JP2005221236A - 文字板の照明装置 - Google Patents

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Shinichi Tanaka
慎一 田中
Shunji Minami
俊二 南
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Abstract

【課題】 発光素子で発光した光を効率良く文字板内に入射させて文字板を明るく照明することがきると共に、薄型化および小型化をも図ることができる。
【解決手段】 光透過性を有する文字板7の外周部における両側に収納孔14を設け、これら収納孔14内に発光素子15をそれぞれ配置すると共に、文字板7の外周端部の側面に第1反射層22を全周に亘って設けた。従って、発光素子15で発光した光のうち、文字板7の面方向に放射された全ての光を文字板7内に入射させることができると共に、第1反射層22によって文字板7の外周端部の側面から外部に光が漏れないようにすることができる。このため、発光素子15で発光した光を効率良く文字板7内に入射させて導くことができるので、文字板7を明るく照明することができる。また、文字板7の収納孔14内に発光素子15を配置しているので、照明装置全体の薄型化および小型化をも図ることができる。
【選択図】 図1

Description

この発明は、腕時計などの時計に用いられる文字板の照明装置に関する。
従来、腕時計においては、透明または半透明の文字板の下側に導光板を配置し、この導光板の外周端部における側面に発光ダイオードなどの発光素子を対向させて配置し、この発光素子で発光した光を導光板内にその側面から入射させ、この入射した光を導光板で導きながら導光板の上面から文字板に向けて照射させることにより、文字板を照明するように構成したものがある。
特開2002−286869号公報
しかしながら、従来の腕時計では、文字板の下側に配置された導光板の側面に発光素子を対向させて配置しているので、発光素子で発光した光のうち、導光板の側面に向かう光は導光板内に入射するが、それ以外の光、つまり導光板の側面と反対方向に向かう光は導光板内に入射しないため、発光素子で発光した光の全てを導光板に入射させることができない。
このため、この腕時計では、発光素子で発光した光を導光板で導いて導光板の上面から文字板に向けて照射する際、発光素子で発光した光を有効に利用することができないため、文字板を十分に明るく照明することができないという問題がある。なお、この腕時計では、文字板の下側に導光板を配置しているため、導光板の厚み分だけ時計全体が厚くなるという問題もある。
この発明が解決しようとする課題は、発光素子で発光した光を効率良く文字板内に入射させて文字板を明るく照明することがきると共に、薄型化および小型化をも図ることのできる文字板の照明装置を提供することである。
この発明は、上記課題を解決するために、次のような構成要素を備えている。
なお、各構成要素には、後述する各実施形態の項で説明される各要素に付されている図面の参照番号などを括弧と共に付す。
請求項1に記載の発明は、図1〜図6に示すように、外周側の一部に収納孔(14、32)が設けられた光透過性を有する文字板(7、31)と、この文字板の前記収納孔内に配置された発光素子(15)とを備えたことを特徴とする文字板の照明装置である。
請求項2に記載の発明は、図1〜図6に示すように、前記文字板(7、31)の外周端部の側面に反射層(第1反射層22)が前記文字板の全周に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の文字板の照明装置である。
請求項3に記載の発明は、図1〜図6に示すように、前記文字板(7、31)における表示領域(7a、31a)の外側に位置する表裏面の少なくとも一面に、反射層(第2反射層23)が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の文字板の照明装置である。
請求項4に記載の発明は、図1〜図6に示すように、前記文字板(7、31)の表裏面の少なくとも一面に、微細な凹凸部(24)が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の文字板の照明装置である。
請求項1に記載の発明によれば、光透過性を有する文字板の外周側の一部に収納孔を設け、この文字板の収納孔内に発光素子を配置したので、発光素子で発光した光のうち、文字板の面方向に放射された全ての光を収納孔の内周面から文字板内に入射させることができ、このため発光素子で発光した光を効率良く文字板内に入射させて導くことができ、これにより文字板全体を明るく照明することができるほか、文字板に設けられた収納孔内に発光素子を配置しているので、装置全体の薄型化および小型化をも図ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、文字板の外周端部の側面に反射層が文字板の全周に亘って設けられていることにより、発光素子の光が文字板内に入射して導かれる際、その導かれた光が文字板の外周端部の側面に到達しても、反射層によって文字板内に反射されるので、文字板の外周端部の側面から光が漏れないようにすることができ、これにより文字板で導かれる光の損失を軽減することができるので、より一層、発光素子で発光した光を有効に利用して文字板を明るく照明することができる。
請求項3に記載の発明によれば、文字板における表示領域の外側に位置する表裏面のうち、少なくとも一面に反射層が設けられていることにより、発光素子の光が文字板内に入射して導かれるときに、表示領域の外側に位置する文字板の少なくとも一面に設けられた反射層によって光が文字板の外部に漏れないように反射されるので、表示領域内に効率良く光を導くことができ、これによっても文字板で導かれる光の損失を軽減することができるので、文字板の表示領域内を更に明るく照明することができる。
請求項4に記載の発明によれば、文字板の表裏面の少なくとも一面に、微細な凹凸部が形成されていることにより、発光素子の光が文字板内に入射して導かれるときに、その光が微細な凹凸部によって拡散、反射を繰り返しながら文字板の表面から出射されるので、文字板全体をほぼ均一な明るさで面発光させることができる。
(実施形態1)
以下、図1〜図4を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態1について説明する。
図1はこの発明の腕時計の要部を拡大した断面図である。この腕時計は、図1に示すように、腕時計ケース1を備えている。この腕時計ケース1の上面には、時計ガラス2が装着されており、この腕時計ケース1の内部には、時計モジュール3が配置されている。また、この腕時計ケース1の下面には、裏蓋4が防水リング5を介して取り付けられている。
時計モジュール3は、アナログ表示機能とデジタル表示機能とのうち、この実施形態ではアナログ表示機能を備えている。すなわち、この時計モジュール3は、図1に示すように、ハウジング6を有しており、このハウジング6の上面には、光透過性を有する文字板7が配置されている。また、このハウジング6の内部には、アナログムーブメント8が設けられている。このアナログムーブメント8は、指針軸9が文字板7の中心部に設けられた貫通孔10を通して下側から上方に突出し、この突出した指針軸9の上端部に時針、分針、秒針などの指針11が取り付けられ、これら指針11が文字板7の上方を運針するように構成されている。さらに、このハウジング6の下面には、回路基板12が配置されている。
文字板7は、透明または半透明の光透過性を有する材料からなり、図3および図4に示すように、全体がほぼ円板状に形成されている。この文字板7の上面における外周部には、図1に示すように、時字13が設けられている。また、この文字板7の外周部における両側2か所、例えば3時側と9時側とに位置する個所には、図1および図3に示すように、収納孔14がそれぞれ上下に貫通して設けられている。これら収納孔14内には、それぞれ発光素子15が配置されている。この発光素子15は、図2(a)および図2(b)に示すように、可視光線領域の光を発光する発光ダイオード(LED)などの発光体16を素子基板17上に搭載して透明なモールド樹脂18で封止した全周発光型の構造になっている。
この場合、発光体16は、大きさの小さいチップ形状、例えば1辺が2mm程度のほぼ立方体形状に形成されており、その上下面には、チップ電極16a、16bがそれぞれ設けられている。素子基板17には、一対の接続電極17a、17bが素子基板17の上面から側面を経て下面に亘って設けられている。そして、素子基板17の上面に位置する一方の接続電極17aには、発光体16の下面側のチップ電極16aが半田や導電性接着剤などで電気的に接続されており、他方の接続電極17bには、ワイヤ−ボンディングによる金属細線19によって発光体16の上面側のチップ電極16bが電気的に接続されている。モールド樹脂18は、透明な樹脂からなり、素子基板17上に発光体16および金属細線19を覆った状態でほぼ円柱状に形成されている。
この発光素子15は、図1に示すように、ほぼ円柱状のモールド樹脂18が文字板7の収納孔14内に下側から挿入され、この状態でハウジング6の接続用の貫通孔20内に配置された一対のコイルばね21a、21b(図2(b)参照)によって素子基板17の一対の接続電極17a、17bと回路基板12の各電極端子(図示せず)とが電気的に接続されている。これにより、発光素子15は、腕時計ケース1に設けられた押釦スイッチ(図示せず)のスイッチ操作に応じて回路基板12から発光体16に電力が供給されて発光体16が発光し、この発光した光がモールド樹脂18を透過して全周方向に放射されるように構成されている。
ところで、文字板7は、発光素子15で発光した光を文字板7の収納孔14の内周面から文字板7の内部に採り込み、この採り込んだ光を文字板7の面方向、例えば互いに対向する発光素子15側に向けて導くように構成されている。この場合、文字板7は、その表示領域7aが腕時計ケース1の内周面に設けられた見切り部1aの内側に位置し、この表示領域7a内に時字13が表示領域7aの内周に沿って等間隔で設けられていると共に、表示領域7aの外側に位置する外周部が腕時計ケース1の見切り部1aの下側に位置し、この外周部に各収納孔14が位置するように設けられた構成になっている。
そして、この文字板7の表示領域7aの外側に位置する外周端部における側面には、図1および図3に示すように、その全周に亘って第1反射層22が蒸着や印刷などによって設けられており、この文字板7の表示領域7aの外側に位置する外周部における上下両面、つまり腕時計ケース1の見切り部1aの下面に対応する文字板7の上下両面には、第2反射層23が蒸着や印刷などによって設けられている。また、この文字板7における少なくとも表示領域7a内における下面には、図3および図4に示すように、微細な凹凸部24が形成されている。
この微細な凹凸部24は、文字板7内に入射して導かれる光を拡散、反射するためのものであり、その凹凸密度が発光素子15の近傍から離れるに従って次第に高くなるように形成されている。すなわち、これら凹凸部24は、図3に示すように、発光素子15が配置される3時側と9時側の凹凸密度が低く、12時側と6時側とを結ぶ中心側に向かうに従って凹凸密度が次第に高くなるように形成されている。なお、図3では、凹凸部24の凹凸密度が段階的に変化するように表現されているが、実際にはなだらかに変化するように形成されている。
このような腕時計によれば、明るい所では外部光が時計ガラス2を透過して腕時計ケース1内に入射するので、この入射した光によって指針11と文字板7とが照明され、これにより時刻を知ることができる。このときには、文字板7に照射された外部光は、文字板7の下面に形成された微細な凹凸部24によって反射、拡散されるので、より一層、文字板7が明るく照明される。
また、暗い所では、押釦スイッチ(図示せず)をスイッチ操作して文字板7の3時側と9時側との各収納孔14内にそれぞれ配置された各発光素子15の発光体16を発光させると、その発光したほぼ全ての光が文字板7の面方向に放射されてモールド樹脂18を透過して文字板7の各収納孔14の内周面から文字板7の内部に入射し、この入射した光が文字板7によってその面方向に導かれる。すなわち、この場合には、文字板7の収納孔14の上部が腕時計ケース1の見切り部1aの下面で塞がれていると共に、発光体16の下側には素子基板17が配置されているので、発光体16で発光した光が収納孔14の上下方向に漏れることがない。このため、発光素子15で発光したほぼ全ての光を収納孔14の内周面から文字板7の内部に入射させることができる。
そして、文字板7の面方向に導かれて文字板7の外周部に到達した光のうち、文字板7の外周端部の側面に導かれた光は、文字板7の外周端部の側面に形成された第1反射層22によって文字板7の内部に向けて反射されるので、文字板7の外周端部の側面から外部に光が漏れないようにすることができる。また、文字板7の外周部の上下面、つまり文字板7の表示領域7aの外側に位置する上下面には、第2反射層23が設けられているので、この第2反射層23によっても、文字板7の外周部における上下面に導かれた光は、文字板7の内部に向けて反射されるので、文字板7の表示領域7aの外側から外部に光が漏れないようにすることができる。このため、文字板7で導かれる光のうち、文字板7の外周部に導かれた光は、文字板7から外部に漏れることがないので、効率良く文字板7の表示領域7a内に導くことができる。
また、文字板7の表示領域7a内に導かれた光は、文字板7の下面に形成された微細な凹凸部24で順次拡散、反射されて文字板7の上面から出射されるので、文字板7の表示領域7aが面発光する。このときには、文字板7の下面に形成された凹凸部24の凹凸密度が発光素子15から離れるに従って次第に高くなるので、発光素子15の近傍における文字板7では発光素子15からの光の照射量が多くても、凹凸部24の凹凸密度が低いため、凹凸部24による拡散、反射が少なく、また発光素子15から離れるに従って次第に文字板7内で導かれる光量が減少しても、凹凸部24の凹凸密度が高いため、凹凸部24による拡散、反射が多くなる。このため、文字板7における表示領域7aの全域から出射される光量をほぼ均一にすることができる。
このように、この腕時計によれば、発光素子15で発光したほぼ全ての光を効率良く文字板7内に入射させて導くことができ、且つ文字板7の表示領域7aの外側から外部に光が漏れることがないので、文字板7内に入射した光を文字板7の表示領域7a内に確実に導くことができる共に、文字板7の表示領域7aをほぼ均一な明るさで面発光させることができる。これにより、文字板7の表示領域7aを明るく照明することができるので、暗い所でも良好に時刻をすることができるほか、文字板7に設けられた収納孔14内に発光素子15を配置しているので、装置全体の薄型化および小型化をも図ることができる。
(実施形態2)
次に、図5および図6を参照して、この発明を腕時計に適用した実施形態2について説明する。なお、図1〜図4に示された実施形態1と同一部分には同一符号を付して説明する。
この腕時計は、腕時計ケース1内に配置された時計モジュール30がアナログ表示機能とデジタル表示機能との両方を備えた構成で、これ以外は実施形態1とほぼ同じ構成になっている。すなわち、この時計モジュール30は、アナログ表示機能として、アナログムーブメント8および文字板31を備え、デジタル表示機能として、表示パネル34を備えた構成になっている。
アナログムーブメント8は、実施形態1と同様、指針軸9が文字板31の中心部に設けられた貫通孔10を通して下側から上方に突出し、この突出した指針軸9の上端部に時針、分針、秒針などの指針11が取り付けられ、これら指針11が文字板31の上方を運針するように構成されている。文字板31は、透明または半透明の光透過性を有する材料からなり、図5に示すように、両側が円弧状に膨らんだほぼ四角形の平板状に形成されている。
この文字板31は、その表示領域31aが図6に斜線で示した外周側の領域31bの内側に設けられている。この文字板31の外周部、つまり表示領域31aの外側に位置する外周側の領域31bの側面には、第1反射層22が全周に亘って形成されており、この文字板31の外周部である外周側の領域31bにおける上下面には、第2反射層23が形成された構成になっている。この場合にも、文字板31の表示領域31a内における上面には、時字13が表示領域31aの内周に沿って等間隔で設けられており、文字板31の表示領域31a内における下面には、実施形態1と同様、微細な凹凸部24が形成されている。
また、この文字板31の外周部である外周側の領域31b内における両側2か所、例えば3時側と9時側とに対応する個所には、図5および図6に示すように、発光素子15を収納する収納孔32がそれぞれ設けられており、この文字板31の表示領域31a内における所定個所、例えば12時側、3時側、6時側、および9時側の4か所には、ほぼ円形状の表示開口部33がそれぞれ設けられている。これら表示開口部33の下側には、図6に示すように、それぞれ表示パネル34が配置されている。
発光素子15は、実施形態1とほぼ同様、可視光線領域の光を発光する発光ダイオード(LED)などの発光体16を素子基板17上に搭載して透明なモールド樹脂18で封止した全周発光型の構造で、全体がほぼ長方体形状に形成されている。これに伴って、文字板31の収納孔32も、ほぼ長方体形状に形成されている。
表示パネル34は、液晶表示素子やEL素子(エレクトロルミネッセンス表示素子)などの平面型の表示素子からなり、時刻などの情報を電気光学的に表示するものであり、図6に示すように、文字板31の各表示開口部33の下側に対応してそれぞれ配置され、この状態でインターコネクタ(図示せず)によって回路基板12と電気的に接続されている。この場合、ほぼ円形状の表示開口部33は、その内周部が図6に示すように内側から外側に向かうに従って次第に高くなる傾斜面33aに形成されており、この傾斜面33aには、表示マーク35が設けられている。
このような腕時計によれば、実施形態1と同様、明るい所では外部光が時計ガラス2を透過して腕時計ケース1内に入射するので、この入射した光によって指針11と文字板31とが照明されると共に、この入射した光が文字板31の各表示開口部33を通して各表示パネル34にも照射されるので、各表示パネル34に表示された時刻などの情報をも見ることができ、これにより良好に時刻などの情報を知ることができる。
また、暗い所では、押釦スイッチ(図示せず)をスイッチ操作して文字板31の3時側と9時側との各収納孔32内にそれぞれ配置された各発光素子15の発光体16を発光させると、その発光したほぼ全ての光が文字板31の面方向に放射されてモールド樹脂18を透過して文字板31の各収納孔32の内周面から文字板31の内部に入射し、この入射した光が文字板31によってその面方向に導かれる。すなわち、この場合にも、文字板31の収納孔32の上部が腕時計ケース1の見切り部1aの下面で塞がれていると共に、発光体16の下側には素子基板17が配置されているので、発光体16で発光した光が収納孔32の上下方向に漏れることがない。このため、発光素子15で発光したほぼ全ての光を収納孔32の内周面から文字板31の内部に入射させることができる。
そして、文字板31の面方向に導かれて文字板31の外周部に到達した光のうち、文字板31の外周端部の側面に導かれた光は、文字板32の外周端部の側面に形成された第1反射層22によって文字板31の内部に向けて反射されるので、文字板31の側面から外部に光が漏れないようにすることができる。また、文字板31の外周側の領域31bにおける上下面に到達した光は、その上下面に設けられた第2反射層23によって文字板31の内部に向けて反射されるので、文字板31の表示領域31aの外側から外部に光が漏れないようにすることができる。このため、文字板31で導かれる光のうち、文字板31の外周部に導かれた光は、文字板31の表示領域31aの外側から外部に漏れることがないので、効率良く文字板31の表示領域31a内に導くことができる。
また、文字板31の表示領域31a内に導かれた光は、文字板31の下面に形成された微細な凹凸部24で順次拡散、反射されて文字板31の上面から出射されるので、文字板31の表示領域31aを面発光させることができる。このときには、実施形態1と同様、文字板31の下面に形成された凹凸部24の凹凸密度が発光素子15から離れるに従って次第に高くなるので、文字板31における表示領域31aの全域から出射される光量をほぼ均一にすることができる。このため、暗い所でも文字板31の表示領域31a内を明るく且つ均一に照明することができる。
また、このときには、文字板31で導かれた光が各表示開口部33に到達すると、この到達した光が各表示開口部33の周縁部からその内側に向けて出射されるので、この出射された光によって各表示パネル34をその周囲からそれぞれ照明することができる。このため、暗い所でも各表示パネル34に表示された時刻などの情報を視認することができる。この場合、各表示開口部33の外周部がそれぞれ傾斜面33aに形成されているので、この傾斜面33aからも光が斜め上方に向けて出射され、傾斜面33aに設けられた表示マーク35を照明することができるので、各表示パネル34に表示された時刻などの情報、および各表示マーク35を視認することができ、これにより良好に表示パネル34に表示された情報を知ることができる。
なお、上記実施形態1、2では、文字板7、31の両側2か所に設けられた収納孔14、32内に2つの発光素子15をそれぞれ配置した場合について述べたが、これに限らず、例えば文字板7、31の1か所のみに収納孔を設け、この収納孔のみに発光素子15を配置した構成でも良く、また文字板7、31の3か所以上に収納孔を設け、これら収納孔内にそれぞれ発光素子を配置した構成でも良い。このようにすれば、より一層、文字板7、31を明るく照明することができる。
また、上記実施形態1、2およびその変形例では、発光素子として、可視光線領域の光を発光する発光素子15を用いた場合について述べたが、これに限らず、例えば人間の目には見えない紫外線領域の光を発光する紫外線発光素子を用いても良い。この場合には、紫外線発光素子で発光した光が人間の目には見えないため、文字板7、31の上下面の少なくとも一方に、紫外線領域の光に反応して人間の目に見える可視光線領域の光を発光する発光層を設ければ良い。このような構造でも、紫外線発光素子の光が文字板7、31で導かれて面発光するときに、発光層が紫外線領域の光に反応して人間の目に見える可視光線を発生するので、実施形態1、2と同様、可視光線領域の光で文字板7、31を明るく照明することができる。
また、上記実施形態1、2およびその各変形例では、文字板7、31の下面に微細な凹凸部24を形成した場合について述べたが、必ずしも文字板7、31の下面のみに凹凸部24を設ける必要はなく、文字板7、31の上面に凹凸部24を設けても良く、また文字板7、31の上下両面に凹凸部24を設けても良い。
さらに、上記実施形態1、2およびその変形例では、文字板7、31の外周端部の側面に第1反射層22を形成すると共に、文字板7、31における表示領域7a、31aの外側に位置する外周側の領域31bの上下面に第2反射層23を形成した場合について述べたが、必ずしも第1、第2反射層22、23を設ける必要はなく、文字板7、31の外周端部の側面に第1反射層22のみを形成しただけでも良く、また文字板7、31における表示領域7a、31aの外側に位置する個所の上下面に第2反射層23のみを形成しただけも良い。
また、上記実施形態1、2およびその各変形例では、文字板7、31における表示領域7a、31aの外側に位置する外周側の領域31bの上下面に第2反射層23を形成した場合について述べたが、必ずしも文字板7、31の上下両面に第2反射層23を設ける必要はなく、文字板7、31の上面のみに第2反射層23を設けただけでも良く、また文字板7、31の下面のみに第2反射層23を設けただけでも良い。
なおまた、上記実施形態1、2およびその各変形例では、腕時計に適用した場合について述べたが、これに限らず、例えばトラベルウォッチ、目覚まし時計、置き時計、掛け時計など、他の時計にも広く適用することができる。
この発明を適用した腕時計の要部を示した拡大断面図である。(実施形態1) 図1の発光素子を示し、(a)はその拡大平面図、(b)はそのA−A矢視における断面図である。 図1の文字板の平面図である。 図3のB−B矢視における断面図である。 この発明を適用した腕時計の要部を示した拡大断面図である。(実施形態2) 図5の文字板の平面図である。
符号の説明
1 腕時計ケース
2 時計ガラス
3、30 時計モジュール
7、31 文字板
7a、31a 表示領域
8 アナログムーブメント
11 指針
13 時字
14、32 収納孔
15 発光素子
22 第1反射層
23 第2反射層
24 微細な凹凸部
33 表示開口部
34 表示パネル

Claims (4)

  1. 外周側の一部に収納孔が設けられた光透過性を有する文字板と、
    この文字板の前記収納孔内に配置された発光素子と
    を備えたことを特徴とする文字板の照明装置。
  2. 前記文字板の外周端部の側面には反射層が前記文字板の全周に亘って設けられていることを特徴とする請求項1に記載の文字板の照明装置。
  3. 前記文字板における表示領域の外側に位置する表裏面の少なくとも一面には、反射層が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の文字板の照明装置。
  4. 前記文字板の表裏面の少なくとも一面には、微細な凹凸部が形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の文字板の照明装置。

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