JP6341589B2 - 液体注出容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ポンプディスペンサを用いて容器内の液体を注出する液体注出容器に関する。
シャンプー、リンス、洗剤等の格納された容器にポンプディスペンサを付し、容器内の液体を注出するタイプの容器が知られている。また、特許文献1に開示されたように、容器を取替えてポンプディスペンサを再利用することも行われていた。(以下、取替え可能な容器を「詰替容器」と呼ぶ。)
ポンプディスペンサは、容器の底部から液体を注出するためのチューブを備えていた。このため、容器を取替えてポンプディスペンサを再利用するには、以下の問題があった。容器を取替える際に、チューブに取替前の詰替容器内の液体が付着している。これが、衣類、手等に付着してしまう、或いは床等に飛散してしまう、取替後の詰替容器内の液体と混合してしまい液体の品質が劣化してしまう、という問題をきたしていた。
特開2012−066849号公報
本発明は、ポンプディスペンサにチューブを備えることなく容器内の液体を注出することのできる液体注出容器を提供することを課題とする。
ポンプディスペンサにチューブを備えなくても、詰替容器の構造によって液体をポンプディスペンサに送出できる。かかる送出を可能とするポンプディスペンサと詰替容器の組み合わせを提供する。ポンプディスペンサと詰替容器との間から詰替容器内に、又は詰替容器に設けられたチューブに、空気が流入することを防止して、ポンプディスペンサによる負圧を詰替容器内の液体に伝える。
本発明の液体注出容器は、
ポンプディスペンサと詰替容器とを備える液体注出容器であって、
前記ポンプディスペンサは、挿入突起を備え、前記詰替容器に挿入されるチューブを有さず、
前記詰替容器は、前記挿入突起が挿入される挿入口を備え、
前記挿入突起と前記挿入口との間を空気が流通しないようにする密着機構を備えることを特徴とする。
ポンプディスペンサがチューブを有していないことと、挿入突起と挿入口との間を空気が流通しないようにすることで、課題を解決する。ポンプディスペンサがチューブを有していなくても、密着機構によって空気が流通しないので、負圧が詰替容器内に伝えられる。
本発明の液体注出容器は、
前記詰替容器は、前記挿入口に連通するチューブを有することを特徴とする。
チューブを(ポンプディスペンサでなく)詰替容器に設けることで、従来の液体注出容器と同様の機構となる。この場合、チューブ又は前記挿入突起に設けられた密着機構により、詰替容器のチューブに負圧を伝えることができる。
本発明の液体注出容器は、
前記詰替容器は、体積可変であり、液体注出時に空気が流入しないことを特徴とする。
詰替容器にチューブを設けなくとも、体積可変であれば、ポンプディスペンサの負圧によって詰替容器内の(詰替容器上部の)液体が吸引される。
本発明の液体注出容器は、
前記挿入突起は、尖状部と、周縁のネジ止め外側部を、それぞれ備え、
前記挿入口は、易破断部を有する被覆体と、周縁のネジ止め内側部を、それぞれ備え、
前記挿入突起の尖状部を前記挿入口の易破断部に挿入した後に、前記ネジ止め外側部と前記ネジ止め内側部と係合させて前記ポンプディスペンサを前記詰替容器に固定可能であり、
前記密着機構は、前記ネジ止め内側部又は前記挿入突起の外側又は前記挿入突起の外側に付されたパッキンであり、
前記詰替容器は、前記易破断部が破断しない状態では密封されていることを特徴とする。
詰替容器が、使用前には密封されており、内部の液体が劣化せずに保存される。開封とポンプディスペンサの取り付けを同時に行うことができ、詰め替え作業が容易になると共に、開封と取り付けの間の誤作業による液漏れが少なくなる。使用時においては、ネジ止め機構とパッキンにより、気密性を保ちつつポンプディスペンサの負圧を伝える。
なお、易破断部は、1箇所に限られず、尖状部の存在し得る箇所全体(挿入口の全面を含む)に設けることもできる。
本発明の液体注出容器は、
前記尖状部が前記挿入突起の中央部に備えられ、
前記易破断部が前記挿入口の中央部に備えられたことを特徴とする。
尖状部及び易破断部を中央に備えることで、尖状部と易破断部の係合が確実になる。
本発明の液体注出容器は、
前記パッキンが前記ネジ止め内側部の内側又は前記挿入突起の外側に付され、
前記挿入突起の尖状部が前記挿入口の易破断部に挿入される前に、前記パッキンが前記尖状部と前記ネジ止め内側部との間の空気の流通を遮断することを特徴とする。
チューブを用いない場合には、詰替容器を取替える手順の中で詰替容器に空気が流入しないことが必要である。易破断部が破断されるよりも前に密着機構を作用させる。
本発明の液体注出容器は、ポンプディスペンサにチューブを備えていないので、詰替時に液体の容器外への飛散が少なく、取替前と取替後の液体の混合が少ない。
図1は、液体注出容器を示す図である。(実施例1) 図2は、ポンプディスペンサと詰替容器の関係を説明するための図である。(実施例1) 図3は、尖状部のバリエーションを示す図である。(実施例1) 図4は、液体注出容器を示す図である。(実施例2) 図5は、ポンプディスペンサと詰替容器の関係を説明するための図である。(実施例2) 図6は、清掃用具を示す図である。(実施例3)
以下、詰替容器がチューブを備える実施例1、詰替容器がチューブを備えない実施例2、清掃用具を示す実施例3を説明する。
図1は、液体注出容器を示す図である。(A)に示すとおり、液体抽出容器1は、ポンプディスペンサ2と詰替容器3から構成される。ここで、チューブ35は、ポンプディスペンサ2でなく詰替容器3に付されている。
(B)に、ポンプディスペンサ2と詰替容器3とを分離して示す。ポンプディスペンサ2は、尖状部21、ネジ止め外側部22及びパッキン34aを備えている。詰替容器3は、被覆体31、ネジ止め内側部33、パッキン34及びチューブ35を備えている。なおパッキン34は、ポンプディスペンサ2に備えられていてもよい。
チューブ35は、ネジ止め内側部33の内管に連通している。ポンプディスペンサ2からの負圧が伝達される。
図2は、ポンプディスペンサと詰替容器の関係を説明するための図である。図は、液体注出容器1の中心における垂直断面を示したものである。
(A)に、ポンプディスペンサ2と詰替容器3とを分離して、使用前の状態を示す。詰替容器3の挿入口は被覆体31で覆われている。内部の液体が空気に触れることなく保存される。被覆体31は、下部に切り込みがあり、切り込みの箇所が易破断部32である。
(A)の状態から、ネジ止め外側部22をネジ止め内側部23に螺入することにより使用が開始される。具体的には、尖状部21が易破断部32を貫通して(B)に示す状態となる。深く螺入することで、パッキン34がポンプディスペンサ2の挿入突起(尖状部21、それに連接する筒)と詰替容器の挿入口(円筒状の筒)との間に押接され、空気の流通を阻止する。ポンプディスペンサ2の負圧が、挿入口を介して、チューブ35に伝達される。
なお、ポンプディスペンサ2には、空気孔36が備えられている。従来技術のポンプディスペンサにも備えられていたものであり、液体抽出時に空気を詰替容器に送り詰替容器内の圧力を一定に保つためのものである。空気は、ポンプディスペンサ2と破断した被覆体31との間から他の空気孔36aを通って詰替容器に送られる。また、パッキン34aによって、空気孔を通っての液体の漏れが防止される。
図3は、尖状部のバリエーションを示す図である。図1及び図2においては、(A)に示すように尖状の先端の通気孔を有するものを描いた。しかし、尖状部の形状はこれに限られるものではなく、各種形状が可能である。
(B)に示すように放射状に棒状部を設けた形状、(C)に示すように楕円形の孔を設けた形状、(D)に示すように円筒を斜めに切断した形状、その他各種の形状が可能である。
図4は、液体注出容器を示す図である。実施例1との相違は、詰替容器3にチューブが付されていない点、詰替容器3が体積可変で液体を注出しても空気が流入しない(いわゆるパウチである)点、及びパッキン34の位置(図5を用いて後述)である。
なお、体積可変の詰替容器3は自立しない場合もあるため、保持具4によって保持している。保持具4にはクリップ41が設けられており、ポンプディスペンサを螺入する際の詰替容器3の回転を止めている。
詰替容器3が体積可変であるので、ポンプディスペンサの負圧によって詰替容器3の上部の液体を注出し、その後も詰替容器3の上部に液体が存在する。すなわち、チューブを用いて詰替容器3の底部から液体を注出することは必要ない。
本実施例においては、実施例1に加えて留意すべきことがある。詰替容器3を交換する際に、詰替容器3の上部に空気を流入させないことである。空気が流入してしまうとポンプディスペンサの負圧による液体の注出が不能又は困難となってしまうためである。
詰替容器3を交換する際に空気を流入させない構造を説明する。図5は、ポンプディスペンサと詰替容器の関係を説明するための図である。(A)に示すとおり、パッキン34がネジ止め内側部33の内周に設けられている。
使用するために挿入突起を挿入口に挿入すると、(B)の状態になる。尖状部21によって被覆体31が破断される前に、挿入突起の管にパッキン34が圧着されてパッキン34の上下の空気の流通がなくなる。
この状態で、尖状部21を貫通させて被覆体31を破断しても、詰替容器3の中に空気はほとんど流入しない。パッキン34と被覆体31との間にあった分だけの空気が流入し得るが、微量であり液体の注出が可能である。挿入突起の先端の尖状部21は、流入した空気を越えて液体に接する。ポンプディスペンサ2の負圧によって液体を注出することができる。
本発明の液体注出容器は、ポンプディスペンサにチューブが付されていないので、ポンプディスペンサの清掃が容易である。以下、清掃の例を示す。本実施例は清掃についてのものであり、液体注出容器自体は実施例1又は2と同様である。
図6は、清掃用具を示す図である。清掃用の水を入れた清掃用具5をポンプディスペンサ2の下側に取り付けることができる。(A)に取付前の状態を、(B)に取付時の状態を示す。ポンプディスペンサ2の操作により水がポンプディスペンサ2の内部を清掃する。チューブがないので、清掃用具は小型のものでよい。清掃用具5の外周に蛇腹形状を設ける等によって清掃用具5の大きさを可変(内部の水量に応じた大きさとする)にし、清掃用具5内の水が減少しても、(C)のように水面がポンプディスペンサ2に到達している状態を保つことが好ましい。
ポンプディスペンサにチューブを備えることなく容器内の液体を注出することのできる液体注出容器であり、チューブに起因する詰替時の問題がないものである。多くの液体製品生産者による利用が期待される。
1 液体注出容器
2 ポンプディスペンサ
21 尖状部
22 ネジ止め外側部
3 詰替容器
31 被覆体
32 易破断部
33 ネジ止め内側部
34(34a) パッキン
35 チューブ
36(36a) 空気孔
4 保持具
41 クリップ
5 清掃用具

Claims (5)

  1. ポンプディスペンサと詰替容器とを備える液体注出容器であって、
    前記ポンプディスペンサは、挿入突起を備え、前記詰替容器に挿入されるチューブを有さず、
    前記詰替容器は、前記挿入突起が挿入される挿入口を備え、
    前記挿入突起と前記挿入口との間を空気が流通しないようにする密着機構を備え、
    前記挿入突起は、尖状部と、周縁のネジ止め外側部を、それぞれ備え、
    前記挿入口は、易破断部を有する被覆体と、周縁のネジ止め内側部を、それぞれ備え、
    前記挿入突起の尖状部を前記挿入口の易破断部に挿入した後に、前記ネジ止め外側部と前記ネジ止め内側部と係合させて前記ポンプディスペンサを前記詰替容器に固定可能であり、
    前記密着機構は、前記ネジ止め内側部又は前記ネジ止め外側部に付されたパッキンであり、
    前記詰替容器は、前記易破断部が破断しない状態では密封されていることを特徴とする、液体注出容器。
  2. 前記詰替容器は、前記挿入口に連通するチューブを有することを特徴とする、請求項1に記載の液体注出容器。
  3. 前記詰替容器は、体積可変であり、液体注出時に空気が流入しないことを特徴とする、請求項1又は2に記載の液体注出容器。
  4. 前記尖状部が前記挿入突起の中央部に備えられ、
    前記易破断部が前記挿入口の中央部に備えられたことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載の液体注出容器。
  5. 前記パッキンが前記ネジ止め内側部の内側又は前記挿入突起の外側に付され、
    前記挿入突起の尖状部が前記挿入口の易破断部に挿入される前に、前記パッキンが前記尖状部と前記ネジ止め内側部との間の空気の流通を遮断することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載の液体注出容器。
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