JP2005218608A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】かみそりヘッドが本体ケースに対して浮動可能に支持してある3D支持方式の電気かみそりにおいて、ヘッドユニットの全方位方向への追随傾動を可能としながら、ひげ切断面の不必要な旋回や傾動を規制して、切断動作の無駄を省き、効果的にひげそりできる電気かみそりを提供する。
【解決手段】ヘッドユニット2と、本体ケース1に装填した電装品ユニット3の内フレーム11との間に浮動支持構造を設ける。浮動支持構造は、ヘッドユニット2の下部に設けたフロート台56を押し上げ付勢するばね57と、フロート台56の前後面、および左右面に設けた二組の支点ピン70・72と、内フレーム11の上部のフロート枠55に設けられて、各支点ピン70・72を案内支持する上下方向の二組のガイド溝64・65とで構成する。互いに係合する支点ピン70・72とガイド溝64・65とで、ヘッドユニット2の縦中心軸まわりの旋回動作を規制する。
【選択図】図1

Description

本発明は、かみそりヘッドが本体ケースに対して前後、左右、上下、あるいは斜め方向の全方位方向へ浮動可能に支持されている、いわゆる3D支持方式の電気かみそりに関する。
この種の電気かみそりは、例えば本出願人の出願に係る特許文献1、2に公知である。そこでは、筒枠状のモーターホルダーの左右側面に前後一対ずつの脚片(可動係合片)を下向きに突設してあり、これら4個の脚片は、シール枠の内底壁に設けた前後一対ずつの受爪(固定係合片)で抜け外れ不能に受け止めている。前後の受爪の間にはばね座が設けてあり、ばね座とモーターホルダーとの間に、かみそりヘッド全体を支持する圧縮コイル形のばねを左右に配置してある。かみそりヘッドが押されて、脚片と受爪とが分離した状態では、かみそりヘッドは2個のばねと防水シールのみで支えられた不安定な状態になるので、ひげ切断面は、外力が作用する方向に従って上下、左右、前後、あるいは斜方向へ滑らかに追随傾動できる。
特開2002−325984号公報(段落番号0038、図10) 特開2003−117268号公報(段落番号0028、図10)
上記の浮動支持構造によれば、かみそりヘッドのひげ切断面を、外力が作用する方向に従って全方位へ追随傾動させることできる。しかし、2個のばねと防水シールのみで支えられた不安定な状態にすることで、かみそりヘッドを追随傾動させるので、ひげ切断面が不必要に傾動し、ふらつく傾向がある。例えば、ひげ切断面に接触する肌面が変化すると、使用者の意図とは関係なく、かみそりヘッドが本体ケースの中心軸まわりに旋回変位して、切断姿勢が変化するのである。このように、ひげ切断動作に無駄があると、ひげそりに余分な時間が掛かることになる。こうした姿勢変動は、ばねの弾性力を強くすることである程度は抑制できるが、そうすると追随傾動動作の円滑さが損なわれてしまう。個人の好みやくせに応じてばね圧を調整して、追随傾動動作の円滑さを維持しながら、無用な切断姿勢の変化を抑止することも考えられるが、多数個の部品が集約的に組み込まれている本体ケース内で、ばね圧調整を行うことは難しい。
本発明の目的は、全方位方向への追随傾動を可能としながら、ひげ切断面の不必要な旋回や傾動を規制でき、したがって切断動作の無駄を省いて効果的にひげそりできる電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、より簡単な構造でひげ切断面の不必要な旋回を規制でき、その分だけ構造が簡単で、組立に要する手間が少なくて済む浮動支持構造を備えた電気かみそりを提供することにある。
本発明の電気かみそりは、モーター20および切断刃21を含むヘッドユニット2が、本体ケース1とヘッドユニット2との間に設けた浮動支持構造で前後、左右、上下、斜めの全方位方向へ傾動可能に浮動支持してある。その浮動支持構造は、内フレーム11の上部に設けたフロート枠55と、ヘッドユニット2の下部に設けたフロート台56と本体ケース1との間に介装されて、ヘッドユニット2を押し上げ付勢するばね57と、フロート台56の前後面、および左右面に設けた二組の支点ピン70・72と、フロート枠55に設けられて各支点ピン70・72を案内支持する上下方向の二組のガイド溝64・65とで構成する。以て、互いに係合する支点ピン70・72と本体ケース1の側にガイド溝64・65とで、ヘッドユニット2の縦中心軸まわりの旋回動作が規制されていることを特徴とする(請求項1)。
ヘッドユニット2の縦中心軸P2は、本体ケース1の縦中心軸P1に対して前後いずれかへ傾斜しており、左右一対のガイド溝64の溝中心は、ヘッドユニット2の縦中心軸P2に沿って傾斜している(請求項2)。
前後、左右のガイド溝64・65の少なくとも一方は、それぞれ一対のリブ壁60の間に形成し、リブ壁60を上すぼまり状に張り出して、その内縁を傾斜させることができる(請求項3)。
本体ケース1に装填される電装品ユニット3の内フレーム11の上部にフロート枠55を設ける。フロート枠55の前後、および左右に、各支点ピン70・72を案内支持する二組のガイド溝64・65を形成する。前後のガイド溝65と左右のガイド溝64とのいずれか一方は、フロート枠55の上縁近傍で開口するように設定できる(請求項4)。
フロート枠55は内フレーム11と一体に成形し、その前後、および左右にガイド溝64・65を形成することができる(請求項5)。
フロート台56と内フレーム11との間には、電装品ユニット3を水密状にシールするためのケースパッキン80が配置されており、内フレーム11の上端には、ケースパッキン80の下開口縁を装着するシール枠61が一体に形成されており、ガイド溝64・65を形成する側枠59、およびリブ壁60でシール枠61が支持されている(請求項6)。
本発明では、本体ケース1とヘッドユニット2の下部に設けたフロート台56とを、前後左右の二組の支点ピン70・72と、上下方向の二組のガイド溝64・65とを介して連結し、両者55・56間に設けたばね57で押し上げ付勢することにより、ヘッドユニット2を前後、左右、上下、斜めの全方位方向へ傾動可能に浮動支持した。換言すると、二組の支点ピン70・72と、二組のガイド溝64・65とが係合する状態下で、ヘッドユニット2を全方位方向へ傾動可能に浮動支持するので、ヘッドユニット2が縦中心軸P2まわりに旋回変位するのを支点ピン70・72とガイド溝64・65とで確実に防止しながら、ひげ切断面を肌面に沿って全方位方向へ追随傾動できる。したがって、使用時におけるひげ切断面の不必要な旋回や傾動を規制し、ひげそり時の切断動作の無駄を省いて効果的なひげそりが行える。本体ケース1の前後面にきわぞり刃8備えている電気かみそりの場合には、ヘッドユニット2がきわぞり刃8の駆動反力を受けて往復振動するのを確実に防止できるので、振動子46からきわぞり刃8への動力伝動効率が向上する。
互いに係合する前後左右の支点ピン70・72、およびガイド溝64・65で、ヘッドユニット2の旋回動作を規制するので、より簡単な構造でひげ切断面の不必要な旋回を規制でき、その分だけ構造が簡単になり、組立に要する手間が少なくて済む浮動支持構造を備えた電気かみそりが得られる。ばね57は、不使用状態においてヘッドユニット2を中立姿勢に戻す弾性力を備えていれば足りるので、その選定に気を使う必要もない(請求項1)。
ヘッドユニット2の縦中心軸P2が、本体ケース1の縦中心軸P1に対して前後いずれかに傾斜する電気かみそりによれば、より楽な姿勢で、ヘッドユニット2のひげ切断面を肌に押し付けてひげを剃ることができ、電気かみそりを支持する手先の動作の無駄を省いて効果的にひげそりを行える。さらに、左右一対のガイド溝64の溝中心が、ヘッドユニット2の縦中心軸P2に沿って傾斜していると、ばね57に逆らうヘッドユニット2の押し込み力の方向と、沈み込み方向とを一致させて、押し込み反力を小さくすることができるので、ガイド溝64の溝中心が本体ケース1の縦中心軸P1に沿って形成してある場合に比べて、ヘッドユニット2の沈み込み動作や傾動動作などの追随動作が円滑になる(請求項2)。
ガイド溝64・65を形成する一対のリブ壁60を上すぼまり状に張り出して、その内縁を傾斜させた浮動支持構造、例えば、前側のガイド溝65を形成するリブ壁60を上すぼまり状に張り出す浮動支持構造においては、ヘッドユニット2が左右のガイド溝64に沿って押し下げ操作されるとき、前(または後)の支点ピン72とガイド溝65との係合量が減少するのを防止して、前後の支点ピン72とガイド溝65との係合状態を常に適正な状態に維持でき、ヘッドユニット2が前後(あるいは左右)に大きく傾動する状態において、支点ピン72(70)がガイド溝65(64)から外れるのを確実に防止できる。また、ヘッドユニット2が大きく沈み込んだままで、前後あるいは左右方向へ傾動した状態では、ばね57の弾性力が大きくなって支点ピン70・72とガイド溝64・65とに強い力が作用し、支点ピン70・72がガイド溝64・65から外れるおそれがあるが、上記のようにガイド溝64・65を裾広がり状に形成しておくと、ヘッドユニット2がどのように傾動したとしても支点ピン70・72がガイド溝74・65から外れるのを確実に防止できる(請求項3)。
前後のガイド溝65と左右のガイド溝64とのいずれか一方、例えば前後のガイド溝65がフロート枠55の上縁近傍で開口していると、前後左右の支点ピン70・72を同時にガイド溝64・65に係合装着する必要がなく、左右の支点ピン70をガイド溝64に係合装着するだけで、前後の支点ピン72をガイド溝65に係合するので、ヘッドユニット2と電装品ユニット3との組立が簡単にしかも少ない手間で行える(請求項4)。
フロート枠55を内フレーム11と一体に成形し、その前後、および左右にガイド溝64・65を形成した浮動支持構造によれば、フロート枠55を別部品で形成する場合に比べて、構造が簡素化しコスト削減に寄与できる。ヘッドユニット2を電装品ユニット3に組み付けた状態で、動力系統の動作確認と、浮動支持構造の動作を確認することができるので、ヘッドユニット2および電装品ユニット3を本体ケース1に組み付ける前の段階で、組立ミスや動作不良を発見して組立作業の信頼性を向上できる。組立後の完成品検査を簡略化できる利点もある(請求項5)。
内フレーム11の上端に、ケースパッキン80の下開口縁を装着するシール枠61を一体に形成し、ガイド溝64・65を形成する側枠59、およびリブ壁60を利用してシール枠61を支持する浮動支持構造によれば、構造の簡素化を図りながらフロート枠55の構造強度を充分なものに確保でき、ヘッドユニット2が傾動する場合にシール枠61が変形したり、あるいは揺れ動いたりするのを解消して、ヘッドユニット2を安定した状態下で浮動支持できる(請求項6)。
図1ないし図10は本発明を適用したロータリー式電気かみそりの実施例を示す。図2ないし図4において電気かみそりは、本体ケース1と、その上部に設けられるヘッドユニット2と、本体ケース1に収容される電装品ユニット3とを含む。本体ケース1の前面には、モーター起動用のスイッチボタン4や、モーターの運転状態を切り換えるセレクトボタン5と、各種の表示体とが設けてある。図3において本体ケース1の背面側には、きわぞり刃8と、きわぞり刃8を使用姿勢へ押し上げ操作するスライドノブ9とを設けてある。図3においてヘッドユニット2の縦中心軸P2は、本体ケース1の縦中心軸P1に対してケース前面側へ傾斜している。この傾斜角度は10度である。
図4において電装品ユニット3は、内フレーム11と、その前面および後面に配置される回路基板12および左右一対の2次電池(電池)13と、回路基板12に実装されるスイッチ、および複数個の表示用LEDなどで構成してある。本体ケース1は、上面のみが開口する有底筒状の筒ケースからなり、その内部に電装品ユニット3が装填され、ケース底壁に挿通したビス14を電装品ユニット3の下端のねじボスにねじ込むことにより、電装品ユニット3を本体ケース1と一体化できる。ビス14および底壁に露出する充電用のプラグピン15は、それぞれシールリングで水密状に封止してある。
図5においてヘッドユニット2は、横置き配置したモーター20と、モーター動力を前後一対のメイン刃(切断刃)21に伝える第1伝動系と、モーター動力をメイン刃21の間に配置したセンター刃22に伝動する第2伝動系と、モーター20および両伝動系の構成部品を収容するケース群などで構成されている。図5においては、メイン刃21とセンター刃22とが前後に重なるのを避けて、第1伝動系の構造を明確化するためにメイン刃21を上方へずらして表現した。
第1伝動系は、前段減速機構と、同機構とメイン刃21との間に配置される巻掛伝動機構などで構成する。前段減速機構は、太陽歯車25と、遊星歯車26と、遊星フレーム27と、内歯歯車28、および減速ケース29を構成要素とする遊星歯車機構とからなり、減速した動力を遊星フレーム27に固定した減速軸30で出力する。巻掛伝動機構は、減速軸30に固定の原動プーリー32と、従動プーリー33と、両プーリー32・33に巻き掛けたタイミングベルト34とを含む。従動プーリー33は終段軸35に固定してある。終段軸35の反対側の軸端に終段ギヤ36を固定してある。終段ギヤ36で、メイン刃21の内刃21aに固定した内刃ギヤ37が駆動される。
メイン刃21は、前後一対の内刃21aと、外刃ホルダー6に装着の外刃21bとで構成した仕上げ用の切断刃であり、主として短毛を切断する。同様に、センター刃22は、往復駆動される可動内刃22aと、固定支持される固定外刃22bとで構成してあり、長毛やくせ毛を荒剃り切断する。内刃21aはロータリー刃、外刃21bは網刃、可動内刃22aおよび固定外刃22bは断面逆U字状のスリット刃で形成してある。
第2伝動系は、巻掛伝動機構の中途部から分岐されて、回転動力をモーター20の上方へ伝動する。詳しくは、分岐軸40の一端に固定されてタイミングベルト34と噛み合う分岐プーリー41と、分岐軸40の他端に固定したフェースギヤ42と、フェースギヤ42に噛み合う中間ギヤ43と、中間ギヤ43に噛み合うカムギヤ44と、カムギヤ44に一体形成された偏心カム45と、偏心カム45で左右方向に往復駆動される振動子46とで第2伝動系を構成し、振動子46の上面に設けた駆動軸47でセンター刃22の内刃22aを駆動する。振動子46の往復動作は、図7に示す揺動レバー48できわぞり刃8に伝動されて、その可動内刃を駆動する。
きわぞり刃8は、バリカン刃状の固定刃85および可動刃86と、揺動レバー48の動力を受け継ぐ受動片87などを備えており、きわぞり刃8の全体をスライドノブ9で押し上げ操作することにより、受動片87が揺動レバー48の駆動溝49(図7および図10参照)と係合して往復動力を可動刃86に伝える。
図5において、符号50はモーター20を収容するモーターケースである。モーターケース50はアルミニウムを素材とするダイキャスト成形品からなり、有底筒状の本体部の下面左右に、後述するフロート台56を締結固定するためのねじボス51が一体に突設してある。
上記構成のヘッドユニット2を前後、左右、上下、斜めの全方位方向へ傾動可能に浮動支持するために、電装品ユニット3の内フレーム11とヘッドユニット2との間には浮動支持構造を設けてある。図6ないし図9において浮動支持構造は、内フレーム11の上部に設けたフロート枠55と、モーターケース50の下部に設けたフロート台56との間に介装されて、ヘッドユニット2を押し上げ付勢する左右一対のばね57と、フロート枠55とフロート台56とを全方位方向へ傾動可能に連結する連結構造とで構成されている。
図4および図6においてフロート枠55は、内フレーム11の電池収容部の上端左右に突設された左右一対の側枠59と、電池収容部の上端前後に突設される前後二組のリブ壁60と、これら両者59・60で支持される横長長円状のシール枠61などで構成してあり、その内底部分にばね57を受け止める一対のばね受ボス62を突設してある。左右の側枠59のそれぞれに、後述する左右の支点ピン70を移行案内するガイド溝64が長円状に形成されている。図7に示すようにガイド溝64は、ヘッドユニット2の縦中心軸P2と平行に傾斜している。
前後一対ずつのリブ壁60によって、後述する前後の支点ピン72を移行案内するガイド溝65を形成してある。図6において前後一対ずつのリブ壁60は、シール枠61の下部内面に突設されているので、前後のガイド溝65の上端は開放されている。その意味は後述する。前後のリブ壁60のうち、前側のリブ壁60は、フロート枠55の内底からシール枠61へ向かって上すぼまり状に形成してあって(図7参照)、その後縁(内縁)の傾斜角度がヘッドユニット2の傾斜角度より大きくなるように傾斜させてある。左右の支点ピン70が左右のガイド溝64で案内されて下降するとき、前側の支点ピン72と前側のガイド溝65との係合量が減少するのを防ぎ、ヘッドユニット2が左右の支点ピン70を中心にしながら前後傾動するとき、前側の支点ピン72がガイド溝65から抜け出るのを防ぐためである。なお、図7および図10に示すように、後側のガイド溝65を形成するリブ壁60は、シール枠61へ向かって上すぼまり状に形成してある訳ではないが、左右のガイド溝64が前倒れ状に傾斜しているので、左右の支点ピン70が左右のガイド溝64に沿って下降するとき、後側の支点ピン72と後側のガイド溝65との係合量も徐々に増加でき、したがって、ヘッドユニット2が左右の支点ピン70を中心にしながら前後傾動するとき、前側の支点ピン72と同様に、後側の支点ピン72がガイド溝65から抜け出るのを防止できる。つまり、後側のガイド溝65を形成するリブ壁60は、上すぼまり状に張り出し形成した前側のリブ壁60と同等の効果を発揮できる。
図8においてフロート台56は、横長長円状の台本体68を有し、その左右両側に下向きに突出する脚片69を設け、両脚片69の下端外面に左右一対の丸軸からなる支点ピン70を突設し、台本体68の前後中央に下向きに突出する脚片71を設け、両脚片71の下端外面に左右一対の丸軸からなる支点ピン72を突設してなる。台本体68の上端には後述するケースパッキン80を装着するためのシール壁73を形成してあり、その内底にモーターケース50のねじボス51と嵌合する連結穴74が形成されている(図6参照)。連結穴74に臨む台本体68の底面には、フロート台56をモーターケース50に締結するビス75用のボスと、ばね57用のばね受ボス76が突設されている。ばね受ボス76の一方がビス75用のボスを兼ねる。
電装品ユニット3を水密状にシールするために、フロート台56とフロート枠55(内フレーム)との間にケースパッキン80を配置してある。図6においてケースパッキン80は、上下面が開口する成形パッキンからなり、その上部にシール壁73に嵌め込まれる上シール部81を有し、上シール部81の周囲に張り出されたスカート壁82の下部開口にシール枠61に嵌め込まれる下シール部83を一体に備えている。装着状態におけるケースパッキン80は、ヘッドユニット2を中立位置へ戻すための弾性体を兼ねていて、ばね57の復帰付勢作用を補助する。
上シール部81をフロート台56のシール壁73に嵌め込んだ状態で、モーターケース50のねじボス51に連結穴74を嵌合し、ビス75をフロート台56の下面側からねじボス51にねじ込むことによって、図7に示すようにフロート台56をモーターケース50と一体化し、これら両者50・56の接合面をシール壁73でシールすることができる。なお、モーター20用の給電リードは、シール壁73で囲まれた空間を介してモーターケース50から導出され、フロート台56の下方空間へ引き出されて、回路基板12側のリード線と結線される。
上記のように、フロート台56およびケースパッキン80が組み付けられたヘッドユニット2は、前後左右の支点ピン70・72をフロート枠55のガイド溝64・65に組み付けることによって、フロート枠55(内フレーム)と連結される。組み付け時には、フロート枠55内に一対のばね57を装填したのち、左右の支点ピン70の一方をガイド溝64に差し込み係合し、図1に示すようにヘッドユニット2を傾動しながら、脚片69を弾性変形させて他方の支点ピン70をガイド溝64に係合する。このとき、前後のガイド溝65の上端を開放してあるので、単に左右の支点ピン70を左右のガイド溝64に係合するだけで、前後の支点ピン72を対応するガイド溝65に係合させることができる。
ヘッドユニット2をフロート枠55に連結した後、下シール部83をシール枠61に嵌め込み装着することにより、ヘッドユニット2と電装品ユニット3とを一体化できる。この組み付け状態で、回路基板12に組まれたスイッチを操作することにより、モーター20および動力伝動機構の動作を確認し、同時にヘッドユニット2の浮動支持構造の動作を確認することができる。このように、ヘッドユニット2と電装品ユニット3を一体化した状態で、動作部分の作動状態を確認できるようにすると、組立ミスや動作不良を早い段階で発見して組立作業の信頼性を向上できるうえ、組立後の完成品検査を簡略化できる。この後、電装品ユニット3を本体ケース1に装填し、電装品ユニット3の下端のねじボスをビス14でケース底壁に締結することにより、ヘッドユニット2と電装品ユニット3とを本体ケース1と一体化できる。この組み付け状態において、ケースパッキン80の下シール部83は、本体ケース1の内ケース1aとシール枠61とに挟持されて、両者1a・61間の隙間を封止する。
以上のように構成した電気かみそりによれば、ヘッドユニット2が各支点ピン70・72まわりに回動し、あるいは各支点ピン70・72のひとつ以上がガイド溝64・65に沿って沈み込むことにより、図1および図10に示すようにヘッドユニット2を前後、左右、上下、および斜めの全方位方向へ傾動可能に浮動支持して、ひげ切断面を肌面の変化に円滑に追随させることができる。ばね57の弾性力に逆らって押し込み操作されたヘッドユニット2は、基本的にばね57とケースパッキン80で支えられている。しかし、ヘッドユニット2の傾動姿勢がどのように変化しても、各支点ピン70・72とガイド溝64・65とは、図9に示すように常に係合状態を維持し続けるので、ヘッドユニット2が縦中心軸P2まわりに旋回するのを確実に防止して、ひげ切断面が不必要に傾動し、ふらつくのを確実に解消する。きわぞり刃8を使用するとき、切断反力を受けたヘッドユニット2が、縦中心軸P2まわりに往復振動することも解消できる。
上記の実施例では、メイン刃がロータリー式の内刃21aである場合について説明したが、メイン刃往復動式の切刃を備えた切断刃であってもよい。モーター20は横置き型である必要は無く縦置き型であってもよい。ヘッドユニット2の縦中心軸P2は、ケース本体1の縦中心軸P1に対して傾斜させる必要はない。ガイド溝64・65はそれぞれ上端が開放してあってもよい。その場合には、別途設けたストッパーでフロート台56を抜け止め支持する。このように、ストッパーを別途設ける場合には、上記の実施例における前後のガイド溝65の開放端をストッパーで塞いで、前後の支点ピン72の傾動限界を規制することができる。ばね57を1個のみ設け、あるいは2個以上設けることができる。
ガイド溝64・65は本体ケース1の内面に設けたリブ壁に形成することができ、あるいは内フレーム11とは別体のフロート枠55に形成することができる。この場合のフロート枠55は、本体ケース1と内フレーム11のいずれかに装着固定する。上記の実施例においては、前後のリブ壁60のうち、前側のリブ壁60のみを、フロート枠55の内底からシール枠61へ向かって上すぼまり状に形成したが、その必要はなく後側のリブ壁60を同様に形成することができる。必要があれば、左右のガイド溝64を前後一対のリブ壁で形成して、リブ壁をフロート枠55の内底からシール枠61へ向かって上すぼまり状に形成することができる。
ヘッドユニットの浮動支持構造を示す縦断正面図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 電気かみそりの分解斜視図である。 切断刃の駆動機構を示す断面図である。 浮動支持構造を示す分解正面図である。 浮動支持構造を示す縦断側面図である。 フロート台とその周辺構造を示す斜視図である。 支点ピンとガイド溝の係合形態を示す横断平面図である。 ヘッドユニットの傾動動作例を示す縦断側面図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 ヘッドユニット
3 電装品ユニット
11 内フレーム
20 モーター
21 切断刃
55 フロート枠
56 フロート台
57 ばね
59 側枠
60 リブ壁
61 シール枠
64・65 ガイド溝
70・72 支点ピン
80 ケースパッキン
P1 本体ケースの縦中心軸
P2 ヘッドユニットの縦中心軸

Claims (6)

  1. モーター(20)および切断刃(21)を含むヘッドユニット(2)が、本体ケース(1)とヘッドユニット(2)との間に設けた浮動支持構造で前後、左右、上下、斜めの全方位方向へ傾動可能に浮動支持してある電気かみそりであって、
    浮動支持構造は、内フレーム(11)の上部に設けたフロート枠(55)と、ヘッドユニット(2)の下部に設けたフロート台(56)と本体ケース(1)の間に介装されて、ヘッドユニット(2)を押し上げ付勢するばね(57)と、フロート台(56)の前後面、および左右面に設けた二組の支点ピン(70)・(72)と、本体ケース(1)の側にフロート枠(55)に設けられて各支点ピン(70)・(72)を案内支持する上下方向の二組のガイド溝(64)・(65)とで構成されており、
    互いに係合する支点ピン(70)・(72)とガイド溝(64)・(65)とで、ヘッドユニット(2)の縦中心軸まわりの旋回動作が規制されていることを特徴とする電気かみそり。
  2. ヘッドユニット(2)の縦中心軸(P2)が、本体ケース(1)の縦中心軸(P1)に対して前後いずれかへ傾斜しており、
    左右一対のガイド溝(64)の溝中心が、ヘッドユニット(2)の縦中心軸(P2)に沿って傾斜している請求項1記載の電気かみそり。
  3. 前後、左右のガイド溝(64)・(65)の少なくとも一方が、それぞれ一対のリブ壁(60)の間に形成されており、
    リブ壁(60)を上すぼまり状に張り出して、その内縁が傾斜させてある請求項1または2記載の電気かみそり。
  4. 本体ケース(1)に装填される電装品ユニット(3)の内フレーム(11)の上部にフロート枠(55)が設けられており、
    フロート枠(55)の前後、および左右に、各支点ピン(70)・(72)を案内支持する二組のガイド溝(64)・(65)が形成されており、
    前後のガイド溝(65)と左右のガイド溝(64)とのいずれか一方が、フロート枠(55)の上縁近傍で開口している請求項1または2または3記載の電気かみそり。
  5. フロート枠(55)が内フレーム(11)と一体に成形されて、その前後および左右にガイド溝(64)・(65)が形成されている請求項4記載の電気かみそり。
  6. フロート台(56)と内フレーム(11)との間に、電装品ユニット3を水密状にシールするためのケースパッキン(80)が配置されており、
    内フレーム(11)の上端に、ケースパッキン(80)の下開口縁を装着するシール枠(61)が一体に形成されており、
    ガイド溝(64)・(65)を形成する側枠(59)、およびリブ壁(60)でシール枠(61)が支持されている請求項4または5記載の電気かみそり。
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