JP2005227350A - 電動レボルバ制御装置及び電動レボルバの制御用プログラム - Google Patents

電動レボルバ制御装置及び電動レボルバの制御用プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 偶数の対物レンズが装着される電動式のレボルバにおいて、対物レンズの切り換え時の移動距離が同一の場合に、対物レンズと試料との衝突を防止することを目的とする。
【解決手段】 電動レボルバ1の取付体2には、6本の対物レンズ3a〜3fが装着されており、光路位置aに配置されている対物レンズ3aの位置は、磁気センサ5で検出可能である。また、スイッチユニット12には対物レンズ3a〜3fに対応してスイッチSW1〜SW6が配置されている。制御部7の記憶部9には、対物レンズ3a〜3fの切り換え時の移動距離が同じ場合を含め、回転方向を設定したデータテーブルを有し、このデータテーブルを磁気センサ5からの信号と、スイッチユニット12からの信号に基づいて検索し、取付体2の回転を制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、顕微鏡などの電動レボルバの回転を制御する電動レボルバ制御装置及び電動レボルバの制御用プログラムに関する。
通常、電動式のレボルバには、円周上に一定間隔で、対物レンズの取付穴が設けられており、各取付穴には主に倍率順に対物レンズが装着される。そして、レボルバは、観察者が手元で操作可能なスイッチにより回転可能に構成されており、特定の対物レンズを、試料の上方で、かつ光路上に配置することができる。
このようなレボルバを備えた顕微鏡では、主に低倍率と高倍率の2種類の対物レンズを相互変換しながら観察が行われる。例えば、レボルバに、5×(5倍)、10×、20×、50×、100×、150×の対物レンズが倍率順に装着されており、観察者が主に5×と50×の対物レンズを使用する場合には、最初に5×の対物レンズで観察し、その後、順次又は直接50×の対物レンズに切り換える操作を行う。
ここで、100×の対物レンズは、作動距離が、例えば1mmなど、極端に短いことが多いので、実際の検査では、特に詳しく観察する必要のある場合にしか使用しないことが多い。このため、50×の対物レンズで観察した後に100×の対物レンズを使う場合には、50×の対物レンズでピントを合わせた後、100×の対物レンズに切り換えるので、焦点位置のずれは小さくて済み、対物レンズと試料とが衝突する可能性は少ない。
しかし、観察者が、問題なく対物レンズを切り換えることができる5×〜50×の各対物レンズの間で検査を行うときに、ブラインド操作によるスイッチの押し間違いや、レボルバの回転方向によっては、観察者の意図に反して100×の対物レンズが光路上を通過する場合がある。
対物レンズの長さは、倍率が大きくなるにつれて長くなる。また、同一種のレンズでは、倍率の低いレンズは、焦点深度が深く、作動距離は長くなる。倍率の高いレンズは、焦点深度が浅く、作動距離が短くなる。したがって、作動距離が長い低倍率の対物レンズを試料に接近させた状態で観察した後に、作動距離が短い高倍率の対物レンズにいきなり切り換えると、対物レンズの先端が試料に衝突することがある。
このため、観察者は、レボルバを回転させる度に、試料と対物レンズとが衝突しないかどうかを気にしなければならない。そこで、このような問題を解決するために、奇数個の対物レンズが装着されたレボルバにおいて、対物レンズへの切り換え時には、距離の近い方向への回転を選択し、その際に最低倍率の対物レンズから最高倍率の対物レンズへの切り換えを禁止することで対物レンズと試料との衝突を回避しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−338939号公報
しかし、偶数個の対物レンズが装着されている場合には、どちらへ回転しても、移動距離が同一になる場合が生じるので、常に試料と対物レンズとの衝突の可能性が低い方向にレボルバが回転制御されるとは限らない。
例えば、図4に示すように、各種倍率の対物レンズ23a〜23fが、倍率順に6本付いているような、従来の電動レボルバ22について考える。この電動レボルバ22において、50×の対物レンズ23dから5×の対物レンズ23aに切り換える場合には、どちらの方向に回転させても、移動距離は同じである。したがって、従来のように、最短距離を選択した上で最低倍率から最高倍率への切り換えを禁止する制御では、どちらの方向へ回転しても良いことになる。つまり、CCW(反時計回り)に回転すると、最低倍率(5×)から最高倍率(150×)への対物レンズ23a,23fの切り換えはないが、現在観察している50×の対物レンズ23dよりも高倍率の対物レンズ23e,23f(100×、150×)が光路上を通過することになる。このため、CW(時計回り)に回転した場合に比べて、対物レンズ23a〜23fと試料との衝突の可能性が高い。
この発明は、このような課題に鑑みてなされたものであり、偶数の対物レンズが装着される電動式のレボルバにおいて、対物レンズの切り換え時の移動距離が同一の場合に、対物レンズと試料との衝突を防止することを目的とする。
上記の課題を解決する本発明の請求項1に係る発明は、偶数個の対物レンズが作動距離の長い順、又は倍率の小さい順に装着され、顕微鏡本体に対して回転可能に構成されたレボルバと、前記レボルバに対して回転駆動力を加え、前記対物レンズのうちの1つの対物レンズを光路上に移動させる駆動手段と、光路上に配置されている前記対物レンズを、前記レボルバへの取り付け位置によって認識する位置検出手段と、前記光路上に配置すべき前記対物レンズを選択する対物レンズ選択手段と、前記レボルバの回転を制御するレボルバ制御手段とを備え、前記レボルバ制御手段は、前記レボルバを回転させるにあたり、前記光路上に配置されている前記対物レンズから、前記対物レンズ選択手段で選択された前記対物レンズまでの移動距離が、前記レボルバをいずれの方向に回転させても同一の距離である場合に、最も作動距離が短い対物レンズ、又は最も倍率が高い対物レンズが、前記光路上を通過する回転方向と反対の方向を、前記レボルバの回転方向として設定することを特徴とする電動レボルバ制御装置とした。
この電動レボルバ制御装置では、対物レンズを切り換えるにあたり、切り換える対物レンズの情報をレボルバ選択手段から取得し、現在の対物レンズの位置の情報を位置検出手段から取得し、レボルバ制御手段によりレボルバの回転時の移動距離を演算する。そして、レボルバをどちらの回転方向に回転させても移動距離が同じ場合には、作動距離の長い対物レンズ、又は倍率の低い対物レンズが光路を通過するような回転方向を設定し、レボルバを回転させる。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の電動レボルバ制御装置において、前記レボルバ制御手段は、前記光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置と、前記対物レンズ選択手段によって選択された前記対物レンズの取り付け位置と、前記レボルバの回転方向とを関連付けたデータテーブルを有することを特徴とする。
この電動レボルバ制御装置では、切り換え前に光路上に配置されている対物レンズの取り付け位置の情報と、切り換えようとする対物レンズの取り付け位置の情報とを取得し、データテーブルを検索することで、レボルバの回転方向を選択することができる。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の電動レボルバ制御装置において、前記レボルバ制御手段は、前記レボルバに装着可能な前記対物レンズの数に応じて前記データテーブルを有することを特徴とする。
この電動レボルバ制御装置は、切り換え前の光路上に配置されている対物レンズの取り付け位置の情報で、データテーブルを選択する。さらに、選択したデータテーブルから観察者が選択した対物レンズの取り付け位置に応じてレボルバの回転方向を検索する。
請求項4に係る発明は、請求項1に記載の電動レボルバ制御装置において、前記レボルバ制御手段は、予め設定された判定プログラムを記憶しており、前記移動距離が同一の場合に、光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置により、前記判定プログラムによってデータ処理を行い、前記レボルバの回転方向を判定するように構成されたことを特徴とする。
この電動レボルバ制御装置では、切り換え前に光路上に配置されている対物レンズの取り付け位置の情報と、切り換えようとする対物レンズの取り付け位置の情報とを取得し、移動距離が同一の場合に、現在使用中の対物レンズの位置に基づいて所定のプログラム処理を行い、レボルバの回転方向を選択する。
請求項5に係る発明は、偶数個の対物レンズが装着せさるレボルバの回転を制御する電子計算機の制御用プログラムであって、光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置から、切り換えを指示された前記対物レンズの取り付け位置までの前記レボルバの回転による移動距離を算出する移動距離算出工程と、前記移動距離算出工程により算出された移動距離が最短となる前記レボルバの回転方向があった場合に、その回転方向を前記レボルバの回転方向に設定し、前記移動距離算出工程により算出された移動距離が、前記レボルバのいずれの回転方向であっても同一の距離であった場合に、光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置により、前記レボルバの回転方向を判定するレボルバの回転方向指示工程とを実行させることを特徴とする電動レボルバの制御用プログラムとした。
偶数個の対物レンズが装着できるレボルバの回転制御を行う電子計算機に、この電動レボルバの制御用プログラムを実行させると、切り換える対物レンズの情報と、現在の対物レンズの位置の情報とに基づいて、レボルバの回転時の移動距離を演算することができる。さらに、この移動距離がレボルバをどちらの方向に回転させても同一の場合に、現在の対物レンズの位置に基づいて所定のプログラム処理を行い、レボルバの回転方向が選択されるようになる。
請求項1に記載した発明によれば、偶数個の対物レンズを装着したレボルバにおいて、対物レンズを切り換えるにあたり、切り換えて使用する対物レンズを光路上に移動させる際の移動距離をレボルバ制御手段が演算し、この移動距離が回転方向によらずに同一となるときに、最も作動距離が短い対物レンズ、又は最も倍率が高い対物レンズが、光路上を通過しない方向を、レボルバの回転方向として設定するので、レボルバを回転させたときに対物レンズと試料とが衝突する可能性を低減させることができる。
請求項2に記載した発明によれば、請求項1の効果に加え、データテーブルを検索することでレボルバの回転方向を設定することができるので、対物レンズの切り換えを速やかに行うことができる。
請求項3に記載した発明によれば、請求項2の効果に加え、対物レンズを装着可能な数に応じてデータテーブルを有するので、レボルバの回転方向の設定をさらに速やかに行うことができる。
請求項4に記載した発明によれば、請求項1の効果に加えて、移動距離が同一の場合に、現在使用中の対物レンズの位置に基づいて所定のプログラム処理を行うことにより、レボルバの回転方向を設定するので、レボルバ制御手段のメモリが少ない場合でも、レボルバの回転方向を速やかに設定することができる。
請求項5に記載した発明によれば、
移動距離が同一の場合に、現在使用中の対物レンズの位置に基づいてレボルバの回転方向が設定されるように、電子計算機を機能させることができる。したがって、レボルバを回転させた際に対物レンズと試料とが衝突する可能性を低減させることができる。また、装着可能な対物レンズの数が異なるレボルバにも共通して使用することができるので、製造コストを低下させることができる。
発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は第1の実施の形態における電動レボルバ制御装置の概略構成を示し、図2はデータテーブルの一例を示す図である。
図1において、電動レボルバ1は、円板状の取付体(レボルバ本体)2を有し、不図示の顕微鏡本体に対して回転自在に支持されている。この取付体2には、対物レンズ3a〜3fを装着可能な対物取付穴4a〜4fが、周方向に沿って等間隔に設けられている。対物取付穴4a〜4fの外周部には、対物取付穴4a〜4fごとに異なる磁気パターン(不図示)が形成されている。さらに、電動レボルバ1は、この磁気パターンを読み取り可能な磁気センサ5(位置検出手段)を、光路位置aの近傍に備えている。この磁気センサ5の出力端子は、後述する制御部7に接続されている。また、電動レボルバ1は、取付体2を回転させる電動機6(駆動手段)を備えている。この電動機6は、制御部7に接続されたドライバ11から駆動指令を受け取り、光路上に特定の対物取付穴4a〜4fが配置されるように回転駆動する。なお、前述した光路位置aとは、顕微鏡において試料を照明する光が通る位置、又は試料からの反射光などが通る位置のことである。
ここで、電動レボルバ1の対物取付穴4a〜4fと、これに装着される対物レンズ3a〜3fとの関係について説明する。
対物取付穴4a〜4fには、図1において、CW(時計回り)に1から6までの正の整数からなる番号(図1にはno.1からno.6で示してある)が昇順で割り当てられている。この番号は、対物取付穴4a〜4fの周囲に施された刻印などにより、観察者にも容易に確認できるようになっている。また、前記磁気パターンも、この番号に対応して形成されている。
このような対物取付穴4a〜4fに、例えば、5倍(以下、5×と記載する)、10×、20×、50×、100×、150×の6本の対物レンズ3a〜3fを取り付ける場合には、最も小さい番号である1番の対物取付穴4aに、最も低倍率で、作動距離が長い、5×の対物レンズ3aが装着される。そして、番号が大きくなるにつれて、倍率が高く、作動距離が短い対物レンズ3が装着される。ここで、作動距離とは、ピントが合ったときの、対物レンズ3の先端と、試料の間の距離のことで、WD(Working Distance)とも呼ばれる。作動距離は、焦点深度と同様に開口数に反比例するため、通常の対物レンズでは、高倍率になるほど短くなる。なお、種類の異なる対物レンズを装着する場合など、対物レンズの倍率と作動距離の長さとの間に反比例の関係が成り立たないような場合には、作動距離が順番に短くなるように、対物レンズを対物取付穴4a〜4fに装着する。
このように構成される電動レボルバ1の回転を制御するものとしては、電動機6に接続されたドライバ11と、光路上に配置する対物取付穴4a〜4fを選択するために用いられるスイッチユニット12(対物レンズ選択手段)と、取付体2の回転方向及び回転量を制御する制御部7(レボルバ制御手段)とがある。
スイッチユニット12は、各対物取付穴4a〜4fに対応して配列されたスイッチSW1〜SW6を備えており、各スイッチSW1〜SW6は、制御部7に電気的に接続されている。例えば、スイッチSW1は、1番の対物取付穴4aと、これに装着された対物レンズ3aを光路上に配置させる際に操作される。また、スイッチSW2は、2番の対物取付穴4bと、これに装着された対物レンズ3bを光路上に配置させる際に操作される。
制御部7は、CPU(中央演算装置)と、半導体メモリなどから構成された電子計算機であり、電動レボルバ1の回転方向を判定する判定部8と、判定部8が回転方向を判定するために必要な情報を記憶しておく記憶部9と、判定部8が判定した結果に応じてドライバ11に対して制御信号を与える出力部10とを有している。
記憶部9に記憶される情報としては、図2に一例を示すような、移動方向を示すデータテーブル13があげられる。
データテーブル13は、光路上に配置されている対物レンズ3a〜3fを特定する情報(現在位置)と、次に光路上に配置すべき対物レンズ3a〜3fを特定する情報(目標位置)と、取付体2の回転方向とを対応付けた構成となっている。図2においては、理解を容易にするために、現在位置及び目標位置には、取付穴4a〜4fに装着される対物レンズ3a〜3fの倍率が示されているが、実際には、磁気センサ5で読み取る対物取付穴4a〜4fの番号の情報が格納される。また、回転方向は、図1に示すようなCW、又はCCWに相当する方向に電動機4を回転させるための情報が格納されている。
このデータテーブル13は、1行目から6行目までのデータが1番の対物取付穴4aに装着された5×の対物レンズ3aが光路上に配置されている場合に対応している。すなわち、5×の対物レンズ3aが光路上に配置されている状態から、他の対物レンズ3b〜3fに切り換える際に、取付体2を回転させる方向がまとめられている。
同様に、以下、2番の対物取付穴4bに装着された10×の対物レンズ3bが光路上に配置されている場合に対応したデータ、3番の対物取付穴4cに装着された20×の対物レンズ3cが光路上に配置されている場合に対応したデータなどが配列されている。つまり、このデータテーブル13は、電動レボルバ1に装着可能な対物レンズ3a〜3f(対物取付穴4a〜4f)の個数ごとに、予め用意されている。図2には、6個の対物レンズ3a〜3fが取り付けられている例が示してあるが、対物レンズが4個の場合や、8個の場合には、それぞれの個数に応じたデータテーブル13が用意される。なお、これらの場合においては、全ての対物取付穴に対物レンズが装着された状態で使用されるものとする。
また、このデータテーブル13において、対物レンズ3a〜3fの切り換えに要する移動距離が、CWとCCWとで異なる場合には、移動距離が短くなる回転方向が選択されるようにデータが構成されている。例えば、現在位置が、5×の対物レンズ3aの場合、10×、20×の対物レンズ3b,3cへの切り換え時には、回転方向がCCWになっている。また、100×、150×の対物レンズ3e,3fへの切り換え時には、回転方向がCWになっている。
さらに、どちらに回転しても移動距離が同一である場合には、試料と対物レンズ3の衝突の可能性が、より低くなるような方向が設定されている。例えば、5×の対物レンズ3aから50×の対物レンズ3dへの切り換えは、CW、又はCCWのどちらの方向に回転しても同じ移動距離となるが、このデータテーブル13では、CCWが設定さている。CCWであれば、光路上を10×、20×の対物レンズ3b,3cが通過した後に、50×の対物レンズ3dが光路上に配置されるので、試料と対物レンズ3とが衝突する可能性は低い。なお、CWに回転させると、光路上に150×、100×の対物レンズ3f,3eを通過させた後に、50×の対物レンズ3dが光路上に配置されることになるので、試料と対物レンズ3が衝突する可能性が相対的に高くなる。
以下、同様に、データテーブル13において、各現在位置に対して移動距離が同じになる場合だけ見ていくと、現在位置が10×、50×、100×の対物レンズ3b,3d,3eの場合は、150×の対物レンズ3fが光路上を通過させないようにするために、それぞれCCW、CW、CWが設定されている。また、現在位置が20×、150×の対物レンズ3c,3fの場合は、最も試料との衝突の可能性が高い150×の対物レンズ3fを避けることは不可能であるため、次に、衝突の可能性が2番目に高い100×の対物レンズ3eを避けるように、それぞれCW、CCWが設定されている。
なお、回転を要しない場合には、その旨の情報が格納される(図2においては回転方向の欄に「−」と表示されている)。
以上のように構成された電動レボルバ制御装置の動作について説明する。なお、1番から6番までの対物取付穴4a〜4fには、5×、10×、20×、50×、100×、150×の対物レンズ3a〜3fが順番に装着されているものとする。
図1のように、1番の対物取付穴4aが光路上に配置されており、5×の対物レンズ3aで試料を観察している場合には、磁気センサ5から制御部7に、現在位置の信号、つまり1番の対物取付穴4aを示す信号が出力されている。
ここで、他の対物レンズ3b〜3fに切り換えて観察を行うときに、観察者は、次に使用する対物レンズ3b〜3fに対応したスイッチSW2〜SW6を押す。これにより、スイッチユニット12からは、スイッチSW2〜SW6ごとに異なる信号が制御部7に対して出力される。そして、この信号が、対物レンズ3b〜3fの目標位置を示す信号となる。
例えば、観察者が10×の対物レンズ3bを選択した場合には、制御部7の判定部8は、現在位置として5×の対物レンズ3aの対物取付穴4aの情報と、目標位置として10×の対物レンズ3bの対物取付穴4bの情報とを取得し、図2に例示したようなデータテーブル13を検索する。検索結果としては、CCWが得られるので、判定部8は、出力部10を介してドライバ11にCCWへの回転を指令し、ドライバ11から電動機6にCCW方向への駆動信号が出力される。
そして、制御部7は、10×の対物レンズ3bが装着された対物取付穴4bが光路上に配置されたことを磁気センサ5から出力される信号から確認したら、電動機6を停止させる。
同様に、50×の対物レンズ3cが選択された場合には、テーブル検索によりCCWを得て、電動機6をCCW方向に回転駆動させる。
この実施の形態によれば、偶数個の対物レンズ3a〜3fが装着された電動レボルバ制御装置を、テーブル検索によって電動レボルバ1の回転方向を制御するように構成したので、回転方向の設定を速やかに行える。さらに、データテーブル13を、現在位置と目標位置と電動レボルバ1の回転方向とを対応付けた構成としたので、対物取付穴4a〜4fの実際の位置と、観察者が入力する情報とから簡単に回転方向を設定することが可能である。
また、このデータテーブル13は、移動距離が電動レボルバ1の回転方向によって異なる場合には、移動距離が短くなる回転方向が選択されるように構成されているので、すばやく対物レンズ3を切り換えることができる。さらに、移動距離が同じ場合は、試料と対物レンズ3の衝突の可能性が低い方向を回転方向に設定するように構成されているので、対物レンズ3の衝突の可能性を低減できる。
なお、図1に示す制御部7は、顕微鏡本体に収容されているが、顕微鏡本体と別構成でも良い。また、スイッチユニット12は、顕微鏡本体と別体で構成されているが、顕微鏡本体と一体に設けられても良い。
次に、第2の実施の形態に図面を参照しながら詳細に説明する。なお、第1の実施の形態と同一の構成要素には、同一の符号を付している。さらに、第1の実施の形態と重複する説明は省略する。
この実施の形態では、図1に示すような制御部7が、所定の判定プログラム(制御用プログラム)によってデータ処理を行い、電動レボルバ1の回転方向を判定することを特徴とする。このため、記憶部9には、判定に用いるデータ及び判定プログラムが記憶されている。また、判定部8は、記憶部9に記憶されている判定に用いるデータ及び判定プログラムにより、回転制御する方向を判定して出力部10に出力信号を与える。
ここで、判定に用いるデータは、対物取付穴4a〜4fごとに割り当てられた値で、最も倍率の低い対物レンズ3aが取り付けられる対物取付穴4aには「1」が付与され、最も倍率の高い対物レンズ3fが取り付けられる対物取付穴4fには「6」が付与されている。さらに、その中間の倍率の対物レンズ3b〜3eが取り付けられる各対物取付穴4b〜4eには、正の整数が順番に1刻みで付与されている。
そして、判定プログラムは、観察中の対物レンズ3の対物取付穴の値と、次に使用する対物レンズ3の対物取付穴の値とに基づいて電動レボルバ1の回転方向を制御するもので、制御部7に後述する移動距離算出工程を実行させる手段として機能する移動距離算出プログラムと、制御部7に後述するレボルバの回転方向指示工程を実行させる手段として機能するレボルバの回転方向指示プログラムとを有している。
判定プログラムを用いた判定部8の処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
対物レンズ3の切り替えが指示された場合には、図3のステップS1からステップS3に示すような移動距離算出工程によって、現在使用中の対物レンズ3から、選択された対物レンズ3に切り替えるために必要な電動レボルバ1の回転方向の移動距離を算出する。
すなわち、スイッチユニット12で選択された対物レンズ3の情報を取得したら、その対物レンズ3の取付位置(目標位置)に対して付与されている値と、観察中の対物レンズ3の位置(現在位置)に対して付与されている値とを比較する(ステップS1)。
具体的には、2番目に倍率の低い対物レンズ3bを使用中の場合には、磁気センサ5でその対物レンズ3bの対物取付穴4bの情報を磁気センサ5で読み取り、対物取付穴4bに付与されている値を「2」を取得する。そして、この値を現在位置の値とする。一方、スイッチユニット12で選択された対物レンズ3の情報からは、その対物レンズ3が装着されている対物取付穴の値(例えば、最も低倍率の対物レンズ3aが選択された場合には「1」)が得られるので、この値を目標位置の値とする。
目標位置の値が、現在位置の値よりも小さい場合(ステップS1でYes)には、目標位置を、目標位置の値と、対物取付穴4a〜4fに付与されている値の最大値との和に書き換える(ステップS2)。これらは、目標位置から現在位置までの距離を求めやすくするために行う処理である。一方、目標位置の値が、現在位置の値以上である場合(ステップS1でNo)には、目標位置の値をそのまま使用する。
このようにして得られた目標位置の値から現在位置の値を減算し、得られた値(整数)を移動距離とする(ステップS3)。なお、ここでの移動距離は、倍率が大きくなる方向(図1においてCCW)へ回転制御した場合の移動距離になる。
そして、続くステップS4からステップS12に示すようなレボルバの回転方向指示工程によって、回転方向を判別する。
すなわち、移動距離がゼロの場合(ステップS4でYes)には、取付体2を回転させない(ステップS8)。それ以外の場合(ステップS4でNo)には、移動距離が最大値を2で割った値より小さいか否かを判定する(ステップS5)。
移動距離が最大値を2で割った値より小さい場合(ステップS5でYes)には、倍率が順番に大きくなる方向に回転した方が実際に移動する距離が短くなるので、CCWが選択される(ステップS9)。それ以外の場合(ステップS5でNo)は、移動距離が最大値を2で割った値よりも大きいか否かを判定する(ステップS6)。
移動距離が最大値を2で割った値よりも大きい場合(ステップS6でYes)には、倍率が順番に小さくなる方向に回転した方が実際に移動する距離が短くなるので、CWが選択される(ステップS10)。
そして、移動距離が最大値を2で割った値に等しい場合(ステップS6でNo)には、CW又はCCWのどちらの方向に回転しても移動距離が同じになるので、試料と対物レンズ3との衝突の可能性が低い方向を選択するような処理を行う(ステップS7)。
すなわち、現在位置が、最大値(この実施の形態では「6」)であった場合は、衝突の可能性が2番目に高い対物レンズ3eを避ける回転方向、つまりCCWが選択される(ステップS11)。
また、現在位置が最大値を2で割った値より小さい場合にも、CCWが選択される(ステップS11)。これは、CWを選択すると、倍率が小さくなる方向に回転する際に、光路位置aにおいて、最も低倍率の対物レンズ3から、最も高倍率の対物レンズ3に移行するような、切り換えが行われることになるからである。
それ以外の場合は、CWが選択される(ステップS12)。そして、ステップS9からステップS12で選択された回転方向に従って、電動機6が回転駆動し、対物レンズ3a〜3fが、取付体2と共に回転する。なお、回転駆動量は、移動距離の大きさに応じて予め定められた量となる。
ここで、上記のステップS7の判定結果について、具体的に説明する。なお、2本の対物レンズ3a,3bを装着可能なレボルバの場合は、どちらに回転しても同じ結果となるので省略する。
4本の対物レンズ3a〜3dを装着できる電動レボルバの場合、CCWになるのは、現在位置が、1番と4番の場合である。現在位置が1番の場合は、最高倍率である4番の対物取付穴4dに装着された対物レンズ3dへの切り換えが避けられる。また、現在位置が4番の場合は、2番目に衝突の可能性が高い3番の対物取付穴4cに装着された対物レンズ3cへの切り換えが避けられる。また、CWになるのは、現在位置が2番と3番の場合である。現在位置が2番の場合は、目標位置が4番であるため、2番目に衝突の可能性が高い3番の対物取付穴4cに装着された対物レンズ3cへの切り換えが避けられる。現在位置が3番の場合は、最高倍率である4番の対物取付穴4dに装着された対物レンズ3dへの切り換えが避けられる。
同様に、6本の対物レンズ3a〜3fを装着できる電動レボルバ1の場合、CCWになるのは現在位置が1番、2番、6番の場合であり、CWになるのは現在位置が3番、4番、5番の場合である。また、8本の対物レンズが装着できる電動レボルバの場合、CCWになるのは現在位置が1番、2番、3番、8番の場合であり、CWになるのは現在位置が4番、5番、6番、7番の場合である。
以下、10本以上の対物レンズを装着できる電動レボルバの場合であっても、判定プログラムに従って試料と対物レンズの衝突の可能性が低い方向が回転方向として選択される。
この実施の形態によれば、偶数個の対物レンズ3a〜3fが装着された電動レボルバ1の制御装置は、制御部7が判定プログラムに従って、移動距離算出工程と、レボルバの回転方向指示工程とを実行し、移動距離がCWとCCWとで異なる場合に、移動距離が短くなるような回転方向が設定するので、対物レンズ3a〜3fの切り換えを速やかに行うことができる。
また、移動距離が同じ場合には、判定プログラムによって、試料と対物レンズ3a〜3fの衝突の可能性が低くなるような回転方向が設定されるので、対物レンズ3a〜3fの衝突を防止できる。
さらに、第1の実施の形態のように、装着できる対物レンズ3a〜3fの個数に応じたデータテーブル13(図2参照)を用意する必要がないので、記憶部9のデータ容量を変更することなく、対物レンズ3a〜3fの個数を、容易に変更することができる。したがって、試料と対物レンズ3a〜3fの衝突回避の可能性が高く、電動レボルバ1の種類の変更にも、容易に対応できる電動レボルバ制御装置を提供することができる。
なお、この発明は、前記の各実施の形態に限定されずに、広く応用することができる。
例えば、電動レボルバ制御装置、又は顕微鏡が、電子計算機(制御部7)を備え、記録媒体からデータを読み取り可能に構成されると共に、第2の実施の形態における判定プログラムを記録媒体に記録しても良い。記録媒体から読み取った判定プログラムを電動レボルバ制御装置の電子計算機(制御部)で実行することで、第2の実施の形態と同様の作用及び効果が得られる。ここにおいて、判定プログラム、判定プログラムを記録した記録媒体や、ネットワークを介して判定プログラムをダウンロード可能な状態に付すことも、この発明の実施に含まれるものとする。
本発明の実施の形態における電動レボルバ制御装置の概略構成図である。 データテーブルの構成の一例を示す図である。 電動レボルバ制御装置における処理を示すフローチャートである。 従来の電動レボルバを示す
符号の説明
1 電動レボルバ(レボルバ)
2 取付体
3a,3b,3c,3d,3e,3f 対物レンズ
4a,4b,4c,4d,4e,4f 対物取付穴
5 磁気センサ(位置検出手段)
6 電動機(駆動手段)
7 制御部
12 スイッチユニット(対物レンズ選択手段)
13 データテーブル
S1〜S3 移動距離算出工程
S4〜S12 レボルバの回転方向指示工程

Claims (5)

  1. 偶数個の対物レンズが作動距離の長い順、又は倍率の小さい順に装着され、回転可能に構成されたレボルバと、
    前記レボルバに対して回転駆動力を加え、前記対物レンズのうちの1つの対物レンズを光路上に移動させる駆動手段と、
    光路上に配置されている前記対物レンズを、前記レボルバへの取り付け位置によって認識する位置検出手段と、
    前記光路上に配置すべき前記対物レンズを選択する対物レンズ選択手段と、
    前記レボルバの回転を制御するレボルバ制御手段とを備え、
    前記レボルバ制御手段は、前記レボルバを回転させるにあたり、前記光路上に配置されている前記対物レンズから、前記対物レンズ選択手段で選択された前記対物レンズまでの移動距離が、前記レボルバをいずれの方向に回転させても同一の距離である場合に、最も作動距離が短い対物レンズ、又は最も倍率が高い対物レンズが、前記光路上を通過する回転方向と反対の方向を、前記レボルバの回転方向として設定することを特徴とする電動レボルバ制御装置。
  2. 前記レボルバ制御手段は、前記光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置と、前記対物レンズ選択手段によって選択された前記対物レンズの取り付け位置と、前記レボルバの回転方向とを関連付けたデータテーブルを有することを特徴とする請求項1に記載の電動レボルバ制御装置。
  3. 前記レボルバ制御手段は、前記レボルバに装着可能な前記対物レンズの数に応じて前記データテーブルを有することを特徴とする請求項2に記載の電動レボルバ制御装置。
  4. 前記レボルバ制御手段は、予め設定された判定プログラムを記憶しており、前記移動距離が同一の場合に、光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置により、前記判定プログラムによってデータ処理を行い、前記レボルバの回転方向を判定するように構成されたことを特徴とする請求項1に記載の電動レボルバ制御装置。
  5. 偶数個の対物レンズが装着せさるレボルバの回転を制御する電子計算機の制御用プログラムであって、
    光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置から、切り換えを指示された前記対物レンズの取り付け位置までの前記レボルバの回転による移動距離を算出する移動距離算出工程と、
    前記移動距離算出工程により算出された移動距離が最短となる前記レボルバの回転方向があった場合に、その回転方向を前記レボルバの回転方向に設定し、前記移動距離算出工程により算出された移動距離が、前記レボルバのいずれの回転方向であっても同一の距離であった場合に、光路上に配置されている前記対物レンズの取り付け位置により、前記レボルバの回転方向を判定するレボルバの回転方向指示工程とを実行させることを特徴とする電動レボルバの制御用プログラム。

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016102854A (ja) * 2014-11-27 2016-06-02 オリンパス株式会社 顕微鏡システム

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