JP2007054161A - 電気かみそり - Google Patents

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Abstract

【課題】かみそりヘッドを肌面の変化に追随して自由に傾動できながら、肌面に沿って移動するかみそりヘッドを安定した状態に維持し、効果的にひげを切断できるフロート構造を提供する。併せてフロート構造の著しく簡素化し組み立ての手間を省く。
【解決手段】モーター43およびモーター動力で駆動される内刃24を含むかみそりヘッド2と、かみそりヘッド2と本体ケース1との間に設けられて、かみそりヘッド2を浮動支持するフロート構造とを備えている。フロート構造は、かみそりヘッド2の機軸中心Pの近傍に設けられる1個の傾動軸90と、傾動軸90を傾動可能に、しかし分離は不能に係合保持する傾動ベース91と、かみそりヘッド2を押し上げ付勢する複数個のフロートばね92とを含む。傾動軸90はかみそりヘッド2に固定し、傾動ベース91は本体ケース1に固定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、モーターを含むかみそりヘッドが、フロート構造を介して本体ケースで浮動可能に支持してある電気かみそりに関する。
本発明の電気かみそりの浮動支持構造に関して、モーターを含むかみそりヘッドを左右一対のばねで浮動支持することは公知である(特許文献1参照)。そこでは、モーターホルダーの左右に設けた合計4個の保持脚片を、本体ケース側に設けた受爪に係合し、さらに前後の保持脚片の間と本体ケースとの間に左右一対のばねを介装して、かみそりヘッドを前後、左右、上下の全方位方向へ浮動可能に支持している。さらに、ひげそりブロックを前後方向へ首振り可能に支持している。かみそりヘッドを水洗い可能とするために、かみそりヘッドの下面と本体ケースの上開口面との間を、キャップ状の成形パッキンでシールしている。
特開2002−325984号公報(段落番号0038、図8)
上記の電気かみそりでは、合計4個の保持脚片を本体ケースの受爪に係合して、かみそりヘッドを抜け止めしている。さらに、縦置き配置したモーターの大半の部分が本体ケースに収容される状態で、かみそりヘッドを浮動支持している。その関係で、かみそりヘッドの前後および左右方向への傾動角度が小さく、前後方向の傾動不足を補うために、ひげそりブロックを前後方向へ首振り可能に支持している。このようにかみそりヘッドを浮動支持し、さらにひげそりブロックを首振り可能に支持する電気かみそりは、ヘッド支持構造が複雑になるうえ、組み立てに多くの手間が掛かるのを避けられず、全体として電気かみそりの製造に要するコストが高く付く。
かみそりヘッドを肌面に押し付けた状態、つまりかみそりヘッドを本体ケース側へ押し下げた状態では、4個の保持脚片が本体ケースの受爪から離れ、左右のばねのみでかみそりヘッドが支持されることになる。この状態のかみそりヘッドは僅かな外力を受けて傾動しやすく、非常に不安定となる。そのため肌面に押し付けたままで、かみそりヘッドを肌面に沿って移動させるとき、かみそりヘッドを一定の姿勢に安定させるのが難しく、ひげ切断面がぐらつきやすいため効果的にひげ切断を行えない。
かみそりヘッドと本体ケースとの間をシールする成形パッキンは、かみそりヘッドが傾動するとき繰り返し弾性変形されるので、長期使用時にシール膜面が劣化しやすい。大きな表面積の成形パッキンでかみそりヘッドと本体ケースとの間をシールするので、かみそりヘッドと本体ケースとの間に入り込んだ異物によって、シール膜面が破られて防水構造が破壊されてしまうおそれもある。
本発明の目的は、かみそりヘッドを自由に傾動できる状態で浮動支持できるにもかかわらず、フロート構造を著しく簡素化し組み立ての手間を大幅に省いて、その分だけ製造に要するコストが少なくて済む電気かみそりを提供することにある。本発明の目的は、かみそりヘッドを肌面の変化に追随して自由に傾動できるにもかかわらず、肌面に沿って移動するかみそりヘッドの姿勢を安定した状態に維持でき、したがって効果的にひげを切断できる電気かみそりを提供することにある。
本発明の電気かみそりは、モーター43およびモーター動力で駆動される内刃24を含むかみそりヘッド2と、かみそりヘッド2と本体ケース1との間に設けられて、かみそりヘッド2を浮動支持するフロート構造とを備えている。フロート構造は、かみそりヘッド2の機軸中心Pの近傍に設けられる1個の傾動軸90と、傾動軸90を傾動可能に、しかし分離は不能に係合保持する傾動ベース91と、かみそりヘッド2と本体ケース1との間に設けられて、かみそりヘッド2を押し上げ付勢する複数個のフロートばね92とを含む。傾動軸90と傾動ベース91とのいずれか一方はかみそりヘッド2に固定し、残る他方は本体ケース1に固定する。
傾動ベース91を本体ケース1の側に設け、傾動軸90をかみそりヘッド2の側に設ける。傾動ベース91は、挿通穴95が通設してある座壁96と、座壁96の周囲に連出される装着片97とを一体に備えている。傾動軸90を座壁96の挿通穴95に挿通連結することにより、傾動軸90を傾動ベース91で傾動可能に支持する。装着片97とかみそりヘッド2の下面との間に左右一対のフロートばね92を配置する。
傾動ベース91は、座壁96と、座壁96の周囲から段落状に張り出される左右一対の装着片97とを一体に備えたプレス成形金具からなる。挿通穴95に挿通した傾動軸90を、座壁96に受け止められる止具90bで分離不能に係合保持する。
傾動ベース91は、座壁96と、座壁96の周囲からそれぞれ段落状に張り出される、左右一対の装着片97・97と、前後一対の装着片98・98とを一体に備えた十文字状の金具で構成する。左右一対の装着片97・97は、本体ケース1の上面に設けた左右一対の位置決め突起105と係合して位置決めされる。前後一対の装着片98・98のいずれか一方の装着片98を、本体ケース1の上面に設けた係合凹部104に差し込み係合し、残る装着片98を本体ケース1の上面にビス106で締結固定する。
本体ケース1の上面左右に設けた位置決め突起105と、かみそりヘッド2の下面左右との間にフロートばね92を配置して、位置決め突起105が、フロートばね92の移動を規制する規制突起を兼ねるようにする。
電池3および制御基板4を本体ケース1に水密状に封入し、モーター43をモーターケース44に水密状に封入することにより、かみそりヘッド2を水洗い可能に構成する。モーターケース44から導出した給電リード110を本体ケース1の内部に導入するためのリード通口112を、傾動ベース91の装着片97を受け止める本体ケース1の上面に開口する。以て、リード通口112に装着した給電リード110用のシール体113を、装着片97で押さえ固定する。
本発明では、かみそりヘッド2の機軸中心Pの近傍に設けられる1個の傾動軸90と、傾動軸90を傾動可能に、しかし分離は不能に係合保持する傾動ベース91と、かみそりヘッド2を押し上げ付勢する複数個のフロートばね92とでフロート構造を構成し、傾動軸90と傾動ベース91との相対傾動動作と、フロートばね92の姿勢復帰作用によってかみそりヘッド2を浮動支持できるようにした。このように、1個の傾動軸90と傾動ベース91とを相対傾動させてかみそりヘッド2を浮動支持するフロート構造によれば、従来のフロート構造に比べて、フロート構造を簡素化し組み立ての手間を大幅に省くことができ、その分だけ電気かみそりの製造に要するコストを削減できる。
かみそりヘッド2がフロートばね92で支持された状態において、傾動軸90と傾動ベース91とは、相対傾動できる関係にありながら、常に係合状態を維持し続けて両者90・91が相対的にふらつくのを規制できる。したがって、かみそりヘッド2を肌面の変化に追随して自由に傾動させながらひげを切断できるにもかかわらず、かみそりヘッド2がふらつくのを規制して安定した姿勢を維持でき、従来の電気かみそりに比べてより効果的にひげを切断できる。
かみそりヘッド2の側に設けた傾動軸90を、本体ケース1の側に設けた傾動ベース91で傾動可能に支持し、傾動ベース91の装着片97とかみそりヘッド2の下面との間に、左右一対のフロートばね92を配置するフロート構造によれば、かみそりヘッド2と本体ケース1との間に配置したフロート構造の設置空間を利用してかみそりヘッド2を傾動させることができる。さらに、かみそりヘッド2および本体ケース1の内部に、傾動軸90、傾動ベース91、およびフロートばね92などを収容するための空間を確保する必要がないので、かみそりヘッド2および本体ケース1の構造が複雑化するのを解消し、組み立てに要する手間を軽減できる。
座壁96と、段落状に張り出される左右一対の装着片97とを備えたプレス成形金具で傾動ベース91を形成し、座壁96の挿通穴95に挿通した傾動軸90を止具90bで分離不能に係合保持するフロート構造によれば、傾動軸90と傾動ベース91との係合位置を座壁96の高さ寸法分だけかみそりヘッド2側へ近付けて、傾動軸90の突出寸法を短くし、その分だけ傾動軸90に作用する外力モーメントを小さくできるので、荷重が集中する傾動軸90の破損や変形を良く防止できる。左右一対のフロートばね92を、左右の装着片97とかみそりヘッド2の下面との間に配置すると、傾動軸90と傾動ベース91とフロートばね92との三者をかみそりヘッド2に組み付けることにより、フロート構造の動作を確認したうえで本体ケース1に組み付けることができるので、フロート構造の構造不良や機能不良を事前に発見して、修復の手間を軽減できる。
左右一対の装着片97・97や、前後一対の装着片98・98などで傾動ベース91を十文字状に構成し、左右一対の装着片97・97を本体ケース1に設けた位置決め突起105に係合して位置決めし、さらに前後一対の装着片98・98の一方を本体ケース1の上面に設けた係合凹部104に差し込み係合し、残る装着片98を本体ケースの上面にビス106で締結固定するフロート構造によれば、傾動ベース91を少ない個数のビス106で本体ケース1に締結固定できるので、傾動ベース91を固定するための組み立て工数を減少できる。さらに3個の装着片97・98を、本体ケース1に設けた位置決め突起105と係合凹部104とで位置決めするので、傾動ベース91を固定するビス106の個数が少ないにもかかわらず、傾動ベース91を常に適正に組むことができる。
本体ケース1の上面左右に設けた位置決め突起105と、かみそりヘッド2の下面左右との間にフロートばね92を配置して、位置決め突起105が、フロートばね92の移動を規制する規制突起を兼ねるようにしたフロート構造によれば、かみそりヘッド2が傾動するときのフロートばね92の移動を位置決め突起105で確実に防止して、フロートばね92のばね力をかみそりヘッド2に対して常に適正に作用させることができ、したがって、傾動したかみそりヘッド2の姿勢復帰動作を常に確実に行うことができる。
本体ケース1に水密状に封入した制御基板4と、モーターケース44に水密状に封入したモーター43とは、モーターケース44から導出した給電リード110で接続するが、本体ケース1に設けたリード通口112を、傾動ベース91の装着片97を受け止める本体ケース1の上面に開口して、リード通口112に装着した給電リード110用のシール体113を装着片97で押さえ固定するシール構造によれば、本体ケースの開口全体をキャップ状のシール体で覆う必要があった従来のシール構造に比べて、本体ケース1側のシール構造を著しく簡素化できるうえ、リード通口112に装着したシール体113を装着片97で保護して、シール機能を長期にわたって確実に発揮し、その分信頼性を向上できる。
(実施例) 図1ないし図13は本発明に係る電気かみそりの実施例を示す。図2および図3において電気かみそりは、グリップを兼ねる本体ケース1と、本体ケース1の上方に配置されるかみそりヘッド2とを備えている。本体ケース1は、2次電池(電池)3および制御基板4などを収容する内ケース5と、内ケース5を前後面から覆う前後カバー6・7と、前カバー6の上下に組み付けられる表示パネル8、およびスイッチパネル9などで構成してある。
図4に示すように内ケース5は、前後に分割形成される前内ケース5aと、後内ケース5bとで構成してあり、両ケース5a・5bをパッキン5cを介して接合しビスで締結することにより、内ケース5の内部を水密状に封止できる。このように、2次電池3および制御基板4などを内ケース5内に封入し、さらに、後述するようにモーター43をモーターケース44に封入することにより、かみそりヘッド2を水洗い可能としている。
前カバー6は前内ケース5aに係合装着してある。後カバー7は、前内ケース5aに係合装着されるカバー本体7aと、カバー本体7aの下半部の開口を覆うグリップカバー7bとからなる。カバー本体7aの背面上部には、きわ剃刃ユニット10が組み込んである。スイッチパネル9には、モーター43を起動あるいは停止させるための押しボタン型のスイッチボタン11と、モーター43の運転モードを切り換える押しボタン型のスイッチボタン12とが設けてある。きわ剃刃ユニット10は、それぞれ鋸刃状の切刃を備えた固定刃、および可動刃を備えており、可動刃に後述する受動片85が一体的に設けてある。
表示パネル8は、ABS樹脂製の枠体8aと、ポリカーボネイト製の窓板8bとで構成してある。詳しくは、窓板8bを1次成形したのち、枠体8aを2次成形して表示パネル8を形成する。枠体8aの表面にはクロムメッキが施してあり、窓板8bの内面には金属箔がホットスタンプ法によって貼り付けてある。これにより窓板8bは半透明のハーフミラーとして機能でき、電気かみそりの使用時にはモーター43の稼動状態を窓板8bを通して目視でき、モーター43を停止した状態では、ひげそり結果を確認するための鏡として使用することができる。表示パネル8が本体ケース1の上部に設けてあるので、窓板8bを鏡として使用するとき、本体ケース1を握りしめた手によって窓板8bが遮られるのを防止できる。
図4および図11に示すように、窓板8bと対向する前内ケース5aの壁面には窓が開口され、その内面側に透明の窓板14が溶着固定してある。さらに、窓板14の内面にLED基板15が配置してある。LED基板15には、緑色の表示光を発光するLED16と、赤色の表示光を発光するLED17とが左右に間隔を置いて実装してある(図2参照)。モーター43がオン状態にあるときは、緑色のLED16が点灯され、充電時には赤色のLED17が点灯される。2次電池3の電圧が所定電圧の20%以下になると、緑色のLED16が点滅して使用者の注意を喚起し充電を促す。
図5ないし図7においてかみそりヘッド2は、基本構造体となる動力モジュールMと、動力モジュールMに装着固定されるヘッドケース20と、ヘッドケース20に対して着脱可能に装着される内刃ユニット21、および外刃ユニット22などで構成してある。かみそりヘッド2は後述するフロート構造を介して本体部1に取り付けてあり、かみそりヘッド2の全体が前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ傾動できる状態で支持されている。
内刃ユニット21は、左右に長いベース壁23aの両側に一対の軸受壁23bを一体に起立形成した内刃フレーム23と、内刃フレーム23の軸受壁23bの上部に配置される前後一対の内刃24・24と、両内刃24の間に配置される前後一対の指詰防止用の防護体25・25などで構成する。図6に示すように内刃フレーム23の左方の軸受壁23bには、各内刃24と同行回転する内刃ギヤ26・26と、片方の内刃ギヤ26に噛み合う逆転ギヤ27とが回転自在に軸支してある。摩耗した内刃24は内刃フレーム23ごと交換するが、このとき同時に両内刃ギヤ26と逆転ギヤ27、および防護体25も同時に交換される。
内刃24は、円柱状の樹脂基台にスパイラル状の12枚の小刃を埋め込んで構成してあり、スパイラル状の小刃の傾きによって切刃が内刃24の中心軸に対して斜めに傾く。つまり各小刃の切刃にはリード角が形成され引き切りが可能となるので、シャープな切れ味を発揮できる。内刃24は横軸周りに回転駆動されて、薄板状の外刃36と協同して短毛を切断する。因みに従来の内刃は10枚の子刃を樹脂基台に埋設して構成してあり、上記のように子刃の枚数を12枚とし、さらに後述するように、内刃24の周速度を高速化することにより内刃24と外刃36との接触機会を増やして、ひげ切断を迅速に行うことができる。また、逆転する内刃24による追いかけ切断時に、切断前のひげが逆転する内刃24によって引っ張られるのを防止しながら快適にひげ切断を行える。
図12に示すように、内刃ユニット21をヘッドケース20に装着した状態においては、一方の内刃ギヤ26と逆転ギヤ27とが終段ギヤ59と同時に噛み合う。したがって、終段ギヤ59が矢印方向へ回転するとき、両内刃24・21は互いに逆向きに回転駆動され、両内刃24・21の隣接側面へ向かって内向きに回転する。
前後の防護体25は、それぞれ左右の軸受壁で上下揺動可能に軸支されて、その揺動軸部に固定したピニオン28・28と、両ピニオン28と同時に噛み合うラック29を介して連動可能に連結してある。防護体25は、互違い状に対向する防護片25aを備えており、ラック29をばね30で押し上げ付勢することにより、防護片25aが起立する向きに常時付勢される。したがって、外刃ユニット22をヘッドケース20から取り外した状態においては、一対の防護片25aが内刃24の隣接側面に沿うように起立して、指先が内刃24の間に入り込むのを阻止できる。
図6において外刃ユニット22は、上下面が開口する外刃ホルダー33と、外刃ホルダー33に着脱可能に装着される刃体ユニット34とからなる。刃体ユニット34は、上下面が開口する外刃フレーム35と、外刃フレーム35で逆U字状に保形される網刃からなる前後一対の外刃36・36と、両外刃36・36の間に装着されるセンター刃37などで構成してある。外刃ホルダー33の両側壁には、刃体ユニット34をロック保持するロックボタン38が設けてある。このロックボタン38を押し込み操作すると、刃体ユニット34を外刃ホルダー33から取り外すことができる。
ヘッドケース20の上面に装着した外刃ユニット22を分離不能にロック保持するために、ヘッドケース20と外刃ホルダー33との内面左右にロック体39を設け、ロック体39をばね40で外刃ホルダー33と係合する向きにロック付勢している(図10参照)。ロック体39をばね40に抗して押し込み操作すると、外刃ホルダー33の内面の係合凹部41とロック体39の係合爪との係合が解除されるので、外刃ユニット22をヘッドケース20から取り外すことができる。図11に示すように外刃ユニット22をヘッドケース20に装着した状態では、前後の外刃36・36を保形する外刃枠が防護体25と接当して、防護体25をばね30の付勢力に逆らって水平姿勢に位置保持している。
動力モジュールMは、横置き配置されるモーター43と、モーター動力を前後一対の内刃24に伝動する第1伝動機構G1と、モーター動力をセンター刃37およびきわ剃刃ユニット12に伝動する第2伝動機構G2と、モーター43、および両動力伝動系G1・G2の構成部品を組み込むためのケースやカバー群で構成する。ケースおよびカバー群は、モーター43を収容するモーターケース44、およびモーターカバー45と、第1伝動機構G1の遊星歯車機構(減速機構)を収容する減速ケース46と、モーターケース44の上面に固定されるギヤシャーシ47、およびギヤカバー48などからなる。
モーターケース44と減速ケース46は、それぞれアルミニウムを素材とするダイキャスト成形品からなり、モーターケース44の外側端と、減速ケース46の外側端のそれぞれに、左右に対向する側枠49・50が上向きに突設してある。モーターカバー45、ギヤシャーシ47、およびギヤカバー48はいずれもプラスチック成形品からなる。
モーター43をモーターケース44に収容したうえで、パッキンを介してモーターカバー45をモーターケース44に組み、さらに遊星歯車機構と減速ケース46をモーターカバー45の外側面に組み、これら三者44・45・46と、モーターケース44の外面に装着したギヤシャーシ47とを、減速ケース46の側からねじ込んだ3個のビス51で共締め固定することにより、4個の部材44・45・46・47を一体化している。これによりモーター43はモーターケース44の内部に水密状に封入されることとなる。
図7において、モーターケース44の側枠49と、減速ケース46の側枠50との間には四角枠状のヘッド内枠54が配置され、各側枠49・50の外側方からねじ込まれるビス55で固定してある。ヘッド内枠54の四隅部分には、両側枠49・50を前後に挟む状態でねじボス56が設けてあり、これらのねじボス56にヘッドケース20がビス57で締結固定される。
第1伝動機構G1は、前段伝動機構と後段伝動機構とで構成する。図9において前段伝動機構は、モーター43の回転動力を一挙に減速する遊星歯車機構と、減速ケース46の側枠50に沿って配置される巻掛伝動機構と、側枠50の上部内側面に配置される終段ギヤ59などで構成する。遊星歯車機構は、モーターカバー45と減速ケース46との間の空間に収容してあり、モーター43の出力軸に固定される太陽ギヤ60と、太陽ギヤ60と噛み合う3個の遊星ギヤ61と、3個の遊星ギヤ61を回転自在に軸支する遊星フレーム62と、減速ケース46の内面に設けられて各遊星ギヤ61と噛み合う内歯ギヤ63、および遊星フレーム62と同行回転する減速軸64などで構成する。
図12において巻掛伝動機構は、減速軸64に固定される原動プーリー66と、終段ギヤ軸67に固定される従動プーリー68と、両プーリー66・68に巻き掛けられるタイミングベルト69などで構成する。終段ギヤ59は、側枠50の内側面側で終段ギヤ軸67に固定してある。巻掛伝動機構の全体はカバー70で覆ってある。後段伝動機構は、内刃フレーム23の軸受壁に組み付けた2個の内刃ギヤ26・26と、逆転ギヤ27とで構成する。
図9において第2伝動機構G2は、モーターカバー45の外側面と、モーターカバー45およびギヤシャーシ47の上面に沿って配置される。詳しくは先の太陽ギヤ60と噛み合う第1ギヤ72とフェースギヤ73、モーターカバー45の上面においてフェースギヤ73と噛み合う第3ギヤ74および第4ギヤ75、ギヤシャーシ47の上面において第4ギヤ75と噛み合う第5ギヤ76と、第5ギヤ76と噛み合う第6ギヤ77と、第6ギヤ77の上面に一体に設けられる偏心カム78、および偏心ピン79などで構成する。第1ギヤ72とフェースギヤ73、および第3ギヤ74と第4ギヤ75は、それぞれ共通のギヤ軸に軸支されて同行回転する。第1ギヤ72から第6ギヤ77に至るギヤ群の外面はギヤカバー48で覆われている。ギヤカバー48はギヤシャーシ47に係合装着してある。
第2伝動機構G2で伝動された回転動力は、偏心カム78と、偏心カム78に係合する振動アーム81とで往復動力に変換されて、きわ剃刃ユニット12の可動刃を往復駆動する。同様に、偏心ピン79と、偏心ピン79に係合する振動子82とで往復動力に変換されてセンター刃37の可動刃を往復駆動する。
図11に示すように、かみそりヘッド2の背面から露出する振動アーム81の出力端には駆動溝83が設けてあり、きわ剃レバー88を押し上げ操作してきわ剃刃ユニット10を使用姿勢に切り換えることにより、きわ剃刃ユニット12の受動片85が駆動溝83に係合して、往復動力を受け継ぐことができる。振動子82はヘッド内枠54の内面に組み付けられて、その下面に設けた受動溝が偏心ピン79と係合している。また、振動子82の上部中央に設けた駆動軸84は、ヘッドケース20の上面に突出してセンター刃37の可動刃と係合している。駆動軸84とヘッドケース20の開口との間はパッキン85でシールされる。図11において符号86は、ヘッドケース20に係合装着されて動力モジュールMの下半周面を前後から覆うカバーであり、これら両カバー86の接合部の間に、かみそりヘッド2の傾動限界を規定する規制枠87が挟持固定してある。
図1、図10、図11および図13において、かみそりヘッド2を支持するフロート構造は、かみそりヘッド2の下面中央に固定される傾動軸90と、内ケース5の上面に固定される傾動ベース91と、かみそりヘッド2を押し上げ付勢する左右一対のフロートばね92・92などで構成する。図1に示すように傾動軸90は、筒軸90aの下端にフランジ(止具)90bを張り出したプラスチック成形品からなる。傾動軸90を固定するために、モーターケース44の下面中央にねじボス93が形成してある。
傾動ベース91は、傾動軸90用の挿通穴95が通設してある中央の座壁96と、座壁96の周囲からそれぞれ段落状に張り出される左右一対の装着片97・97と、前後一対の装着片98・98とを一体に形成した十文字状のプレス金具からなる。左右の装着片97・97の中途部には、それぞれ位置決め穴99・99が形成され、図1に向かって右側の装着片97には、長穴からなるリード通口100が形成してある。前側の装着片98の前後長さに比べて、後側の装着片98の前後長さは充分に長く設定してあって、その後寄り2箇所にビス101穴が形成してある。
フロート構造はかみそりヘッド2と一体化した状態で本体ケース1に組み付ける。図11に示すように、座壁96の挿通穴95に傾動軸90を下面側から挿通したのち、傾動軸90をモーターケース44の下面中央に設けたねじボス93に外嵌装着し、ビス102を傾動軸90の側からねじボス93にねじ込むことにより、フロートベース91をかみそりヘッド2と一体化する。フロートばね92は、左右の装着片97と動力モジュールMとの間に介装されて圧縮変形している。この組み付け状態において、傾動軸90の軸頭部90bが座壁96に受け止められており、軸頭部90bは傾動軸90の抜け外れを阻止する止具として機能している。
図13に示すように、前側の装着アーム98を内ケース5の前部中央に設けた係合凹部104に差し込み係合し、さらに左右の装着片97に形成した位置決め穴99を、それぞれ内ケース5の上面に設けた位置決め突起105に係合した状態で、後側の装着アーム98の前後二箇所をビス106で内ケース5に締結することにより、かみそりヘッド2がフロート構造を介して本体部1と一体化される。この組み付け状態における傾動軸90の軸中心は、前方へ傾くかみそりヘッド2の機軸中心P上、より詳しくはかみそりヘッド2の前後方向および左右方向の中心に位置する機軸中心P上にあり(図10および図11参照)、内ケース5の上面と座壁96との間には、傾動軸90の軸頭部90bの傾動変位を許すための動作空間が確保されている。
図10に示すように、組み付け状態におけるフロートばね92の下端は、位置決め突起105に外嵌する状態で装着片97に受け止められている。同様にフロートばね92の上端は、位置決め突起105と上下に対向する左右の規制突起107・107で受け止められている。一方の規制突起107はモーターカバー45の下面に突設してあり、他方の規制突起107は、モーターケース44の下面に突設してある。このように、フロートばね92の上下両端を位置決め突起105および規制突起107で受け止めることにより、かみそりヘッド2が傾動するときに、フロートばね92が移動するのを確実に防止できる。かみそりヘッド2が傾動軸90の周りに回転しようとすることも規制できる。
モーターケース44内に封入したモーター43と、内ケース5内に封入した制御基板4とは給電リード110を介して接続するが、モーターケース44および内ケース5の水密状態を維持するために、図10に示すようにモーターケース44のリード通口をゴム製のシール体111で密封し、内ケース5のリード通口112をゴム製のシール体113で密封している。内ケース5のリード通口112は、傾動ベース91の一方の装着片97を受け止める内ケース5の上面に開口されている。したがって、傾動ベース91を内ケース5に組み付けた状態においては、シール体113の上面が装着片97で、抜け外れ不能に押さえ固定されている。これにより、シール体113は装着片97で抜け外れ不能に固定保持されて保護される。スイッチボタン11をオン操作することにより、駆動電流が給電リード110を介して本体ケース1側からかみそりヘッド2側へ供給されるので、モーター43を起動して内刃25を回転駆動できる。
以上のように構成した電気かみそりによれば、かみそりヘッド2の全体を前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ自由に傾動できる状態で浮動支持できる。使用状態における傾動軸90と傾動ベース91とは、任意方向へ相対傾動できる関係にありながら、常に係合状態を維持し続けて両者90・91が相対的にふらつくのを規制できる。例えば、軸頭部90bが座壁96から離れているとき、かみそりヘッド2が任意方向へ傾動し始めると筒軸90aと挿通穴95とが接当するため、傾動軸90の傾動方向への移動が規制される。そのためかみそりヘッド2は、筒軸90aを中心にして傾動せざるを得ず、ふらつき動作が規制される。したがって、かみそりヘッド2を肌面の変化に追随して自由に傾動させながらひげを切断できるにもかかわらず、かみそりヘッド2がふらつくのを規制して安定した姿勢を維持しながら、効果的にひげを切断できる。傾動軸90、傾動ベース91、フロートばね92と、ビス102などでフロート構造を構成するので、従来のフロート構造に比べて構造を簡素化して、組み立ての手間を省くことができる。
上記構成の電気かみそりは、従来の電気かみそりに比べて内刃24をより高速度で回転駆動して、従来の電気かみそりに比べてひげ切断をより迅速に行え、しかもひげそり時にひげが引っ張られる感じ(引っ張り感)を抑止して、より快適にひげをそり落とすことができる。従来の電気かみそりでは、モーターの駆動回転数が3000rpmであるとき、内刃の周速度を1.0〜1.27m/秒としていたが、上記実施例の電気かみそりではモーター43の駆動回転数を4300rpmに増速して、内刃24の周速度を1.46m/秒にまで高速化した。なお、内刃24の周速度は、内刃24の直径寸法を従来の内刃の直径寸法と同じ6.5mmとした場合の比較値である。
上記のように、内刃24の周速度を高速化すると、内刃24のスパイラル切刃とひげとの接触機会が増えるので、ひげ切断を効果的に行える。さらに正転方向に回転する内刃24でひげ切断を行ったのち、逆転する内刃24が、正転する内刃24で切断されたひげを再捕捉するまでの時間を短くできるのでひげを深ぞりできる。
上記の実施例以外に、フロートばね92は2ないし4個設けることができる。傾動軸90は、座壁96に対してスプリングピンや止輪などの止具90bで抜け外れ不能に連結することができる。必要があれば、傾動軸90の軸頭部90aを球軸状に形成することができる。傾動軸90の軸中心は、かみそりヘッド2の機軸中心P上に設けることが好ましいが、必要があれば機軸中心Pの近傍に傾動軸90の軸中心を設けることができる。
本体ケース1に軸頭部90bを受け入れる凹部を設け、その上面に平板状の傾動ベース91を固定して、傾動軸90を軸支することができる。もちろん、平板状の傾動ベース91に相当する壁が本体ケース1と一体に形成してあってもよい。傾動軸90を本体ケース1の側に設け、傾動ベース91をかみそりヘッド2の側に設けることができる。位置決め突起105はフロートばね92の移動を規制する規制突起を兼ねる必要はなく、専用の規制突起を内ケース5に設けることができる。
かみそりヘッド2は、前後、左右、上下、および斜め方向の全方位方向へ自由に傾動できる状態で浮動支持してあることが好ましいが、少なくとも左右傾動と前後傾動のいずれかへ傾動できればよい。実施例で説明したきわ剃刃ユニットやセンター刃は省略することができる。前段伝動機構における減速動力は、巻掛伝動機構で終段ギヤに伝動することが好ましいが、必要があればギヤ群で伝動することができる。内刃24は横軸周りに回転駆動されるロータリー式の回転刃である必要はなく、往復駆動される内刃や、縦軸周りに回転駆動される回転式の内刃であってもよい。
フロート構造を示す分解斜視図である。 電気かみそりの正面図である。 電気かみそりの側面図である。 本体部の構造を示す分解斜視図である。 一部構造を破断したヘッド部の分解正面面図である。 一部構造を破断した外刃および内刃の分解側面図である。 ヘッド部の分解斜視図である。 内刃ユニットの分解斜視図である。 動力伝動構造を展開した状態で示す説明図である。 ヘッド部の縦断正面図である。 ヘッド部の縦断側面図である。 ヘッド部の伝動構造を示す縦断側面図である。 フロート構造を示す横断平面図である。
符号の説明
1 本体ケース
2 かみそりヘッド
90 傾動軸
91 傾動ベース
92 フロートばね
96 座壁
97・98 装着片
P かみそりヘッドの機軸中心

Claims (6)

  1. モーター(43)およびモーター動力で駆動される内刃(24)を含むかみそりヘッド(2)と、かみそりヘッド(2)と本体ケース(1)との間に設けられて、かみそりヘッド(2)を浮動支持するフロート構造とを備えており、
    フロート構造が、かみそりヘッド(2)の機軸中心(P)の近傍に設けられる1個の傾動軸(90)と、傾動軸(90)を傾動可能に、しかし分離は不能に係合保持する傾動ベース(91)と、かみそりヘッド(2)と本体ケース(1)との間に設けられて、かみそりヘッド(2)を押し上げ付勢する複数個のフロートばね(92)とを含み、
    傾動軸(90)と傾動ベース(91)とのいずれか一方がかみそりヘッド(2)に固定され、残る他方が本体ケース(1)に固定してある電気かみそり。
  2. 傾動ベース(91)が本体ケース(1)の側に設けられ、傾動軸(90)がかみそりヘッド(2)の側に設けられており、
    傾動ベース(91)は、挿通穴(95)が通設してある座壁(96)と、座壁(96)の周囲に設けられる装着片(97)とを一体に備えており、
    傾動軸(90)を座壁(96)の挿通穴(95)に挿通連結することにより、傾動軸(90)が傾動ベース(91)で傾動可能に支持されており、
    装着片(97)とかみそりヘッド(2)の下面との間に、左右一対のフロートばね(92)が配置してある請求項1記載の電気かみそり。
  3. 傾動ベース(91)が、座壁(96)と、座壁(96)の周囲から段落状に張り出される左右一対の装着片(97)とを一体に備えたプレス成形金具からなり、
    挿通穴(95)に挿通した傾動軸(90)が、座壁(96)に受け止められる止具(90b)で分離不能に係合保持してある請求項2記載の電気かみそり。
  4. 傾動ベース(91)が、座壁(96)と、座壁(96)の周囲からそれぞれ段落状に張り出される、左右一対の装着片(97)・(97)と、前後一対の装着片(98)・(98)とを一体に備えた十文字状の金具で構成されており、
    左右一対の装着片(97)・(97)が、本体ケース(1)の上面に設けた左右一対の位置決め突起(105)と係合して位置決めされており、
    前後一対の装着片(98)・(98)のいずれか一方の装着片(98)が、本体ケース(1)の上面に設けた係合凹部(104)に差し込み係合され、残る装着片(98)が本体ケース(1)の上面にビス(106)で締結固定してある請求項2または3記載の電気かみそり。
  5. 本体ケース(1)の上面左右に設けた位置決め突起(105)と、かみそりヘッド(2)の下面左右との間にフロートばね(92)が配置されており、
    位置決め突起(105)が、フロートばね(92)の移動を規制する規制突起を兼ねている請求項4記載の電気かみそり。
  6. 電池(3)および制御基板(4)を本体ケース(1)に水密状に封入し、モーター(43)をモーターケース(44)に水密状に封入することにより、かみそりヘッド(2)が水洗い可能に構成されており、
    モーターケース(44)から導出した給電リード(110)を本体ケース1の内部に導入するリード通口(112)が、傾動ベース(91)の装着片(97)を受け止める本体ケース(1)の上面に開口されており、
    リード通口(112)に装着した給電リード(110)用のシール体(113)が、装着片(97)で押さえ固定してある請求項2から5のいずれかに記載の電気かみそり。
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