JP2005231829A - ウェブ搬送装置 - Google Patents

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JP2005231829A
JP2005231829A JP2004044251A JP2004044251A JP2005231829A JP 2005231829 A JP2005231829 A JP 2005231829A JP 2004044251 A JP2004044251 A JP 2004044251A JP 2004044251 A JP2004044251 A JP 2004044251A JP 2005231829 A JP2005231829 A JP 2005231829A
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Takeshi Watanabe
武志 渡辺
Takeshi Terakado
武 寺門
Hideki Iwanaga
秀規 岩永
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Ricoh Printing Systems Ltd
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Abstract

【課題】印刷装置のウェブ搬送機構におけるドライブローラユニットについて、ウェブに損傷を与える危険性を回避しつつ、駆動ローラおよび押付けローラによるウェブ保持力を更に向上させ、搬送開始時における駆動ローラとウェブ間のスリップ発生を防止することである。
【解決手段】駆動ローラの表面を硬度60°〜90°の弾性材で被覆して駆動ローラとウェブ間の接触面積および摩擦係数を増大させて、駆動ローラおよび押付けローラによるウェブ保持力を向上させることにより、ウェブ搬送開始時における駆動ローラとウェブ間のスリップ発生を更に抑えることが可能となる。更に、駆動ローラの表面を被覆する弾性材の硬度と押付けローラ表面層の弾性材の硬度とを等しくすることで、ウェブとの接触点付近における駆動ローラおよび押付けローラ表面の変形量に偏りがなくなり、ウェブにローラの圧痕が付くことを防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は長尺のウェブに対する印刷装置におけるウェブ搬送機構に関する。
近年の連続ウェブ対応印刷装置においては、印刷速度高速化に伴い、ウェブ装填の頻度を減らすべく、ウェブをロール状に巻いて保管し、1ロール当たり20,000頁以上印刷が可能なロール状ウェブを印刷装置前段に設けた前処理装置に装填して印刷装置内部に取り込む形式が実用化されている。ウェブの材質は多くの場合、紙であるが、プラスチックシートなどが用いられる場合もある。
図2に従来技術の印刷装置の概略図を示す(例:特許文献1の図1参照)。印刷装置の前段に配置される供給装置(図示省略)から送られてきたウェブ3は、印刷装置の筐体下側を通り、軸受け等によって滑らかに回転できるガイドローラ4を経て,ドライブローラユニット5によって印刷装置内に取り込まれてエアループ機構6に搬送された後、ウェブ搬送機構7へ受け渡されて搬送される。
図3にドライブローラユニット5およびエアループ機構6の構成を示す。ドライブローラユニット5では、モータ等を駆動源とする駆動ローラ8およびウェブ3の幅方向に複数配置され、バネ力等によってウェブ3を駆動ローラに押し当てる押付けローラ9によってウェブを挟み込んで搬送する。
また、エアループ機構6におけるエアループ13の弛み量は、エアループ13の高さ方向に複数配置された一対の発光部10および受光部11からなるウェブ検出センサ12の検出結果により、エアループ13の底部の高さが一定となるように制御される。エアループ13の底部の高さを中段部のウェブ検出センサ12aの位置で一定に保つよう、ドライブローラユニット5の駆動ローラ8の回転速度を制御して、ウェブ3を印刷装置内へ供給している。エアループ13の底部の高さが、最上部のウェブ検出センサ12bより高くなった場合には、ウェブ3が、破断するよりも前にエアループ13の弛み量が十分でないと判断し、印刷装置に緊急停止が掛かる仕組みとしている。
図4に従来技術の駆動ローラ8、図5に従来の押付けローラ9の構成を示す。駆動ローラ8については、押付けローラ9の押付け力による破損・変形を避け、且つ重量を抑えて駆動源への負荷を軽くするべく、鋼管1の両端に保持用の軸を設けた構成としている。
また、ウェブ搬送の際にウェブ3に損傷を与えないよう、駆動ローラ8の表面粗さは2μm程度に抑え、押付けローラ9の表面層14の材質は、ゴム等の弾性に富む材質とすることでウェブ3を保護しつつ、ウェブ保持力を確保する構成としている。
近年の印刷装置は、印刷速度の飛躍的な向上により、ウェブ搬送開始時における駆動ローラの立上げ加速が急激なため、特に搬送開始時に駆動ローラとウェブとの間でスリップが起き易くなりつつある。そのため、このような従来方式のウェブ搬送機構で、ウェブ表面にコーティング処理が施された光沢紙など摩擦係数が極めて低いウェブの搬送を行う場合、搬送開始直後において、駆動ローラとウェブとの間で駆動ローラが激しくスリップしてエアループ機構へのウェブ搬送量が減少する結果、エアループの弛み量が減少し、エアループの底部の高さが、最上部のウェブ検出センサより上となって印刷装置が緊急停止してしまうという問題があった。
また、押付けローラの押付け力を更に強めることで、駆動ローラとウェブ間のスリップ防止策を行った場合、ウェブに押付けローラの圧痕が残るなどしてウェブを損傷させる危険性が高く、また、ウェブ装填時に誤って駆動ローラと押付けローラ間に指を挟んだ場合、ケガをする恐れがあるという問題があった。
特開2001−335206号公報
本発明の目的は,ドライブローラユニットにおいてウェブに損傷を与える危険性を回避しつつ,駆動ローラおよび押付けローラによるウェブ保持力を更に向上させ,摩擦係数が低いウェブの搬送を行う場合でもドライブローラユニットのウェブ搬送量を低下させないことである。
上記課題は、上記ドライブローラユニットの駆動ローラの表面を硬度60°〜90°の弾性材で被覆することにより達成可能である。
本発明によれば、ドライブローラユニットの駆動ローラ表面を硬度60°〜90°の弾性材で被覆し、駆動ローラおよび押付けローラによるウェブ保持力を向上させることにより、ドライブローラユニットにおける駆動ローラとウェブ間のスリップ発生を更に抑え、摩擦係数が低いウェブの搬送を行う場合でもウェブ搬送開始時に印刷装置に緊急停止が掛かることを防止でき、安定したウェブ搬送を提供することが可能となる。
更に、駆動ローラ表面を被覆する弾性材の硬度を押付けローラ表面の弾性材と等しくすることでウェブとの接触点付近において駆動ローラおよび押付けローラ表面の変形量に偏りがなくなり、ウェブにローラの圧痕が付くことを防止でき、ウェブをより確実に保護することが可能となる。
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
図1は本発明の実施例に基づく印刷装置におけるドライブローラユニットの駆動ローラ表面を弾性材で被覆する一例を示す図である。
駆動ローラ8の芯部鋼管1の全周を硬度60°〜90°の弾性材2でローラの全幅にわたって被覆し、表面層を形成する構造としている。弾性材2の材質として、ポリウレタンゴム等の耐摩耗性に優れるものが好ましい。
従来方式のドライブローラユニット5では、押付けローラ9の押付け力により、押付けローラ9のみウェブ3との接触点付近で表面が平坦に変形する形でウェブ3を保持していたが、この場合、ウェブ3との接触点付近において駆動ローラ8も表面が平坦に変形するため、駆動ローラ8とウェブ3間の接触面積が、従来方式のドライブローラユニット5の場合に比べて広がる形でウェブ3が保持される。また、駆動ローラ8の表面層を弾性材2とすることで駆動ローラ8とウェブ3間の摩擦係数も高まるため、従来方式のドライブローラユニット5に比べてウェブ保持力を更に高めることができる。また、駆動ローラ8の表面を弾性材2とすることでウェブ3に損傷を及ぼす危険も少なくなり、更に、駆動ローラ8の表面層弾性材2の硬度と押付けローラ9の表面層14を形成する弾性材の硬度を等しくすることで、ウェブ3との接触点付近における駆動ローラ8および押付けローラ9の変形量に偏りがなくなるため、ウェブ3にローラの圧痕が付くことを防止できる。
上記の構成によれば、従来方式のウェブ搬送機構7に比べて、ドライブローラユニット5における駆動ローラ8のスリップを抑制でき、ウェブ3に損傷を及ぼす危険性も回避できるため、ウェブ搬送時のウェブ保持力とウェブの保護とを両立することが可能である。
本発明の駆動ローラを示す概略図である。 従来の印刷装置の概略図である。 従来の印刷装置のドライブローラユニット及びエアループ機構を示す概略図である。 従来の駆動ローラを示す概略図である。 従来の押付けローラを示す概略図である。
符号の説明
1:鋼管
2:弾性材
3:ウェブ
4:ガイドローラ
5:ドライブローラユニット
6:エアループ機構
7:ウェブ搬送機構
8:駆動ローラ
9:押付けローラ
10:発光部
11:受光部
12:ウェブ検出センサ
12a:ウェブ検出センサ(中段部)
12b:ウェブ検出センサ(最上部)
13:エアループ
14:表面層

Claims (3)

  1. 搬送されるウェブに画像を形成する印刷装置であって、ウェブに像を記録形成させる印写機構部と、前記印写機構部にウェブを搬送させるウェブ搬送機構と、前記印写機構部を通過した前記ウェブを前記ウェブ搬送機構の駆動源とは独立した駆動源によって排出させる搬送機構部と、他の部位とは独立した駆動源により回転する回転体および従動回転体とを有し、印刷装置内部にウェブを取り込むウェブ取り込み機構と、前記ウェブ取り込み機構の後段に位置し、ウェブを弛ませて搬送させるエアループ機構部と、前記エアループ機構部にて、エアループ底部の高さを検知してウェブの弛み量を一定に保つセンサとを有する印刷装置において、前記ウェブ取り込み機構の回転体表面を硬度60°〜90°の弾性材により被覆したことを特徴とするウェブ搬送装置。
  2. 前記ウェブ取り込み機構部において、前記回転体表面の弾性材による被覆範囲をウェブの全幅範囲としたことを特徴とする請求項1記載のウェブ搬送装置。
  3. 前記ウェブ取り込み機構部において、前記回転体および従動回転体の表面を共に硬度の等しい弾性材で被覆したことを特徴とする請求項1記載のウェブ搬送装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012254862A (ja) * 2011-06-09 2012-12-27 Seiko Epson Corp 搬送装置、印刷装置、及び搬送方法
US9457600B2 (en) 2011-06-08 2016-10-04 Seiko Epson Corporation Conveyance device, printing device, and conveyance method

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