JP2016221236A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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拓也 深山
Takuya Miyama
拓也 深山
坂口 智
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智 坂口
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Abstract

【課題】品質が優れているとの印象を購買者や使用者に適切に与えることができる使い捨ておむつを提供することにある。
【解決手段】液体を吸収する吸収体を有する使い捨ておむつであって、製造国を示す表示が視認可能に配置されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、使い捨ておむつに関する。
液体を吸収する吸収体を有する使い捨ておむつは既によく知られている。このような使い捨ておむつは、新生児から大人(要介護者等)まで幅広い年代層に用いられている。
特表2012−507337号公報
使い捨ておむつの品質が優れているとの印象を、当該使い捨ておむつの購買者や使用者に与えることは重要である。このような印象を購買者等に与えれば、購買者等は安心して使い捨ておむつを使用できる。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、品質が優れているとの印象を購買者や使用者に適切に与えることができる使い捨ておむつを提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、液体を吸収する吸収体を有する使い捨ておむつであって、
製造国を示す表示が視認可能に配置されていることを特徴とする使い捨ておむつである。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、品質が優れているとの印象を購買者や使用者に適切に与えることができる使い捨ておむつを提供することが可能となる。
本実施の形態に係るおむつ1の展開状態の平面図である。 図2A〜図2Cは、本実施の形態に係るおむつ1の各部の分解説明図である。図2Aは、前部3の分解説明図である。図2Bは、股下部5の分解説明図である。図2Cは、後部7の分解説明図である。 製造国表示の例を示した図である。 製造国表示の第一位置(第一態様)を示した概念図である。 操作者がおむつ1を片付ける(処分する)ためにファスニングテープ30を操作しておむつ1を丸めたときのおむつ1の状態を示した図である。 製造国表示の第二位置(第二態様)を示した概念図である。 製造国表示の第三位置(第三態様)を示した概念図である。 製造国表示の第四位置(第四態様)を示した概念図である。 製造国表示の第五位置(第五態様)を示した概念図である。 製造国表示の第六位置(第六態様)を示した概念図である。 製造国表示の第七位置(第七態様)を示した概念図である。 製造国表示の第八位置(第八態様)を示した概念図である。 製造国表示の第九位置(第九態様)を示した概念図である。 パンツ型おむつ101の展開平面図である。 パンツ型おむつ101の斜視イメージ図である。 後処理テープ170の断面模式図である。 製造国表示の第十位置(第十態様)を示した概念図である。 製造国表示の第十一位置(第十一態様)を示した概念図である。 製造国表示の第十二位置(第十二態様)を示した概念図である。 製造国表示の第十三位置(第十三態様)を示した概念図である。 吸収体21に設けられた変形誘導部21aを示した概念図である。 製造国表示と不織布製のバックシート24とが接着剤により接着されている様子を示した概念図である。 模様が記された防漏シート23よりも製造国表示を設けるためのシート状タグ27が表面側に位置する様子を示した概念図である。 製造国表示の色がインジケーターの変化前後のいずれかの色と類似色である様子を示した概念図である。 製造国表示と製造会社名表示との間で、表示領域、色、字の大きさ、字体が異なる様子を示した概念図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
液体を吸収する吸収体を有する使い捨ておむつであって、
製造国を示す表示が視認可能に配置されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
このような使い捨ておむつによれば、品質が優れているとの印象を購買者や使用者に適切に与えることができる使い捨ておむつを提供することが可能となる。
かかる使い捨ておむつであって、
長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
前記使い捨ておむつを、前記長手方向における前記使い捨ておむつのおむつ中央よりも前側の前側領域と該おむつ中央よりも後側の後側領域とに分けたときに、
テープ部材が前記前側領域と前記後側領域のどちらか一方の領域に固定されており、
該一方の領域に前記表示が前記使い捨ておむつの表側から視認可能に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、使い捨ておむつを片付ける(処分する)作業を行う際に操作者が操作するテープ部材のある側に、表示が設けられる。そのため、操作者は、当該作業中にテープ部材を操作すると、使い捨ておむつの表側から視認可能に当該領域に対し設けられた製造国表示に容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記テープ部材が前記一方の領域に固定部にて固定されており、
前記固定部の前記長手方向における中央から、
前記一方の領域に属する胴回り部の前記長手方向における端まで、
の前記長手方向における距離を第一距離とした際に、
前記表示の前記長手方向における位置は、前記中央から前記第一距離までの範囲にあることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、操作者は、使い捨ておむつを片付ける(処分する)作業中にテープ部材を操作すると、当該範囲に対し設けられた製造国表示により容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記表示の前記長手方向における位置は、前記固定部の前記長手方向における一端と他端との間にあることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、操作者は、使い捨ておむつを片付ける(処分する)作業中にテープ部材を操作すると、当該範囲に対し設けられた製造国表示により一層容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記テープ部材はファスニングテープであり、
前記ファスニングテープが固定されるフラップ部を備え、
前記フラップ部は、長手方向に沿った最外縁部を有し、
前記表示の前記長手方向における位置は、前記最外縁部の前記長手方向における一端と他端との間にあることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、操作者は、使い捨ておむつを片付ける(処分する)作業中にテープ部材を操作すると、当該フラップ部に係る範囲に対し設けられた製造国表示に容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記テープ部材はファスニングテープであり、
前記ファスニングテープが固定されるフラップ部を備え、
前記使い捨ておむつの股下部における最狭部の外端と前記フラップ部の最外端の前記幅方向における真ん中位置を通り前記長手方向に平行な仮想線を引いた際に、該仮想線が前記フラップ部の外縁部と交わる四点を結んで構成される矩形状領域に、前記表示が設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、操作者は、使い捨ておむつを片付ける(処分する)作業中にテープ部材を操作すると、当該矩形状領域に対し設けられた製造国表示に容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
伸縮部材を有し、
前記表示は、前記伸縮部材と重なる位置に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、操作者が、使い捨ておむつを片付ける(処分する)ためにテープ部材を操作して使い捨ておむつを丸めると、伸縮部材が収縮していた際には見えにくかった表示が、伸縮部材の伸長により見えやすい状態となって突如出現することとなる。したがって、操作者は、使い捨ておむつを片付ける(処分する)作業中、表示が存在することに強い印象を持って気付くこととなる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
前記使い捨ておむつを、前記長手方向における前記使い捨ておむつのおむつ中央よりも前側の前側領域と該おむつ中央よりも後側の後側領域とに分けたときに、
前記後側領域に一対のファスニングテープが固定部にて固定され、かつ、前記前側領域にターゲットテープが設けられており、
前記ファスニングテープは、前記固定部と前記ターゲットテープと係合する係合部とを備え、
前記表示は、
前記前側領域に、前記使い捨ておむつの表側から視認可能に設けられており、かつ、
前記係合部の前記長手方向における中央が前記ターゲットテープの前記長手方向における中央に一致するように、かつ、前記一対のファスニングテープの先端が互いに接触するように、前記係合部を前記ターゲットテープに係合させた際に、前記一対のファスニングテープにより覆われず、かつ、前記長手方向において前記係合部と前記おむつ中央の間であって前記おむつ中央よりも前記係合部に近い側に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、操作者が、新しい使い捨ておむつを取り付ける作業を行うときに、ファスニングテープをターゲットテープに係合させるが、この際に、表示に操作者が気付き易くなる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
前記使い捨ておむつを、前記長手方向における前記使い捨ておむつのおむつ中央よりも前側の前側領域と該おむつ中央よりも後側の後側領域とに分けたときに、
前記後側領域にファスニングテープが固定され、
前記表示は、前記後側領域に、前記使い捨ておむつの裏側から視認可能に設けられており、
前記表示の前記幅方向における位置は、前記吸収体の前記幅方向における一端と他端との間にあることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、操作者が、新しい使い捨ておむつを取り付ける作業を行うときに、後部領域を着用者の尻にあてがうため、新しい使い捨ておむつの後部領域の部分を裏面が上になるようにセットするが、この際に、表示に操作者が気付き易くなる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
前記長手方向に伸縮するレッグギャザーが該長手方向に沿って備えられており、
前記表示の前記長手方向における位置は、前記レッグギャザーの前記長手方向における端よりも、前記使い捨ておむつのおむつ中央から前記長手方向において遠い側にあることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、着用者が使い捨ておむつを着用している際に購買者や使用者が表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記表示は、前記吸収体と重なる位置に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、膨らみがあり、かつ、しわが発生しにくい場所に表示が位置することとなるため、購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
前記幅方向に伸縮部材が連続して設けられた伸縮域と、前記伸縮部材が設けられていないか、又は、前記幅方向に前記伸縮部材が非連続に設けられた非伸縮域又は弱伸縮域とが、前記長手方向における所定範囲に備えられており、
前記非伸縮域又は弱伸縮域は、前記幅方向における中央部、かつ、前記吸収体と重なる位置に位置し、
前記伸縮域は、前記幅方向における両端部に位置し、
前記表示は、前記非伸縮域又は弱伸縮域に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、製造国表示が見易く、購買者や使用者が表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記吸収体は、穴部又は凹部からなり、前記使い捨ておむつの変形を誘導する変形誘導部を備えており、
前記表示は、前記変形誘導部と重ならない位置に設けられていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、表示が見易くなり、購買者や使用者が表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記表示は不織布により覆われており、前記表示と前記不織布とは接着剤により接着されていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、不織布が製造国表示から浮くことがなく、製造国表示が見易くなり、購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、前記長手方向及び前記幅方向と交差する厚み方向と、を有し、
前記製造国を示す表示とは異なる模様が記されたシート部材を有し、
前記シート部材よりも前記厚み方向において前記使い捨ておむつの表面側に設けられた部材に前記表示が記されていることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、模様よりも表示が表面側に位置することとなるから、模様と表示の混合した図柄において模様から表示が浮き出るような状態となり、購買者や使用者が表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
水分と接触すると色が変化するインジケーターを有し、
前記表示の色は、インジケーターの変化前後のいずれかの色と類似色であり、該類似色の程度が、オスワルド色相環によって分類された24色の色票で、同じ色票であるか色相番号が1つだけずれた範囲のものであることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、購買者や使用者は、当該変化前後の色を意識した状態で、インジケーターを探すこととなる。そして、表示の色が当該変化前後の色と類似色である場合には、インジケーターを探す際に、表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
かかる使い捨ておむつであって、
前記製造国を示す表示とは別に前記使い捨ておむつのブランド名又は製造会社名を示す表示が視認可能に配置されており、
前記製造国を示す表示とブランド名又は製造会社名を示す表示との間で、
表示領域、色、双方の表示が文字である場合には、字の大きさ、字体、のいずれかが異なることが望ましい。
このような使い捨ておむつによれば、製造国を示す表示とブランド名又は製造会社名を示す表示との間に強弱がついているので、双方を意識しやすい。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
===本実施の形態に係る使い捨ておむつの概要について===
本実施の形態の使い捨ておむつは、テープ型(オープンタイプ)の使い捨ておむつ(以下、単におむつ1とも呼ぶ)である。
図1は、本実施の形態に係るおむつ1の展開状態(おむつ1にしわが無いように伸ばした状態を意味する)の平面図である。図2A〜図2Cは、本実施の形態に係るおむつ1の各部の分解説明図である。図2Aは、前部3の分解説明図である。図2Bは、股下部5の分解説明図である。図2Cは、後部7の分解説明図である。
本実施の形態のおむつ1は、図1に示すように、前部3と、股下部5と、後部7とを有する。前部3は、着用者の前部(腹側)に位置することになる部分(胴回り部)である。また、後部7は、着用者の後部(背側)に位置することになる部分(胴回り部)である。股下部5は、前部3と後部7との間に位置することになる部分である。
以下の説明では、図1に示すように、各方向を定義する。すなわち、前部3から後部7に向かう方向を「製品長手方向L(長手方向に相当)」とし、製品長手方向Lと交差する方向を「製品幅方向W(幅方向に相当)」とする。図1に示されているCLは、製品長手方向Lにおけるおむつ1の中央(おむつ中央CLとする)を示す線である。また、図2に示すように、製品長手方向L及び製品幅方向Wと交差する方向を「厚み方向」とし、着用者の肌の側を「肌側」とし、その逆側を「非肌側」とする。また、「非肌側」を「表側」ともいい、「肌側」を「裏側」ともいう。
また、製品長手方向Lにおけるおむつ1のおむつ中央CLよりも前側(前部側)と後側(後部側)におむつ1を分けたときに、前側の領域を「前側領域4」、後側の領域を「後側領域6」とする。
おむつ1は、吸収体21と、トップシート22と、防漏シート23と、バックシート24と、肌側シート26と、伸縮部材の一例としてのウェストギャザーフィルム28と、テープ部材の一例としてのファスニングテープ30と、ターゲットテープ29を有している。
吸収体21は、液体を吸収するためのものである。すなわち、吸収体21は、尿等の排泄物を吸収することが可能な液体吸収性素材を積層してなる部材(吸収性コア)であり、前部3、股下部5及び後部7にわたって配置されている。図1の網掛け部で表示された領域は、吸収体21の占める領域を示している。
吸収体21は、製品長手方向Lの中央部における幅が狭くなるような砂時計形状を有する。但し、吸収体21の形状は、図1に示す形状に限定されず、単純な長方形であっても良い。また、吸収体21は、少なくとも股下部5に設けられていれば良い。
吸収体21は、液透過性シート(不織布)からなるコアラップ25に包まれ、厚み方向においてトップシート22と防漏シート23に挟まれて配置されている。吸収体21を構成する液体吸収性素材としては、例えばパルプ繊維等の液体吸収性繊維や、高吸収性ポリマー等の液体吸収性粒状物を使用することができる。また、液体吸収性繊維及び液体吸収性粒状物以外の液体吸収性素材を含んでいても良い。
トップシート22は、吸収体21の肌側に配置された液透過性の部材である。
防漏シート23は、吸収体21の非肌側に配置された液不透過性の部材である。
バックシート24は、おむつ1の非肌側の外装を構成する部材(外装シート)であり、例えば不織布で構成されている。防漏シート23の非肌側にはバックシート24が配置されている(図2A〜図2C参照)。
また、おむつ1の製品幅方向Wの両側部、かつ、後側領域6(後部7)には、フラップ部14が設けられている。このフラップ部14は、主に、肌側シート26とバックシート24から構成されている(図2C参照)。肌側シート26は、前部3、股下部5及び後部7にわたって形成された肌側の部材であり、例えば不織布で構成されている。肌側シート26は、後述するレッグサイドギャザー16(立体ギャザーに相当)を構成する部材でもあり、肌側シート26の外側の部位がフラップ部14を構成する。
また、おむつ1の脚回り開口部を形成する端縁部には、製品長手方向Lに伸縮する一対のレッグギャザー15(脚回り伸縮部)が当該製品長手方向Lに沿って備えられている。本実施の形態において、当該レッグギャザー15は肌側シート26とバックシート24との間に設けられた糸ゴムからなり、この糸ゴムが肌側シート26及びバックシート24に伸縮性を付与している。また、この糸ゴムは、製品長手方向Lにおいて前部3から後部7に亘って設けられている。なお、レッグギャザー15は、糸ゴムにより構成することに限られず、例えば、伸縮シート(フィルム)により構成することとしてもよい。
また、製品幅方向Wにおいて、レッグギャザー15よりも内側には、製品長手方向Lに伸縮する一対のレッグサイドギャザー16が当該製品長手方向Lに沿って備えられている。このレッグサイドギャザー16は、脚繰りの隙間からの液漏れを防ぐためのものであり、主に肌側シート26の内側の部位から構成されている。
レッグサイドギャザー16(肌側シート26)は、製品長手方向Lにおける両端部に位置する端接合部17(図1において、矩形状の部分)にて接合されている。また、一対の端接合部17の間の部分(以下、便宜上、本体部18と呼ぶ)は、製品幅方向Wにおける外側部分のみが接合されている(本体接合部18aと呼ぶ)。そのため、当該本体部18は、一対の端接合部17と本体接合部18aに囲まれてポケット状になっており、本体接合部18aを支点にして立ち上がるようになっている。なお、本体部18の製品幅方向Wにおける内側部分には、伸縮部材(本実施の形態においては、糸ゴム19)が設けられているので、当該内側部分は伸縮性を有している。このように、レッグサイドギャザー16は、端接合部17と本体部18からなり、レッグギャザー15と同様、製品長手方向Lにおいて前部3から後部7に亘って設けられている。レッグサイドギャザー16の本体部18の製品長手方向Lにおける端18b(つまり、本体部18と端接合部17の境目)は、レッグギャザー15の製品長手方向Lにおける端15aよりも、おむつ1のおむつ中央CLから製品長手方向Lにおいて遠い位置に設けられている。
また、後部7においては、吸収体21とバックシート24との間に、ウェストギャザーフィルム28が配置されている(図2C参照)。このウェストギャザーフィルム28は、製品幅方向Wに沿って伸縮する帯状の部材である。ウェストギャザーフィルム28がバックシート24等に伸縮性を付与することによって、ウェストギャザーが構成される。ウェストギャザーフィルム28の製品幅方向Wの長さは、吸収体21よりも長い。このため、ウェストギャザーは、吸収体21から製品幅方向Wの外側にも突出して形成されている。
一対のファスニングテープ30は、前側領域4と後側領域6のどちらか一方の領域(本実施の形態においては、後側領域6)に固定部32にて固定されている。より具体的には、一対のファスニングテープ30は、後部7のフラップ部14に固定部32にて固定されている。本実施の形態においては、フラップ部14を構成する肌側シート26とバックシート24との間にファスニングテープ30の一部が挟み込まれることによって(図2C参照)、ファスニングテープ30が取り付けられている。
ファスニングテープ30は、前記固定部32と係合部31とを備えている。そして、当該係合部31が後述するターゲットテープ29と係合することにより、おむつ1を着用者に着用させることができるようになっている。なお、固定部32の製品長手方向Lにおける幅は、係合部31の製品長手方向Lにおける幅よりも大きくなっている。そして、本実施の形態においては、係合部31の一部に、面ファスナーが備えられている。
ターゲットテープ29は、前側領域4と後側領域6のうちの他方の領域(本実施の形態においては、前側領域4)に設けられている。より具体的には、ターゲットテープ29は、前部3のバックシート24の非肌側に配置されている(図2A参照)。ターゲットテープ29は、ファスニングテープ30と係合可能な部材であり、例えば不織布で形成されている。また、本実施の形態に係るターゲットテープ29は、図1に示すように、製品幅方向Wに沿った長方形状の部材となっている。
===製造国表示について===
上述した通り、おむつ1の品質が優れているとの印象を、当該おむつ1の購買者や使用者に与えることは重要である。このような印象を購買者等に与えれば、購買者等は安心しておむつ1を使用できる。
そこで、本実施の形態に係るおむつ1には、製造国を示す表示(以下、製造国表示と呼ぶ)を視認可能に配置することとした(図1参照)。そのため、おむつ1の購買者や使用者が、製造国表示を見た際には、おむつ1が当該製造国で製造された物であるから当該おむつ1は高品質であるとの印象を有することとなる。そのため、購買者等は、当該おむつ1を安心して使用することができる。このように、本実施の形態に係るおむつ1によれば、品質が優れているとの印象を購買者や使用者に適切に与えることができる。
なお、「視認可能」とは昼白色(色温度目安 4600〜5400 K(ケルビン))で明るく照明された室内(目安:500〜750 lx(ルクス))で約30〜50cmの距離で、良好な視力(1.0以上)を両眼に有する被験者が対象物を見たときに、製造国表示を見て、判別することができる事を意味している。
<<<製造国表示の例について>>>
製造国表示は、製造国を示すものであればどのようなものでもよい。以下では、製造国として日本を例に挙げて、図3を参照しつつ説明する。図3に示すように、製造国表示は、文字でも良いし、図柄でも良い。文字の例としては、「MADE IN JAPAN」や「日本製」や「日本産」を挙げることができる。また、図柄の例としては、国旗や地図を挙げることができる。また、製造国とは異なる国で使用される場合、製造国とは異なるその国の言語にて国名の文字を記載することも可能である。
<<<製造国表示の位置について>>>
次に、おむつ1のどの位置に製造国表示が配置されていれば望ましいか(適切であるか)について、その位置と望ましい理由について説明する。
<第一位置(第一態様)>
図4は、製造国表示の第一位置(第一態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。図5は、操作者がおむつ1を片付ける(処分する)ためにファスニングテープ30を操作しておむつ1を丸めたときのおむつ1の状態を示した図である。図5の上図のおむつ1を裏返したものが、下図のおむつ1となっている。
第一態様においては、テープ部材(ファスニングテープ30)が前側領域4と後側領域6のどちらか一方の領域(本実施形態においては、後側領域6)に固定されており、該一方の領域(後側領域6)に製造国表示がおむつ1の表側から視認可能に設けられている。換言すれば、前側領域4と後側領域6のうちのファスニングテープ30が固定されている方の領域(図4の斜線部)に製造国表示が配置されている。なお、「該一方の領域に設けられている」とは、製造国表示が完全に当該領域内に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該領域に収まっていればよい。
また、表側から視認可能とするためには、例えば、おむつ1の表側の最外面(すなわち、バックシート24の表面)に製造国表示を設けてもよいし、防漏シート23の表面に製造国表示を設けて防漏シート23を覆うバックシート24を通して製造国表示が見えるようにしてもよい。
着用者におむつ1を着用させる者(以下、便宜上、操作者と呼ぶ。購買者又は使用者でもあり得る)が、おむつ交換を行う際には、古いおむつ1を取り外して新しいおむつ1を取り付ける作業を行った後に、古いおむつ1を片付ける(処分する)作業を行うこととなる。この際に、前者の作業中は、操作者にとって慌ただしい状況となるため、製造国表示が比較的目に入りにくい。これに対し、後者の作業においては、着用者に対する対応は済んでいることから、操作者に安心感がある(操作者にとってゆったりした)状況となるため、製造国表示が比較的目に入りやすい。
そこで、第一態様においては、おむつ1を片付ける(処分する)作業を行う際に操作者が操作するテープ部材(ファスニングテープ30)のある側(前側領域4と後側領域6のうちのファスニングテープ30が固定されている方の領域)に、製造国表示を設けることとした。そのため、操作者は、当該作業中にファスニングテープ30を操作すると、おむつ1の表側から視認可能に当該領域に対し設けられた製造国表示に容易に気付くことができる(図5参照)。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第二位置(第二態様)>
図6は、製造国表示の第二位置(第二態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。第二態様においては、テープ部材(ファスニングテープ30)が前記一方の領域(本実施形態においては、後側領域6)に固定部32にて固定されており、固定部32の製品長手方向Lにおける中央(図6において、符号CL2で示す)から、一方の領域(本実施形態においては、後側領域6)に属する胴回り部の製品長手方向Lにおける端(すなわち、最外端。図6において、符号Eで示す)まで、の製品長手方向Lにおける距離を第一距離Dとした際に、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置(座標軸を製品長手方向Lにとったときの位置)は、前記中央CL2から前記第一距離Dまでの範囲(つまり、図6において、中央CL2から上側に第一距離Dまで、また、下側に第一距離Dまでの範囲。図6の斜線部参照)にある。なお、「前記中央CL2から前記第一距離Dまでの範囲にある」とは、製造国表示が完全に当該範囲内に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該範囲に収まっていればよい。
このように、第二態様に係る範囲は、第一態様と比べて、よりファスニングテープ30に関連付けられた範囲となっている。そのため、第一態様と同様の効果がより顕著に生じる。すなわち、操作者は、おむつ1を片付ける(処分する)作業中にファスニングテープ30を操作すると、当該範囲に対し設けられた製造国表示により容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第三位置(第三態様)>
図7は、製造国表示の第三位置(第三態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。第三態様においては、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置(座標軸を製品長手方向Lにとったときの位置)は、固定部32の製品長手方向Lにおける一端(すなわち、一端側の最外端)と他端(すなわち、他端側の最外端)との間(図7の斜線部)にある。なお、「間にある」とは、製造国表示が完全に当該間に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該間に収まっていればよい。
このように、第三態様に係る範囲は、第二態様と比べて、よりファスニングテープ30に関連付けられた範囲となっている。そのため、第二態様と同様の効果がより顕著に生じる。すなわち、操作者は、おむつ1を片付ける(処分する)作業中にファスニングテープ30を操作すると、当該範囲に対し設けられた製造国表示により一層容易に気付くことができる。操作者は、左右のファスニングテープ30を持ち、ファスニングテープ30を引っ張って丸める。よって、丸めたときに、ファスニングテープ30の固定部32の間の領域は、より確実に丸めた状態のおむつ1の外側に来ることとなり、使用後に視認される可能性が高い。また、固定部32間は引っ張って丸められるため、丸めたときにおむつ1のしわが無い状態となり易いため、より製造国表示が見えやすくなる。
以上のことから、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第四位置(第四態様)>
図8は、製造国表示の第四位置(第四態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。上記実施形態に係るおむつ1のようにフラップ部14にファスニングテープ30が固定されている場合には、フラップ部14の範囲内に製造国表示を設けても、第一態様乃至第三態様と同様の効果が生じる。
すなわち、第四態様において、フラップ部14は、製品長手方向Lに沿った最外縁部14aを有し、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置(座標軸を製品長手方向Lにとったときの位置)は、最外縁部14aの製品長手方向Lにおける一端(すなわち、一端側の最外端)と他端(すなわち、他端側の最外端)との間(図8の斜線部)にある。なお、「間にある」とは、製造国表示が完全に当該間に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該間に収まっていればよい。
操作者は、おむつ1を片付ける(処分する)作業中にファスニングテープ30を操作すると、当該フラップ部14に係る範囲に対し設けられた製造国表示に容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。操作者は、左右のファスニングテープ30を持ち、ファスニングテープ30を引っ張って丸める。よって、丸めたときに、当該フラップ部14に係る範囲の領域は、より確実に丸めた状態のおむつ1の外側に来ることとなり、使用後に視認される可能性が高い。また、当該フラップ部14に係る範囲は引っ張って丸められるため、丸めたときにおむつ1のしわが無い状態となり易いため、より製造国表示が見えやすくなる。
<第五位置(第五態様)>
図9は、製造国表示の第五位置(第五態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。第五態様においては、おむつ1の股下部5における最狭部12の外端12aとフラップ部14の最外端14bの製品幅方向Wにおける真ん中位置を通り製品長手方向Lに平行な仮想線L1を引いた際に、該仮想線L1がフラップ部14の外縁部14cと交わる四点を結んで構成される矩形状領域(図9の斜線部)に、製造国表示が設けられている。なお、「矩形状領域に設けられている」とは、製造国表示が完全に当該領域内に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該領域に収まっていればよい。
操作者は、おむつ1を片付ける(処分する)作業中にファスニングテープ30を操作すると、当該矩形状領域に設けられた製造国表示に容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。操作者は、左右のファスニングテープ30を持ち、ファスニングテープ30を引っ張って丸める。よって、丸めたときに、当該矩形状領域は、より確実に丸めた状態のおむつ1の外側に来ることとなり、使用後に視認される可能性が高い。また、当該矩形状領域は引っ張って丸められるため、丸めたときにおむつ1のしわが無い状態となり易いため、より製造国表示が見えやすくなる。
<第六位置(第六態様)>
図10は、製造国表示の第六位置(第六態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。第一態様乃至第四態様のケースにおいて、製造国表示は、さらに、伸縮部材(ウェストギャザーフィルム28)と重なる位置(図10の斜線部)に設けられていることが望ましい。なお、「重なる位置に設けられている」とは、製造国表示全体がウェストギャザーフィルム28と重なっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部がウェストギャザーフィルム28と重なっていればよい。
このような場合に、操作者が、おむつ1を片付ける(処分する)ためにファスニングテープ30を操作して(つまり、ファスニングテープ30を手で引っ張って)おむつ1を丸めると、収縮していたウェストギャザーフィルム28が伸長する。そして、製造国表示がウェストギャザーフィルム28と重なる位置に設けられているため、ウェストギャザーフィルム28が収縮していた際には見えにくかった製造国表示が、ウェストギャザーフィルム28の伸長により見えやすい状態となって突如出現することとなる。したがって、操作者は、おむつ1を片付ける(処分する)作業中、製造国表示が存在することに強い印象を持って気付くこととなる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
なお、伸縮部材(すなわち、テープを引っ張った際に伸長する部材)として伸縮フィルムであるウェストギャザーフィルム28を挙げたが、例えば、糸ゴムであってもよい。
<第七位置(第七態様)>
図11は、製造国表示の第七位置(第七態様)を示した概念図である。なお、図11は、着用時におけるおむつ1の形態を示した図となっている。
第七態様においては、製造国表示が、前側領域4に、おむつ1の表側から視認可能に設けられており、かつ、標準位置で(具体的には、図11に示すように、係合部31の製品長手方向L(つまり、係合部31の幅方向)における中央(図11において、符号CL3で示す)がターゲットテープ29の製品長手方向L(つまり、ターゲットテープ29の幅方向)における中央(図11において、符号CL3で示す)に一致するように、かつ、一対のファスニングテープ30の先端30aが互いに接触するように)、係合部31をターゲットテープ29に係合させた際に、一対のファスニングテープ30により覆われず、かつ、製品長手方向Lにおいて係合部31(具体的には、係合部31の製品長手方向Lにおける中央CL3)とおむつ中央CLの間であっておむつ中央CLよりも係合部31に近い側(図11の斜線部)に設けられている。
なお、「前側領域4に設けられている」とは、製造国表示が完全に当該領域内に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該領域に収まっていればよい。
操作者が、おむつ交換を行う際には、古いおむつ1を取り外した後に、新しいおむつ1を取り付ける作業を行う。そして、新しいおむつ1を取り付ける作業を行う際には、図11に示されているように、ファスニングテープ30をターゲットテープ29に係合させるが、この際に、製造国表示が、前側領域4におむつ1の表側から視認可能に設けられ、かつ、一対のファスニングテープ30により覆われず、製品長手方向Lにおいて係合部31とおむつ中央CLの間であっておむつ中央CLよりも係合部31に近い側(図11の斜線部)に設けられている場合には、製造国表示に操作者が気付き易くなる。なお、製品長手方向Lにおいて係合部31とおむつ中央CLの間であって係合部31よりもおむつ中央CLに近い側に製造国表示が仮に設けられている場合には、着用者の足の間に挟まれておむつ1にしわが発生しやすい領域に製造国表示が設けられることとなるため見にくいが、本実施の形態においては、図11の斜線部領域が、おむつ1の中では比較的剛性の高いファスニングテープ30を止めた位置(図11のCL3の位置)に近いので、比較的フラットな状態を保ち易く、製造国表示の視認性に優れることとなる。
以上のことから、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第八位置(第八態様)>
図12は、製造国表示の第八位置(第八態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。第八態様においては、製造国表示が、ファスニングテープ30が固定された後側領域6に、おむつ1の裏側から視認可能に設けられており、製造国表示の製品幅方向Wにおける位置(座標軸を製品幅方向Wにとったときの位置)は、吸収体21の製品幅方向Wにおける一端(すなわち、一端側の最外端)と他端(すなわち、他端側の最外端)との間(図12の斜線部)にある。なお、「間にある」とは、製造国表示が完全に当該間に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該間に収まっていればよい。
また、裏側から視認可能とするためには、例えば、おむつ1の裏側の最外面(すなわち、肌側シート26の表面)に製造国表示を設けてもよいし、トップシート22の表面に製造国表示を設けてトップシート22を覆う肌側シート26を通して製造国表示が見えるようにしてもよい。
操作者が、おむつ交換を行う際には、古いおむつ1を取り外した後に、新しいおむつ1を取り付ける作業を行う。そして、新しいおむつ1を取り付ける作業を行う際には、後側領域6を着用者の尻にあてがうため、新しいおむつ1の後側領域6の部分を裏面が上になるようにセットする。そして、かかるセットの際に、後側領域6に裏側から視認可能に設けられた製造国表示が目に入ることとなる。また、製造国表示が吸収体21の製品幅方向Wにおける一端と他端との間(図12の斜線部)にあることとしたため、垂れ下がりにくい領域に製造国表示が設けられることとなる。すなわち、図12の斜線部の両サイドの部分に、製造国表示が位置する場合には、当該部分が垂れ下がって製造国表示が比較的見えにくくなるのに対し、第八態様においては、垂れ下がりにくい領域に製造国表示が設けられるため、製造国表示に操作者が気付き易くなる。以上のことから、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第九位置(第九態様)>
図13は、製造国表示の第九位置(第九態様)を示したおむつ1の展開状態の概念図である。第九態様においては、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置(座標軸を製品長手方向Lにとったときの位置)は、レッグギャザー15の製品長手方向Lにおける端15a(すなわち、最外端)よりも、おむつ1のおむつ中央CLから製品長手方向Lにおいて遠い側にある。なお、「端15aよりも遠い側にある」とは、製造国表示全体が完全に端15aよりも遠い側にあることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が遠い側(図13の斜線部)にあればよい。
レッグギャザー15に対応する範囲は、身体の凹みに入り込む部分であるため、この範囲に製造国表示が設けられていても、着用者が、おむつ1を着用している際には、製造国表示が比較的見えにくい。したがって、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置が、端15aよりもおむつ中央CLから遠い側にあれば、着用者がおむつ1を着用している際に購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
さらには、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置は、前記端15aよりもおむつ中央CLから製品長手方向Lにおいて遠い側にあるのみならず、レッグサイドギャザー16の本体部18の製品長手方向Lにおける端18bよりも、おむつ中央CLから製品長手方向Lにおいて遠い側(図13の網掛け部)にあることが好ましい。
レッグサイドギャザー16の本体部18に対応する範囲は、レッグギャザー15に対応する範囲ほどではないものの、伸縮部材(糸ゴム19)に起因してしわが発生しやすい箇所である。したがって、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置が、端15aだけでなく端18bよりもおむつ中央CLから遠い側にあれば、着用者がおむつ1を着用している際に購買者や使用者が製造国表示により気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により一層適切に与えることができる。
さらには、伸縮部材(糸ゴム19)の有効伸縮域が、端18bを越えて、端18bよりもおむつ中央CLから製品長手方向Lにおいて遠い側(すなわち、図13の網掛け部)には達していないことが好ましい。ここで、有効伸縮域とは、伸縮部材(糸ゴム19)の伸縮機能が発揮される領域を言う。そのため、伸縮部材(糸ゴム19)が存在していても伸縮部材(糸ゴム19)の伸縮機能が発揮されない部分は有効伸縮域とは言えない。
かかる場合には、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置が、端18bよりもおむつ中央CLから遠い側にある際に、より一層製造国表示がしわの影響を受けにくくなり、着用者がおむつ1を着用している際に購買者や使用者が製造国表示により気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により一層適切に与えることができる。
なお、第九態様においては、製造国表示が、おむつ1の表側又は裏側から視認可能に設けられている。このように、表側と裏側のどちらでもよいが、表側の方が購買者や使用者の目に入りやすいので表側の方がより好ましい。
===使い捨ておむつがパンツ型おむつ101の場合について===
上記においては、使い捨ておむつがテープ型である場合を例に挙げて、おむつ1のどの位置に製造国表示が配置されていれば望ましいか(適切であるか)について、その位置と望ましい理由について説明したが、ここでは、使い捨ておむつがパンツ型である場合について説明する。以下では、先ず、パンツ型おむつ101について概略説明し、これに引き続いて前記位置と望ましい理由について述べる。
図14は、展開状態のパンツ型おむつ101の平面図である。図15は、パンツ型おむつ101の斜視イメージ図である。以下の説明では、パンツ型おむつ101の縦方向、横方向のことを、それぞれ「製品長手方向L(長手方向に相当)」「製品幅方向W(幅方向に相当)」と言う。図14に示されているCLは、製品長手方向Lにおけるパンツ型おむつ101の中央(おむつ中央CLとする)を示す線である。また、製品長手方向L及び製品幅方向Wと交差する方向を「厚み方向」とし、着用者の肌の側を「肌側」とし、その逆側を「非肌側」とする。また、「非肌側」を「表側」ともいい、「肌側」を「裏側」ともいう。
また、製品長手方向Lにおけるパンツ型おむつ101のおむつ中央CLよりも前側(前部側)と後側(後部側)にパンツ型おむつ101を分けたときに、前側の領域を「前側領域4」、後側の領域を「後側領域6」とする。
本実施の形態に係るパンツ型おむつ101は、所謂3ピースタイプであり、3つの部品を有している。すなわち、このパンツ型おむつ101は、第1部品として、着用者の股間部にあてがわれ尿等の排泄物を吸収する吸収性本体110を有し、第2部品として、同着用者の背側部を覆う背側胴回り部130を有し、第3部品として、同着用者の腹側部を覆う腹側胴回り部140を有している。
図14の展開状態では、背側胴回り部130と腹側胴回り部140とが互いに縦方向に間隔をあけて平行に並んだ状態で、これらの間に吸収性本体110が掛け渡されている。そして、吸収性本体110の一端部110aに背側胴回り部130が、他端部110bに腹側胴回り部140が固定されており、その外観形状は平面視略H形状をなしている。
そして、この状態から、吸収性本体110が、おむつ中央CLを折り位置として二つ折りされる。この二つ折りの状態において互いに対向する背側胴回り部130と腹側胴回り部140とが、接合・連結されると、これら胴回り部同士が環状に成形される。つまり、パンツ型おむつ101は、背側胴回り部130の横方向における背側両縁部130aと腹側胴回り部140の横方向における腹側両縁部140aが連結(接合)されて形成されている。これにより、図15に示すような胴周り開口101a及び一対の脚周り開口101bが形成された着用状態のパンツ型おむつ101となる。
吸収性本体110は、着用者の股間(股下)に対応し、尿等の排泄物を吸収するためのものである。この吸収性本体110は、平面視長方形状を有しており、長手方向(長辺方向)が製品長手方向Lに沿うように設けられている。そして、当該吸収性本体110には、おむつ1の吸収体21と同様の吸収体21が設けられている。また、おむつ1の場合と同様、吸収体21は、コアラップに包まれ、厚み方向においてトップシートと防漏シートに挟まれて配置されており、防漏シートの非肌側には、バックシートが配置されている。
背側胴回り部130は、着用者の背部に対応するシート状部材である。この背側胴回り部130は、平面視長方形状を有しており、長手方向(長辺方向)が製品幅方向Wに沿うように設けられている。この背側胴回り部130は、二枚の不織布が重ねられて、形成されている。背側胴回り部130は、吸収性本体110の一端部110aに重ねられ、接合固定されている。
腹側胴回り部140は、着用者の腹部に対応するシート状部材である。この腹側胴回り部140は、平面視長方形状を有しており、長手方向(長辺方向)が製品幅方向Wに沿うように設けられている。この腹側胴回り部140は、二枚の不織布が重ねられて、形成されている。腹側胴回り部140は、吸収性本体110の他端部110bに重ねられ、接合固定されている。
また、背側胴回り部130及び腹側胴回り部140には、製品幅方向Wに沿って伸縮する伸縮部材(具体的には、糸ゴム150)が、製品長手方向Lに複数並ぶように配置されている。この糸ゴム150は、不織布に接着剤により接合固定されている。
ここで、製品長手方向Lにおいておむつ中央CLから遠い側に位置する複数本の糸ゴム150(便宜上、これらの糸ゴム150を第一糸ゴム150aと呼ぶ)は、背側両縁部130a(腹側両縁部140a)の一方から他方まで製品幅方向Wに沿って延びているのに対し、製品長手方向Lにおいておむつ中央CLから近い側に位置する複数本の糸ゴム150(便宜上、これらの糸ゴム150を第二糸ゴム150bと呼ぶ)は、背側両縁部130a(腹側両縁部140a)の一方から他方まで製品幅方向Wに沿って延びる一方で、中央部において不連続部分を備えている。
つまり、製品幅方向Wに第二糸ゴム150bが連続して設けられた伸縮域162と、第二糸ゴム150bが設けられていないか、又は、製品幅方向Wに第二糸ゴム150bが非連続に設けられた非伸縮域又は弱伸縮域(本実施の形態においては、非伸縮域160)とが、製品長手方向Lにおける所定範囲R(図14参照)に備えられている。そして、非伸縮域又は弱伸縮域(本実施の形態においては、非伸縮域160)は、製品幅方向Wにおける中央部、かつ、吸収体21と重なる位置に位置し、伸縮域162は、製品幅方向Wにおける両端部に位置している。
また、パンツ型おむつ101においては、テープ部材として、ファスニングテープ30の代わりに、パンツ型おむつ101の処分時のみ用いられる後処理テープ170が一つのみ備えられている。
この後処理テープ170は、前側領域4と後側領域6のどちらか一方の領域(本実施の形態においては、後側領域6)に固定部172にて固定されている。より具体的には、後処理テープ170は、腹側胴回り部140の製品幅方向Wにおける中央に、固定部172の長手方向が製品長手方向Lに沿うように固定されている。
図16は、後処理テープ170の断面模式図である。図14及び図16に示すように、後処理テープ170は、前記固定部172と係合部171とを備えている。係合部171は、二つ折りにされており、その先端部分には、操作者により把持される部分となるタグ171aと面ファスナー171bとが備えられている。
そして、操作者が、おむつ1を片付ける(処分する)際には、先ず、背側両縁部130aと腹側両縁部140aとが接合されている連結部分を解く(つまり、手で破る。ただし、この連結部分を解く行為は必須の行為ではない)。次に操作者は、タグ171aを掴み、二つ折りにされていた係合部171を伸ばして、パンツ型おむつ101を包むようにパンツ型おむつ101の表面に係合部171を係合させる。
次に、製造国表示の位置について説明する。
<第十位置(第十態様)>
図17は、製造国表示の第十位置(第十態様)を示したパンツ型おむつ101の展開状態の概念図である。第一態様においては、テープ部材(ファスニングテープ30)が前側領域4と後側領域6のどちらか一方の領域(後側領域6)に固定されており、該一方の領域(後側領域6)に製造国表示がおむつ1の表側から視認可能に設けられていたが、第十態様においては、テープ部材が、当該ファスニングテープ30ではなく、後処理テープ170となっている。すなわち、第十位置(第十態様)は、第一位置(第一態様)に対応している。つまり、第十態様においては、テープ部材(後処理テープ170)が前側領域4と後側領域6のどちらか一方の領域(本実施の形態においては、後側領域6。図17の斜線部)に固定されており、該一方の領域(後側領域6)に製造国表示がパンツ型おむつ101の表側から視認可能に設けられている。
そのため、第一態様と同様の効果が奏される。すなわち、パンツ型おむつ101を片付ける(処分する)作業を行う際に操作者が操作する後処理テープ170のある側に、製造国表示が設けられる。そのため、操作者は、当該作業中に後処理テープ170を操作すると、後処理テープ170の表側から視認可能に当該領域に対し設けられた製造国表示に容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第十一位置(第十一態様)>
図18は、製造国表示の第十一位置(第十一態様)を示したパンツ型おむつ101の展開状態の概念図である。第二態様においては、テープ部材(ファスニングテープ30)が前記一方の領域(後側領域6)に固定部32にて固定されており、固定部32の製品長手方向Lにおける中央CL2から、一方の領域(後側領域6)に属する胴回り部の製品長手方向Lにおける端Eまで、の製品長手方向Lにおける距離を第一距離Dとした際に、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置は、前記中央CL2から前記第一距離Dまでの範囲にあることとしたが、第十一態様においては、テープ部材が、当該ファスニングテープ30ではなく、後処理テープ170となっている。すなわち、第十一位置(第十一態様)は、第二位置(第二態様)に対応している。つまり、第十一態様においては、テープ部材(後処理テープ170)が前記一方の領域(後側領域6)に固定部172にて固定されており、固定部172の製品長手方向Lにおける中央CL2から、一方の領域(後側領域6)に属する胴回り部の製品長手方向Lにおける端Eまで、の製品長手方向Lにおける距離を第一距離Dとした際に、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置は、前記中央CL2から前記第一距離Dまでの範囲(図18の斜線部)にある。
そのため、第二態様と同様の効果が奏される。すなわち、操作者は、パンツ型おむつ101を片付ける(処分する)作業中に後処理テープ170を操作すると、当該範囲に対し設けられた製造国表示により容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第十二位置(第十二態様)>
図19は、製造国表示の第十二位置(第十二態様)を示したパンツ型おむつ101の展開状態の概念図である。第三態様においては、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置は、ファスニングテープ30の固定部32の製品長手方向Lにおける一端と他端との間にあることとしたが、第十二態様においては、テープ部材が、当該ファスニングテープ30ではなく、後処理テープ170となっている。すなわち、第十二位置(第十二態様)は、第三位置(第三態様)に対応している。つまり、第十二態様においては、製造国表示の製品長手方向Lにおける位置は、後処理テープ170の固定部172の製品長手方向Lにおける一端と他端との間(図19の斜線部)にある。
そのため、第三態様と同様の効果が奏される。すなわち、操作者は、パンツ型おむつ101を片付ける(処分する)作業中に後処理テープ170を操作すると、当該範囲に対し設けられた製造国表示により一層容易に気付くことができる。したがって、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
<第十三位置(第十三態様)>
図20は、製造国表示の第十三位置(第十三態様)を示したパンツ型おむつ101の展開状態の概念図である。第十三態様においては、製造国表示が、前記非伸縮域又は弱伸縮域(本実施の形態においては、非伸縮域160)に設けられている。なお、「非伸縮域160に設けられている」とは、製造国表示が完全に当該領域内に収まっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が当該領域に収まっていればよい。
第十三態様によれば、伸縮域でなく非伸縮域又は弱伸縮域に製造国表示が設けられるため、製造国表示が見易くなり、購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。なお、非伸縮域又は弱伸縮域内のおむつ表面の最も外側の不織布(バックシート24側)の一部に、熱シール部又は開孔部を設け、それよりも内側の他のシートに製造国表示を設けることも可能である。これにより、熱シール部は、不織布を構成する熱可塑性樹脂繊維が溶融されているため視認性が高まりより表示が見え易く、部分的な開孔部は開孔部と非開孔部とに製造国表示が視認されることで見え方が不均一となり使用者の関心・注目を引くことができる。
<その他の位置(その他の態様)>
テープ型のおむつ1について、第六態様では、第一態様乃至第五態様のケースにおいて、製造国表示は、さらに、伸縮部材(ウェストギャザーフィルム28)と重なる位置(図10の斜線部)に設けられていることが望ましかったが、第十態様乃至第十二態様のケースにおいても、同様のことが言える。すなわち、第十態様乃至第十二態様のケースにおいて、製造国表示は、さらに、伸縮部材(本実施の形態においては、糸ゴム150であるがフィルムであってもよい)と重なる位置に設けられていることが望ましい。
また、図示は省略しているが、パンツ型おむつ101にも、レッグサイドギャザー及びレッグギャザーが備えられているため、第九位置(第九態様)はパンツ型おむつ101にも適用可能である。
===その他の実施形態===
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更・改良され得ると共に、本発明には、その等価物が含まれることは言うまでもない。
おむつ1やパンツ型おむつ101において、図21に示すように、使い捨ておむつの変形を誘導する変形誘導部21aが、吸収体21に備えられているものがある。この変形誘導部21aは、穴部(スリット等)や凹部(窪み部)からなるものである。
そして、製造国表示は、変形誘導部21aと重ならない位置に設けられていることが望ましい。仮に、製造国表示が、変形誘導部21aと重なる位置に設けられている場合には、使い捨ておむつが変形誘導部21aに沿って曲げられるため、製造国表示も曲げられ何が書いてあるか特定しにくくなる。これに対し、製造国表示が変形誘導部21aと重ならない位置に設けられている場合には、製造国表示が見易くなり、購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
また、おむつ1やパンツ型おむつ101において、製造国表示は不織布により覆われており、製造国表示と不織布とは接着剤により接着されていることが望ましい。例えば、上記実施の形態に係るおむつ1においては、防漏シート23の表面に製造国表示を設けて防漏シート23を覆う不織布製のバックシート24を通して製造国表示が見えるようにする例を挙げたが、この防漏シート23の製造国表示が設けられている部分とバックシート24を接着剤で接着することが望ましい(図22参照)。仮に、接着剤で接着されていない場合には、不織布(バックシート24)が、製造国表示から浮いてしまい(離れてしまい)、製造国表示が見難くなる可能性がある。これに対し、接着剤で接着されている場合には、不織布(バックシート24)が製造国表示から浮くことがなく、製造国表示が見易くなり、購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
また、おむつ1やパンツ型おむつ101において、製造国を示す表示とは異なる模様が記されたシート部材を有し、シート部材よりも前記厚み方向において前記使い捨ておむつの表面側に設けられた部材に前記表示が記されていることが望ましい。
例えば、上記実施の形態に係るおむつ1においては、防漏シート23の表面に製造国表示を設けて防漏シート23を覆う不織布製のバックシート24を通して製造国表示が見えるようにする例を挙げたが、かかる例において、防漏シート23(シート部材に相当)に模様(例えば、動物キャラクター等のイラスト)が記されている場合がある。そして、かかる場合に、製造国表示を防漏シート23に設けるのではなく、例えば、製造国表示を設ける(記す)ための専用の部材(例えば、シート状タグ27)を用意し、シート部材(防漏シート23)よりも厚み方向においておむつ1の表面側(例えば、防漏シート23とバックシート24の間)に当該シート状タグ27を設けることが望ましい(図23参照)。
そして、かかる場合には、模様よりも製造国表示が表面側に位置することとなるから、模様と製造国表示の混合した図柄において模様から製造国表示が浮き出るような状態となり、購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
また、おむつ1やパンツ型おむつ101の中には、図24に示すように、水分と接触すると色が変化するインジケーターを有するものがある。このインジケーターは、着用中の使い捨ておむつに尿等の排泄物が排泄されたことを通知するためのものである(なお、図24には、便宜上、おむつ1の例のみを示している)。
そして、製造国表示の色は、インジケーターの変化前後のいずれかの色と類似色であることが望ましい。購買者や使用者が、インジケーターの確認をしようとする際には、インジケーターの変化前後の色が何色であるかを知った上で、確認を試みる。つまり、購買者や使用者は、当該変化前後の色を意識した状態で、インジケーターを探すこととなる。そして、製造国表示の色が当該変化前後の色と類似色である場合には、インジケーターを探す際に、製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
なお、「類似色」とは、オスワルド色相環によって分類された24色の色票で、同じ色票であるか色相番号が1つだけずれた範囲のものと定義される。
また、おむつ1やパンツ型おむつ101の中には、図25に示すように、製造国表示とは別に使い捨ておむつのブランド名又は製造会社名を示す表示が視認可能に配置されているものがある。そして、製造国表示とブランド名又は製造会社名を示す表示との間で、表示領域、色、双方の表示が文字である場合には、字の大きさ、字体、のいずれかが異なることが望ましい。図25の例においては、ブランド名又は製造会社名を示す表示のうちの製造会社名表示を示し、当該製造会社名表示は、文字(つまり、製造会社名そのもの)であることとしている。そして、当該例においては、製造国表示と製造会社名表示との間で、表示領域、色、字の大きさ、字体が異なっている(本例では、全てが異なっているが、いずれかが異なっていればよい)。
製造国表示とブランド名又は製造会社名を示す表示との間で、表示領域、色、双方の表示が文字である場合には、字の大きさ、字体、のいずれかが異なる場合には、双方の間に強弱がついているので、双方を意識しやすい。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
また、第十二形態においては、非伸縮域又は弱伸縮域に製造国表示が設けられていたため、製造国表示は、吸収体21と重なる位置に設けられていることとなる。そして、製造国表示が吸収体21と重なる位置に設けられる場合には、吸収体21と重ならない位置(例えば、不織布のみしか存在しない位置)に設けられる場合と比べて、膨らみがあり、かつ、しわが発生しにくい場所に製造国表示が位置することとなるため、購買者や使用者が製造国表示に気付き易くなる。そのため、品質が優れているとの印象を購買者や使用者により適切に与えることができる。
そして、かかる効果は、製造国表示が吸収体21と重なる位置に設けられる場合に、必ず生ずるため、製造国表示が吸収体21と重なる位置に設けられることの有効性は、第十二形態に限定されることなく働く。さらには、使い捨ておむつが、おむつ1の場合であっても、パンツ型おむつ101の場合であってもよい。なお、「重なる位置に設けられている」とは、製造国表示全体が吸収体21と重なっていることまでは要求されず、製造国表示の少なくとも一部が吸収体21と重なっていればよい。
また、おむつ1がパッケージ中に封入された状態(換言すれば、パッケージから取り出したときの状態)において、おむつ1の一部(フラップ部等)が折り畳まれている場合に、折り畳まれていない領域に製造国表示が設けられていることが望ましい。その場合には、おむつ1の有する弾性部材と重ならない位置に製造国表示が位置することが望ましい。
かかる場合には、おむつ1を取り出した際に、製造国表示を認識できる確率が高まる。また、製造国表示が弾性部材と重ならないことで、しわやギャザー等により製造国表示の視認性を下げることを回避することができる。
また、製造国表示の中心が、おむつ自然状態(各弾性部材が収縮した所謂使い捨ておむつを放置したときの状態を意味する)での製品幅方向Wにおける中央から変位した位置(幅方向外側に変位した位置)に設けられていること(換言すれば、シンメトリー(対称)でないこと)が望ましい。
かかる場合には、使い捨ておむつの配置が、非対称なものとなり、購買者や使用者の目を引き易く、製造国表示が目立つこととなる。
また、製造国表示は、バックフィルム(本実施の形態においては、防漏シート30)に設けられていることが望ましい。
かかる場合には、製造国表示を印刷する際に、バックフィルムは平滑なので印刷物が鮮明になる。
1 おむつ
3 前部、4 前側領域、5 股下部、6 後側領域、7 後部、
12 最狭部、
14 フラップ部、14a 最外縁部、14b 最外端、14c 外縁部14c、
15 レッグギャザー、15a 端、
16 レッグサイドギャザー、17 端接合部、
18 本体部、18a 本体接合部、18b 端、
19 糸ゴム、
21 吸収体、21a 変形誘導部、
22 トップシート、23 防漏シート、24 バックシート、 25 コアラップ、
26 肌側シート、27 シート状タグ、
28 ウェストギャザーフィルム、
29 ターゲットテープ、30 ファスニングテープ、30a 先端、
31 係合部、 32 固定部、
101 パンツ型おむつ、
101a 胴周り開口、101b 脚周り開口、
110 吸収性本体、
110a 一端部、110b 他端部、
130 背側胴回り部、130a 背側両縁部、
140 腹側胴回り部、140a 腹側両縁部、
150 糸ゴム、150a 第一糸ゴム、150b 第二糸ゴム、
160 非伸縮域、162 伸縮域、
170 後処理テープ、
171 係合部、171a タグ、171b 面ファスナー、
172 固定部、

Claims (17)

  1. 液体を吸収する吸収体を有する使い捨ておむつであって、
    製造国を示す表示が視認可能に配置されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 請求項1に記載の使い捨ておむつであって、
    長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
    前記使い捨ておむつを、前記長手方向における前記使い捨ておむつのおむつ中央よりも前側の前側領域と該おむつ中央よりも後側の後側領域とに分けたときに、
    テープ部材が前記前側領域と前記後側領域のどちらか一方の領域に固定されており、
    該一方の領域に前記表示が前記使い捨ておむつの表側から視認可能に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  3. 請求項2に記載の使い捨ておむつであって、
    前記テープ部材が前記一方の領域に固定部にて固定されており、
    前記固定部の前記長手方向における中央から、
    前記一方の領域に属する胴回り部の前記長手方向における端まで、
    の前記長手方向における距離を第一距離とした際に、
    前記表示の前記長手方向における位置は、前記中央から前記第一距離までの範囲にあることを特徴とする使い捨ておむつ。
  4. 請求項3に記載の使い捨ておむつであって、
    前記表示の前記長手方向における位置は、前記固定部の前記長手方向における一端と他端との間にあることを特徴とする使い捨ておむつ。
  5. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記テープ部材はファスニングテープであり、
    前記ファスニングテープが固定されるフラップ部を備え、
    前記フラップ部は、長手方向に沿った最外縁部を有し、
    前記表示の前記長手方向における位置は、前記最外縁部の前記長手方向における一端と他端との間にあることを特徴とする使い捨ておむつ。
  6. 請求項2乃至請求項4のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記テープ部材はファスニングテープであり、
    前記ファスニングテープが固定されるフラップ部を備え、
    前記使い捨ておむつの股下部における最狭部の外端と前記フラップ部の最外端の前記幅方向における真ん中位置を通り前記長手方向に平行な仮想線を引いた際に、該仮想線が前記フラップ部の外縁部と交わる四点を結んで構成される矩形状領域に、前記表示が設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  7. 請求項2乃至請求項6のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    伸縮部材を有し、
    前記表示は、前記伸縮部材と重なる位置に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  8. 請求項1に記載の使い捨ておむつであって、
    長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
    前記使い捨ておむつを、前記長手方向における前記使い捨ておむつのおむつ中央よりも前側の前側領域と該おむつ中央よりも後側の後側領域とに分けたときに、
    前記後側領域に一対のファスニングテープが固定部にて固定され、かつ、前記前側領域にターゲットテープが設けられており、
    前記ファスニングテープは、前記固定部と前記ターゲットテープと係合する係合部とを備え、
    前記表示は、
    前記前側領域に、前記使い捨ておむつの表側から視認可能に設けられており、かつ、
    前記係合部の前記長手方向における中央が前記ターゲットテープの前記長手方向における中央に一致するように、かつ、前記一対のファスニングテープの先端が互いに接触するように、前記係合部を前記ターゲットテープに係合させた際に、前記一対のファスニングテープにより覆われず、かつ、前記長手方向において前記係合部と前記おむつ中央の間であって前記おむつ中央よりも前記係合部に近い側に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  9. 請求項1に記載の使い捨ておむつであって、
    長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
    前記使い捨ておむつを、前記長手方向における前記使い捨ておむつのおむつ中央よりも前側の前側領域と該おむつ中央よりも後側の後側領域とに分けたときに、
    前記後側領域にファスニングテープが固定され、
    前記表示は、前記後側領域に、前記使い捨ておむつの裏側から視認可能に設けられており、
    前記表示の前記幅方向における位置は、前記吸収体の前記幅方向における一端と他端との間にあることを特徴とする使い捨ておむつ。
  10. 請求項1に記載の使い捨ておむつであって、
    長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
    前記長手方向に伸縮するレッグギャザーが該長手方向に沿って備えられており、
    前記表示の前記長手方向における位置は、前記レッグギャザーの前記長手方向における端よりも、前記使い捨ておむつのおむつ中央から前記長手方向において遠い側にあることを特徴とする使い捨ておむつ。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記表示は、前記吸収体と重なる位置に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  12. 請求項1に記載の使い捨ておむつであって、
    長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、を有し、
    前記幅方向に伸縮部材が連続して設けられた伸縮域と、前記伸縮部材が設けられていないか、又は、前記幅方向に前記伸縮部材が非連続に設けられた非伸縮域又は弱伸縮域とが、前記長手方向における所定範囲に備えられており、
    前記非伸縮域又は弱伸縮域は、前記幅方向における中央部、かつ、前記吸収体と重なる位置に位置し、
    前記伸縮域は、前記幅方向における両端部に位置し、
    前記表示は、前記非伸縮域又は弱伸縮域に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  13. 請求項1乃至請求項12に記載の使い捨ておむつであって、
    前記吸収体は、穴部又は凹部からなり、前記使い捨ておむつの変形を誘導する変形誘導部を備えており、
    前記表示は、前記変形誘導部と重ならない位置に設けられていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  14. 請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記表示は不織布により覆われており、前記表示と前記不織布とは接着剤により接着されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  15. 請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    長手方向と、前記長手方向と交差する幅方向と、前記長手方向及び前記幅方向と交差する厚み方向と、を有し、
    前記製造国を示す表示とは異なる模様が記されたシート部材を有し、
    前記シート部材よりも前記厚み方向において前記使い捨ておむつの表面側に設けられた部材に前記表示が記されていることを特徴とする使い捨ておむつ。
  16. 請求項1乃至請求項15のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    水分と接触すると色が変化するインジケーターを有し、
    前記表示の色は、インジケーターの変化前後のいずれかの色と類似色であり、該類似色の程度が、オスワルド色相環によって分類された24色の色票で、同じ色票であるか色相番号が1つだけずれた範囲のものであることを特徴とする使い捨ておむつ。
  17. 請求項1乃至請求項16のいずれかに記載の使い捨ておむつであって、
    前記製造国を示す表示とは別に前記使い捨ておむつのブランド名又は製造会社名を示す表示が視認可能に配置されており、
    前記製造国を示す表示とブランド名又は製造会社名を示す表示との間で、
    表示領域、色、双方の表示が文字である場合には、字の大きさ、字体、のいずれかが異なることを特徴とする使い捨ておむつ。
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