JP2005219731A5 - - Google Patents

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ギアユニット式車両座席取り付け具
本発明は、フレーム側に取り付けられた第1環状ギアと、この第1環状ギアと噛み合うピニオンと、出力側でピニオンと噛み合う第2環状ギアとを備えたギアユニット式車両座席取り付け具に関し、特に、ギアユニット式自動車座席取り付け具に関する。
この種の調節可能なギアユニット式車両座席取り付け具が従来技術(例えば、特許文献1参照)に開示されている。
第1環状ギアの歯数は31、ピニオンのフレーム側の歯数は30、その出力側の歯数は28、第2環状ギアの歯数は29である。
その結果、435の減速比が生じるようになっている。
実際の要件に近い減速比と共に、高いブロッキングモーメント、高い逐次信頼性、および、最小出力遊びを得るために改良を加える必要があった。
ドイツ特許出願公開第4437073A1号
本発明の目的は、前述したようなギアユニット式車両座席取り付け具を改良することである。
本発明の目的は、請求項1の特徴を備えたギアユニット式車両座席取り付け具によって達成される。
有益な改良が、従属請求項の要旨である。
第1環状ギアの歯数とピニオンのフレーム側の歯数との差と、第2環状ギアの歯数とピニオンの出力側の歯数との差とが、それぞれ4であるため、減速比が30〜35のセルフロック式のギアユニット式車両座席取り付け具の場合、最小遊びが生じるだけでなく、高い逐次信頼性および最大インボリュートオーバーラップと共に、最小動作圧力角および高い強度が生じるようになっている。
この場合、歯数の異なった幅、例えば、第1環状ギアの歯数が29〜40の範囲内に設定されていること、および/または第2環状ギアの歯数が24〜31の範囲内に設定されていること、および/またはピニオンの歯数の差が5〜9の範囲内に設定されていることが好ましい。
打ち抜き加工による簡単かつ容易な製造を目指し、また、一般的に使用可能である構成空間の点から、特に、第1環状ギアの歯数が36、ピニオンのフレーム側の歯数が32、ピニオンの出力側の歯数が25、第2環状ギアの歯数が29に設定されているのが好ましい。
ギアユニット式車両座席取り付け具を簡単に駆動するために、回転可能なドライバーが設けられ、このドライバーは、例えば、第1環状ギア内に取り付けられてピニオンを偏心部分によって駆動するようになっているのが好ましい。
この場合、ピニオンおよびドライバーの最大部分は、2つの環状ギアによって包囲されて閉鎖された構成空間内に据え付けられて、保持クリップが軸方向保持を確実に行うようになっているのが好ましい。
ドライバーは、例えば、それに挿通されたプロファイルドロッドによって回転させることができ、伝動ロッド自体はハンドルなどを介して手動式または動力式で回転されるようになっている。
本発明のギアユニット式車両座席取り付け具は、広い適用範囲を有しており、例えば、車両座席の座部、背もたれ、腿支持部の傾斜調整、または、車両座席の他の任意の部品設定に使用することができる。
次に、本発明を図面に示された一実施例に基づいて、以下に詳細に説明する。
車両座席1において、座部3の傾斜を調節するために、車両座席1の一方側の座席フレーム側部材5の前端部にジョイントが設けられ、車両座席1の他方側の座席フレーム側部材5の前端部に手動駆動可能なセルフロック式のギアユニット式車両座席取り付け具11が設けられている。
傾斜調節中に移動しない側をフレーム側と呼ぶ一方、移動側を出力側と呼ぶ。
ギアユニット式車両座席取り付け具11は、フレーム側に固定された第1環状ギア13を備え、その内歯の歯数がz2である。
フレーム側の第1環状ギア13の中央開口内にドライバー15が回転可能に取り付けられており、その回転軸が、以下に使用する円筒座標系を定める。
遊星ギアとして機能するピニオン21が、ドライバー15の偏心部分に摺動可能に取り付けられている。
ピニオン21は、軸方向において一方が他方の後方に位置する2つの外歯を有しており、本実施例では、これらは異なった歯先円直径および歯元円直径を有する、すなわち、ピニオン21は段差構造になっている。
第1環状ギア13と向き合ってその内歯と噛み合う外歯の歯数がz3である一方、第1環状ギア13から遠い側に面する外歯の歯数がz3’である。
後者の外歯、すなわち、第1環状ギア13から遠い側に面する外歯は、出力側に配置された第2環状ギア31の内歯と噛み合っており、この第2環状ギア31は、第1環状ギア13内に取り付けられて、その歯数がz4である。
第1環状ギア13または第2環状ギア31にそれぞれ取り付けられた保持クリップ25および保持クリップ35により、第1環状ギア13および第2環状ギア31の、従って、ギアユニット式車両座席取り付け具11全体が軸方向に確実に保持されている。
ギアユニット式車両座席取り付け具11、すなわち、ドライバー15を駆動するために、手動で回転可能なハンドル51が設けられており、このドライバー15は、長手方向リブで輪郭の形状を定められた伝達ロッドに据え付けられて、ドライバー15内へ確実に押し込まれている。
適切な歯数の設定幅(suitable interval)、最小限の遊び(minimum play)、セルフロック状態(self-locking condition)、および、最大インボリュートオーバーラップ(maximum involute overlap)等を考慮すると、各歯数は(z2−z3)=4および(z4−z3’)=4の式を満たす以下の組み合わせの中から選択される。
なお、ここでいう「適切な歯数の設定幅」とは、回転力を伝達するための約30〜35の適切な歯数の設定幅(減速比)のことを意味しており、また、「最小限の遊び」とは、外形を変更して出力側における遊びを補償することなく歯数の差を無くすことによって、すなわち、(z2−z3)−(z4−z3’)=0の式を満足するように各歯数を設定することによって実現される出力側における最小限の遊びを意味しており、そして、「最大インボリュートオーバーラップ」とは、最小限の動作圧力角(operational pressure angle)による最大インボリュートオーバーラップ、すなわち、一方で「セルフロック状態と逐次信頼性(sequential reliability)との間におけるバランス」や他方で「インボリュートオーバーラップと強度との間におけるバランス」を考慮した最大インボリュートオーバーラップのことを意味している(なお、ブロッキングモーメント(blocking moment)は400Nmより高くなければならない)。

z2 z3 z3’ z4
40 36 27 31
39 35 27 31
38 34 26 30
36 32 25 29
35 31 24 28
34 30 24 28
33 29 23 27
32 28 22 26
30 26 21 25
29 25 20 24

約50mmの直径を有する使用可能な構成空間、および、打ち抜き加工による製造費用を考慮すると、z2=36、z3=32、z3’=25およびz4=29の組み合わせが好ましい。
本発明のギアユニット式車両座席取り付け具11は、車両座席1の他の部分の傾斜調節、例えば、背もたれの傾斜調節にも使用することができる。
本発明の一実施例であるギアユニット式車両座席取り付け具の断面図。 ハンドルを除いたギアユニット式車両座席取り付け具の側面図。 図2の反対方向から見た側面図。 車両座席の概略図。
符号の説明
1 ・・・ 車両座席
3 ・・・ 座部
5 ・・・ 座席フレーム側部材
11 ・・・ ギアユニット式車両座席取り付け具
13 ・・・ 第1環状ギア
15 ・・・ ドライバー
21 ・・・ ピニオン
25 ・・・ 保持クリップ
31 ・・・ 第2環状ギア
35 ・・・ 保持クリップ
51 ・・・ ハンドル
z2 ・・・ 第1環状ギアの歯数
z3 ・・・ ピニオンのフレーム側の歯数
z3’・・・ ピニオンの出力側の歯数
z4 ・・・ 第2環状ギアの歯数


Claims (10)

  1. フレーム側に取り付けられる第1環状ギア(13)と、該第1環状ギア(13)と噛み合うピニオン(21)と、該ピニオン(21)と出力側で噛み合う第2環状ギア(31)とを備えたギアユニット式車両座席取り付け具(11)であって、
    前記第1環状ギア(13)の歯数(z2)とピニオン(21)のフレーム側の歯数(z3)との差と、前記第2環状ギア(31)の歯数(z4)とピニオン(21)の出力側の歯数(z3’)との差とが、それぞれ4であるように設定されていることを特徴とするギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  2. 前記第1環状ギア(13)の歯数(z2)が、それぞれ29〜40の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  3. 前記第2環状ギア(31)の歯数(z4)が、それぞれ24〜31の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項2記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  4. 前記ピニオン(21)のフレーム側の歯数(z3)とピニオン(21)の出力側の歯数(z3’)との差が、それぞれ5〜9の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  5. 前記第1環状ギア(13)の歯数(z2)が36、前記ピニオン(21)のフレーム側の歯数(z3)が32、前記ピニオン(21)の出力側の歯数(z3’)が25、前記第2環状ギア(31)の歯数(z4)が29に設定されていることを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  6. 前記ピニオン(21)が、回転自在なドライバー(15)の偏心部分を介して駆動されるようになっていることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  7. 前記ドライバー(15)が、手動式または動力式で回転するようになっていることを特徴とする請求項6記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  8. ギアユニット式車両座席取り付け具(11)が、セルフロック式で設計されていることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  9. 前記第1環状ギア13および第2環状ギア31を軸方向に保持する保持クリップ(25、35)が、前記ピニオン(21)を挟み込むようにして配設された第1環状ギア(13)および第2環状ギア(31)の上にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載のギアユニット式車両座席取り付け具(11)を介して傾斜調節自在な部材(3)を備えた車両座席(1)。
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