JP7193220B2 - ポンプ付き注出容器 - Google Patents
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Description
しかしながら、容器本体から取り外された手動ポンプは形状的に不安定であることから、床や洗面台等からなる平面台上にそのまま置いた場合には、補充作業中に手動ポンプが転倒したり、回転したりして、手動ポンプの周囲に残留している内容液が平面台に付着して汚してしまうという問題がある。
さらには補充作業中において、転倒又は回転した際に手動ポンプに付着した異物が、容器本体内に取り込まれてしまう虞もある。
容器本体の口筒部に装着される装着キャップを介して押し下げ式の手動ポンプが組付けられたポンプ付き注出容器であって、
手動ポンプが、装着キャップ内に取り付けられたポンプ本体と、ポンプ本体の頂壁に立設されたステムと、ステムの上端に設けられたノズルヘッドと、を有して構成され、
装着キャップに、手動ポンプを倒立姿勢の状態で保持する補助部材が着脱可能に設けられており、
補助部材は、上下の内周端に径方向内側に突出する第1係止部及び第2係止部が設けられると共に装着キャップに嵌合する嵌合周壁部を有し、
ノズルヘッドには、第1係止部又は第2係止部が係止される下鍔部が設けられていることを特徴とする、と云うものである。
本発明の主たる手段では、装着キャップの側の外周壁に対して着脱可能に設けた補助部材を、フランジ部を下側とする第1姿勢とした状態でノズルキャップに装着すると、手動ポンプを倒立状態で保持することが可能となり、内容液の補充作業を容易とすることを達成し得る。またフランジ部を上側とする第2姿勢にした状態で装着キャップに装着すると、フランジ部が指掛け機能を発揮し得ることから、ノズルヘッドを押し下げての注出作業を片手で行うことを達成し得る。
上記手段では、欠損部を利用し、嵌合周壁部を拡径状に変形させることにより、補助部材の装着キャップへの着脱作業を容易とすることを達成し得る。
上記手段では、フランジ部が倒立姿勢にある手動ポンプを安定的に支えることができ、手動ポンプの転倒の抑制を達成し得る。
図1は本発明の実施例を示すポンプ付き注出容器の側面図、図2はポンプ付き注出容器の平面図、図3はポンプ付き注出容器を拡大して示す部分断面図、図4は使用状態の一例として、注出操作を示すポンプ付き注出容器の側面図、図5は使用状態の一例として、補充時における手動ポンプの倒立状態示す側面図、図6は図5のVI-VI線における矢視方向断面図である。
図1乃至図3はポンプ付き注出容器が流通過程に置かれたとき実施形態の一例を、図4は内容液を注出する注出操作時の実施形態の一例を、図5及び図6は内容液の補充作業中の実施形態の一例を夫々示している。
尚、ポンプ付き注出容器の容器本体2内に充填される内容液としては、例えばシャンプー液やリンス液等であるが。これに限られるものではない。またステム内部に使用されるスプリング(図示せず)やボール弁(図示せず)を除いて、各部材は合成樹脂製である。
まず、補助部材30の姿勢を、フランジ部32側を下方向に向ける第1姿勢とする。そして、装着キャップ10の外周壁11に対し、補助部材30の欠損部35を径方向内側に向かって当接させる。すると、欠損部35が強制的に押し開かれて嵌合周壁部31が拡径状に変形するため、補助部材30を装着キャップ10の外周壁11に装着することができる(図1参照)。
このように、補助部材30は装着キャップ10の外周壁11に対して着脱可能に構成されている。
まず、補助部材30を装着キャップ10の外周壁11から取り外すと共に、図4に示すように、取り外した補助部材30の上下を反転させ、すなわちフランジ部32を上方に向けた第2姿勢とした後、補助部材30を装着キャップ10の外周壁11に再び装着する。
この場合においても、嵌合周壁部31の内周面の上下に設けられた第1係止部33及び第2係止部34が、装着キャップ10の外周壁11の上端及び下端を夫々係止した状態で嵌合周壁部31が装着キャップ10の外周壁11に嵌合するため、装着後の補助部材30のガタツキを防止することが可能となっている。
このように本発明では、上下を反転させて装着した補助部材30のフランジ部32に指掛けの機能を生じさせることができるため、片手の操作のみでの内容液の注出が可能となる。
尚、最初にノズルヘッド22を上方に向かって上昇させ、その後に補助部材30を装着キャップ10の外周壁11から取り外し、さらに上下を反転させて第2姿勢とした補助部材30を装着キャップ10の外周壁11に再装着しても良い。
容器本体2内の内容液の残量が少なくなったポンプ付き注出容器1では、装着キャップ10を回して雄ネジと雌ネジとの螺合を解除し、手動ポンプ20を容器本体2内から取り出した状態において、すなわち容器本体2の口筒部を開放した状態において、新たな内容液が容器本体2内に補充される。
この際には、ノズルヘッド22のノズル筒22bが、補助部材30の欠損部35内に配置されるように設定すると共に、補助部材30を、フランジ部32を上方に向けた第1姿勢とした状態で、正立姿勢の状態(ノズルヘッド22が上方の位置にある状態)にある手動ポンプ20のノズルヘッド22のヘッド本体22aに装着する。
あるいは、手動ポンプ20が倒立姿勢の状態((ノズルヘッド22が下方の位置にある状態、図6参照)にある場合には、フランジ部32を下方に向けた第2姿勢とした補助部材30を、ノズルヘッド22のヘッド本体22aに装着する。
例えば、上記実施例では、装着キャップ10とポンプ本体21とが別部材で形成された構成を示して説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、装着キャップとポンプ本体とが一体に形成される構成であっても良い。
この場合、床や洗面台等の平面台40上に設置される補助部材30の外周端が、倒立姿勢にある手動ポンプ20を支えることになる、ただし、より安定的に倒立姿勢にある手動ポンプ20を支えるためには、フランジ部32を有する構成の方が好ましい。
2 : 容器本体
3 : 底部
4 : 胴部
10 : 装着キャップ
11 : 外周壁
11a : ローレット
20 : 手動ポンプ
21 : ポンプ本体
21A : 頂壁
21a : 雄ネジ
22 : ノズルヘッド
22a : ヘッド本体
22a1: 雌ネジ
22b : ノズル筒
22c : 下鍔部
22d : 嵌合筒
23 : ステム
30 : 補助部材
31 : 嵌合周壁部
32 : フランジ部
33 : 第1係止部
34 : 第2係止部
35 : 欠損部
40 : 平面台
F1 : 親指
F2 : 人指し指
F3-F5 : 他の指
O : 容器軸
Claims (3)
- 容器本体(2)の口筒部に装着される装着キャップ(10)を介して押し下げ式の手動ポンプ(20)が組付けられたポンプ付き注出容器であって、
前記手動ポンプ(20)が、前記装着キャップ(10)内に取り付けられたポンプ本体(21)と、前記ポンプ本体(21)の頂壁(21A)に立設されたステム(23)と、該ステム(23)の上端に設けられたノズルヘッド(22)と、を有して構成され、
前記装着キャップ(10)に、前記手動ポンプ(20)を倒立姿勢の状態で保持する補助部材(30)が着脱可能に設けられており、
前記補助部材(30)は、上下の内周端に径方向内側に突出する第1係止部(33)及び第2係止部(34)が設けられると共に前記装着キャップ(10)に嵌合する嵌合周壁部(31)を有し、
前記ノズルヘッド(22)には、前記第1係止部(33)又は前記第2係止部(34)が係止される下鍔部(22c)が設けられていることを特徴とするポンプ付き注出容器。 - 補助部材(30)に、嵌合周壁部(31)及びフランジ部(32)が形成されていない部分である欠損部(35)が設けられている請求項1記載のポンプ付き注出容器。
- 補助部材(30)に、嵌合周壁部(31)の上下の一方の外周端から径方向外側に向かって広がるフランジ部(32)が延設されている請求項1又は2記載のポンプ付き注出容器。
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