JP2005221338A - Tftアレイ検査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】二次元配列データの平滑化処理において、計算負荷を低減すること。また、計算負荷の低減によって、TFTアレイ基板の検査のスループットを向上させること。
【解決手段】TFTアレイ検査装置は、電子線照射によりTFT基板のピクセルから発生する二次電子を検出してTFTアレイを検査するTFTアレイ検査装置において、検査対象領域に二次電子を走査して得られる二次元配列データから低周波成分情報を抽出し、抽出した低周波成分情報を用いてTFT基板の欠陥情報を求めるデータ処理手段を備える。データ処理手段は、二次元配列データ101の配列要素102において、配列要素中の対象配列要素103を中心として直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素を領域要素104とし、この領域要素を統計処理して得られる統計値を中心の対象配列要素の値に置き換えることにより、検査対象領域の低周波成分情報を抽出する。
【選択図】図1

Description

本発明は、TFTアレイ検査装置に関し、特に、測定データを用いて欠陥画素を検査するためのデータ処理に関するものである。
TFT(薄膜トランジスタ)をアレイ状に配列した構成として例えば液晶基板があり、液晶ディスプレイ等のフラットパネルディスプレイ(FPD)等に用いられている。
以下に、TFTを用いて構成された液晶ディスプレイの構成及び動作について説明する。TFTを用いて構成された液晶ディスプレイは、TFT及びピクセル電極が形成された一方のガラス基板と対向電極が形成された他方のガラス基板との間に液晶を流しこんだ液晶パネルを基本構造とする。
図9は、TFT及びピクセル電極が形成されたガラス基板を示す概略図である。図9において、単一のガラス基板11は、一般の集積回路の製造プロセスにより形成された複数のパネル12を有し、各パネル12はマトリックス状に配列された複数のピクセル13により構成されている。
各ピクセル13は、ピクセル電極14、蓄積容量15及びTFT16を備える。ピクセル電極14は、光を通す物質、一般的には、IT0(インジウム・スズ酸化物)を用いて形成される。ピクセル13の基準電圧が印加されるCs電極(図ではDで示される)は蓄積容量15を介して接地され、各TFT16の基準電圧はグランドレベルに設定される。TFT16はスイッチとして機能する。TFT16のゲート電極Gにはスイッチング制御のための横列選択信号LRが供給され、TFT16のソース電極Sにはデータ信号である縦行選択信号Lcが供給される。
ピクセル13の駆動時には、TFT16のソース電極Sに電圧Vsが印加されているとき(すなわち、縦行選択信号Lcが供給されているとき)、ゲート電極Gに電圧VGを印加すると(すなわち、横列選択信号LRを供給すると)、TFT16がオン状態となってドレイン電圧VDが上昇する。このとき、蓄積容量15はチャージされ、次のリフレッシュサイクルまでドレイン電圧VDを維持する。このプロセスを各ピクセル13に対して繰り返し行うことにより、2つのガラス基板間の液晶分子配列が制御されて、液晶ディスプレイに二次元画像が表示される。
上記TFT及びピクセル電極が形成されたガラス基板(以下「TFT基板」という。)の検査においては、電子線の電圧コントラスト技術を用いることによって、非接触で基板上の各ピクセルの状態を判定する方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。この電圧コントラスト技術を用いたTFT基板検査方法は、従来の機械的プローブを用いた検査方法に比べてコストが安く、また、光学的検査方法に比べて、検査速度が速いという利点を有する。
図10は、電圧コントラスト技術を用いたTFTアレイ検査装置を説明するための図である。この検査装置において、検査されるTFT基板は高真空室内に搬送され、ステージ上に配置された状態で検査される。
図10において、検査装置は、電子線発生源21、二次電子検出器24及びデータ処理手段25を備える。電子線発生源21は、TFT基板11の各ピクセル13に電子線22を照射する。二次電子検出器24は、電子線22をTFT基板11の各ピクセル13に照射して発生した二次電子23を検出する。また、二次電子検出器24は、二次電子23の検出量に基づいてピクセル13の電圧波形に対応した波形を表わす信号をデータ処理手段(コンピュータシステム等)25に出力する。データ処理手段25は、二次電子検出器24の出力信号を解析して、ピクセルの状態、特に、ピクセルの欠陥の有無や欠陥の内容を検査する。
また、データ処理手段25は駆動信号供給手段を含むこともでき、TFT基板11の各ピクセル13を駆動するための駆動信号をライン26を介して出力する。この駆動信号の供給は、電子線発生源21による矢印Sで示されたTFT基板11上への電子線22の走査と同期して行われる。
データ処理手段では、検査対象であるTFTアレイの画素配列に対応して得られる二次元配列データを取得し、この二次元配列データをデータ処理することによって、欠陥画素の座標特定や欠陥要因の分類等の検査を行う(例えば、特許文献2参照)。
このデータ処理には、ローパスフィルタ(Low Pass Filter)処理のアルゴリズムが用いられている。図11,12はローパスフィルタ処理のアルゴリズムを説明するための概略図及び信号図である。なお、図12(a)〜(d)は欠陥がない場合の信号例であり、図12(e)〜(h)は欠陥がある場合の信号例である。
ローパスフィルタ処理は、例えば、二次元配列データ31(図12(a),(e)のS0)を二次元配列データ処理32のローパスフィルタ処理32aにより欠陥やノイズによる高周波成分を取り除いて低周波成分情報33(図12(b),(f)のSM)を求め、元の二次元配列データ31(S0)からこの低周波成分情報33(SM)を減算して、欠陥やノイズのみを抽出する(図12(c),(g)のS0−SM)。この出力を欠陥画素検査34においてしきい値によって2値化することにより欠陥検出を行って検査出力情報35を得る(図12(d),(h))。
ローパスフィルタの機能的役割は、二次元配列データの平滑化である。この平滑化処理において十分な平滑化精度を得るには、十分に広い領域を着目領域(ROI:Region of Intention)を用いる必要がある。広い領域の着目領域について平滑化の処理を行うということは、多数のデータ数について処理を行うことを意味し、計算の負担が大きいことを意味している。
図13は二次元配列データの平滑化を説明するための図である。検査対象領域の全域を着目領域とし、この検査対象領域の二次元配列データ101を通常の二次元イメージ画像データ処理によって平滑化処理する場合、一度に全領域を処理すると計算量が膨大となり計算機にとって大きな負荷となる。
また、図13(a)〜(d)に示すように、検査対象領域内に二次元配列の処理対象領域105を設定して着目領域とし、順に移動させることによって検査対象領域を平滑化する例である。この平滑化では、処理対象領域105内の配列要素を領域要素104とし、この領域要素104を平滑化処理して得られた値を対象配列要素103の値に置き換えることを順に繰り返す処理を行う。
この場合には、十分な平滑化の精度を得るために処理対象領域105を大きくとる必要があり、全領域を一度に処理する場合よりは計算量は少ないものの、依然としてかなりの計算量を要することになる。
検査対象となるTFTアレイ基板の大型化、高解像度化が進み、スループットの増大が求められているため、このような計算機負荷の増大は処理時間の長期間化を招き、求められるスループットの要求に応えられないおそれが生じる。
なお、二次元配列データに含まれるノイズ成分を除去する方法としてメディアンフィルタ処理が知られている(例えば、特許文献3参照)。着目領域に対してメディアンフィルタ処理を適用する場合には、着目領域内のデータ値を大きさの順に並べ、その中心値で入れ換える処理を行う。
米国特許第5,982,190号明細書 特開平8−86633号公報(段落番号0033〜0036) 特開平10−160632号公報(段落番号0009)
検査対象となるTFTアレイ基板の大型化、高解像度化が進むに伴って、検査のスループットを増大させることにより、コストを削減しようとする要求が高まっている。
しかしながら、従来のデータ処理方法では、TFTアレイ基板の大型化、高解像度化による計算量の増加によって計算機の計算負荷が飽和して、要求されるスループットを満足することができないケースが発生するおそれがある。
そこで、本発明は上記課題を解決し、二次元配列データの平滑化処理において、計算負荷を低減することを目的とする。また、計算負荷の低減によって、TFTアレイ基板の検査のスループットを向上させることを目的とする。
上記目的を解決するために、本発明は、処理対象領域に含まれる配列要素の内から特定の配列位置にある配列要素を選択し、この選択した配列要素を領域要素として平滑化処理を行う。
処理対象領域に含まれる配列要素の内で平滑化処理に用いる配列要素の個数を減らすことによって計算負荷を低減する。
また、特定の配列位置にある配列要素を用いて平滑化処理を行うことによって、二次元配列データに含まれる方向性に関連した処理を行うことができる。この二次元配列データは、x方向やy方向の二次元配列データの座標軸方向に対して方向性を持つ異方性成分や、二次元配列の方向に因らないランダムノイズの等方性成分を持つ。この異方性成分はTFTアレイ測定に起因するものであり、TFTアレイはx方向及びy方向に配した配線によって駆動するため、TFTアレイ測定により検査される欠陥はx方向やy方向の座標軸方向に特異性を持つことになる。
本発明は、TFTアレイ測定で得られる二次元配列データから欠陥やノイズに因らない二次元配列データを取り出す際に、特定の配列位置にある配列要素を用いて平滑化処理を行うことによって、処理に要するデータ数を低減すると共に、少ないデータ数によっても二次元配列データに含まれる異方性成分や等方性成分を十分な精度で抑圧することができる。
本発明のTFTアレイ検査装置は、TFT基板に電子線を照射し、当該電子線照射によりTFT基板のピクセルから発生する二次電子を検出することによってTFTアレイを検査するTFTアレイ検査装置において、検査対象領域に二次電子を走査して得られる二次元配列データから低周波成分情報を抽出し、抽出した低周波成分情報を用いてTFT基板の欠陥情報を求めるデータ処理手段を備える。
データ処理手段は、二次元配列データの配列要素において、配列要素中の対象配列要素を中心として直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とし、この領域要素を統計処理して得られる統計値を中心の対象配列要素の値に置き換える。この処理を検査対象領域中の各配列要素に対して行うことにより、検査対象領域の低周波成分情報を抽出する。
本発明は、対象配列要素を中心として直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とすることにより、平滑化処理に用いる配列要素の個数を減らす効果を奏すると共に、二次元配列データに含まれる異方性成分や等方性成分を少ないデータ数であっても十分な精度で抑圧することができる。
本発明は、各処理対象領域の平滑化処理を、直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素を1領域要素として1回で行う形態と、一次元方向の有限個の配列要素によって各方向の2つの領域要素に分けて2段階で順次行う形態とすることができる。
各方向の2つの領域要素により2段階で順次行う形態では、二次元配列データの配列要素において、配列要素中の対象配列要素を中心として、直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素の内の一方の一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とし、この領域要素を統計処理して得られる統計値を中心の対象配列要素の値に置き換えることにより第1段の統計処理後の二次元配列データを形成する。
次に、第1段の統計処理後の二次元配列データの配列要素において、配列要素中の対象配列要素を中心として、直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素の内の他方の一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とし、この領域要素を統計処理して得られる統計値を中心の対象配列要素の値に置き換えることにより第2段の統計処理後の二次元配列データを形成する。第2段の統計処理後の二次元配列データは検査対象領域の低周波成分情報となる。
直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素は、x方向及びy方向の有限個の配列要素とする態様、x方向及びy方向に対して所定角度の方向の有限個の配列要素とする態様、また、これらを組み合わせた態様とすることができる。なお、所定角度は45度とすることができる。
さらに、領域要素には、直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素の端部を外周部とする有限域において、この有限域の内部に含まれる任意の配列要素を、前記した座標軸方向や座標軸方向を例えば45度等の所定角度回転させた方向の配列要素に加えてもよい。
統計処理はメディアンフィルタ処理や移動平均処理を用いることができる。また、二次元配列データとして、TFTアレイ測定で得られる測定データや、この測定データをデータ処理して得られる派生データを用いることができ、各データは、各ピクセルの検出信号又はこの検出信号から得られる派生データである。また、各データは一ピクセルあるいは複数ピクセルを単位とすることができる。
本発明によれば、二次元配列データの平滑化処理において、計算負荷を低減することができる。また、計算負荷の低減によって、TFTアレイ基板の検査のスループットを向上させることができる。
以下、本発明の実施の形態について図を参照しながら詳細に説明する。
本発明のTFTアレイ検査装置は、前記図10に示した構成と同様の構成とすることができ、データ処理手段が行う標本化処理及びローパスフィルタ処理の点で特徴を有する。そこで、以下では、TFTアレイ検査装置自体の構成の説明は省略し、データ処理手段の処理内容について説明する。
図1は、本発明の二次元配列データの平滑化処理を説明するための図である。図1(a)において、二次元配列データ101はTFTアレイ検査装置の測定データあるいは測定データの派生データであり、各ピクセルの検出信号又はこの検出信号から得られる派生データである。なお、各データは一ピクセルあるいは複数ピクセルを単位とすることができる。
この二次元配列データ101に対して平滑化処理を行うことにより低周波成分を抽出する。平滑化処理は、二次元配列データ101を構成する各配列要素102に対してメディアンフィルタ処理や移動平均処理等の統計処理を施すことによって行う。
図1(a)は、配列要素102に対する統計処理の進行状態を示し、斜線で示す配列要素102aは統計処理後の配列要素を示し、無印の配列要素102bは統計処理前の配列要素を示し、黒字の配列要素102cは統計処理中の配列要素(対象配列要素)を示している。各配列要素の統計処理は、元となる二次元配列データの中から、処理対象の配列要素の周囲にある配列要素を用いて行う。
図1(b)は、処理対象の配列要素である対象配列要素103について、統計処理を行う状態を示している。対象配列要素103に対して処理対象領域105を設ける。処理対象領域105は、例えば対象配列要素103を中心とする矩形状の領域により設定することができる。この処理対象領域105は、前記図12で示した領域と同様に設定してもよい。従来の平滑化処理では、この処理対象領域105内の全ての配列要素を用いて統計処理を行い、得られた値を対象配列要素103としている。十分な平滑化の効果を奏するためには、処理対象領域105の大きさを大きくする必要があり、処理対象領域105の大きさを大きくすると処理時間が長時間化することになる。
本発明では、この処理対象領域105内において、統計処理に用いる配列領域として特定の配列位置にある配列要素を用いることにより、統計処理に要する時間を短縮し、また、二次元配列データに含まれる方向性に関連した処理を行って、少ないデータ数であっても二次元配列データに含まれる異方性成分や等方性成分を十分な精度で抑圧する。
図1(b)に示す例では、処理対象領域105内において、対象配列要素103を中心として直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とし、この領域要素を統計処理して得られる統計値を中心の対象配列要素の値に置き換える。この処理を検査対象領域中の各配列要素に対して行うことにより、検査対象領域の低周波成分情報を抽出する。
本発明は、対象配列要素103を中心として直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素(104x,104y)を領域要素104とする。領域要素104xは処理対象領域105内において対象配列要素103を中心とするx軸上の配列要素であり、また、領域要素104yは処理対象領域105内において対象配列要素103を中心とするy軸上の配列要素である。図示する例では、領域要素104x及び領域要素104yは、それぞれ5個の配列要素によって構成され、領域要素104は9個の配列要素で構成される。なお、処理対象領域105及び領域要素104の大きさは、図1(b)の大きさに限られるものではなく、任意に設定することができる。
この領域要素104を用いた統計処理を配列要素毎に繰り返すことにより、全ての二次元配列データを平滑化する。なお、この平滑化中において、各統計処理に用いる二次元配列データは、統計処理後の二次元配列データを用いることなく、元の二次元配列データを用いて行う。
対象配列要素103について統計処理を行う場合には、領域要素104を一単位として9個(図1(b)の場合)の配列要素を用いて行う処理形態の他、領域要素104を領域要素104xと領域要素104yの2つに分け、はじめに例えば5個の配列要素からなる領域要素104xを用いて二次元配列データ101の全データについて統計処理を行って第1段の統計処理後の二次元配列データを求め、次に、求めた二次元配列データに対して5個の配列要素からなる領域要素104yを用いて二次元配列データ101の全データについて統計処理を行って第2段の統計処理後の二次元配列データを求めるという、2段階の統計処理によって行う処理形態とすることもできる。
はじめに、領域要素を2つの領域要素に分け2段階の統計処理により行う処理形態について、図2のフローチャート及び図3の二次元配列データの平滑化処理を説明するための図を用いて説明する。
図2において、平滑化処理は、二次元配列データ1(図11(a),(e)のS0に対応)を二次元配列データ処理2により欠陥やノイズによる高周波成分を取り除いて低周波成分情報3(図11(b),(f)のSMに対応)を求め、元の二次元配列データ1(S0)からこの低周波成分情報3(SM)を減算して、欠陥やノイズのみを抽出する(図11(c),(g)のS0−SMに対応)。この出力を欠陥画素検査4においてしきい値によって2値化することにより欠陥検出を行って検査出力情報5を得る(図11(d),(h)に対応)。
ここで、二次元配列データ処理2は、第1段目の第1(X方向)一次元配列データ処理2−1と、第2段目の第2(Y方向)一次元配列データ処理2−2とを含む2段階の統計処理により行う。なお、ここでは、第1段目の処理をx方向の領域要素(図1(b)の領域要素104x)により行い、第2段目の処理をy方向の領域要素(図1(b)の領域要素104y)により行う例を示しているが、x方向とy方向とを入れ替えて行ってもよい。
第1(X方向)一次元配列データ処理2−1は、一次元配列データ抽出処理2−1aと統計処理によるローパスフィルタ処理2−1bとを含み、この2−1aの処理と2−1bの処理を対象領域配列103毎に順次繰り返し、得られた値を元の二次元配列データ1の各配列要素に入れ替えることによりx方向一次元処理済みデータ2′を得る。
図3(a),(b)は、この第1(X方向)一次元配列データ処理2−1での処理状態を示している。図3(a)において、処理対象領域105内において対象配列領域103を中心とするx方向の配列領域によって領域要素104xを構成する。一次元配列データ抽出処理2−1aは、この領域要素104xの配列要素の値を抽出する。ローパスフィルタ処理2−1bは、抽出した領域要素104xの配列要素のデータ値を統計処理することでローパスフィルタ処理を行う。統計処理としては、メディアンフィルタ処理や移動平均処理を用いることができる。
メディアンフィルタ処理では、配列要素のデータ値を大きさの順に並べ、中央の値を対象配列領域103のデータ値として置き換えることによりローパスフィルタ処理を行う。
次に、図3(b)に示すように対象配列領域103をずらし、図3(a)と同様の処理を行う。同様の処理を対象配列領域103の位置を順にずらしながら行い、得られた値を元の二次元配列データ1の各配列要素に入れ替えることによりx方向一次元処理済みデータ2′を得る。
次に、第1段目の第1(X方向)一次元配列データ処理2−1に続いて、第1段目で取得したx方向一次元処理済みデータ2′を用いて第2段目の第2(Y方向)一次元配列データ処理2−2を行う。
第2(Y方向)一次元配列データ処理2−2は、一次元配列データ抽出処理2−2aと統計処理によるローパスフィルタ処理2−2bとを含み、この2−2aの処理と2−2bの処理を対象領域配列103毎に順次繰り返し、得られた値をx方向一次元処理済みデータ2′の各配列要素に入れ替えることにより低周波成分情報3を得る。
図3(c)、(d)は、この第1(Y方向)一次元配列データ処理2−1での処理状態を示している。図3(c)において、処理対象領域105内において対象配列領域103を中心とするy方向の配列領域によって領域要素104yを構成する。一次元配列データ抽出処理2−2aは、この領域要素104yの配列要素の値を抽出する。ローパスフィルタ処理2−2bは、抽出した領域要素104yの配列要素のデータ値を統計処理することでローパスフィルタ処理を行う。統計処理としては、メディアンフィルタ処理や移動平均処理を用いることができる。
図3(c)の処理に続いて図3(d)に示すように対象配列領域103をずらし、図3(c)と同様の処理を行う。同様の処理を対象配列領域103の位置を順にずらしながら行い、得られた値を元の二次元配列データ1の各配列要素に入れ替えることにより低周波成分情報3を得る。
なお、図3に示す例では、一次元配列データ抽出処理2−1a,2−2aにおいて、対象配列領域103をx方向に順次ずらして選択しているが、ずらす方向はy方向としても、また任意の方向や順としてもよい。
次に、領域要素を一単位として9個(図1(b)の場合)の配列要素を用いて行統計処理によって行う処理形態について、本発明の二次元配列データの平滑化処理を説明するためのフローチャートである
図4において、平滑化処理は、図2で示したと同様に、二次元配列データ1を二次元配列データ処理2により欠陥やノイズによる高周波成分を取り除いて低周波成分情報3を求め、元の二次元配列データ1からこの低周波成分情報3(SM)を減算して、欠陥やノイズのみを抽出する。この出力を欠陥画素検査4においてしきい値によって2値化することにより欠陥検出を行って検査出力情報5を得る。
ここで、二次元配列データ処理2は、二次元配列データ処理2−3の12段階の統計処理により行う。二次元配列データ処理2−3は、二次元配列データ抽出処理2−3aと統計処理によるローパスフィルタ処理2−3bとを含み、この2−3aの処理と2−3bの処理を対象領域配列103毎に順次繰り返し、得られた値を元の二次元配列データ1の各配列要素に入れ替えることにより低周波成分情報3を得る。
図5(a)〜(d)は、この二次元配列データ処理2−3での処理状態を示している。図5(a)において、処理対象領域105内において対象配列領域103を中心とするx方向及びy方向の配列領域によって領域要素104を構成する。二次元配列データ抽出処理2−3aは、この領域要素104の配列要素の値を抽出する。ローパスフィルタ処理2−3bは、抽出した領域要素104の配列要素のデータ値を統計処理することでローパスフィルタ処理を行う。統計処理としては、メディアンフィルタ処理や移動平均処理を用いることができる。
メディアンフィルタ処理では、配列要素のデータ値を大きさの順に並べ、中央の値を対象配列領域103のデータ値として置き換えることによりローパスフィルタ処理を行う。
次に、図5(b)に示すように対象配列領域103をずらし、図5(a)と同様の処理を行う。以下、図5(c),(d)に示すように、同様の処理を対象配列領域103の位置を順にずらしながら行い、得られた値を元の二次元配列データ1の各配列要素に入れ替えることにより低周波成分情報3を得る。
なお、図5に示す例では、二次元配列データ抽出処理2−3aにおいて、対象配列領域103をx方向に順次ずらして選択しているが、ずらす方向はy方向としてもよく、また任意の方向や順としてもよい。
ここで、本発明により、二次元配列データに含まれる異方性成分や等方性成分の抑圧効果について図6を用いて説明する。
図6は、二次元配列データの一例を示している。TFTアレイ検査により得られる測定データは、そのTFTアレイ検査に伴うTFTアレイの駆動方法により、x方向やy方向に特異性を備える。この測定データの特異性は、二次元配列データにおいて、x方向やy方向の配列要素の値が他の配列要素とは異なる値によって観察される。
図6では、第3行目のx方向の配列要素の値が“1”で、その他の配列要素の値が“0”である例を示している。なお、ここでは、配列要素の値を“0”と“1”の2値で表しており、任意の値をとり得る測定データについてもしきい値等を用いて2値化することにより同様のデータ構成とすることができる。ここで、二次元配列データに対するローパスフィルタ処理は、二次元配列データ中に含まれる微少な信号を削除する処理となる。
図6(a)は、処理対象領域全体を領域要素として統計処理を行う場合であり、図6(a2)はこのローパスフィルタ処理の処理結果を示している。ローパスフィルタ処理により、図6(a1)中に含まれる“1”の値は“0”となり、異方性成分の抑圧が行われる。
図6(b),(c)は本発明による統計処理を行う場合であり、図6(b)は前記図4,5に示した十字型の領域要素により統計処理を行う例であり、図6(c)は前記図2,3に示したx、y方向の領域要素により2段階で統計処理を行う例である。
図6(b2)に示すように、十字型の領域要素による統計処理では、一部に“1”の値が残るが、図6(b1)中に含まれる“1”の値はほぼ“0”となり、異方性成分の抑圧が行われる。
また、図6(c4)に示すように、x、y方向の領域要素による2段階統計処理では、図6(c1)中に含まれる“1”の値は“0”となり、異方性成分の抑圧が行われる。
図6(b),(c)に示すように、処理対象領域全体を領域要素とする統計処理に代えて、二次元配列データの方向性に合わせた領域要素を用いて統計処理を行うことによって少ない領域要素であっても異方性成分の抑圧を行うことができる。
また、本発明によれば、領域要素の配列を変えることによって二次元配列データが持つ等方性成分を抑圧することもできる。この等方性成分は、測定データに含まれるランダムノイズに対応するものであり、この領域要素を用いた統計処理によってランダムノイズを除去することができる。
図7は、x方向及びy方向に対して45度回転させた斜め方向の配列要素によりX字型の領域要素を構成した例である。図7(a)は、2つの斜め方向の領域要素を一体としてX字型の領域要素104aを構成する例であり、図7(b),(c)は、X字型の領域要素104aを構成する2つの斜め方向の領域要素104b、104cを段階的に用いる構成である。ここでは、斜め方向の領域要素104b、104cは45度方向の例を示しているが、x方向,y方向以外の任意の角度方向とすることもできる。
なお、図7(a)の構成は前記した図4,5の構成に対応し、図7(b),(c)の構成は前記した図2,3の構成に対応するものである。
このX字型の領域要素104によれば、等方性成分の抑圧を行うことができ、測定データ中に含まれるランダムノイズの除去を速い処理速度で行うことができる。
また、図8は、前記した複数の領域要素を組み合わせた構成例である。図8(a)はx方向の領域要素104xと、y方向の領域要素104yと、斜め方向の領域要素104b、104cと組み合わせた構成であり、図8(b)はx方向の領域要素104xと、y方向の領域要素104yと、処理対象領域105内の任意の配列要素からなる領域要素104d、104eとを組み合わせた構成である。
図8(a)の構成によれば、十字型の領域要素とX字型の領域要素とを組み合わせとすることにより、異方性成分の抑圧効果と等方性成分の抑圧効果とを得ることができる。また、図8(a)の構成においても、十字型の領域要素と処理対象領域内の任意の配列要素とを組み合わせとすることにより、異方性成分の抑圧効果と等方性成分の抑圧効果とを得ることができる。
なお、上記した各例では、処理対象領域の大きさを5×5の例としているが、7×7の処理対象領域、9×9の処理対象領域等任意の大きさとすることができる。また、上記した各例ではメディアンフィルタ処理を用いた例であるため、領域要素の個数を奇数としているが、他の統計処理の場合には必ずしも奇数個である必要はない。
本発明の統計処理を行う領域要素の選定によって特定成分の抑圧効果するローパスフィルタ処理は、TFTアレイ検査に限らず、異方性成分や等方性成分を備える二次元配列データ一般のローパスフィルタ処理に適用することができる。
本発明の二次元配列データの平滑化処理を説明するための図である。 本発明の二次元配列データの平滑化処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の二次元配列データの平滑化処理を説明するための図である。 本発明の二次元配列データの平滑化処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の二次元配列データの平滑化処理を説明するための図である。 本発明の二次元配列データに含まれる異方性成分や等方性成分の抑圧効果を説明するための図である。 本発明の斜め方向の配列要素によるX字型の領域要素の構成例の図である。 本発明の複数の領域要素を組み合わせた構成例の図である。 TFT及びピクセル電極が形成されたガラス基板を示す概略図である。 電圧コントラスト技術を用いたTFTアレイ検査装置を説明するための図である。 ローパスフィルタ処理のアルゴリズムを説明するための信号図である。 二次元配列データの平滑化を説明するための図である。 二次元配列データの平滑化を説明するための図である。
符号の説明
1…二次元配列データ、2…データ処理、2−1…第1(X方向)一次元配列データ処理、2−1a…一次元配列データ抽出処理、2−1b…ローパスフィルタ処理、2′…X方向一次元処理済みデータ、2−2…第1(Y方向)一次元配列データ処理、2−2a…一次元配列データ抽出処理、2−2b…ローパスフィルタ処理、2−3…二次元配列データ処理、3…低周波成分情報、4…欠陥画素検査、5…検査出力情報、11…ガラス基板、12…パネル、13…ピクセル、14…ピクセル電極、15…蓄積容量、16…TFT、21…電子線発生源、22…電子線、23…二次電子、24…二次電子検出器、25…信号解析器、26…ライン、101…二次元配列データ、102…配列要素、102a…処理後の配列要素、102b…処理前の配列要素、102c…処理中の配列要素、103…対象配列要素、104,104x,104y,104a,104b,104c…領域要素、105…処理対象領域。

Claims (6)

  1. TFT基板に電子線を照射し、当該電子線照射によりTFT基板のピクセルから発生する二次電子を検出することによってTFTアレイを検査するTFTアレイ検査装置において、
    検査対象領域に前記二次電子を走査して得られる二次元配列データから低周波成分情報を抽出し、当該低周波成分情報を用いてTFT基板の欠陥情報を求めるデータ処理手段を備え、
    前記データ処理手段は、前記二次元配列データの配列要素において、配列要素中の対象配列要素を中心として直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とし、当該領域要素を統計処理して得られる統計値を前記中心の対象配列要素の値に置き換えることにより、検査対象領域の低周波成分情報を抽出することを特徴とする、TFTアレイ検査装置。
  2. 前記二次元配列データの配列要素において、配列要素中の対象配列要素を中心として、前記直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素の内の一方の一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とし、当該領域要素を統計処理して得られる統計値を前記中心の対象配列要素の値に置き換えることにより第1段の統計処理後の二次元配列データを形成し、
    当該統計処理後の二次元配列データの配列要素において、配列要素中の対象配列要素を中心として、前記直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素の内の他方の一次元方向の有限個の配列要素を領域要素とし、当該領域要素を統計処理して得られる統計値を前記中心の対象配列要素の値に置き換えることにより第2段の統計処理後の二次元配列データを形成し、
    当該第2段の統計処理後の二次元配列データを検査対象領域の低周波成分情報とすることを特徴とする請求項1に記載のTFTアレイ検査装置。
  3. 前記直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素は、x方向及びy方向の有限個の配列要素、及び/又は、x方向及びy方向に対して所定角度の方向の有限個の配列要素であることを特徴とする請求項1又は2に記載のTFTアレイ検査装置。
  4. 前記領域要素は、前記直交する2つの一次元方向の有限個の配列要素の端部を外周部とする有限域の内部の任意の配列要素を含むことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1つに記載のTFTアレイ検査装置。
  5. 前記統計処理は前記メディアンフィルタ処理又は移動平均処理であることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1つに記載のTFTアレイ検査装置。
  6. 前記二次元配列データは、測定データ及び/又は当該測定データから得られる派生データであることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1つに記載のTFTアレイ検査装置。
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