JP2008234466A - 情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラム - Google Patents

情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2008234466A
JP2008234466A JP2007075320A JP2007075320A JP2008234466A JP 2008234466 A JP2008234466 A JP 2008234466A JP 2007075320 A JP2007075320 A JP 2007075320A JP 2007075320 A JP2007075320 A JP 2007075320A JP 2008234466 A JP2008234466 A JP 2008234466A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
version
external tool
development environment
integrated development
installation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007075320A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuyuki Ohashi
充幸 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2007075320A priority Critical patent/JP2008234466A/ja
Publication of JP2008234466A publication Critical patent/JP2008234466A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】ソフトウェアプログラムの開発に用いられる統合開発環境に組み込む外部ツールのバージョン管理をユーザの手動ではなく自動で行う。
【解決手段】ソフトウェアプログラムを開発するための統合開発環境システム250の中に、外部ツールのバージョンを管理するバージョン管理ツール206を組み込む。統合開発環境システム250が起動すると、バージョン管理ツール206のシステム情報取得部110は、統合開発基盤210から統合開発環境システム250のバージョンを取得する。また、DB通信部150は、取得したバージョンに適した外部ツールのバージョンの一覧をDB240から取得する。インストール済みの外部ツールのバージョンが好適なバージョンより古ければ、インストール実行部140は、自動的に好適なバージョンをインストールする。
【選択図】図2

Description

本発明は、情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラムに関し、より詳細には、統合開発環境の利用するプラグインのバージョン管理の技術に関する。
プログラミング言語の統合開発環境(エディタ、コンパイラ、デバッガ等が統一されたインターフェースで操作可能な開発環境を言う)においては、統合開発環境の利用するプラグイン(又はモジュール。以下では、「ツール」という。)のバージョン管理に関する技術として、従来、例えば、特許文献1や特許文献2に記載が見られるような技術があった。
特許文献1に記載の従来技術は、既にインストールされているアプリケーションのバージョンアップを正確に行うために、インストールされているアプリケーションの各モジュールのバージョン情報を保存し、これとインストールしようとしているモジュールのバージョン情報を比較し、古いバージョンに戻るインストールを行おうとしている場合は作業者に警告を発して作業者の確認を得てからインストールを行う動作をするものである。
また、特許文献2に記載の従来技術(特に、段落0034−0038参照)は、関連表からインストールするツールを抽出し、構成情報で整合性をチェックし、版の選択を行い、更新する開発システムである。
特開平10−021058号公報 特開平05−165610号公報
従来の統合開発環境システムは、複数の外部ツールのインストール及びメンテナンスを、統合開発環境システムのユーザが手動で行っていたため、第1の問題点として、正しい外部ツールがインストールされないといった環境構築ミスによる不具合の発生の可能性がある点、また、第2の問題点として、ユーザの作業量の増加といった点があった。
なお、「外部ツール」とは、統合開発環境が通常提供し、自動的に組み込まれる内部ツールに対して、自動組み込みできないツールを言う。
本発明は、上記従来技術の問題点に鑑み、統合開発環境に組み込む外部ツールのバージョン管理をユーザの手動ではなく自動で行うことを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1記載の発明は、ソフトウェアプログラムを開発するための統合開発環境と、該統合開発環境に組み込まれて利用される外部ツールのバージョンを管理するバージョン管理ツールと、を備え、前記バージョン管理ツールは、前記統合開発環境の起動後、前記統合開発環境から前記統合開発環境にインストール済みの前記外部ツールの名称及びバージョンのリストを取得する状態取得手段と、データベースから前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストを取得する外部ツールリスト取得手段と、前記状態取得手段が取得した前記外部ツールの名称及びバージョンのリストと、前記外部ツールリスト取得手段が取得した前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストと、を比較して、差分に応じて新規インストール及び更新インストールのいずれか一方を自動的に実行するインストール実行手段と、を有することを特徴とする情報処理装置である。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の情報処理装置において、前記インストール実行手段は、前記統合開発環境が推奨するバージョンに自動的に更新インストールし、該更新インストールがインストール済みの外部ツールのバージョンから古いバージョンにするものである場合に、前記インストール済みの外部ツールとは別に、前記古いバージョンの外部ツールを追加インストールする追加インストール手段をさらに有することを特徴とする。
請求項3記載の発明は、統合開発環境に組み込んで利用する外部ツールのバージョン管理方法であって、前記統合開発環境の起動後、バージョン管理ツールが前記統合開発環境から前記統合開発環境にインストール済みの前記外部ツールの名称及びバージョンのリストを取得する状態取得ステップと、前記バージョン管理ツールがデータベースから前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストを取得する外部ツールリスト取得ステップと、前記状態取得ステップで取得した前記外部ツールの名称及びバージョンのリストと、前記外部ツールリスト取得ステップで取得した前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストと、を比較して、差分に応じて新規インストール及び更新インストールのいずれか一方を自動的に実行するインストール実行ステップと、を有することを特徴とするバージョン管理方法である。
請求項4記載の発明は、請求項3記載のバージョン管理方法において、前記インストール実行ステップは、前記統合開発環境が推奨するバージョンに自動的に更新インストールするものであり、該更新インストールがインストール済みの外部ツールのバージョンから古いバージョンにするものである場合に、前記インストール済みの外部ツールとは別に、前記古いバージョンの外部ツールを追加インストールする追加インストールステップをさらに有することを特徴とする。
請求項5記載の発明は、情報処理装置を、ソフトウェアプログラムを開発するための統合開発環境と、該統合開発環境に組み込まれて利用される外部ツールのバージョンを管理するバージョン管理ツールと、として機能させ、前記バージョン管理ツールは、前記統合開発環境の起動後、前記統合開発環境から前記統合開発環境にインストール済みの前記外部ツールの名称及びバージョンのリストを取得する状態取得手段と、データベースから前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストを取得する外部ツールリスト取得手段と、前記状態取得手段が取得した前記外部ツールの名称及びバージョンのリストと、前記外部ツールリスト取得手段が取得した前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストと、を比較して、差分に応じて新規インストール及び更新インストールのいずれか一方を自動的に実行するインストール実行手段と、を有するものとして機能させることを特徴とするバージョン管理プログラムである。
請求項6記載の発明は、請求項5記載のバージョン管理プログラムにおいて、前記情報処理装置を、前記インストール実行手段は、前記統合開発環境が推奨するバージョンに自動的に更新インストールし、該更新インストールがインストール済みの外部ツールのバージョンから古いバージョンにするものである場合に、前記インストール済みの外部ツールとは別に、前記古いバージョンの外部ツールを追加インストールする追加インストール手段をさらに有するものとして機能させることを特徴とする。
本発明によれば、統合開発環境に組み込む外部ツールのバージョン管理をユーザの手動ではなく自動で行うことが可能になる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。
まず、本実施の形態の構成を説明する。図1は、本実施の形態のハードウェア構成例を示す図であり、図2は、本実施の形態のソフトウェア構成例(と関連するデバイス又はデータ)を示す図である。本実施の形態は、図2に示すソフトウェアプログラムが、図1に示すハードウェア資源と協働して図2に示すソフトウェアの各機能を実現する。
図1において、本実施形態の各機能の実現に用いられる情報処理装置100は、CPU101と、メモリ102と、HDD103と、入力装置104と、出力装置105と、ネットワークインターフェース106とを備える。
HDD103は、情報処理装置100の2次記憶装置であり、図2に示すソフトウェアプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。大容量の磁気ディスクであればコストの面で有利であるが、これに限定されない。図2に示すソフトウェアプログラムである統合開発環境システム250は、入力装置104を用いたユーザの操作により、起動されると、CPU101によりHDD103から読み出され、メモリ102上に展開される。
また、HDD103は、図示しないオペレーティングシステムや、図2に示すDB(データベース)240とインストールデータ230も格納する。また、DB240は、統合開発環境システム250の利用する種々の外部ツール・内部ツールそれぞれのバージョン情報及び統合開発環境システム250本体のバージョン情報も格納する。
メモリ102は、情報処理装置100の1次記憶装置である。統合開発環境システム250は、メモリ102上に展開され、CPU101の演算処理により実行される。また、CPU101は、情報処理装置100の演算及び処理装置である。
入力装置104は、ユーザの操作を情報処理装置100に伝えるユーザインターフェースとして機能するハードウェアであり、例えば、マウスやキーボード等が利用できる。
出力装置105は、情報処理装置100の情報処理結果をユーザに伝えるユーザインターフェースとして機能するハードウェアであり、例えば、プリンタやディスプレイ等が利用できるが、本実施形態においては、ディスプレイを用いる。
ネットワークインターフェース106は、情報処理装置100と外部のネットワーク200との間の信号情報のやり取りを制御するデバイスである。ネットワーク200は、有線と無線の別は問わず、また、インターネットであってもLANであってもよい。なお、情報処理装置100は、ネットワークインターフェース106とネットワーク200を介して、統合開発環境システム250がインストール対象とする外部ツールA202と外部ツールB203を送信可能に保持する外部ホスト201と通信可能に接続されていてもよい。
図2を参照すると、統合開発環境システム250は、統合開発基盤210と、統合開発基盤210に利用される内部ツールA204並びに内部ツールB205と、これら内部ツールと同様の位置づけで設置されるバージョン管理ツール206と、を有する。統合開発環境システム250は、例えば、Eclipse(登録商標)が利用できるが、これに限定されない。なお、ここで、Eclipseとは、オープンソースの統合ソフトウェア開発環境であり、ソフトウェア開発の共通プラットフォームである。Eclipseは、Eclipseにプラグインとして登録・提供されている内部ツールと、Windows(登録商標)、UNIX(登録商標)などが提供するデバッガやコンパイラといったEclipse内には存在しない外部ツールと、の2種類のツールを利用することで様々な機能を提供する。
バージョン管理ツール206は、統合開発環境システム250内に、統合開発基盤210とともに設置することで、統合開発環境システム250が利用する複数の外部ツールのバージョン管理を可能とするソフトウェアプログラムである。
また、バージョン管理ツール206は、統合開発環境システム250が利用する外部ツール(例えば、図1に示す外部ツールA202や外部ツールB203)に対して、新規インストール、更新インストール、追加インストールを実行する。また、バージョン管理ツール206は、システム情報取得部110、情報比較部120、GUI表示部130、インストール実行部140、DB通信部150と、それらを制御する制御部160の計6つの機能で構成されている。以下に、バージョン管理ツール206を構成する6つの機能について図3ないし8を参照して説明する。
図3を参照すると、システム情報取得部110は、統合開発環境システム情報取得手段111と、取得情報提供手段112を持つ。統合開発環境システム情報取得手段111は、統合開発基盤210から、統合開発環境システム250の名称及びバージョン情報を取得する手段である。また、取得情報提供手段112は、取得した統合開発環境システム250の情報を、制御部160へ提供する手段である。
図4を参照すると、情報比較部120は、状態取得手段121と、比較手段122、比較結果提供手段123を持つ。状態取得手段121は、制御部160から提供された外部ツールのリスト情報を元に、同名称の外部ツールがマシン内に存在した場合、そのバージョン情報を取得する手段である。比較手段122は、状態取得手段121で取得したバージョン情報と、提供された外部ツールのリスト情報との比較を行い、更新の「推奨」「不要」「検討」の判定をする手段である。比較結果提供手段123は、比較手段で122作成された比較結果を制御部160へ提供する手段である。
図5を参照すると、GUI表示部130は、統合開発環境情報表示手段131とダイアログ表示手段132を持つ。統合開発環境情報表示手段131は、統合開発環境システム250の名称及びバージョンと要求される外部ツールの一覧について、現在の構築状況を出力装置(ディスプレイ)105に表示させる手段である。ダイアログ表示手段131は、提供されたメッセージデータをダイアログとして出力装置(ディスプレイ)105に出力する手段である。
インストール実行部140は、新規インストール手段141と更新インストール手段142、追加インストール手段143を持つ。新規インストール手段141は、制御部160から提供された外部ツール情報に基づき、インストールを実行する手段である。更新インストール手段142は、提供された外部ツールと同じ名称の既存外部ツールに対して、更新インストールを行う手段である。追加インストール手段143は、バージョンが異なる外部ツールを別々にインストールする手段である。
DB通信部150は、外部ツールリスト取得手段151と外部ツールデータ取得手段152をもつ。外部ツールリスト取得手段151は、制御部160から提供された統合開発環境システムの情報を元に、DB240にある該当統合開発環境システムの外部ツールリストのデータを取得する手段である。外部ツールデータ取得手段152は、提供された外部ツールの情報を元に、該当外部ツールのインストールデータ230をDB240から取得する手段である。
制御部は160、システム情報取得部呼出手段161、情報比較部呼出手段162、GUI表示部呼出手段163、インストール実行部呼出手段164、DB通信部呼出手段165、ロジック制御手段166を持つ。
システム情報取得部呼出手段161は、システム情報取得部110の各手段を実施するために、ロジック制御手段166に基づいて必要となるデータ渡し及びデータ取得を実施する手段である。
情報比較部呼出手段162は、情報比較部120の各手段を実施するために、ロジック制御手段166に基づいて必要となるデータ渡し及びデータ取得を実施する手段である。
GUI表示部呼出手段163は、GUI表示部130の各手段を実施するために、ロジック制御手段166に基づいて必要となるデータ渡し及びデータ取得を実施する手段である。
インストール実行部呼出手段164は、インストール実行部140の各手段を実施するために、ロジック制御手段166に基づいて必要となるデータ渡し及びデータ取得を実施する手段である。
DB通信呼出手段部165は、DB通信部150の各手段を実施するために、ロジック制御手段166に基づいて必要となるデータ渡し及びデータ取得を実施する手段である。
ロジック制御手段166は、本発明のバージョン管理ロジックを実装し、各機能を呼び出す手段161〜165を制御する手段である。
次に、本実施形態の第1の動作例について説明する。図9は、本実施形態の第1の動作例に該当する、外部ツールの新規インストールの処理(本実施形態のバージョン管理処理の一部)を示すフローチャートである。
図9において、まず、統合開発基盤210がバージョン管理ツール206を起動すると、制御部160のロジック制御手段166が呼び出され、バージョン管理処理の実行を開始する(ステップS901)。
次に、バージョン管理ツール206は、起動元となっている統合開発環境システム250の名称及びバージョン情報を取得する(ステップS902)。
次に、取得した統合開発環境システム250の情報から必要となる外部ツールの名称及びバージョン情報のリストを、DB240のデータから取得する(ステップS903)。また、この際、別バージョンの統合開発環境システム250に必要となる外部ツールリストも併せて取得する。
次に、統合開発環境システム250は、統合開発環境システム250に必要となる外部ツールと名称が同じものが、統合開発環境システム250にインストールされているかを、自動的にチェックする(ステップS904)。言い換えれば、本ステップは、現バージョンの統合開発環境システム250に必要となる外部ツールの名称及びバージョン情報と、統合開発環境システム250にインストール済みの外部ツールの名称及びバージョン情報と、を比較して、差分をチェックするものである。
もしチェックした結果、必要となる外部ツールがインストールされていない場合(ステップS904、Yes)、つまり新規インストールの場合は、インストールする外部ツールの一覧と、新規インストール処理を実行する旨を出力装置(ディスプレイ)105へ表示する(ステップS905)。なお、新規インストールでない場合については、図10を用いて本実施形態の第2の動作例として後述する。
次に、例えば、ダイアログにてインストールの確認をユーザに通知する(ステップS906)ことで、インストールの是非を確認する(ステップS907)。
もしインストールの実行が選択された場合は(ステップS907、Yes)、取得した外部ツールのリスト情報を元に、DB240からインストールデータ230を取得する(ステップS908)。そして、次に、外部ツールの新規インストールを実行する(ステップS909)。インストール処理実行後は、出力装置(ディスプレイ)105にインストール完了の旨をダイアログで通知する(ステップS910)。
また、もしインストールを実行しない指示が選択された場合は(ステップS907、No)、インストールを実行しなかった旨を、出力装置(ディスプレイ)105に、ダイアログで通知する(ステップS911)。インストールの実行/未実行に関わらず、最後に、本動作例の処理の終了にてバージョン管理ツール206が停止する。
次に、本実施形態の上記第1の動作例の効果について説明する。本実施形態の第1の動作例では、統合開発環境システム250の新規構築時に、該当統合開発環境システム250に適した外部ツールを自動的にインストールする。そのため、統合開発環境システムユーザの負担が軽減され、さらに従来の人為的ミスによる環境構築ミスを未然に防ぐことが可能となる。
次に、本実施形態の第2の動作例について説明する。図10は、本実施形態の第2の動作例に該当する、任意のバージョンの外部ツールの更新インストール処理及び追加インストール処理を示すフローチャートである。なお、「更新インストール」とは、バージョンアップ、バージョンダウンを含む。「追加インストール」については後述する。
なお、本動作例の開始時点は、第1の動作例にて外部ツールのインストールチェック(図9のステップS904)にて、Noとなった場合の処理から始まる。したがって、第2の動作例は、上記第1の動作例における自動インストール動作を含むため、第2の動作例の効果は、第1の動作例の効果も含む。
図10において、まず、制御部160は、新規インストールチェックした結果(図9のステップS904)、外部ツールが既にインストールされている場合、さらに外部ツールのバージョンについてチェックを行う(ステップS1001)。
次に、制御部160は、外部ツールの更新について、「推奨」「不要」「検討」の判定を行う(ステップS1002)。判定結果は、ユーザに示すダイアログにおける「更新判定結果」という項目において、外部ツールについて、統合開発環境が推奨するバージョンより既存のバージョンの方が古いバージョンであった場合、本項目は「推奨」としてユーザに通知される。外部ツールについて、統合開発環境が推奨するバージョンと既存のバージョンが同じ場合は、本項目は「不要」としてユーザに通知される。外部ツールについて、統合開発環境が推奨するバージョンより既存のバージョンの方が新しいバージョンであった場合、本項目は「検討」としてユーザに通知される。
次に、制御部160は、更新の判定が完了後、GUI表示部130を用いて、判定結果を出力装置(ディスプレイ)105に、外部ツール名、現在のバージョン、推奨バージョン、更新判定結果の4つのデータを一覧表示させる(ステップS1003)。
次に、ユーザは、表示された一覧を確認し、更新したい外部ツールを選択後、入力装置104を用いて、「更新」を指示する(ステップS1004)。
次に、制御部160は、取得した外部ツールのリスト情報を元にDB240からインストールデータ230をダウンロードする(ステップS1005)。
次に、制御部160は、「更新」を指示された外部ツールのインストール形式をチェックする(ステップS1006)。インストール形式が「更新」であるツールについては、そのまま更新インストールが実施される(ステップS1009)。
対して、インストール形式が「検討」である外部ツールについては、更新インストール(外部ツールの上書き)か、追加インストール(バージョン違いの外部ツールを同居させる)の選択ダイアログが出力される(ステップS1007)。
次に、ユーザは、出力装置105に表示される選択ダイアログから、「追加」若しくは「更新」を選択をする(ステップS1008)。ここで、ユーザが更新インストールを選択した場合は、更新インストールが実行される(ステップS1009)
対して、ここで、ユーザが追加インストールを選択した場合は、追加インストールを実行する(ステップS1010)。なお、追加インストールの場合、統合開発環境システム250は、新たに追加されたバージョン(推奨されているバージョン)の外部ツールを利用する。
更新インストール又は追加インストールのいずれの場合であっても、次に、インストール実行後に、出力装置(ディスプレイ)105にインストール終了の旨をダイアログで表示する(ステップS1011)。最後に、処理の終了にてバージョン管理ツール206が停止する。
次に、本実施形態の上記第2の動作例の効果について説明する。本実施形態の第2の動作例では、統合開発環境システム250の更新インストール時に、更新すべき外部ツールをユーザに通知し、ユーザの確認を経て正しいバージョンをインストールする。そのため、統合開発環境システム250が更新インストールをした際の、外部ツールのメンテナンスを自動化することができる。したがって、その結果として、統合開発環境システムユーザの負荷が軽減され、また人為的ミスにおける外部ツールの更新ミスを未然に防ぐことが出来る。
また、外部ツールの更新を推奨する通知を行うことで、適切なバージョンの外部ツールへの更新を促進することが可能となる。
さらに、外部ツール更新の「検討」フェーズでは、既存のバージョンを残す選択肢を渡すことで、統合開発環境システム利用者は、他のシステムで利用されているかどうかを気にすることなく、統合開発環境システム専用の外部ツールをインストールすることができる。この点につき、以下に詳細に説明する。
本実施形態の提供する「追加インストール」機能は、外部ツールの既存バージョン(「既存」とは、インストール済みのことを指す)を保持しつつ、新たなバージョンの外部ツールをインストールする機能である。言い換えれば、統合開発環境システム250が推奨するバージョン以外のバージョンをユーザが任意でインストール可能にする機能である。また、「追加インストール」機能を有する本実施形態によれば、柔軟性に富む環境構築を実装することが可能になる。例えば、バージョンが異なるJDK(Java Developpers Kit、登録商標)、コンパイラ等の保持が可能になる。また、例えば、環境変数を用いた、ユーザ任意の利用外部ツールの切替が可能になる。また、例えば、開発環境Aで、外部ツールαの既存のバージョン1を利用し、開発環境Bで、外部ツールαの新規のバージョン2を利用するといった利用態様が可能になる。
最後に、上記本実施形態の効果についてまとめる。
000
上記本実施形態の第1の効果は、統合開発環境システム利用者の負荷を軽減できることにある。その理由は、システム構築に必要となる外部ツールのインストールを統合開発環境システム利用者手動ではなく、バージョン管理ツールが自動で行うためである。
また、第2の効果は、不具合発生の防止ができることにある。その理由は、環境構築を自動化することによる、人為的ミスが防止されることや、外部ツールの不要な更新を省くためである。
本発明の実施の形態のハードウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のソフトウェア構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のシステム情報取得部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の情報比較部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のGUI表示部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のインストール実行部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態のDB通信部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の制御部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態の第1の動作例を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の第2の動作例を示すフローチャートである。
符号の説明
100 情報処理装置
101 CPU
102 メモリ
103 HDD
104 入力装置
105 出力装置
106 ネットワークインターフェース
200 ネットワーク
201 外部ホスト
202 外部ツールA
203 外部ツールB
204 内部ツールA
205 内部ツールB
206 バージョン管理ツール
110 システム情報取得部
111 統合開発環境システム情報取得手段
112 取得情報提供手段
120 情報比較部
121 状態取得手段
122 比較手段
123 比較結果提供手段
130 GUI表示部
131 統合開発環境情報表示手段
132 ダイアログ表示手段
140 インストール実行部
141 新規インストール手段
142 更新インストール手段
143 追加インストール手段
150 DB通信部
151 外部ツールリスト取得手段
152 外部ツールデータ取得手段
160 制御部
161 システム情報取得部呼出手段
162 情報比較部呼出手段
163 GUI表示部呼出手段
164 インストール実行部呼出手段
165 DB通信部呼出手段
166 ロジック制御手段
210 統合開発基盤
230 インストールデータ
240 DB
250 統合開発環境システム

Claims (6)

  1. ソフトウェアプログラムを開発するための統合開発環境と、
    該統合開発環境に組み込まれて利用される外部ツールのバージョンを管理するバージョン管理ツールと、を備え、
    前記バージョン管理ツールは、
    前記統合開発環境の起動後、前記統合開発環境から前記統合開発環境にインストール済みの前記外部ツールの名称及びバージョンのリストを取得する状態取得手段と、
    データベースから前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストを取得する外部ツールリスト取得手段と、
    前記状態取得手段が取得した前記外部ツールの名称及びバージョンのリストと、前記外部ツールリスト取得手段が取得した前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストと、を比較して、差分に応じて新規インストール及び更新インストールのいずれか一方を自動的に実行するインストール実行手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記インストール実行手段は、前記統合開発環境が推奨するバージョンに自動的に更新インストールし、該更新インストールがインストール済みの外部ツールのバージョンから古いバージョンにするものである場合に、前記インストール済みの外部ツールとは別に、前記古いバージョンの外部ツールを追加インストールする追加インストール手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 統合開発環境に組み込んで利用する外部ツールのバージョン管理方法であって、
    前記統合開発環境の起動後、バージョン管理ツールが前記統合開発環境から前記統合開発環境にインストール済みの前記外部ツールの名称及びバージョンのリストを取得する状態取得ステップと、
    前記バージョン管理ツールがデータベースから前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストを取得する外部ツールリスト取得ステップと、
    前記状態取得ステップで取得した前記外部ツールの名称及びバージョンのリストと、前記外部ツールリスト取得ステップで取得した前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストと、を比較して、差分に応じて新規インストール及び更新インストールのいずれか一方を自動的に実行するインストール実行ステップと、
    を有することを特徴とするバージョン管理方法。
  4. 前記インストール実行ステップは、前記統合開発環境が推奨するバージョンに自動的に更新インストールするものであり、該更新インストールがインストール済みの外部ツールのバージョンから古いバージョンにするものである場合に、前記インストール済みの外部ツールとは別に、前記古いバージョンの外部ツールを追加インストールする追加インストールステップをさらに有することを特徴とする請求項3記載のバージョン管理方法。
  5. 情報処理装置を、
    ソフトウェアプログラムを開発するための統合開発環境と、
    該統合開発環境に組み込まれて利用される外部ツールのバージョンを管理するバージョン管理ツールと、として機能させ、
    前記バージョン管理ツールは、
    前記統合開発環境の起動後、前記統合開発環境から前記統合開発環境にインストール済みの前記外部ツールの名称及びバージョンのリストを取得する状態取得手段と、
    データベースから前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストを取得する外部ツールリスト取得手段と、
    前記状態取得手段が取得した前記外部ツールの名称及びバージョンのリストと、前記外部ツールリスト取得手段が取得した前記外部ツールの名称及び更新可能なバージョンのリストと、を比較して、差分に応じて新規インストール及び更新インストールのいずれか一方を自動的に実行するインストール実行手段と、
    を有するものとして機能させることを特徴とするバージョン管理プログラム。
  6. 前記情報処理装置を、
    前記インストール実行手段は、前記統合開発環境が推奨するバージョンに自動的に更新インストールし、該更新インストールがインストール済みの外部ツールのバージョンから古いバージョンにするものである場合に、前記インストール済みの外部ツールとは別に、前記古いバージョンの外部ツールを追加インストールする追加インストール手段をさらに有するものとして機能させることを特徴とする請求項5記載のバージョン管理プログラム。
JP2007075320A 2007-03-22 2007-03-22 情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラム Withdrawn JP2008234466A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007075320A JP2008234466A (ja) 2007-03-22 2007-03-22 情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007075320A JP2008234466A (ja) 2007-03-22 2007-03-22 情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008234466A true JP2008234466A (ja) 2008-10-02

Family

ID=39907145

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007075320A Withdrawn JP2008234466A (ja) 2007-03-22 2007-03-22 情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008234466A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112015463A (zh) * 2020-08-24 2020-12-01 中国银行股份有限公司 一种配置版本管理装置及其工作方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112015463A (zh) * 2020-08-24 2020-12-01 中国银行股份有限公司 一种配置版本管理装置及其工作方法
CN112015463B (zh) * 2020-08-24 2023-08-18 中国银行股份有限公司 一种配置版本管理装置及其工作方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8713552B2 (en) Avoiding conflict in update in distributed environment employing multiple clients
US8875105B2 (en) Efficiently developing software using test cases to check the conformity of the software to the requirements
US8266588B2 (en) Creating projects in a rational application developer workspace
US20110197097A1 (en) Incremental problem determination and resolution in cloud environments
WO2020134633A1 (zh) 一种应用程序的开发方法、装置及集成开发工具
US7937698B2 (en) Extensible mechanism for automatically migrating resource adapter components in a development environment
JP2007257046A (ja) 複数osバージョン用ソフトウェア生成装置及び複数osバージョン用ソフトウェア生成支援プログラム
JP2008282362A (ja) プログラム編集支援装置、コンピュータプログラム、プログラム編集支援方法及びplcシステム
JP2010521726A (ja) カスタマイズされたソフトウェア製品を配布する方法、システム、およびコンピュータ・プログラム
JP2010003291A (ja) ソフトウェア開発支援装置、方法、プログラム及びコンピュータ読取可能な記録媒体
JP2001356912A (ja) ソフトウェアのインストール/アップデート/アンインストールシステム
JP2015204065A (ja) テストケース生成装置及びテストケース生成方法
JP4110557B2 (ja) プログラム実行システムを備えた検査装置およびプログラミングシステム
JP2006302174A (ja) 端末機能更新システム
JP4702194B2 (ja) プログラム開発支援装置、プログラム開発支援方法およびプログラム開発支援プログラム
JP5380895B2 (ja) 管理プログラム、管理方法及び管理装置
JP2008234466A (ja) 情報処理装置、バージョン管理方法及びバージョン管理プログラム
JP2016224559A (ja) プログラム作成支援装置、制御方法およびプログラム
JP2005222221A (ja) 組込コントローラ開発ツール、組込コントローラ、及び組込コントローラ開発プロセス
KR20110075393A (ko) 복수 개의 번들간에 서로 기능을 공유할 수 있는 프레임워크 기반으로 동작하는 화상형성장치 및 이러한 화상형성장치에 번들을 설치하는 방법
JP4889593B2 (ja) 構成管理システム
JP2006302066A (ja) リモート実行機能を備えたメンテナンスシステムおよびその方法
JP2007034573A (ja) アプリケーションサーバ、ネットワークアプリケーションシステム、サポート情報自動更新プログラム、および該プログラムを記録した記録媒体
JP2012523640A (ja) 複合システムの開発または使用を支援するための方法
JP2009169628A (ja) 監視制御システムの構築装置、構築方法およびプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A761 Written withdrawal of application

Effective date: 20100406

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761