JP2005233250A - 弁装置 - Google Patents

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正明 大橋
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Abstract

【課題】供給される液体を複数の排液口に切り替えて排出する弁装置における内部漏液を防止することである。
【解決手段】弁座面5の中心の周りに同心円上に設けた各排水口の周囲に、それぞれシールパッキン13を装着し、回転摺動するディスク状の弁体4と弁座面5との間で各排水口の周囲を個別にシールすることにより、給水管部1aから弁室3に供給される水を、内部漏水を生じさせることなく、複数の排水管部2a、2b、2c、2d、2eに連なる各排水口に切り替えて排出できるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、供給される液体を複数の排液口に切り替えて排出する弁装置に関する。
供給される液体を複数の排液口に切り替えて排出する弁装置には、例えば、便座に設けられる衛生洗浄装置に用いられたものとして、図3(a)、(b)に示すような切替弁がある(例えば、特許文献1参照。)。この切替弁は、洗浄水が給水管部41から供給される弁室47を形成するケーシング46内に、肛門洗浄水管部42、ビデ洗浄水管部43、リバース水管部44および排水管部45にそれぞれ連通する複数の通路(排水口)51b、51c(各々図示省略)、51d、51eを弁座面の同心円上に形成した固定ディスク51と、固定ディスク51の中心の回りに弁座面と回転摺動し、各通路51b、51c、51d、51eに選択的に重なる第1および第2連通用路(通液孔)52a、52bを形成した回動ディスク(弁体)52とを収嵌し、弁室47に供給される洗浄水を各通路51b、51c、51d、51eから各水管部42、43、44、45に切り替えて排出するものである。
なお、上記切替弁では、固定ディスク51の中心に給水管部41と連通する通路51aも形成され、回動ディスク52の第1連通用路52aは、通路51aと常に重なるようになっている。また、回動ディスク52の背面側には水密を図る弾性部材53が介装され、弾性部材53には、固定ディスク51の各通路51a〜51eと対応した通孔が形成されている。
特開平7−119196号公報(第4頁、第5図)
特許文献1に記載された従来の弁装置は、固定ディスクの弁座面や弁体である回動ディスク等の加工精度が悪い場合、および長期に渡って使用され、弁座面や回動ディスクの摺動面に摩耗等が生じた場合に、弁座面の所望の排液口以外の排液口へ液体が漏れてしまうという、いわゆる内部漏液が生じる問題がある。また、弁室への供給液圧が高くなった場合も内部漏液しやすくなる。
そこで、本発明の課題は、供給される液体を複数の排液口に切り替えて排出する弁装置における内部漏液を防止することである。
上記の課題を解決するために、本発明は、供給される液体を排出する複数の排液口を、弁座面の中心の周りの同心円上に設け、前記複数の排液口と選択的に重なる少なくとも1つの通液孔を設けたディスク状の弁体を、前記弁座面の中心の回りに弁座面と回転摺動させ、前記供給される液体を前記複数の排液口に切り替えて排出する弁装置において、前記弁座面の各排液口の周囲に、それぞれシールパッキンを設けた構成を採用した。
すなわち、弁座面の中心の周りに同心円上に設けた各排液口の周囲に、それぞれシールパッキンを設けることにより、回転摺動する弁体と弁座面との間で各排液口の周囲を個別にシールし、弁座面や弁体の加工精度が悪かったり、弁座面や弁体の摺動面に摩耗等が生じたりしても、また、供給される液体の圧力が高くなっても内部漏液が生じないようにした。
前記弁体を摺動樹脂材料で形成することにより、弁体をよりスムーズに回転摺動させることができる。摺動樹脂材料としては、ポリイミド樹脂、ポリアミドイミド樹脂、ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリアセタール樹脂、ポリアミド樹脂、ポリエチレン樹脂等を用いることができる。
前記各排液口の周囲のシールパッキンを、前記弁座面の中心の周りで一体に繋がるように形成することにより、弁座面の中心の周りでの弁体のシールパッキンへの当たりをより均一にし、弁体をより安定して回転摺動させることができる。また、シールパッキンを一つずつシール溝に装着する手間が省け、組立時間を短縮することもできる。
前記弁装置は、便座に設けられる衛生洗浄装置の切替弁に好適である。
本発明の弁装置は、弁座面の中心の周りに同心円上に設けた各排液口の周囲に、それぞれシールパッキンを設け、回転摺動する弁体と弁座面との間で各排液口の周囲を個別にシールするようにしたので、弁座面や弁体の加工精度が悪かったり、弁座面や弁体の摺動面に摩耗等が生じたりしても、また、供給される液体の圧力が高くなっても内部漏液を防止することができる。
前記弁体を摺動樹脂材料で形成することにより、弁体をよりスムーズに回転摺動させることができる。
前記各排液口の周囲のシールパッキンを、前記弁座面の中心の周りで一体に繋がるように形成することにより、弁座面の中心の周りでの弁体のシールパッキンへの当たりをより均一にし、弁体をより安定して回転摺動させることができる。シールパッキンを一つずつシール溝に装着する手間が省け、組立時間を短縮することもできる。
以下、図面に基づき、本発明の実施形態を説明する。この弁装置は、便座に設けられる衛生洗浄装置の切替弁であり、図1(a)、(b)に示すように、洗浄水が供給される給水管部1aを設けた下ケーシング1と、肛門洗浄ノズルやビデ洗浄ノズル等へ洗浄水を排出する5つの排水管部2a、2b、2c、2d、2eを設けた上ケーシング2とで形成される弁室3内で、ディスク状の弁体4を上ケーシング2の下面の弁座面5にステッピングモータ6で回転摺動させ、給水管部1aから供給される洗浄水を、各排水管部2a、2b、2c、2d、2eへ切り替えて排出するものである。
前記上ケーシング2は、下部を下ケーシング1の上部に内嵌され、タッピングねじ7でステッピングモータ6と一緒に下ケーシング1に固定されている。また、上ケーシング2の中心に設けられた筒部8には、ステッピングモータ6の出力軸6aと弁体4を連結する軸継手9が回転自在に内嵌され、弁体4は、下ケーシング1の中心に設けられた穴部10に配設された圧縮コイルばね11により、弁座面5に押し付けられている。上ケーシング2の下ケーシング1への内嵌部および軸継手9の筒部8への内嵌部には、それぞれOリング12a、12bが装着されている。
図2(a)、(b)、(c)に示すように、前記上ケーシング2の弁座面5には、その中心の周りに各排水管部2a、2b、2c、2d、2eへの排水口5a、5b、5c、5d、5eが同心円上に設けられ、これらの各排水口5a、5b、5c、5d、5eの周囲に、それぞれシールパッキン13が装着されている。また、弁体4は摺動樹脂材料であるポリフェニレンサルファイド樹脂で形成され、弁座面5と回転摺動したときに各排水口5a、5b、5c、5d、5eと選択的に重なる1つの通水孔4aが設けられている。
前記シールパッキン13はニトリルブタジエンゴム(NBR)で形成され、弁座面5の中心の周りで一体に繋がっている。このシールパッキン13は、各排水口5a、5b、5c、5d、5eの周囲を個別にシールして内部漏液を防止するとともに、弁体4を安定して回転摺動させる働きもする。シールパッキン13の素材としては、NBRのほかにエチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)、フッ素ゴム、シリコーンゴム等を用いることができ、これらにフッ素系のオイル等を含浸させたり、弁体4との摺接部にグリースを塗布したりして、摺動摩擦抵抗をさらに小さくすることもできる。
上述した弁装置について、給水管部からの供給水圧を2段階に変え、それぞれの供給水圧に対して内部漏水試験を行った。比較例として、上記弁座面にシールパッキンを装着しない弁装置についても試験を行った。内部漏水試験は、弁体の通水孔が重なり合わない全ての排水口からの内部漏水量V(ml/分)を所定の経過時間毎に測定する方法で行った。試験条件は、以下の通りである。
・供給水圧:98、196KPa
・測定時の経過時間:24、48、168、744時間
Figure 2005233250
表1に、上記内部漏水量Vの測定結果を示す。比較例の弁装置は供給水圧が98KPaでも24時間で既に内部漏水が生じているのに対し、シールパッキンを装着した実施例の弁装置は、供給水圧を196KPaと高くしても全く内部漏水が生じていない。したがって、この内部漏水試験の結果より、本発明に係る弁装置は、非常に優れた耐内部漏水性を有することが分かる。
上述した実施形態では、衛生洗浄装置に用いられる切替弁とし、弁座面に排水口を5つ設け、弁体に1つの通水孔を設けたものとしたが、本発明に係る弁装置は、供給される任意の液体を複数の排液口に切り替えて排出するものに採用でき、弁室の形態や排水口および通水孔の数は実施形態のものに限定されることはない。また、弁体も樹脂材料のものに限定されることはなく、ステンレス鋼等の金属材料で形成してもよい。
aは弁装置の実施形態を示す切欠き正面図、bはaの平面図 a、b、cは、それぞれ図1(a)のA−A線、B−B線およびC−C線に沿った断面図 aは従来の弁装置を示す縦断面図、bはaの正面図
符号の説明
1 下ケーシング
1a 給水管部
2 上ケーシング
2a、2b、2c、2d、2e 排水管部
3 弁室
4 弁体
4a 通水孔
5 弁座面
5a、5b、5c、5d、5e 排水口
6 ステッピングモータ
6a 出力軸
7 タッピングねじ
8 筒部
9 軸継手
10 穴部
11 圧縮コイルばね
12a、12b Oリング
13 シールパッキン

Claims (4)

  1. 供給される液体を排出する複数の排液口を、弁座面の中心の周りの同心円上に設け、前記複数の排液口と選択的に重なる少なくとも1つの通液孔を設けたディスク状の弁体を、前記弁座面の中心の回りに弁座面と回転摺動させ、前記供給される液体を前記複数の排液口に切り替えて排出する弁装置において、前記弁座面の各排液口の周囲に、それぞれシールパッキンを設けたことを特徴とする弁装置。
  2. 前記弁体を摺動樹脂材料で形成した請求項1に記載の弁装置。
  3. 前記各排液口の周囲のシールパッキンを、前記弁座面の中心の周りで一体に繋がるように形成した請求項1または2に記載の弁装置。
  4. 前記弁装置が便座に設けられる衛生洗浄装置の切替弁である請求項1乃至3のいずれかに記載の弁装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011042981A (ja) * 2009-08-21 2011-03-03 Aisin Seiki Co Ltd 人体局部洗浄装置
KR200463609Y1 (ko) 2008-04-23 2012-11-13 리, 훼이유 용변 후 인체의 부분 부위를 세정하는 장치의 제어 밸브
KR101510627B1 (ko) 2008-05-09 2015-04-10 코웨이 주식회사 복수 개의 유입구와 배출구를 갖는 유로전환밸브
JP2016080077A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 日立アプライアンス株式会社 冷媒切替弁および冷媒切替弁を備える冷蔵庫
CN110260022A (zh) * 2019-06-05 2019-09-20 鲁浩杰 一种浓水排放回流一体调节阀

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