JPH0852653A - 外面研磨装置の被研削円柱物削り込み量制御方法 - Google Patents
外面研磨装置の被研削円柱物削り込み量制御方法Info
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- JPH0852653A JPH0852653A JP20794994A JP20794994A JPH0852653A JP H0852653 A JPH0852653 A JP H0852653A JP 20794994 A JP20794994 A JP 20794994A JP 20794994 A JP20794994 A JP 20794994A JP H0852653 A JPH0852653 A JP H0852653A
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- Japan
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- grinding
- grinding wheel
- ground
- steel pipe
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- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
- Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被研削円柱物の外面を周方向ならびに軸方向
に均一に研削する。 【構成】 被研削円柱物をスパイラル状に搬送しつつ外
面を周方向ならびに軸方向に均一に砥石で削り込む被研
削円柱物削り込み量制御方法において、研削砥石の圧下
力の変動を検出してフィードバック制御し、かつ研削砥
石の外径減少量を検出して研削砥石の回転数を調節し、
砥石の周速度を一定に制御すると共に、砥石軸を半径減
少量分被研削円柱物軸方向に移動させる。 【効果】 被研削円柱物の軸方向の曲がりや研削砥石の
摩耗に左右されることなく、被研削円柱物の軸方向およ
び周方向の均一な研削を行うことができる。
に均一に研削する。 【構成】 被研削円柱物をスパイラル状に搬送しつつ外
面を周方向ならびに軸方向に均一に砥石で削り込む被研
削円柱物削り込み量制御方法において、研削砥石の圧下
力の変動を検出してフィードバック制御し、かつ研削砥
石の外径減少量を検出して研削砥石の回転数を調節し、
砥石の周速度を一定に制御すると共に、砥石軸を半径減
少量分被研削円柱物軸方向に移動させる。 【効果】 被研削円柱物の軸方向の曲がりや研削砥石の
摩耗に左右されることなく、被研削円柱物の軸方向およ
び周方向の均一な研削を行うことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、鋼管、棒鋼等の被研
削円柱物の外面を均一に削り込む外面研磨装置の削り込
み量制御方法に関する。
削円柱物の外面を均一に削り込む外面研磨装置の削り込
み量制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼管、棒鋼等の円柱物の製品では、製造
過程または素材に起因して欠陥が発生し、これを除去す
るための研削が行われている。現在、研削過程の合理化
および研削粉発生による作業環境の悪化に対処するた
め、自動化が普及している。被研削円柱物の自動外面研
削は、一般に心なし研削または円筒研削のトラバースカ
ットによって行われている。そして、その削り込み量
は、砥石の圧下力、回転砥石の周速度により調整されて
いる。
過程または素材に起因して欠陥が発生し、これを除去す
るための研削が行われている。現在、研削過程の合理化
および研削粉発生による作業環境の悪化に対処するた
め、自動化が普及している。被研削円柱物の自動外面研
削は、一般に心なし研削または円筒研削のトラバースカ
ットによって行われている。そして、その削り込み量
は、砥石の圧下力、回転砥石の周速度により調整されて
いる。
【0003】しかしながら、被研削円柱物は、一般に長
さ方向に曲がりを有するため、現在普及している外面研
削装置で外面を削り込む場合、研削中に被研削円柱物の
回転周期内で砥石の圧下力は変動し、被研削円柱物の曲
がりの凸部と凹部の削り込み量に差が生じ、周方向の偏
肉、乾式研削時の焼付きが発生するばかりでなく、曲が
りの凸部と凹部に同程度の深さの疵がある場合、凹部の
方の疵の除去がはかどらないという問題が生じる。上記
問題を解消するには、砥石の圧下力の制御が必要であ
る。
さ方向に曲がりを有するため、現在普及している外面研
削装置で外面を削り込む場合、研削中に被研削円柱物の
回転周期内で砥石の圧下力は変動し、被研削円柱物の曲
がりの凸部と凹部の削り込み量に差が生じ、周方向の偏
肉、乾式研削時の焼付きが発生するばかりでなく、曲が
りの凸部と凹部に同程度の深さの疵がある場合、凹部の
方の疵の除去がはかどらないという問題が生じる。上記
問題を解消するには、砥石の圧下力の制御が必要であ
る。
【0004】従来の被研削円柱物の自動(疵)研削装置
としては、被研削円柱物をスパイラル状に搬送し、搬送
方向上流側に設けた疵検査装置で疵の有無およびその深
さを検出して制御装置に出力し、制御装置は疵検査装置
から入力される疵の有無およびその深さ情報と被研削円
柱物の搬送位置とから疵の位置を特定し、下流側の研削
装置直下にて前記特定結果および疵の深さに基づく研削
を行わせるオンライン装置が実用化されている。この研
削装置による研削方法は、研削装置を間欠的に上下さ
せ、疵の部分のみを研削するものであり、研削深さは被
研削円柱物の搬送速度を制御することで調節している。
例えば深い疵に対しては、被研削円柱物の搬送速度を遅
くして深く研削を行うものである。しかし、曲がりを有
する被研削円柱物に対しては、作業能率が悪化するとい
う欠点を有している。
としては、被研削円柱物をスパイラル状に搬送し、搬送
方向上流側に設けた疵検査装置で疵の有無およびその深
さを検出して制御装置に出力し、制御装置は疵検査装置
から入力される疵の有無およびその深さ情報と被研削円
柱物の搬送位置とから疵の位置を特定し、下流側の研削
装置直下にて前記特定結果および疵の深さに基づく研削
を行わせるオンライン装置が実用化されている。この研
削装置による研削方法は、研削装置を間欠的に上下さ
せ、疵の部分のみを研削するものであり、研削深さは被
研削円柱物の搬送速度を制御することで調節している。
例えば深い疵に対しては、被研削円柱物の搬送速度を遅
くして深く研削を行うものである。しかし、曲がりを有
する被研削円柱物に対しては、作業能率が悪化するとい
う欠点を有している。
【0005】また、他の被研削円柱物の自動(疵)研削
装置としては、疵検出器の検出結果に基づき被研削円柱
物を軸方向に移動し、円周方向に回転する位置決め部
と、被研削円柱物の半径方向および軸方向に移動可能な
研削部と、前記疵検出器の検出結果に対応して前記研削
部の移動を制御する研削制御部とを具備した装置(特開
昭63−212459号公報)、被研削円柱物の研磨対
象面に向けて出退する支持アームと、この支持アームに
支持アームの出退方向における一定距離を往復移動可能
に支持され、研磨対象面を研磨する研磨工具と、支持ア
ームと研磨工具との間に介装され、研磨工具を研磨対象
面に向けて押圧する付勢手段と、この付勢手段の変位を
検出する変位検出センサとを備えた装置(特開平3−4
3152号公報)等が提案されている。
装置としては、疵検出器の検出結果に基づき被研削円柱
物を軸方向に移動し、円周方向に回転する位置決め部
と、被研削円柱物の半径方向および軸方向に移動可能な
研削部と、前記疵検出器の検出結果に対応して前記研削
部の移動を制御する研削制御部とを具備した装置(特開
昭63−212459号公報)、被研削円柱物の研磨対
象面に向けて出退する支持アームと、この支持アームに
支持アームの出退方向における一定距離を往復移動可能
に支持され、研磨対象面を研磨する研磨工具と、支持ア
ームと研磨工具との間に介装され、研磨工具を研磨対象
面に向けて押圧する付勢手段と、この付勢手段の変位を
検出する変位検出センサとを備えた装置(特開平3−4
3152号公報)等が提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記特開昭63−21
2459号公報に開示の装置は、研削モータの負荷電流
値を一定に制御するため、砥石が摩耗するにつれて研削
圧力が増大し、研削能力が経時変化するばかりでなく、
砥石摩耗による被研削円柱物の削り込み量の変動を抑制
することができないという欠点を有している。また、特
開平3−43152号公報に開示の装置は、被研削円柱
物の軸方向に曲がりが存在すると、周方向の削り込み量
が変動するばかりでなく、砥石摩耗による被研削円柱物
の削り込み量の変動を抑制することができないという欠
点を有している。
2459号公報に開示の装置は、研削モータの負荷電流
値を一定に制御するため、砥石が摩耗するにつれて研削
圧力が増大し、研削能力が経時変化するばかりでなく、
砥石摩耗による被研削円柱物の削り込み量の変動を抑制
することができないという欠点を有している。また、特
開平3−43152号公報に開示の装置は、被研削円柱
物の軸方向に曲がりが存在すると、周方向の削り込み量
が変動するばかりでなく、砥石摩耗による被研削円柱物
の削り込み量の変動を抑制することができないという欠
点を有している。
【0007】この発明の目的は、上記欠点を解消して被
研削円柱物の外周を、周方向ならびに軸方向に均一に研
削できる外面研磨装置の被研削円柱物削り込み制御方法
を提供することにある。
研削円柱物の外周を、周方向ならびに軸方向に均一に研
削できる外面研磨装置の被研削円柱物削り込み制御方法
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記目的
を達成すべく種々試験研究を重ねた。その結果、研削砥
石で被研削円柱物を一定圧下力で研削するには、研削砥
石の被研削円柱物への圧下力と研削砥石の周速度を一定
に制御すればよいこと、研削砥石の圧下力を一定に制御
するには、圧下力の変動を油圧の変動として検出フィー
ドバックし、研削砥石の圧下力を制御すればよいこと、
研削砥石の周速度を一定にするには、研削砥石の外径減
少量を検出して回転数を制御すると同時に、研削砥石軸
を砥石半径減少分を被研削円柱物軸方向に移動させるこ
とによって、被研削円柱物の軸方向の削り込みむらを抑
制できることを究明し、この発明に到達した。
を達成すべく種々試験研究を重ねた。その結果、研削砥
石で被研削円柱物を一定圧下力で研削するには、研削砥
石の被研削円柱物への圧下力と研削砥石の周速度を一定
に制御すればよいこと、研削砥石の圧下力を一定に制御
するには、圧下力の変動を油圧の変動として検出フィー
ドバックし、研削砥石の圧下力を制御すればよいこと、
研削砥石の周速度を一定にするには、研削砥石の外径減
少量を検出して回転数を制御すると同時に、研削砥石軸
を砥石半径減少分を被研削円柱物軸方向に移動させるこ
とによって、被研削円柱物の軸方向の削り込みむらを抑
制できることを究明し、この発明に到達した。
【0009】すなわちこの発明は、被研削円柱物をスパ
イラル状に搬送しつつ外面を周方向ならびに軸方向に均
一に砥石で削り込む被研削円柱物の削り込み量制御方法
において、研削砥石の圧下力の変動を検出してフィード
バック制御し、かつ研削砥石の外径減少量を検出して研
削砥石の回転数を調節し、砥石の周速度を一定に制御す
ると共に、砥石軸を半径減少量分被研削円柱物軸方向に
移動させることを特徴とする外面研磨装置の被研削円柱
物削り込み制御方法である。
イラル状に搬送しつつ外面を周方向ならびに軸方向に均
一に砥石で削り込む被研削円柱物の削り込み量制御方法
において、研削砥石の圧下力の変動を検出してフィード
バック制御し、かつ研削砥石の外径減少量を検出して研
削砥石の回転数を調節し、砥石の周速度を一定に制御す
ると共に、砥石軸を半径減少量分被研削円柱物軸方向に
移動させることを特徴とする外面研磨装置の被研削円柱
物削り込み制御方法である。
【0010】
【作用】この発明においては、研削砥石の圧下力の変動
を検出してフィードバック制御することによって、被研
削円柱物の曲がり等による研削砥石の圧下力の変動が抑
制され、被研削円柱物周方向の削り込み量の変動が防止
される。また、研削砥石の外径減少量を検出して研削砥
石の回転数を調節して砥石の周速度を一定に制御すると
共に、砥石軸を半径減少分被研削円柱物軸方向に移動さ
せることによって、研削砥石外周の砥粒の速度、換言す
れば砥粒の有する運動エネルギーの減少が抑制され、被
研削円柱物の軸方向の削り込みむらが防止される。この
結果、被研削円柱物の周方向ならびに軸方向の削り込み
量を均一に制御することができる。
を検出してフィードバック制御することによって、被研
削円柱物の曲がり等による研削砥石の圧下力の変動が抑
制され、被研削円柱物周方向の削り込み量の変動が防止
される。また、研削砥石の外径減少量を検出して研削砥
石の回転数を調節して砥石の周速度を一定に制御すると
共に、砥石軸を半径減少分被研削円柱物軸方向に移動さ
せることによって、研削砥石外周の砥粒の速度、換言す
れば砥粒の有する運動エネルギーの減少が抑制され、被
研削円柱物の軸方向の削り込みむらが防止される。この
結果、被研削円柱物の周方向ならびに軸方向の削り込み
量を均一に制御することができる。
【0011】この発明において研削砥石の圧下力の変動
の検出は、圧下力の変動が検出できればよく、特に限定
されないが、例えば、圧下油圧シリンダの油圧計の変動
として検出する方式、圧下シリンダと研削砥石間にロー
ドセルを介在せしめる方式等が考えられる。圧下シリン
ダの油圧計の変動として検出する方式は、図3に示すと
おり、油圧伝達損がなければ油圧Pと研削砥石の圧下力
Sとの間には、S=Pの関係が成り立つ。しかし、実際
には油圧伝達損が存在するので油圧伝達損を補正した図
3の実線上において研削砥石の圧下力Sが常に設定圧力
S0となるよう圧下シリンダの油圧PをPaにフィード
バック制御すれば、研削砥石の圧下力Sを常に設定圧力
S0に制御することができ、被研削円柱物の周方向の削
り込みむらを抑制することができる。
の検出は、圧下力の変動が検出できればよく、特に限定
されないが、例えば、圧下油圧シリンダの油圧計の変動
として検出する方式、圧下シリンダと研削砥石間にロー
ドセルを介在せしめる方式等が考えられる。圧下シリン
ダの油圧計の変動として検出する方式は、図3に示すと
おり、油圧伝達損がなければ油圧Pと研削砥石の圧下力
Sとの間には、S=Pの関係が成り立つ。しかし、実際
には油圧伝達損が存在するので油圧伝達損を補正した図
3の実線上において研削砥石の圧下力Sが常に設定圧力
S0となるよう圧下シリンダの油圧PをPaにフィード
バック制御すれば、研削砥石の圧下力Sを常に設定圧力
S0に制御することができ、被研削円柱物の周方向の削
り込みむらを抑制することができる。
【0012】また、この発明における研削砥石の外径減
少量の検出は、研削砥石の外径減少量が検出できればよ
く、特に限定されないが、例えば、光電ユニット方式、
走査レーザビーム方式等が考えられる。光電ユニット方
式は、図4に示すとおり、発光ダイオード41と受光素
子42からなる光電ユニットを研削砥石43の両側径方
向に等間隔Δdで配置しておき、研削砥石43の摩耗に
より経時変化する外径Dを、光電ユニットの受光素子4
2のON−OFFを研削制御部44に出力し、OFF数
nから外径D=2(r+nΔd)で近似により求める。
ただし、rは研削砥石の中心から最も近い光電ユニット
までの距離を示す。したがって、研削制御部44は、近
似の研削砥石43の外径Dから研削砥石43の周速度減
少量を演算補正し、研削砥石43の回転数を調節するこ
とによって、常に研削砥石43の周速度を一定に制御す
ることができる。また、研削制御部44は、近似の研削
砥石43の外径Dから研削砥石43の半径減少量を演算
し、研削砥石43の砥石軸を被研削円柱物の軸方向に研
削砥石43の半径減少量分移動させることによって、被
研削円柱物の軸方向の削り込み量を一定に制御すること
ができる。
少量の検出は、研削砥石の外径減少量が検出できればよ
く、特に限定されないが、例えば、光電ユニット方式、
走査レーザビーム方式等が考えられる。光電ユニット方
式は、図4に示すとおり、発光ダイオード41と受光素
子42からなる光電ユニットを研削砥石43の両側径方
向に等間隔Δdで配置しておき、研削砥石43の摩耗に
より経時変化する外径Dを、光電ユニットの受光素子4
2のON−OFFを研削制御部44に出力し、OFF数
nから外径D=2(r+nΔd)で近似により求める。
ただし、rは研削砥石の中心から最も近い光電ユニット
までの距離を示す。したがって、研削制御部44は、近
似の研削砥石43の外径Dから研削砥石43の周速度減
少量を演算補正し、研削砥石43の回転数を調節するこ
とによって、常に研削砥石43の周速度を一定に制御す
ることができる。また、研削制御部44は、近似の研削
砥石43の外径Dから研削砥石43の半径減少量を演算
し、研削砥石43の砥石軸を被研削円柱物の軸方向に研
削砥石43の半径減少量分移動させることによって、被
研削円柱物の軸方向の削り込み量を一定に制御すること
ができる。
【0013】
【実施例】以下にこの発明方法の詳細を実施の一例を示
す図1ないし図2に基づいて説明する。図1はこの発明
方法で使用する外面研磨装置の概略側面図、図2はこの
発明方法の被研削円柱物削り込み量制御方法の模式図で
ある。図1ないし図2において、1は被研削円柱物であ
る鋼管、2は鋼管1をスパイラル状に搬送する搬送ロー
ル、3はスパイラル状に搬送される鋼管1の側部に設け
た外面研磨装置の架台、4は架台3に設けた研削砥石5
の支持アーム6を所定位置で揺動自在に支持する支持
部、7は支持アーム6に研削砥石5と反対位置に設けた
研削モータで、チェーンまたはVベルト等の回転伝達部
材8を介して研削砥石5を回転させるよう構成されてい
る。
す図1ないし図2に基づいて説明する。図1はこの発明
方法で使用する外面研磨装置の概略側面図、図2はこの
発明方法の被研削円柱物削り込み量制御方法の模式図で
ある。図1ないし図2において、1は被研削円柱物であ
る鋼管、2は鋼管1をスパイラル状に搬送する搬送ロー
ル、3はスパイラル状に搬送される鋼管1の側部に設け
た外面研磨装置の架台、4は架台3に設けた研削砥石5
の支持アーム6を所定位置で揺動自在に支持する支持
部、7は支持アーム6に研削砥石5と反対位置に設けた
研削モータで、チェーンまたはVベルト等の回転伝達部
材8を介して研削砥石5を回転させるよう構成されてい
る。
【0014】9は架台3に立設した支柱10に軸支され
たスクリューシャフト11の正逆回転により昇降する昇
降部材、12はスクリューシャフト11の駆動モータ、
13は昇降部材9に一端を枢着された油圧シリンダー
で、該油圧シリンダー13のロッド14先端は支持アー
ム6の支持部4と研削砥石5とのほぼ中央に枢着され、
被研削円柱物である鋼管1の大きさに対応して駆動モー
タ12を駆動してスクリューシャフト11を回転させ、
昇降部材9を昇降させて支持アーム6を支持部4を中心
に揺動させると共に、鋼管1への研削砥石5の圧下力を
油圧シリンダー13の油圧によって調整できるよう構成
されている。
たスクリューシャフト11の正逆回転により昇降する昇
降部材、12はスクリューシャフト11の駆動モータ、
13は昇降部材9に一端を枢着された油圧シリンダー
で、該油圧シリンダー13のロッド14先端は支持アー
ム6の支持部4と研削砥石5とのほぼ中央に枢着され、
被研削円柱物である鋼管1の大きさに対応して駆動モー
タ12を駆動してスクリューシャフト11を回転させ、
昇降部材9を昇降させて支持アーム6を支持部4を中心
に揺動させると共に、鋼管1への研削砥石5の圧下力を
油圧シリンダー13の油圧によって調整できるよう構成
されている。
【0015】上記研削砥石5の鋼管1への圧下力の制御
は、油圧シリンダー13の押圧側への油圧配管15に設
けた油圧計16の油圧を研削制御部17に出力し、研削
制御部17は予め設定された設定圧下力と入力される油
圧との偏差を求め、油圧ユニット18を制御して油圧計
16の油圧が設定圧下力となるよう制御する。また、研
削砥石5の両側には、研削砥石5と相対位置の変化しな
いように取付けられた発光ダイオード19と受光素子2
0からなる光電ユニットが径方向に等間隔(Δd)で多
数配置され、各受光素子20のON−OFFが研削制御
部17に出力される。研削制御部17は、予め設定され
た研削砥石5の中心から最も近い光電ユニットまでの距
離rとOFFの受光素子数nの光電ユニット間隔(Δ
d)から研削砥石5の外径Dを、D=2(r+nΔd)
により近似で演算し、近似の外径Dから研削砥石5の周
速度を演算し、研削砥石5の周速度が予め定めた設定周
速度と一致するよう研削モータ7の回転数を制御するよ
う構成されている。さらに、研削制御部17は、前記に
より求めた研削砥石5の外径Dから研削砥石5の半径減
少量を演算し、駆動モータ12を駆動してスクリューシ
ャフト11を回転させ、研削砥石5の砥石軸を鋼管1の
管軸方向に研削砥石5の半径減少量分移動させるよう構
成されている。なお、21は駆動モータ12の回転数検
出器、22は被研削鋼管1の外径入力ボードである。
は、油圧シリンダー13の押圧側への油圧配管15に設
けた油圧計16の油圧を研削制御部17に出力し、研削
制御部17は予め設定された設定圧下力と入力される油
圧との偏差を求め、油圧ユニット18を制御して油圧計
16の油圧が設定圧下力となるよう制御する。また、研
削砥石5の両側には、研削砥石5と相対位置の変化しな
いように取付けられた発光ダイオード19と受光素子2
0からなる光電ユニットが径方向に等間隔(Δd)で多
数配置され、各受光素子20のON−OFFが研削制御
部17に出力される。研削制御部17は、予め設定され
た研削砥石5の中心から最も近い光電ユニットまでの距
離rとOFFの受光素子数nの光電ユニット間隔(Δ
d)から研削砥石5の外径Dを、D=2(r+nΔd)
により近似で演算し、近似の外径Dから研削砥石5の周
速度を演算し、研削砥石5の周速度が予め定めた設定周
速度と一致するよう研削モータ7の回転数を制御するよ
う構成されている。さらに、研削制御部17は、前記に
より求めた研削砥石5の外径Dから研削砥石5の半径減
少量を演算し、駆動モータ12を駆動してスクリューシ
ャフト11を回転させ、研削砥石5の砥石軸を鋼管1の
管軸方向に研削砥石5の半径減少量分移動させるよう構
成されている。なお、21は駆動モータ12の回転数検
出器、22は被研削鋼管1の外径入力ボードである。
【0016】上記のとおり構成したことによって、入力
ボード22から被研削鋼管1の外径が研削制御部17に
入力されると、研削制御部17は、砥石の外径Dも加味
して駆動モータ12を駆動してスクリューシャフト11
を回転させ、昇降部材9を昇降させて鋼管1の外径に対
応した位置に研削砥石5を位置させる。しかるのち、研
削制御部17は、搬送ロール2により鋼管1がスパイラ
ル状に搬送されてくると、研削モータ7を駆動して回転
伝達部材8を介して研削砥石5を予め設定された周速度
で回転させると共に、油圧ユニット18を制御して油圧
計16の油圧が設定圧下力となるよう制御して鋼管1の
研削が開始される。
ボード22から被研削鋼管1の外径が研削制御部17に
入力されると、研削制御部17は、砥石の外径Dも加味
して駆動モータ12を駆動してスクリューシャフト11
を回転させ、昇降部材9を昇降させて鋼管1の外径に対
応した位置に研削砥石5を位置させる。しかるのち、研
削制御部17は、搬送ロール2により鋼管1がスパイラ
ル状に搬送されてくると、研削モータ7を駆動して回転
伝達部材8を介して研削砥石5を予め設定された周速度
で回転させると共に、油圧ユニット18を制御して油圧
計16の油圧が設定圧下力となるよう制御して鋼管1の
研削が開始される。
【0017】鋼管1の研削が開始されると、研削制御部
17は、油圧シリンダー13の押圧側への油圧配管15
に設けた油圧計16から入力される油圧と予め設定され
た設定圧下力とを比較演算し、油圧ユニット18を制御
して油圧計16の油圧が設定圧下力となるよう制御す
る。また、研削制御部17は、各受光素子20から入力
されるON−OFF信号に基づき、予め設定された研削
砥石5の中心から最も近い光電ユニットまでの間隔rと
OFFの受光素子数n、光電ユニット間隔(Δd)から
研削砥石5の外径Dを、D=2(r+nΔd)により近
似で演算し、近似の外径Dから研削砥石5の周速度を演
算し、研削砥石5の周速度が予め定めた設定周速度と一
致するよう研削モータ7の回転数を制御する。さらに、
研削制御部17は、研削砥石5の外径Dから研削砥石5
の半径減少量を演算し、駆動モータ12を駆動してスク
リューシャフト11を回転させ、研削砥石5の砥石軸を
鋼管1の管軸方向に研削砥石5の半径減少量分移動させ
る。
17は、油圧シリンダー13の押圧側への油圧配管15
に設けた油圧計16から入力される油圧と予め設定され
た設定圧下力とを比較演算し、油圧ユニット18を制御
して油圧計16の油圧が設定圧下力となるよう制御す
る。また、研削制御部17は、各受光素子20から入力
されるON−OFF信号に基づき、予め設定された研削
砥石5の中心から最も近い光電ユニットまでの間隔rと
OFFの受光素子数n、光電ユニット間隔(Δd)から
研削砥石5の外径Dを、D=2(r+nΔd)により近
似で演算し、近似の外径Dから研削砥石5の周速度を演
算し、研削砥石5の周速度が予め定めた設定周速度と一
致するよう研削モータ7の回転数を制御する。さらに、
研削制御部17は、研削砥石5の外径Dから研削砥石5
の半径減少量を演算し、駆動モータ12を駆動してスク
リューシャフト11を回転させ、研削砥石5の砥石軸を
鋼管1の管軸方向に研削砥石5の半径減少量分移動させ
る。
【0018】したがって、研削砥石5は、鋼管1に対し
て常に所定の圧下力で圧下されると共に、研削砥石5の
周速度が常に所定の周速度に制御されると共に、鋼管1
に対して一定角度で接触することとなる。この結果、鋼
管1に曲がり、うねりがあったとしても、また、研削砥
石5の摩耗に左右されることなく、周方向に均一に外面
研削が行われると共に、鋼管1の軸方向にも均一に外面
研削を行うことができる。
て常に所定の圧下力で圧下されると共に、研削砥石5の
周速度が常に所定の周速度に制御されると共に、鋼管1
に対して一定角度で接触することとなる。この結果、鋼
管1に曲がり、うねりがあったとしても、また、研削砥
石5の摩耗に左右されることなく、周方向に均一に外面
研削が行われると共に、鋼管1の軸方向にも均一に外面
研削を行うことができる。
【0019】
【発明の効果】以上述べたとおり、この発明方法によれ
ば、被研削円柱物の軸方向に曲がりがあっても、また、
研削砥石の摩耗に左右されることなく、被研削円柱物の
軸方向および周方向の削り込み量の変動を抑制して均一
な外径研削を、自動的に行うことができる。また、砥石
研削能、砥石原単位の評価が容易となり、被研削円柱物
の材質に適した研削砥石の開発評価に大きく貢献でき
る。
ば、被研削円柱物の軸方向に曲がりがあっても、また、
研削砥石の摩耗に左右されることなく、被研削円柱物の
軸方向および周方向の削り込み量の変動を抑制して均一
な外径研削を、自動的に行うことができる。また、砥石
研削能、砥石原単位の評価が容易となり、被研削円柱物
の材質に適した研削砥石の開発評価に大きく貢献でき
る。
【図1】この発明方法で使用する外面研磨装置の概略側
面図である。
面図である。
【図2】この発明方法の被研削円柱物削り込み量制御方
法の模式図である。
法の模式図である。
【図3】油圧シリンダーの油圧Pと砥石圧下力Sとの関
係を示すグラフである。
係を示すグラフである。
【図4】砥石の摩耗検出と外径演算の原理を示す模式図
である。
である。
1 鋼管 2 搬送ロール 3 架台 4 支持部 5、43 研削砥石 6 支持アーム 7 研削モータ 8 回転伝達部材 9 昇降部材 10 支柱 11 スクリューシャフト 12 駆動モータ 13 油圧シリンダー 14 ロッド 15 油圧配管 16 油圧計 17、44 研削制御部 18 油圧ユニット 19、41 発光ダイオード 20、42 受光素子 21 回転数検出器 22 入力ボード
Claims (1)
- 【請求項1】 被研削円柱物をスパイラル状に搬送しつ
つ外面を周方向ならびに軸方向に均一に砥石で削り込む
被研削円柱物削り込み量制御方法において、研削砥石の
圧下力の変動を検出してフィードバック制御し、かつ研
削砥石の外径減少量を検出して研削砥石の回転数を調節
して砥石の周速度を一定に制御すると共に、砥石軸を半
径減少量分被研削円柱物軸方向に移動させることを特徴
とする外面研磨装置の被研削円柱物削り込み量制御方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20794994A JPH0852653A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 外面研磨装置の被研削円柱物削り込み量制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20794994A JPH0852653A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 外面研磨装置の被研削円柱物削り込み量制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0852653A true JPH0852653A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16548213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20794994A Pending JPH0852653A (ja) | 1994-08-08 | 1994-08-08 | 外面研磨装置の被研削円柱物削り込み量制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0852653A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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KR100747792B1 (ko) * | 2006-03-17 | 2007-08-08 | 정동옥 | 용접대상물 지지장치 |
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CN108515442A (zh) * | 2018-04-04 | 2018-09-11 | 浙江久立特材科技股份有限公司 | 一种钢管外表智能抛光装置 |
CN109590889A (zh) * | 2018-12-17 | 2019-04-09 | 洪冬冬 | 一种多功能工业机械用钢管抛光装置 |
CN111993221A (zh) * | 2020-08-31 | 2020-11-27 | 东阳市刚刚电器销售有限公司 | 一种五金用品修理用维护工作台 |
-
1994
- 1994-08-08 JP JP20794994A patent/JPH0852653A/ja active Pending
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