JP2005234166A - 画像形成装置 - Google Patents

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省吾 深井
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Abstract

【課題】 より簡単な構造でポリゴンモータの振動に起因する結像レンズ中央部の振動を低減させることを目的とする。これによってピッチムラ等の画像劣化及びレンズ振動による騒音の発生を防止した画像形成装置を提供することを目的とする。
【解決手段】 画像形成装置に装備された露光手段の結像レンズに、その長軸方向の中央部であって前記長軸を含む水平面と垂直な方向に突起した係止部と、結像レンズの長軸方向の少なくとも一端部に押圧部材とを設け、前記係止部を露光手段のケーシングに設けられた溝に嵌合させ、押圧部材により結像レンズを長軸方向に押圧することにより、前記係止部の側面とケーシングの側面とを圧接して結像レンズの中央部をケーシングに固定する構造とする。
【選択図】図3

Description

本発明はプリンタ、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に関し、より詳しくは、読み取った画像データをもとにレーザ光を変調し、結像レンズを通して感光体上に画像の書込を行う露光手段を有する画像形成装置に関する。
電子写真方式の画像形成装置には感光体への画像書込ユニットとして露光手段が装備されている。この露光手段は一般的な例として、レーザ光発振部、多面体反射鏡とポリゴンモータからなる光走査部(光偏向器ともいう)及びfθレンズやシリンドリカルレンズの結像レンズを有する光学ユニットと、設計によっては折り返しミラーを備えて構成されている。
この露光手段は以下のようにして感光体上に静電画像を形成する。すなわち、電子画像信号によって変調されたレーザ光がポリゴンモータにより回転駆動される多面体反射鏡によって水平方向(副走査方向)に偏向走査され、fθレンズ等の結像レンズを通過して補整され、折り返しミラーによりその光路が変更されて帯電している感光体表面に走査線として記録される。また、感光体の回転により次の行の走査線となって静電潜像が形成されていく。
このような構成の露光手段を有する画像形成装置では、ポリゴンモータの回転振動に起因する画像劣化が問題となっており、この問題を解決するために結像レンズやミラーが衝撃を受けても画像形成に影響を与えない固定方法が種々提案されている。例えば、特開平8−94897号公報には対向する二枚のレンズを形状加工して同時に上下方向から押圧し、さらに水平方向へのすべりを止める突起を設ける方法が示されている。
また特開平10−221627号公報には折り返しミラーを3箇所以上で支持又は固定し、これにより折り返しミラーの共振周波数を両端で固定する場合と比較して高い周波数域にシフトさせて、折り返しミラーの振動を低減するとともに、画像に影響する周波数成分の低減を図る方法が示されている。
特開平8−94897号公報(段落番号0006) 特開平10−221627号公報(段落番号0008)
上記の例では走査光学系のレンズやミラーにその部品の両端又は中央部に板バネなどの押圧部材を取り付けることで、走査光学系のレンズや折り返しミラーの上下方向及び前奥方向に押圧力を加えて固定する方法が採用されている。
しかしながら、ポリゴンモータの振動などの外乱がある場合、レーザ光が偏向走査される水平方向(副走査方向)に合わせて載置される結像レンズの中央部はケーシングなどに固定されていないので、その振動の影響を受けやすくなっており、その振動によりピッチムラなどの画像劣化や騒音が発生することが知られている。また、従来技術として長尺状に形成された結像レンズの中央部を上下方向に押圧し振動を抑制するといった構造も提案されているが、結像レンズの中央部を上から押圧すると結像レンズのたわみ量が大きくなり、像面湾曲などの問題が新たに発生することも知られている。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたもので、長尺状に形成された結像レンズの長軸方向に、当該結像レンズを押圧することにより、結像レンズ中央部を上下方向から押圧することなく、より簡単な構造でモータ振動に起因する結像レンズ中央部の振動を低減させることを目的とする。これによって安価で簡易な方法を用いてピッチムラ等の画像劣化や振動による騒音を防止した画像形成装置を提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、本願発明は画像形成装置の画像書込ユニットとしての露光手段において実現化される。この露光手段はレーザ発振器と、駆動モータにより回転駆動される多面体反射鏡と、長尺状に形成された結像レンズとを有して構成されている。この露光手段を有する画像形成装置では、画像電子信号をもとにレーザ光を変調し、変調されたレーザ光を多面体反射鏡の回転によって結像レンズの長軸方向に走査し、前記結像レンズにより補整されたレーザ光を感光体上に照射して静電潜像を形成する。
請求項1においては、結像レンズの長軸方向に、前記結像レンズを押圧する押圧部材の設けられた露光手段を備えた画像形成装置を提供する。
請求項2においては、結像レンズの長軸方向に押圧力をかけるほか、結像レンズの長軸を含む水平面上において長軸方向と直交する方向及び結像レンズの長軸を含む水平面と垂直な平面上において長軸方向と直交する方向のそれぞれに、前記レンズを押圧する押圧部材の設けられた露光手段を備えた画像形成装置を提供する。
請求項3においては、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置に装備された露光手段の結像レンズに、長軸方向の中央部であって前記長軸を含む水平面と垂直な方向に突起した係止部と、長軸方向の少なくとも一端部に押圧部材とを設け、係止部を露光手段のケーシングに設けられた溝に嵌合させ、押圧部材によりレンズを長軸方向に押圧することにより、係止部とケーシングとを圧接してレンズの中央部をケーシングに固定する構造とした画像形成装置を提供する。
請求項4においては、請求項3に記載の画像形成装置において、結像レンズの係止部と露光手段のケーシングとの圧接部分に摩擦力により互いに係合する部材を用いる構成とした画像形成装置を提供する。上記記載の画像形成装置によれば、以下のような作用効果が得られる。
本発明の請求項1に記載の画像形成装置によれば、長尺状に形成された結像レンズの長軸方向に積極的に押圧力をかけているので、モータ振動などの外乱に対して、結像レンズ中央部の振動を低減させることができ、結果として安価でかつ簡単な構成で、ピッチムラ等の画像劣化及び振動による騒音を防止することが可能となる。
請求項2に記載の画像形成装置によれば、結像レンズの長軸を含む水平面と平行な平面上において長軸方向と直交する方向及び結像レンズの長軸を含む水平面と垂直な平面上において長軸方向と直交する方向のそれぞれに、同時に押圧力をかけているので、モータ振動、衝撃による結像レンズの位置ずれが起こりにくくなる。
請求項3に記載の画像形成装置によれば、結像レンズ中央部を上下方向に押圧することなく中央部を固定することができるので、モータ振動などの外乱に対して結像レンズ中央部の振動を低減させることができると同時に、結像レンズのたわみ等が生じることがないので像面湾曲等の画像劣化も防止することができる。
請求項4に記載の画像形成装置によれば、結像レンズの係止部と露光手段のケーシングとの圧接部分に摩擦力により互いに係合する部材を用いているので係合部分がすべることなく、モータ振動などの外乱に対して、結像レンズ中央部の上下方向の振動も確実に防止することができる。以上のように、本願発明によれば、安価で、かつ簡単な構成でピッチムラ、像面湾曲等の画像劣化を防止することができるという優れた効果を奏し得る。
以下、本願発明に係る画像形成装置100の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。図1は画像形成装置100の全体構成図である。この画像形成装置100は、自動原稿搬送装置20、画像読取部30、画像処理部35、画像形成部40、給紙部50、定着装置60、排紙部70、自動両面コピーのための再搬送手段90を備えて構成されている。画像形成装置100の本体上部には画像読取部30と、さらにその上に自動原稿搬送装置20が搭載されている。
自動原稿搬送装置20は、原稿台22、排紙台29、給紙機構21並びに原稿搬送路から構成されている。原稿台22には原稿を複数枚載置可能な給紙皿(図示しない)が設けられ、原稿台22の下方に配置された排紙台29には、給紙機構21により原稿搬送路に送り出された原稿が、その画像が読み取られた後に、排紙されて載置される。
自動原稿搬送装置20の給紙機構21には、原稿押圧板26のほか、ピックアップローラ23、搬送ローラ24及び分離ローラ24Aの3種類のローラが配置されている。原稿台22上に記載面を上向きにして載置された原稿は、原稿押圧板26により上方に付勢されてピックアップローラ23に接触し、ピックアップローラ23の回転により原稿台22の給紙皿から排紙され、搬送ローラ24及び分離ローラ24Aにより一枚ずつ分離されて原稿搬送路に送り込まれる。
画像読取部30は原稿を照射する光源Lとミラーからなる走査ユニット31、反射光をガイドする二枚のルーフミラーからなる走行体32、fθレンズやシリンドリカルレンズなどの結像レンズ33及びCCDイメージセンサ34(以下、CCDセンサという)から構成されている。
画像読取部30では、原稿が原稿搬送路中に設けられたスリットガラス27上を通過する際に、走査ユニット31の光源Lが原稿を照射することによりその画像データを読み取り、その反射光が二枚のルーフミラーからなる走行体32および結像レンズ33を経てCCDセンサ34上に導かれて光画像として記録される。
CCDセンサ34では、読み取った光画像を電子画像データに変換して画像処理部35に送る。画像処理部35は、この電子画像データにアナログ処理、A/D変換、シェーディング補正、画像圧縮処理等を行った後、ディジタル化した画像情報のデータを画像形成部40の露光装置42へ搬送する。
画像形成部40は、表面に潜像が形成される像担持体としての感光体ドラム1を中央に有しており、感光体ドラム1の外周面に沿って動作順に、この感光体ドラム1の表面をほぼ一様に帯電する帯電装置41と、その表面上に静電潜像の書込を行う露光装置42と、感光体ドラム1の表面に形成された静電潜像にトナーを転移させてトナー画像を形成する現像装置43と、感光体ドラム1の表面上のトナー像を記録紙Pに転写する転写装置44、及び転写後の感光体ドラム1の表面を清掃するクリーニング装置45が配設されている。
画像形成部40の露光装置42では、図2に示すように、ディジタル化された画像情報データをもとに、コリメートされた半導体レーザを電気的に変調し、多面体反射鏡2(以下、ポリゴンミラーという)とfθレンズ4等によって感光体ドラム1の表面に副走査を行う。さらに感光体ドラム1を回転させることで主走査が行われ、静電潜像を感光体ドラム1上に再現する。この露光装置42の詳しい構成は後述する。
露光に先立ち、感光体ドラム1上には、帯電装置41のコロナ放電により所定の表面電荷が付与されているが、レーザ光の照射により、露光部分の電荷が露光量に応じて減じられ,結果として画像情報データに応じた静電潜像がそれぞれの感光体ドラム1上に形成される。静電潜像は、現像装置43から供給された現像剤トナーにより可視化されてトナー画像となる。
一方、画像形成装置100本体の下部には給紙部50が設けられている。記録紙Pを収容する給紙カセット51には、板バネ等の付勢手段により常時その自由端が上方向に付勢される可動板52が配置され、その上に配置される記録紙Pの最上位のものがピックアップローラ53に接触するように構成されている。
ピックアップローラ53に接触した記録紙Pは給紙カセット51から排紙され、給紙ローラ54、捌きローラ54Aによって一枚ずつ分離された後、複数の中間ローラ55にガイドされてレジストローラ56まで搬送される。
搬送された記録紙Pはレジストローラ56により記録紙Pの曲がりが修正され、給紙タイミングがとられて転写装置44に搬送される。転写装置44において感光体ドラム1上に形成されたトナー画像が記録紙P上に一括転写される。トナー画像の転写された記録紙Pは、定着装置60に搬送され定着ローラにより加熱定着処理される。図1に示すように、給紙カセット51から送り出された記録紙Pは垂直方向に形成された搬送路Aを通って定着装置60まで搬送される。
定着処理のため加熱された記録紙Pは、図示しない冷却ファンにより冷却され、排紙ローラ71に挟持されて機外に排紙されて記録紙排紙台72上に載置される。あるいは排紙路切換板73により再搬送手段90に送り込まれた片面画像処理済みの記録紙Pは、装置最下部において搬送方向が反転されて再び画像形成部40に送り込まれ両面画像処理された後、排紙部70の排紙ローラ71により排紙されて記録紙排紙台72上に載置される。
図2は画像形成装置100の走査光学系(スキャナ)を形成する露光装置42の全体構成図である。図2に示すように、露光装置42は半導体レーザ発振器6とポリゴンモータ5により定速回転されるポリゴンミラー2からなる光走査装置と、結像レンズであるfθレンズ4とシリンドリカルレンズ3とを有する光学ユニットとから構成され、これら全体がケーシング7の中に固定されて納められている。
レーザ光を偏向走査するための光走査装置としては、通常はポリゴンミラー2が使用される。鏡の材質として当初は光学ガラスが使われていたが、最近は金属ミラーが主流である。駆動用のポリゴンモータ5としては、モータ自身の回転から生じる振動を極力押さえるために空気軸受け付きのモータが使用されることがある。
光学ユニットを構成するfθレンズ4は等角速度走査されたポリゴンミラー2からの反射光を感光体ドラム1の表面上で等速度走査に直す機能を有するもので、シリンドリカルレンズ3はポリゴンミラー2の加工精度に起因する行ピッチ補正機能を有するものである。通常これら結像レンズは振動などの外乱に対しても安定するようにケーシング7に納められて固定されている。
以下、この露光装置42の作動を説明する。半導体レーザ発振器6から送り出され、画像処理部35で生成された電子画像信号により変調された平行レーザ光は光走査装置のポリゴンミラー2に入射される。等角速度回転するポリゴンミラー2で反射されたレーザ光は、その回転により水平方向(副走査方向)に偏向走査され、fθレンズ4により感光体ドラム1の表面上に一本の走査線として記録される。
fθレンズ4を一次元走査で使用し書込面である感光体ドラム1を、この走査方向と垂直な方向に機械的に移動させ、順に行を変えていくと感光体ドラム1の表面には二次元画像が形成される。便宜上、ポリゴンミラー2による走査方向をH方向(副走査方向)、それに垂直なドラム回転方向をV方向(主走査方向)と呼ぶ。
V方向にはスキャンがないのでポリゴン面の垂直度が完全なものであればfθレンズ4以外は必要がないが、ポリゴンミラー2の反射面の垂直度が僅かに倒れれば、その面による走査線が感光体ドラム1の表面ではV方向にずれて行間隔が不揃いとなる。これを防止するためV方向にのみ曲率を有するシリンドリカルレンズ3が使用されている。
以下、本願発明にかかる画像形成装置100に使用される結像レンズの押圧部材の最適な実施形態として、このシリンドリカルレンズ3を例にして説明する。本願発明はこの実施態様に限定するものではなく、他の結像レンズであるfθレンズ4に対しても適用が可能である。また、fθレンズ4とシリンドリカルレンズ3が一体として一つのレンズで構成されることもある。
図2に示すように、このシリンドリカルレンズ3はポリゴンミラー2によるH方向走査(副走査方向)の最終段に設けられており、ケーシング幅いっぱいの長尺状に形成されている。そして、その両端が固定部材8によりケーシング7に弾性部材で固定されている。しかし、通常、シリンドリカルレンズ3の中央部はたわみによる像面湾曲の問題の発生を防止するため、レンズ上面から押圧されることなくケーシング7から開放されている。
ところで、このポリゴンモータ5の回転動バランスが崩れると振動が生じ、この振動が外乱となってケーシング7から開放されているシリンドリカルレンズ3の中央部が振動を起こす場合がある。このシリンドリカルレンズ3の中央部が振動すると、走査線のV方向のピッチが等間隔にならず画像の劣化をもたらすことになる。このピッチムラを解消するため、本願発明ではシリンドリカルレンズ3の中央部を上部より押圧力をかけることなく、長軸方向に押圧することによりケーシング7に固定する。
図3は本願発明に係る押圧部材82を有する固定部材8を設けたシリンドリカルレンズ3の構成図である。図3(a)は上面図であり、(b)は正面図である。図4は係止部81とケーシング7の溝86との係合を示す図である。また図5は従来方法による固定部材8を有するシリンドリカルレンズ3の構成図である。変更のない同一部分については同一符号を使用して表示する。
従来構成図である図5(b)に示すように、シリンドリカルレンズ3はレーザ光の透過出口側に凸面状に形成され、直方体状の枠体85に収められて構成されている。枠体85は底部中央に開口部分を有している。シリンドリカルレンズ3の中央下部にはV方向に突起した係止部81が設けられており、この係止部81は枠体85の開口部分からV方向下部に突出して、ケーシング7に設けられた溝86と嵌合する。
図3に示すように、枠体85の両端には金属体で構成される固定部材8が設けられている。この固定部材8には、枠体85をV方向に押圧するスプリング84と、レーザ光の走査方向であるH方向と水平面上で直角の方向に押圧する板バネ83が設けられている。さらに本発明の特徴であるH方向へのシリンドリカルレンズ3の押圧部材である板バネ82が設けられ、全体としてシリンドリカルレンズ3を直角座標軸系の3軸方向へ押圧できるように構成されている。
このように構成されたシリンドリカルレンズ3とその固定部材8は以下のようにしてケーシング7に固定される。枠体85に納められたシリンドリカルレンズ3は、その係止部81を下方向にしてケーシング7の底部に設けられた溝86と嵌合し位置決めされる。枠体85と固定部材8は同時にケーシング7の底部上に載置され固定されるとともに、ケーシング7の両側板に挟持されて固定される。
この状態で、シリンドリカルレンズ3はスプリング84によってV方向へ押圧され、板バネ83によってHV平面に対して垂直な方向(上下方向)へ押圧される。さらにシリンドリカルレンズ3は板バネ82によってH方向にも押圧される結果、シリンドリカルレンズ3の係止部81も押圧方向に移動し、その側面部がケーシング7の溝86の側面部と圧接して係合することによりシリンドリカルレンズ3の中央部がケーシング7に固定される。
係止部81の側面部及びケーシング7の底部に形成された溝86の側面部に摩擦係数の大きな部材を使用すれば、圧接によって摩擦力は増大し、相互の部材の係合による固定効果はさらに増大する。これによりポリゴンモータ5の回転動バランスの乱れによる振動が生じてもシリンドリカルレンズ3の中央部の振動を抑えることができ、画像劣化の原因を排除することができる。
以上、本発明は露光装置42のシリンドリカルレンズ3を最適な適用例として説明したが、本願発明は上記実施形態に限定されるものではない。同時に使用されるfθレンズ4についても同様に適用可能である。また固定方法も本願実施形態に限定するものではない。本発明の要旨を逸脱しない範囲内において変更を加え得ることは勿論である。
本願発明は長尺状に形成された結像レンズについて適用しているが、半導体レーザ光を感光体ドラム1へ導く光路を変更する反射ミラーが使用されている場合には、このミラーについても同様に適用が可能な場合もある。
本願発明の実施の形態である画像形成装置の全体構成図である。 走査光学系を形成する露光装置の全体構成図である。 本願発明に係る押圧部材を有する長尺状に形成された結像レンズの構成図である。 結像レンズの係止部とケーシングの溝との係合を示す図である。 従来方法の固定部材を有する結像レンズの構成図である。
符号の説明
1 感光体ドラム
2 多面体反射鏡(ポリゴンミラー)
3 シリンドリカルレンズ(結像レンズ)
4 fθレンズ(結像レンズ)
5 ポリゴンモータ(駆動モータ)
6 半導体レーザ発振器
7 ケーシング
8 固定部材
30 画像読取部
40 画像形成部
42 露光装置(露光手段)
81 係止部
82 板バネ(押圧部材)
85 枠体
86 溝
100 画像形成装置
P 記録紙

Claims (4)

  1. レーザ発振器と、駆動モータにより回転駆動される多面体反射鏡と、長尺状に形成された結像レンズとを有して構成される露光手段であって、前記レーザ発振器の発するレーザ光を画像電子情報によって変調し、変調された前記レーザ光を前記多面体反射鏡の回転によって前記結像レンズの長軸方向に走査し、前記結像レンズにより補整された前記レーザ光を感光体上に照射して静電潜像を形成する露光手段を有する画像形成装置において、
    前記結像レンズの長軸方向に、前記結像レンズを押圧する押圧部材を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記結像レンズの前記長軸を含む水平面上において前記長軸方向と直交する方向及び前記水平面と垂直な平面上において前記長軸方向と直交する方向のそれぞれに、前記結像レンズを押圧する押圧部材を設けていることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記結像レンズはケーシングに納められており、
    前記結像レンズに、前記長軸方向の中央部であって前記水平面と垂直な方向に突起した係止部と前記長軸方向の少なくとも一端部に押圧部材とを設け、
    前記係止部を前記ケーシングに設けられた溝に嵌合させ、前記押圧部材により前記結像レンズを前記長軸方向に押圧することにより、前記係止部と前記ケーシングとを圧接して前記結像レンズの中央部を前記ケーシングに固定することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記係止部と前記ケーシングとの圧接する部分に摩擦力により互いに係合する部材を用いることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
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