JP2005234817A - インストール支援方法及びインストール支援プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】 インストール作業者にインストール手順と現在のインストール状況とを提示することができ、かつソフトウエアを提供する提供者の手間を省くことができる。
【解決手段】 定義ファイル読取部12は、定義ファイル記憶部20に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序を読み取り、中央処理部11は、読み取られた実行順序を表示部52に表示し、中央処理部11は、表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択を受け付け、起動・実行部13は、受け付けられたアプリケーションのインストールを実行するし、手順管理部14は、実行が完了したアプリケーションを完了手順情報として不揮発性の完了手順データ記憶部40に記憶し、中央処理部11は、記憶された完了手順情報を実行順序とともに表示部52に表示する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、複数のアプリケーションのインストールを支援するためのインストール支援方法及びインストール支援プログラムに関するものである。
従来より、OS(オペレーティング・システム)やアプリケーションソフトウエアを利用できるようにハードディスクにファイルをコピーしたり、設定を変更したりすること、すなわち、アプリケーションソフトウエアをパーソナルコンピュータにインストールすることを支援する手法が知られている(例えば、特許文献1参照)。
このように、インストールを支援する手法としては、紙媒体によるインストール手順書を提示する手法、インストール専用のアプリケーションをインストールの対象となるソフトウエアごとに開発して提供する手法、ローカルでHTML文書をブラウザで表示することによって、ブラウザ上でインストール手順を提示し、HTML文書のハイパーリンクを用いてインストーラの起動を行う手法の3つが挙げられる。
特開平10−207719号公報
しかしながら、紙媒体によってインストール手順書を提示する手法では、インストールを支援するアプリケーションがないため、ユーザは、紙に書かれたインストール手順書を傍らに置き、現在のインストール状況を把握しながら作業しなければならない。また、起動すべきインストーラをユーザが自らフォルダ階層から探し出し、起動する必要がある。
また、インストール専用のアプリケーションをインストールの対象となるソフトウエアごとに開発して提供する手法では、上記の問題を解決することができ、ユーザに現在のインストール状況や次の作業手順を提示することができるが、インストールの対象となるソフトウエアごとにインストールを支援するためのアプリケーションを開発しなければならず、開発時間がかかったり、コストアップに繋がる。
さらに、ローカルでHTML文書をブラウザで表示することによって、ブラウザ上でインストール手順を提示し、HTML文書のハイパーリンクを用いてインストーラの起動を行う手法では、インストール手順と次の作業で起動すべきインストーラ等とがわかりやすく表示でき、インストール専用のアプリケーションをソフトウエアごとに開発する手間を省くことができるが、現在のインストール状況を提示することができない。また、インストーラの起動によってコンピュータの再起動が必要になる場合、インストール状況が揮発してしまい、インストール手順の数が多いと現在のステップを把握できなくなる場合がある。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、インストール作業者にインストール手順と現在のインストール状況とを提示することができ、かつソフトウエアを提供する提供者の手間を省くことができるインストール支援方法及びインストール支援プログラムを提供することを目的とするものである。
本発明に係るインストール支援方法は、複数のアプリケーションのインストールを支援するためのインストール支援方法であって、コンピュータが、インストール手順記憶部に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序を読み取る読取工程と、コンピュータが、前記読取工程において読み取られたインストールの実行順序を表示部に表示する第1の表示工程と、コンピュータが、前記第1の表示工程において表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択を操作者により受け付ける受付工程と、コンピュータが、前記受付工程において受け付けられたアプリケーションのインストールを実行する実行工程と、コンピュータが、前記実行工程においてインストールの実行が完了したことを完了手順情報として不揮発性の完了手順情報記憶部に記憶する完了手順記憶工程と、コンピュータが、前記完了手順記憶工程において記憶された完了手順情報を前記実行順序とともに表示部に表示する第2の表示工程とを含む。
この構成によれば、読取工程において、インストール手順記憶部に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序が読み取られ、第1の表示工程において、読取工程で読み取られたインストールの実行順序が表示部に表示される。次に、受付工程において、第1の表示工程で表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択が操作者により受け付けられ、実行工程において、受付工程で受け付けられたアプリケーションのインストールが実行される。そして、完了手順記憶工程において、実行工程でインストールの実行が完了したことが完了手順情報として不揮発性の完了手順情報記憶部に記憶され、第2の表示工程において、完了手順記憶工程で記憶された完了手順情報が実行順序とともに表示部に表示される。
したがって、インストール作業者にインストール手順と現在のインストール状況とを提示することができ、かつソフトウエアを提供する提供者の手間を省くことができる。また、不揮発性の完了手順情報記憶部に実行が完了した手順が完了手順情報として記憶されるので、再起動を行ったとしても現在のインストールの完了状態を完了手順情報記憶部から読み出して容易に提示することができる。
また、上記のインストール支援方法において、コンピュータが、アプリケーションが完全にインストールされた場合のファイル及び設定内容の少なくとも一方と、現在のファイル及び設定内容の少なくとも一方とを比較して、前記実行工程において実行されるアプリケーションの実行が完全に終了しているか否かを確認する確認工程をさらに含むものである。
この構成によれば、確認工程において、アプリケーションが完全にインストールされた場合のファイル及び設定内容の少なくとも一方と、現在のファイル及び設定内容の少なくとも一方とが比較され、実行工程において実行されるアプリケーションの実行が完全に終了しているか否かが確認されるので、確実にインストールの実行が完了したことを確認することができる。
また、上記のインストール支援方法において、コンピュータが、前記実行工程においてアプリケーションのインストールが実行される前のインストールの状態を判定する判定工程をさらに含み、前記実行工程は、前記判定工程において判定されたインストールの状態に応じてアプリケーションのインストールを実行するものである。
この構成によれば、判定工程において、実行工程でアプリケーションのインストールが実行される前のインストールの状態が判定され、実行工程において、判定工程で判定されたインストールの状態に応じてアプリケーションのインストールが実行されるので、より複雑なインストール支援ができる。
また、上記のインストール支援方法において、前記読取工程は、ネットワークを介して送信されるインストールの実行順序を読み取るものである。
この構成によれば、読取工程において、ネットワークを介して送信されるインストールの実行順序が読み取られるので、インストールの実行順序をコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供する場合と比較して、より早く最新のインストールの実行順序を提供することができ、ソフトウエアを提供する提供者は、ネットワーク上のインストールの実行順序を更新するだけでよいので、ソフトウエアを提供する提供者の作業工数を削減することができる。
また、本発明に係るインストール支援プログラムは、複数のアプリケーションのインストールを支援するためのインストール支援プログラムであって、インストール手順記憶部に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られたインストールの実行順序を表示部に表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段によって表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択を操作者により受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられたアプリケーションのインストールを実行する実行手段と、前記実行手段によってインストールの実行が完了したことを完了手順情報として不揮発性の完了手順情報記憶部に記憶する完了手順記憶手段と、前記完了手順記憶手段によって記憶された完了手順情報を前記実行順序とともに表示部に表示する第2の表示手段としてコンピュータを機能させる。
この構成によれば、読取手段によって、インストール手順記憶部に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序が読み取られ、第1の表示手段によって、読取手段により読み取られたインストールの実行順序が表示部に表示される。次に、受付手段によって、第1の表示手段により表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択が操作者により受け付けられ、実行手段によって、受付手段により受け付けられたアプリケーションのインストールが実行される。そして、完了手順記憶手段によって、実行手段によりインストールの実行が完了したことが完了手順情報として不揮発性の完了手順情報記憶部に記憶され、第2の表示手段によって、完了手順記憶手段により記憶された完了手順情報が実行順序とともに表示部に表示される。
したがって、インストール作業者にインストール手順と現在のインストール状況とを提示することができ、かつソフトウエアを提供する提供者の手間を省くことができる。また、不揮発性の完了手順情報記憶部に実行が完了した手順が完了手順情報として記憶されるので、再起動を行ったとしても現在のインストールの完了状態を完了手順情報記憶部から読み出して容易に提示することができる。
本発明によれば、インストール作業者にインストール手順と現在のインストール状況とを提示することができ、かつソフトウエアを提供する提供者の手間を省くことができる。また、不揮発性の完了手順情報記憶部に実行が完了した手順が完了手順情報として記憶されるので、再起動を行ったとしても現在のインストールの完了状態を完了手順情報記憶部から読み出して容易に提示することができる。
以下、本発明の一実施の形態によるインストール支援方法について図面を参照しながら説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態におけるインストール支援装置のハードウエア構成の一例を示す図である。図1に示すインストール支援装置100は、パーソナルコンピュータ等から構成され、入力装置1、ROM(リードオンリメモリ)2、CPU(中央演算処理装置)3、RAM(ランダムアクセスメモリ)4、外部記憶装置5、表示装置6及び記録媒体駆動装置7を備えて構成される。各ブロックは内部のバスに接続され、このバスを介して種々のデータ等が各ブロック間で入出力され、CPU3の制御の下、種々の処理が実行される。
入力装置1は、キーボード、マウス等から構成され、ユーザによる入力操作を受け付ける。ROM2には、システムプログラム等が予め記憶される。外部記憶装置5は、ハードディスクドライブ等から構成され、後述するインストール支援プログラム等を記憶している。CPU3は、外部記憶装置5からインストール支援プログラム等を読み出し、後述するインストール支援処理等を実行して各ブロックの動作を制御する。RAM4は、CPU3の作業領域等として用いられる。表示装置6は、CRT(陰極線管)又は液晶表示装置等から構成され、CPU3の制御の下、種々の画面を表示する。
なお、インストール支援プログラム等は、CD−ROM、DVD−ROM及びフレキシブルディスク等から構成されるコンピュータ読み出し可能な記録媒体8に記録するようにしてもよい。この場合、CD−ROMドライブ、DVD−ROMドライブ及びフレキシブルディスクドライブ等から構成される記録媒体駆動装置7を用いて記録媒体8から読み出されたインストール支援プログラム等が外部記憶装置5にインストールされる。また、インストール支援プログラム等がネットワークを介して接続されている他のコンピュータ等に記憶されている場合、当該コンピュータ等からネットワークを介してインストール支援プログラム等をダウンロードするようにしてもよい。
次に、上記のように構成されたインストール支援装置の主要な機能について説明する。図2は、図1に示すインストール支援装置の主要機能の一例を示すブロック図である。
図2に示すインストール支援装置100は、制御部10、定義ファイル記憶部20、行程データ記憶部30、完了手順データ記憶部40及びMMI(マンマシンインタフェイス)50を備えて構成される。なお、図2の破線で示すレジストリ及びファイル記憶部41については第2の実施形態において後述する。また、本実施形態では、複数のアプリケーションをコンピュータにインストールする作業を複数の行程(以下、ステップとする)に分割し、各行程においてアプリケーションのインストールを実行することによって、複数のアプリケーションのインストールを支援する。
制御部10は、CPU3等で構成され、中央処理部11、定義ファイル読取部12、起動・実行部13及び手順管理部14を備えて構成される。MMI50は、ユーザとインストール支援装置100との間で双方向に情報を授受するものであり、操作部51及び表示部52を備えて構成される。操作部51は、入力装置1等で構成され、操作者による各ステップの実行指示を受け付け、受け付けた実行指示を中央処理部11に出力する。表示部52は、表示装置6等で構成され、現在実行が完了しているステップを表示するとともに各ステップの手順を表示する。
中央処理部11は、定義ファイル読取部12、起動・実行部13、手順管理部14、操作部51及び表示部52から情報を受け取るとともに、それぞれに指示をすることによって、インストール作業を実行する。
定義ファイル記憶部20は、外部記憶装置5等で構成され、複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序を記憶しており、インストール作業の各ステップを手順の順番に列挙し、各ステップで実行する内容(ファイルパス等)や説明を記述した定義ファイルを記憶する。なお、定義ファイルは、手続き型の記述ではなく、宣言的な記述である。したがって、記入が容易となり、定義ファイル作成に要する工数を削減することができる。
定義ファイル読取部12は、定義ファイル記憶部20に記憶されている定義ファイルを読み取り、インストール手順の各ステップの作業説明や実行方式等に関する情報を中央処理部11に提示する。
中央処理部11は、定義ファイル読取部12によって読み取られたインストールの実行順序を表示部52に表示する。また、中央処理部11は、操作者による各ステップの実行指示を受け付ける。
行程データ記憶部30は、外部記憶装置5等で構成され、インストール作業の各ステップにおいて実行するために必要なデータ及びファイルを記憶している。例えば、行程データ記憶部30は、ソフトウエアのインストールを実行するための実行ファイル(インストーラ)や引数付き実行ファイルやバッチファイルなどの実行データ(行程データ)を記憶している。
起動・実行部13は、中央処理部11からの指示を受けて、行程データ記憶部30に記憶されている実行データを読み出し、中央処理部11によって受け付けられたアプリケーションのインストールを実行する。例えば、起動・実行部13は、ソフトウエアのインストールを実行するための実行ファイル(インストーラ)やバッチファイル及びそれらのファイルパスやフォルダコピー、引数付き実行ファイルの実行(編集ツールの起動及び表示用ツールの起動)などの実行情報を中央処理部11から受け取り、その内容に従ってステップを実行する。
手順管理部14は、インストールの実行が完了した場合、中央処理部11から実行完了情報を受け取り、実行が完了したステップを完了手順情報として完了手順データ記憶部40に記憶する。完了手順データ記憶部40は、インストールの実行が完了した手順を完了手順データとして記憶する。中央処理部11は、手順管理部14によって記憶された完了手順情報を実行順序とともに表示部52に表示する。
なお、本実施形態において、定義ファイル記憶部20がインストール手順記憶部の一例に相当し、定義ファイル読取部12が読取手段の一例に相当し、中央処理部11が第1の表示手段、受付手段及び第2の表示手段の一例に相当し、起動・実行部13が実行手段の一例に相当し、完了手順データ記憶部40が不揮発性の完了手順情報記憶部の一例に相当し、手順管理部14が完了手順記憶手段の一例に相当する。
次に、上記のように構成されたインストール支援装置100によるインストール支援処理について説明する。図3は、図1及び図2に示すインストール支援装置100のインストール支援処理を説明するためのフローチャートである。また、図4は、インストール支援処理において表示画面に表示されるウインドウの一例を示す図である。なお、図3に示すインストール支援処理は、CPU3が予め記憶されているインストール支援プログラムを実行することにより行われる処理である。
まず、処理S1において、CPU3は、インストール支援プログラムを実行することによって、制御部10、定義ファイル記憶部20、行程データ記憶部30、完了手順データ記憶部40及びMMI50の各機能を起動する。
次に、処理S2において、中央処理部11は、定義ファイル読取部12に対して、定義ファイル記憶部20に記憶されている定義ファイルの読み取りを指示する。次に、処理S3において、定義ファイル読取部12は、定義ファイル記憶部20に記憶されている定義ファイルを読み取る。
次に、処理S4において、中央処理部11は、定義ファイル読取部12に対して全ステップ情報を要求する。全ステップ情報とは、インストールする手順に関する情報であり、複数のアプリケーションを複数のステップに分けてインストールする際の順番を表している。
次に、処理S5において、定義ファイル読取部12は、定義ファイル記憶部20から読み取った定義ファイルに格納されている全ステップ情報を中央処理部11に応答する。次に、処理S6において、中央処理部11は、手順管理部14に対してステップ実行状況を要求する。ステップ実行状況とは、アプリケーションをインストールする際の各ステップのうち、どのステップの実行が完了しており、どのステップの実行が完了していないかを表すものである。
次に、処理S7において、手順管理部14は、完了手順データ記憶部40に記憶されている完了手順データからステップ実行状況を読み取り、読み取ったステップ実行状況を中央処理部11に応答する。次に、処理S8において、中央処理部11は、MMI50の表示部52に対してインストール手順及びインストール状況の表示を指示する。
次に、処理S9において、MMI50の表示部52は、インストール手順及びインストール状況を表示する。ここで、表示部52は、図4に示すウインドウ400を表示する。ウインドウ400は、インストールする順番によりアプリケーションごとに設けられた複数のステップフレーム401,411,421,431で構成される。ステップフレーム401は、ステップ完了表示領域402、ステップ実行ボタン403、ステップ手順表示領域404及びバージョン情報表示領域405で構成される。なお、ステップフレーム411,421,431の構成は、ステップフレーム401と同じであるので説明を省略する。ステップ完了表示領域402には、ステップの実行が完了した場合、チェックマークが表示され、ステップの実行が完了していない場合、何も表示されない。ステップ実行ボタン403は、表示画面に表示されるカーソルが合わされてクリックされることによって、実行するステップの入力を受け付ける。なお、ステップ実行ボタン403には、既に実行が完了しているため、「完」という文字がビットマップで表示されており、ステップ実行ボタン413には、まだ実行が完了していないため、「確認」という文字がビットマップで表示されている。ステップ手順表示領域404は、ステップの手順に関する情報が表示される。ステップ手順表示領域404には、「○○○○のインストールEXEを起動します」と表示されている。なお、「○○○○」には、具体的なアプリケーションの名称が表示される。バージョン情報表示領域405は、ステップの実行ファイルバージョンが表示される。バージョン情報表示領域405には、具体的なファイルバージョンの名称として「××××」と表示されている。スクロールバー406は、現在表示中のステップフレームを上下に移動させるものである。本実施形態におけるウインドウ400には、4つのステップフレームが表示されているが、5つ目以降のステップフレームを表示する場合、操作者は、スクロールバー406にある四角形のツマミを下方に動かすことで下方にスクロールさせることができる。
図3に戻って、処理S10において、MMI50の操作部51は、インストール支援処理を終了するか否かの入力を受け付ける。具体的に、図4に示すウインドウ400のメニューバーに表示される「ファイル」が操作者によって選択されることによって、ドロップダウンメニューが表示され、ドロップダウンメニューに表示される「終了」が操作者によって選択されることによって、インストール支援処理を終了する旨の入力が受け付けられる。ここで、インストール支援処理を終了する旨の入力を受け付けた場合(処理S10でYES)、インストール支援処理を終了する。また、インストール支援処理を終了する旨の入力がない場合(処理S10でNO)、処理S11に移行する。
インストール支援処理を終了する旨の入力がない場合、処理S11において、MMI50の操作部51は、操作者によるステップ実行指示の入力を受け付ける。操作者は、表示部52によって表示されるインストール手順及びインストール状況を見て、次にインストールすべきステップの実行を操作部51により指示する。具体的に、図4に示すウインドウ400のステップ実行ボタン403が操作者によって押下されることによって、ステップ実行ボタンに対応するステップの実行が指示される。
図3に戻って、処理S12において、中央処理部11は、操作部51からのステップ実行指示に対応するステップ実行情報を定義ファイル読取部12に対して要求する。ステップ実行情報は、インストールするステップにおいて必要となる実行ファイル等に関する情報である。
次に、処理S13において、定義ファイル読取部12は、ステップ実行情報を中央処理部11に応答する。次に、処理S14において、中央処理部11は、手順管理部14に対してステップ実行登録を指示する。
次に、処理S15において、手順管理部14は、実行するステップを完了手順データに登録する。すなわち、手順管理部14は、操作者によって実行が指示されたステップについて、実行が完了したとして完了手順データに登録する。
次に、処理S16において、中央処理部11は、操作者によって実行が指示されたステップを実行するよう起動・実行部13に指示する。次に、処理S17において、起動・実行部13は、操作者によって実行が指示されたステップを実行する。なお、処理S17において、操作者によって実行が指示されたステップを実行するステップ実行処理については、図5を用いて後述する。
次に、処理S18において、中央処理部11は、手順管理部14からステップ実行状況を取得する。すなわち、処理S17においてステップが実行されているので、ステップ実行状況も変化している。そこで、中央処理部11は、ステップを実行することによって変化したステップ実行状況を手順管理部14から取得する。次に、処理S19において、中央処理部11は、MMI50の表示部52に対してインストール手順及びインストール状況の表示を指示する。
次に、処理S20において、MMI50の表示部52は、インストール手順及びインストール状況を表示する。ここで、表示部52は、処理S9と同様に、図4に示すウインドウ400を表示する。既にインストールが完了しているステップについては、ステップ実行ボタン403に「完」という文字を表示し、次にインストールすべきステップのステップ実行ボタン413に「確認」という文字を表示する。そして、表示部52によって、インストール手順及びインストール状況が表示された後、処理S10に戻り、処理S10から処理S20までの処理が繰り返し行われる。
次に、図3の処理S17におけるステップ実行処理について説明する。図5は、図3の処理S17におけるステップ実行処理について説明するためのフローチャートである。
まず、処理S31において、起動・実行部13は、実行形式ファイル、バッチ処理ファイル又はOSのインストーラファイルを実行する通常実行処理であるか否かを判断する。ここで、通常実行処理であると判断されると(処理S31でYES)、処理S32に移行し、通常実行処理でないと判断されると(処理S31でNO)、処理S34に移行する。
通常実行処理であると判断された場合、処理S32において、起動・実行部13は、実行するファイルが格納されている位置を表す実行ファイルパスを中央処理部11から取得する。そして、処理S33において、起動・実行部13は、取得した実行ファイルパスに基づいて実行ファイルを特定し、特定した実行ファイルを実行する。
一方、通常実行処理でないと判断された場合、処理S34において、起動・実行部13は、関連付けされたアプリケーションを起動するか否かを判断する。ここで、関連付けされたアプリケーションを起動すると判断されると(処理S34でYES)、処理S35に移行し、関連付けされたアプリケーションを起動しないと判断されると(処理S34でNO)、処理S37に移行する。
関連付けされたアプリケーションを起動すると判断された場合、処理S35において、起動・実行部13は、関連付けされたアプリケーションが格納されている位置を表す実行ファイルパスを中央処理部11から取得する。そして、処理S36において、起動・実行部13は、取得した実行ファイルパスに基づいて、関連付けされたアプリケーションを特定し、特定したアプリケーションを利用して実行する。具体的に、起動・実行部13は、関連付けられたアプリケーションを利用してターゲットファイルを開き、ターゲットファイルをテキストエディタで編集する。
一方、関連付けされたアプリケーションを起動しないと判断された場合、処理S37において、起動・実行部13は、DOSコマンドを実行する。なお、実行するDOSコマンドとしては、例えば、ファイルをコピーするCOPY、ファイルやディレクトリをまとめてコピーするXCOPY、ディレクトリを作成するMD及びディレクトリを削除するRD等がある。
処理S38において、起動・実行部13は、記述されている全てのDOSコマンドについて実行を終了したか否かを判断する。ここで、全てのDOSコマンドについて実行を終了したと判断されると(処理S38でYES)、ステップ実行処理を終了し、全てのDOSコマンドについて実行を終了していないと判断されると(処理S38でNO)、処理S37に移行し、実行されていない残りのDOSコマンドを実行する。
このように、定義ファイル読取部12によって、定義ファイル記憶部20に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序が読み取られ、中央処理部11によって、定義ファイル読取部12によって読み取られたインストールの実行順序が表示部52に表示される。次に、中央処理部11によって、表示されるインストールの実行順序の中から操作者による特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択が操作部51を用いて受け付けられ、起動・実行部13によって、中央処理部11によって受け付けられたアプリケーションのインストールが実行される。そして、手順管理部14によって、起動・実行部13によって実行が完了したことが完了手順情報として不揮発性の完了手順データ記憶部40に記憶され、中央処理部11によって、手順管理部14によって記憶された完了手順情報が実行順序とともに表示部52に表示される。
したがって、インストール作業者にインストール手順と現在のインストール状況とを提示することができ、かつソフトウエアを提供する提供者の手間を省くことができる。また、不揮発性の完了手順情報記憶部に実行が完了した手順が完了手順情報として記憶されるので、再起動を行ったとしても現在のインストールの完了状態を完了手順情報記憶部から読み出して容易に提示することができる。
(第2の実施形態)
次に、本発明に係る第2の実施形態について説明する。第1の実施形態では、手順管理部14が、ステップの実行が完了した旨の情報を完了手順データ記憶部40に記憶しているが、実行途中で中断した場合、中断した旨を知ることができない。すなわち、実行が完了していない状態でも実行が完了したとして完了手順データ記憶部40に記憶される場合がある。そこで、第2の実施形態では、ステップが実行されたか否かを判断することによって、確実にステップの実行が完了したことを確認する。
なお、第2の実施形態におけるインストール支援装置の主要機能については、図2を用いて説明する。第2の実施形態におけるインストール支援装置200は、制御部10、定義ファイル記憶部20、行程データ記憶部30、完了手順データ記憶部40、MMI(マンマシンインタフェイス)50及びレジストリ及びファイル記憶部41を備えて構成される。なお、第1の実施形態におけるインストール支援装置100と同じ構成については、説明を省略する。
レジストリ及びファイル記憶部41は、アプリケーションが正常に動作するために必要な設定情報を記憶する。なお、設定情報としては、アプリケーションのインストールが完了した場合に新たに登録されるレジストリキー、アプリケーションのインストールが完了した場合に新たに作成されるファイル及びアプリケーションのインストールが完了した場合に変更されるファイル属性に関する情報である。
手順管理部14は、ソフトウエアが完全にインストールされた場合のファイル及び設定内容の少なくとも一方と、現在のファイル及び設定内容の少なくとも一方とを比較して、起動・実行部13によって実行されるステップが完全に終了しているか否かを確認する。具体的に、手順管理部14は、レジストリキーが新たに登録されていること、特定の名前のフォルダが作成されていること、特定のファイルが書き換わっていること、特定のファイル内に特定の情報が書き足されていること、及び特定のファイルの属性が変化していること等を比較して、起動・実行部13によって実行されるステップが完全に終了しているか否かを確認する。インストール支援プログラムを提供する開発者(定義ファイルを記述する者)は、何をどの手順でインストールすべきかを認識しており、或るアプリケーションをインストールした場合にファイル及び設定内容の少なくとも一方がどのような状態になっているかを認識している。そこで、アプリケーションのインストールが完了した場合のファイル及び設定内容の少なくとも一方を予め定義ファイルに記述しておき、手順管理部14は、ソフトウエアが完全にインストールされた場合のファイル及び設定内容の少なくとも一方と、現在のファイル及び設定内容の少なくとも一方とを比較して、起動・実行部13によって実行されるステップが完全に終了しているか否かを確認する。
次に、上記のように構成された第2の実施形態におけるインストール支援装置200によるインストール支援処理について説明する。なお、第2の実施形態におけるインストール支援処理は、図3に示す第1の実施形態におけるインストール支援処理の処理S17と処理S18との間にステップ実行確認処理が行われる以外は同じであるので説明を省略し、以下の説明では、第1の実施形態と異なるステップ実行確認処理についてのみ説明する。
図6は、第2の実施形態におけるインストール支援装置のステップ実行確認処理を説明するためのフローチャートである。なお、図6に示すステップ実行確認処理は、CPU3が予め記憶されているインストール支援プログラムを実行することにより行われる処理である。
まず、処理S41において、手順管理部14は、起動・実行部13によって実行されるステップが完全に終了しているか否かを、レジストリキーにより確認するか否かを判断する。ここで、レジストリキーにより確認すると判断されると(処理S41でYES)、処理S42に移行し、レジストリキーにより確認しないと判断されると(処理S41でNO)、処理S43に移行する。
レジストリキーにより確認すると判断された場合、処理S42において、手順管理部14は、定義ファイル記憶部20の定義ファイルに予め記憶されているレジストリキーを指定し、指定されたレジストリキーが、レジストリ及びファイル記憶部41に存在し、かつその値が一致するか否かを判断する。ここで、指定されたレジストリキーが、レジストリ及びファイル記憶部41に存在し、かつその値が一致すると判断されると(処理S42でYES)、処理S46に移行し、指定されたレジストリキーが、レジストリ及びファイル記憶部41に存在しない、又は存在するがその値が一致しないと判断されると(処理S42でNO)、処理S47に移行する。
一方、レジストリキーにより確認しないと判断された場合、処理S43において、手順管理部14は、起動・実行部13によって実行されるステップが完全に終了しているか否かを、特定のファイルが存在することにより確認するか否かを判断する。ここで、特定のファイルが存在することにより確認すると判断されると(処理S43でYES)、処理S44に移行し、特定のファイルが存在することにより確認しないと判断されると(処理S43でNO)、処理S45に移行する。
特定のファイルが存在することにより確認すると判断された場合、処理S44において、手順管理部14は、定義ファイル記憶部20の定義ファイルに予め記憶されているファイル名を指定し、指定されたファイル名が、レジストリ及びファイル記憶部41に存在するか否かを判断する。ここで、指定されたファイル名が、レジストリ及びファイル記憶部41に存在すると判断されると(処理S44でYES)、処理S46に移行し、指定されたファイル名が、レジストリ及びファイル記憶部41に存在しないと判断されると(処理S44でNO)、処理S47に移行する。
一方、特定のファイルが存在することにより確認しないと判断された場合、処理S45において、手順管理部14は、レジストリ及びファイル記憶部41に存在するファイルの属性が予め設定されている所定の条件を満たしているか否かを判断する。なお、ファイル属性が満たす所定の条件とは、例えば、更新日付(時間)が特定の時間より新しいこと、更新日付(時間)がインストール時に作成するフォルダの日付より新しいこと、バージョン情報が一致すること、ファイル中に特定の文字列が含まれていること、及びファイル中の特定位置に特定のコードが含まれていること等である。手順管理部14は、レジストリ及びファイル記憶部41に存在するファイルの属性がこれらの条件のうちの少なくとも一つを満たすか否かを判断する。ここで、ファイル属性が予め設定されている所定の条件を満たしていると判断されると(処理S45でYES)、処理S46に移行し、ファイル属性が予め設定されている所定の条件を満たしていないと判断されると(処理S45でNO)、処理S47に移行する。
指定されたレジストリキーが、レジストリ及びファイル記憶部41に存在し、かつその値が一致すると判断された場合、指定されたファイル名が、レジストリ及びファイル記憶部41に存在すると判断された場合、及びファイル属性が予め設定されている所定の条件を満たしていると判断された場合、処理S46において、手順管理部14は、起動・実行部13によって実行されたステップの実行が完全に完了したとして完了手順データ記憶部40に記憶されている完了手順データを更新する。
一方、指定されたレジストリキーが、レジストリ及びファイル記憶部41に存在しない、又は存在するがその値が一致しないと判断された場合、指定されたファイル名が、レジストリ及びファイル記憶部41に存在しないと判断された場合、及びファイル属性が予め設定されている所定の条件を満たしていないと判断された場合、処理S47において、手順管理部14は、起動・実行部13によって実行されたステップの実行が完全に完了していないとして完了手順データ記憶部40に記憶されている完了手順データを更新する。
このように、手順管理部14によって、アプリケーションが完全にインストールされた場合のファイル及び設定内容の少なくとも一方と、現在のファイル及び設定内容の少なくとも一方とが比較され、起動・実行部13によって実行されるアプリケーションの実行が完全に終了しているか否かが確認されるので、確実にインストールの実行が完了したことを確認することができる。
(第3の実施形態)
次に、本発明に係る第3の実施形態について説明する。第1の実施形態及び第2の実施形態では、定義ファイルによって予め決められている順番通りにインストールしているが、第3の実施形態では、予め決められている順番通りにインストールするのではなく、アプリケーションのインストールが実行される前のインストールの状態を判定し、判定されたインストールの状態に応じてアプリケーションのインストールを実行する。すなわち、インストールをするアプリケーションが特定の条件を満たしているか否かを判定し、特定の条件を満たしている場合、順番を変更して他のアプリケーションをインストールする。
なお、第3の実施形態におけるインストール支援装置の構成については、図1及び図2に示す第1の実施形態におけるインストール支援装置100の構成と同じであるので説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
中央処理部11は、定義ファイル記憶部20から現在のステップ番号を取得し、取得したステップ番号に対応するステップ情報が通常のステップである場合、当該ステップを実行し、取得したステップ番号に対応するステップ情報が通常のステップでなく、かつ予め決められている所定の条件を満たす場合、条件成立時に実行されるステップに対応するステップ番号に更新し、取得したステップ番号に対応するステップ情報が通常のステップでなく、かつ予め決められている所定の条件を満たさない場合、条件不成立時に実行されるステップに対応するステップ番号に更新する。なお、通常のステップとは、例えば、複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序に従って必ず実行しなければならないステップのことである。
次に、上記のように構成された第3の実施形態におけるインストール支援装置によるインストール支援処理について説明する。なお、第3の実施形態におけるインストール支援処理は、図3に示す第1の実施形態におけるインストール支援処理の処理S13と処理S14との間にステップ実行判定処理が行われる以外は同じであるので説明を省略し、以下の説明では、第1の実施形態と異なるステップ実行判定処理についてのみ説明する。
図7は、第3の実施形態におけるインストール支援装置のステップ実行判定処理を説明するためのフローチャートである。
まず、処理S51において、中央処理部11は現在のステップ番号を取得する。すなわち、中央処理部11は、処理S13において定義ファイル読取部12から送られるステップ実行情報に含まれるステップ番号を取得する。
次に、処理S52において、中央処理部11は、取得したステップ番号に対応するステップ情報が通常のステップであるか否かを判断する。ここで、ステップ情報が通常のステップであると判断されると(処理S52でYES)、ステップ実行判定処理を終了し、図3の処理S17のステップ実行処理が行われる。また、ステップ情報が通常のステップでないと判断されると(処理S52でNO)、処理S53に移行する。
ステップ情報が通常のステップでないと判断された場合、処理S53において、中央処理部11は、ステップ情報が予め設定されている所定の条件を満たしているか否かを判断する。なお、ステップ情報が満たす所定の条件とは、例えば、更新日付(時間)が特定の時間より新しいこと、更新日付(時間)がインストール時に作成するフォルダの日付より新しいこと、バージョン情報が一致すること、ファイル中に特定の文字列が含まれていること、ファイル中の特定位置に特定のコードが含まれていること、及び操作者に問い合わせること等である。中央処理部11は、ステップ情報がこれらの条件のうちの少なくとも一つを満たすか否かを判断する。ここで、ステップ情報が予め設定されている所定の条件を満たしていると判断されると(処理S53でYES)、処理S54に移行し、ステップ情報が予め設定されている所定の条件を満たしていないと判断されると(処理S53でNO)、処理S55に移行する。
ステップ情報が予め設定されている所定の条件を満たしていると判断された場合、処理S54において、中央処理部11は、条件成立時に実行するステップに対応するステップ番号に現在のステップ番号を更新する。そして、処理S51に戻り、中央処理部11は、条件成立時に実行するステップのステップ番号を現在のステップ番号として取得する。
ステップ情報が予め設定されている所定の条件を満たしていないと判断された場合、処理S55において、中央処理部11は、条件不成立時に実行するステップに対応するステップ番号に現在のステップ番号を更新する。そして、処理S51に戻り、中央処理部11は、条件不成立時に実行するステップのステップ番号を現在のステップ番号として取得する。
このように、中央処理部11によって、起動・実行部13によりアプリケーションのインストールが実行される前のインストールの状態が判定され、起動・実行部13によって、中央処理部11により判定されたインストールの状態に応じてアプリケーションのインストールが実行されるので、より複雑なインストール支援ができる。
(第4の実施形態)
次に、本発明に係る第4の実施形態について説明する。第1の実施形態乃至第3の実施形態では、定義ファイルが記録媒体により提供されているが、第4の実施形態では、さらにネットワーク上に存在する定義ファイルを用いてインストールを支援する。
図8は、第4の実施形態におけるインストール支援システム装置の主要機能の一例を示すブロック図である。なお、図8に示すインストール支援装置300のハードウエア構成は、図1に示す第1の実施形態におけるインストール支援装置100のハードウエア構成と同じであるので説明を省略する。
図8に示すインストール支援システム500は、インストール支援装置300及びサーバ600を備えて構成される。インストール支援装置200は、ネットワーク22,32を介してサーバ600と通信可能に接続されており、制御部10、第1の定義ファイル記憶部20’、第1の行程データ記憶部30’、完了手順データ記憶部40及びMMI50を備えて構成される。サーバ600は、ネットワーク22,32を介してインストール支援装置300と通信可能に接続されており、第2の定義ファイル記憶部21及び第2の行程データ記憶部31を備えて構成される。なお、以下の説明では、図2に示す第1の実施形態におけるインストール支援装置100と同じ構成については、同じ符号を付し、説明を省略する。
第1の定義ファイル記憶部20’は、図1に示す第1の実施形態のインストール支援装置100における定義ファイル記憶部20と同様に、インストール作業の各ステップを手順の順番に列挙し、各ステップで実行する内容や説明を記述した第1の定義ファイルを記憶する。
第1の行程データ記憶部30’は、図1に示す第1の実施形態のインストール支援装置100における行程データ記憶部30と同様に、インストール作業の各ステップにおいて実行するために必要なデータ及びファイル等の第1の行程データを記憶している。
第2の定義ファイル記憶部21は、第1の定義ファイル記憶部20’と同様に、インストール作業の各ステップを手順の順番に列挙し、各ステップで実行する内容や説明を記述した第2の定義ファイルを記憶し、第1の定義ファイル記憶部20’が記憶する第1の定義ファイルとは異なる定義ファイルを記憶する。
第2の行程データ記憶部31は、第1の行程データ記憶部30’と同様に、インストール作業の各ステップにおいて実行するために必要なデータ及びファイルを記憶しており、第1の行程データ記憶部30’が記憶する第1の行程データとは異なる行程データを記憶している。
なお、サーバ600は、ネットワークを介してデータを送信する送信部(不図示)を備え、インストール支援装置300は、ネットワークを介してデータを受信する受信部(不図示)を備えているが、図8では省略している。すなわち、第2の定義ファイル記憶部21に記憶されている第2の定義ファイルは、サーバ600が備える送信部によってネットワーク22を介してインストール支援装置300に送信され、サーバ600の送信部によって送信された第2の定義ファイルは、インストール支援装置300が備える受信部によって受信され、インストール支援装置300の受信部によって受信された第2の定義ファイルは、定義ファイル読取部12によって読み取られる。同様に、第2の行程データ記憶部31に記憶されている第2の行程データは、サーバ600が備える送信部によってネットワーク32を介してインストール支援装置300に送信され、サーバ600の送信部によって送信された第2の行程データは、インストール支援装置300が備える受信部によって受信され、インストール支援装置300の受信部によって受信された第2の行程データは、起動・実行部13によって読み取られる。
また、第2の行程データ記憶部31は、第2の定義ファイルの記述に従ってインストール作業を実行する際に必要でなければ、必ずしも設ける必要はなく、第2の定義ファイル記憶部21のみを備える構成であってもよい。さらに、図8に示すインストール支援システム500では、第2の定義ファイルと第2の行程データとをそれぞれ異なるネットワーク22とネットワーク32とを用いて送信しているが、本発明は特にこれに限定されず、同じネットワークを介して第2の定義ファイルと第2の行程データとを送信してもよい。
ここで、第4の実施形態におけるインストール支援システム500の動作について説明する。まず、定義ファイル読取部12は、第1の定義ファイル記憶部20’に記憶されている第1の定義ファイルを読み取る。そして、起動・実行部13は、第1の定義ファイルに従ったインストールの実行を行う。ここで、ネットワークに接続する環境設定などが行われる。そして、第1の定義ファイルに第2の定義ファイルを取得する旨の記述がある場合、定義ファイル読取部12は、第2の定義ファイル記憶部21からネットワーク22を介して第2の定義ファイルを取得する。定義ファイル読取部12、取得した第2の定義ファイルを読み取る。続いて、起動・実行部13は、必要であれば、すなわち、第2の定義ファイルに第2の行程データを取得する旨の記述がある場合、第2の行程データ記憶部31からネットワーク32を介して第2の行程データを取得し、第2の定義ファイルに従ったインストールの実行を行う。
このように、定義ファイル読取部12によって、ネットワークを介して送信されるインストールの実行順序が読み取られるので、インストールの実行順序をコンピュータ読み取り可能な記録媒体によって提供する場合と比較して、より早く最新のインストールの実行順序を提供することができ、ソフトウエアを提供する提供者は、ネットワーク上のインストールの実行順序を更新するだけでよいので、ソフトウエアを提供する提供者の作業工数を削減することができる。
また、本発明に係るインストール支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、複数のアプリケーションのインストールを支援するためのインストール支援プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、インストール手順記憶部に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序を読み取る読取手段と、前記読取手段によって読み取られたインストールの実行順序を表示部に表示する第1の表示手段と、前記第1の表示手段によって表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択を操作者により受け付ける受付手段と、前記受付手段によって受け付けられたアプリケーションのインストールを実行する実行手段と、前記実行手段によってインストールの実行が完了したことを完了手順情報として不揮発性の完了手順情報記憶部に記憶する完了手順記憶手段と、前記完了手順記憶手段によって記憶された完了手順情報を前記実行順序とともに表示部に表示する第2の表示手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするインストール支援プログラムを記録している。
本発明の第1の実施形態におけるインストール支援装置のハードウエア構成の一例を示す図である。 図1に示すインストール支援装置の主要機能の一例を示すブロック図である。 図1及び図2に示すインストール支援装置100のインストール支援処理を説明するためのフローチャートである。 インストール支援処理において表示画面に表示されるウインドウの一例を示す図である。 図3の処理S17におけるステップ実行処理について説明するためのフローチャートである。 第2の実施形態におけるインストール支援装置のステップ実行確認処理を説明するためのフローチャートである。 第3の実施形態におけるインストール支援装置のステップ実行判定処理を説明するためのフローチャートである。 第4の実施形態におけるインストール支援システム装置の主要機能の一例を示すブロック図である。
符号の説明
10 制御部
11 中央処理部
12 定義ファイル読取部
13 起動・実行部
14 手順管理部
20 定義ファイル記憶部
30 行程データ記憶部
40 完了手順データ記憶部
50 MMI
51 操作部
52 表示部
100 インストール支援装置

Claims (5)

  1. 複数のアプリケーションのインストールを支援するためのインストール支援方法であって、
    コンピュータが、インストール手順記憶部に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序を読み取る読取工程と、
    コンピュータが、前記読取工程において読み取られたインストールの実行順序を表示部に表示する第1の表示工程と、
    コンピュータが、前記第1の表示工程において表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択を操作者により受け付ける受付工程と、
    コンピュータが、前記受付工程において受け付けられたアプリケーションのインストールを実行する実行工程と、
    コンピュータが、前記実行工程においてインストールの実行が完了したことを完了手順情報として不揮発性の完了手順情報記憶部に記憶する完了手順記憶工程と、
    コンピュータが、前記完了手順記憶工程において記憶された完了手順情報を前記実行順序とともに表示部に表示する第2の表示工程とを含むことを特徴とするインストール支援方法。
  2. コンピュータが、アプリケーションが完全にインストールされた場合のファイル及び設定内容の少なくとも一方と、現在のファイル及び設定内容の少なくとも一方とを比較して、前記実行工程において実行されるアプリケーションの実行が完全に終了しているか否かを確認する確認工程をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のインストール支援方法。
  3. コンピュータが、前記実行工程においてアプリケーションのインストールが実行される前のインストールの状態を判定する判定工程をさらに含み、
    前記実行工程は、前記判定工程において判定されたインストールの状態に応じてアプリケーションのインストールを実行することを特徴とする請求項1記載のインストール支援方法。
  4. 前記読取工程は、ネットワークを介して送信されるインストールの実行順序を読み取ることを特徴とする請求項1記載のインストール支援方法。
  5. 複数のアプリケーションのインストールを支援するためのインストール支援プログラムであって、
    インストール手順記憶部に記憶されている複数のアプリケーションのインストールを実行する実行順序を読み取る読取手段と、
    前記読取手段によって読み取られたインストールの実行順序を表示部に表示する第1の表示手段と、
    前記第1の表示手段によって表示されるインストールの実行順序の中から特定のアプリケーションのインストールを実行する手順の選択を操作者により受け付ける受付手段と、
    前記受付手段によって受け付けられたアプリケーションのインストールを実行する実行手段と、
    前記実行手段によってインストールの実行が完了したことを完了手順情報として不揮発性の完了手順情報記憶部に記憶する完了手順記憶手段と、
    前記完了手順記憶手段によって記憶された完了手順情報を前記実行順序とともに表示部に表示する第2の表示手段としてコンピュータを機能させることを特徴とするインストール支援プログラム。
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