JP2004344362A - シャワールーム - Google Patents

シャワールーム Download PDF

Info

Publication number
JP2004344362A
JP2004344362A JP2003144302A JP2003144302A JP2004344362A JP 2004344362 A JP2004344362 A JP 2004344362A JP 2003144302 A JP2003144302 A JP 2003144302A JP 2003144302 A JP2003144302 A JP 2003144302A JP 2004344362 A JP2004344362 A JP 2004344362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shower
warm
main body
hot
bath
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003144302A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasubumi Kawamura
泰文 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Living Tech Co Ltd
Original Assignee
Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Living Tech Co Ltd filed Critical Yamaha Living Tech Co Ltd
Priority to JP2003144302A priority Critical patent/JP2004344362A/ja
Publication of JP2004344362A publication Critical patent/JP2004344362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Bathtubs, Showers, And Their Attachments (AREA)
  • Devices For Medical Bathing And Washing (AREA)

Abstract

【課題】温泡浴が可能で、利用者の体を十分に温めつつ快適なシャワー浴が可能になると共に、湯の消費量を抑えることが可能なシャワールームを提供する。
【解決手段】開閉可能な出入口を有する側壁と該側壁の上下開口部に配設された床壁及び天井壁とを備えた本体と、該本体内にシャワーを噴射させることによりシャワー浴を可能にするシャワー装置と、本体内に温泡を供給して温泡浴を可能にする温泡発生装置と、を具備することを特徴とする。また、前記シャワー装置及び温泡発生装置の作動を制御する制御手段を備え、この制御手段により、例えば温泡発生装置の作動後にシャワー装置が作動するように両装置を制御したり、浴室に設けた背丈センサの検出結果に基づいて温泡量を制御する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、温泡を供給して温泡浴が可能なシャワールームに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、略密閉状態の室内にシャワーを噴射させてシャワー浴するシャワールームとしては、例えば特許文献1に開示のものが知られている。このシャワールームは、底部、壁、ドア、天井、壁面に取り付けたシャワー装置及び底部に一体形成した座部等を備え、座部に座った利用者にシャワー装置のシャワーヘッドから所定温度の湯を噴射して浴びせることにより、利用者が座ったままでシャワー浴が行なえるようにしたものである。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−216077号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このようなシャワールームにおいては、シャワーヘッドから単に湯を噴射させて座った状態の利用者に浴びせる構成であるため、湯を利用者の身体に浴びせることしかできず、シャワー浴時に利用者の体を十分に温めることが難しいという問題点を有している。そこで、シャワー浴時に体を温めるために、シャワーヘッドから湯を連続的に噴射してシャワー浴することも考えられるが、この場合は、大量の湯を消費することになって省エネの面で好ましくない。
【0005】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、その目的は、温泡浴が可能で、利用者の体を十分に温めつつ快適なシャワー浴が可能になると共に、湯の消費量を抑えることが可能なシャワールームを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成すべく、本発明のうち請求項1に記載の発明は、開閉可能な出入口を有する側壁と該側壁の上下開口部に配設された床壁及び天井壁とを備えた本体と、該本体内にシャワーを噴射させることによりシャワー浴を可能にするシャワー装置と、前記本体内に温泡を供給して温泡浴を可能にする温泡発生装置と、を具備することを特徴とする。
【0007】
このように構成することにより、利用者が出入口から内部に入り、この出入口を閉めることで略密閉状態とされた本体内においては、温泡浴とシャワー浴とが可能になることから、例えば温泡浴によって体を十分に温めてから通常のシャワー浴ができる等、シャワールームの機能性が格段に向上すると共に、温泡浴の併用でシャワー浴時の湯の消費量が抑えられる。
【0008】
そして、請求項2に記載の発明のように、前記シャワー装置及び温泡発生装置の作動を制御する制御手段を備えることが好ましい。このように構成することにより、制御手段の制御で温泡発生装置が作動して所定量の温泡が本体内に供給され、この温泡により利用者が温泡浴できる。また、制御手段の制御でシャワー装置が作動すると、本体内にシャワーが噴射されて通常のシャワー浴が行え、これにより、シャワールームの使い勝手を大幅に向上させることができる。
【0009】
また、前記制御手段は、請求項3に記載の発明のように、温泡発生装置の作動後にシャワー装置が作動するように両装置を制御し得ることが好ましい。このように構成することにより、温泡浴の後にシャワー装置が作動することから、温泡浴時に使用した本体内の温泡をシャワーで洗い流しつつシャワー浴でき、シャワーの効率的な使用が可能となって、シャワールームの使い勝手の向上が図れる。
【0010】
また、前記制御手段は、請求項4に記載の発明のように、本体に設けた背丈センサの検出結果に基づいて温泡発生装置の作動を制御し、本体内に所定量の温泡を供給することが好ましい。このように構成することにより、背丈センサの検出結果に基づいて本体内の温泡量が所定量に設定されることから、本体内に利用者の身長に応じた適正な温泡の供給が可能となり、利用者が大人で立った状態や座った状態であってもあるいは子供であっても、快適な温泡浴が可能になる。
【0011】
また、前記制御手段は、請求項5に記載の発明のように、本体に設けた設置高さの異なる複数の非常停止スイッチの操作により、作動している温泡発生装置もしくはシャワー装置を停止させることが好ましい。このように構成することにより、温泡浴中やシャワー浴中に異常が発生した際に、所定高さ位置の非常停止スイッチを操作することで温泡発生装置やシャワー装置の作動を停止できることから、利用者が大人で立った状態や座った状態であってもあるいは利用者が子供であっても、異常発生時の操作が容易に行なえて温泡浴やシャワー浴時の安全性が十分に確保される。
【0012】
また、前記制御手段は、請求項6に記載の発明のように、温泡発生装置の作動と関連付けて、本体内に温風を供給する温風発生装置及び又は本体内に蒸気を供給する蒸気発生装置を作動させることが好ましい。このように構成することにより、例えば温泡発生装置と温風発生装置や蒸気発生装置とが関連付けられて作動することから、本体内で温泡浴やサウナ浴等が行なえて、シャワールームの使い勝手の一層の向上が図れる。
【0013】
また、前記本体は、請求項7に記載の発明のように、少なくとも温泡浴時の温泡に光を照射し得る照明装置を備えることが好ましい。このように構成することにより、本体の底壁や側壁等に設けた照明装置で温泡浴時の温泡に光を照射できることから、温泡を光らせて本体内に幻想的な雰囲気を醸し出すことができて、温泡浴と同時にリラクゼーション効果が得られる等、一層快適な温泡浴が可能になる。
【0014】
また、前記本体は、請求項8に記載の発明のように、その側壁が横断面で略円形に形成されていることが好ましい。このように構成することにより、本体の側壁が横断面で略円形に形成されることから、本体内の容積を入浴に最適な最小の大きさに設定できて、温泡浴時に使用する温泡量を一層効率的な少ない量に設定できる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1〜図4は、本発明に係わるシャワールームの一実施形態を示し、図1がその概略構成図、図2が横断面図、図3が制御系のブロック図、図4が動作の一例を示すフローチャートである。
【0016】
図1及び図2において、シャワールーム1は、本体2と、この本体2内にシャワーW1を噴射させるシャワー装置3と、本体2内に温泡W2を供給する温泡発生装置4、及びこれらを制御する制御手段としてのコントロールユニット5等を有している。前記本体2は、略円筒状の側壁2aと、この側壁2aの下端開口部に配置された床壁2bと、側壁2aの上端開口部に配置された天井壁2cとによって横断面が略円形に形成され、側壁2aにはドア6が開閉可能に設けられた出入口8が形成されている。
【0017】
この時、ドア6は、例えば側壁2aと同一曲率の平面視で円弧形状に形成されて、その外表面に取手7が取り付けられ、側壁2aに設けられた出入口8部分の外側に円弧形状に沿ってスライド移動する。そして、ドア6で出入口8を塞いで本体2内の空間を略密閉状態としたり、ドア6を開放して出入口8を開き利用者Mが本体2内に出入りできるようになっている。また、ドア6と側壁2aの出入口8との間は、適宜のシール手段でシールされることにより、後述する温泡浴時の温泡等の出入口8を介した側壁2a外部への漏出が防止されるようになっている。
【0018】
なお、本体2のドア6は、スライドによる引き戸式に限らず、出入口8の幅方向の一端側に設けたヒンジによって開放する開き戸式を採用することもできるし、ドア6の適宜位置に内部の様子が視認できる擦りガラスを設けたり、ドア6のスライド移動範囲の側壁2a下部に側壁2a外に漏出した温泡等を受ける樋(いずれも図示せず)を設けることもできる。
【0019】
また、側壁2aには、その高さ方向に沿って複数個(図では4個)の背丈センサ9a〜9dが埋設状態で設けられている。この背丈センサ9a〜9dは、例えば利用者Mを検知する光センサが使用され、各背丈センサ9a〜9dの検知信号がコントロールユニット5で処理されることにより、利用者Mの背丈(身長)が検出されるようになっている。また、側壁2aの下部には本体2内に供給される温泡の温度を検出するサーミスタ等の温泡温度センサ10が設けられている。
【0020】
さらに、側壁2aの例えば背丈センサ9a〜9dと対向する位置には、複数個(図では2個)の非常停止スイッチ11a、11bが設けられており、例えば上方の非常停止スイッチ11aは、一般的な背丈の大人が本体2内で立った状態でその手が届く高さ位置(高さ1m50cm前後)に配置され、下方の非常停止スイッチ11bは、大人が座った状態あるいは子供が立った状態でその手が届く高さ位置(高さ1m前後)に設定されている。そして、この2個の非常停止スイッチ11a、11bは、前記コントロールユニット5にそれぞれ接続され、何れかの非常停止スイッチ11a、11bがオン操作された際に、温泡発生装置4の作動を即座に停止させたりシャワー装置3の作動を即座に停止させるようになっている。
【0021】
また、本体2の床壁2bには、その直径方向の両側にハロゲンランプ等のスポット式の光源12aを有する照明装置12がそれぞれ配設されている。この照明装置12は、内部に光源12aが配置された照明カバー12bを床壁2bの外側に配置すると共に、照明カバー12bの開口部となる床壁12bに設けた照射孔に透明で所定強度を有する照射板12cを固定することによって本体2の床壁2bに配設されている。そして、2個の照明装置12は、コントロールユニット5の制御により点灯もしくは消灯して、その光を図1の矢印ハの如く本体2内に上方に向けて照射するようになっている。
【0022】
なお、この照明装置12は、本体2の床壁2bへの配設に限らず、側壁2aの下部に配置してその光を斜め上方に向けて照射するように構成したり、側壁2aの上部や天井壁2cに配設して、その光を下方に向けて照射するように構成することもできる。また、床壁2bの反出入口側には排水孔13が設けられると共に、床壁2bの表面には全域に亘って格子状の細い溝14が一体形成されており、この溝14によって湯や温泡の排水性が高められている。さらに、床壁2bの少なくとも出入口8側の表面には多数の凸部15が設けられており、この凸部15によって利用者Mの本体2への出入り時の足元の滑りが防止されるようになっている。また、側壁2aの内面で出入口8部分には必要に応じて手摺り(図示せず)等が取り付けられる。
【0023】
前記シャワー装置3は、給湯機23に接続された温度調節機能付電動弁3aと、本体2の例えば天井壁2cの所定位置にその噴射孔が下方に指向する状態で配置されたシャワーヘッド3bと、このシャワーヘッド3bと温度調節機能付電動弁3aとを接続する配管3c(シャワーホースも含む)等を有している。シャワーヘッド3bは、天井壁2cの反出入口側に所望の方向へ向きを変えることができるように配置されたり、もしくは所定長さ引き出し可能に配置され、コントロールユニット5の制御信号で給湯機23が作動することにより、シャワーヘッド3bからシャワーW1が図1の矢印イの如く例えば本体2内の斜め下方に向けて噴射されるようになっている。
【0024】
また、前記温泡発生装置4は、本体2の側壁2aの所定位置に配置された吐水口4bと、この吐水口4bに配管4cを介して温泡を供給する前記給湯機23に接続された温泡発生機4a等を有し、コントロールユニット5の制御信号で温泡発生機4aが作動することにより、吐水口4bから本体2内に所定温度の温泡W2を図1の矢印ロの如く吐出(供給)するようになっている。なお、温泡発生機4aは、洗剤溶液を空気でバブリングすることにより温泡を発生させるもので、洗剤溶液が貯留される容器体やこの容器体に空気を供給する空気供給部等(いずれも図示せず)で構成されている。
【0025】
前記コントロールユニット5は、図3に示すように、マイコンやタイマー等を有する制御装置16と、この制御装置16に接続され前記照明装置12に電源を供給する照明電源18等を有している。そして、制御装置16の出力側には、前記温度調節機能付電動弁3aと温泡発生機4aが接続され、制御装置16の入力側には、前記背丈センサ9a〜9dや温泡温度センサ10等からなるセンサ群と、前記非常停止スイッチ11a、11b等のスイッチ群及び本体2の側壁2aの上部内面に取り付けられたリモコン17等が接続されている。
【0026】
前記リモコン17は、制御装置16に有線もしくは無線で接続されその操作部には、温泡発生装置4を作動させて温泡浴を可能にする温泡浴スイッチ、シャワー装置3を作動させてシャワー浴を可能にするシャワー浴スイッチ、温泡W2やシャワーW1の温度を設定する温度設定スイッチ、温泡浴時間T1、シャワー浴時間T2等の各種時間を設定するタイマースイッチ等(いずれも図示せず)が設けられている。なお、リモコン17は、本体2内の側壁2aに配設されるが、例えばこのリモコン17と略同一機能を有する外部リモコンを本体2のドア6近傍の側壁2a外側に固定的もしくは移動可能に配置し、この外部リモコンを使用して温泡浴等を行うことも勿論可能である。
【0027】
次に、このシャワールーム1の動作の一例を図4のフローチャート等に基づいて説明する。なお、図4のフローチャートは、制御装置16に予め記憶されたプログラムにしたがって自動的に実行される。先ず、利用者Mが本体2内に入りドア6を閉じるとプログラムが開始(S100)され、リモコン17の前記温泡浴スイッチ(図4では温泡浴SWと記す)がオンしたか否かが判断(S101)され、この判断S101は「YES」になるまで繰り返される。
【0028】
そして、利用者Mが温泡浴しようとして温泡浴スイッチをオンすると、制御装置16は、背丈センサ9a〜9dの信号を読み込んで利用者Mの背丈を検出(S102)し、この検出した背丈に応じた温泡量を制御装置16に予め記憶してある換算表等によって決定(S103)し、これを記憶部に一次記憶する。温泡量が決定されたら、温泡発生機4aを作動(S104)させて所定温度の温泡W2を本体2内に供給する。
【0029】
本体2内に温泡W2が供給されるとその温度Tiが温泡温度センサ10で逐次検出され、この検出温度Tiが予め設定した設定温度Ts(例えば利用者がリモコン17の温度設定スイッチで設定した温度より所定温度高い温度)未満か否かが判断(S105)される。この判断S105で「YES」の場合、すなわち温泡の検出温度Tiが設定温度Tsより低い場合は、所定量の温泡W2が本体2内に供給されたか否かが判断(S106)される。この判断S106で「NO」の場合は、利用者Mの背丈に対応した前記温泡量に達していないものとして、ステップS104に戻り温泡発生機4aから温泡W2の供給を継続する。
【0030】
そして、この温泡W2の継続供給により本体2内に所定量の温泡W2が供給されると、判断S106で「YES」となり、次のステップに移る。この時の温泡量の判断S106は、設定した温泡量に応じて温風発生機4aの作動時間を制御することにより行われるが、例えば本体2の側壁2a内面に温泡量を検出する温泡量センサを設けてこのセンサの検出信号で制御することもでき、この温泡量センサを使用する場合は、背丈センサ9a〜9dに温泡量検出機能を持たせることで、構成の簡略化と背丈センサ9a〜9dの付加価値を高めることができる。また、温泡量は、その上面が利用者Mの略肩あたりに位置する程度が好ましく、この温泡W2によって利用者Mの肩から下の身体が温泡W2内に位置し、温泡W2内に含まれる洗浄液等で利用者Mの身体が洗われつつ温まることができる。
【0031】
判断S106で「YES」となると、制御装置16から照明電源18に制御信号が出力されて照明装置12の光源12aが点灯(S107)し、この照明装置12の点灯で、照明光が温泡W2内にその底壁2b側から照射され温泡W2が例えばきらきらした状態で光り、本体2内に光りによる幻想的な雰囲気が醸し出される。この照明装置12の光りにより利用者Mはこの雰囲気を味わいながら温泡浴できることになる。
【0032】
そして、ステップS107で照明装置12が点灯すると、前記タイマースイッチで予め利用者Mにより設定された所定時間T1(前記温泡浴時間T1)が経過したか否かが判断(S108)され、この判断S108は「YES」になるまで繰り返され、温泡浴時間T1が経過し「YES」となった時点で温泡発生機4aの作動を停止(S109)させて、本体2内への温泡W2の供給を停止する。また、温泡発生機4aが停止した後に、照明装置12を消灯(S110)させ、この照明装置12の消灯により利用者Mは温泡発生機4aの作動が停止したこと、すなわち温泡浴時間T1が終了したことを利用者Mが感知する(つまり照明装置12により終了を報知させる)。
【0033】
ステップS110の照明装置12の消灯で温泡浴時間T1の終了を利用者Mに報知すると、例えば所定の時間をおいてシャワー装置3が作動(S111)し、給湯機23から温度調節機能付電動弁3a、配管3cを介してシャワーヘッド3bに所定温度の湯が供給され、シャワーヘッド3bから下方に向けてシャワーW1が噴射される。このシャワーヘッド3bから噴射されるシャワーW1により、利用者Mが温泡浴後にシャワー浴を行うことができると共に、シャワーW1によって利用者Mの身体や本体2の側壁2a内面に付着した温泡W2を洗い流しつつシャワー浴が行なえる。これにより、温泡W2で温まった身体を冷やすことなくシャワー浴できて、快適なシャワー浴が行なえることになる。なお、シャワー浴は、シャワーヘッド3bを固定した状態で行うこともできるし、シャワーヘッド3bを引き出して移動可能にして行うこともできる。
【0034】
シャワー装置3が作動すると、予め設定した所定時間T2(前記シャワー浴時間T2)が経過したか否かが判断(S112)され、この判断S112は「YES」になるまで繰り返される。そして、判断S112で「YES」になると、すなわち温泡浴時間T1の温泡浴の後にシャワー浴時間T2のシャワー浴が終わると、一連のプログラムが終了(S114)する。
【0035】
一方、前記判断S105で「NO」の場合、すなわち温泡温度Tiが設定温度Ts以上になると、温泡温度が異常として直ちに温泡発生機4aを非常停止(S113)させ、本体2内への温泡の供給を停止させる。この時、前述したように設定温度Tsを利用者Mが所望する入浴温泡温度より例えば10℃高い温度と機械的に設定することで、極端に高い温度の温泡W2でなくてもその供給を停止させることができて、高温の温泡W2に利用者Mが長い時間接触すること等が確実に防止され、温泡浴時の安全性が十分に高められる。
【0036】
また、図4のフローチャートには示していないが、前記非常停止スイッチ11a、11bがオン操作された場合にも、直ちに温泡発生機4aを非常停止させて、本体2内への温泡W2の供給を停止させる。この非常停止スイッチ11a、11bは、シャワー浴の際にも適用され、これにより、利用者Mが本体2内で温泡浴している場合、あるいはシャワー浴している場合に、身体に何らかの異常が生じた場合等に、非常停止スイッチ11a、11bのいずれかをオン操作することで温泡発生機4aや温度調節機能付電動弁3aの作動を停止できて、利用者Mの安全性が十分に確保されることになる。そしてこの時、非常停止スイッチ11a、11bが高さ方向に2箇所設けられていることから、利用者Mが大人であっても子供であっても、何れかの非常停止スイッチ11a、11bを容易に操作できることになる。
【0037】
なお、以上のフローチャートにおいては、温泡浴の終了を照明装置12の消灯で利用者Mに報知したが、例えば報知専用の表示灯を設けて報知したり音声で報知するようにしても良い。また、以上のフローチャートにおいては、温泡浴スイッチのオン操作により温泡浴の後にシャワー浴が自動的に連続して行なえるようにしたが、前記リモコン17の温泡浴スイッチやシャワー浴スイッチをオン操作した場合に、温泡浴とシャワー浴とを個別に行なえるように構成することもできる。また、照明装置12の点灯は、温泡浴時に限らず、シャワー浴時にも点灯させ得ることは言うまでもない。
【0038】
このように、上記実施形態のシャワールーム1にあっては、略密閉状態とされる本体2内に、温泡発生装置4の吐出口4bとシャワー装置3のシャワーヘッド3bを配設すると共に、温泡発生装置4とシャワー装置3が制御装置16によって作動可能に構成されているため、温泡発生装置4を作動させて本体2内に所定量の温泡W2を供給して温泡浴できると共に、シャワー装置3を作動させて本体2内にシャワーW1を噴出させることにより通常のシャワー浴を行なうことができる。これにより、温泡浴で身体を十分に温めつつシャワー浴できて快適なシャワー浴が可能になると共に、温泡浴の併用でシャワー浴時の湯の消費量を抑えることができる。
【0039】
また、制御装置16の制御により、温泡浴の後にシャワー装置3が作動するように構成できるため、温泡浴時に使用した本体2の側壁2a内面や利用者Mの身体に付着している温泡W2をシャワーW1で洗い流しつつシャワー浴できて、一層快適なシャワー浴が行なえると共に、側壁2aに設けられた背丈センサ9a〜9dの検出結果に基づいて本体2内の温泡量が所定量に設定されるため、利用者Mの身長に応じた適正な温泡量の供給が可能となり、大人であっても子供であっても快適な温泡浴ができ、これらのことから、シャワールーム1の使い勝手の向上を図ること等が可能となる。
【0040】
さらに、側壁2aに高さ方向の2個の非常停止スイッチ11a、11bが設けられているため、温泡浴中やシャワー浴中に利用者Mに異常が発生した場合等に、所定高さ位置の非常停止スイッチ11a、11bを操作することで温泡発生装置4やシャワー装置3の作動を即座に停止できて、利用者Mが大人であってもあるいは利用者Mが子供であっても、異常発生時の操作が容易に行なえて温泡浴やシャワー浴時の安全性を十分に確保することができる。
【0041】
また、本体2内に温泡温度センサ10が配設されて、その検出結果に基づいて温泡発生装置4の作動が制御されるため、所望温度より所定値高い温泡W2が供給された場合等に、直ちに温泡発生装置4の作動を停止できて、高温の温泡W2の本体2内への供給が停止させられ、安全性を一層高めることが可能になる。特に、設定温度Tsを所望温度より所定値高い温度に設定することで、温風発生機4aの誤作動を防止しつつ、所定温度以上の温泡W2の時のみ確実に停止させることができて、温泡発生装置1の安全性をより一層高めることができる。
【0042】
またさらに、本体2の底壁2aに一対の照明装置12が配設されているため、この照明装置12の照明光を温泡W2に照射して温泡W2を光らせて本体2内に幻想的な雰囲気を醸し出すことができて、温泡浴と同時にリラクゼーション効果を得ることができ、一層快適な温泡浴が可能になる。また、この照明装置12の照明光の消灯を温泡浴時間T1の終了報知に使用することで、照明装置12の付加価値を高めることができると共に、報知機構の構成の簡略化を図ること等もできる。
【0043】
また、本体2の側壁2aが横断面が円形に形成されているため、内部の空間に無駄なスペースがなく本体2内を入浴に必要な最適最小空間とすることができ、温泡浴時に使用される温泡量を最小量として、温泡発生装置4のコストの低減化を図ることができ、前述したシャワー装置3による湯の消費量の低減化と合わせ、本体2のランニングコストを大幅に削減して安価なシャワールーム1を得ることが可能になる。
【0044】
また、リモコン17に設けた例えば温泡浴スイッチをオン操作することにより、温泡発生装置4が自動的に作動して所定量の温泡W2を本体2内に供給すると共に、温泡発生装置4が自動的に停止し、その後にシャワー装置3が自動的に作動するように構成できるため、温泡浴とシャワー浴をワンタッチ操作で行うことができる等、操作性に優れたシャワールーム1を得ることができて、例えば従来から存在するシャワールームに適用することにより、使い勝手と商品価値に優れたシャワールームを得ることが可能になる。
【0045】
図5は、本発明に係わるシャワールームの他の実施形態を示している。以下、上記実施形態と同一部位には同一符号を付して説明する。この実施形態のシャワールーム1の特徴は、本体2の例えば天井壁2cに、温風を本体2内に図の矢印ニの如く吹き出すことが可能な温風発生機19を配設し、この温風発生機19の温風によって、例えばシャワー浴後の濡れた利用者Mの身体を乾かしたり本体2内を暖房するように構成すると共に、本体2内に座部21を設けて利用者Mが座った状態で温泡浴できるように構成した点にある。
【0046】
すなわち、本体2の所定高さ位置に座板21aと背板21bからなる座部21を設けると共に、天井壁2cに配設した温風発生機19をコントロールユニット5に接続する。そして、制御装置16により、温泡発生機4aを作動・停止した後に温度調節機能付電動弁3aを作動・停止させ、その後に温風発生機19を作動・停止させるように構成したり、利用者Mが例えば本体2内に入る所定時間前かあるいは温泡浴中等に温風発生機19を適宜のタイミングで作動させて本体2内を暖房する。この実施形態においても、温泡発生装置4やシャワー装置3により上記実施形態と同様の作用効果が得られる他に、温風発生機19を身体の乾かしや暖房に使用できて、シャワールーム1の付加価値や使い勝手の一層の向上が図れることになる。
【0047】
なお、上記各実施形態において、本体2に温泡発生装置4とシャワー装置3を設ける他に、温風発生機19を設ける例について説明したが、本発明はこれに限定されものではなく、例えば図5の二点鎖線で示すように、本体2の下部に蒸気発生機20を配設し、この蒸気発生機20により矢印ヘの如く蒸気を本体2内に吹出し、蒸気と温泡、シャワーあるいは温風等を適宜に制御する構成とすることもできる。この蒸気発生機20を使用する場合は、本発明を既存のサウナルーム等にも適用できることになる。
【0048】
また、本発明に係わる本体2としては、横断面が円形の本体に限らず、横断面が方形状であったりドア6部分以外の他の部分が半円形状等の適宜形状の本体に適用することができる。さらに、図5の二点鎖線で示すように、本体2内の利用者Mの肩あたりの位置に例えば孔を有するシート材22を配設し、このシート材22を利用者Mの首部分に装着した状態で、シート材22下部に温泡W2や蒸気等を供給しても良く、このようにすれば温泡W2による保温効果や洗浄効果が一層良好に行なえる。また、本発明は、上記各実施形態のそれぞれに限定されるものではなく、例えば各実施形態の全部もしくは一部を適宜に組み合わせることも勿論可能である。
【0049】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項1に記載の発明によれば、本体内にシャワー装置と温泡発生装置とが設けられるため、本体内で温泡浴とシャワー浴とが可能になり、温泡浴によって体を十分に温めつつシャワー浴できると共に、温泡浴の併用でシャワー浴時の湯の消費量を抑えることができる。
【0050】
また、請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、制御手段の制御で温泡発生装置やシャワー装置の作動が制御されるため、温泡発生装置の作動で温泡浴できると共に、シャワー装置の作動で通常のシャワー浴が行え、シャワールームの使い勝手を大幅に向上させることができる。
【0051】
また、請求項3に記載の発明によれば、請求項2に記載の発明の効果に加え、制御手段で温泡発生装置の作動後にシャワー装置が作動するため、温泡浴時に使用した本体内の温泡をシャワーで洗い流しつつシャワー浴できて、シャワーの効率的な使用が可能となり、シャワールームの使い勝手の一層の向上等を図ることができる。
【0052】
また、請求項4に記載の発明によれば、請求項2または3に記載の発明の効果に加え、制御手段が背丈センサの検出結果に基づいて本体内の温泡量が所定量に設定されるため、利用者の身長に応じた適正な温泡の供給が可能となり、大人であっても子供であっても快適な温泡浴を行うことが可能になる。
【0053】
また、請求項5に記載の発明によれば、請求項2ないし4に記載の発明の効果に加え、温泡浴中やシャワー浴中に異常が発生した際に、所定高さ位置の複数の非常停止スイッチを操作することで温泡発生装置やシャワー装置の作動を停止することができるため、利用者が大人で立った状態や座った状態であってもあるいは利用者が子供であっても、異常発生時の操作が容易に行なえて温泡浴やシャワー浴時の安全性を十分に確保することができる。
【0054】
また、請求項6に記載の発明によれば、請求項2ないし5に記載の発明の効果に加え、温泡発生装置の作動に温風発生装置や蒸気発生装置が関連付けられて作動するため、本体内で温泡浴やサウナ入浴等が行なえて、シャワールームの使い勝手のより一層の向上を図ることができる。
【0055】
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項1ないし6に記載の発明の効果に加え、本体の底壁や側壁等に設けた照明装置で例えば温泡に光を照射できるため、照明装置の照明光で温泡を光らせて本体内に幻想的な雰囲気を醸し出すことができて、温泡浴と同時にリラクゼーション効果が得られて、一層快適な温泡浴を行うこと等が可能になる。
【0056】
また、請求項8に記載の発明によれば、請求項1ないし7に記載の発明の効果に加え、本体の側壁が横断面で略円形に形成されているため、本体内の容積を最適最小な大きさに設定できて、温泡浴時に使用する温泡量を一層効率的な少ない量に設定できる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わるシャワールームの一実施形態を示す概略構成図
【図2】同その横断面図
【図3】同その制御系のブロック図
【図4】同その動作の一例を示すフローチャート
【図5】本発明に係わるシャワールームの他の実施形態を示す図1と同様の概略構成図
【符号の説明】
1・・・・・・・・・シャワールーム
2・・・・・・・・・本体
2a・・・・・・・・側壁
2b・・・・・・・・底壁
2c・・・・・・・・天井壁
3・・・・・・・・・シャワー装置
3a・・・・・・・・温度調節機能付電動弁
3b・・・・・・・・シャワーヘッド
4・・・・・・・・・温泡発生装置
4a・・・・・・・・温泡発生機
4b・・・・・・・・吐出口
5・・・・・・・・・コントロールユニット
6・・・・・・・・・ドア
9a〜9d・・・・・背丈センサ
10・・・・・・・・温泡温度センサ
11a、11b・・・非常停止スイッチ
12・・・・・・・・照明装置
16・・・・・・・・制御装置
17・・・・・・・・リモコン
18・・・・・・・・照明電源
19・・・・・・・・温風発生機
20・・・・・・・・蒸気発生機
21・・・・・・・・座部
23・・・・・・・・給湯機
W1・・・・・・・・シャワー
W2・・・・・・・・温泡

Claims (8)

  1. 開閉可能な出入口を有する側壁と該側壁の上下開口部に配設された床壁及び天井壁とを備えた本体と、該本体内にシャワーを噴射させることによりシャワー浴を可能にするシャワー装置と、前記本体内に温泡を供給して温泡浴を可能にする温泡発生装置と、を具備することを特徴とするシャワールーム。
  2. 前記シャワー装置及び温泡発生装置の作動を制御する制御手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のシャワールーム。
  3. 前記制御手段は、温泡発生装置の作動後にシャワー装置が作動するように両装置を制御し得ることを特徴とする請求項2に記載のシャワールーム。
  4. 前記制御手段は、本体に設けた背丈センサの検出結果に基づいて温泡発生装置の作動を制御し、本体内に所定量の温泡を供給することを特徴とする請求項2または3に記載のシャワールーム。
  5. 前記制御手段は、本体に設けた設置高さの異なる複数の非常停止スイッチの操作により、作動している温泡発生装置もしくはシャワー装置を停止させることを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載のシャワールーム。
  6. 前記制御手段は、温泡発生装置の作動と関連付けて、本体内に温風を供給する温風発生装置及び又は本体内に蒸気を供給する蒸気発生装置を作動させることを特徴とする請求項2ないし5のいずれかに記載のシャワールーム。
  7. 前記本体は、少なくとも温泡浴時の温泡に光を照射し得る照明装置を備えることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載のシャワールーム。
  8. 前記本体は、その側壁が横断面で略円形に形成されていることを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載のシャワールーム。
JP2003144302A 2003-05-22 2003-05-22 シャワールーム Pending JP2004344362A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003144302A JP2004344362A (ja) 2003-05-22 2003-05-22 シャワールーム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003144302A JP2004344362A (ja) 2003-05-22 2003-05-22 シャワールーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004344362A true JP2004344362A (ja) 2004-12-09

Family

ID=33531774

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003144302A Pending JP2004344362A (ja) 2003-05-22 2003-05-22 シャワールーム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004344362A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296522A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Aisin Seiki Co Ltd 温泡入浴ブース装置
KR100841743B1 (ko) 2007-01-15 2008-06-27 이건수 부스형 다기능 욕조
JP2014032528A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Sakai Medical Co Ltd 警報システム
JP6200109B1 (ja) * 2017-02-13 2017-09-20 株式会社健明 バブルサウナ装置及びそれを用いたバブルサウナ
KR102115297B1 (ko) * 2020-02-11 2020-05-26 (주)철과비젼 스마트 자동 샤워부스 장치 및 샤워부스 시스템, 그리고 이의 제어 방법

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005296522A (ja) * 2004-04-15 2005-10-27 Aisin Seiki Co Ltd 温泡入浴ブース装置
JP4507675B2 (ja) * 2004-04-15 2010-07-21 アイシン精機株式会社 温泡入浴ブース装置
KR100841743B1 (ko) 2007-01-15 2008-06-27 이건수 부스형 다기능 욕조
JP2014032528A (ja) * 2012-08-03 2014-02-20 Sakai Medical Co Ltd 警報システム
JP6200109B1 (ja) * 2017-02-13 2017-09-20 株式会社健明 バブルサウナ装置及びそれを用いたバブルサウナ
WO2018147410A1 (ja) * 2017-02-13 2018-08-16 株式会社健明 バブルサウナ装置及びそれを用いたバブルサウナ
JP2018130135A (ja) * 2017-02-13 2018-08-23 株式会社健明 バブルサウナ装置及びそれを用いたバブルサウナ
KR102115297B1 (ko) * 2020-02-11 2020-05-26 (주)철과비젼 스마트 자동 샤워부스 장치 및 샤워부스 시스템, 그리고 이의 제어 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004344362A (ja) シャワールーム
JP2001311200A (ja) 衛生洗浄装置
JP4092347B2 (ja) 開閉扉付きの浴槽
KR102089597B1 (ko) Led를 이용한 광 좌욕장치 및 그 제어방법
JP5591461B2 (ja) 便座装置
JP3674423B2 (ja) 浴室暖房装置
JP2011188190A (ja) リモコンユニット
KR200358759Y1 (ko) 좌훈욕 및 얼굴스팀기
KR100719617B1 (ko) 조립식 욕실
KR200244235Y1 (ko) 좌욕기
JPH0312912Y2 (ja)
KR102497869B1 (ko) 비데의 변기 내부 자동 살균 및 세척장치와 자동 살균 및 세척방법
KR200349095Y1 (ko) 욕실용 한증욕 장치
JP2004261501A (ja) 温泡入浴装置
JP4345342B2 (ja) 衛生洗浄装置
JPH03202563A (ja) 浴室ユニット
KR101242621B1 (ko) 비데의 대기전력 제어방법
JP5747161B2 (ja) 手乾燥装置
JPH06105884A (ja) 遠赤外線を利用する小型サウナ装置
JP4411919B2 (ja) 温水洗浄便座装置
JP2004173969A (ja) 入浴・洗髪装置
JPH11342095A (ja) 便座装置
JP2000300471A (ja) 温水洗浄便座の節電装置
JP2004003315A (ja) 給水装置及び同給水装置の設置構造
KR200349310Y1 (ko) 반신욕 사우나 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080819

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090113