JP2005226629A - ポンプ式容器のポンプ部 - Google Patents

Abstract

【課題】ポンプボトルの中身を補充する際に、逆さまに置いておくことのできる、ポンプを提供する。
【解決手段】ポンプの上部に天板を設け、シリンダーに液受けを設けたことを特徴としたポンプ。
【選択図】図１

Description

本発明は、シャンプーや洗剤等のポンプ式容器において、ポンプ上部に天板を設け、シリンダーに液受けを設けたポンプに関するものである。

従来、中身が無くなるとポンプを取り外して、中身を補充できる、詰め替えを可能としたポンプボトルがあった。
登録実用新案第０５５９７４号

そのために、次のような問題点があった。
中身を補充する際、ポンプを取り外してボトル上部を開口させ、補充を行うが、その 間詰め替え用の新たな液状等を開口からポンプ内部へ注ぐ必要があるため、ピストン式 のポンプ部は抜いて何処かに置かなければならず、衛生面で問題があった。上記特許文 献１において開示されているように、ボトルの開口部にポンプを掛ける方法も考えられ るが、開口部の狭いボトルも多く、また、空のボトルの重心が高い位置になるため、ポ ンプとボトルを切り放せるものも必要である。

ポンプの上部に天板を設け、ポンプを逆さまに置けるようにする、この時、吸引パイプに付着した中身の液体が垂れないよう、シリンダーに液受けをもうける。以上を特徴とするポンプ式容器のポンプ部である。

ポンプボトルの中身を補充する際、ポンプを逆さまに置けるので、ポンプのボトルに収納される部分に、不純物の付着を防ぐことができ、置いた先も汚さずに済む。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
ポンプ上部のピストンヘッド（１）に天板（２）を設け、シリンダー（３）に液受け（４）を設ける。
本発明は以上のような構成で、これを使用するときは、天板（２）を利用して逆さまに置き、シリンダー（３）に設けた液受け（４）で、吸引パイプ（５）から垂れてきた液体を止め、その間に中身の補充を完了する。
また本発明の他の実施例として、図２に示すように、天板（２）下部にポンプの注出口に当接する部位を一部溝状に切った（図示せず）、ピストンヘッドに勘合するピストンヘッドのカバー（６）を形成し、ピストンヘッド（１）と脱着できるようにしてもよい。この際、脱着のできるようにする手段は、ピストンヘッドのカバー（６）に限らない。

本発明の側面図 本発明の他の実施例を示す側面図

符号の説明

１ ピストンヘッド
２ 天板
３ シリンダー
４ 液受け
５ 吸引パイプ
６ ピストンヘッドのカバー

Claims (1)

1. ポンプの上部に天板を設け、シリンダーに液受けを設けたことを特徴としたポンプ式容器のポンプ部。

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