JP2005228904A - 積層セラミックコンデンサ - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストでもって、構造欠陥が生じることもなく外部電極の電極固着強度やめっき付き性が良好な温度補償型の積層セラミックコンデンサを得る。
【解決手段】セラミック素体1がジルコン酸カルシウム系化合物を主成分とすると共に、外部電極3a、3bが、Cu、Ni、及びCu−Ni合金のいずれかを主成分とする導電性材料とガラス成分とを含有し、かつ、ガラス成分が、Bを8〜36モル%、SiOを31〜62モル%、アルカリ金属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物のうちの少なくともいずれか一方を総計で9〜43モル%、ZnOを0〜3モル%含み、ガラス成分のセラミック素体への浸透距離を1〜8μmに制御する。
【選択図】図1

Description

本発明は積層セラミックコンデンサに関し、より詳しくはCaZrO(ジルコン酸カルシウム)系化合物をセラミック材料に使用した温度補償用の積層セラミックコンデンサに関する。
この種の積層セラミックコンデンサは、一般に、内部電極が埋設されたセラミック素体の両端部に外部電極用導電性ペーストを塗布した後、焼付け処理を行なって外部電極を形成し、さらに該外部電極のはんだ濡れ性や耐熱性の向上を図るべく、外部電極の表面にNi、Sn、はんだ等のめっき皮膜を形成し、該めっき皮膜で外部電極を被覆している。
そして、従来より、内部電極の導電成分としては、低価格で良導電性を有するCuやNi等の卑金属材料を使用し、外部電極はCuの焼付け電極からなり、この焼付け電極にはホウケイ酸亜鉛系ガラスを含有した積層セラミックコンデンサが提案されている(例えば、特許文献1)。
すなわち、外部電極の導電成分としてCuを使用した場合、大気中で焼付け処理を行なうと、Cuが酸化されてしまうことから、外部電極用導電性ペースト中にホウケイ酸亜鉛系ガラスを含有させ、還元性雰囲気で焼成処理を行ない、これにより導電成分であるCuが酸化されるのを防止している。
一方、温度補償用の積層セラミックコンデンサでは、静電容量の温度変化率が小さいことが要求されることから、セラミック材料として比誘電率εが低く、静電容量の温度変化率が小さいCaZrO系化合物が広く使用されている。
そして、このような温度補償型の積層セラミックコンデンサでは、外部電極の導電成分としてAgが広く使用されている(例えば、特許文献2)。
特開昭59−184511号公報 特開2000−323349号公報
ところで、上述したように温度補償用の積層セラミックコンデンサでは、比誘電率εが低く、静電容量の温度変化率の小さいCaZrO系化合物がセラミック材料に広く使用されている。
しかしながら、特許文献1のようにホウケイ酸亜鉛系ガラスを含有した外部電極用導電性ペーストを、CaZrO系化合物を主成分とするセラミック素体の両端部に塗布し、焼付け処理を行なった場合、外部電極のシール性が低下して内部電極と誘電体セラミック層との間にめっき液が浸入し、その結果積層セラミックにデラミネーションやクラック等の構造欠陥が発生するおそれがあるという問題点があった。
一方、特許文献2のようにAgを主成分とした外部電極用導電性ペーストは、AgはCu等の卑金属材料に比べて高価であることから製品のコストアップを招くという問題点があった。
本発明はこのような問題点に鑑みなされたものであって、低コストでもって、構造欠陥が生じることもなく外部電極の電極固着強度やめっき付き性が良好な温度補償用の積層セラミックコンデンサを提供することを目的とする。
本発明者は上記目的を達成するために鋭意研究したところ、外部電極に含有されるガラス成分のモル組成を制御し、ガラス成分のセラミック素体への浸透距離を1〜8μmとすることにより、外部電極とセラミック素体との接合強度を向上させることができると共に、めっき付き性が良好で積層セラミックに構造欠陥が生じるのを回避することができ、これにより導電成分にAgのような高価な貴金属材料を使用しなくとも信頼性の優れた積層セラミックコンデンサを得ることができるという知見を得た。
本発明はこのような知見に基づきなされたものであって、本発明に係る積層セラミックコンデンサは、内部電極がセラミック素体に埋設されると共に、前記内部電極と電気的に接続された外部電極が前記セラミック素体の両端部に形成された積層セラミックコンデンサにおいて、前記セラミック素体がCaZrO系化合物を主成分とすると共に、前記外部電極が、Cu、Ni、及びCu−Ni合金のいずれかを主成分とする導電性材料とガラス成分とを含有し、前記ガラス成分が、Bを8〜36モル%、SiOを31〜62モル%、アルカリ金属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物のうちの少なくともいずれか一方を総計で9〜43モル%、ZnOを0〜3モル%含んでいることを特徴としている。
また、本発明の積層セラミックコンデンサは、前記ガラス成分が、前記セラミック素体の内部に浸透されていると共に、前記ガラス成分のセラミック素体への浸透距離が1〜8μmに制御されていることを特徴としている。
上記積層セラミックコンデンサによれば、外部電極が上述した所定のモル組成を有するガラス成分を含有しているので、ガラス成分が適度にセラミック素体内に浸透し、その結果外部電極とセラミック素体との接合強度やめっき付き性が向上すると共に、内部電極に構造欠陥が発生するのを抑制することができ、外部電極の導電成分にAgを使用しなくとも信頼性の優れた積層セラミックコンデンサを安価に得ることができる。
また、ガラス成分のセラミック素体への浸透距離が1〜8μmに制御されているので、内部電極の構造欠陥の発生を回避しつつ、外部電極とセラミック素体との接合強度やめっき付き性を向上させることができる。
次に、本発明の実施の形態を詳説する。
図1は積層セラミックコンデンサの一実施の形態を模式的に示した断面図である。
該積層セラミックコンデンサは、CaZrOを主成分とする誘電体材料からなるセラミック素体1に内部電極2(2a〜2f)が埋設されると共に、該セラミック素体1の両端部には外部電極3a、3bが形成され、さらに該外部電極3a、3bの表面には第1のめっき皮膜4a、4b及び第2のめっき皮膜5a、5bが形成されている。
具体的には、各内部電極2a〜2fは積層方向に並設されると共に、内部電極2a、2c、2eは外部電極3aと電気的に接続され、内部電極2b、2d、2fは外部電極3bと電気的に接続されている。そして、内部電極2a、2c、2eと内部電極2b、2d、2fとの対向面間で静電容量を形成している。
そして、上記積層セラミックコンデンサにおいては、前記外部電極3a、3bが、導電性成分とガラス成分を含有している。
ここで、ガラス成分は、Bが8〜36モル%、SiOが31〜62モル%、LiO、NaO、KO等のアルカリ金属酸化物及びBaO、CaO等のアルカリ土類金属酸化物の少なくとも1種以上が総計で9〜43モル%、ZnOが0〜3モル%となるように調製されている。
ガラス成分のモル組成を上述の範囲としたのは、上記範囲外になると外部電極3a、3bからセラミック素体1へのガラス成分の浸透距離が1〜8μmの範囲内に制御することができず、前記浸透距離が1μm未満又は8μmを超えるからである。
すなわち、前記浸透距離が1μm未満の場合は、外部電極3a、3bとセラミック素体1との間の接合強度を確保することができず、デラミネーションやクラック等の構造欠陥が生じるおそれがあり、また電極固着強度やめっき付き性の低下を招くおそれがある。一方、浸透距離が8μmを超える場合はガラス成分がセラミック素体1中に過剰に浸入することとなり、積層セラミックに構造欠陥が生じるおそれがある。したがって、前記浸透距離を1〜8μmに制御する必要があるが、ガラス成分のモル組成が上述の範囲外になると、浸透距離を1〜8μmに制御することができなくなる。特に、ZnOが3モル%を超えると浸透距離が9μm以上となってガラス成分がセラミック素体1の内部に過剰に浸透し、その結果内部電極の構造欠陥の発生率が増大するおそれがあり、また、Bが36モル%を超えたり、SiOが31モル%未満になると、めっき付き性の悪化を招くおそれがある。
そこで、本実施の形態では、ガラス成分のモル組成を上述の範囲に限定している。
尚、導電性粉末としては、積層セラミックコンデンサの外部電極として良導電性を有するものであれば、特に限定されるものではないが、本実施の形態では、価格性を考慮し、Cu、Ni、Cu−Ni合金等の卑金属材料が使用される。
このように本積層セラミックコンデンサは、外部電極中のガラス成分が、Bを8〜36モル%、SiOを31〜62モル%、アルカリ金属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物のうちの少なくともいずれか一方を総計で9〜43モル%、ZnOを0〜3モル%含んでいるので、外部電極3a、3bからセラミック素体1への浸透距離が1〜8μmに制御され、その結果外部電極3a、3bとセラミック素体1との接合強度やめっき付き性が向上し、積層セラミックにデラミネーションやクラック等の構造欠陥が生じるのを回避することができる。
しかも、外部電極の導電成分にAgのような高価な貴金属材料を使用する必要がなくなるので、製造コストも安価になる。
次に、上記積層セラミックコンデンサの製造方法を説明する。
まず、CaZrOを主成分とする誘電体材料からなるセラミックグリーンシートを用意し、次いで、Ni、Pd、Cu等を導電成分とした内部電極形成用の導電性ペーストを使用し、セラミックグリーンシート上にスクリーン印刷を施して所定形状の導電パターンを形成する。
そしてこの後、導電パターンが形成されたセラミックグリーンシートを所定方向に複数枚積層し、導電パターンの形成されていないセラミックグリーンシートで挟持・圧着し、所定寸法に切断して生のセラミック積層体を作製する。しかる後、脱バインダ処理を含む焼成処理を所定時間行い、これにより内部電極2が埋設されたセラミック素体1を作製する。
次いで、以下に示す方法で外部電極用導電性ペーストを作製する。
すなわち、まず、Bを8〜36モル%、SiOを31〜62モル%、LiO、NaO、KO等のアルカリ金属酸化物及びBaO、CaO等のアルカリ土類金属酸化物の少なくとも1種以上を総計で9〜43モル%、ZnOを0〜3モル%のガラス成分が得られるように、これらB、SiO、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、及びZnOを秤量する。
次に、これら秤量物を1000〜1200℃で溶融させた後、急冷してガラス化させ、これを粗粉砕した後、微粉砕し、ガラスフリットを作製する。
次に、上記ガラスフリット(ガラス成分)、Ni、Cu、Cu−Ni等の導電性粉末、及び有機ビヒクルを三本ロールミル等で混練し、導電性粉末及びガラスフリットを有機ビヒクル中に分散させ、これにより外部電極用導電性ペーストを製造する。
尚、有機ビヒクルとしては、例えばメチルセルロースやエチルセルロースをターピネオールやブチルカルビトール等の有機溶剤に溶解させたものが使用される。
次いで、上述した外部電極用導電性ペーストをセラミック素体1の両端面に塗布し、所定の焼成プロファイルで焼付け処理を行い、外部電極3a、3bを形成する。
次に、電解めっきを施して外部電極3a、3bの表面にNi、Cu等からなる第1のめっき皮膜4a、4bを形成し、さらに該第1のめっき皮膜4a、4bの表面にはんだやスズ等からなる第2のめっき皮膜5a、5bを形成し、これにより積層セラミックコンデンサが製造される。
尚、本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。例えば、ガラス成分についても、上述のモル組成範囲で他の添加物、例えばAl等を必要に応じて適宜添加してもよい。また上記セラミックグリーンシートの積層枚数についても、用途等に応じて任意に設定することができ、また、めっき層も2層構造に限定されることはなく、1層でも3層以上の多層構造であってもよいのはいうまでもない。
次に、本発明の実施例を具体的に説明する。
まず、HBO、SiO、LiCO、NaCO、KCO、BaCO、CaCO、ZnO、Al(OH)、CuOを、表1の試料番号1〜10に示すようなモル組成のガラスフリット(ガラス成分)が獲られるように秤量した。
Figure 2005228904
次に、これら秤量物を1000〜1400℃で溶融させた後、急冷してガラス化させ、これを粗粉砕した後、微粉砕し、平均粒径が5μmのガラスフリットを作製した。
また、アクリル樹脂30重量%、3−メトキシ−3−メチルー1−ブタノール40重量%、テルピネオール30重量%からなる有機ビヒクルを作製した。
次いで、導電成分としてのCu粉末が70重量%、上記ガラスフリットが4.5重量%、上記有機ビヒクルが25.5重量%となるように、これらCu粉末、ガラスフリット(ガラス成分)、及び有機ビヒクルを混合し、三本ロールミルで混練・分散させて外部電極用導電性ペーストを作製した。
次に、CaZrOを主成分とするセラミックグリーンシートとNiを導電成分とする内部電極用導電性ペーストを用意した。
次いで、この内部電極用導電性ペーストを使用し、一方の端縁がセラミックグリーンシートのいずれかの端面に露出するように所定枚数のセラミックグリーンシートの表面にスクリーン印刷を施して導電パターンを形成し、これら導電パターンの形成された複数枚のセラミックグリーンシートを積層した後、導電パターンの形成されていない所定枚数のセラミックグリーンシートで挟持し、圧着して生のセラミック積層体を作製し、その後、温度1300℃の還元雰囲気下で焼成処理を施し、これにより複数のセラミック素体を作製した。
次に、これら各セラミック素体の両端面に試料番号1〜10のガラスフリットを使用した上述の外部電極用導電性ペーストを浸漬法により塗布し、その後、還元性雰囲気下、最高温度800℃で10分間維持するような焼成プロファイルで焼付け処理を行い、セラミック素体の両端部に外部電極を形成した。
次に、外部電極に電解めっきを施し、外部電極上にNi皮膜、及びSn皮膜を順次形成し、これにより試料番号1〜10の積層セラミックコンデンサを作製した。
尚、このようにして製造された積層セラミックコンデンサは、定格電圧が50V、静電容量が10pFであり、外形寸法は長さ1.0mm、幅0.5mm、厚さ0.5mmであった。
次に、各試料番号1〜10の積層セラミックコンデンサについて、ガラス成分のセラミック素体への浸透距離を求めた。すなわち、積層セラミックコンデンサの外部電極が形成された端面に垂直な断面について、EDX(Energy Depressive X-ray Analysis:エネルギ分散型X線分析法)でガラス組成を分析し、浸透距離を求めた。
また、試料番号1〜10の積層セラミックコンデンサ各20個について、外部電極にリード線をはんだ付けした後、セラミック素体を引張試験機のチャックに固定し、リード線を20mm/分の速度で引張り、電極固着強度を測定した。
また、X線膜厚測定器でNi皮膜の膜厚を測定した。
さらに、試料番号1〜10の積層セラミックコンデンサ各10万個について超音波探傷装置により内部電極の構造欠陥の有無を測定し、構造欠陥発生率を算出した。
表2はその測定結果を示している。
尚、市場の要求から電極固着強度は20N以上、Ni皮膜の膜厚は1.5μm以上、内部電極の構造欠陥発生率は100ppm以下であることを良否の判定基準とした。
Figure 2005228904
この表2から明らかなように試料番号1は、ガラスフリット中のSiOが74モル%と多く、このためガラス成分がセラミック素体に浸透せず、電極固着強度が16Nとなって外部電極とセラミック素体との接合強度が弱く、また、Ni皮膜の膜厚も1.2μmとめっき付き性も悪く、構造欠陥発生率も120ppmとなって100ppmを超えた。
また、試料番号7は、ガラスフリット中のZnOが17モル%と多いため、浸透距離が9μmとなって8μmを超えており、したがってガラスフリットがセラミック素体に過剰に浸透しているため、電極固着強度やNi皮膜の膜厚は満足すべき結果が得られたが、構造欠陥発生率が120ppmとなった。
また、試料番号8〜10は、ガラスフリット中のZnOが29〜43モル%と多く、このためガラスフリットがセラミック素体に過剰に浸透し、したがって試料番号7と同様、電極固着強度やNi皮膜の膜厚は満足すべき結果が得られたが、構造欠陥発生率が150〜300ppmと増大した。しかもガラスフリット中のBが38〜52モル%と過剰であり、SiO成分が11〜12モル%と過少であるため、Ni皮膜の膜厚も1.3〜1.4μmとなってめっき付き性も低下することが分かった。
これに対し試料番号2〜6は、ガラスフリットのモル組成が本発明の範囲内であるので、外部電極からセラミック素体への浸透距離を1〜8μmに制御することができ、電極固着強度が22〜46Nと強く、Ni皮膜の膜厚も1.5〜1.8μmとめっき付き性も良好であり、構造欠陥発生率も30〜100ppmと低いことが確認された。
本発明に係る積層セラミックコンデンサの一実施の形態を示す断面図である。
符号の説明
1 セラミック素体
2 内部電極
3a 外部電極
3b 外部電極

Claims (2)

  1. 内部電極がセラミック素体に埋設されると共に、前記内部電極と電気的に接続された外部電極が前記セラミック素体の両端部に形成された積層セラミックコンデンサにおいて、
    前記セラミック素体がジルコン酸カルシウム系化合物を主成分とすると共に、前記外部電極が、Cu、Ni、及びCu−Ni合金のいずれかを主成分とする導電性材料とガラス成分とを含有し、
    前記ガラス成分が、Bを8〜36モル%、SiOを31〜62モル%、アルカリ金属酸化物及びアルカリ土類金属酸化物のうちの少なくともいずれか一方を総計で9〜43モル%、ZnOを0〜3モル%含んでいることを特徴とする積層セラミックコンデンサ。
  2. 前記ガラス成分が、前記セラミック素体の内部に浸透されていると共に、前記ガラス成分のセラミック素体への浸透距離が1〜8μmに制御されていることを特徴とする請求項1記載の積層セラミックコンデンサ。
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