JP2005219547A - 補助具取付装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ハンドルの相対移動による解除動作を阻止できるようにする。
【解決手段】補助具4を載置する載置部28とこの載置部28に載置した補助具4の掛止部23を挿入する挿入部29とを備えた取付台5と、この取付台5に移動自在に支持されていて、移動により掛止部23と掛合して挿入部29からの離脱を阻止し且つその阻止状態を保持可能なロック体6とを有し、ロック体6に把持部40とこの把持部40に対して相対移動可能なハンドル部44を設け、このハンドル部44と取付台5との間に、ロック体6のロック位置を保持する保持手段63と、把持部40に対してハンドル部44を相対移動することにより保持手段63を解除する解除手段64とを設け、ハンドル部44と把持部40との間に解除手段64の解除を阻止する阻止手段65を設けている。
【選択図】図5

Description

本発明は、例えば補助具(荷かご、幼児用椅子)を自転車の荷台に脱着自在に取り付けるための補助具取付装置に関するものである。
従来、自転車の荷台に荷かごを必要に応じて着脱自在に取り付ける補助具取付装置として特許文献1に開示されているものがある。
この補助具取付装置は荷台に取り付けるもので、補助具を載置する載置部とこの載置部に載置した補助具の掛止部を挿入する挿入部とを備えた取付台と、この取付台に移動自在に支持されていて、移動により掛止部と掛合して挿入部からの離脱を阻止し且つその阻止状態を保持可能なロック体とを有している。
このロック体には、把持部とこの把持部に対して相対移動可能なハンドル部が設けられており、このハンドル部を上方に移動にさせて取付台に係止することによりロック体の移動不動にし且つロック体のロック位置を保持している。
一方で、ハンドル部を下方に移動にさせて取付台から離脱させることでロック体の移動を可能にしロック体のロックの解除を行うようにしている。
特開2003−137157号公報
しかしながら、従来の補助具取付装置ではハンドル部の下方向の移動によりロック体の解除を簡単に行うことができるが、一方で荷かごの取り外し以外のときなどにハンドル部に下方の外圧が加わるとロック体のロックが簡単に解除されてしまう恐れがあった。
そこで、本発明は、上記問題点に鑑み、ハンドル部の相対移動による解除動作を阻止可能にしてロック体による補助具のロックを確実に維持できる補助具取付装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本発明においては以下の技術的手段を講じた。即ち、車両に搭載される補助具を載置する載置部に載置した補助具の掛止部を挿入する挿入部を備えた取付台と、この取付台に移動自在に支持されていて、移動により前記掛止部と掛合して挿入部からの補助具の離脱を阻止し且つその阻止状態を保持可能なロック体とを有し、前記ロック体に移動させるときに把持する把持部とこの把持部に対して相対移動可能なハンドル部を設け、このハンドル部と取付台との間に、ロック体のロック位置を保持する保持手段と、把持部に対してハンドル部を相対移動することにより前記保持手段を解除する解除手段とを設け、ハンドル部と把持部との間に前記解除手段の解除を阻止する阻止手段を設けている点にある。
これによれば、阻止手段によってハンドル部の相対移動による解除動作を阻止することができ、補助具の取り外し以外のときなどにハンドル部に外圧がかかってもロック体のロックが解除することがないようにすることが可能になり、ロック体による補助具のロックを確実にしておくことができる。
本発明における課題解決のための他の技術的手段は、前記阻止手段は、ハンドル部に阻止部材を遠近移動自在に設けており、前記阻止部材の遠移動より把持部に対してハンドル部を移動不能に係合し、前記阻止部材の近移動により把持部に対するハンドル部の前記係合を解除する点である。
これによれば、阻止部材をハンドル部に対して遠移動をさせることで解除手段の解除を阻止し、ハンドル部に対して近移動をさせることで解除手段の解除を許容することができる。
本発明における課題解決のための他の技術的手段は、前記阻止手段は、阻止部材を遠方向に付勢している点にある。
これによれば、付勢力によりロック体の把持部に阻止部材を自動的に係合させることが可能である。
本発明における課題解決のための他の技術的手段は、前記保持手段は、取付台に設けた係止部と、ハンドル部に設けられていて、このハンドル部を取付台に対して上下方向移動自在することにより前記係止部と離脱する被係止部とを有している点にある。
これによれば、保持手段を簡単に構成することができ、ハンドル部を下方に移動させればハンドル部によるロック体のロックを解除することができる。
本発明における課題解決のための他の技術的手段は、前記保持手段は、取付台に対してロック体をロック位置まで移動する間に前記係止部と係止可能な補助被係止部をハンドル部に設けている点にある。
これによれば、ロック体をロック解除位置からロック位置までの中途位置でロックすることができ、ロック体がロック位置に到らなくても補助具のロックが可能になる。
本発明における課題解決のための他の技術的手段は、前記把持部に切り欠き部を設け、前記ハンドル部の一端が取付台に対して弾性変形移動すべくその他端をロック体と一体形成し、ハンドル部の前記一端に設けた阻止手段を切り欠き部に位置させている点にある。 これによれば、阻止部材を遠近移動させて切り欠き部に対して係脱できる。
本発明における課題解決のための他の技術的手段は、前記取付台は、下面側に車両の荷台に装着する取付部材を側方から差し込むことにより保持する左右一対の保持部を樹脂で一体成形しており、この保持部の一方を前後中途部で分割している点にある。
これによれば、取付台に対する取付部材の取り付け構造を簡単に構成できる。
阻止手段によってハンドル部の相対移動による解除動作を阻止することができ、補助具の取り外し以外のときなどにハンドル部に外圧がかかってもロック体のロックが解除することがないようにすることが可能になり、ロック体による補助具のロックを確実にしておくことができる。
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜8に示すように、補助具取付装置1は、車両2(例えば自転車)の荷台3に荷かご4(補助具)を着脱可能に取り付けるための装置であり、荷かご4を載置可能な取付台5と、この取付台5に移動自在に支持されたロック体6とを有している。
なお、以下の説明において、ロック体6が車両2の後輪側に向くように補助具取付装置1を車両2の荷台3に取り付けた状態から見て、車両2の前輪側を前側、後輪側を後側とする。
図2、3に示すように、補助具取付装置1を取り付ける自転車の後部荷台3は、長方形状に形成されたキャリヤ枠10と、キャリヤ枠10の後部を左右に連結する後連結杆11と、キャリヤ枠10の前部側を左右に連結する前連結杆12と、キャリヤ枠10の左右中央部を前後に連結する連結杆13とを有している。
キャリヤ枠10の前端は左右一対の前支持杆17を介して自転車1のサドル18の下方のフレームに連結固定され、キャリヤ枠10は、左右一対の後支持杆19を介して、自転車の後ハブ等に連結固定されている。
荷かご4は、それぞれ合成樹脂又は金属等により有底かご状に形成されている。荷かご4は、例えばスーパー等の店内に備え付けられている買い物かご又はかご部を有するカートに随伴可能な大きさとされている。また、図1に示すように、荷かご4の上縁部寄りには、持ち運びに使用する前後一対の把持20が上下揺動自在に設けられている。
図5〜8に示すように、荷かご4の底部下面には、一体成形又は個別に形成して締結具を介して取り付けられた掛止部23が4個設けられ、これら掛止部23は荷かご4に前後左右に計4箇所配置されている。各掛止部23は、左右一対の側壁部24とこの一対の側壁部24の下端間を連結する連結部25とを有し、コの字状に形成されている。また、各掛止部23は、前後幅及び左右幅が下方に向けて徐々に小さくなるように先細り状に形成されている。
図3,4に示すように、取付台5は合成樹脂又は金属等により矩形状に形成されており、この取付台5は長方形状の平板部15と、この平板部15から下方に突出した縁部21とを有している。
この取付台5の表面(上面)は平坦であり、この表面に荷かご4の底部が載置されるようになっており、この表面が荷かご4を載置する載置部28とされている。取付台5には、荷かご4の掛止部23が挿入される挿入部29(挿入孔)が4個形成されている。この挿入部29は荷かご4の掛止部23に対応しており前後左右に所定の間隔で配置されている。
取付台5の前後方向中間部、即ち、前後挿入部29の間には前後に長い締結用長孔30が左右に4箇所設けられている。取付台5の前部側の挿入孔29よりも前側には左右に4つの締結用小孔31が設けられている。
取付台5の裏面には、平板部15から下方に突出して取付台5を補強する補強リブ32が前後左右に亘って複数設けられており、取付台5の左右方向中央部には各リブ32によって形成されて前後に延びる摺動溝26が形成されている。
取付台5の前後方向中央部に形成された前後一対の補強リブ32aには、その補強リブ32aを前後に連結する左右一対の保持部33が樹脂により一体成形されており、左右一方の保持部33の前後方向中間部(前後方向中途部)はスリット33aによって分割されている。
この保持部33は、補助具取付装置1を自転車の荷台3に取り付けるための取付部材34を保持するもので、この取付部材34は長方形板状に形成され、各取付部材34には補助具取付装置1を取り付けるための締結具35を挿入する締結用挿入孔36が締結用長孔30に対応して形成されている。
この取付台5の後端部側の左右方向中央部、即ち、取付台5の後端部側の摺動溝26に対応する位置には、平板部15の下面(裏面)から下方に突出した係止部37が設けられている。
図4、5、11、12に示すように、ロック体6は合成樹脂又は金属等により矩形状に形成されており、取付台5の摺動溝26に前後移動自在に挿通される板状の摺動部38と、この摺動部38の前後部に形成されて荷かご4の掛止部23に掛合可能なロック舌部39と、摺動部38の後部側に設けられた把持部40とを有している。
ロック舌部39は、挿入孔29に対応して前後左右に4箇所設けられており、ロック体6を移動させたときにそれぞれの挿入孔29に出退自在となっている。
把持部40は、その前部が取付台5の後部に形成された嵌合縁部22に嵌合可能に形成されており、この把持部40は摺動部38よりも下方に突出した左右一対の取手部41と、この取手部41を左右に連結してその上部が摺動部38よりも下方位置する連結部42と、この連結部42と取手部41とに囲まれて把持部40を切り欠く切り欠き部43とを有している。この連結部42は左右方向中央に位置している。
この把持部40の後端から摺動部38にかけて左右一対のスリット16によって区画されて、把持部40に対して上下相対移動可能になっているハンドル部44がロック体6と一体形成されている。
このハンドル部44は、樹脂等により上下に弾性変形自在に形成されており、ハンドル部44の前端が摺動部38に連結され、ハンドル部44の後部側は切り欠き部43に位置していて上下揺動自在とされている。
切り欠き部43に位置するハンドル部44の後部は、ハンドル部44の中途部及び前部よりも左右幅広に形成されており、その部分はハンドル部44を上下に揺動させるための操作部45とされ、この操作部45の前側と摺動部38とを弾性変形可能で上下に揺動する揺動部46で連結している。
揺動部46の上部には、取付台5に設けられた係止部37に係脱可能な凸状の被係止部47が設けられており、この被係止部47よりも前側の揺動部46にはこの被係止部47から連続して形成された案内突出部48が設けられている。この案内突出部48の前側には段部49が設けられている。
操作部45の下部後側には、下方に突出し且つその下端部が左右に突出する支持片50が設けられ、この支持片50よりも前側には揺動部46から下方に突出する突起片51が設けられ、操作部45の下部左右方向両端側には下方に突出する規制片52が設けられている。
ハンドル部44の操作部45側には、阻止部材53がハンドル部44に対して遠近移動(前後移動)自在に取り付けられている。この阻止部材53は樹脂により形成されており操作部45の表裏に嵌合する嵌合部54と、この嵌合部54から前方に延設された付勢部55とを有している。
嵌合部54は、操作部45の上面を摺動する上部片56と、この上部片56から下方に屈曲する屈曲片57と、この屈曲片57から前方に延設して操作部45の下部を摺動する下部片58とを有しており断面視略コ字状に形成されている。付勢部55は左右一対の突出部材55aで形成されており、各突出部材55aの前部には傾斜部59が形成されている。
各突出部材55aの一端(後端)は下部片58に連結しており、各突出部材55aの他端(前端)は自由端となっている。傾斜部59は、突出部材55aの幅が前方にいくにしたがって次第に幅狭となるように傾斜状となっている。これら上部片56、屈曲片57、下部片58、突出片24とは樹脂等により一体成形されている。
したがって、上部片56及び下部片58をハンドル部44の操作部45に挟み込み、支持片50を左右に跨ぐように各突出部材55aを前方に差し込んで、突出部材55aを突起片51に当接することによって、阻止部材53をハンドル部44の操作部45に着脱自在に取り付けることができる。
突出部材55aはハンドル部44の支持片50に上下移動不能に支持され、下部片58はハンドル部44の規制片52に当接可能となっている。
以上の補助具取付装置1を自転車2の荷台3に取り付けるには、まず、取付部材34を保持部33が前後に分割している側の取付台5の側方から差し込み、取付部材34のを取付台5に取り付ける。
次に、補助具取付装置1をロック体6の把持部40が後輪側に向くように荷台3に載せ、取付部材34と同一形状に形成された板材60を荷台3の下側(裏側)に位置させ、取付部材34と板材60とで荷台3を挟みこみ、ボルト等の締結具35を取付台5の締結用長孔30及びそれぞれの取付部材34と板材60の締結用挿入孔36に挿入してナットで締結することによって行うことができる。
したがって、取付部材34を分割された保持部33に差し込む際、取付部材34が保持部33に当接して分割された側の保持部33が下方に弾性変形するので、取付部材34を簡単に取付台5に装着することができる。
また、取付台5に取り付けられた取付部材34は、保持部33の範囲内(一対の補強リブ32a間)で前後に移動可能であり、取付台5に締結用長孔30を形成しているので、補助具取付装置1を荷台3に取り付ける際、取付部材34及び板材60の前後位置調整ができる。
図5〜9に示すように、ロック体6は、取付台5に荷かご4を載置したとき、荷かご4を取付台5から外れないようにロックするためのものであり、図5〜7に示すように、ロック体6が荷かご4をロックしている状態では、ロック体6のロック舌部39が荷かご4の掛止部23と掛合して掛止部23の挿入部29からの離脱を阻止している。
ロック体6で荷かご4をロックしているときは、ハンドル部44の被係止部47と、取付台5に形成された係止部37とが係止しており、これにより、ロック体6は移動不能になりロック体6のロック位置は保持されている。
したがって、係止部37と被係止部47とからロック体6のロック位置を保持する保持手段63が構成され、この保持手段63は、ハンドル部44と取付台5との間に設けられている。
一方で、ロック体6がロック状態にあるとき、図5に示すように、ハンドル部44の操作部45に設けた阻止部材53(嵌合部54の下部片58)は把持部40の連結部42に係合しており、これにより、ハンドル部44は下方に移動不能になってハンドル部44の相対移動により被係止部47と係止部37との係合離脱はできないようになっている。
このとき、阻止部材53の屈曲片57は操作部45の後端部から距離Dだけ離れており、阻止部材53の付勢部55の突出片24の前端部は突起片51に当接している。
ここで、図8に示すように、阻止部材53をハンドル部44の操作部45の近接するように近移動させて、連結部42と阻止部材53(嵌合部54の下部片58)と係合を解除した後、操作部45を下方に押して被係止部47と係止部37との係止を解除し、図9に示すように、ロック体6の摺動部38の前部が前側の補強リブ32aに当接するまでロック体6をロック解除方向に移動させればロック体6のロック解除を行うことができる。
したがって、ハンドル部44(揺動部46)を弾性材材に形成して把持部40に対して下方に揺動自在にすることで、前記保持手段63を解除する解除手段64が構成され、この解除手段64はハンドル部44と取付台5との間に設けられている。
阻止部材53を操作部45の近接するように近移動させたとき(連結部42と阻止部材53との係合を解除したとき)、図13に示すように、突起片51が突出片24の傾斜部59を摺動するので、突出部材55aが左右方向に押し拡げられ、その弾発力により、阻止部材53に遠方向の付勢力が働くようになる。
操作部44を下方に押し下げてロック体6をロック状態からロック解除方向に移動させたとき、ハンドル部44に設けられた案内突出部48が係止部37に当接するため、阻止部材53の下片部は連結部42の上端よりも下側に位置する。
したがって、案内突出部48が係止部37に当接(摺動)しているとき(ロック解除状態のとき)は、ハンドル部44は押し下げられ、阻止部材53が遠方向に付勢された状態で阻止部材53と把持部40との係合解除状態が保持された状態が保たれた状態になっている。
そして、ロック体6の摺動部38の前端部が前側の補強リブ32aに当接するまで移動させると、ロック体6のロック舌部39は挿入部29から退避し、ロックを解除することができる。
このとき、図9に示すように、段部49と係止部37とは係止しており、これによって、ロック側に所定の力でロック体6を押さなければ、ロック体6はロック側に移動することがない。
したがって、ハンドル部44に阻止部材53を遠近移動自在に設けることで、阻止手段65が構成されている。そして、阻止手段65は阻止部材53を遠方向に付勢している。
ロック体6をロック解除状態からロック方向に移動させ、ハンドル部44の被係止部47を係止部37に係止させると、下方に押し下げられていたハンドル部44は自己の復元力で上方に移動し、ハンドル部44を押し下げる前の状態に復元する。
このとき、ハンドル部44の移動に伴って阻止部材53が上方に移動し、阻止部材53の下部片58が連結部42よりも上方に位置したときに、遠方向に付勢されていた阻止部材53が遠方向に移動し、これによって、自動的に阻止部材53(下部片58)と把持部40(連結部42)とが係合するようになっており、阻止手段65は阻止部材53を遠方向に付勢している。
したがって、阻止手段65によってハンドル部44の相対移動による解除動作を阻止することができるので、荷かごの取り外し以外のときにハンドル部44に外圧がかかってもロック体6のロックが解除することがなく、確実にロックを行うことができる。
次に図14は第2の実施の形態を示し、この補助具取付装置1に、ハンドル部44の被係止部47から段部49(ロック位置まで移動する間)間で、係止部37と係止可能な補助被係止部68をハンドル部44に複数設けたものである。
補助被係止部68は揺動部46から上方に突出した山形状であり、摺動部38の前側まで連続的に設けられている。
したがって、ロック解除状態からロック方向へロック体6を移動させたとき、ロック体6のロック舌部39の前部を挿入部29に進入すればロック舌部39と荷かご4の掛止部23とが部分的に係合するので荷かご4を補助具取付装置1に取り付けることができる。
このとき、ハンドル部44に設けた被係止部47を係止部37に係止しなくても、被係止部47の前側にある補助被係止部68と係止部37とを係止すれば、荷かご4の掛止部23の挿入部29からの離脱を阻止し且つその阻止状態を一時的に保持することができる。
したがって、この第2の実施の形態では、上記第1の実施の形態の保持手段63に補助被係止部68を追加で設けたものであり、これによって、ロック位置まで移動する間、ロック体6で荷かご4をロックすることができる。
次に図15は第3の実施の形態を示し、ハンドル部44の操作部45に阻止部材53を嵌合する被嵌合部70を設け、この被嵌合部70に阻止部材53を嵌合するようにしたものである。
このハンドル部44の操作部45の嵌合部54の左右方向中央部には、後方に突出する平面視円形状の突起片71が設けられている。
阻止部材53は樹脂により形成されて、ハンドル部44の操作部45に嵌合する嵌合部54と、この嵌合部54から下方に突出した規制部72と、この嵌合部54から前方に突出して前方にいくにしたがって左右方向中央側に屈曲する付勢部55とを有している。
規制部72は、後部側が厚みが小さく前側が厚みが大きい段部で構成されており、この段部が連結部に当接することによって阻止部材53が操作部45から外れないようになっている。
この付勢部55は、嵌合部54の前端から前方に延びる平面視円形状の突出部材55bで構成されている。
この嵌合部54を操作部45の被嵌合部70に嵌合することによって、阻止部材53はハンドル部44に対して遠近移動自在に支持されている。
ロック体6がロック状態であるとき嵌合部54の後端部は連結部42に係合しており、規制部72によって連結部42に当接して阻止部材53の遠移動は規制されている。
ここで、阻止部材53をハンドル部44に近づくように近移動させて阻止部材53と把持部40との係合を解除しハンドル部44を下方に移動させると、阻止部材53の付勢部55が押圧されることによって付勢部55にスプリング力が働き、阻止部材53は遠方向に付勢される。
上記の実施の形態と同様に、その状態でハンドル部44を下方に移動させ、ロック体6をロック解除方向に移動させたときは阻止部材53の下端部は連結部42の上部よりも下方に位置するので、上記の実施の形態と同様に阻止部材53と把持部40との係合解除状態が維持されている状態でロック体6のロック解除が行われる。
一方、ロック体6をロック方向に移動させてハンドル部44の被係止部47を係止部37に係止すると、ハンドル部44部は復元力により上方へ移動し、それと同時に阻止部材53の付勢部55bが連結部42よりも上部に位置して、自動的に阻止部材53が把持部40に係合するようになる。
なお、図15のように、操作部45に突起片71を設けずに、阻止部材53の嵌合部54に平面視くの字形のスプリングを設けるようにしてもよいし、操作部45にスプリング部材を設けるようにしてもよい。
本実施形態にかかるは、上記実施の形態に限定されるものではない。
上記実施の形態では、補助具を荷かご4で構成しているが、補助具は、幼児用座席、ペットかご、スポーツバック、その他の収納する部材であってもよい。
また、補助具の底部には掛止部23を設けているが、この掛止部23は補助具と一体的に形成してもよいし、補助具と別体に形成して補助具に着脱自在に取り付けるようにしてもよい。
また、補助具取付装置1を自転車(車両)の荷台3に設けているが、この車両2は自転車に限定されず、二輪車、三輪車、四輪車は勿論のこと、例えば、自動二輪、福祉車両等の荷台3でもよい。
また、補助具取付装置1を自転車2の後部側の荷台3に設けるようにしているが、図1に示すように、自転車2(車両2)の前側の荷台3aに設けるようにしてもよい。
本発明の第1の実施の形態の補助具取付装置を荷台に設けた側面図である。 補助具取付装置を荷台に取り付ける前の斜視図である。 補助具取付装置の表面の平面図である。 補助具取付装置の裏面の平面図である。 図3のA−A側面断面図である。 図3のC−C側面断面図である。 図3のB−B側面断面図である。 保持手段及び阻止手段を解除した側面断面図である。 ロック体で荷かごのロックを解除した側面断面図である。 補助具取付装置の詳細正面図である。 ロック体の表側の斜視図である。 ロック体の裏側の斜視図である。 阻止部材を近移動させたときの詳細平面図である。 本発明の第2の実施の形態の補助具取付装置の側面断面図である。 本発明の第3の実施の形態の補助具取付装置の部分平面図である。 本発明の第4の実施の形態の補助具取付装置の部分平面図である。
符号の説明
1 補助具取付装置
5 取付台
6 ロック体
23 掛止部
28 載置部
29 挿入孔
40 把持部
44 ハンドル部
63 保持手段
64 解除手段
65 阻止手段

Claims (7)

  1. 車両に搭載される補助具を載置する載置部に載置した補助具の掛止部を挿入する挿入部を備えた取付台と、この取付台に移動自在に支持されていて、移動により前記掛止部と掛合して挿入部からの補助具の離脱を阻止し且つその阻止状態を保持可能なロック体とを有し、
    前記ロック体に移動させるときに把持する把持部とこの把持部に対して相対移動可能なハンドル部を設け、このハンドル部と取付台との間に、ロック体のロック位置を保持する保持手段と、把持部に対してハンドル部を相対移動することにより前記保持手段を解除する解除手段とを設け、ハンドル部と把持部との間に前記解除手段の解除を阻止する阻止手段を設けていることを特徴とする補助具取付装置。
  2. 前記阻止手段は、ハンドル部に阻止部材を遠近移動自在に設けており、前記阻止部材の遠移動より把持部に対してハンドル部を移動不能に係合し、前記阻止部材の近移動により把持部に対するハンドル部の前記係合を解除することを特徴とする請求項1に記載の補助具取付装置。
  3. 前記阻止手段は、阻止部材を遠方向に付勢していることを特徴とする請求項2に記載の補助具取付装置。
  4. 前記保持手段は、取付台に設けた係止部と、ハンドル部に設けられていて、このハンドル部を取付台に対して上下方向移動自在することにより前記係止部と離脱する被係止部とを有していることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の補助具取付装置。
  5. 前記保持手段は、取付台に対してロック体をロック位置まで移動する間に前記係止部と係止可能な補助被係止部をハンドル部に設けていることを特徴とする請求項4に記載の補助具取付装置。
  6. 前記把持部に切り欠き部を設け、前記ハンドル部の一端が取付台に対して弾性変形移動すべくその他端をロック体と一体形成し、ハンドル部の前記一端に設けた阻止手段を切り欠き部に位置させていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の補助具取付装置。
  7. 前記取付台は、下面側に車両の荷台に装着する取付部材を側方から差し込むことにより保持する左右一対の保持部を樹脂で一体成形しており、この保持部の一方を前記取付部材の差し込み時に弾性開拡可能にすべく前後中途部で分割していることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の補助具取付装置。
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