JP2004003315A - 給水装置及び同給水装置の設置構造 - Google Patents

給水装置及び同給水装置の設置構造 Download PDF

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Satotoshi Kawabata
川幡 学利
Masateru Miyazaki
宮崎 将輝
Kenichi Aoyanagi
青柳 賢一
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Abstract

【課題】浴室・トイレ・洗面所・台所など、水廻り空間をよりリラックスできる今までにない快適な空間を提供することができる給水装置を提供する。特に、給水装置から霧を発生し、視覚的な演出を行うと共に、マイナスイオンを発生し、マイナスイオンに満ちた空間を提供する。
【解決手段】給水の開始・停止を行う開閉弁と水を吐出する吐出口とを具備する給水装置において、前記吐出口から出た水を一時的に溜めると共に、溜めた水を外部へ流出可能とした鉢状の水ため部を設け、同水ため部に水を振動し霧化させる超音波振動板を配設した。
【選択図】   図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、浴室、トイレ、洗面所、台所など、水廻り空間にて使用される給水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、水廻り空間においては本来の用途だけではなく、精神安定・疲労回復など使用者がリラックスできるような空間が要望されている。特に浴室においては、その手段として、例えば浴槽に気泡発生装置を組み込み、浴槽水中に気泡を噴出させたり、浴室内に蒸気発生装置を設けて浴室内をサウナの状態としたりと様々な方法が取られている。
【0003】
このリラックスさせるという点に関して、近年、マイナスイオンが生体に対して好影響を与えることが注目されている。
【0004】
特に、水廻り空間以外の居間や寝室などの空間においては、身の回りの機器にマイナスイオンを発生させる装置が機器(たとえば、加湿器やエアコンなど)に組み込まれている(特許文献1を参照。)。
【0005】
これらのマイナスイオンの発生のしくみとしては、前記特許文献1に開示されているように、電極間の放電により発生させるもの、あるいは滝周辺のように水滴が激しくぶつかり合って発生するレナード効果により発生させるものなどが知られている。(特許文献2を参照)
【0006】
【特許文献1】
特開2001−321661号公報
【0007】
【特許文献2】
特開平11−19202号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来の装置などを水周り空間で用いる場合は、以下の問題があった。
【0009】
マイナスイオン発生装置として電極間の放電を用いる場合、マイナスイオンの発生と同時に人体に有害なオゾンが発生するという問題がある。さらに電極を用いるため、水まわりの高湿の環境では故障しやすい問題もある。
【0010】
またマイナスイオン発生装置としてレナード効果によりマイナスイオンを発生させる場合は、オゾンの発生はないが水を使用するため、水がなくなる度に水を補給しなければならず、また、長期間使用しない場合に水に雑菌の発生があるため、必ずしも安全であるとはいえなかった。
【0011】
また、水周り空間には当然ながら給水装置が設置されるが、かかる給水装置においてマイナスイオンを発生させることができるものは存在していない。
【0012】
そこで、本発明は、浴室・トイレ・洗面所・台所などの水廻り空間をよりリラックスできる今までにない快適な空間とすることができる給水装置を提供することを目的としている。特に、給水装置から霧を発生し、視覚的な演出を行うと共に、マイナスイオンを発生できるようにした給水装置とすることで、マイナスイオンに満ちたリラックス空間を創出することができる。
【0013】
【課題を解決するための手段】
(1)上述の課題を解決するため第一の発明の給水装置では、給水を溜めて使用する浴槽等の住設機器のボール部へ給水の開始・停止を行う開閉弁と水を吐出する吐出口とを具備する給水装置において、前記吐出口から出た水を一時的に溜めると共に、溜めた水を外部へ流出可能とした鉢状の水ため部を設け、同水ため部に水を振動し霧化させる超音波振動板を配設したことを特徴としている。
【0014】
このような構成にすることによって、水ため部に溜まった水が超音波振動板の作動によって霧状になり、霧が周囲の空間に拡散する。これによって給水装置より霧が発生するという視覚的に通常とは異なる演出が可能となる。また、水の微細化によりマイナスイオンが発生し、マイナスイオンが満ちた空間となる。これらによって、使用者は森林浴をしている状態と同様の効果が得られ、リラックスすることができる。また、発生する霧は蒸気ではなく、微細な水滴であるため空間が高温・高湿な状態にはならず、使用者が長時間滞在することも可能となる。さらに常に新しい水を容易に補給することができるため、雑菌の発生の問題もない。
【0015】
(2)第二の発明の給水装置では、給水を溜めて使用する浴槽等の住設機器のボール部へ給水の開始・停止を行う開閉弁と水を吐出する第1、第2の吐出口とを具備する給水装置において、前記第1の吐出口から出た水を一時的に溜める鉢状の水ため部と、同水ため部と区画形成されると共に、前記第2の吐出口と連通し、水を外部へ流出させる流水部とを設け、前記水ため部には水を振動し霧化させる超音波振動板を配設したことを特徴としている。
【0016】
このような構成にすることで、霧を発生させる水ため部と給水用の流水部と確実に区分でき、霧の発生と給水とを同時に行う場合でも水ため部に流水が発生することがないので霧を発生させる際に生じる水柱が流水によってかき消されるおそれがなく、霧の発生を阻害することもなくなる。
【0017】
(3)第三の発明の給水装置では、前記水ため部は水ため量を検知する水位検知手段を備えることを特徴としている。
【0018】
このような構成にすることで、水ため部に水があるかどうかを検出することができ、水がない場合は超音波振動板を作動させないといった振動板の破損を防ぐことが可能となる。
【0019】
(4)第四の発明の給水装置では前記開閉弁は電気にて開閉する電動開閉弁であることを特徴としている。
【0020】
このような構成にすることで、給水装置全体を自動化することができ、使い勝手が良好となる。
【0021】
(5)第五の発明の給水装置では前記超音波振動板の作動開始時あるいは作動中に、前記水位検知手段により水位の低下を検知した場合は前記電動開閉弁を開けて水位を回復させる制御手段を備えることを特徴としている。
【0022】
このような構成にすることで、水位検知手段が水位の低下を検出した場合に電動開閉弁を開け水位を回復させることができ、超音波振動板の破損を防ぐだけではなく、水を補給することなく連続的に使用することが可能となる。
【0023】
(6)第六の発明の給水装置では前記水ため部へ所定時間ごとに吐水する間欠吐水を実行させる制御手段を備えることを特徴としている。
【0024】
このような構成にすることで、長期稼動した場合でも水ため部内の水温上昇を防止でき、やけどなどのおそれもなく安全となる。
【0025】
(7)第七の発明の給水装置では前記水ため部に水を排水する排水手段を設けたことを特徴としている。
【0026】
このような構成にすることで、水ため部の水を抜くことが可能となり、長期間使用しない場合に水ため部に水が溜まったままになることがなく、水に雑菌が繁殖することを防ぐことができる。
【0027】
(8)第八の発明の給水装置では前記排水手段は電気的に排水を行う電動排水弁であり、一定時間使用がない場合は排水弁を開け、前記水ため部の水を排水させる制御手段を有したことを特徴としている。
【0028】
このような構成にすることで、一定時間使用がなければ自動的に水ため部の水を排水することができるので、使用者の水抜き操作の忘れを防止でき、雑菌の繁殖に対してより安全に使用することができる。
【0029】
(9)第九の発明の給水装置では前記水ため部に水を加熱する加熱手段を設けたことを特徴としている。
【0030】
このような構成にすることで、水ため部の水は加熱消毒されるので水ため部周囲に発生した雑菌を死滅させることが可能となる。
【0031】
(10)第十の発明の給水装置では前記水ため部の上部を覆うカバーを備えることを特徴としている。
【0032】
このような構成にすることで、水ため部に直接手や指を入れることができなくなり、霧発生中に生じる水柱に触れて痛みをともなう不快感を与えることがなくなる。
【0033】
(11)第十一の発明の給水装置では前記水ため部又は流水部に、水を滝状に流出させる導水部を設けたことを特徴としている。
【0034】
このような構成にすることで、流水が給水装置本体側に引き込まれて壁面を伝って落ちるような見苦しい流水となることを防止できると共に、リラックス空間に相応しくあたかも滝のような見た目に美しい流水となすことができる。
【0035】
(12)第十二の発明の給水装置では前記導水部は、導水体と同導水体と所定間隔をあけて配設した整流カバーとを具備することを特徴としている。
【0036】
このような構成にすることで、流水が給水装置本体側に引き込まれて壁面を伝って落ちるような見苦しい流水となることを防止できると共に、整流カバーによってより美しい滝状の流水を実現することができる。
【0037】
(13)第十三の発明の給水装置では前記整流カバーは、前記水ため部の上部を覆うカバーと一体成形されていることを特徴としている。
【0038】
このような構成にすることで、部品点数が少なくなると共に、水ため部で発生した霧を整流カバー部分まで導いて、水のみならず霧についてもきれいに流れ落とすことができ、見栄えが向上する。
【0039】
(14)第十四の発明の給水装置では外観部に照明を設けたことを特徴としている。
【0040】
このような構成にすることで、超音波振動板で発生した霧状の水に照明の光を照射し、様々な色の霧を作ることが可能となり、使用者に様々な光と霧の演出をすることができる。また、水ため部内にも光が照射されるようにすれば、水ため部内の照明効果でより幻想的な演出が可能となる。
【0041】
(15)第十五の発明では、請求項1乃至14のいずれか1つの給水装置を、排水管に連通したボール部の上部若しくは上方に配置してなることを特徴とする給水装置の設置構造としている。
【0042】
このような構成にすることで、開閉弁を開の状態にして、水ため部に常に新しい水を供給して霧を発生すると共に、水ため部から溢れ出た水はボール部でキャッチして排水管から排水することができる。そのため、水ため部から溢れ出る水は滝のように演出すると共に、マイナスイオンの霧とによって、リラックス感を増大させることができる。
【0043】
【実施の形態】
以下、図に示す実施例に基づいて本発明を説明する。
【0044】
(第1の実施形態)
図1は本発明給水装置の一例を示す概略構成図である。給水装置は浴室の浴槽や洗面所の洗面ボウルやトイレのロータンクの手洗い鉢等のボール部の上部壁面若しくは上方に位置する壁面に取付けられており、給水装置本体1には水を一時的に溜めると共に、溜めた水を外部すなわち前記ボール部へ流出可能とした鉢状の水ため部4を形成している。
【0045】
また、給水装置本体1には給水を開始・停止する開閉弁2が設けられ、水供給管路17より供給された水は開閉弁2を通り吐出口3より吐出される。吐出口3から吐出された水は給水装置本体1に設けられた前記水ため部4にたまり、水ため部4が満水状態よりさらに吐出されると、水ため部4の上部のあふれ部12より水があふれ、浴室の浴槽や洗面所の洗面ボウルやトイレのロータンクの手洗い鉢等(ボール部)に流れ込むように構成されている。水ため部4の底部には超音波振動板5が設けられており、振動板を駆動させるために制御回路7が通水経路とは別に設けられている。使用者は給水装置本体1の外観部に設けられた操作部10にあるスイッチ(図示せず)を押すことで制御回路7は超音波振動板5を振動させ、水ため部4に溜まった水は振動し微細な霧状の水滴となる。制御回路7は外部からの電源18によって電気を供給されている。
【0046】
水ため部4には水位検知器6が設けられており、水ため部4に水が入っているかどうかを検出することができる。前記超音波振動板5は水のない状態で作動した場合、破損する恐れがあるため、制御回路7には水位検知器6の検知の有無によって超音波振動板5の作動の可否を決定する制御手段を有している。すなわち、水ため部4に水がない状態では振動板の作動を停止し、水がある状態で作動を開始し、前述の破損の問題点を解消している。
【0047】
また、前記水ため部4にはたまった水を抜き取るために排水弁8が設けられており、たまった水を抜くことができる。この排水弁8は電気にて排水可能な電動弁であり、使用後一定時間経過すると排水弁8を開けて水ため部4の水を抜き取る制御手段を制御回路7は有している。これにより水ため部4に使用後長時間水を放置することがなく、再び使用する際には新しい水を使用するので、雑菌の発生の問題点を解消している。
【0048】
さらに、水ため部4には加熱器9が設けられており、水がたまった状態で作動させて水を加熱する。これにより水ため部4にためられた水は加熱消毒することが可能となり、排水弁8の場合と同様に雑菌の発生の問題を解消している。
【0049】
さらに、給水装置本体部1の外観部には照明11a,11bが設けられている。照明の位置は水ため部4の水中であってもそれ以外でもよく、超音波振動板5で発生した霧状の水滴に光を照射させる。これにより、通常の白色の霧だけではなく、例えば赤や青といった異なる色の霧に変化させることができるので、使用者に様々な演出を行うことが可能となる。照明11a,11bを水ため部4内に配置した場合は水ため部4内の水全体が照射されて美しく映え、一方水ため部4外、たとえば前記あふれ部12の近傍に設けると、本給水装置から発生して漂い落ちる霧へも確実に照射することが可能となる。
【0050】
図2は本実施形態の変容例に係る給水装置を示す概略構成図である。湯供給管路16と水供給管路17より供給された湯と水は、温度調節弁15によって適度な水温に混合され、さらに流量調節弁14によって適度な流量に調節され、電動開閉弁13に接続される。さらに電動開閉弁13は吐出口3に接続され、吐出口3より水が吐出される。電動開閉弁13、流量調節弁14、温度調節弁15は電気的に制御可能な弁であり、それぞれ制御回路7によって制御されている。操作部10には超音波振動板5を作動させるスイッチ(図示せず)の他、水の出し止めや流量調節、温度調節のためのスイッチ(図示せず)が設けられており使用者が様々な調節を可能なものとしている。
【0051】
これにより、給水装置全体を制御回路7によって制御可能となるため、例えば超音波振動板5の作動中に水位検知器6が水位低下を検出した場合には、超音波振動板5の作動を停止した後、電動開閉弁13を開けて給水を開始し、水位検知器6が水位低下の解消を検知した後、電動開閉弁13を閉じて給水を停止し、超音波振動板5の作動を再開するといった作動も可能となり長時間使用も可能となる。
【0052】
図3は本発明給水装置の作動の一例を示すタイムチャートである。なお、ここでは上述した変容例に係る給水装置を用いた場合としている。そして、排水弁・加熱器・照明等は省略している。(a)は標準の作動を示す。水位検知器6はこの場合十分な水量を示す状態にあるものとする。振動スイッチを一度押すと超音波振動板5が作動状態となり、水を霧化し、マイナスイオンを発生させる。さらにもう一度押すと超音波振動板5は作動を終了する。(b)は振動スイッチを押したとき、水位検知器6が水位低下を示す状態にある場合を示している。この場合、電動開閉弁13を開け給水を開始し、水位検知器6が十分な量を示すまで給水を行う。水位検知器6が十分な量を示すと超音波振動板5は作動を開始する。電動開閉弁13は超音波振動板5作動すると徐々に水位が低下するので、水位検知器6が十分な量を示した後もしばらく給水を継続し、停止することが望ましい。(c)は超音波振動板5が作動中に水位検知器6が水位低下を検知した場合を示している。この場合、水位低下を検知すると超音波振動板5の作動を停止し、電動開閉弁13を開け給水を開始し、水位が回復すれば給水を停止し、超音波振動板5の作動を再開する。
【0053】
これにより、超音波振動板5が水がない場合に作動して故障したり、水が途中でなくなった場合に作動が終了することなく、長時間にわたって作動が継続することが可能となる。
【0054】
さらに、上述の実施例だけではなく流量調節弁14や温度調節弁15は給水装置本体1の外観部に操作ハンドルを設けた手動操作弁であってもよいし、図1の開閉弁2が電動開閉弁であってもよい。排水弁8、加熱器9、照明11a・11bなどは設けなくてもよいし、またそれぞれ組み合わせて設けてもよい。また、種々の変形が可能であり、浴室用の給水装置のほかトイレ・洗面所・台所などの給水装置であってもよい。
【0055】
本発明の給水装置を浴室・トイレ・洗面所・台所などの水廻り空間に適用した例について以下に説明する。
【0056】
図4は給水装置の使用状態を示す説明図、図5は同給水装置の使用状態を断面視により示した説明図である。
【0057】
この給水装置はボール部の上方に配置して使用するものであり、ボール部の上方に位置する壁面などに取付けて、図5に示すように所要の配管接続を行う。19は吐水口3に連通連結する給水管である。なお、ここで言うボール部は、前述したように浴槽、ロータンクの上方に設けた手洗ボール、手洗器用ボール、洗面ボールやシンクなどの住設機器のボール部である。
【0058】
このように、本給水装置では、水ため部4から溢れ出る水をボール部で受けるという給水形態となる。そして、排水処理はボール部に連結した排水管4aを介して行う。すなわち、使用時には給水装置の開閉弁2を開状態として、常に水ため部4に水を供給させて水ため部4の水を入れ替えるようにして、水ため部4から溢れ出た水は下方に配置されたボール部で受けて排水処理するのである。4bは水ため部4の底部に形成した排水口であり、ここでは超音波振動板5の収納凹部を兼用している。
【0059】
また、本実施形態に係る給水装置では、先に説明した制御回路7(図1及び図2参照)を備えており、同制御回路7は、前記水ため部4へ所定時間ごとに吐水する間欠吐水を実行させる制御手段を有している。
【0060】
すなわち、超音波振動板5が駆動すると水ため部4内の温度が漸次上昇していくので、所定時間ごとに第1の吐出口27から吐水して温度上昇を防止するように制御するものである。
【0061】
したがって、長期稼動した場合でも水ため部4内の水温上昇を防止でき、やけどなどのおそれもなく安全となる。
【0062】
また、図4及び図5に示すように、この給水装置には水ため部4の上部を覆うカバー20を配設することができ、使用に際しては水ため部4に直接手や指を入れることができないようにしている。すなわち、霧Fを発生させるために超音波振動板5を駆動すると水柱21が発生するが、かかる水柱21に触れてしまうと痛みをともなう不快感を与えてしまうので、これを防止するために前記カバー20を取付けるものである。カバー20の素材としては、水ため部4内が外部から透かして見えるように透明な樹脂製としている。
【0063】
かかるカバー20の取付け方法については特に限定されるものではないが、着脱容易な取付構造とすることが望ましい。
【0064】
ここではカバー20の基端部に突起20aを設け、これを水ため部4の後壁に嵌合すると共に、吐出口3を設けたスパウト部30にカバー受ピン31を突設して、これでカバー20の略中央部を支持している。なお、霧Fを発生させる際に超音波振動板5により発生する水柱21の高さは約30mm程度なので、カバー20を配設する場合は、超音波振動板5の略上方における水ため部4の水面と当該カバー20との間に30mm〜40mm程度の間隔をあけておくことが望ましい。
【0065】
さらに、本実施形態では、前記水ため部4に、水を滝状に外方へ流出させる導水部22を設けている。
【0066】
この導水部22は、水ため部4を囲繞するリム部23を、後側から前側にかけて漸次わずかに下り勾配に形成して導水体を形成し、水が水ため部4の前側から流れ出るようにすると共に、水が給水装置本体1の下側部に伝って引き込まれることを防止できるように、リム部23の下端部を給水装置本体1の下側面に向けて鋭角に立ち上げた顎状の水切り部23aを形成している。
【0067】
このような構成にすることで、リラックス空間に相応しくあたかも滝のような見た目に美しい流水fとなすことができる。さらに、本実施形態では前記導水部22に照明11bを設けており、霧Fを発生させて、かかる霧Fと流水とを適宜な色味の前記照明11bで照射することにより、その美しさをより際立たせることができる。しかも、水ため部4で発生した霧Fは、前記水切り部23aを伝って降下していくのでこれも滝のように帯状となって降り落ちる態様となり、美しさがより向上する。
【0068】
以上説明したように、本給水装置では水ため部4から溢れ出る流水fを滝のように演出することができ、また、水ため部4の超音波振動板5により霧Fが発生するため、この2つの効果により、リラックス感を増すことができるのである。
【0069】
(第2の実施形態)
ここで、給水装置の他の実施形態について説明する。
【0070】
図6は第2の実施形態に係る給水装置の説明図、図7は同給水装置の断面視による説明図である。なお、本実施形態に係る給水装置は基本的には先の第1の実施形態と同様の機能を有しており、先の実施形態と全く同じ機能の構成要素については先の実施形態で使用した符号と同じ符号で示すか省略し、その説明についても省略する。
【0071】
本実施形態に係る給水装置は、図示するように、給水の開始・停止を行う二つの開閉弁25,26と水を吐出する第1の吐出口27と第2の吐出口28とを具備すると共に、水ため部4と区画形成された流水部40とを備えている。19aは水ため部用給水管、19bは流水部用給水管である。
【0072】
すなわち、前記開閉弁25を介して、前記水ため部用給水管19aと連通した第1の吐出口27を水ため部4に臨ませて設け、この第1の吐出口27から出た水を水ため部4に一時的に溜めることができるようにする一方、同水ため部4と区画して流水部40を前記水ため部4の外側に形成し、この流水部40に前記開閉弁26を介して、前記流水部用給水管19bに連通した第2の吐出口28を臨ませて設け、この流水部40から導水部22を介して水を、外部すなわちボール部などへ流出させて給水可能としている。
【0073】
このように、共に鉢状とした水ため部4と流水部40とを重合したように構成し、内側の小さな鉢状の水ため部4には霧Fを発生させる機能を、外側の大きな鉢状の流水部40には水をボール部へ給水させる機能をそれぞれ独立して与えている。そして、水ため部4に水を振動し霧化させる超音波振動板5や水位検知器6を配設するという基本構成は先の実施形態と同様であるが、ここでは、流水部40を囲繞するリム部23の前側部が導水部22となる。また、水ため部4に設けた排水口4bに排水栓80を設けると共に、前記流水部40の底部に第2の排水口40bを形成し、同第2の排水口40bと排水管4aとを排水弁8を介して連通連結している。
【0074】
上記構成とすることで、霧Fを発生させる水ため部4と給水用の流水部40とを確実に区分でき、霧Fの発生と給水とを同時に行う場合でも水ため部4に水流が発生することがないので霧Fを発生させる際に生じる水柱21が水流によってかき消されるおそれがなく、霧Fの発生を阻害することもなく、確実に霧Fを発生させることができる。
【0075】
また、本実施形態に係る給水装置では、先に説明した制御回路7(図1及び図2参照)を備えており、同制御回路7は、前記水ため部4へ所定時間ごとに吐水する間欠吐水を実行させる制御手段を有している。
【0076】
すなわち、超音波振動板5が駆動すると水ため部4内の温度が漸次上昇していくので、所定時間ごとに第1の吐出口27から吐水して温度上昇を防止するように制御するものである。
【0077】
したがって、長期稼動した場合でも水ため部4内の水温上昇を防止でき、やけどなどのおそれもなく安全となる。
【0078】
なお、補給した水で水ため部4からオーバーフローすることも考えられるが、オーバーフローした水は水流部40が受け、その後排水弁8を開けて第2の排水口40bから排水することができる。なお、あらかじめ間欠吐水と連動して前記排水弁8を開けるように制御することもできる。
【0079】
また、本実施形態においても第1の実施形態同様のカバー20を配設して、水ため部4に直接手や指を入れることができないようにしている。しかも、ここでは、カバー20の基端部内側に枢支ピン20b,20bを突設し、同枢支ピン20b,20bを水ため部4の後部に設けた化粧カバー30bの側部に遊嵌して、カバー20を上下に開閉自在な構成としている。
【0080】
(第3の実施形態)
図8は第3の実施形態に係る給水装置の説明図、図9は同給水装置の断面視による説明図である。なお、本実施形態に係る給水装置は基本的には先の第2の実施形態と同様の機能を有しており、全く同じ機能の構成要素については先の実施形態で使用した符号と同じ符号で示すか省略し、その説明についても省略する。
【0081】
図8に示すように、本実施の形態では流水部40を囲繞するリム部23の前側部に形成された導水部22に、リム部23から所定間隔をあけて整流カバー50を設けている。
【0082】
この整流カバー50は、前記導水部22から流れ出る水を導水部22全体に一様に広がらせ、美しい滝状の流水となるようにしたものであり、図示するように、導水部22の形状に対応するように略円弧状とした断面視略L字状部材からなり、導水部22に沿って取付けられている。なお、整流カバー50の素材としては透明な合成樹脂としている。図中、51は支持ピンであり、前記リム部23の上面に突設しいる。
【0083】
本実施形態に係る給水装置では、図9に示すように、導水部22の水切り部23aによって流水が給水装置本体1側に引き込まれることを防止しながら、なおかつ上記整流カバー50により、あたかもカーテンのように一様に広がった美しい滝状の落水が実現できる。
【0084】
また、本実施形態に係る給水装置においても、先に説明した制御回路7(図1及び図2参照)を備えており、同制御回路7は、前記水ため部4へ所定時間ごとに吐水する間欠吐水を実行させる制御手段を有している。
【0085】
すなわち、超音波振動板5が駆動すると水ため部4内の温度が漸次上昇していくので、所定時間ごとに第1の吐出口27から吐水して温度上昇を防止するように制御するものである。
【0086】
したがって、長期稼動した場合でも水ため部4内の水温上昇を防止でき、やけどなどのおそれもなく安全となる。
【0087】
さらに、本実施形態の変容例として、図10及び図11に示すように、前記整流カバー50を水ため部4を覆うカバー20と一体形成することもできる。すなわち、図示するように、前記カバー20を前方へ伸延させて略扇形形状に形成すると共に、前端部分を下方へ折曲して整流部50aを形成するものである。
【0088】
このような構成にすることで、部品点数が少なくなると共に、水ため部4で発生した霧Fを整流カバー部分である整流部50aまで導き、霧Fについてもきれいに流れ落とすことができ、見栄えが向上する。
【0089】
なお、この場合の支持ピン51は、先に図8及び図9を参照して説明したものよりも丈を高くしている。
【0090】
【発明の効果】
本発明は以上のように、給水の開始・停止を行う開閉弁と水を吐出する吐出口とを具備する給水装置において、前記吐出口から出た水を一時的に溜めると共に、溜めた水を外部へ流出可能とした鉢状の水ため部を設け、同水ため部に水を振動し霧化させる超音波振動板を配設した構成としているので、水ため部にためられた水が超音波振動板の作動によって霧状になり、霧が周囲の空間に拡散する。これによって給水装置から霧が発生するという視覚的に通常とは異なる演出が可能となる。また、水の微細化によりマイナスイオンが発生し、マイナスイオンが満ちた空間となる。これらによって、使用者は森林浴をしている状態と同様の効果が得られ、リラックスすることができる。また、発生する霧は蒸気ではなく、微細な水滴であるため空間が高温・高湿な状態にはならず、使用者が長時間滞在することも可能となる。さらに常に新しい水を補給することができるため、雑菌の発生の問題もない。
【0091】
また、給水の開始・停止を行う開閉弁と水を吐出する第1、第2の吐出口とを具備し、前記第1の吐出口から出た水を一時的に溜める鉢状の水ため部と、同水ため部と区画形成されると共に、前記第2の吐出口と連通し、水を外部へ流出させる流水部とを設け、前記水ため部には水を振動し霧化させる超音波振動板を配設した構成とすれば、霧を発生させる水ため部と給水用の流水部と確実に区分でき、霧の発生と給水とを同時に行う場合でも水ため部に流水が発生することがないので霧を発生させる際に生じる水柱が流水によってかき消されるおそれがなく、霧の発生を阻害することもなくなる。
【0092】
さらに、水ため部に水ため量を検出する水位検知手段を有している構成とすれば、水ため部に水があるかどうかを検出することができ、水がない場合は超音波振動板を作動させないといった振動板の破損を防ぐことが可能となる。
【0093】
さらに、開閉弁は電気にて開閉する電動開閉弁とし、超音波振動板が作動開始時あるいは作動中に、水位検知手段により水位の低下を検知した場合は電動開閉弁を開け、水位を回復させる制御手段を有している構成とすれば、給水装置全体を自動化することができ、さらに水位検知手段が水位の低下を検出した場合に電動開閉弁を開け水位を回復させることができ、超音波振動板の破損を防ぐだけではなく、水を補給することなく連続的に使用することが可能となる。また、前記水ため部へ所定時間ごとに吐水する間欠吐水を実行させる制御手段を備える構成とすれば、長期稼動した場合でも水ため部内の水温上昇を防止でき、やけどなどのおそれもなく安全となる。
【0094】
また、水ため部に水を排水する排水手段を設けた構成とすれば、水ため部の水を抜くことが可能となり、長期間使用しない場合に水ため部に水がたまったままになることがなく、水に雑菌が繁殖することを防ぐことが可能となる。
【0095】
さらに、排水手段は電気的に排水を行う電動排水弁とし、一定時間使用がない場合は排水弁を開け、水ため部の水を排水させる制御手段を有している構成とすれば、使用者の水抜き操作の忘れを防止し、雑菌の繁殖に対してより安全に使用することが可能となる。
【0096】
また、水ため部に水を加熱する加熱手段を設けた構成とすれば、水ため部の水は加熱消毒されるので水ため部周囲に発生した雑菌を死滅させることが可能となる。
【0097】
また、前記水ため部の上部を覆うカバーを備える構成とすれば、水ため部に直接手や指を入れることができなくなり、霧発生中に生じる水柱に触れて痛みをともなう不快感を与えることがなくなる。
【0098】
また、前記水ため部又は流水部に、水を滝状に流出させる導水部を設けた構成とすれば、流水が給水装置本体側に引き込まれて壁面を伝って落ちるような見苦しい流水となることを防止でき、リラックス空間に相応しくあたかも滝のような見た目に美しい流水となすことができる。
【0099】
また、導水体と同導水体と所定間隔をあけて配設した整流カバーとを具備する構成とすれば、流水が給水装置本体側に引き込まれて壁面を伝って落ちるような見苦しい流水となることを防止できると共に、整流カバーによってより美しい滝状の流水を実現することができる。そして、前記整流カバーは、前記水ため部の上部を覆うカバーと一体成形するこができ、かかる構成とすれば、部品点数が少なくなると共に、水ため部で発生した霧を整流カバー部分まで導いて、水のみならず霧についてもきれいに流れ落とすことができ、見栄えが向上する。
【0100】
また、給水装置の外観部に照明を設けた構成とすれば、超音波振動板で発生した霧状の水に照明の光を照射し、様々な色の霧を作ることが可能となり、使用者に様々な光と霧の演出をすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明給水装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】本発明給水装置の別の一例を示す概略構成図である。
【図3】本発明給水装置の作動の一例を示すタイムチャートである。
【図4】同給水装置の使用状態を示す説明図である。
【図5】同給水装置の使用状態を断面視により示した説明図である。
【図6】第2の実施形態に係る給水装置の説明図である。
【図7】同給水装置の断面視による説明図である。
【図8】第3の実施形態に係る給水装置の説明図である。
【図9】同給水装置の断面視による説明図である。
【図10】同給水装置の変容例を示す説明図である。
【図11】同変容例を示す断面視による説明図である。
【符号の説明】
1:給水装置本体
2:開閉弁
3:吐出口
4:水ため部
5:超音波振動板
6:水位検知器
7:制御回路
8:排水弁
9:加熱器
10:操作部
11a,11b:照明
12:あふれ部
13:電動開閉弁
14:流量調節弁
15:温度調節弁
16:湯供給管路
17:水供給管路
18:電源

Claims (15)

  1. 給水を溜めて使用する浴槽等の住設機器のボール部へ給水の開始・停止を行う開閉弁と水を吐出する吐出口とを具備する給水装置において、
    前記吐出口から出た水を一時的に溜めると共に、溜めた水を外部へ流出可能とした鉢状の水ため部を設け、同水ため部に水を振動し霧化させる超音波振動板を配設したことを特徴とする給水装置。
  2. 給水を溜めて使用する浴槽等の住設機器のボール部へ給水の開始・停止を行う開閉弁と水を吐出する第1、第2の吐出口とを具備する給水装置において、
    前記第1の吐出口から出た水を一時的に溜める鉢状の水ため部と、同水ため部と区画形成されると共に、前記第2の吐出口と連通し、水を外部へ流出させる流水部とを設け、前記水ため部には水を振動し霧化させる超音波振動板を配設したことを特徴とする給水装置。
  3. 前記水ため部は水ため量を検知する水位検知手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の給水装置。
  4. 前記開閉弁は電気にて開閉する電動開閉弁であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の給水装置。
  5. 前記超音波振動板の作動開始時あるいは作動中に、前記水位検知手段により水位の低下を検知した場合は前記電動開閉弁を開けて水位を回復させる制御手段を備えることを特徴とする請求項4記載の給水装置。
  6. 前記水ため部へ所定時間ごとに吐水する間欠吐水を実行させる制御手段を備えることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の給水装置。
  7. 前記水ため部には水を排水する排水手段を設けたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の給水装置。
  8. 前記排水手段は電気的に排水を行う電動排水弁であり、一定時間使用がない場合は排水弁を開け、前記水ため部の水を排水させる制御手段を有したことを特徴とする請求項7記載の給水装置。
  9. 前記水ため部に水を加熱する加熱手段を設けたことを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の給水装置。
  10. 前記水ため部の上部を覆うカバーを備えることを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の給水装置。
  11. 前記水ため部又は流水部に、水を滝状に流出させる導水部を設けたことを特徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載の給水装置。
  12. 前記導水部は、導水体と同導水体と所定間隔をあけて配設した整流カバーとを具備することを特徴とする請求項11記載の給水装置。
  13. 前記整流カバーは、前記水ため部の上部を覆うカバーと一体成形されていることを特徴とする請求項12記載の給水装置。
  14. 給水装置の外観部に照明を設けたことを特徴とする請求項1〜13のいずれか1項に記載の給水装置。
  15. 請求項1から14のいずれか1項に記載の給水装置を、排水管に連通したボール部の上部若しくは上方に配置してなることを特徴とする給水装置の設置構造。
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WO2006034757A1 (de) * 2004-09-28 2006-04-06 Hansa Metallwerke Ag Sanitärarmatur mit nebelerzeuger
EP1703028A3 (de) * 2005-03-15 2014-10-15 Villeroy & Boch Ag Sanitäreinrichtung

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