JP2005226346A - 油分分離除去装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】多大な労力を要することなく、油分を含む大量の排水を連続的に処理し、且つ水分を殆ど含まない油分の回収を行うことを課題とする。
【解決手段】内部に表面が親油性の第一揚水ベルト11を設けた揚水部6と内部に表面が親油性の第二揚水ベルト13を設け、且つ底部を開放した油水分離槽7と油貯留タンク8を連設した油水分離器4を、入口側と出口側に送水路2と排水路3を設け、送水路2より送られる油分を含む排水を出口側よりオーバーフローさせて排水路3に排出する排水受槽1に対して、第一揚水ベルト11及び第二揚水ベルト13の一部が排水の水面下に埋没されるように排水の流れ方向に沿って揚水部6、油水分離槽7、油貯留タンク8の順に配列され、且つ揚水部6と油水分離槽7との間の水面下に邪魔板9を設け、更に油貯留タンク8内に排出ポンプを作動させる油面監視センサー18a,18bを設けた油分分離除去装置。
【選択図】図1

Description

この発明は、厨房排水のように油分を含有している排水から油分を分離除去する装置に関するものである。
例えば厨房排水の処理のために従来はグリーストラップ等の油分の捕集器が使用されてきたが、グリーストラップには配管の内壁に油分が付着し、ついには油分により目詰まりを起こしやすく、更にはグリーストラップでの油分の分離がうまく行かず、下水道側に混じって油分を流したり、或いはグリーストラップ上部に溜まった油分を蓋を開けて定期的に人力をもって取り除かないと臭いが外に漏れだして周囲環境を悪化させ、更に除去された油分は多量の水分を含んでいるため、処置に困る等の欠点がある。
これに対して、排水槽内に油分、浮上物等のスカムを分離する分離室を設け、且つ排水槽内の水面に浮上してくるスカムをポンプ吸引して回収する装置が提案されている(特開平7-284767号公報)。
また、厨房より排出される油分等を含む排水をそのままグリーストラップに流さず、グリーストラップの前に油脂分除去装置を設け、これに排水を流して油分等を除去した後グリーストラップに排出する方法が提案され、この油脂分除去装置には内部に搬送ベルトからなるオイルスキマ−を設け、このオイルスキマ−により排水上部に浮上した油脂分をオイルタンクに回収する方法が採用されている(特開2001-62447)。
特開平7-284767号公報、特開2001-62447
しかし、前者の装置においては排水槽内に浮上してくるスカムを吸引除去するために、多大なポンプ動力を要し、更にポンプ内での目詰まり等の欠点を有する。
また、後者の装置においてはグリーストラップの前に設置され、しかも処理能力に限りがあり、したがって大量の排水を連続的に処理するのには不向きである等の難点がある。
この発明は、上記実情に鑑み、入口側と出口側に送水路と排水路を設け、送水路より送られる油分を含む排水を出口側よりオーバーフローさせて排水路に排出する排水受槽に対して、内部に第一揚水ベルトを設けた揚水部と内部に第二揚水ベルトを設け、且つ底部を開放した油水分離部と油貯留部を連設した油水分離器を、揚水部内の第一揚水ベルト及び油水分離部内の第二揚水ベルトの一部が排水の水面下に埋没されるように排水の流れ方向に沿って揚水部、油水分離部、油貯留部の順に配列されるように設置した油分分離除去装置を提案するものである。
即ち、油分を含む排水が排水受槽に送られ、出口側よりオーバーフローさせて排水路に排出されるが、この発明では排水受槽に対して油水分離器を、揚水部内の第一揚水ベルト及び油水分離部内の第二揚水ベルトの一部が排水の水面下に埋没されるように排水の流れ方向に沿って揚水部、油水分離部、油貯留部の順に配列されるように設置してあるため、排水受槽内で油分を含む排水は揚水部で第一揚水ベルトにより油分を多く含んだ状態で油水分離部に送られ、ここで第二揚水ベルトにより更に油分を多く含んだ状態で油貯留部に送られ、一方排水受槽の下層にある油分を殆ど含まない排水は出口側よりオーバーフローさせて排水路より排出される。
したがって、この発明によれば多大な労力を要することなく、油分を含む大量の排水を連続的に処理することができる。
なお、揚水部と油水分離部との間の水面下に邪魔板を設けるようにすれば、より油分の少ない排水を油水分離部の下層に送り込むことができる。
また、第一揚水ベルトとして表面が親油性のベルトを使用すれば、揚水部から油水分離部の上層により油分を多く含む排水を送ることができ、第二揚水ベルトとして表面が親油性のベルトを使用すれば、油水分離部から油貯留部に排水を殆ど含まない油分を送ることができる。
更に、油貯留部内に油面監視センサーを設けて油貯留部内の上層部のみをポンプ排出させるようにすれば、水分を殆ど含まない油分を回収することができる。
以上要するに、この発明によれば多大な労力を要することなく、油分を含む大量の排水を連続的に処理し、且つ水分を殆ど含まない油分の回収を行うことができる。
内部に表面が親油性の第一揚水ベルトを設けた揚水部と内部に表面が親油性の第二揚水ベルトを設け、且つ底部を開放した油水分離部と油貯留部を連設した油水分離器を、入口側と出口側に送水路と排水路を設け、送水路より送られる油分を含む排水を出口側よりオーバーフローさせて排水路に排出する排水受槽に対して、揚水部内の第一揚水ベルト及び油水分離部内の第二揚水ベルトの一部が排水の水面下に埋没されるように排水の流れ方向に沿って揚水部、油水分離部、油貯留部の順に配列され、且つ揚水部と油水分離部との間の水面下に邪魔板を設け、更に油貯留部内に排出ポンプを作動させる油面監視センサーを設けた油分分離除去装置。
以下、この発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明すると、1はこの発明の適用される排水受槽で、排水受槽1はこの実施例では地表下に施設され、入口側と出口側に送水路2と排水路3を設け、送水路2より送られる油分を含む排水を出口側よりオーバーフローさせながら排水路3に排出させる。
4は排水受槽1に設置される油水分離器、5は油水分離器4の器枠、器枠5内には揚水部6と底部を開放した油水分離槽7と油貯留タンク8が連設され、更に揚水部6と油水分離槽7との間には邪魔板9が垂設される。
また、揚水部6内には器枠5の上下に設けられたプーリー10aと10b間に張設され第一揚水ベルト11が設けられ、また油水分離槽7内には器枠5の上下に設けられたプーリー12aと12b間に張設された第二揚水ベルト13が設けられ、更に第一揚水ベルト11と第二揚水ベルト13の間にはこれらの駆動モータ14が設けられる。
更に、プーリー10a、駆動モータ14、プーリー12aの回転軸及びその中間軸には互いに噛み合う歯車15,…を設けて駆動モータ14の回動により第一揚水ベルト11と第二揚水ベルト13が同一方向に回動させ、油分を含む排水を第一揚水ベルト11乃至第二揚水ベルト13の表面に付着させて揚水される。
なお、この実施例では第一揚水ベルト11と第二揚水ベルト13の表面に排水中の油分が付着しやすいように、ポリエステル等の心材にポリウレタンを含浸させて表面に親油性処理を施したものが使用される。
更に、油水分離槽7に隣接する第一揚水ベルト11には第一剥離板16が当接され、第一揚水ベルト11に付着された油分を含む排水を剥離して油水分離槽7内に収容させ、油貯留タンク8に隣接する第二揚水ベルト13には第二剥離板17が当接され、第二揚水ベルト13に付着された油分を剥離して油貯留タンク8に収容させるようにしてある。
なお、油貯留タンク8内には入油位置センサー18a,18bが設けられ、センサー18a,18bからの信号で排出ポンプ(図示せず)を作動させる。
油水分離器4が排水受槽1内に揚水部6内の第一揚水ベルト11及び油水分離槽7内の第二揚水ベルト13の一部が排水の水面下に埋没され、且つ排水の流れ方向に沿って揚水部6、油水分離槽7、油貯留タンク8の順に配列されるように吊設されるように、油水分離器4に取り付けられた固定金具19,19の腕部19a,19aを排水受槽1の上側縁部1a,1aに係止させる。
なお、この実施例では固定金具19,19に対して腕部19a,19aは上下方向及び左右方向に伸縮可能にして種々の深さ、幅を有する排水受槽1に対して油水分離器4を上記のように吊設されるようにしたある。
また、排水受槽1の入口側と油水分離器4の間には残菜、ゴミ等の回収籠20が設けられ、油水分離器4と排水受槽1の出口側の間には排水オーバーフロー21が設けられる。
以上のような構成において、厨房等より排出される油分を多く含んだ排水は送水路2を通って排水受槽1に導かれ、この際排水中の残菜、ゴミ等は回収籠20で採取され、揚水部6に送り込まれる。
揚水部6では排水中の油分は上昇し、したがって排水の上層には油分が多く含まれるが、これは第一揚水ベルト11に付着されて揚水され、第一剥離板16により剥離されて油水分離槽7の上部に供給される。
一方、油分の含有量の少ない排水は邪魔板9の下を通って油水分離槽7の下部に供給され、ここで排水中の油分は上昇し、したがって油水分離槽7の上部には油分濃度が高い状態になり、これを第二揚水ベルト13に付着させて揚水し、第二剥離板17により剥離して油貯留タンク8内に回収する。
油貯留タンク8内に回収された油分は入油位置センサー18a,18bの信号により排出ポンプを作動させて外部に排出させる。
一方、油分の離脱した排水は排水受槽1の出口側に設けられたオーバーフロー21を通って排水路3より排出される。
以上要するに、この発明によれば極めて簡易な装置を使用して油分を含む排水を連続的に処理を行うことができるため、レストラン等の大型厨房に最適である。
この発明の一実施例を示す縦断側面図 同上の平面図
符号の説明
1は排水受槽
1a,1aは排水受槽の上側縁部
2は送水路
3は排水路
4は油水分離器
5は油水分離器の器枠
6は揚水部
7は油水分離槽
8は油貯留タンク
9は邪魔板
11は第一揚水ベルト
10a,10bは第一揚水ベルトのプーリー
13は第二揚水ベルト
12a,12bは第二揚水ベルトのプーリー
14は駆動モータ
15,…は互いに噛み合う歯車
16は第一剥離板
17は第二剥離板
18a,18bは入油位置センサー
19,19は固定金具
19a,19aは固定金具の腕部
20は回収籠
21は排水オーバーフロー

Claims (4)

  1. 入口側と出口側に送水路と排水路を設け、送水路より送られる油分を含む排水を出口側よりオーバーフローさせて排水路に排出する排水受槽に対して、内部に第一揚水ベルトを設けた揚水部と内部に第二揚水ベルトを設け、且つ底部を開放した油水分離部と油貯留部を連設した油水分離器を、揚水部内の第一揚水ベルト及び油水分離部内の第二揚水ベルトの一部が排水の水面下に埋没されるように排水の流れ方向に沿って揚水部、油水分離部、油貯留部の順に配列されるように設置したことを特徴とする油分分離除去装置。
  2. 揚水部と油水分離部との間の水面下に邪魔板を設けた請求項1記載の装置。
  3. 表面が親油性のベルトを使用した請求項1記載の装置。
  4. 油貯留部内に排出ポンプを作動させる油面監視センサーを設けた請求項1記載の装置。
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