JP2005237176A - インホイールモータの冷却装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステータコイル等を十分に冷却して過熱による故障を未然に防止できると共に、モータ周辺のスペース効率を向上できるインホイールモータの冷却装置を提供する。
【解決手段】 ロータ軸12aの反駆動輪2側に形成されるデッドスペースにウォータポンプ22を配置してロータ軸12aにより回転駆動する一方、ハウジング11の外周全体にウォータジャケット21を形成して内部のクーラントによりステータコイル15bの熱を奪い、ウォータポンプ22によりクーラントをラジエータ25に循環させて大気中に放熱する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、車両のホイール内に配置されて駆動輪を直接回転駆動するインホイールモータに係り、詳しくはその冷却装置に関するものである。
車両のホイール内に配置されて駆動輪を直接回転駆動するインホイールモータは、車体側の省スペース化、変速機や差動ギアの省略、更に独立懸架の場合はドライブシャフトの省略などの各種利点が得られることから、種々の車両に実用化されている。この種のインホイールモータでは、車両のばね下荷重の軽減やサスペンション機構への制限を抑制すべく小型軽量化が望まれているが、そのためにはステータコイルの通電電流を増大させて要求トルクを確保する必要があり、必然的にステータ周辺の発熱量が増大するという問題があった。
そこで、車両前部に設けられたラジエータとインホイールモータとの間で冷却水を循環させて、インホイールモータを冷却する対策が採られることがある。しかしながら、ばね下に配置されたインホイールモータに対して冷却水を循環させるには、車両側とモータ側とを冷却水ホース等を介して連結する必要があり、ホースの配置が困難な上に、サスペンションの上下動の度にホースが屈曲するため十分な信頼性が得られない。
このような問題点を鑑みて、ラジエータを一体化したインホイールモータが提案されている(例えば、特許文献1参照)。当該特許文献1に開示されたインホイールモータでは、ハウジング下部に設置したモータポンプによりオイルを汲み上げて、冷却フィンを備えた油路内を流通させてオイルを冷却した後にハウジング上部の吐出口からハウジング内に降り注いでステータ等を冷却している。
特許第3211315号明細書(図2)
ところで、インホイールモータの主要な発熱源はステータコイルであるが、ステータコイルはロータのように回転しないことから、上記特許文献1に開示されたインホイールモータの冷却装置のようにオイルを上方から降り注ぐだけでは、環状に列設されたステータコイルの一部がオイルとほとんど接触せず、冷却不足により過熱を発生して故障する虞があった。又、ハウジング内にオイルを降り注ぐことから、ハウジング内の全ての部品には耐油性が要求され、結果として製造コストを高騰させる要因になった。
一方、ハウジング下部からモータポンプが突出しているため、モータ周辺のスペース効率が低下してしまい、例えばモータポンプとの干渉を避けるためにサスペンション機構が制限される等の弊害を発生させるという問題もあった。
本発明の目的は、ステータコイル等を十分に冷却して過熱による故障を未然に防止できると共に、ハウジング内の部品の材質面での制限を緩和して製造コストを低減でき、且つ、モータ周辺のスペース効率を向上させることができるインホイールモータの冷却装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1の発明は、ハウジング内にロータ軸を中心としてロータを回転可能に支持し、ロータの外周側にコイルを巻回した環状のステータを配設してステータの外周面をハウジングの内周面に密着させ、ロータ軸の一端をハウジングから突出させて車両の駆動輪に連結可能としたインホイールモータにおいて、ハウジングの外周に形成されて内部に冷却媒体を流通させる冷却路と、ハウジングの一側に設置されて冷却媒体を放熱する放熱部と、ロータ軸の他端に連結されてロータ軸の回転に伴って作動し、冷却路と上記放熱部との間で冷却媒体を循環させるポンプ手段とを備えたものである。
従って、ステータコイル等が発生する熱はステータコアからハウジング側に伝達されて冷却路内の冷却媒体に奪われ、ポンプ手段の作動に伴って冷却媒体は放熱部を通過して大気中に放熱する。そして、ステータの外周面がハウジングの内周面に密着し、且つ、冷却路がハウジングの外周に形成されているため、ステータ上の各ステータコイルの熱は略同一条件の下でハウジングを介して冷却路内の冷却媒体に伝達され、各ステータコイル等が均一に効率よく冷却されると共に、ハウジング内にオイルを流通させる必要がないため、耐油性等を考慮せずにハウジング内の部品の材質を設定可能となる。
又、ステータコイルを巻回したステータに比較してロータの車幅方向(ロータ軸の軸心方向)の所要スペースは小さいことから、ロータ軸の反駆動輪側の軸心付近にはデッドスペースが形成されており、ロータ軸の他端側に連結されたポンプ手段が当該デッドスペース内に位置するため、モータ周辺のスペース効率が向上する。
請求項2の発明は、請求項1において、放熱部をハウジングに一体的に形成したものである。従って、ハウジングとは別体で放熱部を設けた場合に比較して、部品コストが低減されると共に組付作業が簡略化される。
以上説明したように請求項1の発明のインホイールモータの冷却装置によれば、ステータコイル等を十分に冷却して過熱による故障を未然に防止できると共に、ハウジング内の部品の材質面での制限を緩和して製造コストを低減でき、且つ、モータ周辺のスペース効率を向上させることができる。
請求項2の発明のインホイールモータの冷却装置によれば、請求項1に加えて、部品コストの低減及び組付作業の簡略化、装置の小型化を達成することができる。
[第1実施形態]
以下、本発明を具体化したインホイールモータの冷却装置を示す第1実施形態を説明する。
図1は本実施形態のインホイールモータが搭載された車両を示す平面図であり、本実施形態のインホイールモータ1は車両の左右後輪2(駆動輪)にそれぞれ設けられ、各インホイールモータ1は車両の前部に設置されたモータ制御用のインバータ3と電気的に接続されている。インバータ3は水路4,5及びウォータポンプ6を介して車両前部に設置されたラジエータ7の入口側と接続される一方、水路8を介してラジエータ7の出口側と接続され、車両の走行中はウォータポンプ6の作動により水路4,5,8を経てラジエータ7とインバータ3との間で冷却水が循環してインバータ3が冷却される。
図2はインホイールモータ1の冷却装置の詳細を示す図1のII−II断面図、図3は同じくインホイールモータ1の冷却装置の詳細を示す図2のA矢視に相当する部分断面図であり、以下の説明では右側のインホイールモータ1の構成を述べるが、左側のインホイールモータ1も同一構成である。インホイールモータ1のハウジング11は車両の図示しないサスペンション機構、例えばストラットの下端及びロアアームの外端により上下動可能に支持されている。ハウジング11は全体として図2の左右方向(車幅方向)に延びる円筒状をなしてアルミニウム等の金属材料により製作され、図示はしないが本体と蓋体とに車幅方向に2分割されて、内部への部品の組付けやメンテナンスを可能としている。
ハウジング11内には左右方向に延びるロータ軸12aが回転可能に支持され、ロータ軸12aにはロータハブ12bを介して永久磁石からなる多数のロータコア12cが固定されて、これらのロータ軸12a、ロータハブ12b及びロータコア12cによりロータ12が構成されている。ロータ軸12aの右端(一端)はハウジング11内から右方に突出してハブ13が固定され、ハブ13には車両の後輪2のホイール2aが図示しないホイールボルトにより固定されている。ホイール2a内においてハブ13にはディスクブレーキ14が設けられ、運転者のブレーキ操作に伴って発生した油圧によりキャリパ14aが作動してブレーキロータ14bに制動力を作用させる。
上記ハウジング11内においてロータ12の外周側には環状のステータコア15aが配設され、ステータコア15aはハウジング11内に圧入・固定されることにより外周面を周方向全体に亘ってハウジング11の内周面に密着させている。ステータコア15a上にはステータコイル15bを巻回した多数のボビン15cが周方向に沿って列設され、これらのステータコア15a、ステータコイル15b、ボビン15cによりステータ15が構成されている。各ボビン15cのステータコイル15bはU,V,Wの3相に分別されて交互に配列され、図示はしないが各ステータコイル15bの端部は各相毎に結束された上でパワーケーブルに接続され、各相のパワーケーブルはハウジング11外に引き出されて上記のようにインバータ3に接続されている。
インバータ3は図示しない回転角度検出センサにより検出されたロータ12の回転角度に応じてステータコイル15bを各相毎に順次通電させ、ステータコイル15bの励磁に伴ってステータコア15aに発生した磁界によりロータ12に回転力を付与して、ロータ軸12aと共に後輪2を回転駆動する。インバータ3は当該ステータコイル15bへの通電を運転者のアクセル操作に基づいて調整し、これによりアクセル操作に応じた車両の走行を実現する一方、車両減速に伴って後輪2側からロータ12が回転駆動されると、ステータコイル15bに発生した回生電力を図示しないバッテリに充電する。
上記ハウジング11の外周全体には隈なくウォータジャケット21(冷却路)が形成されている。当該ウォータジャケット21の形状を詳述すると、ハウジング11外周には周方向に所定間隔をおいて車幅方向に延びる多数本の車幅方向水路21aが列設され、ハウジング11の内端側及び外端側で各車幅方向水路21aの端部は周方向水路21bにより互い違いに接続されている。結果として、これらの車幅方向水路21a及び周方向水路21bは、1本の水路としてハウジング11の周方向に向けてジグザグ状に連続してウォータジャケット21を形成し、当該ウォータジャケット21の両端はハウジング11の上部に隣接して位置している。
一方、ハウジング11内には上記ロータ軸21aの左端(他端)に対応する位置にウォータポンプ22(ポンプ手段)のポンプ室22aが形成され、ポンプ室22a内に配設された羽根車22bはロータ軸12aの左端に連結されている。ポンプ室22aの外周の一側はハウジング11に形成された第1水路23を介してウォータジャケット21の一端と連通し、ポンプ室22aの中心は同じくハウジング11に形成された第2水路24を介してラジエータ25(放熱部)の入口と連通している。又、ラジエータ25の出口はハウジング11に形成された第3水路26を介してウォータジャケット21の他端と連通している。
ここで、上記ウォータジャケット21や第1〜第3の各水路23,24,26は、例えばハウジング11の鋳造時に中子により形成されたり、或いは鋳造時にパイプを鋳込んで形成されたものである。これらのウォータジャケット21や各水路23,24,26、及び上記ラジエータ25の内部には予め冷却媒体として車両のエンジン冷却用に使用されるクーラントが充填されているが、クーラントに限ることはなく、例えば不凍液や通常の水等を充填してもよい。
図4はラジエータ25の設置状態を示す図2のIV−IV線断面図であり、ラジエータ25はハウジング11の左側面に凹設されたラジエータ収容部27内に配設されて、前側を右方(車幅方向の外端側)に位置させると共に後側を左方(車幅方向の内端側)に位置させて斜めに配置されている。ラジエータ収容部27は排出路28を介して後方に向けて開口し、車両の走行に伴ってハウジング11の左側面に沿って流れる走行風は、図4中に矢印で示すようにラジエータ収容部27内に取り込まれてラジエータ25を通過した後に排出路28を経て車両後方に排出される。
次に、このように構成されたインホイールモータ1の冷却装置の作用を説明する。
インホイールモータ1の駆動による車両の走行中において、インホイールモータ1の主要な発熱源はインバータ3からの電力供給により通電されるステータコイル15bであり、当該ステータコイル15bが発生した熱はステータコア15aからハウジング11側に伝達される。一方、車両走行中においてインホイールモータ1のロータ軸12aと共にウォータポンプ22の羽根車22bがポンプ室22a内で回転駆動されて、第1水路23からのクーラントをポンプ室22aに吸込んで第2水路24側に吐出している。これによりウォータジャケット21から第1水路23、ウォータポンプ22、第2水路24、ラジエータ25、第3水路26を経てウォータジャケット21に戻るクーラントの循環路が形成され、ハウジング11の熱はウォータジャケット21内のクーラントに奪われ、クーラントはラジエータ25内を通過する際に大気中に放熱され、以上のサイクルの繰り返しによりステータコイル15b等の冷却が行われる。
ここで、ステータコア15aの外周面が周方向全体に亘ってハウジング11の内周面に密着し、且つ、ウォータジャケット21がハウジング11の外周全体に隈なく形成されているため、ステータコア15a上の各ステータコイル15bの熱は略同一条件の下でハウジング11を介してウォータジャケット21内のクーラントに伝達され、上記のようにクーラントを介して大気中に放熱される。よって、各ステータコイル15b等を均一に効率よく冷却してインホイールモータ1の過熱による故障を確実に防止することができる。
又、ハウジング11のウォータジャケット21内にクーラントを流通させるだけで、特許文献1に開示された冷却装置のようにハウジング内にオイルを流通させていないため、耐油性等を考慮することなくハウジング11内の部品の材質を設定でき、その製造コストを低減することができる。
一方、本実施形態ではウォータポンプ22の羽根車22bをロータ軸12aに連結して回転駆動しているため、ウォータポンプ22を駆動する専用のモータ等を必要としないばかりでなく、インホイールモータ1の周辺のスペース効率を向上できる。
即ち、図2に示す2点鎖線から明らかなようにロータ12に比較してステータコイル15bを巻回したステータ15は車幅方向(左右方向)に大きなスペースを要し、当該ステータ15がインホイールモータ1の車幅方向の寸法を決定する大きな要因となっている。このため、ロータ軸12aの反後輪側の軸心付近にはデッドスペースが形成されており、ロータ軸12aの左端に連結されたウォータポンプ22は必然的にこのデッドスペース内に位置する。
よって、デッドスペースを有効に利用してウォータポンプ22を設置してモータ周辺のスペース効率を向上させることができ、例えば特許文献1に開示された冷却装置のようにハウジングからモータポンプが突出してサスペンション機構等が制限される等の不具合を未然に防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明を具体化したインホイールモータ31の冷却装置を示す第2実施形態を説明する。
図5は本実施形態のインホイールモータ31の冷却装置の詳細を示す第1実施形態の図2に対応する断面図である。尚、本実施形態のインホイールモータ31の車両の対する設置状態や基本的な内部構造等は上記第1実施形態のものと同様であり、相違点はラジエータ部分の構成にある。よって、同一構成の箇所は同一部材番号を付して説明を省略し、相違点を重点的に述べる。
インホイールモータ31のハウジング32内の左側には主水路33aが形成され、図5の左方より見て当該主水路33aはハウジング32の左側面と対応する円形状をなしている。ハウジング32の左側面には4条の冷却フィン34が前後方向(紙面と直交する方向)に延びるように形成され、各冷却フィン34内には同じく前後方向に延びる副水路33bがそれぞれ形成されている。各副水路33bの基部は上記主水路33aと連通し、これらの主水路33a及び副水路33bによりラジエータ水路33が形成されている。そして、放熱フィン34の形成によりラジエータ水路33の表面積は大幅に増大して第1実施形態のラジエータ25と同じく熱交換器として機能し、本実施形態ではこれらのラジエータ水路33及び冷却フィン34により放熱部が構成されている。
主水路33aの上部はハウジング32に形成された第4水路35を介してポンプ室22aの中心と連通し、主水路33aの下部は同じくハウジング32に形成された第5水路36を介してウォータジャケット21の一端と連通し、ウォータジャケット21の他端は第6水路37を介してポンプ室22aの外周の一側と連通している。
このように構成された本実施形態のインホイールモータ31の冷却装置では、ウォータポンプ22の作動に伴ってウォータジャケット21から第6水路37、ウォータポンプ22、第4水路35、ラジエータ水路33、第5水路36を経てウォータジャケット21に戻るクーラントの循環路が形成される一方、車両の走行に伴ってハウジング31の冷却フィン34に沿って走行風が流れ、ラジエータ水路33を流通する際にクーラントは大気中に放熱してステータコイル15b等の冷却が行われる。
重複する説明はしないが、本実施形態でも第1実施形態と同様の作用効果が得られ、ステータコイル15b等を均一に効率よく冷却して過熱による故障を未然に防止できると共に、耐油性等を考慮することなくハウジング32内の部品の材質を設定して製造コストを低減でき、且つ、モータ周辺のスペース効率を向上させることができる。
加えて本実施形態では、放熱部を構成するラジエータ水路33をハウジング32に一体的に形成したため、別体でラジエータ25を設置する必要がある第1実施形態に比較して、部品コストを低減できると共に組付作業を簡略化でき、且つ、小型化を達成することができる。
以上で実施形態の説明を終えるが、本発明の態様はこの実施形態に限定されるものではない。例えば、上記各実施形態ではインホイールモータ1,31を車両の後輪2に設けたが、インホイールモータ1,31の設置場所はこれに限らず、例えば前輪に設けたり前後輪共に設けたりしてもよい。
又、上記実施形態ではハウジング11,32の周方向にジグザグ状に連続する1本の水路としてウォータジャケット21を形成したが、ウォータジャケット21の形状は任意に変更可能であり、例えばハウジング11,32の車幅方向全体に及ぶ幅広の1本の水路としてウォータジャケット21を形成してもよい。
実施形態のインホイールモータが搭載された車両を示す平面図である。 第1実施形態のインホイールモータの冷却装置の詳細を示す図1のII−II断面図である。 同じくインホイールモータの冷却装置の詳細を示す図2のA矢視に相当する部分断面図である。 ラジエータの設置状態を示す図2のIV−IV線断面図である。 第2実施形態のインホイールモータの冷却装置の詳細を示す断面図である。
符号の説明
2 後輪(駆動輪)
11,32 ハウジング
12 ロータ
12a ロータ軸
15 ステータ
15b ステータコイル
21 ウォータジャケット(冷却路)
22 ウォータポンプ(ポンプ手段)
25 ラジエータ(放熱部)
33 ラジエータ水路(放熱部)
34 冷却フィン(放熱部)

Claims (2)

  1. ハウジング内にロータ軸を中心としてロータを回転可能に支持し、該ロータの外周側にコイルを巻回した環状のステータを配設して該ステータの外周面を上記ハウジングの内周面に密着させ、上記ロータ軸の一端を上記ハウジングから突出させて車両の駆動輪に連結可能としたインホイールモータにおいて、
    上記ハウジングの外周に形成されて内部に冷却媒体を流通させる冷却路と、
    上記ハウジングの一側に設置されて上記冷却媒体を放熱する放熱部と、
    上記ロータ軸の他端に連結されて該ロータ軸の回転に伴って作動し、上記冷却路と上記放熱部との間で冷却媒体を循環させるポンプ手段と
    を備えたことを特徴とするインホイールモータの冷却装置。
  2. 上記放熱部は、上記ハウジングに一体的に形成されていることを特徴とする請求項1記載のインホイールモータの冷却装置。
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