JP2005219164A - ローラ部材の加工方法およびその装置 - Google Patents

ローラ部材の加工方法およびその装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2005219164A
JP2005219164A JP2004029807A JP2004029807A JP2005219164A JP 2005219164 A JP2005219164 A JP 2005219164A JP 2004029807 A JP2004029807 A JP 2004029807A JP 2004029807 A JP2004029807 A JP 2004029807A JP 2005219164 A JP2005219164 A JP 2005219164A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
roller
outer peripheral
peripheral surface
roller member
rollers
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2004029807A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Chiba
博司 千葉
Tsuyoshi Sasaki
剛志 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2004029807A priority Critical patent/JP2005219164A/ja
Publication of JP2005219164A publication Critical patent/JP2005219164A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)

Abstract

【課題】 本発明の対象となるローラ部材は、高い振れ精度が要求されるため、高価な部品を頻繁に交換しなければならず、その製造コストが増大する一因となっている。
【解決手段】 ローラ胴2の外周面をその両側端面から突出する1対の支軸3と同心状に加工する本発明のゴムローラ1の加工装置は、それぞれ支軸3の外周面に当接してこれを支持する1対で1組の受けローラ11と、これら受けローラ11とそれぞれ対向して配され、当該受けローラ11とで支軸3をそれぞれ挟持し得る2つの押圧ローラ12aと、これら押圧ローラ12aを受けローラ11との対向方向に沿って往復動させる手段と、押圧ローラ12aを駆動回転させる手段と、ローラ胴2の外周面を加工するための研削砥石13が装着される砥石台38と、ローラ胴2の外周面に対する研削砥石13による加工深さを調整する手段とを具える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、円筒状をなすローラ胴と、このローラ胴の両側端面からそれぞれ突出する1対の支軸とを有するローラ部材において、ローラ胴の外周面を加工する方法およびその装置に関する。
円筒状をなすローラ胴と、このローラ胴の両側端面からそれぞれ突出する1対の支軸とを有するローラ部材、例えば電子写真方式の複写機やレーザービームプリンタのみならず、インクジェットプリンタなどのOA機器や各種印刷機に組み込まれる媒体搬送用のゴムローラは、媒体の良好な搬送を行うためにその外周面の振れを例えば0.01mm以下に抑える必要がある。このため、このようなゴムローラの外周面は、通常、研削砥石などを用いて研削仕上げされる。
市販されているゴムローラ用円筒研削盤の一例(例えば株式会社水口製作所のLEO-BMEシリーズ)を図10に模式的に示す。この円筒研削盤は、コレットチャック101が装着された主軸ヘッド102と、心押しセンタ103が回転自在に取り付けられた心押し台104と、工具である回転砥石105が回転自在に取り付けられる工具ヘッド106とを具えている。コレットチャック101は、主軸駆動モータ107により駆動プーリ108,駆動ベルト109,従動プーリ110を介して駆動され、同様に回転砥石105も工具駆動モータ111によって駆動プーリ112,駆動ベルト113,従動プーリ114を介し駆動される。心押し台104の心押しセンタ103は、コレットチャック101との対向方向に沿って摺動可能であり、工具ヘッド106はコレットチャック101および心押しセンタ103の対向方向と平行な送り方向ならびにこれと直交する切り込み方向にそれぞれ移動可能となっている。
ワークであるゴムローラ1は、ローラ胴2の両端から突出する1対の支軸3(一般的に心金と呼称される)の両端部がコレットチャック101と心押しセンタ103とに挟持された状態となり、コレットチャック101の駆動回転に伴って心押しセンタ103と共に連れ回りするようになっている。この状態において、工具ヘッド106がゴムローラ1側に移動し、駆動回転する回転砥石105の外周面をコレットチャック101によって駆動回転されるローラ胴2の外周面側に移動してローラ胴2の外周面に対する研削代を設定し、さらにコレットチャック101と心押しセンタ103との対向方向と平行な方向に工具ヘッド106を送り移動してローラ胴2の外周面全域を研削加工する。
このゴムローラ研削盤で用いられる主軸ヘッド102のコレットチャック101や心押し台104の心押しセンタ103の回転振れ精度は、標準的にそれぞれ0.003mm程度であり、これによってゴムローラ1の軸線に対するローラ胴2の外周面の同軸度が0.01mm以下となるように、このローラ胴2の外周面を加工することができる。
図10に示した従来のゴムローラ用円筒研削盤においては、長期に亙る継続的な運転に伴い、主軸ヘッド102とコレットチャック101との間に組み込まれた図示しない軸受や、心押し台104に対して摺動する心押しセンタ103などの摩耗が進んで支軸3の回転軸線に対するローラ胴2の外周面の同軸度が次第に劣化し、許容限界である0.01mmの同軸度を達成できない場合があった。さらに、主軸ヘッド102に取り付けられたコレットチャック101や心押し台104に取り付けられた心押しセンタ103が偏摩耗すると、コレットチャック101と心押しセンタ103とに挟持されるゴムローラ1が曲げ変形を受けてしまい、ローラ胴2の外周面の円筒度が低下してしまうという不具合が発生する。
一方、ローラ胴2の外周面の加工代が多い場合、加工抵抗に対してコレットチャック101および心押しセンタ103による支軸3の保持力が不足し、支軸3がコレットチャック101や心押しセンタ103に対してスリップしてこれらの接触面で擦り傷が発生したり、ローラ胴2の外周面の正常な加工ができなくなるという問題がある。このような場合、支軸3に対する心押しセンタ103の押圧力を増大させてゴムローラ1に対する保持力を増大させたり、支軸3に対するコレットチャック101自体の把持力を増大させることが考えられる。しかしながら、支軸3に対する心押しセンタ103の押圧力を増大させると、支軸3が撓んでローラ胴2の振れ精度が低下してしまう可能性がある。また、コレットチャック101自体の把持力を増大させた場合、コレットチャック101の摺動部の摩耗が増大してコレットチャック101の交換頻度が増加してしまう不具合が生ずる。
本発明の対象となるローラ部材は、振れ精度が0.01mm以下であることが要求されるため、加工後のローラ部材の全数検査を行って品質保証を行うことが要求される。このため、ローラ部材の振れ精度が許容値を越える前に、コレットチャック101や、このコレットチャック101と主軸ヘッド102との間に組み込まれた軸受、あるいは心押しセンタ103などを交換する必要があり、高精度なローラ部材を製造する際のコスト増大の一因となっていた。
本発明の第1の形態は、円筒状をなすローラ胴と、このローラ胴の両側端面からそれぞれ突出する1対の支軸とを有するローラ部材の加工方法であって、前記支軸の外周面に3個1組のローラを押し当てて前記1対の支軸をそれぞれ挟持するステップと、2組の前記ローラのうちの少なくとも1つのローラを駆動することによりローラ部材を転動させるステップと、ローラ部材を転動させた状態で前記ローラ胴の外周面に工具を押し当て、前記ローラ胴の外周面を前記1対の支軸と同心状に加工するステップとを具えたことを特徴とするものである。
本発明によると、支軸の外周面に3個1組のローラを押し当てて1対の支軸を挟持し、少なくとも1つのローラを駆動し、摩擦力によってローラ部材を連れ回り回転させ、この状態にてローラ胴の外周面に工具を押し当て、これによってローラ胴の外周面を支軸と同心状に加工する。支軸に対してこれを駆動するローラの押し付け力Fは、ローラ胴の直径をd1、このローラ胴の外周面を加工する工具の切削抵抗の接線方向分力をF1、支軸の直径をd2、支軸とローラとの間に発生する摩擦係数をμとすると、次式1の関係を満たす必要がある。
F>(F1×d1)/(μ×d2) (式1)
また、ローラ部材の回転数Nは、支軸を駆動するローラの直径をd3、このローラを駆動するためのモータの回転数をN1、このモータと支軸を駆動するローラとの間に組み込まれる減速機の減速比をnとすると、次式2のように表される。
N=(N1×d3)/(n×d2) (式2)
本発明によるローラ部材の加工方法において、2組のローラ側から工具側へと向かう空気を支軸にそれぞれ吹き付けるステップをさらに具えることができる。
ローラ胴の外周面を1対の支軸と同心状に加工するステップは、ローラ部材の軸線方向に沿ったローラ胴の外周面の全幅を同時に加工するものであってよい。
本発明の第2の形態は、円筒状をなすローラ胴と、このローラ胴の両側端面からそれぞれ突出する1対の支軸とを有するローラ部材における前記ローラ胴の外周面を前記支軸と同心状に加工するための装置であって、相隔てて2組配され、それぞれ前記支軸の外周面に当接してこれを支持する1対で1組の受けローラと、これら2組の受けローラとそれぞれ対向して配され、当該2組の受けローラとで前記支軸をそれぞれ挟持し得る2つの押圧ローラと、これら2つの押圧ローラを前記受けローラとの対向方向に沿って往復動させるローラ移動手段と、前記2つの押圧ローラの少なくとも一方を駆動回転させるローラ回転駆動手段と、前記ローラ胴の外周面を加工するための工具が装着される工具ホルダと、前記ローラ胴の外周面に対する前記工具による加工深さを調整するための加工深さ調整手段とを具えたことを特徴とするものである。
本発明によると、1対の受けローラと、ローラ移動手段により支軸をこれら1対の受けローラ側に押し付ける押圧ローラとで支軸を挟持し、少なくとも1つの押圧ローラをローラ回転駆動手段によって駆動し、この押圧ローラと支軸との間に発生する摩擦力によってローラ部材を連れ回り回転させ、この状態にてローラ胴の外周面に工具ホルダに装着された工具を加工深さ調整手段により押し当て、これによってローラ胴の外周面を支軸と同心状に加工する。
この場合、ローラ胴を貫通する剛性の高い中実丸棒材にて支軸を形成し、その軸線の真直度が0.03mm以下となるように支軸の外周面を仕上げておくことにより、ローラによって挟持される支軸の曲げ変形を抑制してローラ胴の外周面をより高い同心度にて加工することができる。
本発明の第2の形態によるローラ部材の加工装置において、1対の支軸の両端面に近接状態で対向し、ローラ部材の軸線方向に沿ったローラ部材の変位を規制する1対のストッパをさらに具えることができる。この場合、1対のストッパは、これが支軸の端面に接触した時にローラ部材の回転を阻害することなく、支軸と一体的に回転し得るものであることが好ましい。
工具が研削砥石であり、この研削砥石を駆動回転するための工具回転駆動手段をさらに具えることができる。この場合、研削砥石の加工面は、ローラ部材の軸線方向に沿ったローラ胴の長さ寸法以上の幅寸法を有するものであってよい。
工具をローラ部材の軸線と平行な方向に沿った送りを与える送り駆動手段をさらに具えることができる。
受けローラおよび押圧ローラ側から工具側へと向かう空気を支軸にそれぞれ吹き付ける圧縮空気供給手段をさらに具えることができる。
ローラ部材の軸線と直交する平面において、研削砥石に発生する切削抵抗の方向に対し、押圧ローラの軸線と支軸の軸線とを結ぶ方向がほぼ平行となるように、支軸の外周面に対する受けローラおよび押圧ローラの接触位置を設定することができる。
受けローラは、その軸線方向中央部の外径が最大となる円弧状断面を持った外周面を有するものであってよい。
受けローラや押圧ローラの少なくとも外周面を硬質ウレタン樹脂にて形成することができる。特に、ローラ胴の外周面の加工代が大きい場合や、ローラ胴の外周面の硬度が高い場合、支軸に対する押圧ローラの押圧力を大きく設定しなければならない。この場合、押圧ローラや受けローラの少なくとも外周面を支軸の表面に圧痕が生じない範囲でより硬度の高い金属やセラミックスなどにて形成することが有効である。
本発明のローラ部材の加工方法によると、支軸の外周面に3個1組のローラを押し当てて1対の支軸をそれぞれ挟持し、2組のローラのうちの少なくとも1つのローラを駆動することによりローラ部材を転動させ、この状態にてローラ胴の外周面に工具を押し当て、ローラ胴の外周面を1対の支軸と同心状に加工するようにしたので、可動部分の多い高価なコレットチャックや心押しセンタなどを使用せずとも、ローラ胴の外周面を支軸の回転軸線に対して安定して同心状に加工することができる。
2組のローラ側から工具側へと向かう空気を支軸にそれぞれ吹き付けた場合、ローラ胴の加工に伴って発生する加工屑などが支軸の外周面に付着しないようにすることができる。
ローラ部材の軸線方向に沿ったローラ胴の外周面の全幅を同時に加工する場合、ローラ部材の軸線方向に沿った研削砥石の送りが不要となり、加工効率を向上させることができる。
本発明のローラ部材の加工装置によると、相隔てて2組配され、それぞれ支軸の外周面に当接してこれを支持する1対で1組の受けローラと、これら2組の受けローラとそれぞれ対向して配され、当該2組の受けローラとで支軸をそれぞれ挟持し得る2つの押圧ローラと、これら2つの押圧ローラを受けローラとの対向方向に沿って往復動させるローラ移動手段と、2つの押圧ローラの少なくとも一方を駆動回転させるローラ回転駆動手段と、ローラ胴の外周面を加工するための工具が装着される工具ホルダと、ローラ胴の外周面に対する工具による加工深さを調整するための加工深さ調整手段とを具えているので、可動部分の多い高価なコレットチャックや心押しセンタなどを使用せずとも、ローラ胴の外周面を支軸の回転軸線に対して安定して同心状に加工することができる。
1対の支軸の両端面に近接状態で対向し、ローラ部材の軸線方向に沿ったローラ部材の変位を規制する1対のストッパを設けた場合、ローラ部材の軸線方向に沿った送りを工具に与えたことなどにより、ローラ部材がその軸線と平行な方向にずれた場合であっても、支軸に対する受けローラと押圧ローラとの挟持状態を確実に維持することができる。
工具が研削砥石であって、この研削砥石を駆動回転するための工具回転駆動手段を設けた場合、ローラ胴の外周面を研削加工することができる。特に、研削砥石の加工面の幅寸法をローラ部材の軸線方向に沿ったローラ胴の長さ寸法以上に設定した場合、ローラ部材の軸線方向に沿った研削砥石の送りが不要となり、加工装置の製造コストを削減することができる上、その加工効率を向上させることも可能である。
工具をローラ部材の軸線と平行な方向に沿った送りを与える送り駆動手段を設けた場合、ローラ胴の外周面がローラ部材の軸線方向に沿って長尺であっても、ローラ胴の外周面全域を確実に加工することができる。
受けローラおよび押圧ローラ側から工具側へと向かう空気を支軸にそれぞれ吹き付ける圧縮空気供給手段を具えた場合、ローラ胴の加工に伴って発生する加工屑などが支軸の外周面に付着しないようにすることができる。
ローラ部材の軸線と直交する平面において、研削砥石に発生する切削抵抗の方向に対し、押圧ローラの軸線と支軸の軸線とを結ぶ方向がほぼ平行となるように、支軸の外周面に対する受けローラおよび押圧ローラの接触位置を設定した場合、1対の受けローラの負荷をより均一化させることができる。
受けローラの外周面を、その軸線方向中央部の外径が最大となるような円弧状断面、つまり紡錘状に形成した場合、受けローラの回転軸線がローラ部材の回転軸線に対して正確に平行に設定されていない場合であっても、支軸の外周面に受けローラの一方の外周端縁が片当たりするような不具合を回避することができ、この片当たりによる支軸の外周面の損傷を回避することができる。また、支軸の表面硬度が低かったり、受けローラに対して支軸が強く押し付けられるような場合であっても、支軸の表面に条痕などの明瞭な損傷が形成されるのを防止することができる。
本発明によるローラ部材の加工装置を電子写真複写装置に組み込まれる媒体搬送用のゴムローラに応用した一実施形態について、図1〜図9を参照しながら詳細に説明するが、本発明はこのような実施形態のみに限らず、特許請求の範囲に記載された本発明の概念に包含されるあらゆる変更や修正が可能であり、従って本発明の精神に帰属する他の技術にも当然応用することができる。
本実施形態において研削加工されるゴムローラ1は、大径部であるローラ胴2と、このローラ胴2の両端面からそれぞれ突出する1対の小径部である支軸3とを有し、これら1対の支軸3の回転軸線の真直度および円筒度が予め設定した公差範囲内に収まるように、これらの外周面が高精度に機械加工されている。
また、本実施形態における加工装置は、ゴムローラ1の1対の支軸3の外周面をそれぞれ1対の受けローラ11と1個の駆動回転する押圧ローラ12a,12bにて挟持し、押圧ローラ12a,12bの回転力を支軸3側に伝達してゴムローラ1を回転させる一方、駆動回転する研削砥石13によってローラ胴2の外周面を支軸3を基準としてこれと同心状に研削加工するものである。
この加工装置の平面形状を図1に破断状態で示し、その正面形状を破断状態で図2に示し、後述する押圧ローラ軸14の部分を抽出して図3に示し、本実施形態における加工装置の左側面形状を図4に示し、後述する押圧ローラ12a,12bを退避位置に上昇させた状態における加工装置の右側面形状を図5に示す。すなわち、床面15上に設置されるベースプレート16には、ワークであるゴムローラ1を保持するためのワークスタンド17が設けられている。このワークスタンド17は、ベースプレート16に固定されたスタンドベース18と、ゴムローラ1を搭載するための1対のローラホルダ19a,19bと、各ローラホルダ19a,19bに横並び状態でそれぞれ回転軸線が水平となるように回転自在に支持され、ゴムローラ1の支軸3を受ける1対の受けローラ11と、それぞれブラケット20を介して回転軸線が鉛直となるように回転自在に支持され、支軸3の端面がそれぞれ当接し得る1対の位置規制ローラ21a,21bと、各ローラホルダ19a,19bに隣接してこれらをそれぞれ挟むように支軸3の外周面に向けて圧縮空気をそれぞれ吹き出す2組の空気吹き出しノズル22とを具えている。
ローラ胴2の外周面を研削するための後述する研削砥石13に研削送りを与えた場合、ゴムローラ1にはその軸線方向に沿ったスラスト力が作用し、これによってゴムローラ1がその軸線方向に沿って変位してしまう可能性がある。これら1対の位置規制ローラ21a,21bは、安全上の観点から、研削加工中にゴムローラ1の軸線方向に沿ったその変位を規制する本発明のストッパとして機能する。
空気吹き出しノズル22は、図示しないコンプレッサに接続し、研削砥石13による研削加工中に支軸3の外周面からゴムローラ1の中央部側に向けて圧縮空気を吹き出し、研削加工に伴って発生する研削屑が支軸3や受けローラ11および押圧ローラ12a,12bの外周面に付着しないように配慮し、支軸3や受けローラ11および押圧ローラ12a,12bの外周面の損傷を未然に防止している。
一方のローラホルダ19aは、スタンドベース18の一端側に一体的に固定されている。他方のローラホルダ19bは、受けローラ11の回転軸線と平行な方向(図3中、左右方向)に移動可能にスタンドベース18に取り付けられ、この可動側のローラホルダ19bに取り付けられた位置規制ローラ21bをゴムローラ1の全長の変動に応じて最適な位置に修正することができるようになっている。ちなみに、1対の位置規制ローラ21a,21bを支軸3の両側端面に常時当接状態にしておく必要はなく、全体で0.1〜0.5mm程度の隙間(遊び)があっても何ら問題は生じない。
ベースプレート16に鉛直に植設された複数本(図示例では4本)の支柱23の上端は、トッププレート24により一体的に連結され、このトッププレート24とベースプレート16との間には、支柱23に対してそれぞれ摺動自在に嵌合する摺動ブシュ25を介して昇降プレート26が昇降可能に配されている。昇降プレート26には、トッププレート24に取り付けられた昇降プレート駆動シリンダ27から下向きに突出するピストンロッド28の下端部がブラケット29を介して連結されており、昇降プレート駆動シリンダ27には図示しない圧縮空気の供給源が連結されている。
昇降プレート26には、1対の軸支持ブラケット30が相隔てて下向きに固定されており、これら1対の軸支持ブラケット30には受けローラ11の回転軸線と平行に延在するローラ駆動軸31の両端部と、ワークスタンド17の真上に位置してローラ駆動軸31と平行に延在する押圧ローラ軸14の両端部とがそれぞれ回転自在に支持されている。ローラ駆動軸31の一端は、継手32を介してローラ駆動モータ33に連結され、このローラ駆動モータ33はブラケット34を介して昇降プレート26の一端側に固定されている。ローラ駆動軸31の両端部および押圧ローラ軸14の両端にはそれぞれプーリ35が固定され、これらプーリ35には無端ベルト36がそれぞれ巻掛けられている。本実施例では、無端ベルト36の弛みを取るため、ローラ駆動軸31と押圧ローラ軸14との間にアイドルプーリ37を軸支持ブラケット30に回転自在に取り付けている。
押圧ローラ軸14の一端には、一方の対の受けローラ11と対向する押圧ローラ12aが固定されており、この押圧ローラ軸14の他端側には、他方の対の受けローラ11と対向する押圧ローラ12bが取り付けられているが、この押圧ローラ12bは、上述した他方のローラホルダ19bの位置変更に応じて位置を変更し得るようになっている。
昇降プレート駆動シリンダ27は、押圧ローラ12a,12bを受けローラ11の上方に引き上げて待機させる退避位置と、受けローラ11の上に載置されたゴムローラ1の支軸3に当接してこれを所定の圧力で受けローラ11側に押し付ける作業位置とに昇降プレート26を昇降し得るようになっている。従って、昇降プレート26が作業位置に下降した状態においては、押圧ローラ12a,12bによって支軸3が2対の受けローラ11に押し付けられた状態となり、押圧ローラ12a,12bの駆動回転に伴って発生する摩擦力により、ゴムローラ1が受けローラ11上で回転するようになっている。
このように、2対の受けローラ11と2個の押圧ローラ12a,12bとでゴムローラ1の2対の支軸3の外周面を挟持することにより、コレットチャックのような食い付きが起こらず、支軸3の外周面が損傷を受けたとしても極めて軽微なものにすることができる。
ワークスタンド17の前方には、本発明の工具ホルダとしての砥石台38が配置されている。この砥石台38には、ローラ胴2の外周面を研削加工するための研削砥石13が装着されるスピンドル39を具えた砥石ヘッド40と、この砥石ヘッド40のスピンドル39を駆動回転するための砥石駆動モータ41とが搭載されており、砥石駆動モータ41のと砥石ヘッド40のスピンドル39にそれぞれ装着されたプーリ42の間に無端ベルト43が巻き掛けられている。スピンドル39の回転軸線は、受けローラ11および押圧ローラ12a,12bの回転軸線と平行に設定されており、砥石台38は、ベースプレート16に対し、図示しない切り込み機構によってワークスタンド17との対向方向(図1中、上下方向)と、図示しない送り機構によって砥石ヘッド40のスピンドル39の回転軸線と平行な方向(図1中、左右方向)とにそれぞれ独立に移動可能である。
本実施形態では、研削砥石13の外周部を覆う図示しない砥石カバーの後部に図示しない集塵機に連通する吸引ダクトが設けられており、研削砥石13による研削加工によって発生する研削屑が集塵機によって吸引排除されるようになっている。
ゴムローラ1に対する1対の受けローラ11,押圧ローラ12a(12b),研削砥石13の接触状態を図6に示す。すなわち、本実施形態では押圧ローラ12aの回転軸線に対して直交する平面において、押圧ローラ12aの回転軸線と支軸3の回転軸線とを通る線分が1対の受けローラ11の対称軸Cとなるように、1対の受けローラ11と押圧ローラ12aとの相対位置が規定され、押圧ローラ12aによる圧下力が1対の受けローラ11に均等に負荷するように配慮されている。
同様な観点から、1対の受けローラ11の回転軸線を通る線分Rに対し、支軸3の回転軸線と研削砥石13の回転軸線とを通る線分Wのなす角θが可能な限り、つまり研削砥石13などがこの加工装置の他の部材に対して干渉しない範囲で大きくなるように、ローラ胴2の外周面に対する研削砥石13の接触位置を規定すべく、ベースプレート16からの砥石ヘッド40の高さが適切に設定されている。換言すると、例えば図7に示すよう1対の受けローラ11n,11fの回転軸線を通る線分Rに対し、支軸3の回転軸線と研削砥石13の回転軸線とを通る線分Wとが平行となるように設定した場合、ローラ胴2の外周面に負荷する研削砥石13の加工力を研削砥石13に近い方に位置する受けローラ11n側でほとんど受けることができず、そのほとんどが研削砥石13に遠い方に位置する受けローラ11fで受けることとなり、研削砥石13に遠い方に位置する受けローラ11fの寿命が極端に短くなってしまう不具合が生ずる。そこで、先に説明した図6に示すような加工状態を実現することにより、1対の受けローラ11n,11fの寿命の相違を少なくすることができる。
また、本実施形態では受けローラ11を図8に示ような中太の断面形状としている。これは、受けローラ11を均一な外径の円筒にて形成した場合、この受けローラ11の外周面とここに載置される支軸3の外周面とが何らかの原因、例えば受けローラ11の回転軸線と支軸3の回転軸線との平行度が狂っているため、受けローラ11の両外周端縁の一方が強く支軸3の外周面に押し当たる結果、支軸3の外周面に例えば5から10μm程度の深さの環状の傷が発生する可能性があり、このような不具合を未然に防止するためのものである。
ゴムローラ1のローラ胴2の外周面の旋削加工を行う場合、まず可動側の位置規制ローラ21bおよび押圧ローラ12a,12bをあらかじめそれらの退避位置に保持しておき、砥石台38を図1に示す加工開始位置に保持する。
このような初期設定状態における加工装置に対し、加工すべきゴムローラ1の支軸3を2組の受けローラ11上に載置し、可動側の位置規制ローラ21bを加工位置に固定する。次に、昇降プレート駆動シリンダ27を駆動して押圧ローラ12a,12bを加工位置に移動し、ゴムローラ1の支軸3を受けローラ11と押圧ローラ12a,12bとで挟持する。さらに、ローラ駆動モータ33を駆動して押圧ローラ12a,12bを介しゴムローラ1を受けローラ11と共に連れ回り回転させると共に砥石駆動モータ41を駆動して研削砥石13を駆動回転し、この状態にて加工すべきゴムローラ1のローラ胴2に対する研削砥石13の加工深さ、つまり切り込み深さが設定通りとなるように砥石台38をゴムローラ1側に前進させ、研削砥石13によってローラ胴2の一端側の外周面の研削を開始する。次いで砥石台38にゴムローラ1の回転軸線と平行な方向に沿った送りを与え、ローラ胴2の外周面を研削砥石13によってその一端側から他端側にかけて順に支軸3の外周面と同心状に旋削する。
この研削加工中にローラ胴2の表面から研削除去される研削屑は、吸引ダクトを介して集塵機により吸引排除される。また、空気吹き出しノズル22から噴射された圧縮空気もこの吸引ダクトから吸引排除され、支軸3や受けローラ11および押圧ローラ12a,12bの外周面に対する研削屑などの付着が阻止される。
ローラ胴2の他端部の研削を終えた時点で、砥石台38の送り移動を停止すると共に砥石駆動モータ41の作動を停止する。そして、昇降プレート26をその上昇端位置まで上昇させ、受けローラ11に支持されている加工済みのゴムローラ1を取り出すことにより、一連の研削作業を終える。
次に、このような加工装置を用いて1日当たり15時間の連続操業で20日間に亙り、実際に18000本のゴムローラ1の研削加工を行った結果を図9に示す。これは、ゴムローラ1の研削本数とその加工精度の変化との関係を表したものであり、図中、実線が支軸3とローラ胴2との同軸度を示し、破線が支軸3の回転軸線に対するローラ胴2の外周面の振れの量を示している。ゴムローラ1のローラ胴2の長さ寸法は、A4版の横幅に対応した寸法(約220mm)を有し、クロロプレンゴム(CR)チューブに直径が6・の心金を圧入状態で貫通させたものである。支軸3となる心金は、センタレス研削によって振れの量が予め0.03mm以下となるように仕上げられている。直径が200mm,幅が20mmの研削砥石(GC#80)13を用いて切り込み深さを2mmとし、研削後のローラ胴2の外径が12mmとなるようにした。また、ゴムローラ1の回転数を300mm-1(周速度が毎分11.3m)とし、研削砥石13の回転数を3000mm-1(周速度が毎分1885m)に設定した。ゴムローラ1の軸線と平行な方向に沿った研削砥石13の送り速度は毎分700mmである。ゴムローラ1の支軸3の外周面に対する押圧ローラ12a,12bの押圧力は、両方で約764.4Nであり、ゴムローラ1本当たりの研削サイクルタイムは60秒であった。
図9から明らかなように、18000本のゴムローラ1の加工精度は極めて安定しており、支軸3とローラ胴2との同軸度および支軸3の回転軸線に対するローラ胴2の外周面の振れの量共に0.01mm以下であり、しかもこの間は摩耗などによって受けローラ11や押圧ローラ12a,12bなどを交換する必要が全くなかった。図9において、加工本数が5000本近傍および12000本近傍,16000本近傍にて支軸3とローラ胴2との同軸度および支軸3の回転軸線に対するローラ胴2の外周面の振れの量がやや増大し、その後、ゴムローラ1の加工本数の増大に伴ってこれらの値が低下しているけれども、これは受けローラ11の表面に付着した汚れをエチルアルコールで清掃したことによる影響と考えられる。
上述したゴムチューブの材質として、上述したCRの他にエチレンプロピレンゴム(EPDM),ニトリルゴム(NBR),スチレンブタジエンゴム(SBR),ウレタン,シリコーンゴムなどを採用しても同じ結果が得られる。
なお、上述した実施形態では研削砥石13の幅がゴムローラ1のローラ胴2の長さよりも狭い場合について説明したが、研削砥石13の幅寸法をローラ胴2の長さ以上に設定することも可能である。この場合には、砥石台38をゴムローラ1の回転軸線と平行な方向に沿って送り移動させる必要がなくなる。つまり、ローラ胴2の外周面の全長に亙って一度に研削砥石13の外周面が当接するように、研削砥石13の幅寸法をローラ胴2の長さ寸法に対応させた場合には、砥石台38をゴムローラ1の回転軸線と平行な方向に沿って送り移動させる機構を組み込む必要がなくなり、その構成を簡略化させることができる。しかも、研削砥石13の切り込みに伴って発生する加工圧力によるゴムローラ1の局部的な撓みを阻止することが可能となるため、研削砥石13の外周面の精度に応じた真直度にてローラ胴2の外周面を効率よく研削加工することができる。
本発明によるローラ部材加工装置の一実施形態を模式的に表す平面図である。 図1に示したローラ部材加工装置の正面図である。 図2中の一部を抽出した拡大図である。 図2に示したローラ部材加工装置の左側面図である。 図2に示したローラ部材加工装置の右側面図である。 図1〜図5に示した実施形態におけるローラ部材の加工状態を表す作業概念図である。 ローラ部材の他の加工状態を表す作業概念図である。 図1〜図5に示した実施形態における受けローラの形状を表す断面図である。 図1〜図5に示したローラ部材加工装置を用いてローラ部材を実際に研削加工した場合の加工本数と個々のローラ部材の加工精度との関係を表すグラフである。 従来のゴムローラ研削盤の外観を模式的に表す平面図である。
符号の説明
1 ゴムローラ
2 ローラ胴
3 支軸
11,11n,11f 受けローラ
12a,12b 押圧ローラ
13 研削砥石
14 押圧ローラ軸
15 床面
16 ベースプレート
17 ワークスタンド
18 スタンドベース
19a,19b ローラホルダ
20 ブラケット
21a,21b 位置規制ローラ
22 空気吹き出しノズル
23 支柱
24 トッププレート
25 摺動ブシュ
26 昇降プレート
27 昇降プレート駆動シリンダ
28 ピストンロッド
29 ブラケット
30 軸支持ブラケット
31 ローラ駆動軸
32 継手
33 ローラ駆動モータ
34 ブラケット
35 プーリ
36 無端ベルト
37 アイドルプーリ
38 砥石台
39 スピンドル
40 砥石ヘッド
41 砥石駆動モータ
42 プーリ
43 無端ベルト
C 対称軸
R,W 線分
θ 2つの線分のなす角

Claims (11)

  1. 円筒状をなすローラ胴と、このローラ胴の両側端面からそれぞれ突出する1対の支軸とを有するローラ部材の加工方法であって、
    前記支軸の外周面に3個1組のローラを押し当てて前記1対の支軸をそれぞれ挟持するステップと、
    2組の前記ローラのうちの少なくとも1つのローラを駆動することによりローラ部材を転動させるステップと、
    ローラ部材を転動させた状態で前記ローラ胴の外周面に工具を押し当て、前記ローラ胴の外周面を前記1対の支軸と同心状に加工するステップと
    を具えたことを特徴とするローラ部材の加工方法。
  2. 2組の前記ローラ側から前記工具側へと向かう空気を前記支軸にそれぞれ吹き付けるステップをさらに具えたことを特徴する請求項1に記載のローラ部材の加工方法。
  3. 前記ローラ胴の外周面を前記1対の支軸と同心状に加工するステップは、ローラ部材の軸線方向に沿った前記ローラ胴の外周面の全幅を同時に加工することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のローラ部材の加工方法。
  4. 円筒状をなすローラ胴と、このローラ胴の両側端面からそれぞれ突出する1対の支軸とを有するローラ部材における前記ローラ胴の外周面を前記支軸と同心状に加工するための装置であって、
    相隔てて2組配され、それぞれ前記支軸の外周面に当接してこれを支持する1対で1組の受けローラと、
    これら2組の受けローラとそれぞれ対向して配され、当該2組の受けローラとで前記支軸をそれぞれ挟持し得る2つの押圧ローラと、
    これら2つの押圧ローラを前記受けローラとの対向方向に沿って往復動させるローラ移動手段と、
    前記2つの押圧ローラの少なくとも一方を駆動回転させるローラ回転駆動手段と、
    前記ローラ胴の外周面を加工するための工具が装着される工具ホルダと、
    前記ローラ胴の外周面に対する前記工具による加工深さを調整するための加工深さ調整手段と
    を具えたことを特徴とするローラ部材の加工装置。
  5. 前記1対の支軸の両端面に近接状態で対向し、ローラ部材の軸線方向に沿ったローラ部材の変位を規制する1対のストッパをさらに具えたことを特徴とする請求項4に記載のローラ部材の加工装置。
  6. 前記工具が研削砥石であり、この研削砥石を駆動回転するための工具回転駆動手段をさらに具えたことを特徴とする請求項4または請求項5に記載のローラ部材の加工装置。
  7. 前記研削砥石の加工面は、ローラ部材の軸線方向に沿った前記ローラ胴の長さ寸法以上の幅寸法を有することを特徴とする請求項6に記載のローラ部材の加工装置。
  8. 前記工具をローラ部材の軸線と平行な方向に沿った送りを与える送り駆動手段をさらに具えたことを特徴とする請求項4から請求項6の何れかに記載のローラ部材の加工装置。
  9. 前記受けローラおよび前記押圧ローラ側から前記工具側へと向かう空気を前記支軸にそれぞれ吹き付ける圧縮空気供給手段をさらに具えたことを特徴する請求項4から請求項8の何れかに記載のローラ部材の加工装置。
  10. ローラ部材の軸線と直交する平面において、前記研削砥石に発生する切削抵抗の方向に対し、前記押圧ローラの軸線と前記支軸の軸線とを結ぶ方向がほぼ平行となるように、前記支軸の外周面に対する前記受けローラおよび前記押圧ローラの接触位置が設定されていることを特徴とする請求項4から請求項9の何れかに記載のローラ部材の加工装置。
  11. 前記受けローラは、その軸線方向中央部の外径が最大となる円弧状断面を持った外周面を有することを特徴とする請求項4から請求項10の何れかに記載のローラ部材の加工装置。
JP2004029807A 2004-02-05 2004-02-05 ローラ部材の加工方法およびその装置 Pending JP2005219164A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004029807A JP2005219164A (ja) 2004-02-05 2004-02-05 ローラ部材の加工方法およびその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004029807A JP2005219164A (ja) 2004-02-05 2004-02-05 ローラ部材の加工方法およびその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2005219164A true JP2005219164A (ja) 2005-08-18

Family

ID=34995206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004029807A Pending JP2005219164A (ja) 2004-02-05 2004-02-05 ローラ部材の加工方法およびその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2005219164A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108296893A (zh) * 2018-01-16 2018-07-20 杭州雷迪克节能科技股份有限公司 一种三销架的无心磨削预压机构及其磨削方法
CN112872931A (zh) * 2021-01-28 2021-06-01 南通合盛制辊有限公司 一种应用于辊筒制造加工的双轮高精密研磨机
CN115319553A (zh) * 2022-09-16 2022-11-11 浙江正远智能装备科技有限公司 一种输送设备专用辊筒高效打磨装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108296893A (zh) * 2018-01-16 2018-07-20 杭州雷迪克节能科技股份有限公司 一种三销架的无心磨削预压机构及其磨削方法
CN112872931A (zh) * 2021-01-28 2021-06-01 南通合盛制辊有限公司 一种应用于辊筒制造加工的双轮高精密研磨机
CN112872931B (zh) * 2021-01-28 2022-10-28 南通合盛制辊有限公司 一种应用于辊筒制造加工的双轮高精密研磨机
CN115319553A (zh) * 2022-09-16 2022-11-11 浙江正远智能装备科技有限公司 一种输送设备专用辊筒高效打磨装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3044289B2 (ja) バリ取り装置
US20020152616A1 (en) Method and apparatus for superfinishing tapered roller bearing
JP2019155541A (ja) ベルトサンダー機
CN111390718A (zh) 一种万能轧机水平辊轴光整加工装置及其加工方法
KR20220066627A (ko) 파이프용 용접비드 연마 장치
JPH08118212A (ja) ドラム研磨機
JP4652109B2 (ja) 連続作業可能な円筒研削盤
JP3711370B2 (ja) 研削盤
JP3745319B2 (ja) 軸部材の加工方法およびその装置
JP2005219164A (ja) ローラ部材の加工方法およびその装置
JPH0852653A (ja) 外面研磨装置の被研削円柱物削り込み量制御方法
KR20170032928A (ko) 박형 커버 글라스의 사이드 에지 연마장치
JP4701638B2 (ja) ラッピング加工装置
JP4973852B2 (ja) ワーク搬送方法および装置、ならびにワーク加工装置
CN108723904B (zh) 抗侧滚扭杆装置用钢套浮动磨削装置及方法
JP7054226B2 (ja) 両頭平面研削盤および研削方法
JPH0367827B2 (ja)
JP3216885U (ja) 加工装置
JPH0464828B2 (ja)
JP5758680B2 (ja) バリ取り装置
JP5290084B2 (ja) 研削装置
JP2018187735A (ja) 心なし研削盤用の回転送り装置
JP2006181697A (ja) 平面研磨装置及び平面研磨方法
CN219767852U (zh) 侧面研磨装置
CN115890369B (zh) 一种碳纤维辊自动上料打磨装置