元側部位等に適宜の開口幅を有する挿入口を設けることで、ハンガーBのフック部以外にリング状の吊下げ部を掛けることが可能となる。例えば、魚介類等を吊り下げる場合等に、魚介類に取り付けられる紐等からなるリング状の吊下げ部を挿入口から掛け部2内に掛けることができる。
係止部3,4は、吊下げ具本体Aを洗濯ロープCに脱落の恐れがない状態に係止保持する役目を成すものであり、係止部3は、水平杆部1の一端に、一端開放の平面視略U字状に形成され、係止部4は、水平杆部1の他端に、一端開放の正面視略U字状に形成されて、夫々に洗濯ロープCが図2に示す拡大斜視図のように、引っ掛けられるようにしてなる。
そして、係止部3の開放端部には下向き突起5が設けられており、洗濯ロープCに掛止させて該ロープCの外れを防ぐようにしてある。
尚、係止部3,4の曲げ形状としてはU字状に限らず、ロープCを引っ掛けることができる例えば角形U字状或いは略V字状等、任意である。
そして、係止部3の開放端部には下向き突起5が設けられており、洗濯ロープCに掛止させて該ロープCの外れを防ぐようにしてある。
尚、係止部3,4の曲げ形状としてはU字状に限らず、ロープCを引っ掛けることができる例えば角形U字状或いは略V字状等、任意である。
下向き突起5は、吊下げ具本体Aを洗濯ロープCに装着するに際して、図2に示す拡大斜視図のように、ロープCの張架方向に適宜の間隔をおいて並列する各掛け部2…の根元部位を通すように同各掛け部2…に渡り交互にロープCを掛け渡し終わった時に、水平杆部1の端部が横方向に移動するのを防ぐように同ロープCに引っ掛かり、それにより、ロープCの係止部34に対する引っ掛かりとの協働で水平杆部をロープに掛止する役目を成すものである。
而して、洗濯ロープCの張架方向途中部位に一つの吊下げ具本体Aを装着することで、水平杆部1に適宜の間隔にて備えられている複数の掛け部2に、複数のハンガーBを掛けながら洗濯物等を通風性良く、乾燥し易い間隔をおいて吊り下げることができる。
従って、強風等によって流されて一ヶ所にかたまってしまう等の恐れがない状態で、尚且つ、飛ばされることが無い状態で、通風性が良く、乾燥し易い間隔で洗濯物等をハンガー掛けにて干すことができる。
従って、強風等によって流されて一ヶ所にかたまってしまう等の恐れがない状態で、尚且つ、飛ばされることが無い状態で、通風性が良く、乾燥し易い間隔で洗濯物等をハンガー掛けにて干すことができる。
図3は、前述の洗濯ロープCに代えて、物干し竿Eに前述構成の吊下げ具本体Aを装着して使用する場合の他の使用例を示し、この場合、別途に形成される一対の取付具6,7と、アルミやステンレス等からなるテープ或いはホースバンド等の取付体8を用いて、吊下げ具本体Aを物干し竿Eに装着するようにしてある。
取付具6,7は、取付体8によって物干し竿Eに取り付けられて吊下げ具本体Aを物干し竿Eに装着するものであり、物干し竿Eの断面円弧に沿う円弧内面を備え、取付具6は、一端側に係止部3の下向き突起5を貫通状に係止させる凹欠部6-1を備えると共に、円弧内面には同凹欠部6-1に連ねた凹み6-2を備えて、図3の(b)に示したように、係止部3を凹み6-2に内在させた状態で物干し竿Eの外面に添設することで、係止部3を物干し竿Eの外面に定着保持するようにしてある。
取付具7は、係止部4を嵌め込み係止させる溝7-1を一端側から他端側に向けて備えて、係止部4を取付体8との協働で物干し竿Eの外面に定着保持するようにしてある。
取付具7は、係止部4を嵌め込み係止させる溝7-1を一端側から他端側に向けて備えて、係止部4を取付体8との協働で物干し竿Eの外面に定着保持するようにしてある。
図4〜図5は、請求項3及び4に係る本発明の万能吊下げ具の実施形態の一例を示し、斯かる実施例では前述した複数の吊下げ具本体Aを、両側の保持部材D間に亘り張架される洗濯ロープCの張架方向全長に亘り一連に連結連ねた状態で、尚且つ、両側の保持部材Dに接近させた両側の吊下げ具本体Aを端部連結具9を介して保持部材Dに引っ掛け連結することで、洗濯ロープCと共に保持部材D間に装着するようにしてなる。
尚、斯かる実施例における吊下げ具本体Aは前述した実施例1と基本的に変わりないことから、同じ構成部分に同じ符号を用いることで重複説明は省略し、両側の係止部3,4を連結部3-1,4-1として、複数の吊下げ具本体AをロープCが張架される両側の保持部材Dに亘り一連に連ねた状態で連結装着し得るようにしてなる。
而して、図5に示すように、各吊下げ具本体Aの連結部3-1,4-1同士を引っ掛け連結せしめながら、尚且つ、図4に示すように、両側の保持部材Dに亘り張架される洗濯ロープCを各掛け部2の根元部位を通すように同各掛け部2に渡り交互に掛け渡しながら洗濯ロープCの張架全長に亘る長さにて複数の吊下げ具本体Aを連結する。
そして、ロープCの張架全長に亘り一連に連ねた吊下げ具本体A内、両側の保持部材D側に接近する両側の吊下げ具本体Aの連結部3-1又は4-1を、別途形成の略フック形状となした連結具9を用いて前記保持部材Dに引っ掛けて連結する。これにより、複数の吊下げ具本体Aを一連に連ねた状態で両側の保持部材D間に亘り洗濯ロープCと共に装着することができる。
そして、ロープCの張架全長に亘り一連に連ねた吊下げ具本体A内、両側の保持部材D側に接近する両側の吊下げ具本体Aの連結部3-1又は4-1を、別途形成の略フック形状となした連結具9を用いて前記保持部材Dに引っ掛けて連結する。これにより、複数の吊下げ具本体Aを一連に連ねた状態で両側の保持部材D間に亘り洗濯ロープCと共に装着することができる。
従って、図4に示すように、洗濯ロープCと共に両側の保持部材D間に亘り一連に連なる各吊下げ具本体Aの各掛け部2に、強風等によって流されて一ヶ所にかたまってしまう等の恐れがない状態で、通風性が良く、しかも乾燥し易い間隔にて数多くの洗濯物等をハンガー掛けにて干すことができる。
また、両側の保持部材D間に一連に連ねた状態で装着される吊下げ具本体Aは、洗濯ロープCを保護する役目をなす。つまり、一般にビニール系からなるロープが受ける洗濯物等の重みを、合成樹脂材料や金属材料等の剛性を有する材料からなる吊下げ具本体Aが受け支えて、重みにより洗濯ロープCが伸びたり、切れたり等の短期間での劣化を抑止する保護作用が期待できる。
また、両側の保持部材D間に一連に連ねた状態で装着される吊下げ具本体Aは、洗濯ロープCを保護する役目をなす。つまり、一般にビニール系からなるロープが受ける洗濯物等の重みを、合成樹脂材料や金属材料等の剛性を有する材料からなる吊下げ具本体Aが受け支えて、重みにより洗濯ロープCが伸びたり、切れたり等の短期間での劣化を抑止する保護作用が期待できる。
尚、連結具9は、両端のフック部9-1,9-2間における略中途部位において一方のフック部9-1に対して他方のフック部9-2が首振り回転するように形成されてなる。
そして、図示を省略しているが、両側のフック部9-1,9-2間における略中途部位にコイルスプリングを設けることにより、一連に連なる吊下げ具本体Aに適度の引っ張りテンションを付与せしめた状態で両側の保持部材D間に亘り洗濯ロープCと共に装着することができる。これにより、一連に連なる吊下げ具本体Aが両側の保持部材D間にピーンと張られた状態で装着されることとなり、強風等においても横揺れ等が抑えられ、更には洗濯ロープCの保護作用がより効果が得られ、しかも、洗濯ロープC特有の垂れ下がり現象も抑止する効果が得られる。
そして、図示を省略しているが、両側のフック部9-1,9-2間における略中途部位にコイルスプリングを設けることにより、一連に連なる吊下げ具本体Aに適度の引っ張りテンションを付与せしめた状態で両側の保持部材D間に亘り洗濯ロープCと共に装着することができる。これにより、一連に連なる吊下げ具本体Aが両側の保持部材D間にピーンと張られた状態で装着されることとなり、強風等においても横揺れ等が抑えられ、更には洗濯ロープCの保護作用がより効果が得られ、しかも、洗濯ロープC特有の垂れ下がり現象も抑止する効果が得られる。
尚、前述実施例においては洗濯物をハンガー掛けにて干す場合の使用例について説明したが、本発明の万能吊下げ具は、鮭やその他の魚介類等を吊り下げて一定の間隔をおいて干すことも可能であり、その用途については特に限定されるものではない。
A:吊下げ具本体 1:水平杆部
2:掛け部 3,4:係止部
3-1,4-1:連結部 5:下向き突起
9:連結具 B:ハンガー
C:洗濯ロープ D:保持部材
2:掛け部 3,4:係止部
3-1,4-1:連結部 5:下向き突起
9:連結具 B:ハンガー
C:洗濯ロープ D:保持部材
Claims (4)
- 張架ロープ等に装着されて、複数のハンガー等が掛けられる万能吊下げ具であって、
適宜の長さを有する水平杆部と、この水平杆部に適宜の間隔をおいて複数備えられる掛け部とで構成され、
上記水平杆部は、両端部に張架ロープ等に引っ掛ける係止部を備え、張架方向に適宜の間隔をおいて並列する上記各掛け部の根元部位を通すように同各掛け部に渡り交互に掛け渡される張架ロープ等に前記係止部を係脱自在に引っ掛けることにより、当該ロープ等に吊下げ具本体が装着されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具。 - 請求項1記載の係止部が、一端開放の正面視略U字状又は平面視略U字状に形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具。
- 張架ロープの両端側が結び付けられる両側の保持部材間に亘り複数が連結された状態で、尚且つ、略フック形状となした連結具を介して前記保持部材に連結させた状態で該保持部材間に亘りロープと共に装着されて、複数のハンガー等が掛けられる万能吊下げ具であって、
適宜の長さを有する水平杆部と、この水平杆部に適宜の間隔をおいて複数備えられる掛け部とで構成され、
上記水平杆部は、両端部に少なくとも水平杆部同士が互いに係脱自在に連結される連結部を備え、複数の水辺杆部同士が前記連結部により張架ロープの張架全長に亘る長さに連結されると共に、ロープ方向に適宜の間隔をおいて並列する各水平杆部の上記各掛け部の根元部位を通すように同各掛け部に渡り交互に張架ロープを掛け渡すことにより、該ロープと共に複数の吊下げ具本体が上記保持部材間に亘り連結装着されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具。 - 請求項3記載の連結部の内、その一方が一端開放の平面視略U字状に形成され、他方が一端開放の正面視略U字状に形成されて互いに交叉するように連結されるように形成されてなることを特徴とする万能吊下げ具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004054037A JP2005237789A (ja) | 2004-02-27 | 2004-02-27 | 万能吊下げ具 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080916 |