JP2005228065A - ユーザ認証方法及びユーザ認証装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】車などの移動体で利用するのに適した認証方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ユーザに関する情報を検知する第1のステップと、ユーザが使用するユーザ端末装置に関する情報およびユーザに関する情報に関連付けられた認証情報を格納した格納手段から、第1のステップで検知した情報に関する認証情報を検索する第2のステップと、第2のステップで検索した検索結果に基づいて認証を行う第3のステップを有しているので、ユーザの居場所などに係らずユーザ端末装置の利用状況に依存した認識を行なうことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、車などのセキュリティーを目的としたユーザ認証方法及びユーザ認証装置に関するものである。
ATMやパソコンなどで用いられているような、各自固有のパスワードを一つだけ使ったユーザ認証方法は、そのパスワードが他人に漏れてしまうと、成りすましなどの被害をうける危険性が高い。特許文献1では、このような不正な利用者による成りすましの危険性を排除するため、ユーザである利用者があらかじめ登録された場所でしか使えないようにする方法が示されている。
特開平10−56449号公報
しかし、特許文献1に記載の従来の方法では、利用者が使用可能な場所が限定されてしまうため、車などで移動する機器上での認証方法としては利用できない。
本発明は、上記従来の問題を解決するためになされたもので、利用者の使用場所を固定することなく、認証機能の強化を実現するユーザ認証方法およびユーザ認証装置を提供することを目的とする。
本発明のユーザ認証方法は、ユーザに関する情報を検知する第1のステップと、ユーザが使用するユーザ端末装置に関する情報およびユーザに関する情報に関連付けられた認証情報を格納した格納手段から、第1のステップで検知した情報に関する認証情報を検索する第2のステップと、第2のステップで検索した検索結果に基づいて認証を行う第3のステップとを備えている。
この構成により、ユーザとユーザ端末装置に関連付けされた認証情報で認証されるので、ユーザの使用場所を固定することなく、どのような状況であってもユーザ認証が行え、認証機能の強化を実現できる。
また、本発明のユーザ認証方法は、第1のステップが、ユーザ端末装置に関する情報を検知するステップを有し、格納手段が、ユーザに関する情報およびユーザ端末装置に関する情報に関連付けられた認証情報を格納し、第2のステップが、第1のステップで検知したユーザおよびユーザ端末装置に関する情報に関する認証情報を格納手段から検索している。
この構成により、本発明のユーザ認証方法は、ユーザとユーザ端末装置の関連において認証されるので、ユーザの使用場所を固定することなく、認証機能の強化を実現できる。
また、本発明のユーザ認証方法は、第3のステップが、第1のステップで検知された情報が格納手段に格納された情報と異なる時に、認証を行うステップを有する。
この構成により、ユーザの使用が通常の使用とは異なることを検出してユーザ認証ができる。
また、本発明のユーザ認証方法は、第1のステップが、ユーザに関する情報を情報蓄積手段に蓄積し、蓄積された情報に基づいて格納手段の情報を更新するステップを有する。
この構成により、ユーザの使用状態の変化も反映したユーザ認証ができる。
また、本発明のユーザ認証方法は、第1のステップが、ユーザまたはユーザ端末装置に関する情報を情報蓄積手段に蓄積し、蓄積された情報に基づいて格納手段の情報を更新するステップを有する。
この構成により、ユーザおよびユーザ端末装置の使用状態の変化も反映したユーザ認証ができる。
また、本発明のユーザ認証方法は、第3のステップが、認証に失敗した際に予め定めた所定部に通知するステップを有する。
この構成により、他へ警報を発したり、慣れなどによるユーザの使用状態の変化を反映した認証ができる。
さらに、本発明のユーザ認証方法は、ユーザ端末装置が移動体であるり、この構成により、車などの移動体に搭乗するユーザの認証ができる。
さらに、本発明のユーザ認証方法は、ユーザに関する情報がユーザの体重であり、ユーザ端末装置に関する情報が移動体の位置情報である。
この構成により、車などの移動体のユーザ認証をユーザの体重との関連で行える。
さらに、本発明のユーザ認証方法は、ユーザ端末装置に関する情報が走行経路情報である。
この構成により、走行経路が通常と異なることを検出してユーザ認証ができる。
さらに、本発明のユーザ認証方法は、ユーザ端末装置が車両であり、ユーザ端末装置に関する情報が車両のハンドル操作、ブレーキ操作、およびアクセル操作の少なくともいずれかである。
この構成により、ユーザによる車両のハンドル操作、ブレーキ操作、アクセル操作などの相違を反映したユーザ認証が行える。
さらに、本発明のユーザ認証方法は、第3のステップが音声認識による認証を行う。こ
の構成により、ユーザの音声による認証が行える。
また、本発明のユーザ認証装置は、ユーザに関する情報を検知する情報検知手段と、ユーザおよびユーザが使用するユーザ端末装置に関する情報に関連付けられた認証情報を格納した格納手段と、情報検知手段で検出した情報に関する認証情報を格納手段から検索する検索手段と、検索手段で検索した検索結果に基づいて認証を行う認証手段とを備えている。
この構成により、ユーザとユーザ端末装置に関連付けされた認証情報で認証されるので、ユーザの使用場所を固定することなく、どのような状況であってもユーザ認証が行え、認証機能の強化を実現できる。
また、本発明のユーザ認証装置は、情報検知手段が、ユーザ端末装置に関する情報を検知するユーザ端末情報検知手段を有し、検索手段が、ユーザ情報検知手段およびユーザ端末情報検知手段で検出した情報に関する認証情報を格納手段から検索する構成を備えている。
この構成により、ユーザとユーザ端末装置の関連において認証されるので、ユーザの使用場所を固定することなく、認証機能の強化を実現できる。
また、本発明のユーザ認証装置は、情報検知手段で検知したユーザに関する情報が格納手段に格納された情報と異なるか否かを判定する判定手段を有し、判定手段が異なると判断した場合に認証手段が認証を行う構成を備えている。
この構成により、ユーザの使用が通常の使用とは異なることを検出してユーザ認証ができる。
また、本発明のユーザ認証装置は、ユーザに関する情報またはユーザ端末装置に関する情報を蓄積する情報蓄積手段を有し、情報蓄積手段に蓄積された情報に基づいて格納手段の情報を更新する構成を備えている。
この構成により、ユーザの使用状態の変化も反映したユーザ認証ができる。
また、本発明のユーザ認証装置は、認証手段がが、認証に失敗した際に予め定めた所定部に通知する構成を備えている。
この構成により、他へ警報を発したり、慣れなどによるユーザの使用状態の変化を反映した認証ができる。
本発明は、ユーザ端末装置に関する情報およびユーザに関する情報に関連付けられた認証情報を検索し、その検索結果に基づいて認証を行うので、ユーザとユーザ端末装置のそれぞれの使用の状況などに応じた認証を行うことができ、ユーザがユーザ端末装置を使用している場所にかかわらず認証を行うことができ、成りすましによる盗難などを防止することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1におけるユーザ認証装置の構成図である。
センサー情報取得部101は、例えば、体重や声などの車のドライバー(ユーザ)に関する情報を検知するユーザ情報検知手段106と、例えば、車の位置情報やそのドライバーのハンドル操作、加速度などのユーザ端末装置としての車に関する情報を検知するユーザ端末情報検知手段107とで構成され、ユーザ情報検知手段106およびユーザ端末情報検知手段107の各種センサーからの情報が入力される。格納手段としての状況−パスワード格納部104には、ユーザ情報検知手段106およびユーザ端末情報検知手段107の各センサー情報に応じたパスワードが格納されている。
具体的には、図2に示すように、各種センサーからの情報とパスワードとIDが格納さ
れており、各IDはセンサー情報の組合せによって複数のパスワードをもつ。図2において、ID「0001.1」のうちの「0001」の部分はID部を表し、ID「0001.1」のうちの「.1」の部分は各IDの状況に応じたパスワードの番号を表す。すなわち、ID部が「0001」のユーザには、走行している車の2種類の位置情報、「4」および「2」、に応じて2種類のパスワード「asdgba」と「sadfgfd」が、ID部が「0002」のユーザは3種類の位置情報、「1」、「2」、「4」に応じて3種類のパスワード「dsagdsgasg」、「ddsf」、「dsafsde」が設定されている。ここで、各センサーの値は、センサー毎に決められた数種類のレベル(例えば、レベル「1」からレベル「5」)で離散化されている。
図1において、認証制御部102は、状況−パスワード格納部104から得られる状況−パスワード信号114とセンサー情報取得部101から得られるセンサー情報信号111に基づいて、ユーザ端末装置の使用状況にあった認証プロセスを起動する認証プロセス起動信号112を認証手段としての認証動作部103に出力し、また認証動作部103から認証結果を表す認証結果信号113を受け、その結果に基づいて制御装置105に制御信号115を出力する。
認証動作部103は、認証制御部102から認証プロセス起動信号112を受けて認証を行い、その認証結果を認証結果信号113として認証制御部102に出力する。
制御装置105は、認証制御部102から制御信号115を受け、車を停止させるなどの制御信号を車の制動部に送り、セキュリティーに対応した制御を行う。
以上のように構成された本発明のユーザ認証方法を、図3に示すフローチャートを用いて説明する。ここでは説明のため、本発明のユーザ認証装置を車に搭載したとし、センサー情報として、運転席に取り付けられた体重センサー、車内につけられたマイク、ハンドルの操作の加速度を検出するハンドル加速度センサー、車の位置情報を取得する位置情報センサーの4つのセンサーからの情報が得られるとし、車のエンジンを始動させる場合を例として説明する。
まず、運転席に人が座ったかどうかをユーザ情報検知手段106の体重センサーで検知し(S202)、体重センサーに変化があった場合、つまりセンサーに入力があった場合、体重および車の位置情報を、それぞれ、ユーザ情報検知手段106の体重センサーおよびユーザ端末情報検知手段107の位置情報センサーから取得する(S203)。
次に、S203で取得した体重情報と位置情報に対応するパスワードが状況−パスワード格納部104にあるかどうか検索確認し、パスワードの有無に基づいて処理を分岐する(S204)。
対応するパスワードがあった場合、対応するパスワードをもとに認証プロセスを起動する認証プロセス起動信号112を認証動作部103に出力する(S205)。認証プロセス起動信号112は最低限入力されるべきパスワードをもとに構成され、対応するパスワードが複数あっても構わない。上記パスワードに基づいて認証動作部103で認証を行う(S210)。認証方法は、キーボードにより入力する方法など、一般に行なわれている方法を用いれば良い。なお、音声認識をもとに行う方法などパスワードの入力が可能であればいずれの方法でも制限はない。
一方、ステップS204でパスワードが無いと判断された場合、IDとパスワード両方の入力が必要とされる認証プロセスを起動する認証プロセス起動信号112を認証動作部103に出力し(S209)、上記入力されたIDとパスワードに基づいて認証動作部1
03で認証を行う(S210)。ただし、このとき全てのIDとパスワードの組合せを許可すると非常にセキュリティーが低くなってしまう。そこで、位置情報に依存したパスワードをIDと共に入力するようにすればよい。これにより、体重など比較的変動しやすいセンサー情報に依存した影響を除くことが出来る。
続いて、認証動作部103での認証結果が認証結果信号113として認証制御部102に出力される(S206)。
認証制御部102では認証動作部103からの認証結果信号113に応じて分岐をし、認証が成功した場合には、制御装置105に車のエンジンの始動を許可する制御信号115を送信する(S208)。一方、認証が失敗した場合は、S202に戻ってこれまでのステップを繰り返す。
このとき、各種センサーの情報を、例えば交通センターや警察などのあらかじめ設定した連絡先に連絡するようにするか、もしくは記憶装置を備え、そこにセンサー情報を格納しておくか、もしくはサーバーなどにセンサー情報を発信し格納しておくことも可能である。このようにすることによって、緊急事態への即座の対応や、センサー情報の管理による交通情報への対応が可能となる。
以上のステップを繰り返すことで、センサー情報に依存したパスワードをもとに車のエンジンの始動の制御が可能となる。
なお、本実施の形態ではS210における認証方法として、キーボードによりパスワードを入力するとしたが、パスワードの入力方法として音声認識と音声認証を組み合わせる方法も利用できる。音声認識と音声認証を組み合わせることで、音声認識によるパスワードの入力と、音声の特徴から発声者が誰であるかを特定する音声認証技術を組み合わせて、成りすましをより強く排除可能となる。このように、パスワードの入力と、バイオメトリクスを用いた認証方法を組み合わせることが有効である。
(実施の形態2)
図4は、本発明の実施の形態2におけるユーザ認証装置を示す構成図である。本実施の形態では、実施の形態1に逸脱判定部301が加えられている以外は同じ構成である。
本実施の形態では、認証制御部102は認証の結果確定したID情報とセンサー情報を逸脱判定部301にユーザ情報信号312として送信し、逸脱判定部301で判定された逸脱が起きたかどうかを示す逸脱判定結果信号311号を受け取る。逸脱判定部301は、センサー情報取得部101から出力されるセンサー情報信号111と、認証制御部102か出力されるユーザ情報信号312に基づいて、パスワードを設定した時の状況からセンサー情報が逸脱したかどうかを判断し、その結果を認証制御部102に逸脱判定結果信号311として通知する。
以上のように構成された本実施の形態のユーザ認証方法について、図5に示すフローチャートを用いて説明する。
本実施の形態においても、本発明を車に搭載したとし、センサー情報として、運転席に取り付けられた体重センサー、車内につけられたマイク、ハンドルの操作の加速度を検出するハンドル加速度センサー、車の位置情報を取得する位置情報センサーからの4つ情報が得られるとし、車を運転中の動作を例に説明するが、車のエンジン始動までは、図3で説明した実施の形態1と同様であるので説明は省略する。
エンジン始動後、S206の結果得られた認証結果信号113に含まれる、ユーザが誰であるかと言う情報をもとに、状況−パスワード格納部104に格納された各センサー情報の組合せであるユーザ情報としての状況データを、逸脱判定部301にユーザ情報信号312として出力して逸脱判定部301に登録すると共に(S401)、センサー情報取得部101から出力されるセンサー情報信号111からセンサー情報を取得する(S402)。
次に、認証結果信号113に含まれるユーザのIDに対応するセンサー情報からS402で取得したセンサー情報が逸脱しているかどうかを判定する(S403)。
その結果、逸脱していないと判断された場合は、S402に戻り同じ処理を繰り返す。一方、センサー情報が逸脱していると判定された場合は、認証プロセス起動信号112を認証動作部103に送信する(S404)。
例えば、エンジン始動後、体重センサーをもとに逸脱かどうかの判断を行うことで、他の人が運転席に座ったかどうかをチェックできる。また、位置情報としてよく通る経路情報を保持しておく、またはあらかじめ設定した経路情報などを地図の範囲などとすることによって、エンジン始動後、いつもと異なる所を走っている、あるいは行く予定のない所を走っている場合にその状況を検知できる。さらに、マイクから得られる音声情報をもとに話者識別、話者認証技術を組み合わせることでも、運転席の人が変わったことを検知することが出来る。またさらに、ハンドル操作の加速度を検知することで,ハンドルさばきをもとに運転者が変わったことや、蛇行運転などによる運転者の健康状態などを検知できる。
次に、認証プロセス起動信号112を受けて認証動作部103は認証を行う(S405)。認証に使用するパスワードは、新たな状況に対応するパスワードが設定されている場合には、そのパスワードを使用する。また、デフォルトのパスワードを設定しておくことで、新たな状況にも対応可能なようにすることが出来る。
認証動作部103での認証の結果を認証結果信号113として認証制御部102は受け取り(S406)、認証の結果に応じて分岐する(S407)。
認証が成功した場合は、S402に戻ってセンサー情報取得部101からの各種センサー情報の取得を行なう。
一方、認証が失敗した場合は、認証制御部102は失敗した旨を認証動作部103から受け取った後、制御装置105にエンジンの停止などの車の使用を止めるための制御信号115を送信する。この時、走行中のエンジンの停止の制動は危険であるので、信号などにより車が一旦停止した際にエンジンを停止するか、走行中はアクセル操作を無効にしたり、徐々に停止するなどして車の走行を停止するようにする。
また、このとき、各種センサーの情報をあらかじめ設定した連絡先に連絡する、もしくは記憶装置を備えてそこにセンサー情報を格納する、サーバーなどにセンサー情報を発信し格納しておくことも、実施の形態1と同様に可能である。
以上の本実施の形態によれば、センサー情報をもとにユーザの使用状況が変化したことを検知し、新たな状況に応じたパスワードを要求する動作を実現できる。これによりエンジン始動後に盗難されたとしても、例えば運転者の体重がいつもと異なる、運転者の使用経路がいつもと違う、運転者のハンドルさばきがいつもと異なるなど、運転者の通常の使用状況からの逸脱を検出し、その逸脱時にパスワードを要求することで、例えば盗難に会
ったとしてもその車を使えなくすることが出来るようになる。
(実施の形態3)
図6は、本発明の実施の形態3におけるユーザ認証装置を示す構成図である。本実施の形態では実施の形態2の構成にセンサー情報蓄積部501が加えられている以外は同じである。
本実施の形態において、センサー情報蓄積部501は、センサー情報取得部101の各種センサーから出力されるセンサー情報信号111を蓄積し、所定のタイミングでセンサー情報の更新信号511を情報―パスワード格納部104に出力し、情報―パスワード格納部104に格納された、例えば図2に示すセンサー情報を更新する。
以上のように構成することで、ハンドル操作などの運転者の慣れに応じて変化する傾向を反映し、状況―パスワード格納部104に格納されたセンサー情報を更新できるようになる。
具体的には、エンジン始動時からユーザが変更されるまで、もしくはエンジンが止まるまでの間、センサー情報蓄積部101に各種センサーの情報を蓄えておく。そして、上記ユーザの変更、もしくはエンジンが止まる際に、センサー情報蓄積部101に蓄積されたセンサー情報の履歴から、状況―パスワード格納部104に格納記載されたセンサー情報を更新する。
以上の動作により、センサー情報蓄積部501に蓄積されたセンサー情報をもとに、状況―パスワード格納部104に格納されたセンサー情報を更新することができ、ユーザの身体的な状況、あるいは運転慣れの状況などの変化に合わせて、センサー情報に応じた認証方法を実現できる。
なお、以上の実施の形態では、センサー情報として、体重センサー、車内につけられたマイク、ハンドルの操作の加速度を検出するハンドル加速度センサー、車の位置情報を取得する位置情報センサーから得られる情報を例に説明したが、本発明は、その他、頻繁にブレーキをかけるかなどのブレーキのかけ方を検知するブレーキセンサーからの情報、頻繁にギアチェンジするかなどのギア操作を検知するギアセンサーからの情報、加減速の仕方、制限速度とのずれなどのスピードの出し方を検知するスピードセンサーからの情報、さらには運転者や周囲の景色を撮影するカメラからの情報などもセンサー情報として使うことが出来る。
さらに、上記各実施の形態では、IDおよびパスワードと各種センサーとが関連付けられた場合ついて説明したが、本発明は、これに限らず、ユーザとユーザ端末装置情報の組合せに関して一つのIDまたはパスワードを設定(例えば、ユーザAの体重Lと位置Xの場合のパスワードを○○に、ユーザAの体重Lと位置Yの場合のパスワードを△△に設定)しても、同様の効果を奏する。
なお、本発明は、車に関わらず、あらゆる家電製品の認証、ロボットの認証などの分野にも適用できることは言うまでもない。
本発明にかかるユーザ認証方法およびユーザ認証装置は、ユーザの状況に依存したパスワードをもとに認証を行うことが出来るので、車や家電製品、ロボットなどの使用時の認証として有用である。
本発明の実施の形態1におけるユーザ認証装置を示す構成図 本発明の実施の形態1における状況−パスワード格納部に格納するセンサー情報を示す構成図 本発明の実施の形態1におけるユーザ認証方法の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態2におけるユーザ認証装置を示す構成図 本発明の実施の形態2におけるユーザ認証方法の動作を示すフローチャート 本発明の実施の形態3におけるユーザ認証装置を示す構成図
符号の説明
101 センサー情報取得部
102 認証制御部
103 認証動作部
104 状況−パスワード格納部
105 制御装置
106 ユーザ情報検知手段
107 ユーザ端末情報検知手段
111 センサー情報
112 認証プロセス起動信号
113 認証結果信号
114 状況−パスワード信号
115 制御信号
301 逸脱判定部
311 逸脱判定結果信号
312 ユーザ情報信号
501 センサー情報蓄積部
511 センサー情報信号

Claims (16)

  1. ユーザに関するユーザ情報を検知する第1のステップと、前記ユーザが使用するユーザ端末装置に関するユーザ端末情報及び予め求めた前記ユーザ情報に関連付けられた認証情報を予め格納した格納手段から、前記第1のステップで検知した前記ユーザ情報に関する前記認証情報を検索する第2のステップと、前記第2のステップで検索した検索結果に基づいて前記ユーザの認証を行う第3のステップとを備えたことを特徴とするユーザ認証方法。
  2. 前記第1のステップが、前記ユーザ端末装置に関するユーザ端末情報を検知するステップを更に有し、前記第2のステップが、前記格納手段から前記第1のステップで検知したユーザ情報および前記ユーザ端末情報に関する認証情報を検索することを特徴とする請求項1に記載のユーザ認証方法。
  3. 前記第3のステップが、前記第1のステップで検知されたユーザ情報が前記格納手段に予め格納された前記認証情報と異なる場合に、ユーザ認証を行うステップを更に有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のユーザ認証方法。
  4. 前記第1のステップが、前記ユーザに関するユーザ情報を蓄積する情報蓄積手段を更に含み、前記蓄積されたユーザ情報に基づいて前記格納手段の認証情報を更新するステップを有することを特徴とする請求項1に記載のユーザ認証方法。
  5. 前記第1のステップが、前記ユーザ情報又は前記ユーザ端末情報を情報蓄積手段に蓄積し、前記蓄積されたユーザ情報又はユーザ端末情報の少なくとも一方に基づいて前記格納手段の認証情報を更新するステップを有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載のユーザ認証方法。
  6. 前記第3のステップが、前記認証に失敗した場合に、予め定めた所定部に通知するステップを更に有することを特徴とする請求項1から請求項5までのうちのいずれか記載のユーザ認証方法。
  7. 前記ユーザ端末装置が移動体であることを特徴とする請求項1から請求項6までのうちのいずれかに記載のユーザ認証方法。
  8. 前記ユーザに関する情報が前記ユーザの体重であり、前記ユーザ端末装置に関する情報が前記移動体の位置情報であることを特徴とする請求項1から請求項7までのうちのいずれかに記載のユーザ認証方法。
  9. 前記ユーザ端末装置に関する情報が走行経路情報であることを特徴とする請求項1から請求項8までのうちのいずれかに記載のユーザ認証方法。
  10. 前記ユーザ端末装置が車両であり、前記ユーザ端末装置に関する情報が前記車両のハンドル操作、ブレーキ操作、およびアクセル操作の少なくともいずれかであることを特徴とする請求項1から請求項9までのうちのいずれかに記載のユーザ認証方法。
  11. 前記第3のステップが、音声認識による認証を行うことを特徴とする請求項1から請求項10までのうちのいずれかに記載のユーザ認証方法。
  12. ユーザに関するユーザ情報を検知する情報検知手段と、前記ユーザが使用するユーザ端末装置に関するユーザ端末情報及び予め求めた前記ユーザ情報に関連付けられた認証情報を
    格納した格納手段と、前記情報検知手段で検出した前記ユーザ情報に関する前記認証情報を前記格納手段から検索する検索手段と、前記検索手段で検索した検索結果に基づいて前記ユーザの認証を行う認証手段とを備えたことを特徴とするユーザ認証装置。
  13. 前記情報検知手段が、前記ユーザ端末装置に関するユーザ端末情報を検知するユーザ端末情報検知手段を更に有し、前記検索手段が、前記前記ユーザ情報検知手段及び前記ユーザ端末情報検知手段で検出した情報に関する認証情報を前記格納手段から検索することを特徴とする請求項12に記載のユーザ認証装置。
  14. 前記情報検知手段で検知したユーザ情報が前記格納手段に格納された前記情報と異なるか否かを判定する判定手段を更に有し、前記認証手段が、前記判定手段が異なると判断した場合に、ユーザ認証を行うことを有することを特徴とする請求項12または請求項13に記載のユーザ認証装置。
  15. 前記ユーザ情報又は前記ユーザ端末情報を蓄積する情報蓄積手段を更に有し、前記情報蓄積手段に蓄積されたユーザ情報に基づいて前記格納手段の認証情報を更新することを特徴とする請求項12から請求項14までのうちのいずれかに記載のユーザ認証装置。
  16. 前記認証手段が、前記認証に失敗した場合に予め定めた所定部に通知することを特徴とする請求項12から請求項15までのうちのいずれかに記載のユーザ認証装置。
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