JP2005237732A - 電気掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】フィルタの塵を除去するブラシによる塵の除去性能を維持しつつ、底蓋の開放に連動してフィルタの塵を確実に集塵ケースの底面開口から排出できる電気掃除機を提供することにある。
【解決手段】着脱自在な集塵装置30を備える。この集塵装置30が、底面が開口された集塵ケース31と、回動により集塵ケース31の底面開口を開閉する底蓋35と、集塵ケース31内に配置されたフィルタ41と、底蓋35の開放に連動してフィルタ41の塵落しをする清掃体51と具備する。清掃体51は、下端部が底蓋35に回動可能に連結されたブラシ支え52、及びこのブラシ支え52に取付けられて底蓋35の開閉に伴ってフィルタ41に摺接するブラシ53を有し、ブラシ53が、底蓋35の全開状態で底面開口の下側に配置されるようにしている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、回動により開閉される底蓋付きの集塵ケースを有して掃除機本体に着脱自在に取付けられた集塵装置を備える電気掃除機に関する。
従来、掃除機本体に対して着脱自在な集塵装置を備えるとともに、この装置がダストボックス本体内に配置された円筒形フィルタを有し、ダストボックス本体の下面開口を開閉する底蓋の開放に伴って、フィルタの外周面に付着した塵を除去できる電気掃除機が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この特許文献1の技術では、外側フィルタ部の外側筒状部材をダストボックス本体の下部に配置し、この外側筒状部材の上端からダストボックス本体の内面に向かって延びる鍔部を設けている。これとともに、外側フィルタ部の円筒状をなす外側フィルタを鍔部の上側でかつダストボックス本体の上部に配置し、この外側フィルタの外周部に、このフィルタの全周にわたって接するブラシを有した環状の清掃体を配置している。そして、ダストボックス本体の下面開口を開閉する回動自在な底蓋に、伸縮自在なスライド杆の下端を連結し、このスライド杆の上端にブラシを支持している。スライド杆は鍔部に形成されたガイド孔を貫通している。この構成により、底蓋を開放すると同時にブラシがフィルタの外周面を摺動して塵を除去することができる。
特開2003−339595号公報(段落0011−0015、0019−0021、0031−0033、0041、0045、図8−図9、及び要約)
特許文献1の技術では、ブラシが外側フィルタよりも下方へ移動することを外側フィルタ部の鍔部で妨げるので、ブラシによって除去された塵が、鍔部の上にブラシで押し固められて滞留する可能性が高い。つまり、折角、ブラシで塵を外側フィルタから除去しても、それをダストボックス本体の下面開口を通して容易に排出させることについては難がある。しかも、同様の理由からブラシにも塵が滞留し、それが固まるに伴いブラシのブラシ毛の変形が妨げられ易くなり、外側フィルタの外周を摺動して塵を除去する性能が低下する恐れが考えられる。
本発明の目的は、フィルタの塵を除去するブラシによる塵の除去性能を維持しつつ、底蓋の開放に連動してフィルタの塵を確実に集塵ケースの底面開口から排出できる電気掃除機を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、集塵装置を備え、この集塵装置が、底面が開口された集塵ケースと、回動により集塵ケースの底面開口を開閉する底蓋と、集塵ケース内に配置されたフィルタと、底蓋の開放に連動してフィルタの塵落しをする清掃体とを具備し、かつ、清掃体が、下端部を底蓋に回動可能に連結したブラシ支え、及びこのブラシ支えに取付けられて底蓋の開閉に伴ってフィルタに摺接するブラシを有していて、ブラシが、底蓋の全開状態で集塵ケースの底面開口の下側に配置される構成としている。
本発明では、底蓋が全開されるに伴って、ブラシが、フィルタに摺接して、塵を落しながら下方へ移動され、最終的に集塵ケースの底面開口より下側に配置される。これにより、フィルタから落とされた塵の下方への移動が妨げられることがなく、落とされた塵を集塵ケースの底面開口に通してその下方に確実に排出できる。又、底蓋を閉じる際に、その閉じ動作の初期にブラシのブラシ毛がフィルタの下縁に当たることに伴って、ブラシ毛に付着している塵が除去される。これにより、ブラシ毛に塵が滞留し続けてブラシ毛の変形を妨げることを抑制できる。
本発明によれば、フィルタの塵を除去するブラシによる塵の除去性能を維持しつつ、底蓋の開放に連動してフィルタの塵を確実に集塵ケースの底面開口から排出できる電気掃除機を提供できる。
図1〜図6を参照して本発明の第1実施形態を説明する。
図1中符号1で示す電気掃除機が備える掃除機本体2には、可撓性の吸塵ホース3の一端部3aが着脱可能に接続されている。吸塵ホース3は他端部に手元操作部4を備えている。手元操作部4には伸縮可能な延長管5が着脱可能に接続され、延長管5の先端部には吸込み口体6が着脱可能に接続される。手元操作部4はハンドル4aを有し、このハンドル4aには遠隔操作用の操作スイッチが設けられている。図示の吸込み口体6は、床面の掃除に好適なものであって、その下面に幅方向に延びる吸込み開口(図示しない)を有し、又、必要によりモータの動力や吸込み風力で駆動される回転清掃体が内蔵される。
図1及び図2に示すように掃除機本体2は、本体ケース10と、蓋体20と、本体ケース10に着脱自在に取付けられる集塵装置30とを備えている。蓋体20はその後部が本体ケース10の前部にヒンジ結合されて上下方向に開閉可能に設けられている。
図2に示すように本体ケース10は後側の電動部11と前側の載置部12とを備えている。電動部11には、電動送風機13、及びこの電動送風機13の例えば下側に位置して商用交流電源の電力を電動送風機13等に供給するコードリール14が配置されている。
電動部11の前面は開口され、この開口は電動送風機13の吸気口13Aに連通している。載置部12は、電動部11の下部から前方へ一体に突出されていて、上方に開放する凹状をなす皿状に形成されている。この載置部12には集塵装置30が着脱自在に載置される。蓋体20が閉じられることによって、蓋体20と載置部12とが集塵装置30を上下から挟持するようになっている。蓋体20は、その前部に取付けられたパイプ状の吸込み口21を有している。吸込み口21は前後方向に延びており、これには吸塵ホース3の一端部3aが着脱可能に接続される。
本体ケース10の幅方向両側壁には、本体ケース10の前側上部から後側下部にわたる斜状の膨出部15(一方のみ図示)が夫々一体に形成され、これら膨出部15の下端部に後輪16が回転自在に取付けられている。両膨出部15と本体ケース10の両側壁の前側部分には複数の排気孔からなる排気部17が設けられている。排気部17は図示しない排気風路を介して電動送風機13の排気口13B(図2参照)と連通している。電動送風機13の排気口13Bから排気される空気は排気風路を介して排気部17から外に排気される。
図3〜図6を参照して集塵装置30を説明する。集塵装置30は集塵ケース31を備えている。この集塵ケース31の前側壁には、把手部32が設けられているとともに、この把手部32の上方に位置して入口33が設けられている。入口33は、集塵ケース31が図2に示すように電動送風機13の上流側に配置されたときに、蓋体20の吸込み口21の真後ろに連続して配置される。
図4及び図5に示すように集塵ケース31の底面は開口されている。集塵ケース31の底部には、例えば1枚の底蓋35が枢軸36を中心に回動可能に取付けられていて、この回動により集塵ケース31の底面開口が開閉される。この底蓋35を開けることにより集塵ケース31に溜められた塵を捨てることができる。図3〜図5中符号37はゴム状弾性を有したシール材を示しており、これに閉じた状態の底蓋35が密接することにより集塵ケース31底部の気密が保持される。なお、底蓋35の閉じ状態は、把手部32に設けた図示しない操作釦の押し込みに連動する図示しない機構を介して解除されるようになっている。
集塵ケース31の後端部(下流側の端部)は出口34となっていて、この出口34を塞いで下流フィルタ38が集塵ケース31の後端部に好ましくは取外し可能に装着されている。下流フィルタ38は立てて設けられている。この下流フィルタ38には、好ましい例として、マット状のろ材を、ろ過面積を拡張するために波形形状に折り曲げてプリーツ形に形成されたプリーツフィルタが使用されている。下流フィルタ38のメッシュは以下説明する上流フィルタ41のメッシュより細かい。この下流フィルタ38は上流フィルタ41を通過した塵を捕捉する。
図3及び図4等に示すように入口33と出口34との間には、集塵ケース31の内部を上流側集塵室39と下流側集塵室40とに区画する上流フィルタ41が設けられている。この上流フィルタ41は、不通気性の板状をなすホルダ41aと、このホルダ41aに支持されたフィルタ要素41bとを有している。
ホルダ41aの上部は、入口33に対して次第に寄るように湾曲されて、入口33に対向している。前記湾曲された部分以外のホルダ41aの部分は、上下方向に延びた平板状をなしていて、その下縁(つまり上流フィルタ41の下縁)41cは集塵ケース31の底面開口を前後に二分している。
フィルタ要素41bは、ホルダ41aの平板状をなして立っている部分に装着されていて、このフィルタ要素41bを通じて上流側集塵室39と下流側集塵室40とが連通されている。フィルタ要素41bは、ナイロンネットからなり、平板状をなしている。このフィルタ要素41bより上側の不通気性を有したホルダ41aの主要部分の裏面(下流側の面)は、本実施形態の場合、下流フィルタ38に対向している。
上流側集塵室39に臨んだ集塵ケース31の側壁内面には、図4〜図6等に示すようにガイド45が夫々設けられている。詳しくは、これらのガイド45は、上流フィルタ41に寄っていて、この上流フィルタ41と平行に上下方向に延びている。ガイド45は集塵ケース31と一体に形成された溝で作られている。ガイド45の上端は開放され、ガイド45の下端部にはストッパ45a(図6参照)が設けられている。ストッパ45aは例えばガイド45の下端部を閉じた端壁で形成されているとともに、その上面は斜面となっている。これにより、溝からなるガイド45内に入り込んだ塵を、ストッパ45aの下端部から円滑に導出させ易い点で好ましい。
上流側集塵室39には、底蓋35の開放に連動して上流フィルタ41の例えば上流側の面の塵落としをする清掃体51が収容されている。図3〜図6に示すように清掃体51は、例えば一対のブラシ支え52とブラシ53とを備えている。ブラシ支え52は例えば単一のリンクからなり、その下端部は底蓋35に枢軸54を介して回動可能に連結されている。これらブラシ支え52の上端部には被ガイド凸部をなす丸い短軸55(図6参照)が突設されている。短軸55はガイド45に沿って移動可能にガイド45に嵌合されている。したがって、短軸55がガイド45のストッパ45aに当ってガイド45から抜け止めされることにより、底蓋35が図4に示す全開位置に位置決めされるようになっている。
ブラシ53は、台53aと、この台53aに植設したブラシ毛53bとからなる。ブラシ53は、台53aの長手方向両端を夫々一対のブラシ支え52の上端部に連結することにより、ブラシ支え52に両端支持されている。ブラシ毛53bはフィルタ要素41bに充分に摺接する長さを有している。ブラシ53の少なくとも一部好ましくは全体は、底蓋35が閉じられているときは、フィルタ要素41bの上端より少し上側に配置され、底蓋35が全開したときには集塵ケース31の底面開口より少し下側に突出して配置される。この配置を実現するために、ブラシ53は、短軸55より下側に位置して一対のブラシ支え52に両端されている。
電気掃除機1の使用時、集塵装置30の上流側集塵室39に入口33を通って導入された含塵空気は、上流フィルタ41のホルダ41aの湾曲面に沿って下降されるので、フィルタ要素41bに硬い塵等が勢いよく衝突することがなく、このフィルタ要素41bが塵によって破損する恐れがない。含塵空気中の塵の内、フィルタ要素41bのメッシュより大きい塵は、このフィルタ要素41bで捕捉される。又、細塵を含んだ空気はフィルタ要素41bを通って下流側集塵室40に流入して上昇し、この細塵を含んだ空気が出口34を塞いだ下流フィルタ38を下流側集塵室40から通過する際に、この下流フィルタ38に細塵が捕捉される。こうして上流側集塵室39には主として粗塵が溜められ、下流側集塵室40には細塵が溜められる。
掃除後に集塵装置30内の塵を捨てるには、この集塵装置30を掃除機本体2から取外して、図3に示す状態から図4に示すように底蓋35を全開すればよい。つまり、底蓋35が開き方向に回動されるとともに、集塵ケース31の底面開口が開かれるので、集塵室39、40に溜められた塵が自重により排出される。そして、これと同時にフィルタ要素41bが掃除される。
すなわち、底蓋35が開かれるに伴って、フィルタ要素41bの上方に配置されていたブラシ53が、これを支持しているブラシ支え52によって引下げられる。この場合、ブラシ支え52の短軸55がガイド45に沿って真直ぐ下降する一方で、このことを可能とするためにブラシ支え52が枢軸54を中心に回動して底蓋35との相対位置を変える。
したがって、ブラシ53の引下げに伴って、そのブラシ毛53bが上流フィルタ41の上流側の面に摺接する。これにより、この面に付着している塵が落とされて、集塵ケース31の底面開口から排出される。こうして上流フィルタ41の塵落としをするブラシ53を連動する底蓋35の開放動作は、ブラシ支え52の短軸55がガイド45のストッパ45aに引っ掛ることにより停止され、この時、底蓋35は図4に示す全開状態となる。この状態で、ブラシ53は集塵ケース31の底面開口より下側に配置される。このため、既述のように上流フィルタ41から落としされた塵の下方への移動が妨げられることがなく、落とされた塵を集塵ケース31の底面開口に通して確実に排出できる。
以上の塵捨後には底蓋35が閉じられ集塵装置30が掃除機本体2に取付けられる。この際、底蓋35が集塵ケース31の底面開口を閉じる動作の初期に、図5に示すようにブラシ53のブラシ毛53bが上流フィルタ41の下縁41cに当る。こうしてブラシ毛53bが前記下縁41cに接してこの下縁41cを乗り越えるに伴って、このブラシ毛53bに付着している塵が除去される。これとともに、ブラシ毛53bに塵が滞留し続けて固まり、ブラシ毛53bの変形を妨げることを抑制できる。したがって、底蓋35の開放に連動してフィルタ要素41bの塵を除去するブラシ53による塵の除去性能を維持できる。
なお、第1実施形態において、枢軸54の周りにねじりばねを取付けて、このばねでブラシ支え52を上流フィルタ41に対して倒れるように付勢して、ブラシ毛53bをフィルタ要素41bの上流側の面に押付ける構成とする場合には、ガイド45及びこれを摺動する短軸55は省略して実施することが可能である。
図7は本発明の第2の実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、同じ部分には第1実施形態と同じ符号を付してその説明を省略し、第1実施形態とは異なる部分のみを以下説明する。
第2実施形態では、上流フィルタ41と下流フィルタ38との間に中流フィルタ42が設けられている。中流フィルタ42は、真直ぐに立てられた不通気性の板状をなすホルダ42aと、このホルダ42aに支持されたフィルタ要素42bとを有している。フィルタ要素42bは、ナイロンネットからなり、平板状をなしていて、そのメッシュは、上流フィルタ41のフィルタ要素41bのメッシュより細かいとともに、下流フィルタ38のメッシュより粗い。このフィルタ要素42bはフィルタ要素41bより上方に長く形成されている。
中流フィルタ42は下流側集塵室40を前後に二分していて、そのホルダ42aの下縁(つまり中流フィルタ42の下縁)42cは下流側集塵室40の底面開口を前後に二分している。
上流フィルタ41と中流フィルタ42との間の中間集塵室に臨んだ集塵ケース31の側壁内面には、ガイド45が夫々設けられている。底蓋35の開放に連動してフィルタ要素42bの塵落としをする清掃体51は、ブラシ53及びこのブラシ53を両端支持する一対のブラシ支え52を備えている。この場合、ブラシ支え52は複数例えば2本のリンク52a、52bからなる。これらのリンク52a、52bは枢軸50を介して回動可能に連結されている。下側のリンク52aは底蓋35に回動可能に枢軸54を介して連結されている。上側のリンク52bはブラシ53の台53aを支持しているとともに、このリンク52bに短軸55が設けられている。
以上説明した点以外の構成は、図7に示されない構成を含めて第1実施形態と同じであるから、底蓋35の開放に連動させてブラシ53を中流フィルタ42が有したフィルタ要素42bの上流側の面に沿って摺接させて、このフィルタ要素42bに対する塵落としができる。この場合、底蓋35が全開状態となったときに、ブラシ53が集塵ケース31の底面開口の下側に配置されるので、ブラシ53によって落とされた塵が塞き止められることがなく、確実に塵を排出できる。これとともに、底蓋35を閉じることに伴い、ブラシ53のブラシ毛53bがホルダ42aの下縁(つまり中流フィルタ42の下縁)42cに接してこの下縁42cを乗り越えるので、このブラシ毛53bに付着している塵を落とすことができる。
更に、第2実施形態ではブラシ支え52が複数のリンク52a、52bを互いに枢着して形成されているので、底蓋35が開かれるに伴って、図7中2点鎖線で示すように下側位置のリンク52a全体が集塵ケース31の底面開口の下側に出るまでの間は、枢軸50を中心とする両リンク52a、52bの相対的回動により、上側位置のリンク52bはフィルタ要素42bに対して傾くことなく平行に引下げられる。これにより、ブラシ毛53bとフィルタ要素42bとの接触を安定させて良好な塵落としを行わせることができる。なお、この後には、上側位置のリンク52bがフィルタ要素42bに対して傾きながら引下げられるに伴って、ブラシ毛53bによるフィルタ要素42bの塵落がなされる。
又、以上のようにブラシ支え52を複数のリンク52a、52bを枢着して形成して、相対的に上位置のリンクがフィルタ要素42bに対して平行移動されるようにしたので、互いに隣接した上流フィルタ41と中流フィルタ42との間等の狭いスペースに、底蓋35の開閉に連動する清掃体51を配置するのに好適である。この場合、台53aの前後両側面に夫々ブラシ毛53bを突設したブラシ53を用いることで、前側のブラシ毛53bを上流フィルタ41のフィルタ要素41bに摺接させて塵落としをし、後側のブラシ毛53bを中流フィルタ42のフィルタ要素42bに摺接させて塵落としをすることも可能である。
なお、第2実施形態においては、中流フィルタ42用の清掃手段(清掃体及びガイド)とは別に、上流フィルタ41のフィルタ要素41bの塵落としをするための清掃手段(清掃体及びガイド)を備えていてもよく、この場合の清掃体の構成は、図1に示した構成でも、図7に示した構成のいずれであっても差し支えない。
図8は本発明の第3の実施形態を示している。この実施形態は基本的には第1実施形態と同じであるので、同じ部分には第1実施形態と同じ符号を付してその説明を省略し、第1実施形態とは異なる部分のみを以下説明する。
第3実施形態では、ガイド45の下端部が、前側にせり出すように折り曲げられている。これにより、底蓋35が全開した状態で、図8中2点鎖線で示すようにブラシ53を、上流フィルタ41の下縁41cの前方に離れた位置で集塵ケース31の底面開口の下側に配置できる。このため、底蓋35の全開状態で、ブラシ53を手で掃除する場合に、前記下縁41cが邪魔になることを抑制できる点で好ましい。なお、以上説明した点以外の構成は、図8に示されない構成を含めて第1実施形態と同じであるから、この第3実施形態でも本発明の課題を解決できる。
なお、本発明は、集塵装置が掃除機本体に着脱自在に取付けられた電気掃除機に制約されず、吸塵ホース、延長管、及び吸込み口体を含んで掃除機本体に吸込み気流を導く気流ガイド手段に、集塵装置が着脱自在に取付けられた電気掃除機にも適用できる。
本発明の第1実施形態に係る集塵装置を備えた電気掃除機を示す斜視図。 図1の電気掃除機の掃除機本体を一部切欠いて示す側面図。 本発明の第1実施形態に係る集塵装置を底蓋が閉じた状態で示す断面図。 図3の集塵装置を底蓋が全開した状態で示す断面図。 図3の集塵装置の底部を底蓋が開じ始めた状態で示す断面図。 図3の集塵装置の一部を分解して示す斜視図。 本発明の第2実施形態に係る集塵装置を底蓋が閉じた状態で示す断面図。 本発明の第3実施形態に係る集塵装置の下部を示す断面図。
符号の説明
1…電気掃除機、2…掃除機本体、30…集塵装置、31…集塵ケース、35…底蓋、36…枢軸、41…上流フィルタ、41a…ホルダ、41b…フィルタ要素、41c…上流フィルタの下縁、42…中流フィルタ、42a…ホルダ、42b…フィルタ要素、42c…上流フィルタの下縁、45…ガイド、45a…ストッパ、50…枢軸、51…清掃体、52…ブラシ支え、52a…リンク(ブラシ支え)、52b…リンク(ブラシ支え)、53…ブラシ、53a…台、53b…ブラシ毛、54…枢軸、55…短軸(被ガイド凸部)

Claims (2)

  1. 集塵装置を備える電気掃除機において、
    前記集塵装置が、
    底面が開口された集塵ケースと、
    この集塵ケースに回動可能に取付けられて前記集塵ケースの底面開口を開閉する底蓋と、
    前記集塵ケース内に配置されたフィルタと、
    下端部が前記底蓋に回動可能に連結されたブラシ支え、及びこのブラシ支えに取付けられて前記底蓋の開閉に伴って前記フィルタに摺接するとともに前記底蓋の全開状態で前記底面開口の下側に配置されるブラシを有した清掃体と、
    を具備した電気掃除機。
  2. 請求項1に記載の電気掃除機において、前記ブラシ支えが互いに回動可能に連結された複数のリンクからなり、前記ブラシ支えに被ガイド凸部が設けられているとともに、この被ガイド凸部を導くガイドが前記集塵ケースの内面に設けられている。
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