JP2005232514A - 金属微粒子および金属微粒子の製造方法 - Google Patents

金属微粒子および金属微粒子の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2005232514A
JP2005232514A JP2004041659A JP2004041659A JP2005232514A JP 2005232514 A JP2005232514 A JP 2005232514A JP 2004041659 A JP2004041659 A JP 2004041659A JP 2004041659 A JP2004041659 A JP 2004041659A JP 2005232514 A JP2005232514 A JP 2005232514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
metal
fine particles
powder
particles
metal fine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2004041659A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4304668B2 (ja
Inventor
Hisato Tokoro
久人 所
Shigeo Fujii
重男 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Proterial Ltd
Original Assignee
Hitachi Metals Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Metals Ltd filed Critical Hitachi Metals Ltd
Priority to JP2004041659A priority Critical patent/JP4304668B2/ja
Priority to US10/934,515 priority patent/US7285329B2/en
Priority to DE602004010778T priority patent/DE602004010778T2/de
Priority to EP04023618A priority patent/EP1568427B1/en
Priority to EP07005287A priority patent/EP1800774B1/en
Publication of JP2005232514A publication Critical patent/JP2005232514A/ja
Priority to US11/681,049 priority patent/US20070151417A1/en
Priority to US11/681,059 priority patent/US7892316B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4304668B2 publication Critical patent/JP4304668B2/ja
Priority to US12/984,134 priority patent/US8323374B2/en
Priority to US12/984,204 priority patent/US8398741B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Metal Powder And Suspensions Thereof (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Soft Magnetic Materials (AREA)

Abstract

【課題】 金属Fe微粒子を合成する際に、磁気特性を低下させるγ相の析出を抑制する。
【解決手段】 Feの酸化物粉末と元素X(X:Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Zn)を含む化合物粉末と、ほう素若しくは炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末とを混合した粉末を、窒素を含む雰囲気中で熱処理することによって得られる金属微粒子の製造方法であって、
前記金属微粒子は、ほう素、窒素、炭素のから選ばれる少なくとも一つを主要元素として含む化合物(以下、B/C/N化合物)で被覆された金属微粒子であることを特徴とする金属微粒子の製造方法を用いる。
【選択図】 図1

Description

磁気テープ、磁気記録ディスク等の磁気記録媒体や、電波吸収体、インダクタ、プリント基板等の電子デバイス(ヨークなどの軟磁性形状体)の原材料に用いる磁性金属粒子およびその製造方法に関する。
電子機器の小型軽量化に伴い、電子デバイスを構成する原材料自体もナノサイズ化が要求されている。同時にデバイスの高性能化も実現しなければならない。例えば、磁気記録密度の向上を目的として、磁気テープに塗布する磁性粒子のナノサイズ化と磁化の向上が同時に要求される。
ナノ磁性粒子の製法は、共沈法や水熱合成法などで代表される液相合成法が主流であった。上記液相法で得られるナノ磁性粒子はフェライトやマグネタイトなどの酸化物粒子であった。また、最近では金属有機物質の熱分解を利用した手法がとられており、例えばFe(CO)からFeのナノ粒子を合成するものがある。
金属の磁性粒子は酸化物に比べて磁化が大きいため、工業的利用への期待が大きい。しかし、金属粒子は容易に酸化するため、磁性が劣化したり粒子が激しく酸化して燃えてしまう、といった問題が生じ、乾燥粒子として取り扱うことが難しかった。そのため、フェライトやマグネタイトなどの酸化物粒子がより広く利用されてきた(特許文献1)。
粒径が1μm以下の金属粒子を乾燥粒子として取り扱う際、金属としての機能を損なわせないためには、粒子を直接大気(酸素)に触れさせないようにするため、粒子表面に被膜を付与することが不可欠である。そこで、金属粒子をグラファイトでコーティングする手法が報告されている(特許文献2)。また、窒化ほう素(BN)による金属粒子の被覆が挙げられる。
上記被覆により、例えばFeのナノ粒子を安定に合成することが可能となった。一般にFeは常温・常圧下で体心立方構造のα相が安定であるが、非特許文献1にあるように、粒子サイズが75nmよりも微細化すると面心立方構造のγ相が常温・常圧下で安定に存在することが知られている。上記γ相は室温で常磁性を示すため、γ相の出現はFeの磁気特性低下の原因となる。微小γ−Fe粒子は単純冷却によってはα相へと変態せず、その変態は応力などの外力によって誘起される。
特開2000−30920号公報(第9〜11頁、図2) 特開平9−143502号公報(第3〜4頁、図5) 「アクタ・メタラージカ 15 1967(Acta Metallurgica 15 1967)」1967年、p.1133
表面被覆された微粒子合成法により、1μm以下の金属粒子を合成することができる。しかし、金属Fe粒子が微細化すると面心立方構造を有する常磁性のγ相が析出するため、磁気特性が低下するという問題があった。本発明は上記γ相の析出を抑制するものである。
金属Feで構成される微粒子におけるγ相析出を抑制する方法を鋭意検討した結果、本発明に至った。
(1) 本発明の金属微粒子は、Feの酸化物を還元することにより得られた金属微粒子であって、α−Feを主組織とする金属粒子を有し、
前記金属粒子の表面は、ほう素、窒素、炭素から選ばれる少なくとも一つを主要元素として含む化合物で被覆されており、
平均粒径が1μm以下であることを特徴とする。
以下、“ほう素、窒素、炭素から選ばれる少なくとも一つを主要元素として含む化合物”をB/C/N化合物と呼ぶ。この化合物には、例えばBNやBNCが含まれる。より好ましくは、前記平均粒径が0.1μm以下である金属微粒子とする。
ここで、平均粒径とは、例えば、微粒子の粉末を試料として、電子顕微鏡写真を撮影して測定するものである。写真内で任意の面積内にある微粒子について各々の直径を測定して平均値を求める。すなわち、N個の微粒子について(N≧50個)、前記直径を測定し、平均直径=(測定した直径の総和)/Nとして表わす。写真に代えて、イメージを取得し、パソコンと画像処理ソフトを利用して直径を測定してもよい。Nを多くするのは、微粒子の断面が重心を通っている場合と通っていない場合を平均化して均す為である。さらに、個々の微粒子の粒径とは、例えば1個の微粒子について、観察している断面を見たときの外径に相当する。断面が円形でない場合には最大長さと最小長さの平均値を、その微粒子の粒径と見なす。
(2) 上記(1)に記載の金属微粒子において、Feを主要元素とする他は、元素X(Xは次の元素から選択される少なくとも1種:Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Zn)を1mass%以上且つ50mass%未満含むことを特徴とする。ここでmass%とは、本発明の金属微粒子の単位質量を100としたときに、その100に含まれる元素X1の量を百分率で表わしたものである。
(3) 上記(2)に記載の金属微粒子において、X線回折パターンにおいて面心立方構造を有するγ−Feの(111)回折ピークと体心立方構造を有するα−Feの(110)回折ピークの強度比I(111)/I(110)が0.3以下であることを特徴とする。
(4) 上記(2)に記載の金属微粒子において、飽和磁化が100Am/kg以上であることを特徴とする。ここで、飽和磁化≧100Am/kgという式は、飽和磁化≧100emu/gという式に相当する。
(5) 本発明の金属微粒子の製造方法は、Feの酸化物粉末と、元素X(Xは次の元素から選択される少なくとも1種:Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Zn)を含む化合物粉末と、ほう素若しくは炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末とを混合した粉末を、窒素を含む雰囲気中で熱処理することを特徴とする。ここで、ほう素、窒素、炭素のから選ばれる少なくとも一つを主要元素として含む化合物は、B/C/N化合物と称する。
(6) 上記(5)に記載の金属微粒子の製造方法において、前記混合は機械的解砕を加えながら混合することを特徴とする。
(7) 上記(5)に記載の金属微粒子の製造方法において、前記熱処理は800℃以上の温度で熱処理されることを特徴とする。
本発明の金属微粒子は、上記(5)の製造方法で製造される金属微粒子であって、前記金属粒子の表面は、ほう素、窒素、炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物(以下、B/C/N化合物)で被覆されており、平均粒径が1μm以下であることを特徴とする金属超微粒子である。
更に、本発明の金属微粒子は、上記(5)の製造方法で製造される金属微粒子であって、X線回折パターンにおいて面心立方構造を有するγ−Feの(111)回折ピークと体心立方構造を有するα−Feの(110)回折ピークの強度比I(111)/I(110)が0.3以下であることを特徴とする金属超微粒子であり、常磁性成分であるγ−Fe相の析出を抑制した金属微粒子である。
本発明によりγ相の析出を抑制し、耐酸化性に優れ、なおかつ良好な磁気特性を有する金属微粒子を得ることが出来る。
上記(1)の本発明は金属微粒子の合成方法および金属微粒子の被覆方法に相当する。上記製法において用いられるFeの酸化物粉末は、目標とする金属微粒子の粒径に合わせてその粒径を自由に選択することができる。実用的には1〜1000nmの範囲が好適である。Feの酸化物粉末とは、例えばFe、Fe、FeOが挙げられる。
上記製法において用いられる元素X(Xは次の元素から選択される少なくとも1種:Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Zn)を含む化合物粉末は、目標とする金属微粒子の粒径に合わせてその粒径を自由に選択することができる。実用的には1〜10000nmの範囲が好ましい。なお、本明細書では、1〜10000nmの範囲とは、1nm以上且つ10000nmの範囲内であることに相当する。
元素Xは、Feと合金化した場合に1000℃以上の高温でもα相が安定となる元素から選ばれるのが好ましく、Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Znの少なくとも一つを含むことが好ましい。元素Xを含む化合物粉末は、最終的に金属微粒子とした時に元素Xが1〜50mass%の範囲で含まれることがγ相の抑制に好適である。元素Xを添加することによりα−Fe相の微粒子が生成し、X線回折パターンにおいて面心立方構造を有するγ−Feの(111)回折ピークと体心立方構造を有するα−Feの(110)回折ピークの強度比I(111)/I(110)が0.3以下となる。
元素Xを含む化合物は、元素X単体であっても構わないが、炭化物(X−C)、ほう化物(X−B)、窒化物(X−N)、酸化物(X−O)であっても構わない。特にX−Oの場合は熱処理中に後述の炭素、ホウ素を含む化合物粉末によって還元され得ることが好ましい。
ほう素、炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末の粒径は1nm〜1mmの範囲が好ましく、より還元反応を効率的に行なうためには1nm〜0.1mmの範囲が好ましい。
上記Feの酸化物の粉末と元素X(Xは次の元素から選ばれる少なくとも1種:Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Zn)を含む化合物粉末、およびほう素、炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末との混合には、乳鉢、スターラー、V字型ミキサー、ボールミル、振動ミル、その他一般的な攪拌機の中から選択できる。粉末の凝集を回避し、より均一に混合するには有機溶媒や水を用いた湿式混合が好ましい。
ほう素、炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末の混合比は、Feの酸化物を還元する化学量論比近傍が好ましく、より好ましくはほう素、炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末が上記化学量論比よりも過剰となることが好ましい。ほう素、炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末が不足すると、熱処理中にFeの酸化物粉末が十分に還元されないだけでなく、Feの酸化物粉末が焼結してしまい、最終的にバルク化してしまうので適さない。
熱処理時の雰囲気は非酸化性雰囲気が好ましい。例えばAr,Heなどの不活性ガスやN、CO、NHなどを使用することができるが、これらに限定されない。また熱処理温度および時間は還元反応が十分進行するに足る条件であることが好ましい。
上記製造方法により、Feの酸化物を還元することにより得られた金属粒子であって、前記金属粒子の表面はほう素、窒素、炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物(以下、B/C/N化合物)で被覆されており、平均粒径が1μm以下であることを特徴とする金属微粒子を得ることができる。
(実施例1)
平均粒径0.03μmのα−Fe粉73gと平均粒径20μmのGe粉2.7gおよび平均粒径0.02μmのカーボンブラック粉24.3gをそれぞれ秤量し、ボールミル混合機にて16時間混合した。上記配合では、質量比でFe:Ge=95:5となる。得られた混合粉をアルミナボートに適量充填し、窒素ガス中にて1000℃×2時間の熱処理を行なった。室温まで冷却した後にアルミナボートを取り出し、熱処理された試料粉末を回収した。
上記試料粉末のX線回折パターンを図1に示す。リガク製解析ソフト「Jade,ver.5」にて解析すると、図1の回折パターンは面心立方構造のγ−Fe(111)と体心立方構造のα−Fe(110)に同定された。図1のグラフの横軸は回折の2θ(°)に相当し、縦軸はIntensity即ち回折の強度I(但し、単位(a.u.)は相対値)に相当する。各回折ピーク強度の比(I(111)/I(110))を表1に示す。また、半値幅より求めたα−Feの平均粒径は92nmであった。
上記粉末試料の磁気特性をVSM(振動型磁力計)により測定した結果を表1に示す。後述する比較例に比べてピーク強度は小さく、高い飽和磁化が得られている。
(実施例2)
Geの代わりにAlを用いた以外は実施例1と同様に試料粉末を作製した。上記試料粉末のX線回折パターンを図1に示す。リガク製解析ソフト「Jade,ver.5」にて解析すると、図1の回折パターンは面心立方構造のγ−Fe(111)と体心立方構造のα−Fe(110)に同定された。各回折ピーク強度の比および半値幅より求めたα−Feの平均粒径を表1に示す。
また、VSMにより測定した上記試料粉末の磁気特性を表1に示す。後述する比較例に比べてピーク強度は小さく、高い飽和磁化が得られている。
(実施例3)
平均粒径0.03μmのα−Fe粉73gと平均粒径20μmの炭化バナジウム(VC)粉3.8gおよび平均粒径0.02μmのカーボンブラック粉23.2gをそれぞれ秤量し、ボールミル混合機にて16時間混合した。上記配合では、質量比でFe:V=95:5となる。得られた混合粉をアルミナボートに適量充填し、窒素ガス中にて1000℃×2時間の熱処理を行なった。室温まで冷却した後にアルミナボートを取り出し、熱処理された試料粉末を回収した。
上記試料粉末のX線回折パターンを図1に示す。また、各回折ピーク強度の比およびα−Feの平均粒径を表1に示す。また、VSMにより測定した上記試料粉末の磁気特性を表1に示す。後述する比較例に比べてピーク強度は小さく、高い飽和磁化が得られている。
(比較例1)
元素Xを含む化合物は添加せずに、平均粒径0.03μmのα−Fe粉75gと平均粒径0.02μmのカーボンブラック粉25gをそれぞれ秤量し、ボールミル混合機にて16時間混合した。得られた混合粉をアルミナボートに適量充填し、窒素ガス中にて1000℃×2時間の熱処理を行なった。室温まで冷却した後にアルミナボートを取り出し、熱処理された試料粉末を回収した。
上記試料粉末のX線回折パターンを図1に示す。また実施例と同様に得られた強度比(I(111)/I(110))、平均粒径、および磁気特性を表1に示す。実施例1〜3に比べてI(111)ピーク強度が大きく、飽和磁化が低いことが分かる。
Figure 2005232514
本発明は、磁気テープ、磁気記録ディスク等の磁気記録媒体や、電波吸収体、インダクタ、プリント基板等の電子デバイス(ヨークなどの軟磁性形状体)の原材料に用いる磁性金属粒子およびその製造方法として利用することが出来る。
試料粉末のX線回折パターンを示すグラフである。

Claims (7)

  1. Feの酸化物を還元することにより得られた金属微粒子であって、
    α−Feを主組織とする金属粒子を有し、
    前記金属粒子の表面は、ほう素、窒素、炭素から選ばれる少なくとも一つを主要元素として含む化合物で被覆されており、
    平均粒径が1μm以下であることを特徴とする金属微粒子。
  2. 請求項1に記載の金属微粒子であって、Feを主要元素とする他は、元素X(Xは次の元素から選択される少なくとも1種:Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Zn)を1mass%以上且つ50mass%未満含むことを特徴とする金属微粒子。
  3. 請求項2に記載の金属微粒子であって、X線回折パターンにおいて面心立方構造を有するγ−Feの(111)回折ピークと体心立方構造を有するα−Feの(110)回折ピークの強度比I(111)/I(110)が0.3以下であることを特徴とする金属微粒子。
  4. 請求項2に記載の金属微粒子であって、飽和磁化が100Am/kg以上であることを特徴とする金属微粒子。
  5. Feの酸化物粉末と元素X(Xは次の元素から選ばれる少なくとも1種:Al,As,Be,Cr,Ga,Ge,Mo,P,Sb,Si,Sn,Ti,V,W,Zn)を含む化合物粉末と、ほう素若しくは炭素の少なくとも一つを主要元素として含む化合物粉末とを混合した粉末を、窒素を含む雰囲気中で熱処理することによって得られる金属微粒子の製造方法であって、
    前記金属微粒子は、ほう素、窒素、炭素から選ばれる少なくとも一つを主要元素として含む化合物で被覆された金属微粒子であることを特徴とする金属微粒子の製造方法。
  6. 前記混合は、機械的解砕を加えながら混合することを特徴とする請求項5に記載の金属微粒子の製造方法。
  7. 前記熱処理は、800℃以上の温度で熱処理されることを特徴とする請求項5に記載の金属微粒子の製造方法。











JP2004041659A 2004-02-18 2004-02-18 金属微粒子および金属微粒子の製造方法 Expired - Fee Related JP4304668B2 (ja)

Priority Applications (9)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004041659A JP4304668B2 (ja) 2004-02-18 2004-02-18 金属微粒子および金属微粒子の製造方法
US10/934,515 US7285329B2 (en) 2004-02-18 2004-09-07 Fine composite metal particles and their production method, micro-bodies, and magnetic beads
EP04023618A EP1568427B1 (en) 2004-02-18 2004-10-04 Production method of fine composite metal particles
EP07005287A EP1800774B1 (en) 2004-02-18 2004-10-04 Fine composite metal particles and magnetic beads
DE602004010778T DE602004010778T2 (de) 2004-02-18 2004-10-04 Verfahren zum Herstellen feiner Metallverbundpartikel
US11/681,049 US20070151417A1 (en) 2004-02-18 2007-03-01 Fine composite metal particles and their production method, micro-bodies, and magnetic beads
US11/681,059 US7892316B2 (en) 2004-02-18 2007-03-01 Fine composite metal particles and their production method, micro-bodies, and magnetic beads
US12/984,134 US8323374B2 (en) 2004-02-18 2011-01-04 Fine composite metal particles and their production method, micro-bodies, and magnetic beads
US12/984,204 US8398741B2 (en) 2004-02-18 2011-01-04 Fine composite metal particles and their production method, micro-bodies, and magnetic beads

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004041659A JP4304668B2 (ja) 2004-02-18 2004-02-18 金属微粒子および金属微粒子の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005232514A true JP2005232514A (ja) 2005-09-02
JP4304668B2 JP4304668B2 (ja) 2009-07-29

Family

ID=35015770

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004041659A Expired - Fee Related JP4304668B2 (ja) 2004-02-18 2004-02-18 金属微粒子および金属微粒子の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4304668B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009249739A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hitachi Metals Ltd 金属磁性微粒子及びその製造方法、圧粉磁芯
JP2013065844A (ja) * 2011-08-31 2013-04-11 Toshiba Corp 磁性材料、磁性材料の製造方法およびインダクタ素子
JP2014192454A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Hitachi Metals Ltd 複合被覆軟磁性金属粉末の製造方法および複合被覆軟磁性金属粉末、並びにこれを用いた圧粉磁心
JP2016183367A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 Jx金属株式会社 ヒ素の貯蔵方法
CN116169275A (zh) * 2023-04-25 2023-05-26 北京科技大学 一种锗包覆硅氧复合材料及其制备方法和应用

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009249739A (ja) * 2008-04-11 2009-10-29 Hitachi Metals Ltd 金属磁性微粒子及びその製造方法、圧粉磁芯
JP2013065844A (ja) * 2011-08-31 2013-04-11 Toshiba Corp 磁性材料、磁性材料の製造方法およびインダクタ素子
JP2014192454A (ja) * 2013-03-28 2014-10-06 Hitachi Metals Ltd 複合被覆軟磁性金属粉末の製造方法および複合被覆軟磁性金属粉末、並びにこれを用いた圧粉磁心
JP2016183367A (ja) * 2015-03-25 2016-10-20 Jx金属株式会社 ヒ素の貯蔵方法
CN116169275A (zh) * 2023-04-25 2023-05-26 北京科技大学 一种锗包覆硅氧复合材料及其制备方法和应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP4304668B2 (ja) 2009-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4895151B2 (ja) 鉄系ナノサイズ粒子およびその製造方法
Salavati-Niasari et al. Preparation of cobalt nanoparticles from [bis (salicylidene) cobalt (II)]–oleylamine complex by thermal decomposition
JP4560784B2 (ja) 金属微粒子およびその製造方法ならびに磁気ビーズ
EP1568427B1 (en) Production method of fine composite metal particles
JP5359905B2 (ja) 金属微粒子およびその製造方法ならびに磁気ビーズ
JP6851448B2 (ja) 軟磁性粉末の熱処理方法
JP5732945B2 (ja) Fe−Ni系合金粉末
JP5556756B2 (ja) 鉄系ナノサイズ粒子およびその製造方法
JP5168637B2 (ja) 金属磁性微粒子及びその製造方法、圧粉磁芯
JP4766276B2 (ja) 被覆金属微粒子及びその製造方法
JP2007046074A5 (ja)
JP2007046074A (ja) 金属微粒子およびその製造方法
JP2007294841A (ja) 磁気記録媒体用金属磁性粉末およびその製造法
JP2008308711A (ja) 磁性超微粒子及びその製造方法
JP2008081818A (ja) ニッケル―鉄合金ナノ粒子の前駆体粉末の製造方法およびニッケル―鉄合金ナノ粒子の前駆体粉末、ニッケル―鉄合金ナノ粒子の製造方法およびニッケル―鉄合金ナノ粒子
JP4288674B2 (ja) 磁性金属微粒子の製造方法および磁性金属微粒子
JP4304668B2 (ja) 金属微粒子および金属微粒子の製造方法
JP4811658B2 (ja) 被覆金属微粒子およびその製造方法、
JP2012156438A (ja) 磁性粒子およびその製造方法、磁気記録用磁性粉、ならびに磁気記録媒体
JP2004281846A (ja) 高周波磁性材料およびそれを用いた高周波磁性部品、並びに製造方法
JP4775713B2 (ja) 被覆金属微粒子の粉末および磁気ビーズ
JP2008069431A (ja) 磁性粒子の製造方法および磁性粒子
JP4444191B2 (ja) 高周波磁性材料、高周波磁性デバイス、及び高周波磁性材料の製造方法
JP2011181170A (ja) 磁気記録媒体用金属磁性粉末
JP2005281786A (ja) 磁性金属粒子およびその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080902

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090403

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090416

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4304668

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120515

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130515

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees