JP2005225086A - 液体塗布具 - Google Patents

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Akira Fukai
明 深井
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Abstract

【課題】
筆記時の筆圧により塗布液を塗布体へと流出・供給することができると共に、塗布具の仕様に合わせた性能、品質を容易に変更可能とする。
【解決手段】
液体塗布具に於いて、弁機構部は、先軸後方に設けられた弁本体と、弁棒、コイルスプリング、先軸の前端から装着された口先部の後端と前記弁本体の前端に設けられた段部との間に狭窄・固定されてなる弁座とで構成されると共に、弁機構部の開口量は弁棒の前端と弁座の後端との隙間で規定され、また塗布体は口先部の内孔に挿通され、その後部が弁棒前端の保持部内孔に装着されて、筆記時の筆圧によって、コイルスプリングの押圧力に抗して塗布体が後方側に移動した際に、弁機構部が開口して本体容器の先端側から塗布液が塗布体側に供給可能となると共に、塗布体が所定寸法後退した状態で塗布体に形成された段部が口先部後端の内段部に当接して、塗布体の後退が阻止可能となる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、筆記具や修正具あるいは化粧用具として使用する液体塗布具に関するものであり、インキや化粧液などの塗布液を本体容器に内蔵し、筆記と共に本体容器から塗布体側に塗布液を流出、筆圧解除で流出阻止を行う弁機構を備えた液体塗布具に関する。
実開昭57−171684(実公昭61−12134) 特開平6−286386(特許第3322717) 特許文献1の筆記具(塗布具)は、筆記に伴いスプリングの弾発に抗して弁部が開口してインキ(塗布液)が流出し、筆圧が強く弁部が大きく開口してインキのボタ落ちが生じやすい状態では、弁部が弁座体に摺接あるいは当接してインキの流出が阻止されることが示されている。 しかしながら、このものは筆記時の筆圧により本体容器内のインキを塗布体へと流出させることが必ずしも安定しているとは言えず、強い筆圧で流量過多となる問題がある。ところで、筆記を可能とする為には塗布体の先端までインキを導通しておく必要があるが、このものは塗布体を大きく後退させることができるので弁部の開口量が大きく塗布体の先端までインキを短時間で導通することが可能である。
また、特許文献2の筆記具は、コイルバネのバネ圧を筆記時の筆圧と略同圧とし、バルブ又はバルブ本体のいずれか一方に適量のインキをチップ側(塗布体)に供給するようにバルブ弁に対するバルブの開弁量を規制する規制部が設けられたことが示されている。
しかしながら、このものは筆記時の筆圧により本体容器内のインキを塗布体へと流出させることができ、筆記途中でインキの供給が途絶える問題が無く、一定量のインキが安定して供給できる点で優れている。
また上記従来例は、塗布具の仕様に合わせた性能、品質を変更する場合には、弁機構部を構成する部材(通常樹脂成形品)の何れかを変更しなければならない。従って、複数種の成形型や組立工程の変更などが必要となり、変更の手間が容易でなく、コスト高となる問題もある。
本発明は上記従来の問題点を解消する為に、筆記時の筆圧により塗布液を塗布体へと流出・供給することができると共に、塗布具の仕様に合わせた性能、品質を容易に変更可能とする。
本発明は、上記課題を達成する為に以下の構成を有する。
請求項1に記載の発明に係る液体塗布具は、前後動可能な塗布体と、塗布体の後方にコイルスプリングの押圧力によって常時閉弁される弁機構部と、更に弁機構部の後方に塗布液を内蔵する本体容器とを備えた液体塗布具に於いて、前記弁機構部は、先軸後方に設けられた弁本体と、弁棒、コイルスプリング、先軸の前端から装着された口先部の後端と前記弁本体の前端に設けられた段部との間に狭窄・固定されてなる弁座とで構成されると共に、弁機構部の開口量は弁棒の前端と弁座の後端との隙間で規定され、また塗布体は口先部の内孔に挿通され、その後部が弁棒前端の保持部内孔に装着されて、筆記時の筆圧によって、前記コイルスプリングの押圧力に抗して塗布体が後方側に移動した際に、前記弁機構部が開口して本体容器の先端側から塗布液が塗布体側に供給可能となると共に、塗布体が所定寸法後退した状態で塗布体に形成された段部が口先部後端の内段部に当接して、塗布体の後退が阻止可能となる。
尚、液体塗布具は、筆記具や修正具あるいは化粧用具として使用する塗布具である。
また、塗布液は水性及び油性の何れであっても良く、またインキが内蔵される本体容器は、塗布具本体の一部とすることも、弁機構部の後方に交換可能なリフィールとすることも可能である。また本体容器は後端側を閉塞してなる。また本体容器の後端が開口された場合には塗布液の後端に追随して移動可能な栓体を設けることで可能となる。また更に、塗布体は、繊維束を結束したもの、微小粒子の焼結体、多孔質の成形体などいずれも塗布液が毛細管現象によって導出される材料が使用される。
本発明の液体塗布具は、筆記時の筆圧により塗布液を塗布体へと流出・供給することができると共に、塗布体の後部長さ寸法を変えることによって弁機構部の開口量を変えることが可能となり、塗布具の仕様に合わせた性能、品質を容易に変更して提供することが可能となる。
図1乃至図3は、本発明の液体塗布具の実施形態を示している。
先ず、図1には本体容器1に内蔵された塗布液9を弁機構部3を介して塗布体7に供給し、その塗布液9を毛細管現象により塗布体7に導通して筆記(塗布)可能とする液体塗布具が示されている。
尚、本発明において液体塗布具とは、水性や油性インキを被塗布面に筆記するためのサインペン、マーカー等の筆記具、白色の修正液を紙等の被塗布面に塗布して誤字などを修正するための修正具、あるいは、化粧料等の流動体を塗布液とした化粧用の塗布具を示している。
また、塗布液が内蔵される本体容器は、塗布具本体の一部として示されているが、弁機構部の後方に交換可能なリフィールとして搭載することも可能である。また本体容器は後端側が閉塞されて成るが、塗布液の後端に塗布液に追随して移動可能なグリース状あるいはゲル状のフォロア、シリコーンゴムなどの栓体を設けることで本体容器の後端を開口した状態と成すことも可能である。
また更に、塗布体は、繊維束を結束したもの、微小粒子の焼結体、多孔質の成形体などいずれも塗布液が毛細管現象によって導出される材料が用いられている。
図2及び図3には、塗布体7の前端を紙面などに押圧して、塗布体が後方に押し込まれることによって、弁機構部3の弁部が開口して塗布液9が塗布体側に流出、または塗布体7の押圧を解除した状態で弁機構部3の弁部が閉塞状態となって塗布液9が塗布体側に流出するのが阻止される構造が示されている。
図2に示すように、先軸2は、その軸部2a後方に弁本体3aが一体に設けられており、該弁本体3aの側面には所要箇所で弁本体の前端から後端に懸けて窓部3cが形成され、後端には中心に孔を有した壁部3bが形成されている。塗布液9は、前記窓部3cを通じて弁本体3aの後端あるいは側面から弁本体3aの内部に塗布液9が流入可能となされている。
一方、弁棒4は、軸状で段部4dを介して後方に軸部4aが、前方にやや太径となった筒状の保持部4bが形成されてなり、その保持部4bの孔部4cに塗布体7の後端部が固定される。また、塗布体7は、軸状で段部7cを介して後方に後部7bが、前方に適宜太径となった先部7aが形成され、更に先部7aの前端には筆記に適した筆先部が形成されている。
また塗布体7は、上述したように繊維束を結束したもの、微小粒子の焼結体、多孔質の成形体などいずれも塗布液が毛細管現象によって導出される材料が用いられている。
弁棒4は先軸2の前方から弁本体3aの内孔に挿入され、弁棒の軸部4a後端が弁本体の後端に形成された壁部3bの中心孔から適宜突出状態となる。その際、前記壁部3bの内面側と弁棒の段部4dとの間にコイルスプリング8が敷設される。次に、シリコーンゴム等の弾性体よりなるリング状の弁座6が先軸2の内段部2bに後端を当接させた状態で装着され、弁座の外周部先軸の内周部は液密状となされる。更に、先軸2の前端から先軸内孔に口先部5が圧着や相互管に設けられた凹凸状の係合部を弾性的に係合させて固着され、その際、前記弁座6は先軸の段部2bと口先部5の後端部で狭窄された状態で固定される。塗布体7の後部7bは弁棒4前端の保持部の内孔4cに装着され、塗布体7の前後動に連動して弁棒4は前後する。また、コイルスプリング8の前方への附勢力によって弁棒4の前端が弁座6の後端面に密接状に当接する。
ところで、弁機構部3は、弁本体3a、弁棒4、コイルスプリング8、弁座6で構成される。また、弁機構部の開口量は弁棒4の前端と弁座6の後端との隙間で規定される。
以上で、塗布液9が内蔵された本体容器1の前端孔に尚先軸2の軸部2aが液密状に固定されて本発明の液体塗布具が構成される。尚、上述した組立て順序は限定されないものである。
(作用)
コイルスプリング8は、基本的には捲線部が等ピッチで形成されており、必要に応じて両端部に圧縮しない座巻き部が形成される。また、バネの絡みを防止するために中間部の要所に座巻き部を設ける場合もある。
塗布体7の前端を紙面などに筆記圧で押し当てて、文字を書いたり、塗布したりすることで塗布体7がコイルスプリング8の附勢力に抗して後退し、弁棒4の前端と弁座6の後端との間の隙間で規定される開口部Aを通じて塗布体7側に塗布液9が供給される。
その際、塗布体7が適宜後退した状態で塗布体の段部7cが口先部の後端に設けられた内段部5aに当接して、塗布体7の後退が阻止されるので従来例の塗布液がボタ落ちする問題が回避される。(図3参照)
また、塗布体7の後部7bの長さ寸法を変えることによって、開口部A寸法、すなわち弁機構部の開口量を変えることができるので、塗布具の仕様に合わせた性能、品質を容易に変更することができる。
尚、コイルスプリング8は、塗布体の段部7cが口先部の内段部5aに当接した状態で全圧縮状態とならないように設定される。
(作用)
塗布体7の前端を紙面などに筆記圧で押し当てて、文字を書いたり、塗布したりすることで塗布体7がコイルスプリング8の附勢力に抗して後退し、弁棒4の前端と弁座6の後端との間の隙間で規定される開口部Aを通じて塗布体7側に塗布液9が供給される。
その際、塗布体の段部7cが口先部の後端に設けられた内段部5aに当接して、適正な弁機構部の開口量が確保された状態で塗布体7の後退が阻止されるので、塗布体に適量の塗布液が供給され、従来例の塗布液がボタ落ちする問題が回避される。
(その他の実施形態について)
上述した実施形態において、先軸2の後方に弁本体3aが一体に形成されているが、それぞれ別体で設けられて、相互が接合されるように設けることができる。その際、口先部5は先軸と一体にすることができる。
また、弁座6は、シリコーンゴムなどの弾性部材が選択されるが、無論それ以外の弾性体や樹脂部材であってもよい。また、弁棒前端と弁座後端との密接面はテーパー状にすることも可能である。
本発明の実施形態である液体塗布具の全体を示す縦断面図である。 実施形態である液体塗布具の筆記前端部を示す断面図で、弁機構部が閉口した状態を示している。 実施形態である液体塗布具の筆記前端部を示す断面図で、塗布体が押付けられて、弁機構部が開口した状態を示している。
符号の説明
1 本体容器
2 先軸
2a 軸部
2b 段部
3 弁機構部
3a 弁本体
3b 壁部
3c 窓部
4 弁棒
4a 軸部
4b 保持部
4c 孔部
4d 段部
5 口先部
5a 内段部
6 弁座
7 塗布体
7a 先部
7b 後部
7c 段部
8 コイルスプリング
9 塗布液
10 尾栓
A 開口部







































Claims (1)

  1. 前後動可能な塗布体と、塗布体の後方にコイルスプリングの押圧力によって常時閉弁される弁機構部と、更に弁機構部の後方に塗布液を内蔵する本体容器とを備えた液体塗布具に於いて、
    前記弁機構部は、先軸後方に設けられた弁本体と、弁棒、コイルスプリング、先軸の前端から装着された口先部の後端と前記弁本体の前端に設けられた段部との間に狭窄・固定されてなる弁座とで構成されると共に、弁機構部の開口量は弁棒の前端と弁座の後端との隙間で規定され、また塗布体は口先部の内孔に挿通され、その後部が弁棒前端の保持部内孔に装着されて、筆記時の筆圧によって、前記コイルスプリングの押圧力に抗して塗布体が後方側に移動した際に、前記弁機構部が開口して本体容器の先端側から塗布液が塗布体側に供給可能となると共に、塗布体が所定寸法後退した状態で塗布体に形成された段部が口先部後端の内段部に当接して、塗布体の後退が阻止されるように構成されたことを特徴とする液体塗布具。































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US10311408B2 (en) 2015-04-10 2019-06-04 Soliton Systems K.K. Electronic mail wrong transmission determination apparatus, electronic mail transmission system, and recording medium

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