JP2005220834A - ダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造 - Google Patents

ダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造 Download PDF

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Abstract

【課題】 ダイヤフラム型ポンプにおいて、ポンプヘッドに形成されたポンプ室内におけるポンプ給送流体の滞留を、より効果的に解消し、ポンプ室からの気泡のスムーズな排出を可能とし、ポンプの定量性を向上したダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造を提供すること。
【解決手段】 ポンプヘッド2に形成され内部にダイヤフラム押え24を配したポンプ室12の内奥位置Pに吸込側通路13の一端に形成した吸込側開口17が開口し、該ポンプ室12を容積可変に区画するダイヤフラム20に近接するポンプ室の基端位置Qに吐出側通路14の一端に形成した吐出側開口18が開口する。両開口17,18はダイヤフラムのストローク方向において最も離間した位置を占める。吸込側開口17よりポンプ室12内に流入したポンプ給送流体はポンプ室の基端位置に開口した吐出側開口18よりスムーズに排出され、ポンプ室内での滞留が解されるとともに気泡抜けが十分に行なわれ、定量性の向上を図ることができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ダイヤフラム型ポンプに係り、特にポンプ本体の一端に設けられ、ポンプ給送流体の吸込及び吐出を行なう吸込口及び吐出口と、ポンプ室と、該ポンプ室と吸込口及び吐出口をそれぞれ一方向に介して連通する吸込側通路ならびに吐出側通路を形成したポンプヘッドの改良構造に関する。
この種のダイヤフラム型ポンプとして代表的な構造は、ダイヤフラムがポンプ室を容積可変に区画するようにポンプヘッドに往復動自在に張設され、そのダイヤフラムをポンプ本体に設けられたダイヤフラム駆動体及びその駆動体を駆動する駆動機構によって往復動させる。この駆動体は、例えば、ポンプ本体の長手軸線に沿って往復動するプランジャーよりなり、該駆動機構はそのプランジャーを円環状に囲んで配置される電磁石よりなる、いわゆる電磁駆動ポンプが知られている。プランジャーの一端にはダイヤフラムが適宜の連結部材を介して一体的に移動可能に連結され、プランジャーの往復動によってダイヤフラムに所定のストロークの往復動を伝える。すなわち、ポンプ給送流体をポンプ室内に引込むようにポンプ室容積を最大にする第1の位置と、ポンプ室から該ポンプ給送流体を送出するようにポンプ室容積を最小にする第2の位置との間でダイヤフラムが往復動する。
上記従来のダイヤフラム型ポンプにおいて、ポンプヘッド内に形成された吸込側及び吐出側通路はポンプ室に開口した吸込側開口及び吐出側開口を各通路の一端部に有し、それら各開口は、通常ポンプ室の横方向、すなわちダイヤフラムのストローク方向に対して直角の方向において対向した位置を設けられている。
又、ポンプ室の容積を制限する目的でポンプ室内に配置されるとともにダイヤフラムをダイヤフラム駆動体に保持するダイヤフラム押えを有するポンプ型式のものも知られている。このダイヤフラム押えのポンプ室内への配置により、ポンプ室内の、いわゆるデッドスペースを少なくしてポンプの定量性向上を図ることが期待されている。
上記従来のダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドにおいては、吸込側及び吐出側開口がポンプ室の横方向に対向状態で配置されているので、ポンプヘッド内での吸込側吐出側通路は中央のポンプ室を挟んでおおむね対称状態を呈し、通路設計が容易であることは認められる。しかしながら、この構成の場合、ダイヤフラムが第1の位置から第2の位置へ往復動してポンプ室内のポンプ給送流体を吐出させる動作において、ポンプ室内のダイヤフラム近傍位置、すなわちポンプ室の基端位置にある流体が吐出側開口より十分に吐出されない問題がある。すなわち流体がこの部分に滞留し、流体に混入している気泡が抜け難く、従って、ポンプの定量性向上が望めないのであった。
上記問題は、ポンプ室内にダイヤフラム押えを配置した構成でも改善されない。特に、ダイヤフラム押えを大きくしてポンプ室容積を小さく制限した構成にあっては、デッドスペースの解消にはある程度の効果があるが、流体がポンプ室内で流れる領域が、ポンプ室の内奥端位置の領域と、これに続いてダイヤフラム押えの外周とポンプ室の内側面との間にダイヤフラムの基端位置まで延出した環状通路の領域になり幅の狭い流路状となるため、ポンプ室の基端位置にある流体が吐出開口へスムーズに抜け難い問題が発生する。このため、このポンプ室の基端位置での流体の滞留が依然として解消されず、ポンプ室からの気泡の抜け出しならびにポンプ定量性の向上について改善が望まれるところであった。
よって、本発明は上記従来の諸問題に鑑みてなされたものであり、その目的はポンプ室内におけるポンプ給送流体の滞留をより効果的に解消し、該ポンプ室からの気泡のスムーズな抜き出し、ないし排出を可能とし、ポンプの定量性を一層向上し得るダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造を提供するものである。
上記本発明の課題を解決するために、本発明においては、ポンプ本体と、該ポンプ本体の一端に設けられ、ポンプ給送流体の吸込口及び吐出口とを備えたポンプヘッドと、該ポンプヘッドに形成されたポンプ室と、該ポンプ室と前記吸込口とを一方向弁を介在して連通させるとともに該ポンプ室に開口した吸込側開口を一端部に有し、前記ポンプヘッドに形成された吸込側通路と、前記ポンプと前記吐出口とを一方向弁を介在して連通させるとともに該ポンプ室に開口した吐出側開口を一端部に有し、前記ポンプヘッドに形成された吐出側通路と、前記ポンプ室を容積可変に区画するように該ポンプヘッドに往復動自在に張設されるダイヤフラムと、前記ポンプ本体に設けられ、該ダイヤフラムを所定のストローク範囲にわたって往復動させるダイヤフラム駆動体と、該ポンプ本体に設けられ、該ダイヤフラム駆動体を駆動する駆動機構と、よりなり、前記ダイヤフラムの往復動に応じて容積変化するポンプ室に吸込口よりポンプ給送流体を吸込側通路を経て流入させるとともに該ポンプ室より吐出側通路を経て吐出口から流出させてポンプ動作を遂行するダイヤフラム型ポンプを前提として、前記ポンプ室に開口した前記吸込側開口を該ポンプ室の内奥位置に形成するとともに、該ポンプ室に開口した前記吐出側開口を該ダイヤフラムに近接するポンプ室の基端位置に形成したことを特徴とするダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドを提案するものである。
上記本発明の構成によれば、吸込側開口がポンプ室の内奥端位置に形成され、他方、吐出側開口がポンプ室の基端位置に形成されることにより、ポンプ給送流体がポンプ室内へ吸込側開口よりスムーズに流入するとともに、ポンプの吐出動作に際しては基端位置にある流体も吐出側開口よりスムーズに流出することとなる。
又、本発明においては、上記構成において、前記ポンプ室の容積を制限するとともに前記ダイヤフラムを前記ダイヤフラム駆動体に対して保持するダイヤフラム押えを該ポンプ室に配置してなる構成を特徴とするダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造を提案するものである。
上記本発明の構成によれば、ダイヤフラム押えによってポンプ室内のデッドスペースが基本的に解消されるとともに、狭い通路状態のポンプ室の基端位置にある流体も吐出開口によりスムーズに流出することとなる。
更に、本発明においては、上記構成において、前記駆動機構は電磁石よりなり、前記ダイヤフラム駆動体は該電磁石の磁界作用により該ポンプ本体の長手軸線に沿って往復動するプランジャーよりなる構成を特徴とするダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造を提案するものである。
上記本発明の構成によれば、本発明のポンプヘッドを備えたダイヤフラム型ポンプをダイヤフラム型電磁駆動ポンプに適用し得る。
以上のように、本発明によれば、ポンプヘッドに形成したポンプ室に対して、吸込口に連通する吸込側通路の一端部に設けた吸込側開口をポンプ室の内奥端位置に形成し、他方、吐出口に連通する吐出側通路の一端部に設けた吐出側開口をダイヤフラムに近接する基端位置に形成し、相互の開口位置をダイヤフラムのストローク方向に関して最も離間した状態に設定したので、ポンプ室におけるポンプ給送流体の流入ならびに流出が極めてスムーズに遂行され、特に、吐出側開口をポンプ室の基端位置に配置したことから、最も滞留が懸念されるこの基端位置からの流出が効果的に行なわれるので、滞留の解消、気泡のスムーズな抜け出し可能と、ポンプの定量性の飛躍的向上が図られる。
又、ポンプ室内にダイヤフラム押えを配したポンプヘッドの構成においては、ダイヤフラム押えがポンプ室のデッドスペースを基本的に解消するとともに狭い通路状態のポンプ室の基端位置にある流体も吐出側開口よりスムーズに流出するため、より高い定量性を有するダイヤフラム型ポンプを提供できる。
更に、本発明のポンプヘッドを備えたダイヤフラム型ポンプをダイヤフラム型電磁駆動ポンプに適用し得、これによって半導体の処理液等の純度ならびに高い定量性を要求される小型ポンプの設計を容易にする等の効果がある。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を説明する。図1には、本発明に係るダイヤフラム型ポンプとしてダイヤフラム型電磁駆動ポンプを採用した構成を示す。1はポンプ本体、2はそのポンプ本体1の長手軸線X−Xに沿う一端部に設けられたポンプヘッドであり、両者はボルト3によって一体に連結されている。
ポンプ本体1において、4はポンプフレーム、5はそのフレーム4に長手軸線X−Xに沿って往復動自在に支持された駆動体をなすプランジャー、6はそのプランジャーの周囲に円環状に配置されるとともにポンプフレーム4に支持され、その磁界作用によりプランジャー5を復帰バネ9に抗して図1において右方へ駆動する電磁石、7はこの電磁石6に外部電源(図示せず)より通電して磁界作用を生じさせる配線、8は電磁石6の磁界作用を制御する電子回路盤であり、これらは駆動体をなすプランジャー5を駆動する駆動機構を構成する。尚、プランジャー5は外部ストッパーにより図1の復帰位置に正確に位置規制されるが、図1では外部ストッパーをフレーム4と一体に表わしてあり、特に示していない。
ポンプヘッド2において、10は水あるいは薬液などのポンプ給送流体を矢印Aで示すように内部に取入れる吸込口、11はポンプ給送流体を矢印Bで示すように外部の図示しない部位へ排出する吐出口、12は該ヘッド2の中央部に一端開放の態様で形成された円筒状のポンプ室、13,14は、それぞれ吸込口10及び吐出口11に連通するとともに中途部にボール弁型式の一方向弁15,16を介在させ、内方の一端部に吸込側開口17及び吐出側開口18を有し、これら開口17,18がポンプ室12に開口した吸込側通路及び吐出側通路である。吸込側の一方向弁15はポンプ室12方向への流体の流れのみを許容し、その逆流を阻止する。他方、吐出側の一方向弁16はポンプ室12から吐出口11への流体の流れのみを許容し、その逆流を阻止する。
20は円板状のダイヤフラムで、ポンプ室12の一端開放領域を覆うように張設され、該ポンプ室12を容積可変に区画する。このダイヤフラム20の周辺部はブラケット21によって外側からシール状態で押付けられ、ポンプヘッド2に取着されている。ブラケット21はボルト22によりポンプ本体1のポンプフレーム4の端面に固定されている。
ダイヤフラム20の中心孔20a(図2)には、ポンプ本体1より延出したプランジャー5のネジ付き端部5aが挿着されるとともにリテーナ23及びポンプ室12内に配置されたダイヤフラム押え24によってダイヤフラム20の柔軟な可動部20b(図2)が挟持され、ダイヤフラム押え24がプランジャーのネジ付き端部5aにネジ込まれることによりダイヤフラム20がプランジャー5と一体的に保持される。従って、軸線X−Xに沿うプランジャー5の往復動に伴って、ダイヤフラム20が変形して、所定のストローク範囲、往復動するようになっている。
図1においては、プランジャー5が左方に後退した復帰位置にあって、ダイヤフラム20がこれに応じてポンプ室12の容積を最大にする第1の位置にあり、プランジャー5が電磁石6の磁界作用により右方に前進した場合に、この第1の位置からポンプ室12の内方に向かって変形し、該ポンプ室の容積を最小にする第2の位置へ往復動する。図2には、一点鎖線で示す軸線X−Xを境として、その上半部分に第2の位置状態、下半部分に第1の位置状態を示してある。
ダイヤフラム押え24は、この実施例では円筒状のポンプ室12の内径よりわずかに小径の円筒体状のものを示してあるが、サイズ及びこの形状は必要とするポンプの吐出量に応じて設定される。又、このダイヤフラム押え24がポンプ室12になくてダイヤフラム20がプランジャー5の一端部に直接固定される構成のものにも本発明は適用し得る。
プランジャー5の往復動に応じて、ダイヤフラム20が第2の位置から第1の位置へ復帰すると、吸込口10から吸込側通路13を通り、吸込側開口17からポンプ室12内にポンプ給送流体が流入する吸込動作がなされ、他方、ダイヤフラム20が第1の位置から第2の位置へ往復動すると、該ポンプ室12内の流体が吐出側開口18から吐出側通路14を通って吐出口11より排出される吐出動作がなされ、これら動作の繰り返しにより一連のポンプ動作が遂行される。
図2に詳細に示すように、吐出側開口18はダイヤフラム20が張設された位置より最も離間したポンプ室12の内奥位置Pにおいて該ポンプ室12の側壁に開口した状態で形成される。ここにおいて、吸込側通路13は軸線X−Xに対し垂直をなす。他方、吐出側開口18は、ダイヤフラム20に近接したポンプ室12の基端位置Qにおいて、そのポンプ室12の側壁に開口した状態で形成される。このように形成された両開口17,18はポンプ室12において軸線X−X方向、換言すればダイヤフラム20のストローク方向に関して最も離間した位置を占める。上記吐出側通路14の内、吐出側開口18と一方向バルブ16との間の通路部分は図示のように軸線X−Xに対し傾斜した態様を呈する。
上記のように吸込側開口17及び吐出側開口18をポンプ室12に対して位置付けたことにより、ポンプ給送流体は矢印Aで示すように吸込側開口17よりポンプ室12内に流入するが、この内奥位置Pは、例え大きなサイズのダイヤフラム押え24がポンプ室12内にあっても図2の下半部で示すように、吸込動作時に、該ダイヤフラム押え24が後退してポンプ室12にスペースが確保されるので流入に支障をきたすことがない。他方、吐出側開口18においては、図2の上半部で示すように吐出動作時にダイヤフラム20が第2の位置へ移動すると、その基端位置にあるポンプ室内の流体が該吐出側開口18に対応するため、直ちに該開口18へと流出することができるので、基端位置におけるポンプ給送流体の滞留を積極的に解消でき、同時にこれに含まれる気泡も一緒に排出できる。
特に、実施例のごとく、ポンプ室12内にダイヤフラム押24が配置された構成においては、吐出時に流体は、ポンプ室12の側壁ないし内周壁とダイヤフラム24の外周との間の環状通路25を通って内奥位置Pから基端位置Qへと流れ、基端位置Qから吐出側開口18へと流出することができるので、その流れの勢いにも助成され、滞留することなくスムーズな吐出動作がなされる。従って、ポンプ室12内の流体の滞留、特にダイヤフラム20に近接した基端位置での望ましくない滞留現象を積極的に解消し、ポンプの初期動作において気泡が十分に排出されるので、それに続くポンプの定常作動において、気泡混入のない流体移送ができ、これによって、より高い定量性を有するポンプ動作を遂行できる。
以上、本発明の実施例を説明したが、本発明は図示の実施例に限定されるものではない。上述の通り、ポンプ室12内にダイヤフラム押え24を配置しないポンプ構成にも本発明を適用し得る。又、ダイヤフラム20の駆動構成は電磁駆動以外の型式のポンプも可能である。
本発明の一実施例に係る電磁駆動ポンプの縦断面図である。 図1に示すポンプのポンプヘッドの要部を拡大するとともに中心軸線X−Xの上下でそれぞれダイヤフラムを異なる位置状態で表わした断面図である。
符号の説明
1 ポンプ本体
2 ポンプヘッド
5 プランジャー
6 電磁石
12 ポンプ室
13 吸込側通路
14 吐出側通路
17 吸込側開口
18 吐出側開口
P 内奥位置
Q 基端位置

Claims (3)

  1. ポンプ本体と、
    該ポンプ本体の一端に設けられ、ポンプ給送流体の吸込口及び吐出口とを備えたポンプヘッドと、
    該ポンプヘッドに形成されたポンプ室と、
    該ポンプ室と前記吸込口とを一方向弁を介在して連通させるとともに該ポンプ室に開口した吸込側開口を一端部に有し、前記ポンプヘッドに形成された吸込側通路と、
    前記ポンプと前記吐出口とを一方向弁を介在して連通させるとともに該ポンプ室に開口した吐出側開口を一端部に有し、前記ポンプヘッドに形成された吐出側通路と、
    前記ポンプ室を容積可変に区画するように該ポンプヘッドに往復動自在に張設されるダイヤフラムと、
    前記ポンプ本体に設けられ、該ダイヤフラムを所定のストローク範囲にわたって往復動させるダイヤフラム駆動体と、
    該ポンプ本体に設けられ、該ダイヤフラム駆動体を駆動する駆動機構と、
    よりなり、前記ダイヤフラムの往復動に応じて容積変化するポンプ室に吸込口よりポンプ給送流体を吸込側通路を経て流入させるとともに該ポンプ室より吐出側通路を経て吐出口から流出させてポンプ動作を遂行するダイヤフラム型ポンプにおいて、
    前記ポンプ室に開口した前記吸込側開口を該ポンプ室の内奥位置に形成するとともに、該ポンプ室に開口した前記吐出側開口を該ダイヤフラムに近接するポンプ室の基端位置に形成したことを特徴とするダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造。
  2. 前記ポンプ室の容積を制限するとともに前記ダイヤフラムを前記ダイヤフラム駆動体に対して保持するダイヤフラム押えを該ポンプ室に配置してなることを特徴とする請求項1に記載のダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造。
  3. 前記駆動機構は電磁石よりなり、前記ダイヤフラム駆動体は該電磁石の磁界作用により該ポンプ本体の長手軸線に沿って往復動するプランジャーよりなることを特徴とする請求項1又は2に記載のダイヤフラム型ポンプのポンプヘッドの構造。
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