JP2005237782A - 吸収性物品 - Google Patents

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Abstract

【課題】外観を損なうことなく、装着時に前後の区別を容易に行うことができる吸収性物品を提供する。
【解決手段】人体に接する内面側に配置された内面シート2と、内面シート2と反対側の外面側に配置された外面シート3と、内面シート2と外面シート3との間に介装された吸収体4と、を備え、装着時に装着者の腹側に位置する腹側部1Aと、背側に位置する背側部1Bと、股下に位置する股下部1Cとに区分される使い捨てパンツタイプ紙おむつ1において、腹側部1A又は背側部1Bの内部に、内面側から視認可能で外面側から視認できない識別シート7を設けた。
【選択図】 図2

Description

本発明は、吸収性物品に関する。
吸収性物品としての使い捨てパンツタイプの紙おむつの機能を確実に発揮させて、装着者が快適な装着感を得るためには、その前後向きを正しく装着する必要がある。
従来、紙おむつの前後向きを判断する手段として、例えば、使用後の廃棄を容易にするためにバックシートの背側部に設けられた後処理テープを、前後向きを判断するための目印として利用していた(例えば、特許文献1)。
特開平8−117278号公報
しかし、特許文献1に挙げられる紙おむつにおいては、後処理テープが外面シート側に設けられていることによって後処理テープが目立ってしまい、下着らしさを失って、着用者に不快感を感じさせてしまうという問題があった。また、後処理テープが外面シート側に備えられているために剥がれ落ちてしまうこともあり、剥がれ落ちた後には、前後判断のための手段を失ってしまうという問題があった。そしてさらには、紙おむつ装着時には、脚を通す部分を広げて紙おむつ内部を覗き込む姿勢となるため、後処理テープが外面シート側に備えられていては視認しづらいという問題があった。
そこで、本発明の課題は、外観を損なうことなく、装着時に前後の区別を容易且つ確実に行うことができる吸収性物品を提供することである。
前述した課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、人体に接する内面側に配置された内面シートと、前記内面シートと反対側の外面側に配置された外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に介装された吸収体と、を備え、装着時に装着者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、股下に位置する股下部とに区分される吸収性物品において、前記腹側部又は前記背側部の内部に、前記内面側から視認可能で、前記外面側から視認できない識別部が設けられていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の吸収性物品において、前記識別部は、装着時に装着者の腰回り部を保持してなる腰回り開口部の近傍に設けられていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の吸収性物品において、前記外面シートが、前記腰回り開口部において前記内面シート側に折り返されて、折り返し部が形成され、前記腹側部又は前記背側部のいずれか一方における前記折り返し部に、前記識別部が備えられていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記識別部の前記内面側に、当該吸収性物品の前後を示す識別情報が設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記識別部は、シートにより構成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項5に記載の吸収性物品において、前記識別部は、伸縮性を有することを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品において、前記識別部は、帯状に設けられていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、腹側部又は背側部の内部に、内面側からの視認が可能で、外面側からの視認できない識別部が設けられることとなる。
これにより、内面側から識別部を視認することができ、装着時に前後の区別を容易に行うことができる。そのため、前後を間違わずに装着することが可能となり、快適な装着感を得ることができる。
また、識別部は、内面側からは視認し易く、外面側からは視認できないこととなる。これにより、装着時に前後の区別を容易に行うことができるのみならず、吸収性物品が下着らしさを備えることとなって外観を損なわず、外出先などで他人に見られることによる不快感を低減することができる。
さらに、吸収性物品を装着するにあたって、吸収性物品の腰回り開口部を広げて、該開口部から吸収性物品を覗き込んだ際に、内面側から視認可能に配されている識別部を容易に確認することができ、着用の動作をスムーズに行うことができる。
そして、識別部が、腹側部又は背側部の内部に設けられていることによって、識別部が肌に直接触れることがなくなり、肌トラブルを発生させること無く快適な装着感が得られるのみならず、剥がれたりめくれたりすることがなくなり、確実に、有効に利用することができる。
請求項2に記載の発明によれば、識別部が装着時に装着者の腰回り部を保持してなる腰回り開口部の近傍に設けられることなる。
これにより、請求項1記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、該開口部から吸収性物品を覗き込んだ際に、腹側部又は背側部の内部に配されている識別部をより容易に視認できることとなって、装着時に前後の区別をさらに容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、外面シートが折り返されることによって形成される折り返し部に識別部が設けられることとなる。
これにより、請求項2記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、折り返し部に識別部が設けられることによって、より確実に、識別部が肌に直接触れることがなくなり、肌トラブルを発生させることなく快適な装着感が得られるのみならず、剥がれたりめくれたりすることがなくなり、確実に、有効に利用することができる。
請求項4に記載の発明によれば、識別部に前後を示す識別情報が設けられていることとなる。
これにより、請求項1〜3の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、識別部の存在のみならず、識別情報によっても吸収性物品の前後を判断することが可能となり、より確実に前後の区別を行うことができる。
請求項5に記載の発明によれば、識別部がシートによって構成されていることとなる。
これにより、請求項1〜4の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、シートを貼り付けるだけで識別部が構成されるので、識別部として新たな部材を追加しても比較的容易に製造することができる。
請求項6に記載の発明によれば、識別部であるシートが伸縮性を有することとなる。
これにより、請求項5記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、シートが、腰回り開口部に略沿って配された弾性部材としての機能をも有することとなり、シートが配された位置に、別途弾性部材を備えずとも、腰回り開口部の人体へのフィット感を実現することができる。そのため、弾性部材を省略することができることとなって、シートを備えたとしても部品の数を増加させることなく、製造上のコストアップを抑制することができる。
請求項7に記載の発明によれば、識別部が帯状に設けられることとなる。
これにより、請求項1〜6の何れか一項に記載の発明と同様の効果が得られることは無論のこと、特に、装着者は、より広い範囲から前後判断の為の情報を取得することができることとなり、さらに容易に前後の区別を行うことができる。
(実施形態1)
以下、本発明の実施形態1を、図面を参照しながら詳細に説明する。
本実施形態においては、吸収性物品としての使い捨てパンツタイプ紙おむつを一例として説明する。
図1は、本願発明の使い捨てパンツタイプ紙おむつを適用した実施形態1の使い捨てパンツタイプ紙おむつの斜視図である。図2は、図1の一部を展開した斜視図である。図3は、図1のA−A´線における断面図であって、図4は図1のB方向からの斜視図である。
尚、図1においては、識別シート7の説明を行う便宜上、識別シート7を実線で示しているが、実際には、最上面に位置するシート(外面シート)の内側に配されている。
図1〜4に示すように、使い捨てパンツタイプ紙おむつ(以下「紙おむつ」という)1は、人体に接する内面側に配置された内面シート2と、内面シート2と反対側の外面側に配置された外面シート3と、内面シート2と外面シート3との間に介装された吸収体4と、ギャザー押さえシート11、漏れ防止シート12、防水シート13、複数の弾性部材91、92、93、識別部としての識別シート7、等を備える。
また、紙おむつ1は、装着時に装着者の腹側に位置する腹側部1Aと、背側に位置する背側部1Bと、股下に位置する股下部1Cとに区分され、装着者の腰回りを保持する腰回り部50を形成する一箇所の腰回り開口部5と、装着者の脚回りを保持してなる脚回り部60を形成する二箇所の脚回り開口部6、6を有する。
内面シート2は、紙おむつ1を装着した際に人体に接する内面側に配置され、体液を受けて、吸収体4まで輸送する役割を果たす、透液性のシートである。
透液性シートとしては、例えば、有孔または無孔の不織布や、多孔性プラスチックシートなどにより形成されるものが挙げられる。不織布を構成する素材繊維としては、天然繊維、化学繊維のいずれを用いてもよい。
天然繊維の例としては、綿、セルロース(木材パルプ)、羊毛、絹、麻等が挙げられる。
また、化学繊維の例としては、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)等のオレフィン系、ポリエステル(PET)を含むポリエステル系、ナイロンやアラミド等のポリアミド系、ポリアクリロニトリル(PAN)等のアクリル系といった合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、酢酸セルロースやプロミックス等の半合成繊維等を挙げることができる。また、PE/PP混合不織布、PE/PET混合不織布の他、上記素材を適宜組み合わせたバイコンポーネント繊維(混合繊維)も用いることができる。
これらの繊維素材から不織布を製造する方法としては、公知の方法を適宜用いることができ、例えば、高圧水流で繊維同士を絡ませて接合させるウォーターパンチ法や、繊維を製紙と同様の方法で製造する抄紙法等の湿式法、接着剤で接合させるケミカルボンド法や、低融点ポリマー及び自己溶融繊維で接合させるサーマルボンド法等の乾式法、特殊針でニードリングして接合させるニードルパンチ法、ポリマー溶液を口金より噴出させ、網状フィブリルを形成させるフラッシュ紡糸法などの直接式法等の方法が挙げられる。また、これらの方法を組み合わせた方法等によっても不織布を製造することができる。
外面シート3は、紙おむつ1を装着した際に人体に接する面と反対側の外面側に配置され、体液などの紙おむつ1外部への染み出し、漏れ出しを防ぐ役割を果たす、透液性若しくは不透液性を有するシートである。
透液性シートとしては、内面シート2で挙げたシート等を用いることができる。
不透液性シートとしては、例えば、ポリエチレン等の少なくとも遮水性を有するシート材であって、ムレ防止の観点から透湿性を有するシート材であることが好ましい。この遮水性と透湿性とを具備するシート材としては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を溶融混練してシートを成形した後、一軸または二軸方向に延伸することにより得られる微多孔性シート材が好適に用いられる。
またその他にも、不透液性を有するフィルム層と、通気性を有する不織布層からなるラミ不織布を用いても良い。ラミ不織布とは、例えばポリエチレンシート等に不織布を積層した、ラミネート不織布と呼ばれる不織布のことであり、不透液性と通気性を併せ持つ不織布である。
吸収体4は、例えば、綿やパルプ等の吸収性素材や、繊維或いはフィルム等のシート状基材と高吸収性ポリマーのような高吸水性樹脂とが組み合わされて形成された吸収体コア(図示略)が、透液性のクレープ紙(図示略)等により覆われて構成されている。吸収体4は、単層構造であっても良いし、複数層に分かれた構造でも構わない。吸収体4は、人体の腹側部1Aから両脚の間の股下部1Cを通り、背側部1Bに亘る位置に装着されている。
ギャザー押さえシート11は、外面シート3の内側に配された、腹回りギャザーとしての弾性部材92及び脚回りギャザーとしての弾性部材93を押さえ込んで、紙おむつ1の未使用時及び使用時の、弾性部材92、93のずれやよれを防ぐ働きをなす。
ギャザー押さえシート11としては、透液性シート、不透液性シートのいずれを用いてもよく、透液性シートを用いる場合は、例えば、内面シート2で挙げたシートを用いることができ、不透液性シートを用いる場合は、例えば、外面シート3で挙げたシートを用いることができる。
漏れ防止シート12は、紙おむつ1装着時に装着者の腰回りに配される不透液性のシートであって、吸収体4が吸収しきれなかった体液、若しくは一旦吸収体4が吸収した後、体圧などにより染み出した体液の、紙おむつ1外部への漏れ出しを防止するのみならず、腰回りギャザーとしての弾性部材91を上面から押さえ込んで、紙おむつ1の未使用時及び使用時の、弾性部材91のずれやよれを防ぐ働きをなす。
不透液性シートとしては、外面シート3で挙げたシート等を用いることができる。
防水シート13は、不透液性を有し、吸収体4が吸収した体液の、紙おむつ1外部への漏れ出しを防止するシートであって、外面シート3で挙げたシート等を用いることができる。
腰回りギャザーとしての弾性部材91は、腰回り開口部5の近傍の腰回り部50に設けられ、腹回りギャザーとしての弾性部材92は、弾性部材91の下方の腰回り部50に設けられている。脚回りギャザーとしての弾性部材93は、脚回り開口部6近傍の脚回り部60に設けられている。
これらの弾性部材91、92及び93が施されていることにより、腰回り及び脚回りで紙おむつ1が好適に密着することとなり、フィット感を上げることが実現するのみならず、腰回り開口部5及び脚回り開口部6、6からのモレを防ぎ、使用感を向上させることができる。
腰回りギャザーとしての弾性部材91、腹回りギャザーとしての弾性部材92、脚回りギャザーとしての弾性部材93としては、例えば糸ゴムを利用することができる。
次に、本発明の特徴である識別シート7について説明する。
図2は、図1の一部を展開した斜視図である。詳細には、背側部1Bに位置する識別シート7近傍の、外面シート3が腰回り開口部5において内面シート2側に折り返されて形成される折り返し部8を、腰回り開口部5方向に開き返し、該開き返された折り返し部8の内側に位置する漏れ防止シート12を吸収体4側に引き下ろして弾性部材91を露出させた図である。
図1、4に示すように、識別シート7は、折り返し部8の非肌当接面に設けられており、内面側からは視認可能で、外面側からの視認ができないようになっている。
識別シート7としては、例えば、通気性又は非通気性を有するポリエチレンフィルムを、重量として、20〜30g/m2程度、用いることができる。その他にもクレープ紙やスパンボンド法により製造された不織布等、素材表面への印刷が可能で、柔軟性を備える素材を用いることができる。
また、識別シート7には、前後判断のための識別情報として、識別シート7の内面側の面(以下、「識別部内側面」という。)71に、紙おむつの「後側」を意味する文字「うしろ」の表示が設けられる。
さらに、識別シート7には着色が施される。折り返し部8に配された際に、識別部内側面71と、識別シート7の外面側の面(以下、「識別部外側面」という。)72には同一の色が施されても良いし、異なる色が施されても構わない。本実施例においては、識別部内側面71には、装着者や介護者の注意を惹く色として、例えばオレンジ色を、識別部外側面72には、周辺部材(例えば、外面シート3や弾性部材91等)の近似色として、例えば白色が施される。
以上に説明した実施形態1に係る紙おむつ1によると、識別シート7が備えられることによって、装着時に前後の区別を容易に行うことができる。そのため、前後を間違わずに装着することが可能となり、快適な装着感を得ることができる。
また、識別シート7が、外面シート3を内面シート2側に折り返すことによって形成される折り返し部8に備えられていることによって、内面側からは識別シート7を視認し易く、外面側からは視認しづらく目立たないこととなる。これにより、外観を損なわずに下着らしさを備えることとなって、外出先などで他人に見られることによる不快感を低減することができる。
さらに、紙おむつ1を装着するにあたって、紙おむつ1の腰回り開口部5を広げて、上側から紙おむつ1を視認した際に、内側に配されている識別シート7を容易に確認することができ、着用の動作をスムーズに行うことができる。
その上、識別シート7が、折り返し部8の非肌当接面側に備えられていることによって、識別シート7が肌に直接触れることがなくなり、肌トラブルを発生させること無く快適な装着感が得られるのみならず、折り返し部8によって識別シート7上面より抑え込まれているため、剥がれたり、めくれたりすることがない。
そして、識別シート7の識別部内側面71に施された前後表示を示す識別情報や、識別部外側面72に施された装着者や介護者の注意を引く色によって、内面シート2側から、印刷情報を読取ることができる。これにより、識別シート7の存在のみならず、印刷された情報からも前後判断を行うことができ、より確実に前後の判断を行うことができる。
尚、吸収性物品として、使い捨てパンツタイプ紙おむつに限られることはなく、おむつカバーなどの、吸収体と共に使用するタイプのおむつ等へ本発明を適用しても良い。
また、識別シートは腹側部に設けても良く、その場合、背側部に設けた効果に併せて、特に、外出先などでの装着時において、背後から視認される場合に、識別シートを見られることがなくなるため、不快感を取り除くことができる。
<変形例1>
図5に、実施形態1における変形例1の紙おむつ20の斜視図を、図6に図5のC−C´線における断面図を示した。
図5及び図6に示す変形例1の紙おむつ20は、外面シート3及び漏れ防止シート12が実施形態1の紙おむつ1と異なる。従って、変形例1を説明するにあたり、上記実施形態1と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図5及び図6に示すように、紙おむつ20は、腰回り開口部5において内面シート2側に折り返された外面シート23が、腰回りギャザーとしての弾性部材91及び腹回りギャザーとしての弾性部材92を上面から覆って押さえ込み、さらに吸収体4を覆う内面シート2の上面を一部覆ってなる。
識別シート7は、図6に示すように、折り返された外面シート3と腰回りギャザーとしての弾性部材91との間に挟み込まれてなる。
図5及び図6に示す紙おむつ20によると、漏れ防止シートを備えることなく、不透液性の外面シート23を延出させ、吸収体4の一部上面を覆うことによって、吸収体4が吸収しきれなかった体液、若しくは一旦吸収体4が吸収した後、体圧などにより染み出した体液の、紙おむつ20外部への漏れ出しを防止することができる。
これにより、紙おむつ20を製造するための部材を減らすことができる。
<変形例2>
図7に、実施形態1における変形例2の紙おむつ30の斜視図を、図8に図7のD−D´線における断面図を示した。
図7及び図8に示す変形例2の紙おむつ30は、識別シートの位置が実施形態1の紙おむつ1と異なる。従って、変形例2を説明するにあたり、上記実施形態1と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図7及び図8に示すように、紙おむつ30の識別シート37は、その一部を漏れ防止シート12とギャザー押さえシート11の間に、残りの部分を漏れ防止シート12と腰回りギャザーとしての弾性部材91との間に挟み込んで設けられる。従って、内面側より視認すると、腰回りギャザーとしての弾性部材91と、腹回りギャザーとしての弾性部材92の両方の上面に亘って位置することとなる。また、識別シート37は、紙おむつ30の幅方向(腹側部1Aから股下部1Cを亘って背側部1Bに至る方向と略直交する方向)中心よりも左方向にずらして設けられる。
<変形例3>
図9に、実施形態1における変形例3の紙おむつ40の斜視図を、図10に図9のE−E´線における断面図を示した。
図9及び図10に示す変形例3の紙おむつ40は、識別シートの位置が実施形態1の紙おむつ1と異なる。従って、変形例3を説明するにあたり、上記実施形態1と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
図9及び図10に示すように、紙おむつ40の識別シート47は、漏れ防止シート12と、ギャザー押さえシート11との間に挟み込まれてなる。より詳細には、識別シート47が、漏れ防止シート12と、ギャザー押さえシート11との間であって、腹回りギャザーとしての弾性部材93よりも内側に位置するよう設けられる。また、識別シート47は、紙おむつ40の幅方向(腹側部1Aから股下部1Cを亘って背側部1Bに至る方向と略直交する方向)中心よりも右方向にずらして設けられる。
(実施形態2)
次いで、実施形態2に係る使い捨てパンツタイプ紙おむつ100について、図面を用いて説明する。
図11は本実施形態2の使い捨てパンツタイプ紙おむつ(以下「紙おむつ」という。)100の斜視図である。図12は、図11のF−F´線における断面図である。
図11に示す紙おむつ100は、帯状識別シート107が実施形態1の紙おむつ1と異なる。従って、実施形態2を説明するにあたり、上記実施形態1と同様の構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
図11及び図12に示すように、紙おむつ100は装着者が装着した際に、装着者の腹側に位置する腹側部100Aと、背側に位置する背側部100Bと、腹側部100Aと背側部100Bとの間に位置するとともに、股下に位置する股下部100Cとに区分される。
紙おむつ100において、識別部としての帯状識別シート107は、背側部100Bにおいて弾性部材91と当接している。
より詳細には、背側部100Bにおいて、外面シート3の内側、即ち、内面シート2側に腰回りギャザーとしての弾性部材91が位置し、弾性部材91の内側に帯状識別シート107が位置し、帯状識別シート107の内側に、漏れ防止シート12、外面シート3の折り返し部8、の順で位置してなる。帯状識別シート107の漏れ防止シート12当接面である識別部内側面171には、前後を区別するための情報として、紙おむつの「後側」を意味する文字「うしろ」の表示が設けられる。
以上に説明した実施形態2に係る紙おむつ100によると、背側部100Bの腰回りギャザーとしての弾性部材91と同位置に帯状識別シート107が備えられることとなる。
つまり、前後を区別するための情報を、より広範囲、即ち、幅と長さを有する帯状識別シート107より得られることとなって、さらに容易且つ確実に前後の区別を行うことができる。
尚、本実施形態においては、腹側部100A側には、帯状識別シートを設けずに弾性部材91のみを設けたが、背側部100Bと同様に、帯状識別シートを設けて、例えば「前側」を意味する文字「まえ」を設けても構わない。
<変形例1>
図13に、実施形態2における変形例1の紙おむつの斜視図を、図14に図13のG−G´線における断面図を示した。
図13に示す変形例1の紙おむつ200は、識別部としての帯状識別シート207の位置が実施形態2の紙おむつ100と異なる。従って、変形例1を説明するにあたり、上記実施形態2と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図13及び図14に示すように、紙おむつ200において、帯状識別シート207は、背側部100Bの、外面シート3の内側、即ち、内面シート2側であって、漏れ防止シート12との間に位置する。
また、帯状識別シート207の識別部内側面271には、前後判断のための情報として、紙おむつ200の「後側」を意味する文字「うしろ」の表示が設けられる。
帯状識別シート207は、例えば、ウレタンフィルム、天然糸ゴム(平ゴム)等の伸縮性フィルム、等の伸縮性を有する材料により構成されている。従って、背側部100Bの、伸縮性を有する帯状部材が配された領域には、腰回りギャザーとしての弾性部材は配されず、腹側部100Aにのみ、腰回りギャザーとしての弾性部材291が配される。
図13の紙おむつ200によると、帯状識別シート207が前後判断のための情報を有するのみならず、腰回り開口部5に略沿って配された伸縮性部材としての機能も有することとなる。従って、帯状識別シート207が配された位置に、別途弾性部材を備えずとも、腰回り開口部5の人体へのフィット感を実現することができる。
これにより、弾性部材を省くことができ、帯状識別シート207を備えたとしても、製造上のコストアップを抑制することができる。
図15に、実施形態2における変形例2の紙おむつの斜視図を、図16に図15のH−H´線における断面図を示した。
図15に示す変形例2の紙おむつ300は、帯状識別シートの位置が実施形態2の紙おむつ100と異なる。従って、変形例2を説明するにあたり、上記実施形態2と同様の構成については、同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
図15及び図16に示すように、紙おむつ300において、帯状識別シート307は、背側部100Bの外面シート3の内側、即ち、内面シート2側であって、ギャザー押さえシート11との間に位置する。
また、帯状識別シート307の識別部内側面371には、前後判断のための情報として、紙おむつ300の「後側」を意味する「うしろ」の表示が設けられる。
帯状識別シート307は、帯状識別シート207で説明した素材と同様の素材で構成されているため、伸縮性を有する。従って、帯状識別シート307が配される背側部100Bにおいては、帯状識別シート307が位置する領域には腹回りギャザーとしての弾性部材は配されず、帯状識別シート307が位置する領域以外の領域に、腹回りギャザーとしての弾性部材392が配される。また、腹側部100Aには腹回りギャザーとしての弾性部材392が配される。
図15の紙おむつ300によると、帯状識別シート307が前後判断のための情報を有するのみならず、腹回りを保持してなる弾性部材としての機能も有することとなる。従って、帯状識別シート307が配された位置に、別途弾性部材を備えずとも、紙おむつ300の、装着者の腹回りへのフィット感を実現することができる。
これにより、弾性部材を省くことができ、帯状識別シート307を備えたとしても、製造上のコストアップを抑制することができる。
尚、本発明の識別部を紙おむつ等に設ける際には、上記実施の形態の様に、識別シート等の別部材としても構わないが、漏れ防止シート等に直接模様等を付け構成してもよい。
また、識別シートへの着色は、装着者や介護者の注意を惹くためになされるが、識別シート自体が色彩を有する場合には、識別シートに着色を施すことなく、識別シート7が有する色彩を用いても良い。
さらに、識別シートや帯状識別シートに設ける識別情報としては、「うしろ」や「まえ」等に限られることなく、例えば、前後判断を可能とするデザインやロゴ、模様等であっても構わない。
本願発明の吸収性物品を適用した実施形態1の使い捨てパンツタイプ紙おむつの斜視図である。 図1の一部を展開した斜視図である。 図1のA−A´線での断面図である。 図1のB方向からの斜視図である。 図1の変形例1の斜視図である。 図5のC−C´線での断面図である。 図1の変形例2の斜視図である。 図7のD−D´線での断面図である。 図1の変形例3の斜視図である。 図9のE−E´線での断面図である。 本願発明の吸収性物品を適用した実施形態2の使い捨てパンツタイプ紙おむつの斜視図である。 図11のF−F´線での断面図である。 図11の変形例1の斜視図である。 図13のG−G´線での断面図である。 図11の変形例2の斜視図である。 図15のH−H´線での断面図である。
符号の説明
1、20、30、40、100、200、300 使い捨てパンツタイプ紙おむつ
1A、100A 腹側部
1B、100B 背側部
1C、100C 股下部
2 内面シート
3、23 外面シート
4 吸収体
5 腰回り開口部
50 腰回り部
6 脚回り開口部
60 脚回り部
7、37、47、107 識別シート
207、307 帯状識別シート
71、171、271、371 識別部内側面
72 識別部外側面
8 折り返し部
91、92、93、291、392 弾性部材
11 ギャザー押さえシート
12 漏れ防止シート
13 防水シート

Claims (7)

  1. 人体に接する内面側に配置された内面シートと、前記内面シートと反対側の外面側に配置された外面シートと、前記内面シートと前記外面シートとの間に介装された吸収体と、を備え、
    装着時に装着者の腹側に位置する腹側部と、背側に位置する背側部と、股下に位置する股下部とに区分される吸収性物品において、
    前記腹側部又は前記背側部の内部に、前記内面側から視認可能で、前記外面側から視認できない識別部が設けられていることを特徴とする吸収性物品。
  2. 前記識別部は、装着時に装着者の腰回り部を保持してなる腰回り開口部の近傍に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の吸収性物品。
  3. 前記外面シートが、前記腰回り開口部において前記内面シート側に折り返されて、折り返し部が形成され、
    前記腹側部又は前記背側部のいずれか一方における前記折り返し部に、前記識別部が備えられていることを特徴とする請求項2に記載の吸収性物品。
  4. 前記識別部の前記内面側に、当該吸収性物品の前後を示す識別情報が設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の吸収性物品。
  5. 前記識別部は、シートにより構成されていることを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載の吸収性物品。
  6. 前記識別部は、伸縮性を有することを特徴とする請求項5に記載の吸収性物品。
  7. 前記識別部は、帯状に設けられていることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の吸収性物品。
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