JP2005227905A - ソリューション契約支援システム及びソリューション契約支援方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ソリューションサービス契約をユーザのニーズに合致したものに内容選択可能なソリューション契約支援システム及び方法を提供する。
【解決手段】顧客から提示された見積条件を受け付ける見積条件入力手段と、ソリューションサービスに関する各項目をモジュールとして記憶するモジュールマスタと、顧客の業種及び導入システム毎の該モジュールの標準的な組み合わせを記憶する販売パターンマスタと、顧客の機器データを含む顧客情報データとを記憶する記憶手段と、入力された見積条件に従って上記販売パターンマスタ及び上記モジュールの任意の組み合わせのいずれかを選択し、選択された販売パターン及びモジュールの任意の組み合わせのいずれかに上記顧客情報データを当てはめてソリューション契約金額の見積りを行う見積手段とを備える。
【選択図】 図5

Description

本発明は、機器或いはシステムに対する導入調整設定から、操作支援、運用サポート、保守、データ登録に至るソリューションに関する契約において、機器或いはシステムのユーザの実情、要求に沿ったソリューション契約内容を提案するソリューション契約支援システム及びソリューション契約支援方法に関する。
近年、コンピュータ技術や情報通信技術の発展に伴って、流通小売業者(量販店)や飲食店にもPOS(Point Of Sales)システム、在庫管理システム、販売管理処理システムなど、様々なシステム機器が導入されており、省力化、コスト削減、多様な管理などに威力を発揮している。
システム機器を円滑に使用するには、システム機器を定期的に保守するのみならず、万が一、障害が発生したときには、その障害に関わる時間及び損失を最小限に止める必要がある。このため、通常、流通小売業者(顧客)は、保守サービス管理会社と機器の保守メンテナンスに関する契約を結んでいる。近年では、このような保守メンテナンスに留まらず、新規店舗の導入調整設定、機器の取り扱い等の操作支援、運用サポート、さらには、商品及び消費者データの登録に至るまでのソリューション全般についての契約を、ソリューションサービス管理会社と締結する傾向がある。
ところが、このソリューションサービス契約は、機器全般についての点検や保守、運用サポート等数少ない種類に限られており、顧客には大きな選択の幅がなかった。このため、顧客にとってさほど必要性が高いと思われないものもソリューション契約に含まれることがあり、顧客にとって不必要な出費となる場合がある。また、契約の詳細が必ずしも明確でないため、この項目は契約に含まれる、含まれない、の争いが生じる虞がある。
図15は、チェーン店のPOSシステムの一例の概要を示すものであるが、同図に示すように、最近のチェーン店本社には、顧客分析サーバや業務プロセッサ、商品DBサーバ等、従来から備えられているものの他に、新たにグローバルネットワークや登録した顧客にメールを配信するメール配信機が備えられるようになってきている。また、規模の拡大に伴って、端末の数量も増加する。
一方、各地の店舗には、POSターミナルと、それをコントロールするPOSコントローラの標準的なセットが備えられる他、最近ではポイントカードのサービスポイントを読み取る装置が備えられることが多い。これらの機器は、店舗の規模等により各々型番が異なっていたり、POSターミナルの接続もFPサーバを介したり介さなかったりと様々である。
このようなチェーン店のソリューションサービスを、店舗毎に受注する場合は、備えられる機器の数や種類も把握し易く、従来のソリューション契約でも大きな問題は生じ難い。しかし、本社から一括して受注する場合に、多種多様な機器を十把一絡げにして契約することは、その契約金額の妥当性が定かでなく問題がある。
また、例えば、飲食店のように、通常の勤務時間(例えば午前9時から午後5時まで)とは異なり、深夜、早朝に営業する店舗もある。この場合、顧客としては深夜でもサービスに来て欲しい場合があるが、ソリューションサービス管理会社にとっては深夜の作業はコスト増となり、通常の料金では採算に合わない。
さらに、例えば、夏季又は冬季のみ営業する業態(例えば海水浴場やスキー場の飲食店等)では、年単位の契約は採用し難い。この場合、この業者にとっては、スポット契約しか選択の余地がなく、これはどうしても割高となってしまうという問題がある。
このように、ソリューションサービスは、多くの場合一律の内容で契約されることから、必ずしも実情に即したサービス内容や料金体系にはなっておらず、また、状況によって、サービスの内容や、保守に要する時間が大きく異なることから、コンピュータに関しては、顧客が必要に応じて保守サービス項目を設定可能なユーザ主導型の保守サービスを行うリモート保守サービス・システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このシステムは、コンピュータのユーザが必要に応じて保守サービス項目を設定可能なユーザ主導型の保守サービスを行うリモート保守サービス・システムを提供すべく、コンピュータの点検サービス項目が登録された点検サービスメニューの表示を促す点検サービス表示手段と、前記点検サービスメニューに追加する追加点検サービス項目の入力を促す追加点検サービス入力手段と、前記追加点検サービス入力手段による促しに応じて入力された追加点検サービス項目を前記点検サービスメニューに登録する点検サービス登録手段と、前記点検サービスメニューに基づく点検サービスの申請を促し申請を受け付ける点検サービス申請受付手段とを具備するものである。
しかしながら、この方法は、コンピュータ1台1台について別個に行うものであるため、多数の機器を扱うPOSシステム等では、煩に堪えない。
特開2002−269265号公報
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、ソリューションサービス契約をユーザのニーズに合致したものに内容選択可能なソリューション契約支援システム及び方法を提供することを目的とするものである。
本発明の他の目的は、ソリューションサービス契約の料金体系を明確にするソリューション契約支援システム及び方法を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、ソリューションサービス契約の内容を最適に更新できるソリューション契約支援システム及び方法を提供することにある。
本発明に係るソリューション契約におけるソリューション契約支援システムは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、顧客から提示された見積条件を受け付ける見積条件入力手段と、ソリューションサービスに関する各項目をモジュールとして記憶するモジュールマスタと、顧客の業種及び導入システム毎の該モジュールの標準的な組み合わせを記憶する販売パターンマスタと、顧客の機器データを含む顧客情報データとを記憶する記憶手段と、顧客の機器データを含む顧客情報データとを記憶する記憶手段と、入力された見積条件に従って上記販売パターンマスタ及び上記モジュールの任意の組み合わせのいずれかを選択し、選択された販売パターン及びモジュールの任意の組み合わせのいずれかに上記顧客情報データを当てはめてソリューション契約金額の見積りを行う見積手段とを備えるものである。
より好適には、請求項2に記載したように、前記記憶手段は、前記見積条件に関するパラメータを記憶するものであり、さらに好適には、請求項3に記載したように、前記パラメータは、契約期間、対応時間帯、点検回数のうち少なくとも一つを含むものである。
また、前記見積手段は、好適には、請求項4に記載したように、前記見積条件に基づいて新たにモジュールを作成可能であり、或いは、請求項5に記載したように、前記見積条件に基づいて販売パターンを変更可能とするものである。
そして、前記記憶手段は、より好適には、請求項6に記載したように、前記新たに作成されたモジュールを追加記憶し、或いは、請求項7に記載したように、前記変更された販売パターンを、追加する、基となった販売パターンと置換する、基となった販売パターンを修正する、のいずれかを選択して記憶するものである。
さらに、上述した課題を解決するために、請求項8に係るソリューション契約支援システムは、さらに、通信ネットワークを介して通信可能に接続された保守対象機器から過去の稼働情報を入手する過去情報取得手段を備え、該稼働情報から前記見積条件に関するパラメータを設定するものである。
一方、上述した課題を解決するために、請求項9に係るソリューション契約支援方法は、顧客から提示された見積条件を受け付ける見積条件入力ステップと、ソリューションサービスに関する各項目をモジュールとして記憶するモジュールマスタと、顧客の業種及び導入システム毎の該モジュールの標準的な組み合わせを記憶する販売パターンマスタと、顧客の機器データを含む顧客情報データとを記憶する記憶手段から、必要な情報を読み込む読み込みステップと、入力された見積条件に従って上記販売パターンマスタ及び上記モジュールの任意の組み合わせを選択し、選択された販売パターン及び上記モジュールの任意の組み合わせのいずれかに上記顧客情報データを当てはめてソリューション契約金額の見積りを行う見積演算ステップとを備えるものである。
また、上述した課題を解決するために、請求項10に係るソリューション契約支援方法は、上記の各ステップに続き、上記見積スッテプにおいて上記見積条件に基づいて新たに作成されたモジュールを追加記憶するモジュール追加ステップと、上記見積スッテプにおいて上記見積条件に基づいて変更を加えられた販売パターンを、追加する、基となった販売パターンと置換する、基となった販売パターンを修正する、のいずれかを選択して記憶する販売パターン更新ステップとを備えるものである。
以上述べたように、本発明に係るソリューション契約支援システム及び方法によれば、ソリューションサービス契約をユーザのニーズに合致したものに内容選択が可能となる。
また、本発明に係るソリューション契約支援システム及び方法によれば、ソリューションサービス契約の料金体系を明確にすることができる。
さらに、本発明は、ソリューションサービス契約の内容を最適に更新できる効果がある。
本発明に係るソリューション契約支援システムの第1の実施形態について、添付図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係るソリューション契約支援システム1全体の概略構成を示すブロック図である。このソリューション契約支援システム1は、ソリューションサービス管理会社の本社に設置されたサーバ10、サービスステーション(SS)のパーソナルコンピュータ(PC)20、本社内の管理部のPC30、サービスステーションから顧客先へ出向いたカスタマエンジニア(CE)のPC40,及び顧客のPC50が通信ネットワーク2を介して接続されている。この通信ネットワーク2は、例えばインターネットである。
本社サーバ10は、図2に示すように、通信部11、CPU(Central Processing Unit)12、ROM(Read Only Memory)13、RAM(Random Access Memory)14、表示部15、操作部16、補助記憶装置17、及びこれらを相互に接続するバス18から構成されている。
通信部11は、通信ネットワーク2との接続インタフェースや通信制御回路からなり、通信ネットワーク2を介してSSPC20、管理部PC30やCEPC40とデータ通信を行う。ROM13は読み出し専用のプログラムメモリであり、CPU12はROM13から読み出した制御プログラムを実行することにより、本社サーバ10全体を制御する。この際、RAM14は、CPU22のワークエリアとして用いられる。表示部15は、例えばCRT(Cathode-Ray Tube)ディスプレイや液晶ディスプレイであり、CPU12による制御の下で例えばデータ入力用のGUI(Graphical User Interface)等の各種情報を表示する。操作部16は、図示せぬキーボードやマウスからなり、ユーザによる操作を受け付けて当該操作に応じた信号を、バス18を介してCPU12に供給するようになっている。
このサーバ10の補助記憶装置17には、種々の情報を収めたデータベースや種々の標準等を格納した各種マスタが構築される。データベースには、例えば、期間毎、地域毎の売上げが記憶された売上げデータベース(DB)、顧客が使用する機器の型番、数量等を記憶する顧客情報DB、各顧客との契約内容を記憶する契約DB等がある。
また、各種のマスタには、ソリューション項目を細分化したモジュールマスタ、顧客の業種及び導入システム毎に、モジュールの標準的な組み合わせをリストアップした販売パターンマスタ、機器毎の、各モジュールについての単価を記憶する単価マスタ、契約期間マスタ、対応時間帯マスタ等がある。
ここで、モジュールマスタとは、図3にその一部を例示するように、ソリューション契約の項目が細分化されたテーブルとして記憶されるものである。ソリューションサービス内容は、3段階に階層付けられ、まず、点検や保守等をセットにして定期的に行う定期契約サービス(図3ではH/W契約サービスと記載)、保守等についてスポット的に行うスポット保守サービス、及びモジュールメニューサービスの大分類に分けられる。モジュールメニューサービスとは、各作業項目等が単体でリストアップされたものであり、これには、中分類にあるように、定期点検と障害発生時に対応する障害対応がある。なお、モジュールマスタの項目は、図3に示すものに限られず、例えば、量販店においてPOSシステムを導入する場合の、システム導入調整設定、データ登録、待機サービス、チェッカー向け教育サービス等も含まれる。
そして、具体的な契約項目として、第3の階層にサービスメニューがリストアップされる。顧客は、例えば、大項目「H/W契約サービス」の中から、自社の業務形態に合ったサービスメニュー(例えば、飲食POS保守契約サービス)を選択する。このサービスは、ソリューションサービス管理会社の推奨セットのひとつであり、当該顧客の特殊事情等は加味されていないけれども、点検、保守及び運用サポート等が定期的に行われるので、顧客は安心してソリューションサービス管理会社に任せることができる。
一方、顧客が、H/W契約サービス点検については定期的に行われることを望むけれども、修理に関してはスポットでよいと考えているならば、例えば、大分類「スポット保守サービス」中からスポット出張修理サービスを選択し、大分類「モジュールメニュー」中からハードウエア点検モジュールを選択して組み合わせ、これらを1セットとして契約することができる。これにより、顧客は、より自社の実情に即したソリューション契約を結ぶことが可能となる。
顧客はまた、これらに加え、モジュールメニューから自社に必要な項目をさらに追加して組み合わせることができる。或いは、顧客は、このモジュールメニューから自社に必要な項目のみを選択して組み合わせることができる。例えば、ハードウエア点検モジュールと、オンサイト修理モジュールと定期部品交換モジュールとの組み合わせ等である。
販売パターンマスタには、このような種々のモジュールの組み合わせの中から、色々な業種、業態、及び導入されたシステムや機器毎に、標準的と思われる組み合わせがリストアップされている。業種別として、例えば、量販店用、衣料品等の専門店用、ファミリーレストラン等の飲食店用がある。また、業態としては例えば、量販店中でも、一般的な営業時間の一般小売店用、24時間営業のコンビニエンスストア用等が挙げられる。このような販売パターンの一例として、飲食店用のソリューション契約を例にとれば、大項目「H/W契約サービス」の中から「飲食POS保守契約サービス」を選択し、スポット保守サービスの中から「センドバッック修理サービス」を加え、さらに図示しない「ウィルス防御サポートサービス」及び「システムサポートサービス」を追加したものが、飲食保守パターンの一つとして、予め販売パターンマスタに記憶されている。このように各契約項目をモジュール化することにより、顧客は何が自社にとって必要な項目であり何が不必要な項目かが分かるので、必要な項目のみをピックアップし不必要な項目を契約から除外して、コストの無駄を削減することができる。
契約期間マスタ、対応時間帯マスタ等は、契約条件設定時のパラメータの役割を果たすものである。すなわち、対応時間帯が通常の勤務時間帯(午前9時〜午後5時等)の間は単価マスタの単位時間当たりの単価をそのまま(係数1)単価として採用し、夜間(午後5時〜午後12時等)では、単価マスタの単位時間当たりの単価に例えば係数1.2を乗じ、早朝(午前零時〜午前9時)では1.5を乗じたものを見積の単価として採用する。また、契約期間が一定以上長くなれば、単価マスタの単位時間当たり単価に例えば0.9を乗じたものを見積の単価として採用する等の割引が行われる等である。
次に、図4に示すブロック図を参照しながら、SSPC20の構成について説明する。このSSPC20の構成において、本社サーバ10におけるものと実質的に同じものについては、同じ符号を付して説明を省略する。
補助記憶装置17Aには、SSPC20にインストールされた見積演算プログラムが格納されている。SSPC20のCPU13は、この見積演算プログラムを起動させて、本社サーバ10の補助記憶装置17に格納されたデータベースやマスタを基にソリューション契約の見積を演算する。
さらに、SSPC20の補助記憶装置17Aには、暗号付加用プログラムを記憶させることもできる。このプログラムは、SSPC20が、顧客に対してソリューション契約見積書を顧客PC50に報告する際、見積書の提供の度に異なる暗号データをその見積書に付加する。暗号データは、たとえば文字列に数値を対応させる適当な関数を定義しておき、この関数を使用して、ソリューション契約情報に含まれる文字列を所定の桁数の数値に変換することにより作成される。このようにして、見積書の内容に基づき見積書毎に異なる暗号データが作成される。
カスタマエンジニアが顧客先へ携帯するCEPC40も、SSPC20と同様の構成であり、補助記憶装置17Bには、見積演算プログラムが格納されている。
管理部PC30の構成は、基本的にはSSPC20と同じであり、図示を省略する。管理部PC30の補助記憶装置17Cには、SSPC20と異なり、管理部PC30にインストールされたモジュール・販売パターン更新プログラムが格納されている。管理部PC30のCPU13は、このモジュール・販売パターン更新プログラムを起動させて、締結されたソリューション契約から新規なモジュールや変更された販売パターンを検索し、その内容を、本社サーバ10の補助記憶装置17に格納されたデータベースやマスタに記憶させる。
そして、顧客PC50は、通信ネットワーク2に接続可能な、通常のパーソナルコンピュータ、或いは顧客によってはサーバである。
本実施の形態に係るソリューション契約支援システム1は上記のように構成されており、以下その動作について説明する。図5は、ソリューション契約の見積作成時におけるSSPC20の処理及び信号の流れの一例を示すシーケンス図である。
カスタマエンジニアは、ソリューション契約について顧客と打ち合わせを行い、その顧客にとって最前と思われる条件を設定し、これを操作部16を介してCEPC40に入力する(ステップS101)。見積条件とは、モジュールの組み合わせ、契約期間、時間帯等、顧客が自社のソリューション契約として最適と思うものについて、その条件に従って見積を依頼するものである。
この見積条件に従って、CEPC40が、必要なデータやマスタを本社サーバ10に要求する(ステップS102)。図6は、CEPC40が見積演算プログラムを立ち上げたときに表示部15に表示されるメインメニューである。カスタマエンジニアは、この画面上の販売パターン選択ボタン60をクリックすることにより表示される販売パターンから、顧客が望む販売パターンを選択する。このとき、見積条件に適うモジュールの組み合わせが販売パターンマスタになければ、CEPC40は提示された見積条件に最も近い販売パターンを選択して要求する。また、見積条件の提示がない場合も、この顧客に最も相応しいと想定される販売パターンを呼び出す。
続いてカスタマエンジニアは、メインメニューの見積り新規作成ボタン61をクリックして、図7に示す、サービスメニュー見積画面を表示させ、顧客情報入力エリア70に顧客情報を入力して、本社サーバ10に送信する。これを受けた本社サーバ10は、補助記憶装置17から要求されたデータをCEPC40へと送信する(ステップS103)。このデータとして、顧客情報DBからの、顧客が保有するPOSターミナル等の機器の型番毎の数量も読み出される。
こうして販売パターンと顧客名が決定されると、図7に示すように、機器/システム名ボックス74に表示される顧客の保有する機器毎に、販売パターンにより設定されているメニュー名71及びメニュー詳細名72が表示される。
CEPC40では、見積条件に適うモジュールの組み合わせが販売パターンマスタになく、見積条件と異なる販売パターンが送信された場合、これを見積条件に合うように修正する。この修正は、メニュー追加ボタン75をクリックして、図8に示すメニュー構成追加画面を表示させ、この画面上のメニュー選択ボタン81をクリックすることにより表示されるリスト中から追加又は削除するサービスメニューを選択して、決定ボタン82をクリックすることにより行われる。
また、モジュールマスタにないモジュールが見積条件に含まれているときは、このモジュールを新しく作成する(ステップS104)。これは、サービスメニュー見積画面上の創設メニューボタン76をクリックすることにより表示される、創設メニュー登録画面(図示せず)上で行われる。
そして、契約期間や時間帯等のパラメータとなる条件を入力する(ステップS105)。図9は、CEPC40の表示部15に表示される、このパラメータ入力画面の一例を示すものである。契約期間は、従前のように年単位ではなく月単位で入力できるようになっている(契約期間ボックス91)。したがって、スキー場の飲食店のように冬季のみ営業するものであっても、或いは逆に、登山者用のロッジのように冬季は閉めてしまうようなところであっても、必要な期間だけソリューションサービスを受けることができる。
また、対応時間帯も、図9(a)に示すように、時間帯毎に設定できるので(契約時間ボックス92)、深夜営業、24時間営業の店舗であっても、安心してソリューションサービスを受けることができる。特に、提示された契約時間帯と異なる時間帯を希望する顧客については、図9(b)に示す時間単位で設定する画面を表示させることも可能である(契約時間ボックス92)。さらに、季節に応じてメニューを変える飲食店にあっては、POSシステムのメニュー更新についてまであらかじめソリューションサービスに組み込むというきめ細かいサービスを受けることができる(メニュー更新ボックス93)。
こうして、パラメータが入力されると、見積の演算が開始される(ステップS106)。この演算は、例えば、(1)機器の型番毎の、該当するモジュールについての、単価マスタから読み出された単位時間当たり単価に、その機器の数量及び契約期間や時間帯等を乗算して、(2)さらに上述したような契約期間や時間帯等のパラメータの係数を乗じ、(3)それをそのモジュールに関係する全ての機器について行い、(4)同様の演算を契約に含まれる全てのモジュールについて行った結果を集計することによって算出される。この演算結果は、見積書として、CEPC40の表示部15に表示され、また、プリンタから印刷される(ステップS107)。
この見積りが、例えばソリューションサービスに振り分けられた予算をオーバーする等の不満が顧客側に有る場合、カスタマエンジニアは顧客と相談して、修正された見積条件をCEPC40に入力する(ステップS108)。これを受けてCEPC40は、ステップS102〜S107の処理を繰り返す(ステップS109〜S114)。この場合、販売パターンの変更や、パラメータの変更がなければ、これらのステップ(S110,S111等)は省略される。
この再見積りのステップが何度か繰り返されて顧客が満足出来る結果が有られると、或いは顧客が最初の見積に満足した場合には再見積りのステップなしに、CEPC40はOKを入力する(ステップS115)。これを受けたCEPC40は、この契約データを本社サーバ10に転送し(ステップS116)、本社サーバ10は、これを補助記憶装置17の契約データベースに保存する(ステップS117)。これとともに、CEPC40は、確定した契約データを、ソリューション契約書及び役務提供覚書として、接続されたプリンタ41にプリントアウトさせる(ステップS118)。
このように契約項目をモジュール化することにより、各項目の単価等が明瞭になり、顧客は不必要な項目にコストをかけることなく、自社が必要とする保守サービスの契約を予算内で締結することが可能となる。また、ソリューションサービス管理会社にとっても、契約外の項目についてまで行うように要求されることがなくなり、計算外の出費が生じることを防止できる。
本実施形態では、ソリューションサービス管理会社からカスタマエンジニアが顧客先へ出向いて打ち合わせを行う場合を例にとって説明したが、この工程はこれに限らず、通信ネットワーク2を介した、サービスステーションのSSPC20と顧客PC50との応答により行うことも可能である。この場合のシーケンスを、図10を参照して説明する。なお、上述の場合と同様のステップについては、同じ符号を付して説明を省略する。
SSPC20はまず、顧客PC50から、顧客の希望する見積条件等を受け取る(ステップS101)。これは、SSPC20が用意したフォーマットに顧客が必要事項を書き込む、又はプルダウンメニューから選択してSSPC20へ送信するものであってもよいし、若しくはe−mailに見積条件を記載して送信し、それをSSPC20側で操作部16を介して入力してもよい。勿論、顧客PC50上に上述した見積演算プログラムのメインメニューやサービスメニュー見積画面を表示して、顧客に直接入力してもらってもよい。
以下、上述のスッテップS102からS106の処理が行われ、見積演算結果は、見積書として、顧客PC50に送信される(ステップS107)。このような機密文書をソリューションサービス管理会社の外部に送出するため、見積書は暗号化されていることが望ましい。
この見積りが、例えばソリューションサービスに振り分けられた予算をオーバーする等の不満が顧客側に有る場合、顧客PC50は、修正された見積条件を提示し、再見積りの要求をSSPC20に送出する(ステップS108)。
この再見積りのステップが何度か繰り返されて顧客が満足出来る結果が有られると、或いは顧客が最初の見積に満足した場合には再見積りのステップなしに、顧客PC50はSSPC20に承諾した旨を送信する(ステップS115)。これを受けたSSPC20は、この契約データを本社サーバ10に転送し(ステップS116)、本社サーバ10は、これを補助記憶装置17の契約データベースに保存する(ステップS117)。これとともに、SSPC20は、確定した契約データを、ソリューション契約書及び役務提供覚書として、接続されたプリンタ21にプリントアウトさせる(ステップS118)。
上記のように設定され、本社サーバ10の補助記憶装置17に記憶されたモジュールマスタや販売パターンマスタも、月日の経過とともに実情に合わなくなることがある。そのため、CEPC40において見積の都度、新規にモジュールを作成する、或いは販売パターンに変更を加える必要が頻発したのでは、見積作業の効率が悪い。そこで、モジュールマスタや販売パターンマスタは、常に最新のトレンドに合致させる必要がある。以下に、締結されたソリューション契約のデータを基に、モジュールマスタや販売パターンマスタを変更する処理について説明する。この変更処理は、全社内で一括して行う必要があるため、本社の管理部PC30により行われる。
図11は、新規モジュールの登録や販売パターンの変更処理を示すフローチャートである。この処理において、管理部PC30はまず、新たに契約データベースに追加された契約データを本社サーバ10の補助記憶装置17の契約データベースより読み出す(ステップS201)。それと同時に、モジュールマスタや販売パターンマスタも読み出される。この場合、新規契約が契約データベースに追加される都度、本社サーバ10より通知が来るようにしてもよい。
次に、管理部PC30は、新規の契約データと、モジュールマスタとを比較して、この契約データ内に、モジュールマスタにない新規なモジュールがあるかを検索する(ステップS202)。ここで新規なモジュールが発見されると(ステップS203:Yes)、この新規モジュールをモジュールマスタに追加し(ステップS204)、このステップを新規モジュールが発見されなくなるまで繰り返す(ステップS203:No)。この場合、新規モジュール候補を表示部15に表示し、モジュールマスタに追加してよいか確認させるようにしてもよい。
新規モジュールの検索が終了すると、続いて、販売パターンマスタの更新を行うべく、新規の契約データと、見積演算時に読み込まれた販売パターンとを比較して、この契約データ内に、この販売パターンにないモジュールが含まれているかを検索する(ステップS205)。新規なモジュールがあれば当然販売パターンと異なった組み合わせとなるが、新規なモジュールがなくても、既存のモジュールから販売パターンの中のモジュールと置き換えられた場合も販売パターンと異なった新たな組み合わせとなる。ここで変更がなければ(ステップS206:No)、変更プログラムは終了する。
変更が大きく、新規性ありと判断されると(ステップS207:Yes)、全く新しいタイプのセットとして、基となった販売パターンは残したまま、新たに販売パターンマスタに追加される(ステップS208)。新規とまではいかなくても進歩性ありと判断されると(ステップS209:Yes)、基となった販売パターンに置き換えられて販売パターンとして登録される(ステップS210)。さらにその程度にまで至らない変更である場合は(ステップS209:No)、基となった販売パターンの一部にその変更点が取り込まれる形で、販売パターンが修正される(ステップS211)。この場合も、変更された販売パターン候補を表示部15に表示し、販売パターンマスタに追加してよいか確認させるようにしてもよい。
この新規性、進歩性は、例えば、各モジュールの要素を(x、y、z)等の座標で特定し、販売パターンに新たに加えられたモジュールの座標(x、y、z)と、置き換えられたモジュールの座標(x、y、z)との距離で判断するようにできる。すなわち、この距離が、例えば10以上であれば新規であると判断し、5以上10未満であれば進歩性を有すると判断する。
このように、モジュールマスタ及び販売パターンマスタは常時更新されるので、トレンドに合致したマスタとなり、CEPC40での見積作成時における新規モジュールの作成や販売パターンの変更等の手間を省くことができる。また、顧客に対しても、ソリューション契約の新しい形として提案することが可能となる。
続いて、本発明に係るソリューション契約支援システムの第2の実施形態について、図を参照して説明する。本実施の形態のソリューション契約支援システムは、リモートメンテナンスシステムに採用されものである。
POSシステム、在庫管理システム、販売管理処理システムなど、さまざまなシステム機器の保守管理を行うソリューションサービス管理会社では、インターネット等の通信ネットワークを介して、直接システム機器に接続し、これらの機器の定期点検や故障時等のサービス時に、リモートコントロールで、システム設定変更、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス等のサービス作業が行われることがある。
以下に、このリモートメンテナンスの一例について説明する。図12は、本実施の形態に係るリモートメンテナンス方法を示す構成図である。この図12に示す構成例は、例えば、POS(Point of Sales)システム100と、このPOSシステム100を対象として定期点検や故障時等のサービス時にシステム設定変更、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス等のサービス作業を遠隔制御する障害監視サーバ102とを備えたものである。
この障害監視サーバ102は、本社サーバ10、SSPC20,管理部PC30、CEPC40等と通信ネットワーク2を介して接続される。
POSシステム100は、POSコントローラとしての役割も果たす装置制御部101の他、図示しないPOSターミナルやプリンタ等を含む一連のPOS機器により構成され、装置制御部101の補助記憶装置(図示せず)には、プリンタ・ログ、パリティ・エラー発生回数ログ、通信履歴ログ、キーボード打鍵数等機器類の稼働状況に関するログ・データが記憶される。
障害監視サーバ102は、POSシステム100側でその全体動作を制御する装置制御部101等に接続される装置側ネットワーク通信系111と、この装置側ネットワーク通信系111との間で第1のネットワーク111aを経由して通信可能に接続される監視サーバ側ネットワーク通信系112及び上記サービス作業を制御するシステム制御部113を一体又は別体に搭載したシステム本体114とを備えている。システム本体114には、第2のネットワーク111bを介してデータベースシステム15が接続されている。
装置側ネットワーク通信系111は、例えばネットワーク接続手段に基づく処理アルゴリズム(通信プロトコル用プログラム等)を実行するコンピュータ(CPUのほか、このCPUにバスを介して接続されるRAM/ROM、HDD(ハードディスク・ドライブ)等の記憶媒体、通信用I/F(インタフェース)、その他のコントローラ等)で構成され、CPUにより記憶媒体に設定された上記のプログラムを実行することにより、通信用I/Fから第1のネットワーク112を経由してシステム本体114側との間で通信可能となっている。このネットワーク通信に必要な通信プロトコルは、例えばTCP/IP等で構成されるが、これに限らず、その他の専用のものでも構わない。
システム側ネットワーク通信系112は、例えばネットワーク接続手段に基づく処理アルゴリズム(通信プロトコル用プログラム等)を実行するコンピュータ(CPUのほか、このCPUにバスを介して接続されるRAM/ROM、HDD等の記憶媒体、通信用I/F、その他のコントローラ等)で構成され、CPUにより記憶媒体に設定された上記プログラムを実行することにより、通信用I/Fから第1のネットワーク112を経由してPOS100との間で通信可能となっている。
システム制御部113は、例えばリモートコントロール手段に基づく処理アルゴリズム(サービス・リモートコントロール用プログラム等)を実行するコンピュータ(CPUのほか、このCPUにバスを介して接続されるRAM/ROM、HDD等の記憶媒体、通信用I/F、その他のコントローラ、周辺機器類等)で構成され、CPUにより記憶媒体に設定された上記プログラムを実行することにより、システム側ネットワーク通信系112を介してPOSシステム100を対象とするサービス作業、すなわち定期点検や故障時等のサービス時にシステム設定変更、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス等を遠隔制御するようになっている。
データベースシステム115は、例えばデータベース管理システムを搭載したコンピュータでなり、これにより障害監視サーバ102との間でシステム設定変更、ソフトウェアのアップグレード等のサービス・メンテナンスに関するデータを送受信してそのデータの保存・管理を実行する。また、POSシステム100の装置制御部101の補助記憶装置に蓄積されたログ・データも、随時取得され、データベースシステム115に記憶される。
このデータベースシステム115は、本例ではシステム本体114との間で第2のネットワーク111bを介して接続されているが、そのシステム本体114側と通信可能な状態であれば、これに限らず、その他の通信回線上に接続可能であり、本社サーバ10内の補助記憶装置17内に構築することも可能である。
次に、本実施形態の障害監視サーバ102の動作例を図13及び図14を参照して説明する。図13及び図14は、システム本体114側からPOSシステム100をリモートコントロールしてサービス作業を行う場合を説明するもので、図13はその作業の概略図、図14はその際の作業手順及びその内容を示す概略フローチャートである。
この図13及び図14において、まず、障害監視サーバ102の両通信系111、112の処理により、POSシステム100側をその外部からのネットワーク接続を許可する状態とし(ステップS301)、システム本体14との間のネットワーク接続を行う(ステップS302)。
そして、障害監視サーバ102のシステム制御部113によりシステム本体114からPOS100をリモートコントロールすることで、ソフトウェア・アップグレード、システム診断、メンテナンス、システム設定変更、ログ・データ取得等のサービス・メンテナンス作業を行う(ステップS303)。
この作業が終了すると、障害監視サーバ102内の設定によりPOSシステム100の再起動後の正常動作確認を行う。この確認に際し、障害監視サーバ102の駆動により、システム本体114側からリモートコントロールでPOSシステム100を再起動させ(ステップS304)、その再起動後にPOSシステム100とシステム本体114とを自動的に再接続し、これにより再起動前のネットワーク接続状態を復元する(ステップS305)。ここで、再起動後にシステム本体114との通信が必要な場合は、障害監視サーバ102内の設定により、再起動前にサービス本体114に自動的に接続するか、或いは自動的に接続許可の状態にすることも可能である。
本実施形態に係るソリューション契約支援システムは、このリモートメンテナンスにより得られたPOSシステム100の機器類の稼働状況に関するログ・データから、最適な点検期間や交換部品の交換時期等を推定するものである。
すなわち、図5に示したソリューション契約の見積作成時における処理及び信号の流れにおいて、CEPC40から本社サーバに対してマスタやデータが要求されると(ステップS302)、本社サーバから必要なマスタやデータが送信されるとともに、障害監視サーバ102のデータベースシステム115からログ・データが送信される(ステップS303)。
CEPC40にインストールされた見積演算プログラムは、見積演算時において、このログ・データから、例えば、プリンタの印刷距離を読み取り、その距離が予め設定された一定の距離に至るまでの期間を計算して、この期間をプリンタヘッドの交換期間として設定する(ステップS306)。ログ・データの蓄積期間が長い場合は、さらに以前のデータも読み取って、予め設定された距離に至る期間の平均値を採用するようにすることが望ましい。
同様に、ログ・データのパリティ・エラー発生回数やキーボード打鍵数等が予め設定された一定値になる期間から、定期検査の期間を計算することも可能である。また、キャッシャのドロワ(抽斗)の開閉のログから開閉回数を算出し、それが予め設定された値になれば、ドロワのマグネットを交換するということも可能である。
この場合、パラメータ入力ステップS105において、該当するパラメータの入力を省略するようにしてもよいし、これを上書きするようにしてもよい。また、上書きする旨の確認を表示部15に表示させてもよい。
このように、過去の実績から定期検査や部品交換の期間を自動的に設定することにより、人間が過去の実績を調査する手間が省けることはもとより、より実際に即したソリューション契約を締結することが可能となる。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。従って、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
また、上記実施形態では、POSシステムを例にとって説明したが、本発明はPOSシステムに限られず、他の機器システムにも用いることができる。
本発明のソリューション契約支援システムに係る一実施形態の概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係る本社サーバの概略構成を示すブロック図。 本実施形態に係るSSPCの概略構成を示すブロック図。 本社サーバの補助記憶部に記憶されたサービスメニューのテーブル(ソリューションサービス項目ツリー)。 見積作成時における処理及び信号の流れの一例を示すシーケンス図。 見積演算プログラムのメインメニュー画面の一例を示す図。 見積演算プログラムのサービスメニュー見積画面の一例を示す図。 見積演算プログラムのメニュー構成追加画面の一例を示す図。 契約パラメータの入力画面の例を示す図であって、(a)は対応時間帯を時間帯毎に、(b)は時間単位で設定する画面の一例を示す図。 見積作成時における処理及び信号の流れの変形例を示すシーケンス図。 新規モジュール及び変更販売パターンの登録処理を示すフローチャート。 リモートメンテナンス方法の全体構成を示す概略ブロック図。 ソリューションサービス管理会社からリモートメンテナンスする場合を説明する概略図。 ソリューションサービス管理会社からリモートメンテナンスする場合を説明する概略フローチャート。 量販店チェーンのPOSシステムの一例の概要を示すブロック図。
符号の説明
1 ソリューション契約支援システム
2 ネットワーク
10 本社サーバ
11 通信部
12 CPU
13 ROM
14 RAM
15 表示部
16 操作部
17,17A 補助記憶装置
18 バス
20 SSPC
21 プリンタ
30 管理部PC
40 CEPC
41 プリンタ
50 顧客PC
60 販売パターン選択ボタン
61 見積り新規作成ボタン
70 顧客情報入力エリア
71 メニュー名ボックス
72 メニュー詳細名ボックス
73 詳細ボックス
74 機種/システム名ボックス
75 メニュー追加ボタン
76 創設メニューボタン
81 メニュー選択ボタン
82 決定ボタン
91 契約期間ボックス
92 契約時間帯ボックス
93 メニュー更新ボックス
100 POSシステム
101 装置制御部
102 障害監視サーバ
111 装置側ネットワーク通信系
111a 第1のネットワーク
111b 第2のネットワーク
112 システム側ネットワーク通信系
113 システム制御部
113a システム診断ソフト
113b システム診断結果自動転送機能
113c システム診断表示機能
114 システム本体
115 データベースシステム

Claims (10)

  1. 顧客から提示された見積条件を受け付ける見積条件入力手段と、
    ソリューションサービスに関する各項目をモジュールとして記憶するモジュールマスタと、顧客の業種及び導入システム毎の該モジュールの標準的な組み合わせを記憶する販売パターンマスタと、顧客の機器データを含む顧客情報データとを記憶する記憶手段と、
    入力された見積条件に従って上記販売パターンマスタ及び上記モジュールの任意の組み合わせのいずれかを選択し、選択された販売パターン及びモジュールの任意の組み合わせのいずれかに上記顧客情報データを当てはめてソリューション契約金額の見積りを行う見積手段と、
    を備えることを特徴とするソリューション契約支援システム。
  2. 前記記憶手段は、前記見積条件に関するパラメータを記憶することを特徴とする請求項1記載のソリューション契約支援システム。
  3. 前記パラメータは、契約期間、対応時間帯、点検回数のうち少なくとも一つを含むことを特徴とする請求項2記載のソリューション契約支援システム。
  4. 前記見積手段は、前記見積条件に基づいて新たにモジュールを作成可能であることを特徴とする請求項1記載のソリューション契約支援システム。
  5. 前記見積手段は、前記見積条件に基づいて販売パターンを変更可能であることを特徴とする請求項1記載のソリューション契約支援システム。
  6. 前記記憶手段は、前記新たに作成されたモジュールを追加記憶することを特徴とする請求項4記載のソリューション契約支援システム。
  7. 前記記憶手段は、前記変更された販売パターンを、追加する、基となった販売パターンと置換する、基となった販売パターンを修正する、のいずれかを選択して記憶することを特徴とする請求項4記載のソリューション契約支援システム。
  8. 前記ソリューション契約支援システムは、さらに、通信ネットワークを介して通信可能に接続されたサービス対象機器から過去の稼働情報を入手する過去情報取得手段を備え、該稼働情報から前記見積条件に関するパラメータを設定することを特徴とする請求項2ないし7記載のソリューション契約支援システム。
  9. 顧客から提示された見積条件を受け付ける見積条件入力ステップと、
    ソリューションサービスに関する各項目をモジュールとして記憶するモジュールマスタと、顧客の業種及び導入システム毎の該モジュールの標準的な組み合わせを記憶する販売パターンマスタと、顧客の機器データを含む顧客情報データとを記憶する記憶手段から、必要な情報を読み込む読み込みステップと、
    入力された見積条件に従って上記販売パターンマスタ及び上記モジュールの任意の組み合わせのいずれかを選択し、選択された販売パターン及びモジュールの任意の組み合わせのいずれかに上記顧客情報データを当てはめてソリューション契約金額の見積りを行う見積演算ステップと、
    を備えることを特徴とするソリューション契約支援方法。
  10. 顧客から提示された見積条件を受け付ける見積条件入力ステップと、
    ソリューションサービスに関する各項目をモジュールとして記憶するモジュールマスタと、顧客の業種及び導入システム毎の該モジュールの標準的な組み合わせを記憶する販売パターンマスタと、顧客の機器データを含む顧客情報データとを記憶する記憶手段から、必要な情報を読み込む読み込みステップと、
    入力された見積条件に従って上記販売パターンマスタ及び上記モジュールの任意の組み合わせのいずれかを選択し、選択された販売パターン及びモジュールの任意の組み合わせのいずれかに上記顧客情報データを当てはめてソリューション契約金額の見積りを行う見積演算ステップと、
    上記見積スッテプにおいて上記見積条件に基づいて新たに作成されたモジュールを追加記憶するモジュール追加ステップと、
    上記見積スッテプにおいて上記見積条件に基づいて変更を加えられた販売パターンを、追加する、基となった販売パターンと置換する、基となった販売パターンを修正する、のいずれかを選択して記憶する販売パターン更新ステップと、
    を備えることを特徴とするソリューション契約支援方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269551A (ja) * 2007-03-29 2008-11-06 Ricoh Co Ltd 契約書作成装置及び契約書作成方法
JP2009193416A (ja) * 2008-02-15 2009-08-27 Nec Corp サポート関連情報生成方法、システム及びコンピュータプログラム
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