JP2004076860A - ディスク式バルブ - Google Patents

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Abstract

【課題】吐出水へのグリースの混入が抑制されたディスク式バルブを提供する。
【解決手段】液体流入口2a、2bと、液体流出口2cと、液体流入口に連通する第1貫通穴5a、5bと液体流出口に連通する第2貫通穴5cが形成された第1ディスク5と、一方の端面に第1ディスクの第1貫通穴と第2貫通穴とに連通可能な凹部7aが形成されると共に前記一方の端面を第1ディスクの一方の端面に摺接させた第2ディスクとを備え、第2ディスク径方向外方に閉鎖空間14が形成され、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動して前記凹部と第1ディスクの第1貫通穴との重畳の度合いが調整されるディスク式バルブであって、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面が自己潤滑性を有し、第1貫通穴を第2ディスク径方向外方の閉鎖空間に常時連通させる連通路5dを備え、第1ディスクの前記一方の端面の第2ディスクとの摺接部に隣接する部位が前記閉鎖空間に接している。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シングルレバー湯水混合水栓、単水栓等に使用可能なディスク式バルブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
液体流入口と、液体流出口と、液体流入口に連通すると共に板厚方向に延在する第1貫通穴と液体流出口に連通すると共に板厚方向に延在する第2貫通穴とが形成された第1ディスクと、一方の端面に第1ディスクの第1貫通穴と第2貫通穴とに連通可能な凹部が形成されると共に前記一方の端面を第1ディスクの一方の端面に摺接させた第2ディスクとを備え、第2ディスク径方向外方に閉鎖空間が形成され、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動して第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの第1貫通穴との重畳の度合いが調整されるように構成されたディスク式バルブが、シングルレバー湯水混合水栓、単水栓等に従来から使用されている。
従来のディスク式バルブにおいては、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面はグリースで潤滑されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のディスク式バルブには、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面に付着したグリースが、第1ディスクの第1貫通穴から第2ディスクの凹部を通って第1ディスクの第2貫通穴へ流れる水に連行されて、微量ながら吐出水に混入し、経時的にグリースが減少してディスクバルブの操作性が悪化するという問題があった。
本発明は上記問題に鑑みてなされたものであり、液体流入口と、液体流出口と、液体流入口に連通すると共に板厚方向に延在する第1貫通穴と液体流出口に連通すると共に板厚方向に延在する第2貫通穴とが形成された第1ディスクと、一方の端面に第1ディスクの第1貫通穴と第2貫通穴とに連通可能な凹部が形成されると共に前記一方の端面を第1ディスクの一方の端面に摺接させた第2ディスクとを備え、第2ディスク径方向外方に閉鎖空間が形成され、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動して第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの第1貫通穴との重畳の度合いが調整されるように構成されたディスク式バルブであって、吐出水へのグリースの混入が抑制され、長期に亘って良好な操作性が維持されるディスク式バルブを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明においては、液体流入口と、液体流出口と、液体流入口に連通すると共に板厚方向に延在する第1貫通穴と液体流出口に連通すると共に板厚方向に延在する第2貫通穴とが形成された第1ディスクと、一方の端面に第1ディスクの第1貫通穴と第2貫通穴とに連通可能な凹部が形成されると共に前記一方の端面を第1ディスクの一方の端面に摺接させた第2ディスクとを備え、第2ディスク径方向外方に閉鎖空間が形成され、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動して第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの第1貫通穴との重畳の度合いが調整されるように構成されたディスク式バルブであって、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面が自己潤滑性を有し、第1貫通穴を第2ディスク径方向外方の閉鎖空間に常時連通させる連通路を備え、第1ディスクの前記一方の端面の第2ディスクとの摺接部に隣接する部位が前記閉鎖空間に接していることを特徴とするディスク式バルブを提供する。
本発明に係るディスク式バルブにおいては、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面が自己潤滑性を有しているので、当該摺接面を潤滑するためのグリースを必要としない。従って、吐出水へのグリースの混入が抑制される。
前記摺接面の自己潤滑性は、前記摺接面に水膜が形成されることにより発現する。本発明に係るディスク式バルブにおいては、連通路を介して第1貫通穴に常時連通する第2ディスク径方向外方の閉鎖空間が常時満水状態にあるので、第1ディスクの一方の端面の前記閉鎖空間に接する部分は常時接水している。従って、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動するのと同時に、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面に水膜が形成され、前記摺接面の自己潤滑性が発現する。
ディスク式バルブが長期に亘って止水状態にあると、前記摺接面に形成された水膜が乾燥して減少する。従って、第2ディスクを第1ディスクに相対摺動させる際の始動時に、摺接面の水膜不足で前記相対摺動が困難になる可能性がある。本発明に係るディスク式バルブにおいては、以下の理由で係る困難を生じない。第1ディスクは一次圧により第2ディスクに常時押し付けられている。本発明に係るディスク式バルブにおいては、第1ディスクの一方の端面の前記閉鎖空間に接する部分に一次圧が常時加わり、当該一次圧は第1ディスクを第2ディスクから引き離す方向に作用するので、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面の面圧は低い。従って、第2ディスクを第1ディスクに相対摺動させる際の始動時に、仮に摺接面が水膜不足となっていても、第2ディスクは第1ディスクに容易に相対摺動できる。
第2ディスクを第1ディスクに対して容易に始動でき、始動と同時に両者の摺接面に水膜が形成されて自己潤滑性が発現するので、本発明に係るディスク式バルブにおいては長期に亘って良好な操作性が維持される。
【0005】
本発明の好ましい態様においては、前記連通路は、第1ディスクの前記一方の端面に形成された溝である。
本発明の好ましい態様においては、前記連通路は、第1ディスクに形成された第1貫通穴の一部である。
第1ディスクの前記一方の端面に形成された溝を介して第1貫通穴を前記閉鎖空間に常時連通させても良く、或いは、第1貫通穴の一部を前記閉鎖空間に直接常時連通させても良い。
【0006】
本発明の好ましい態様においては、ディスク式バルブは、一方の端面が第2ディスクの他方の端面に摺接する円環状の第3ディスクを備え、第2ディスクは第3ディスクの中央開口を常時覆って第3ディスクに相対摺動し、第2ディスクと第3ディスクとの摺接面は自己潤滑性を有し、第3ディスクの前記一方の端面の第2ディスクとの摺接部に隣接する部位が前記閉鎖空間に接している。
第1ディスクと第3ディスクとの間に形成される空間であって、第2ディスク径方向外方の空間を、第1貫通穴に常時連通する閉鎖空間にすれば、当該閉鎖空間の止水を容易に行うことができる。
【0007】
本発明の好ましい態様においては、液体流入口は互いに独立した湯流入口と水流入口とを有し、第1ディスクの第1貫通穴は互いに独立した湯流入口連通穴と水流入口連通穴とを有し、第2ディスクの凹部は第1ディスクの湯流入口連通穴と水流入口連通穴とに連通可能であり、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動して、第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの湯流入口連通穴との重畳の度合いと、第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの水流入口連通穴との重畳の度合いとが調整され、前記連通路は湯流入口連通穴及び/又は水流入口連通穴を第2ディスク径方向外方の閉鎖空間に常時連通させる。
上記構成を有するディスク式バルブは、シングルレバー湯水混合水栓に使用可能である。
【0008】
【発明の実施の形態】
本発明の第1実施例に係るディスク式バルブを説明する。
図1、2に示すように、ディスク式バルブAは、大径部と小径部とを有する合成樹脂製の円筒状のカートリッジケース1と、カートリッジケース1の大径側端部に嵌合固定された合成樹脂製の円板状のパッキンガイド2とを備えている。カートリッジケース1内周面とパッキンガイド2外周面との当接部は、Oリング3によりシールされている。パッキンガイド2を板厚方向に貫通する、互いに独立した湯流入口2a、水流入口2b、湯水流出口2cが、パッキンガイド2に形成されている。湯流入口2a、水流入口2b、湯水流出口2cと図示しない給湯口、給水口、湯水流出口を有する水栓本体との接続部をシールするパッキン4が、パッキンガイド2に取り付けられている。
【0009】
セラミック製の円板状の第1ディスク5が、カートリッジケース1内に配設され、パッキンガイド2に嵌合固定されている。第1ディスク5を板厚方向に貫通すると共に、湯流入口2a、水流入口2b、湯水流出口2cに連通する互いに独立した第1穴5a、第2穴5b、第3穴5cが、第1ディスク5に形成されている。第1ディスク5の、パッキンガイド2から離隔する側の端面5′に、第1穴5aから端面5′の周縁部まで延在する溝5dが形成されている。端面5′は鏡面仕上げされている。第1穴5a、第2穴5b、第3穴5cと湯流入口2a、水流入口2b、湯水流出口2cとの連通部をシールするパッキン6が配設されている。
【0010】
長円板状のセラミック製の第2ディスク7が、カートリッジケース1内に配設されている。第2ディスク7の鏡面仕上げされた一方の端面7′が第1ディスク5の鏡面仕上げされた端面5′に摺接している。端面7′はDLC(ダイヤモンドライクカーボン)等の自己潤滑材で被覆されている。端面7′に、第1ディスク5の第1穴5a、第2穴5b、第3穴5cに連通可能な凹部7aが形成されている。
第2ディスク7の他方の端面を把持し、第2ディスク7と一体化して第2ディスク7の一部を形成する合成樹脂製の把持具8が、カートリッジケース1内に配設されている。把持具8の第2ディスク7から離隔する側の端面にボス8aが形成されている。
【0011】
金属製や合成樹脂製のレバー9が、カートリッジケース1の小径側端部を通ってカートリッジケース1内へ挿入されている。レバー9の、カートリッジケース1小径側端部を貫通する部位は、球状膨出部9aを形成している。球状膨出部9aに摺接し、球状膨出部9aを、球心O回りに三次元的に回転可能に支持するレバーガイド10が、カートリッジケース1内に配設されている。レバー9の、カートリッジケース1小径側端部貫通部をシールするパッキン11が配設されている。
レバー9の、カートリッジケース1内へ挿入された一端は、半球状膨出部9bを形成している。半球状膨出部9bは把持具8のボス8a内へ挿入されている。レバー9の端面を形成する半球状膨出部9bの切断面に、V字溝9cが形成されている。V字溝9cの底部は、ボス8aの中心軸線Xに直交してボス8aを貫通するピン12に係合している。ピン12は、半球状膨出部9bの球心O′を通って延在している。半球状膨出部9bに摺接するパッキン13が、ボス8aに嵌合している。
【0012】
第2ディスク7の径方向外方に閉鎖空間14が形成されている。閉鎖空間14はレバー9の球状膨出部9a近傍迄延びている。第1ディスク5の端面5′に形成された溝5dを介して、第1ディスク5の第1穴5aは、閉鎖空間14に常時連通している。
【0013】
ディスクバルブAの作動を説明する。
図1の状態では、凹部7aは第3穴5cに連通するが、第1穴5a、第2穴5bには連通しない。第1穴5a、第2穴5b、第3穴5cは第2ディスク7により閉鎖されている。給湯口から第1穴5aへ供給された湯が、溝5dを介して第1穴5aに常時連通する閉鎖空間14へ流入し、閉鎖空間14に充満している。端面5′の閉鎖空間14に接する部位は常時接水している。
鏡面仕上げされた端面5′と鏡面仕上げされた面端面7′とが密着することにより、第1ディスク5と第2ディスク7との摺接面はシールされている。従って、第1穴5aと閉鎖空間14とに充満する湯と、第2穴5bに充満する水とは、第3穴5cへ流入せず、ディスクバルブAから湯水流出口へ湯水は流出しない。
【0014】
図1で球心O通って紙面に垂直に延在する軸線回りにレバー9が反時計方向へ回転し、第2ディスク7が第1ディスク5に相対摺動して、図2(a)、(b)の状態になると、凹部7aは、第1穴5a、第2穴5b、第3穴5cに連通する。給湯口から第1穴5aへ供給された湯と、給水口から第2穴5bへ供給された水とが、凹部7aを通って第3穴5cへ流入する。この結果、混合湯水がディスクバルブAから湯水流出口へ流出する。図1で球心O通って紙面に垂直に延在する軸線回りのレバー9の回転角度が調整されることにより、ディスクバルブAから湯水流出口へ流出する湯水の流量が調整される。
球心Oを通って軸線Xに平行に延在する軸線X1回りにレバー9が回転し、第2ディスク7が第1ディスク5に相対回転摺動して、図2(c)の状態になると、凹部7aは、第1穴5aと第3穴5cとに連通する。給湯口から第1穴5aへ供給された湯が、凹部7aを通って第3穴5cへ流入する。この結果、湯がディスクバルブAから湯水流出口へ流出する。
軸線X1回りにレバー9が回転し、第2ディスク7が第1ディスク5に相対回転摺動して、図2(d)の状態になると、凹部7aは、第2穴5bと第3穴5cとに連通する。給水口から第2穴5bへ供給された水が、凹部7aを通って第3穴5cへ流入する。この結果、水がディスクバルブAから湯水流出口へ流出する。軸線X1回りのレバー9の回転角度が調整されることにより、凹部7aと第1穴5a、第2穴5bとの重畳の度合いが調整され、湯と水との混合比が調整され、ディスクバルブAから流出する湯水の温度が調整される。
【0015】
ディスク式バルブAにおいては、端面7′が自己潤滑材で被覆され、第1ディスク5と第2ディスク7との摺接面が自己潤滑性を有しているので、当該摺接面を潤滑するためのグリースを必要としない。従って、吐出水へのグリースの混入が抑制される。
第1ディスク5と第2ディスク7との摺接面の自己潤滑性は、当該摺接面に水膜が形成されることにより発現する。ディスク式バルブAにおいては、溝5dを介して第1穴5aに常時連通する閉鎖空間14が常時満水状態にあるので、端面5′の閉鎖空間14に接する部分は常時接水している。従って、第2ディスク7が第1ディスク5に相対摺動するのと同時に、第1ディスク5と第2ディスク7との摺接面に水膜が形成され、前記摺接面の自己潤滑性が発現する。従って、レバー9に僅かの外力を印加すれば、第2ディスク7を第1ディスク5に相対摺動させることができる。
ディスク式バルブAが長期に亘って止水状態にあると、前記摺接面に形成された水膜が乾燥して減少する。従って、第2ディスク7を第1ディスク5に相対摺動させる際の始動時に、摺接面の水膜不足で前記相対摺動が困難になる可能性がある。ディスク式バルブAにおいては、以下の理由で係る困難を生じない。第1ディスク5は一次圧により第2ディスク7に常時押し付けられている。ディスク式バルブAにおいては、第1ディスクの端面5′の閉鎖空間14に接する部分に一次圧が常時加わり、当該一次圧は第1ディスク5を第2ディスク7から引き離す方向に作用するので、第1ディスク5と第2ディスク7との摺接面の面圧は低い。従って、第2ディスク7を第1ディスク5に相対摺動させる際の始動時に、仮に両者の摺接面が水膜不足となっていても、第2ディスク7は第1ディスク5に容易に相対摺動でき、レバー9に僅かの外力を印加すれば、第2ディスク7を第1ディスク5に容易に相対摺動させることができる。
第2ディスク7を第1ディスク5に対して容易に始動でき、始動と同時に両者の摺接面に水膜が形成されて自己潤滑性が発現するので、ディスク式バルブAにおいては長期に亘って良好な操作性が維持される。
【0016】
本発明の第2実施例に係るディスク式バルブを説明する。
図3〜5に示すように、ディスク式バルブBは、大径部と小径部とを有する合成樹脂製の円筒状のカートリッジケース21と、カートリッジケース21の大径側端部に嵌合固定された合成樹脂製の円板状のパッキンガイド22とを備えている。カートリッジケース21内周面とパッキンガイド22外周面との当接部は、Oリング23によりシールされている。パッキンガイド22を板厚方向に貫通する、互いに独立した湯流入口22a、水流入口22b、湯水流出口22cが、パッキンガイド22に形成されている。湯流入口22a、水流入口22b、湯水流出口22cと図示しない給湯口、給水口、湯水流出口を有する水栓本体との接続部をシールするパッキン24が、パッキンガイド22に取り付けられている。
【0017】
セラミック製の円板状の第1ディスク25が、カートリッジケース21内に配設され、パッキンガイド22に嵌合固定されている。第1ディスク25を板厚方向に貫通すると共に、湯流入口22a、水流入口22b、湯水流出口22cに連通する互いに独立した第1穴25a、第2穴25b、第3穴25cが、第1ディスク25に形成されている。第1ディスク25の、パッキンガイド22から離隔する側の端面25′に、第1穴25aから端面25′の周縁部まで延在する溝25dが形成されている。端面25′は鏡面仕上げされている。第1穴25a、第2穴25b、第3穴25cと湯流入口22a、水流入口22b、湯水流出口22cとの連通部をシールするパッキン26が配設されている。
【0018】
長円板状のセラミック製の第2ディスク27が、カートリッジケース21内に配設されている。第2ディスク27の鏡面仕上げされた一方の端面27′が第1ディスク25の鏡面仕上げされた端面25′に摺接している。端面27′はDLC等の自己潤滑材で被覆されている。端面27′に、第1ディスク25の第1穴25a、第2穴25b、第3穴25cに連通可能な凹部27aが形成されている。第2ディスク27の、他方の端面27″も鏡面仕上げされており、且つDLC等の自己潤滑材で被覆されている。端面27″に凹部27bが形成されている。
【0019】
セラミック製の円環板状の第3ディスク28がカートリッジケース21内に配設されている。第3ディスク28はカートリッジケース21に嵌合固定されている。カートリッジケース21内周面と第3ディスク28外周面との当接部は、Oリング23′によりシールされている。第3ディスク28の第2ディスク27に対峙する端面28′は鏡面仕上げされている。
第2ディスク27の鏡面仕上げされた他方の端面27″は、第3ディスク28の中央開口を常時覆って、第3ディスク28の鏡面仕上げされた端面28′に摺接している。
【0020】
金属製や合成樹脂製のレバー29が、カートリッジケース21の小径側端部を通ってカートリッジケース21内へ挿入されている。レバー29は、カートリッジケース21小径側端部に摺動回転可能に嵌合する円筒状のレバーガイド30に挿通され、レバーガイド30の周壁を貫通するピン31を用いて、ピン31回りに回転可能に、レバーガイド30に取り付けられている。レバー29のピン31が挿通されたボス部29aは、レバーガイド30の矩形断面中心穴の周壁に摺接している。
レバー29の、カートリッジケース21内へ挿入された端部29bは、第3ディスク28の中央開口を介して、第2ディスク27の凹部27b内へ挿入されている。端部29bに摺接する合成樹脂製のアダプタ32が、凹部27bに嵌合している。端部29bは、ピン31回りに揺動可能に、且つ凹部27bの中心軸線Y回りに凹部27bに相対回転不能に、アダプタ32を介して凹部27bに係合している。
【0021】
第2ディスク27の径方向外方に、且つ第1ディスク25と第3ディスク28とに挟まれて、閉鎖空間33が形成されている。第1ディスク25の端面25′に形成された溝25dを介して、第1ディスク25の第1穴25aは、閉鎖空間33に常時連通している。
【0022】
ディスクバルブBの作動を説明する。
図3の状態では、凹部27aは第3穴25cに連通するが、第1穴25a、第2穴25bには連通しない。第1穴25a、第2穴25b、第3穴25cは第2ディスク27により閉鎖されている。給湯口から第1穴25aへ供給された湯が、溝25dを介して第1穴25aに常時連通する閉鎖空間33へ流入し、閉鎖空間33に充満している。端面25′の閉鎖空間33に接する部位は常時接水している。
鏡面仕上げされた端面25′と鏡面仕上げされた端面27′とが密着することにより、第1ディスク25と第2ディスク27との摺接面はシールされている。従って、第1穴25aと閉鎖空間33とに充満する湯と、第2穴25bに充満する水とは、第3穴25cへ流入せず、ディスクバルブBから湯水流出口へ湯水は流出しない。
鏡面仕上げされた端面27″と鏡面仕上げされた端面28′とが密着することにより、第2ディスク27と第3ディスク28との摺接面はシールされている。第2ディスク27の端面27″は、第3ディスク28の中央開口を常時覆っている。従って、第1穴25aと閉鎖空間33とに充満する水は、カートリッジケース21の小径側端部へは漏出せず、ディスクバルブBから漏出しない。
【0023】
図3でピン31回りにレバー29が反時計方向へ回転し、第2ディスク27が第1ディスク25と第3ディスク28とに相対摺動して、図5の状態になると、凹部27aは、第1穴25a、第2穴25b、第3穴25cに連通する。給湯口から第1穴25aへ供給された湯と、給水口から第2穴25bへ供給された水とが、凹部27aを通って第3穴25cへ流入する。この結果、混合湯水がディスクバルブBから湯水流出口へ流出する。ピン31回りのレバー29の回転角度が調整されることにより、ディスクバルブBから湯水流出口へ流出する湯水の流量が調整される。
ピン31の中心軸線に直交して軸線Yに平行に延在する軸線Y1回りにレバー29が回転し、第2ディスク27が第1ディスク25と第3ディスク28とに相対回転摺動して、凹部27aが、第1穴25aと第3穴25cとに連通すると、給湯口から第1穴25aへ供給された湯が、凹部27aを通って第3穴25cへ流入する。この結果、湯がディスクバルブBから湯水流出口へ流出する。
軸線Y1回りにレバー29が回転し、第2ディスク27が第1ディスク25と第3ディスク28とに相対回転摺動して、凹部27aが、第2穴25bと第3穴25cとに連通すると、給水口から第2穴25bへ供給された水が、凹部27aを通って第3穴25cへ流入する。この結果、水がディスクバルブBから湯水流出口へ流出する。
軸線Y1回りのレバー29の回転角度が調整されることにより、凹部27aと第1穴25a、第2穴25bとの重畳の度合いが調整され、湯と水との混合比が調整され、ディスクバルブBから流出する湯水の温度が調整される。
【0024】
ディスク式バルブBにおいては、端面27′、27″が自己潤滑材で被覆され、第1ディスク25と第2ディスク27との摺接面と、第2ディスク27と第3ディスク28との摺接面とが自己潤滑性を有しているので、当該摺接面を潤滑するためのグリースを必要としない。従って、吐出水へのグリースの混入が抑制される。
第1ディスク25と第2ディスク27との摺接面の自己潤滑性と、第2ディスク27と第3ディスク28との摺接面の自己潤滑性とは、当該摺接面に水膜が形成されることにより発現する。ディスク式バルブBにおいては、溝25dを介して第1穴25aに常時連通する閉鎖空間33が常時満水状態にあるので、端面25′の閉鎖空間33に接する部分と、端面28′の閉鎖空間33に接する部分とは、常時接水している。従って、第2ディスク27が第1ディスク25と第3ディスク28とに相対摺動するのと同時に、第1ディスク25と第2ディスク27との摺接面と、第2ディスク27と第3ディスク28との摺接面とに水膜が形成され、前記摺接面の自己潤滑性が発現する。従って、レバー29に僅かの外力を印加すれば、第2ディスク27を第1ディスク25と第3ディスク28とに相対摺動させることができる。
ディスク式バルブBが長期に亘って止水状態にあると、前記摺接面に形成された水膜が乾燥して減少する。従って、第2ディスク27を第1ディスク25と第3ディスク28とに相対摺動させる際の始動時に、摺接面の水膜不足で前記相対摺動が困難になる可能性がある。ディスク式バルブBにおいては、以下の理由で係る困難を生じない。第1ディスク25は一次圧により第2ディスク27に常時押し付けられている。ディスク式バルブBにおいては、第1ディスクの端面25′の閉鎖空間33に接する部分に一次圧が常時加わり、当該一次圧は第1ディスク25を第2ディスク27から引き離す方向に作用するので、第1ディスク25と第2ディスク27との摺接面の面圧と、第2ディスク27と第3ディスク28との摺接面の面圧とは低い。従って、第2ディスク27を第1ディスク25と第3ディスク28とに相対摺動させる際の始動時に、仮に三者の摺接面が水膜不足となっていても、第2ディスク27は第1ディスク25と第3ディスク28とに容易に相対摺動でき、レバー29に僅かの外力を印加すれば、第2ディスク27を第1ディスク25と第3ディスク28とに容易に相対摺動させることができる。第2ディスク27を第1ディスク25と第3ディスク28とに対して容易に始動でき、始動と同時に三者の摺接面に水膜が形成されて自己潤滑性が発現するので、ディスク式バルブBにおいては長期に亘って良好な操作性が維持される。
第2ディスク27に摺接する第1ディスク25と、第2ディスク27に摺接する第3ディスク28との間に閉鎖空間33を形成したので、端面25′、27′、27″、28′を鏡面仕上げして、第2ディスク27と第1ディスク25との摺接部、第2ディスク27と第3ディスク28との摺接部をシールすることにより、閉鎖空間33の止水を容易に行うことができ、閉鎖空間33からの漏水、特にカートリッジケース21の小径部側への漏水を容易に防止することができる。
【0025】
閉鎖空間14、33に一次圧が加わるので、閉鎖空間14、33に接するカートリッジケース1、21をPPS(ポリフェニレンサルファイド)、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)、PEEK(ポリエーテルエーテルケトン)、PSU(ポリサルボン)等の高強度素材で形成するのが望ましい。汎用性の高いPPSは特に好ましい。
ディスクバルブA、Bは、単一のレバーを揺動回動操作して吐出水の水温と流量とを調整するシングルレバー湯水混合水栓に使用できる。
水流入口2b、22b、第2穴5b、25bを廃止し、レバー9、29の軸線X1、Y1回りの回転を不能にし、凹部7a、27aと第1穴5a、25aとの重畳の度合いのみを調整可能とし、湯流入口2a、22aを給水口に接続すれば、ディスクバルブA、Bを、レバーを揺動操作して水の吐出流量を調整する単水栓に使用できる。
端面5′、25′に形成した溝を介して、第2穴5b、25bを、閉鎖空間14、33に常時連通させても良い。電気温水器等を経由した湯を第1穴5a、25aに供給する場合には、第1穴5a、25aの上流に減圧弁が配設される。この場合に第1穴5a、25aを、閉鎖空間14、33に常時連通させると、第1ディスク5、25の両端面間で相殺される圧力は低圧の湯圧であり、高圧の水圧は相殺されない。この結果、第1ディスク5、25と第2ディスク7、27との摺接面の面圧は余り軽減されない。従って、第1穴5a、25aの上流に減圧弁が配設される場合には、第2穴5b、25bを閉鎖空間14、33に常時連通さるのが好ましい。
溝5d、25dを形成するのに代えて、第1穴5a、25aの端面5′、25′側端部の一部が、閉鎖空間14、33に常時接するように、第1穴5a、25aを形成しても良い。
第1穴5aと第2穴5bとを閉鎖空間14に常時連通させ、第1穴25aと第2穴25bとを閉鎖空間33に常時連通させても良い。この場合には、一方の穴から他方の穴への逆流を防止するための逆止弁をそれぞれの穴の上流側に配設するのが望ましい。
凹部7aに代えて、第2ディスク7を貫通する穴を形成し、把持具8と第2ディスク7との当接部の前記穴近傍部をOリング等によりシールしても良い。
第2ディスク27の端面27″中央部に少量のシリコングリースを塗布しても良い。長期止水後に第2ディスク27を第1ディスク25と第3ディスク28とに相対摺動させる際の始動時に、第2ディスク27と第3ディスク28との摺接面の摺動抵抗を低減させ、第2ディスク27を第1ディスク25と第3ディスク28とに容易に相対摺動させることができる。第2ディスク27の端面27″中央部は、直接には通水に接しないので、通水にシリコングリースが混入するおそれは殆ど無い。
【0026】
【発明の効果】
上記説明から分かるように、本発明に係るディスク式バルブにおいては、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面が自己潤滑性を有しているので、当該摺接面を潤滑するためのグリースを必要としない。従って、吐出水へのグリースの混入が抑制される。
前記摺接面の自己潤滑性は、前記摺接面に水膜が形成されることにより発現する。本発明に係るディスク式バルブにおいては、連通路を介して第1貫通穴に常時連通する第2ディスク径方向外方の閉鎖空間が常時満水状態にあるので、第1ディスクの一方の端面の前記閉鎖空間に接する部分は常時接水している。従って、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動するのと同時に、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面に水膜が形成され、前記摺接面の自己潤滑性が発現する。
ディスク式バルブが長期に亘って止水状態にあると、前記摺接面に形成された水膜が乾燥して減少する。従って、第2ディスクを第1ディスクに相対摺動させる際の始動時に、摺接面の水膜不足で前記相対摺動が困難になる可能性がある。本発明に係るディスク式バルブにおいては、以下の理由で係る困難を生じない。第1ディスクは一次圧により第2ディスクに常時押し付けられている。本発明に係るディスク式バルブにおいては、第1ディスクの一方の端面の前記閉鎖空間に接する部分に一次圧が常時加わり、当該一次圧は第1ディスクを第2ディスクから引き離す方向に作用するので、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面の面圧は低い。従って、第2ディスクを第1ディスクに相対摺動させる際の始動時に、仮に摺接面が水膜不足となっていても、第2ディスクは第1ディスクに容易に相対摺動できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係るディスクバルブの構造図である。(a)は縦断面図であり、(b)は(a)のb−b矢視図である。(a)中の矢印b−bよりも下方部分は、(b)の折れ線a−aに沿った断面図である。
【図2】本発明の第1実施例に係るディスクバルブの構造図である。(a)は縦断面図であり、(b)、(c)、(d)は(a)のb−b矢視図である。(a)中の矢印b−bよりも下方部分は、(b)の折れ線a−aに沿った断面図である。
【図3】本発明の第2実施例に係るディスクバルブの縦断面図である。図中の矢印b−bよりも下方部分は、図1(a)と同様の折れ線に沿った断面図である。
【図4】本発明の第2実施例に係るディスクバルブの分解斜視図である。
【図5】本発明の第2実施例に係るディスクバルブの縦断面図である。図中の矢印b−bよりも下方部分は、図2(a)と同様の折れ線に沿った断面図である。
【符号の説明】
A、B ディスクバルブ
1、21 カートリッジケース
2、22 パッキンガイド
5、25 第1ディスク
5a、25a 第1穴
5b、25b 第2穴
5c、25c 第3穴
5d、25d 溝
7、27 第2ディスク
7a、27a 凹部
8 把持具
9、29 レバー
10、30 レバーガイド
14、33 閉鎖空間
28 第3ディスク

Claims (5)

  1. 液体流入口と、液体流出口と、液体流入口に連通すると共に板厚方向に延在する第1貫通穴と液体流出口に連通すると共に板厚方向に延在する第2貫通穴とが形成された第1ディスクと、一方の端面に第1ディスクの第1貫通穴と第2貫通穴とに連通可能な凹部が形成されると共に前記一方の端面を第1ディスクの一方の端面に摺接させた第2ディスクとを備え、第2ディスク径方向外方に閉鎖空間が形成され、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動して第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの第1貫通穴との重畳の度合いが調整されるように構成されたディスク式バルブであって、第1ディスクと第2ディスクとの摺接面が自己潤滑性を有し、第1貫通穴を第2ディスク径方向外方の閉鎖空間に常時連通させる連通路を備え、第1ディスクの前記一方の端面の第2ディスクとの摺接部に隣接する部位が前記閉鎖空間に接していることを特徴とするディスク式バルブ。
  2. 前記連通路は、第1ディスクの前記一方の端面に形成された溝であることを特徴とする請求項1に記載のディスク式バルブ。
  3. 前記連通路は、第1ディスクに形成された第1貫通穴の一部であることを特徴とする請求項1に記載のディスク式バルブ。
  4. 一方の端面が第2ディスクの他方の端面に摺接する円環状の第3ディスクを備え、第2ディスクは第3ディスクの中央開口を常時覆って第3ディスクに相対摺動し、第2ディスクと第3ディスクとの摺接面は自己潤滑性を有し、第3ディスクの前記一方の端面の第2ディスクとの摺接部に隣接する部位が前記閉鎖空間に接していることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のディスク式バルブ。
  5. 液体流入口は互いに独立した湯流入口と水流入口とを有し、第1ディスクの第1貫通穴は互いに独立した湯流入口連通穴と水流入口連通穴とを有し、第2ディスクの凹部は第1ディスクの湯流入口連通穴と水流入口連通穴とに連通可能であり、第2ディスクが第1ディスクに相対摺動して、第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの湯流入口連通穴との重畳の度合いと、第2ディスクの前記凹部と第1ディスクの水流入口連通穴との重畳の度合いとが調整され、前記連通路は湯流入口連通穴及び/又は水流入口連通穴を第2ディスク径方向外方の閉鎖空間に常時連通させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載のディスク式バルブ。
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