JP2005223206A - 3C−SiC結晶の成長方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 結晶欠陥を低減させることができる3C−SiC結晶の成長方法を提供する。
【解決手段】 Si結晶基板の(110)面上に3C−SiC結晶の(111)面を略平行にエピタキシャル気相成長させる3C−SiC結晶の成長方法である。ここで、Si結晶基板を成長室内に設置する工程と、成長室内にCを含むガスを流してSi結晶基板の(110)面上に炭化バッファ結晶膜を形成する工程と、成長室内にSiとCとを含むガスを流して炭化バッファ結晶膜上に3C−SiC結晶を成長させる工程とを含むことが好ましい。
【選択図】 図1

Description

本発明は3C−SiC結晶の成長方法に関し、特に結晶欠陥を低減させることができる3C−SiC結晶の成長方法に関する。
SiC(炭化ケイ素)結晶には多くのポリタイプが存在するが、その中でも閃亜鉛鉱型の結晶構造を有する3C−SiC結晶は、ワイドバンドギャップであること(約2.2eV)、電子移動度が高いこと(約1000cm2-1-1)、飽和電子速度が大きいこと(約2.7×107cms-1 at2×105Vcm-1)、高温でも安定であること、絶縁破壊電界が高いこと(4×106Vcm-1)および化学的に安定であることなどの特徴を有している。
したがって、これらの特徴を有する3C−SiC結晶をデバイスに用いた場合には、Si(シリコン)の物性限界を超えたデバイス性能を発揮することが期待され、また、デバイスの製造において熱酸化工程などの多くのSi系デバイスの製造プロセスを用いることができることから、3C−SiC結晶を用いて、低損失パワー半導体デバイス、高密度集積回路・高周波デバイスまたは耐環境センサなどを製造することが注目されている。
また、3C−SiC結晶はSi基板上にエピタキシャル成長が可能であるため、大面積かつ高品質のSi基板を安価に入手することによって、3C−SiC/Siのヘテロ構造を利用したデバイスの製造コストの低減を図ることができる。しかしながら、その一方で、3C−SiCとSiとの間の約20%のミスフィットや大きな熱膨張係数差などに起因して、Si基板上にエピタキシャル成長した3C−SiC結晶には高密度の結晶欠陥が発生するという問題があった。
そこで、特許文献1には、Si基板上にBP(リン化ホウ素)を介して3C−SiC結晶をエピタキシャル成長させる方法が開示されている(特許文献1の[請求項5]参照)。しかしながら、この方法においては、BPと3C−SiCとの間の格子定数と熱膨張率はほぼ同等であるが(特許文献1の段落[0019]参照)、BPとSiとの間のミスフィットが16.4%もあるため(特許文献1の段落[0020]参照)、このミスフィットに起因してBP上の3C−SiC結晶に結晶欠陥が発生することがあった。
また、特許文献2には、バルク結晶基板の表面の少なくとも一部に複数の起伏を形成する工程と、起伏が形成された結晶基板の表面上に立方晶系の第1のSiC層をエピタキシャル成長する工程と、第1のSiC層から結晶基板を除去する工程、結晶基板の除去により露出した第1のSiC層の表面上に立方晶系の第2のSiC層をエピタキシャル成長してその表面を平坦化する工程を含む方法が開示されている(特許文献2の[請求項1]参照)。しかしながら、この方法においては、結晶基板に起伏を形成し、その結晶基板上にSiC層をエピタキシャル成長させた後に結晶基板を除去し、結晶基板除去後のSiC層上に再度SiC層をエピタキシャル成長させるという多数の工程を必要とするため、デバイスの製造コストが膨大なものになるという問題があった。
さらに、特許文献3には、表面または裏面に格子状に溝を切ったSi基板上に3C−SiC結晶を成長させ、溝の部分で熱的応力を緩和することによって3C−SiC結晶の結晶欠陥を低減させる方法が開示されている(特許文献3の[請求項1]、段落[0005]、[0007]参照)。しかしながら、この方法においては、Si基板に複数本の溝を切る必要があるため、溝を切る際にSi基板が割れたり、Si基板に多数の傷が入ってしまうという問題があった。
特開2003−81695号公報 特開2002−201098号公報 特開2001−335934号公報
本発明の目的は、結晶欠陥を低減させることができる3C−SiC結晶の成長方法を提供することにある。
本発明は、Si結晶基板の(110)面上に3C−SiC結晶の(111)面を略平行にエピタキシャル気相成長させる3C−SiC結晶の成長方法である。
ここで、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Si結晶基板を成長室内に設置する工程と、成長室内にCを含むガスを流してSi結晶基板の(110)面上に炭化バッファ結晶膜を形成する工程と、成長室内にSiとCとを含むガスを流して炭化バッファ結晶膜上に3C−SiC結晶を成長させる工程とを含むことが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Si結晶基板を成長室内に設置した後に、成長室内にガスを流してSi結晶基板の(110)面上に自然発生している酸化膜を除去する工程を含むことが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Si結晶基板の(110)面に形成する炭化バッファ結晶膜の面方位が、Si結晶基板の(110)面に略平行な3C−SiC結晶の(111)面であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Cを含むガスの流量が1sccm以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Cを含むガスを1分以上200分以下流すことが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、3C−SiC結晶の成長時における成長室内の圧力が1×103Pa以上1.02×105Pa以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、炭化バッファ結晶膜の形成時におけるSi結晶基板の(110)面の温度が1000℃以上1414℃以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、炭化バッファ結晶膜の成膜速度が0.1nm/分以上2nm/分以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、SiとCとを含むガスの流量が0.1sccm以上10sccm以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、SiとCとを含むガス中におけるSiとCとのモル比であるSi/Cが0.9以上1.1以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、SiとCとを含むガスを1分以上200時間以下流すことが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、3C−SiC結晶の気相成長時における成長室内の圧力が1×103Pa以上1.02×105Pa以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、3C−SiC結晶の気相成長時における炭化バッファ結晶膜の表面温度が1000℃以上1414℃以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、3C−SiC結晶の成長速度が10nm/分以上1000nm/分以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、炭化バッファ結晶膜の形成および3C−SiC結晶の気相成長は、熱CVD法によって行なわれることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Si結晶基板の(110)面から<001>方向にオフ角を導入したことが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Si結晶基板の(110)面から<001>方向に−10°以上−1°以下または1°以上10°以下のオフ角を導入したことが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、Si結晶基板の(110)面にオフ角を導入し、<001>方向へのオフ角度成分が−10°以上−1°以下または1°以上10°以下であることが好ましい。
また、本発明の3C−SiC結晶の成長方法においては、3C−SiC結晶が単結晶であることが好ましい。
本発明によれば、結晶欠陥を低減させることができる3C−SiC結晶の成長方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態について説明する。なお、本明細書の図面において、同一の参照符号は同一部分または相当部分を表わすものとする。
図1(A)にSi結晶基板の(110)面の原子配列の模式図を示し、図1(B)に3C−SiC結晶の(111)面の原子配列の模式図を示す。図1(A)および図1(B)に示すように、Si結晶基板の(110)面と3C−SiC結晶の(111)面との間には、格子整合性の高いSi結晶基板の(001)面と3C−SiC結晶の(−1−12)面との平行関係およびSi結晶基板の(−110)面と3C−SiC結晶の(−110)面との平行関係が存在する。
すなわち、従来から研究されてきたSi結晶基板の(100)面と3C−SiC結晶の(100)面とを平行にしたエピタキシャル気相成長においては、図2(A)に示すSi結晶基板の(100)面の原子配列および図2(B)に示す3C−SiC結晶の(100)面の原子配列を見ると、ミスフィットが約19.7%(=(0.543−0.436)×100/0.543)生じることが考えられる。また、同様に従来から研究されてきたSi結晶基板の(111)面と3C−SiC結晶の(111)面とを平行にしたエピタキシャル気相成長においても、図3(A)に示すSi結晶基板の(111)面の原子配列および図3(B)に示す3C−SiC結晶の(111)面の原子配列を見ると、ミスフィットが約19.7%(=(0.222−0.178)×100/0.222)生じることが考えられる。
しかしながら、Si結晶基板の(110)面と3C−SiC結晶の(111)面とを平行にしたエピタキシャル気相成長においては、図1(A)および図1(B)に示す原子配列を見ると、対応するSi結晶基板の(001)面の面間隔と3C−SiC結晶の(−1−12)面の面間隔の3倍の間隔との間のミスフィットは約1.657%(=(0.543−0.178×3)×100/0.543)となって非常に小さくなる。したがって、本発明においては、ミスフィットを低減させることができるため、ミスフィットに起因する3C−SiC結晶の結晶欠陥を低減させることができる。なお、3C−SiC結晶とは、結晶構造が閃亜鉛鉱型であるSiC結晶のことである。
なお、図1から図3の丸印はそれぞれSi結晶基板または3C−SiC結晶中のSi原子の投影位置を示し、黒丸が紙面奥行き方向に同じ深さに存在するSi原子を示している。
図4に、本発明に用いられるエピタキシャル気相成長装置の一部の好ましい一例の模式図を示す。このエピタキシャル気相成長装置は、Cを含むガス、またはSiとCとを含むガスなどを供給するガス供給管1と、3C−SiC結晶を成長させる成長室としての石英管2と、石英管2中に設置されている断熱材3およびサセプタ4と、石英管2の周囲に巻きつけられている高周波コイル5とを含む。
そして、サセプタ4上にSi結晶基板6を設置し、高周波コイル5に高周波電流を流すことによってサセプタ4が加熱され、Si結晶基板6の(110)面の温度がたとえば900℃以上1414℃以下に保持される。続いて、ガス供給管1からH2ガス(水素ガス)が石英管2に、たとえば1slm以上5slm以下の流量で5分以上20分以下流され、Si結晶基板6の(110)面に自然に発生している酸化膜をH2ガスにより除去する。これにより、Si結晶基板6の(110)面がより平坦に保たれるため、成長する3C−SiC結晶中の積層欠陥および双晶の発生を低減させることができる傾向にある。ここで、Si結晶基板6の(110)面上の酸化膜の除去には上記のようにH2ガスを用いることが好ましいが、その他のガスを用いてもよいことは言うまでもない。
次に、ガス供給管1からCを含むガスを石英管2に流して、Si結晶基板6の(110)面上に炭化バッファ結晶膜を形成する。ここで、Cを含むガスとしては、たとえば、メタン(CH4)、アセチレン(C22)またはプロパン(C38)などが用いられる。また、Cを含むガスとともにH2ガスなどのキャリアガスが流されてもよい。ここで、上述したとおり、Si結晶基板の(110)面と3C−SiC結晶の(111)面との間には整合性の高い関係が存在することから、Si結晶基板の(110)面に形成する炭化バッファ結晶膜の面方位がSi結晶基板の(110)面に略平行な3C−SiC結晶の(111)面であることは結晶欠陥を低減させるために好ましい。
また、Cを含むガスの流量は、1sccm以下であることが好ましく、0.5sccm以下であることがより好ましい。Cを含むガスの流量が1sccmよりも多い場合には、Si結晶基板6の(110)面が急激な炭化反応に伴って侵食され、主に(110)Si結晶基板6上に形成された{111}Si面上に多結晶の3C−SiC結晶が成長してしまう傾向にある。Cを含むガスの流量が0.5sccm以下である場合には、炭化バッファ結晶膜を徐々に形成することができることから、炭化バッファ結晶膜の表面を平坦にすることができ、炭化バッファ結晶膜上に容易に単結晶の3C−SiC結晶を成長させることができる。なお、炭化バッファ結晶膜は主に3C−SiC単結晶からなる。
また、Cを含むガスは、1分以上200分以下流されることが好ましい。Cを含むガスの流される時間が1分未満である場合には炭化バッファ結晶膜が十分に形成されない傾向にあり、200分よりも長い場合には効率的に炭化バッファ結晶膜を形成することができない傾向にある。
また、炭化バッファ結晶膜の形成時における石英管2内の圧力は、1×103Pa以上1.02×105Pa以下であることが好ましい。この圧力が1×103Pa未満である場合には石英管2内の圧力が低すぎて炭化反応が進行せず、炭化バッファ結晶膜の成膜速度が遅くなる傾向にある。この圧力が1.02×105Paよりも高い場合には炭化反応が進行しすぎて炭化バッファ結晶膜の表面が荒れてしまう傾向にある。
また、炭化バッファ結晶膜の形成時におけるSi結晶基板6の(110)面の温度が1000℃以上1414℃以下であることが好ましい。この温度が1000℃未満である場合にはSi結晶基板6の(110)面の温度が低すぎて炭化バッファ結晶膜が十分に形成されず、炭化バッファ結晶膜の表面が荒れてしまう傾向にあり、Siの融点である1414℃よりも高い場合にはSi結晶基板6が溶融してしまうためである。
また、炭化バッファ結晶膜の成膜速度は0.1nm/分以上2nm/分以下であることが好ましい。炭化バッファ結晶膜の成膜速度が0.1nm/分未満である場合には効率的に炭化バッファ結晶膜を形成することができない傾向にあり、2nm/分よりも速い場合には炭化バッファ結晶膜の成膜速度が速すぎて炭化バッファ結晶膜の結晶性が悪化して炭化バッファ結晶膜の表面が荒れてしまう傾向にある。
上記の炭化バッファ結晶膜の形成後には、ガス供給管1からSiとCとを含むガスを石英管2に流して、炭化バッファ結晶膜上に3C−SiC結晶を成長させる。ここで、SiとCとを含むガスとしては、たとえば、上記のCを含むガスと、SiH4(シラン)、Si26(ジシラン)、SiH2Cl2(ジクロロシラン)またはSi2Cl6(ヘキサクロロジシラン)などのSiを含むガスとの混合ガスが用いられる。無論、SiとCとを共に含むガスを原料として用いることも可能である。また、SiとCとを含むガスとともにH2ガスなどのキャリアガスが流されてもよい。
また、SiとCとを含むガスの流量は、0.1sccm以上10sccm以下であることが好ましく、0.4sccm以上1.5sccm以下であることがより好ましい。SiとCとを含むガスの流量が0.1sccm未満である場合にはガス流量が少なすぎて効率的に3C−SiC結晶を成長させることができない傾向にあり、10sccmよりも多い場合にはガス流量が多すぎて3C−SiC結晶に結晶欠陥が生じやすくなる傾向にある。SiとCとを含むガスの流量が0.4sccm以上1.5sccm以下である場合には、結晶性の高い3C−SiC結晶を効率的に成長させることができる傾向にある。
また、SiとCとを含むガス中におけるSiとCとのモル比(Si/C)は、0.9以上1.1以下であることが好ましく、ほぼ1であることがさらに好ましい。このモル比が0.9未満である場合および1.1よりも大きい場合には3C−SiC結晶の結晶性が悪化しやすくなる傾向にあり、ほぼ1である場合には結晶性の高い3C−SiC結晶を成長させることができる傾向にある。
また、SiとCとを含むガスは、1分以上200時間以下流されることが好ましい。SiとCとを含むガスの流される時間が1分未満である場合には3C−SiC結晶が十分に成長しない傾向にあり、200時間よりも長い場合には効率的に3C−SiC結晶を成長させることができない傾向にある。
また、3C−SiC結晶の成長時における石英管2内の圧力は、1×103Pa以上1.02×105Pa以下であることが好ましい。この圧力が1×103Pa未満である場合には石英管2内の圧力が低すぎて3C−SiC結晶が成長しにくくなる傾向にある。この圧力が1.02×105Paよりも高い場合には3C−SiC結晶の結晶性が悪化しやすくなる傾向にある。
また、3C−SiC結晶の成長時における炭化バッファ結晶膜の表面温度は1000℃以上1414℃以下であることが好ましい。この温度が1000℃未満である場合には炭化バッファ結晶膜の表面温度が低すぎて3C−SiC結晶の結晶性が悪化しやすくなる傾向にあり、Siの融点である1414℃よりも高い場合にはSi結晶基板が溶融してしまうためである。
また、3C−SiC結晶の成長速度は10nm/分以上1000nm/分以下であることが好ましい。3C−SiC結晶の成長速度が10nm/分未満である場合には効率的に3C−SiC結晶を成長させることができない傾向にあり、1000nm/分よりも速い場合には3C−SiC結晶の成長速度が速すぎて3C−SiC結晶の結晶性が悪化する傾向にある。
炭化バッファ結晶膜の形成および3C−SiC結晶の気相成長には、熱CVD法が用いられることが好ましい。ここで、熱CVD法とは、熱によってガスを反応させることにより化合物を形成する方法のことをいう。
また、本発明に用いられるSi結晶基板の(110)面から<001>方向にオフ角を導入することが好ましい。また、Si結晶基板の(110)面から<001>方向に−10°以上−1°以下または1°以上10°以下のオフ角を導入することが好ましい。さらに、Si結晶基板の(110)面にオフ角を導入し、<001>方向へのオフ角度成分が−10°以上−1°以下または1°以上10°以下であることが好ましい。これらの場合には、Si結晶基板の(110)面上に成長する3C−SiC結晶中に双晶が生じにくくなる傾向にある。
(実施例1)
図4に示す成長装置を用いて、Si結晶基板6の(110)面上に3C−SiC結晶の(111)面を略平行にエピタキシャル気相成長させた。
まず、図4に示す成長装置の石英管2の内部のサセプタ4上にSi結晶基板6の(110)面が上方を向くようにしてSi結晶基板6を設置し、高周波コイル5に高周波電流を流すことによってサセプタ4を加熱し、サセプタ4の熱によりSi結晶基板6の(110)面の温度を1175℃に保持した。
そして、ガス供給管1から石英管2の内部にH2ガスを3slmの流量で10分間流し続け、Si結晶基板6の(110)面上に自然発生している酸化膜を除去した。
次いで、ガス供給管1から石英管2の内部にH2ガスを6slmの流量で、C38ガスを0.4sccmの流量で20分間流しながらサセプタ4の温度を上昇させ、Si結晶基板6の(110)面の温度を1300℃として、常圧での熱CVD法によりSi結晶基板6の(110)面に厚さ約20nmの炭化バッファ結晶膜を20分間で形成した(成膜速度:約1nm/分)。
続いて、炭化バッファ結晶膜の形成後の試料を成長装置から取り出して機械研磨した。そして、この試料をイオンミリングにより薄片化した後に、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて観察し、また、この試料の電子回折像による評価を行なった。さらに、実施例1の試料については高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM)を用いて観察を行なった。図5(A)に実施例1の試料の断面のTEM像を示し、図5(B)に実施例1の試料の電子回折像を示し、図5(C)に実施例1の試料の断面のHRTEM像を示す。
図5(A)に示すように、Si結晶基板の表面はほぼ平坦であって、炭化バッファ結晶膜は3C−SiC単結晶として成長していた。これは、炭化バッファ結晶膜形成時におけるC38ガスの流量が0.4sccmであり、Si結晶基板の(110)面の平坦性が保持されたためと考えられる。ただし、成長した3C−SiC単結晶は3C−SiC単結晶の(111)面において底面が一致した双晶からなっており、それぞれの単結晶領域の大きさは直径約100nm〜200nmであった。
また、図5(B)に示すように、3C−SiC単結晶の(−1−1−1)面とSi結晶基板の(−2−20)面とが同じ方向に位置していることから、単結晶である3C−SiC結晶の(−1−1−1)面とSi結晶基板の(−2−20)面とが平行にエピタキシャル成長していることがわかった。
さらに、図5(C)に示すように、Si結晶基板の(110)面の平坦性がほぼ完全に保持された領域においては、3C−SiC単結晶内部の欠陥密度が著しく低くなることも
わかった。
(実施例2)
Si結晶基板6の(110)面から[001]方向に3°のオフ角を導入し、炭化バッファ結晶膜の形成を2分間にしたこと以外は実施例1と同様にして、Si結晶基板6の(110)面に厚さ約2nmの炭化バッファ結晶膜を形成した(成膜速度:約1nm/分)。
続いて、炭化バッファ結晶膜の温度を1300℃に保持して、ガス供給管1から石英管2の内部にH2ガスを6slmの流量で、Si2Cl6ガスを0.6sccmの流量で、C38ガスを0.4sccmの流量で流して、常圧(1.013×105Pa)における熱CVD法により炭化バッファ結晶膜上に3C−SiC単結晶を成長させた(成膜速度:約25nm/分)。
3C−SiC単結晶の成長後の試料を成長装置から取り出した後に、走査型電子顕微鏡(SEM)を用いて観察した。そのSEM像を図6(A)に示す。また、Si結晶基板にオフ角を導入しなかったこと以外は上記と同様にして成長させた3C−SiC結晶のSEM像を図6(B)に示す。
図6(A)に示すように、Si結晶基板にオフ角を導入した場合には成長後の3C−SiC単結晶に双晶が見られなかったが、図6(B)に示すように、Si結晶基板にオフ角を導入しなかった場合には成長後の3C−SiC単結晶に双晶が見られた。
(比較例1)
炭化バッファ結晶膜の形成時におけるC38ガスの流量を1.2sccmとしたこと以外は実施例1と同様にして、Si結晶基板の(110)面上に3C−SiC結晶をエピタキシャル気相成長させた。
3C−SiC結晶の成長後の試料を成長装置から取り出して機械研磨した。そして、この試料をイオンミリングにより薄片化した後に、透過型電子顕微鏡(TEM)を用いて観察し、また、この試料について電子回折像による評価を行なった。図7(A)に比較例1の試料の断面のTEM像を示し、図7(B)に比較例1の試料の電子回折像を示す。
図7(A)に示すように、Si結晶基板の表面はランダムな凹凸を有しており、3C−SiC結晶中の1つの単結晶の粒径が約50nmの島状粒子からなる多結晶として成長していた。また、図7(B)に示すように、3C−SiC結晶の回折点が連なり円弧状になっていることからも、3C−SiC結晶が多結晶として成長していることがわかった。
これは、炭化バッファ結晶膜形成時におけるC38ガスの流量が1.2sccmと多すぎたため、Si結晶基板6の(110)面からのSiの脱離や拡散が急激な炭化反応に伴って促進され、Si結晶基板6の(110)面の平坦性が著しく失われた結果として、3C−SiC結晶の多結晶成長が起こったものと考えられる。
(比較例2)
炭化バッファ結晶膜の形成時におけるC38ガスの流量を1.2sccmとし、Si結晶基板の(111)面上に3C−SiC結晶の(111)面を平行にエピタキシャル気相成長させたこと以外は実施例2と同様にして、3C−SiC結晶を成長させた。3C−SiC結晶の成長後の試料を成長装置から取り出して機械研磨した。そして、この試料をイオンミリングにより薄片化した後に、高分解能透過型電子顕微鏡(HRTEM)を用いて観察し、また、この試料の電子回折像による評価を行なった。図8に比較例2の試料のHRTEM像を示す。
図8に示すように、比較例2の試料においては、ミスフィットに起因する3C−SiC結晶成長方向への欠陥がほぼ一定の間隔(約5〜10mm)で生じていた。
今回開示された実施の形態および実施例はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本発明によれば、結晶欠陥を低減させることができる3C−SiC結晶の成長方法を提供することができることから、本発明は3C−SiC結晶を含むデバイス、特に、低損失パワー半導体デバイス、高密度集積回路・高周波デバイスまたは耐環境センサなどの製造に利用することができる。
(A)はSi結晶基板の(110)面の原子配列の模式図であり、(B)は3C−SiC結晶の(111)面の原子配列の模式図である。 (A)はSi結晶基板の(100)面の原子配列の模式図であり、(B)は3C−SiC結晶の(100)面の原子配列の模式図である。 (A)はSi結晶基板の(111)面の原子配列の模式図であり、(B)は3C−SiC結晶の(111)面の原子配列の模式図である。 本発明に用いられる気相成長装置の一部の好ましい一例の模式図である。 (A)は実施例1の試料のTEM像であり、(B)は実施例1の試料の電子回折像であり、(C)は実施例1の試料のHRTEM像である。 (A)はSi結晶基板にオフ角を導入して成長させた実施例2の試料のSEM像であり、(B)はSi結晶基板にオフ角を導入せずに成長させた実施例2の試料のSEM像である。 (A)は比較例1の試料のTEM像であり、(B)は比較例1の試料の電子回折像である。 比較例2の試料のHRTEM像である。
符号の説明
1 ガス供給管、2 石英管、3 断熱材、4 サセプタ、5 高周波コイル、6 Si結晶基板。

Claims (20)

  1. Si結晶基板の(110)面上に3C−SiC結晶の(111)面を略平行にエピタキシャル気相成長させることを特徴とする、3C−SiC結晶の成長方法。
  2. 前記Si結晶基板を成長室内に設置する工程と、前記成長室内にCを含むガスを流して前記Si結晶基板の(110)面に炭化バッファ結晶膜を形成する工程と、前記成長室内にSiとCとを含むガスを流して前記炭化バッファ結晶膜上に前記3C−SiC結晶を成長させる工程と、を含むことを特徴とする、請求項1に記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  3. 前記Si結晶基板を前記成長室内に設置した後に、前記成長室内にガスを流して前記Si結晶基板の(110)面上に自然発生している酸化膜を除去する工程を含むことを特徴とする、請求項2に記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  4. 前記Si結晶基板の(110)面に形成する前記炭化バッファ結晶膜の面方位が、前記Si結晶基板の(110)面に略平行な3C−SiC結晶の(111)面であることを特徴とする、請求項2または3に記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  5. 前記Cを含むガスの流量が1sccm以下であることを特徴とする、請求項2から4のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  6. 前記Cを含むガスを1分以上200分以下流すことを特徴とする、請求項2から5のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  7. 前記3C−SiC結晶の成長時における前記成長室内の圧力が1×103Pa以上1.02×105Pa以下であることを特徴とする、請求項2から6のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  8. 前記炭化バッファ結晶膜の形成時における前記Si結晶基板の(110)面の温度が1000℃以上1414℃以下であることを特徴とする、請求項2から7のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  9. 前記炭化バッファ結晶膜の成膜速度が0.1nm/分以上2nm/分以下であることを特徴とする、請求項2から8のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  10. 前記SiとCとを含むガスの流量が0.1sccm以上10sccm以下であることを特徴とする、請求項2から9のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  11. 前記SiとCとを含むガス中におけるSiとCとのモル比であるSi/Cが0.9以上1.1以下であることを特徴とする、請求項2から10のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  12. 前記SiとCとを含むガスを1分以上200時間以下流すことを特徴とする、請求項2から11のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  13. 前記3C−SiC結晶の気相成長時における前記成長室内の圧力が1×103Pa以上1.02×105Pa以下であることを特徴とする、請求項2から12のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  14. 前記3C−SiC結晶の気相成長時における前記炭化バッファ結晶膜の温度が1000℃以上1414℃以下であることを特徴とする、請求項2から13のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  15. 前記3C−SiC結晶の成長速度が10nm/分以上1000nm/分以下であることを特徴とする、請求項2から14のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  16. 前記炭化バッファ結晶膜の形成および前記3C−SiC結晶の気相成長は、熱CVD法によって行なわれることを特徴とする、請求項2から15のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  17. 前記Si結晶基板の(110)面から<001>方向にオフ角を導入したことを特徴とする、請求項2から16のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  18. 前記Si結晶基板の(110)面から<001>方向に−10°以上−1°以下または1°以上10°以下のオフ角を導入したことを特徴とする、請求項2から17のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  19. 前記Si結晶基板の(110)面にオフ角を導入し、<001>方向へのオフ角度成分が−10°以上−1°以下または1°以上10°以下であることを特徴とする、請求項2から18のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
  20. 前記3C−SiC結晶が単結晶であることを特徴とする、請求項2から19のいずれかに記載の3C−SiC結晶の成長方法。
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