JP2005219405A - サーマルプリンタ - Google Patents

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    • B41J2/32Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by selective application of heat to a heat sensitive printing or impression-transfer material using thermal heads

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Abstract

【課題】 煩わしいクリーニングシート装填作業をすることなくサーマルヘッドのクリーニングを行う。
【解決手段】 メインシャフト61を中心に回転する第1回転板62に、クリーニングローラ41と、プラテンローラ23とを設ける。クリーニングローラ41とプラテンローラ23とは、メインシャフト61から等距離離れた位置に配置される。プリント時には、プラテンローラ23がサーマルヘッド22のヘッド対向位置に挿入される。第1回転板62が回転すると、プラテンローラ23がヘッド対向位置から退避して、代わりにクリーニングローラ41がヘッド対向位置へ挿入される。クリーニング用モータM2の回転力は、メインシャフト61に設けられた伝達ギヤ74を介してクリーニングローラ41へ伝達される。クリーニングローラ41の回転によりヘッドクリーニングがなされる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、サーマルヘッドに付着した汚れをクリーニングするサーマルプリンタに関するものである。
サーマルヘッドの加熱により画像を熱記録するサーマルプリンタが知られている。サーマルヘッドと対向するヘッド対向位置には、プラテンローラが配置される。サーマルプリンタには、感熱記録紙(以下、単に記録紙という)を用いる感熱記録タイプ(感熱プリンタ)のものと、転写用インクリボンを用いる熱転写タイプとがあるが、感熱プリンタでは、サーマルヘッドとプラテンローラとの間に記録紙を挟み込み、サーマルヘッドを記録紙に圧接させた状態で、記録紙を搬送させながら熱記録を行う。
サーマルヘッドは高温に達するため、記録紙の表面の保護層が軟化して、その一部が汚れとしてサーマルヘッドへ付着してしまう。この汚れは画質を劣化させる原因となるため、サーマルヘッドのクリーニングが行われる。サーマルヘッドのクリーニングは、例えば、表面に研磨剤が塗布されたクリーニングシートを用い、これを記録紙の代わりにプリンタへ給紙することによって行われる。給紙されたクリーニングシートは、搬送路を通ってサーマルヘッドを通過する。この際にクリーニングシートがサーマルヘッドと摺接してサーマルヘッドに付着した汚れが擦り取られる(例えば、下記特許文献1参照)。
特開平3−328205号公報
しかしながら、クリーニングシートを用いるヘッドクリーニング方法では、ユーザーがクリーニングシートをプリンタに装填する作業が伴う。ヘッドクリーニングは、定期的に行われるのが理想的であるが、クリーニングシートの装填作業が煩わしいため、ユーザーはクリーニングを怠りがちであった。
本発明は、煩雑なクリーニングシート装填作業をすることなくヘッドクリーニングを行うことができるサーマルプリンタを提供することを目的とする。
本発明は、加熱により画像を熱記録するサーマルヘッドと、このサーマルヘッドと対向するヘッド対向位置に配置されるプラテンローラとを有するサーマルプリンタにおいて、外周面を前記サーマルヘッドに接触させた状態で回転させることによりサーマルヘッドの汚れを擦り取るクリーニングローラと、このクリーニングローラと前記プラテンローラとを変位させることにより、前記各ローラを前記ヘッド対向位置へ選択的に挿入するローラ切り替え機構とを設けたことを特徴とする。
前記ローラ切り替え機構は、平行に配置された前記プラテンローラ及びクリーニングローラをその両端で保持し、前記各ローラと平行に配置されたメインシャフトを中心に回転する一対の回転板を備えていることが好ましい。
前記クリーニングローラは、前記ローラ切り替え機構に着脱自在に取り付けられることが好ましい。
前記クリーニングローラの外周面は、研磨剤が塗布されるか、又はブラシ状になっていることが好ましい。
前記クリーニングローラは、前記サーマルヘッドの主走査方向に往復動しながら回転することが好ましい。
前記ローラ切り替え機構は所定のタイミングで作動して、クリーニング処理が自動的に実行されるようにするとよい。所定のタイミングとしては、例えば、プリンタ本体の電源投入時や、プリント枚数が所定枚数に達した場合などである。
本発明のサーマルプリンタは、外周面を前記サーマルヘッドに接触させた状態で回転させることによりサーマルヘッドの汚れを擦り取るクリーニングローラと、このクリーニングローラと前記プラテンローラとを変位させることにより、前記各ローラを前記ヘッド対向位置へ選択的に挿入するローラ切り替え機構とを設けたから、煩雑なクリーニングシート装填作業をすることなくヘッドクリーニングを行うことができる。
また、このローラ切り替え機構を所定のタイミングで動作させるようにすることで、ユーザーが意識することなく定期的なヘッドクリーニングが可能になる。
図1に示すカラー感熱プリンタ10には、長尺の記録紙11をロール状に巻いた記録紙ロール12が装填される。記録紙11は、周知のように、支持体上にシアン感熱発色層、マゼンタ感熱発色層、イエロー感熱発色層が順次層設されている。最上層となるイエロー感熱発色層は熱感度が最も高く、小さな熱エネルギーでイエローに発色する。最下層となるシアン感熱発色層は熱感度が最も低く、大きな熱エネルギーでシアンに発色する。また、イエロー感熱発色層は、発光波長のピークが約420nmの青紫色の可視光であるイエロー定着光が照射されたときに発色能力が消失する。マゼンタ感熱発色層は、イエロー感熱発色層とシアン感熱発色層との中間程度の熱エネルギーでマゼンタに発色し、発光波長のピークが約365nmの近紫外線であるマゼンタ定着光が照射されたときに発色能力が消失する。
給紙ローラ13は、記録紙ロール12と当接して、記録紙ロール12を回転させることにより、該ロール12から記録紙11の先端を、搬送路に引き出す。給紙ローラ13の下流側には、キャプスタンローラ14とピンチローラ15とからなる搬送ローラ16が配置されている。搬送ローラ16は、記録紙11をニップした状態で送り方向と戻し方向とに搬送する。搬送路は、図示しないガイド部材によって構成されており、記録紙11は、このガイド部材に進路を案内されながら搬送される。
給紙ローラ13及び搬送ローラ16は、搬送モータM1により正逆両方向に回転駆動される。搬送モータM1は、モータドライバ(図示せず)を介してコントローラ21により回転速度及び回転量が制御される。搬送モータM1としては、例えば、与えられたパルス数に応じて回転量が決定するステッピングモータが使用されており、コントローラ21は、搬送モータM1へ与える駆動パルスをカウントすることによって、記録開始位置、カット位置などの記録紙11の位置及びその搬送量を特定する。
搬送ローラ16の下流側には、サーマルヘッド22が配置されている。サーマルヘッド22は、周知のように、多数の発熱素子を主走査方向に配列した発熱素子アレイ22aを備えており、この発熱素子アレイ22aを記録紙11に圧接させた状態で、各発熱素子を発熱させ記録紙11に画像データの階調値に応じた熱エネルギーを与える。このサーマルヘッド22は、コントローラ21から送られる画像データに基づいてヘッドドライバによって駆動される。
発熱素子アレイ22aと対向するヘッド対向位置には、記録紙11を裏面から支持するプラテンローラ23が配置されている。プラテンローラ23は、記録紙11の搬送に応じて従動回転し、記録紙11と発熱素子アレイ22aとの接触状態を安定させる。記録紙11は、これらサーマルヘッド22とプラテンローラ23によって挟持されることによって、発熱素子アレイ22aと圧接される。このサーマルヘッド22による熱記録は、給紙時に記録紙11の記録エリアをいったんサーマルヘッド22を通過させた後、記録紙11を戻し方向に搬送しながら行われる。
ヘッドシフト機構24は、サーマルヘッド22を、発熱素子アレイ22aとプラテンローラ23との間に隙間を空ける退避位置と、発熱素子アレイ22aを記録紙11と圧接させる圧接位置との間で揺動させる。給紙時には、サーマルヘッド22は退避位置にあり、発熱素子アレイ22aとプラテンローラ23との間に、記録紙11の給紙通路が確保される。記録時には、サーマルヘッド22が圧接位置に移動して発熱素子アレイ22aが記録紙11に押し当てられる。
サーマルヘッド22の送り方向下流側には、光定着器26が配置されている。光定着器26は、イエロー定着光を放射するイエロー用定着ランプ27及びマゼンタ定着光を放射するマゼンタ用定着ランプ28を備えている。イエロー画像の光定着は、イエロー画像の熱記録が終了した後、イエロー用定着ランプ27を点灯させ、記録エリアを熱記録時とは逆に送り方向に搬送しながら行われる。その後、記録エリアを戻し方向に搬送させながらマゼンタ画像の熱記録が開始されるが、この時には、イエロー用定着ランプ27は消灯される。マゼンタ画像の熱記録が終了すると、マゼンタ用定着ランプ28を点灯させ、記録エリアを送り方向に搬送しながらマゼンタの光定着が開始される。記録エリアが光定着器26を通過した後、搬送方向を戻し方向に逆転させてシアン画像の熱記録が開始される。
光定着器26の下流側には、カッタ32が配置されている。カッタ32は、熱記録及び定着が終了した記録紙11の記録済み部分を1枚のシートに切断する。切断されたシートは排紙口からプリンタ外へ排紙される。記録紙11の未記録部分は、記録紙ロール12へ巻き戻される。
また、プリンタ10には、その本体内にサーマルヘッド22をクリーニングするクリーニングローラ41が設けられている。クリーニングローラ41は、主走査方向に延びた円筒形状のローラであり、発熱素子アレイ22aやプラテンローラ23とほぼ同じ長さを持つ。クリーニングローラ41の外周面には、研磨剤が塗布されている。
ヘッドクリーニングを行う際には、クリーニングローラ41が、プラテンローラ23の代わりにヘッド対向位置に挿入される。このヘッド対向位置では、クリーニングローラ41の外周面が発熱素子アレイ22aに接する。この状態で、クリーニングローラ41を回転させて、その外周面を発熱素子アレイ22aに摺接させることにより、発熱素子アレイ22aに付着した汚れを擦り取る。
クリーニングローラ41は、駆動ギヤ42を介してクリーニング用モータM2によって回転駆動される。ローラ切り替え機構44は、プラテンローラ23とクリーニングローラ41とを連動して変位させることにより、ヘッド対向位置に挿入されるローラを選択的に切り替える。すなわち、プリントを行う際には、プラテンローラ23をヘッド対向位置に挿入し、クリーニングを行う際には、ヘッド対向位置からプラテンローラ23を退避させ、その代わりにクリーニングローラ41をヘッド対向位置に挿入する。ローラ切り替え機構44は、切り替え用モータM3によって駆動される。
コントローラ21には、プリント枚数をカウントするプリント枚数カウンタ51が接続されており、このプリント枚数カウンタ51が所定枚数に達すると、自動的に、プリンタ10の動作モードがプリントモードからクリーニングモードへ移行する。いったんクリーニングモードへ移行すると、プリント枚数カウンタ51はリセットされ、再びプリント枚数のカウントが開始される。
クリーニングモードへ移行すると、ローラ切り替え機構44が作動して、ヘッド対向位置にクリーニングローラ41が挿入されて、クリーニング処理が開始される。なお、本例では、プリント枚数が所定枚数に達したときに自動的にクリーニング処理が実行されるようにしているが、プリンタ10の電源を投入したときに、自動的にクリーニング処理が実行されるようにしてもよい。
また、操作部53には、クリーニングボタンが設けられており、ユーザーは、このクリーニングボタンを押下することで、任意のタイミングでクリーニング処理を実行させることも可能である。さらに、パーソナルコンピュータなどのホストコンピュータと通信可能に接続するための通信I/F54を介して、ホストコンピュータからの命令によってクリーニング処理を実行できるようにしてもよい。また、プリンタ10の電源投入時に自動的にクリーニング処理が実行されるようにしてもよい。
また、クリーニングローラ41は、摩耗するため、寿命に達したものを新品のものに交換できるように、着脱自在に取り付けられている。クリーニング回数カウンタ52は、ヘッドクリーニングの回数をカウントする。コントローラ21は、このクリーニング回数カウンタ52のカウント値に基づいて、それが所定値に達した場合に、プリンタ10本体に設けられたディスプレイ等を通じて、クリーニングローラ41を交換すべき旨を警告する。
図2に示すように、ローラ切り替え機構44は、メインシャフト61と、このメインシャフト61の両端に取り付けられる第1及び第2の各回転板62,63とを備えている。各回転板62,63は、円板形状をしており、それらの中心に、メインシャフト61の両端が取り付けられている。メインシャフト61は、その両端が、各回転板62,63のそれぞれにベアリング64を介して取り付けられているため、軸周りに回動自在である。このメインシャフト61の両端は、プリンタ本体内のシャーシに取り付けられて保持される。
クリーニングローラ41及びプラテンローラ23は、第1及び第2の回転板62,63に、メインシャフト61と平行に配置されるように取り付けられる。クリーニングローラ41及びプラテンローラ23は、それぞれメインシャフト61から等距離離れた位置に配置されており、メインシャフト61の軸周りの配置角が180度開いている。このため、メインシャフト61を中心として各回転板62,63が180度回転すると、ヘッド対向位置に挿入されるローラが一方から他方へ切り替えられる。
プラテンローラ23の各回転軸23aは、メインシャフト61と同様に、それらの両端がベアリング66を介して、第1及び第2の各回転板62,63に回動自在に取り付けられている。
クリーニングローラ41の両端には、その回転軸41aの端部に軸受け部67が設けられている。第1及び第2の各回転板62,63には、この軸受け部67が嵌合して取り付けられる取り付け部68が形成されている。クリーニングローラ41は、軸受け部67を取り付け部68との嵌合により取り付けられることによって、第1及び第2の各回転板62,63に着脱自在に保持される。また、クリーニングローラ41の回転軸41aは、軸受け部67にベアリング69(図3参照)を介して設けられており、軸方向に回転自在である。
図3は、取り付け部68への軸受け部67の取り付け方法を示す説明図である。取り付け部68は、第1及び第2の各回転板62,63の周縁の一部を切り欠くことによって形成される。取り付け部68の断面は、略徳利形状をしており、入り口が細く、奥が幅広で円形になっている。軸受け部67は、その断面が略長方形であり、短辺側の両側端面が、前記取り付け部68の形状に合わせて円弧状になっている。軸受け部67は、図3(A)に示すようにその長手方向を垂直にした状態で取り付け部68に挿入できるように、その短辺方向の幅が取り付け部68の入り口の幅に対応する幅を持っており、長辺方向の長さは、取り付け部68内の直径に対応している。
クリーニングローラ41を第1及び第2の回転板62,63に取り付ける場合には、まず、図3(A)に示すように、軸受け部67を長手方向を垂直にして取り付け部68に挿入する。そして、図3(B)に示すように、軸受け部67の一端が取り付け部68の最深部に突き当たるまで挿入した後、図3(C)に示すように、軸受け部67を回転させる。取り付け部68は、軸受け部67ときつく嵌合するように、その内径dが決められる。このため、軸受け部67がいったん取り付けられた後は、それが不用意に回転して、各回転板62,63から外れてしまうことがない。なお、Eリングなどを使用して、クリーニングローラ41の軸41aが各回転板62,63から不用意に外れないようにしてもよい。
第1回転板62の外周面には、駆動ギヤ72と噛合するギヤ62aが形成されている。これにより、切り替え用モータM3が回転すると、その回転が駆動ギヤ72を介して第1の回転板62へ伝達される。この第1の回転板62の回転により、クリーニングローラ41とプラテンローラ23とが、ヘッド対向位置へ選択的に挿入される。
また、メインシャフト61の一端は、第1回転板62を貫通してその外側に突き出されており、その端部には、駆動ギヤ42が設けられている。クリーニング用モータM2の回転力はこの駆動ギヤ42へ伝達される。また、メインシャフト61には、第1回転板62の内側にクリーニングローラ41へ回転力を伝達する伝達ギヤ74が設けられている。この伝達ギヤ74は、クリーニングローラ41の回転軸41aに設けられた駆動ギヤ76と噛合してクリーニングローラ41を回転させる。
以下、上記構成による作用について図4を参照しながら説明する。図4(A)に示すように、プリント時には、プラテンローラ23がヘッド対向位置に挿入される。この状態で、記録紙11を搬送させながら、サーマルヘッド22によって印画が行われる。
プリント枚数が所定枚数に達すると、動作モードがクリーニングモードへ移行する。クリーニングモードへ移行すると、図4(B)に示すように、ヘッドシフト機構24が作動して、サーマルヘッド22が退避位置に移動する。そして、切り替え用モータM3が回転し、駆動ギヤ72を介して回転力が第1回転板62に伝達されて、第1回転板62が回転する。この回転により、プラテンローラ23がヘッド対向位置から退避して、クリーニングローラ41がヘッド対向位置へ挿入される。このローラ切り替えの後、図4(C)に示すように、ヘッドシフト機構24によってサーマルヘッド22が圧接位置へ移動して、発熱素子アレイ22aとクリーニングローラ41の外周面が接する。
この後、クリーニング用モータM2が回転を開始する。クリーニング用モータM2の回転は、駆動ギヤ42へ伝達されてメインシャフト61が回転する。メインシャフト61が回転すると、その回転が伝達ギヤ74を介して、クリーニングローラ41へ伝達される。クリーニングローラ41が回転すると、その外周面が発熱素子アレイ22aと摺接してヘッドの汚れが擦り取られる。クリーニングローラ41が所定期間回転してクリーニングが行われると、クリーニング処理を終了する。クリーニング処理が終了すると、この後、再びローラ切り替え機構44が作動して、プラテンローラ23がヘッド対向位置へ挿入されて、プリントモードへ復帰する。
上記実施形態では、クリーニングローラ41を、所定の主走査方向の位置で回転させる例で説明したが、クリーニングローラ41を主走査方向に沿って往復移動させながら回転させてもよい。こうすれば、クリーニングローラ41の周面の起伏等によって発生するクリーニングのムラを防止することができるのでより高いクリーニング効果が得られる。この場合には、例えば、クリーニングローラ41の回転軸41aの端部に、カム溝81を形成するとともに、第2回転板62に前記カム溝81と係合するカム82を設ける。これにより、クリーニングローラ41が回転すると、カム溝81の形状に従ってクリーニングローラ41が主走査方向に往復移動する。もちろん、この場合には、クリーニングローラ41の往復動の際に、その回転軸41aの両端が軸受け部67から突出できるように、取り付け部68の厚みを確保しておく必要がある。
上記実施形態では、クリーニングローラとプラテンローラの配置角を180度とした例で説明しているが、この配置角は、第1及び第2の各回転板の回転によりクリーニングローラとプラテンローラとを選択的にヘッド対向位置へ挿入できるような角度であればよく、例えば、60度や90度など180度以外の任意の角度を適宜選択可能である。
上記実施形態では、クリーニングローラの外周面に研磨剤を塗布した例で説明したが、研磨剤を塗布する代わりに、ブラシ状にしてもよい。この場合、ブラシの材質としては、プラスチックや金属などが使用される。
また、上記実施形態のローラ切り替え機構は1例であり、種々の変形が可能である。例えば、ローラ切り替え機構をモータで駆動する代わりに、プリンタ本体外部から操作可能な切り替えレバーを設け、この切り替えレバーの操作によりローラの切り替えが行われるようにしてもよい。
上記実施形態では、カラー感熱プリンタを例に説明したが、熱転写型プリンタなどサーマルヘッドを用いる他のサーマルプリンタに適用することもできる。
本発明のカラー感熱プリンタの構成図である。 ローラ切り替え機構の構成図である。 クリーニングローラの取り付け方法の説明図である。 ローラ切り替え動作及びクリーニング処理の説明図である。 クリーニングローラを主走査方向に往復動させる構成の説明図である。
符号の説明
10 カラー感熱プリンタ
22 サーマルヘッド
22a 発熱素子アレイ
23 プラテンローラ
41 クリーニングローラ
44 ローラ切り替え機構
61 メインシャフト
62 第1回転板
63 第2回転板
M2 クリーニング用モータ
M3 切り替え用モータ

Claims (7)

  1. 加熱により画像を熱記録するサーマルヘッドと、このサーマルヘッドと対向するヘッド対向位置に配置されるプラテンローラとを有するサーマルプリンタにおいて、
    外周面を前記サーマルヘッドに接触させた状態で回転させることによりサーマルヘッドの汚れを擦り取るクリーニングローラと、このクリーニングローラと前記プラテンローラとを変位させることにより、前記各ローラを前記ヘッド対向位置へ選択的に挿入するローラ切り替え機構とを設けたことを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記ローラ切り替え機構は、平行に配置された前記プラテンローラ及びクリーニングローラをその両端で保持し、前記各ローラと平行に配置されたメインシャフトを中心に回転する一対の回転板を備えていることを特徴とする請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記クリーニングローラは、前記ローラ切り替え機構に着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1又は2記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記クリーニングローラの外周面には、研磨剤が塗布されていることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記クリーニングローラの外周面は、ブラシ状になっていることを特徴とする請求項1〜4いずれか記載のサーマルプリンタ。
  6. 前記クリーニングローラは、前記サーマルヘッドの主走査方向に往復動しながら回転することを特徴とする請求項1〜5いずれか記載のサーマルプリンタ。
  7. 所定のタイミングで自動的に前記ローラ切り替え機構を作動させてクリーニング処理を実行することを特徴とする請求項1〜6いずれか記載のサーマルプリンタ。
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