JP2005231402A - 車両用方向指示装置 - Google Patents

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憲和 吉田
Fumitaka Hayase
文隆 早瀬
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Abstract

【課題】 操作フィーリングを低下させず、しかも、ブラケットを、左折指示位置または右折指示位置から中立位置へ戻す際に、中立位置で一層止まり易くする。
【解決手段】 操作レバーにより回動操作されるブラケット7に凸部41を設け、ユニットケース3のカバー部6に、その凸部41の移動方向の両側に位置させて弾性変形可能なブレーキ用凸部42を2個設ける。ブラケット7が中立位置にある状態では、凸部41は二つのブレーキ用凸部42間に位置し((a)参照)、ブラケット7が左折指示位置に位置された状態では、凸部41は一方のブレーキ用凸部42を越えた位置に位置される((c)参照)。キャンセル機構を介してブラケット7が中立位置へ戻される方向(矢印A2)へ回動されると、凸部41が一方のブレーキ用凸部42に当たることでブラケット7の勢いが弱められ、ブラケット7は中立位置で止まり易くなる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、左折指示位置または右折指示位置に位置されたブラケットが中立位置へ戻される際に中立位置で止まり易くした車両用方向指示装置に関する。
車両用方向指示装置においては、操作レバーにより回動操作されるブラケットが左折指示位置または右折指示位置に位置された状態で、ステアリングホイールがその指示方向とは反対方向へ回転されることに基づき、キャンセル機構を介してブラケットが中立位置方向へ戻される構成となっている。このとき、ブラケットが中立位置を通り越し、反対側のターンスイッチがオンしてしまうと、反対側のターンシグナルランプが点灯(いわゆる逆点灯)してしまうことがある。特に近年では、ユニットの小型化に伴いターンスイッチの接点部に余裕がなくなるなどの理由により、上記逆点灯が発生し易い状況にあり、その対策が望まれている。
上記したような逆点灯に対処したものとして、特許文献1には、ブラケットが収容されるユニットケース内の底部において、節度機構における中立位置用谷部の近傍に位置させて山形状をなす凸部を設け、ブラケットが左折指示位置または右折指示位置から中立位置へ戻る際に、ブラケット先端部の節度ピースがその凸部の斜面に当たることによりブラケット及び操作レバーの勢いが弱められ、これによりブラケットを中立位置で止まり易くしたものが開示されている。
特開2003−25908号公報(図7)
上記した特許文献1のものでは、節度ピースが、移動方向と交差する方向へ動き得ることが必要であり、その分がたつきが発生しやすい。このため、操作レバーを操作する際の操作フィーリングを低下させやすい。また、節度ピースが当たる凸部における斜面の傾斜度合の設定が難しいという問題がある。すなわち、凸部の斜面の傾斜度合が急すぎると、ブラケットが中立位置へ戻り難く、逆に傾斜度合が緩すぎると、ブラケットを中立位置で止まり易くする効果が低くなってしまう。
本発明は、上記問題点を解決するためになされたもので、操作フィーリングを低下させず、しかも、ブラケットを、左折指示位置または右折指示位置から中立位置へ戻す際に、中立位置で一層止まり易くできる車両用方向指示装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の車両用方向指示装置は、ユニットケースと、
このユニットケース内に配置され、操作レバーと共に中立位置を中心として左折指示位置と右折指示位置との間で回動可能に設けられたブラケットと、このブラケットを前記中立位置、左折指示位置、及び右折指示位置に選択的に保持する節度機構と、前記ブラケットが前記左折指示位置または右折指示位置に位置された状態でステアリングホイールにより回転されるキャンセルカムが前記ブラケットの指示位置方向とは反対方向へ回転されることに基づき前記ブラケットを中立位置へ戻す方向への操作力を付与するキャンセル機構とを備えた車両用方向指示装置において、前記ブラケットの外面に設けられた凸部と、前記ユニットケースに、前記ブラケットが中立位置に位置された状態で前記凸部の移動方向の両側に位置されると共に、弾性変形可能に設けられた一対のブレーキ用凸部とを有し、前記ブラケットが前記左折指示位置または右折指示位置から中立位置方向へ戻る際に、前記ブラケットの凸部が前記ブレーキ用凸部に当たることでそのブラケットの勢いを弱める構成としたことを特徴とする。
上記した構成において、操作レバーによりブラケットを左折指示位置または右折指示位置に位置させた状態で、ステアリングホイールがその指示方向と反対方向へ回転されると、キャンセル機構を介してブラケット及び操作レバーが中立位置方向へ戻される。このとき、ブラケットに設けられた凸部が、ユニットケース側に設けられた弾性変形可能なブレーキ用凸部に当たることで、ブラケット及び操作レバーの勢いが弱められ、ブラケットは中立位置で確実に止まるようになり、シグナルランプが逆点灯することを防止できる。
本発明によれば、ブラケットに設けられた凸部と、ユニットケース側に設けられた弾性変形可能なブレーキ用凸部とが当たることにより、ブラケットを中立位置で止まり易くしている。このため、節度機構の節度ピースががたつきやすい従来構成とは違い、操作フィーリングを低下させることはない。また、ブラケットが中立位置へ戻される際に、ブラケットの凸部の移動方向には2個のブレーキ用凸部が存しているので、仮に一つ目のブレーキ用凸部に当たった後、行き過ぎたとしても、2つ目のブレーキ用凸部で確実に止めることができ、よって、ブラケットを中立位置で一層止まり易くできる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。まず、図3において、給電用接続部を構成するロールコネクタ1は、図示しないステアリングホイールの下方に配置されるもので、ステアリングホイール側の電気部品へ給電する機能を有している。このロールコネクタ1は、周知のように、固定部と、ステアリングホイールと一体に回転する回転部との間に、ぜんまいばねのように巻かれたフラットケーブルが設けられた構成となっていて、その下部に、下方へ突出するキャンセルカム2が設けられている。このキャンセルカム2は、回転部に設けられていて、ステアリングホイールの回転に伴い図示しないステアリングシャフトの周りを回転されるようになっている。なお、図5において、Kは、キャンセルカム2が回転する範囲の回転軌跡を示している。
さて、車両用方向指示装置のユニットケース3は、上記ステアリングホイールの下方で、かつ上記ロールコネクタ1の側方部に固定状態に設けられる。この場合、ユニットケース3は、図4にも示すように、中空状の下部ケース4と、この下部ケース4の底部に設けられたインシュレータ5と、下部ケース4の上面開口部に装着されたカバー部6とから構成されている。
ブラケット7は、図5にも示すように、上記ユニットケース3内に軸部7aを中心に図5中矢印A1方向及びこれとは反対の矢印A2方向へ回動可能に設けられている。このブラケット7の先端部側において、片側へ寄った部位に位置させて、節度ピース8と、この節度ピース8を外側へ付勢する節度スプリング9とが設けられている。上記下部ケース4の内部には、ターン用節度面10(図5参照)が設けられていて、このターン用節度面10に、節度ピース8が摺動可能に圧接している。
ターン用節度面10には、中立位置用谷部10aと、この中立位置用谷部10aの両側に位置させて左折位置用保持部10b及び右折位置用保持部10cとが設けられていて、節度ピース8が中立位置用谷部10a、左折位置用保持部10b、右折位置用保持部10cに選択的に保持されることに伴い、ブラケット7が中立位置、左折指示位置、右折指示位置に選択的に保持されるようになっている。図3及び図5は、ブラケット7が中立位置に保持された状態が示されている。この場合、節度ピース8と、節度スプリング9と、ターン用節度面10とにより、ターン用節度機構11を構成している。
上記ブラケット7には、操作レバー12が挿入されている。なお、図2、図5〜図7においては、操作レバー12は省略されている。この操作レバー12は、上記した矢印A1及びA2方向へはブラケット7と共に回動し、その矢印A1及びA2方向と交差する図3の矢印B方向(上下方向)へはブラケット7に対して軸部13を中心に回動が可能な構成となっている。操作レバー12のブラケット7側の端部には、節度ピース14と、この節度ピース14を外側へ付勢する節度スプリング15とが設けられている。ブラケット7の内部には、ディマ・パッシング用節度面16が設けられていて、このディマ・パッシング用節度面16に、節度ピース14が圧接している。この場合、節度ピース14と、節度スプリング15と、ディマ・パッシング用節度面16とにより、ディマ・パッシング用節度機構17を構成している。
操作レバー12のブラケット7側の端部には、ホルダ操作部材18が取り付けられている。上記インシュレータ5の上面側には、可動接点19を有する可動接点ホルダ20が図3中矢印C方向(左右方向)へスライド可能に設けられている。この可動接点ホルダ20にはホルダ操作部材18の下端部が挿入されていて、操作レバー12を矢印B方向へ回動操作することに伴い、ホルダ操作部材18を介して可動接点ホルダ20が矢印C方向へスライド操作され、これに伴い可動接点19がインシュレータ5の上面を摺動するようになっている。インシュレータ5には、可動接点19が摺動する面に固定接点21が設けられていて、この固定接点21とこれに対して接離する可動接点19とにより、ディマ・パッシングスイッチを構成している。
ユニットケース3の下部には、車両用方向指示装置のキャンセル機構24が配設されており、以下このキャンセル機構24について説明する。上記ブラケット7の下部の先端部には、補助ブラケット25が当該ブラケット7と一体に回動するように取り付けられている。この補助ブラケット25の下面には、山形状のカム面26が設けられている。ブラケット7の下部には、バックプレート27が、図5中矢印D1及びD2方向(ブラケット7の回動方向にほぼ沿う方向)へ移動可能に設けられていて、常にはバックスプリング28により図5に示す所定位置に保持されている。このバックプレート27の下面側には、一対の被押圧部29が対向する状態で設けられている。これら両被押圧部29は、互いの間隔が、上から見て補助ブラケット25側が広くなるようにハの字状に開いている。
そして、補助ブラケット25及びバックプレート27の下方に位置させてラチェット30が配設されている。ラチェット30の長手方向の中間部には、軸部31が上下両側に突出していて、その軸部31の下部が、上記インシュレータ5に形成されたガイド孔5aに移動可能に挿入されている。このラチェット30は、その先端部30aがユニットケース3の下部ケース4から外方へ突出していると共に、ラチェットスプリング32により突出方向である矢印E方向へ付勢されている。ブラケット7が中立位置に保持された図3及び図5の状態では、軸部31の上部が、上記カム面26の山部の頂点に当接して矢印E方向への移動が阻止されている。また、このとき、ラチェット30の後端部30bは、バックプレート27の被押圧部29,29間に挿入されている。
上記ブラケット7の下部には、当該ブラケット7の回動運動を受けて直線移動する可動接点ホルダ33が設けられていると共に、この可動接点ホルダ33にターンスイッチ用の可動接点34が取り付けられている。インシュレータ5には、その可動接点34とターンスイッチを構成する固定接点(図示せず)が設けられている。
さて、ブラケット7の上面には、上方へ突出する山形状の凸部41が一体に設けられている。そして、ユニットケース3のカバー部6には、図1及び図2にも示すように、ブラケット7の回動時における凸部41の移動方向の両側に位置させて、一対のブレーキ用凸部42が設けられている。これら各ブレーキ用凸部42は、基端部がカバー部6に連なった腕部43の先端部に下向きに設けられている。各腕部43の周囲部にはスリット44が形成されていて、ブレーキ用凸部42は、腕部43の基端部を支点に上下方向へ弾性変形可能に構成されている。ブラケット7が中立位置に位置した状態では、図1(a)に示すように、凸部41が、2個のブレーキ用凸部42,42間に位置している。この場合、ブラケット7の凸部41と、ケース部6の2個のブレーキ用凸部42とにより、ブレーキ手段を構成している。
次に上記構成の作用を説明する。
ブラケット7が中立位置に保持された図1(a)、図3及び図5の状態では、ラチェット30の軸部31の上部がカム面26の山部の頂点に当接していて、矢印E方向への移動が阻止されている。この状態では、ラチェット30の先端部30aは、ユニットケース3の下部ケース4から外方へ突出しているが、キャンセルカム2の回転軌跡K外に位置している。従って、この状態でステアリングホイールの回転に伴いキャンセルカム2が矢印F1方向及びそれとは反対の矢印F2方向へ回転されても、キャンセルカム2はラチェット30には当たらない。
ブラケット7が中立位置に位置された状態で、操作レバー12が、例えば図5中矢印A1方向へ回動操作されると、ブラケット7が軸部7aを中心に同矢印A1方向へ回動される。すると、ブラケット7の凸部40が一方のブレーキ用凸部42に当たり(図1(b)参照)、そのブレーキ用凸部42を上方へ弾性変形させながら矢印A1方向へ通過する(図1(c)参照)。また、このとき、ターン用節度機構11の節度ピース8がターン用節度面10の中立位置用谷部10aを出て左折位置用保持部10bに保持されるようになり、これに伴いブラケット7が図6に示す左折指示位置に保持されるようになる。これに伴い、ターンスイッチの左折用スイッチ(図示せず)がオンされる。また、このとき、補助ブラケット25の移動に伴い、ラチェット30は、軸部31がカム面26の山部を下るようにして矢印E方向へ移動し、先端部30aがキャンセルカム2の回転軌跡K内に進入した状態となると共に、後端部30bが一方の被押圧部29に当たる状態となる。
図6の左折指示位置状態で、ステアリングホイールが指示方向と同じ左方向(矢印F1方向)へ回転操作された場合には、キャンセルカム2がラチェット30に矢印F1方向から当たるようになるが、ラチェット30が軸部31を中心に矢印G1方向へ回転することに伴い、キャンセルカム2の通過が許容されるようになる。従って、この場合には、ブラケット7及び操作レバー12は、左折指示位置に保持されたままで、ターンスイッチも左折用スイッチがオンしたままである。
図6の状態で、ステアリングホイールが、ブラケット7による指示位置方向とは反対の右方向(矢印F2方向)へ回転され、キャンセルカム2がラチェット30に矢印F2方向から当たるようになると、ラチェット30には、軸部31を中心に矢印G2方向への回転力が作用するようになる。すると、ラチェット30の後端部30bが一方の被押圧部29を押圧して、ブラケット7にこれを矢印A2方向(ブラケット7を中立位置へ戻す方向)へ回動させる操作力が作用する。このときの操作力が、ターン用節度機構11の保持力を上回ると、節度ピース8が左折位置用保持部10bから外れ、ブラケット7及び操作レバー12が矢印A2方向へ回動するようになる。すると、ブラケット7の凸部41が一方のブレーキ用凸部42に矢印A2方向から当たり、そのブレーキ用凸部42を上方へ弾性変形させながら矢印A2方向へ通過する。このとき、ブラケット7の矢印A2方向への回動力が弱められる。そして、節度ピース8が中立位置用谷部10aに保持されることで、ブラケット7及び操作レバー12が中立位置に保持されるようになる(図5参照)。これに伴い、ターンスイッチの左折用スイッチがオフすると共に、ラチェット30は、カム面26の作用により図3及び図5の元の位置へ戻され、キャンセルカム2の回転軌跡Kから外れるようになる。
また、このとき、ブラケット7の矢印A2方向への回動力が大きく、万一、ブラケット7が中立位置を越えて右折指示位置方向(矢印A2方向)へ回動したとしても、凸部41の移動方向にはもう一つのブレーキ用凸部42があるので、凸部41が二つ目のブレーキ用凸部42に当たることで、ブラケット7及び操作レバー12は中立位置に確実に止まるようになる。
一方、図6の左折指示位置状態で、例えば運転者が操作レバー12を保持し、ブラケット7が左折指示位置に固定された状態(いわゆる食いつき時)で、ステアリングホイールが指示方向とは反対の右方向へ回転されてキャンセルカム2が矢印F2方向へ回転された場合、キャンセルカム2がラチェット30に矢印F2方向から当たり、ラチェット30には、軸部31を中心に矢印G2方向への回転力が作用し、ラチェット30の後端部30bが一方の被押圧部29を押圧して、ブラケット7にこれを矢印A2方向(ブラケット7を中立位置へ戻す方向)へ回動させる操作力が作用する。しかしこの場合、ブラケット7が左折指示位置に固定されているため、ブラケット7は矢印A2方向へは回動しない。
このとき、被押圧部29を矢印D1方向へ押圧するラチェット30の押圧力が、バックプレート27を所定位置に保持するバックスプリング28の保持力を上回ると、図7に示すように、バックプレート27が矢印D1方向へ移動し、ラチェット30の矢印G2方向への回動が許容され、キャンセルカム2の矢印F2方向への通過が許容されるようになる(いわゆる、食いつき逃げ)。
なお、操作レバー12によりブラケット7が右折指示位置へ回動された場合の動作は、詳細な説明は省略するが、上記した左折指示位置へ回動させた場合と動きが逆になるだけで、同様な動作となる。
また、操作レバー12を矢印B方向へ操作した場合には、当該操作レバー12が軸部13を中心に同方向へ回動し、これに伴い可動接点ホルダ20を介して可動接点19が矢印C方向へ摺動し、ディマ・パッシングスイッチが切り替えられる。
上記した実施形態によれば、次のような効果を得ることができる。すなわち、ブラケット7が中立位置へ戻される際に、ブラケット7に設けられた凸部41が、ユニットケース3のカバー部6側に設けられた弾性変形可能なブレーキ用凸部42に当たることにより、ブラケット7の勢いが弱められ、これによりブラケット7が中立位置で止まり易くなる。この場合、ブラケット7を中立位置で止まり易くするブレーキ手段としては、ブラケット7側の凸部41と、ユニットケース3側のブレーキ用凸部42で構成しているので、節度機構の節度ピースががたつきやすい従来構成とは違い、操作フィーリングを低下させることはない。また、ブラケット7が中立位置へ戻される際に、ブラケット7の凸部41の移動方向には2個のブレーキ用凸部42が存しているので、仮に一つ目のブレーキ用凸部42に当たった後、行き過ぎたとしても、2つ目のブレーキ用凸部42で確実に止めることができ、よって、ブラケット7を中立位置で一層止まり易くできる。
本発明の一実施形態の要部を示すもので、図2中、X−X線に沿う断面図である。(a)はブラケットが中立位置に位置された状態、(b)はブラケットが矢印A1方向へ移動される状態、(c)はブラケットが左折指示位置に位置された状態を示す。 操作レバーを除いた状態での平面図 縦断正面図 分解斜視図 ブラケットが中立位置に位置された状態での要部の横断平面図 ブラケットが左折指示位置に位置された状態での図3相当図 ブラケットが左折指示位置に固定された状態(食い付き時)で、キャンセルカムの通過を許容する状態を示す図3相当図
符号の説明
図面中、2はキャンセルカム、3はユニットケース、6はカバー部、7はブラケット、10はターン用節度面、11はターン用節度機構(節度機構)、12は操作レバー、24はキャンセル機構、25は補助ブラケット、26はカム面、27はバックプレート、30はラチェット、41は凸部、42はブレーキ用凸部を示す。

Claims (1)

  1. ユニットケースと、
    このユニットケース内に配置され、操作レバーと共に中立位置を中心として左折指示位置と右折指示位置との間で回動可能に設けられたブラケットと、
    このブラケットを前記中立位置、左折指示位置、及び右折指示位置に選択的に保持する節度機構と、
    前記ブラケットが前記左折指示位置または右折指示位置に位置された状態でステアリングホイールにより回転されるキャンセルカムが前記ブラケットの指示位置方向とは反対方向へ回転されることに基づき前記ブラケットを中立位置へ戻す方向への操作力を付与するキャンセル機構とを備えた車両用方向指示装置において、
    前記ブラケットの外面に設けられた凸部と、
    前記ユニットケースに、前記ブラケットが中立位置に位置された状態で前記凸部の移動方向の両側に位置されると共に、弾性変形可能に設けられた一対のブレーキ用凸部とを有し、
    前記ブラケットが前記左折指示位置または右折指示位置から中立位置方向へ戻る際に、前記ブラケットの凸部が前記ブレーキ用凸部に当たることでそのブラケットの勢いを弱める構成としたことを特徴とする車両用方向指示装置。

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