JP2005237475A - ミスト式浴室暖房装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】使用者が不意に冷水ミストや熱水ミストを浴びる事故を防止することが可能なミスト式浴室暖房装置を提供する。
【解決手段】給湯管3から供給される温水を噴霧するミスト・ノズル11と、給湯管3からミスト・ノズル11に供給される温水の断通を行う発停弁22とを備えたミスト式浴室暖房装置1において、ミスト・ノズル11の近傍の所定の範囲内に使用者がいる場合にそれを検出する人感センサ10を設け、人感センサ10が使用者を検出しているときには発停弁22を閉止状態とする発停弁制御部24を設けた。
【選択図】 図2
【解決手段】給湯管3から供給される温水を噴霧するミスト・ノズル11と、給湯管3からミスト・ノズル11に供給される温水の断通を行う発停弁22とを備えたミスト式浴室暖房装置1において、ミスト・ノズル11の近傍の所定の範囲内に使用者がいる場合にそれを検出する人感センサ10を設け、人感センサ10が使用者を検出しているときには発停弁22を閉止状態とする発停弁制御部24を設けた。
【選択図】 図2
Description
本発明は、温水ミストの発生による浴室の暖房を行うミスト式浴室暖房装置に関するものである。
従来のミスト式浴室暖房装置として、特許文献1に記載のものが公知である。図3は特許文献1に記載のミスト式浴室暖房装置を表した図である。ミスト式浴室暖房装置100は、給湯管101から供給される温水を、温水ミストとして浴室内に噴霧するミスト・ノズル102,103,104を備えている。使用者は、図3に示すようにミスト式浴室暖房装置100の正面に座って温水ミストを浴びる。ミスト・ノズル102は、使用者の肩に温水ミストを噴霧する。ミスト・ノズル103は、使用者の身体の腹部に向けて温水ミストを噴霧する。また、ミスト・ノズル104は、浴室の床に向けて、温水ミストを噴霧する。これにより、浴室空間をミスト・サウナ状態にして温浴効果を得る構成としている。
また、給湯管101の近傍に、温水の温度の検出を行う配管温度検出センサ105を設けている。この配管温度検出センサ105の検出温度が所定の閾値以下の場合、給湯管101からの温水を各ミスト・ノズル102,103,104に供給することなく、排水管106から排水する。これにより、使用者が冷水ミストを浴びることが防止される。
特開2003−462号公報
しかしながら、上記従来のミスト式浴室暖房装置100では、水温が閾値以上であればミスト・ノズル102,103,104からミストの噴霧が開始される。従って、使用者がミスト式浴室暖房装置100のスイッチを入れた直後に、使用者がミスト・ノズル102,103,104のごく近傍にいた場合には、そこから待避する間もなく、いきなりミストの噴霧が開始されることが考えられる。特に、温水の温度が高く設定されている場合には、使用者が突然に高温のミストを浴びることとなる。
そこで、本発明の目的は、使用者が不意に冷水ミストや熱水ミストを浴びる事故を防止することが可能なミスト式浴室暖房装置を提供することにある。
本発明に係るミスト式浴室暖房装置は、給湯管から供給される温水を噴霧するミスト・ノズルと、前記給湯管から前記ミスト・ノズルに供給される温水の断通を行う発停弁と、
を備えたミスト式浴室暖房装置において、前記ミスト・ノズル近傍の所定の範囲内に物体がある場合にそれを検出する人感センサと、前記人感センサが物体を検出しているときには前記発停弁を閉止状態とする制御を行う発停弁制御部と、を備えていることを特徴とする。
を備えたミスト式浴室暖房装置において、前記ミスト・ノズル近傍の所定の範囲内に物体がある場合にそれを検出する人感センサと、前記人感センサが物体を検出しているときには前記発停弁を閉止状態とする制御を行う発停弁制御部と、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、人感センサが物体を検出しているときには、発停弁が閉止しているためミスト・ノズルからミストは噴霧されない。従って、使用者がミスト・ノズルに接近しているときに、ミスト・ノズルから冷水又は熱水のミストが噴霧され、使用者が水を浴びることとなったり、火傷を負ったりすることを防止することができる。
ここで、人感センサとしては、赤外線センサ、超音波センサ、ミリ波センサ等を使用することができる。
以上のように、本発明によれば、使用者がミスト・ノズルの手前近傍にいるときには、人感センサがそれを検出してミストは噴霧されない。従って、ミスト・ノズルから冷水又は熱水のミストが噴霧され、使用者が水を浴びることとなったり、火傷を負ったりすることを防止することができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の実施例1に係るミスト式浴室暖房装置の外観図である。ミスト式浴室暖房装置1は、浴室の壁に設置されたカラン2の近傍の浴室の壁に取り付けられている。ミスト式浴室暖房装置1の給湯管3は、カラン2の給湯管4に直接接続されており、ここから温水が供給される。また、本実施例のミスト式浴室暖房装置1は電池駆動方式であるため、特に電気配線は必要とされない。
ミスト式浴室暖房装置1の表面パネル5の中央部には、運転の開始又は停止の動作指令を入力するための発停スイッチ6が設けられている。また、発停スイッチ6の上部には、現在の運転状態を表す運転ランプ7、電池切れの警報を表示する電源警報ランプ8、及び動作エラーが発生したことを表示するエラーランプ9が設けられている。発停スイッチ6の下部には、物体が近接したことを検出する人感センサ10が設けられている。
本実施例においては、人感センサ10としては、赤外線センサを使用しているが、センサの種類はこれに限られるものではなく、超音波センサ、ミリ波センサ等を使用してもよい。
また、表面パネル5の左右側辺付近と下辺付近には、それぞれ、ミスト・ノズル11が3ずつ設けられている。表面パネル5の左右側辺付近のミスト・ノズル11は、その吹き出し口が表面パネル5の正面方向に向けられており、下辺付近のミスト・ノズル11は、その吹き出し口が斜め下方向に向けられている。
図2は実施例1に係るミスト式浴室暖房装置の構成を表すブロック図である。図2では、ミスト式浴室暖房装置1の内部構成を、配管系統20と制御系統23とに分けて抽象化して示している。
ミスト式浴室暖房装置1の配管系統20は、給湯管3、9個のミスト・ノズル11、配水管21、及び発停弁22により構成されている。給湯管3及びミスト・ノズル11は、図1と同様のものである。
配水管21は、給湯管3から供給される温水を、それぞれのミスト・ノズル11に分配する管であり、U字型に曲折形成されている。そして、その中央部付近において、発停弁22を介して給湯管3に接続されている。発停弁22は、電動ラッチ式開閉弁である。この発停弁22の開閉により、給湯管3から配水管21への温水の断通が行われる。
制御系統23は、発停スイッチ6、人感センサ10、発停弁制御部24、及び電源制御部25を備えている。なお、本発明に直接関係しない部分については省略する。発停スイッチ6及び人感センサ10は、図1と同様のものである。発停弁制御部24は、発停弁22の開閉制御を行う。また、電源制御部25は電源電圧の制御を行う。ここで、本実施例のミスト式浴室暖房装置1は電池駆動式であるため、使用しないときには電源制御部25によって電源電圧が使用状態のときよりも降圧されている。ミスト式浴室暖房装置1を使用するにあたっては、外部のリモコン装置(図示せず)等によりウェイクアップ命令を入力する。これにより、電源制御部25は、電源電圧を昇圧して、ミスト暖房が使用可能な状態となる。
以上のように構成された本実施例に係るミスト式浴室暖房装置1において、以下その動作を説明する。
まず、最初に、ミスト式浴室暖房装置1はウェイクアップ状態にあるとし、発停弁22は閉止状態にあるものとする。この状態で使用者が発停スイッチ6を押すと、発停弁制御部24は、人感センサ10の入力を検出して、ミスト式浴室暖房装置1の手前の所定の距離範囲内に物体(この場合には使用者)があるか否かを検出する。
ここで、所定の距離範囲は、自由に決めることができるが、通常は10cm程度に設定しておくのがよい。この距離範囲は、人感センサ10の出力電圧等の閾値により設定することが可能である。
人感センサ10により物体が検出されている間は、発停弁制御部24は、発停弁22を閉止状態とする。人感センサ10により物体が検出されなくなったときに、発停弁制御部24は、発停弁22を開弁する。これにより、各ミスト・ノズル11から温水ミストが噴霧され始める。
また、発停弁22が開弁状態において、使用者が再び発停スイッチ6を押した場合、又は人感センサ10が感知した場合、発停弁制御部24は、発停弁22を閉止する。
このように、本実施例に係るミスト式浴室暖房装置1によれば、人感センサ10によりミスト式浴室暖房装置1の前方の所定の距離内に使用者がいるか否かを検出し、検出された場合には発停弁22を閉止することで、ミスト・ノズルから冷水又は熱水のミストが噴霧され、使用者が水を浴びることとなったり、火傷を負ったりすることを防止することができる。
実施例では人感センサの数を1つとして説明したが、2つ以上取り付けて安全性を高めることも可能である。
1 ミスト式浴室暖房装置
2 カラン
3,4 給湯管
5 表面パネル
6 発停スイッチ
7 運転ランプ
8 電源警報ランプ
9 エラーランプ
10 人感センサ
11 ミスト・ノズル
20 配管系統
21 配水管
22 発停弁
23 制御系統
24 発停弁制御部
25 電源制御部
2 カラン
3,4 給湯管
5 表面パネル
6 発停スイッチ
7 運転ランプ
8 電源警報ランプ
9 エラーランプ
10 人感センサ
11 ミスト・ノズル
20 配管系統
21 配水管
22 発停弁
23 制御系統
24 発停弁制御部
25 電源制御部
Claims (1)
- 給湯管から供給される温水を噴霧するミスト・ノズルと、
前記給湯管から前記ミスト・ノズルに供給される温水の断通を行う発停弁と、
を備えたミスト式浴室暖房装置において、
前記ミスト・ノズル近傍の所定の範囲内に物体がある場合にそれを検出する人感センサと、
前記人感センサが物体を検出しているときには前記発停弁を閉止状態とする制御を行う発停弁制御部と、
を備えていることを特徴とするミスト式浴室暖房装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048424A JP2005237475A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | ミスト式浴室暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004048424A JP2005237475A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | ミスト式浴室暖房装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005237475A true JP2005237475A (ja) | 2005-09-08 |
Family
ID=35019843
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004048424A Pending JP2005237475A (ja) | 2004-02-24 | 2004-02-24 | ミスト式浴室暖房装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2005237475A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007075373A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Max Co Ltd | 水噴出装置、室空調装置、およびそれを利用した室 |
JP2013063161A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Corona Corp | ミスト発生装置 |
-
2004
- 2004-02-24 JP JP2004048424A patent/JP2005237475A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2007075373A (ja) * | 2005-09-14 | 2007-03-29 | Max Co Ltd | 水噴出装置、室空調装置、およびそれを利用した室 |
JP2013063161A (ja) * | 2011-09-16 | 2013-04-11 | Corona Corp | ミスト発生装置 |
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Date | Code | Title | Description |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070130 |
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