JP2005214839A - 道路形状推測装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】データベースに格納されているノード点に関する情報に基づいてクロソイド曲線を算出することによって、コーナを含む道路形状を正確に推定することができるようにする。
【解決手段】地図データを読み込む地図データ読み込み部と、前記地図データに基づいて、コーナ区間に対応するクロソイド曲線を算出するクロソイド曲線算出部と、前記クロソイド曲線を前記コーナ区間に適合させるフィッティング処理部とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、道路形状推測装置に関するものである。
従来、自動車等の車両に搭載され、GPS(Global Positioning System)と呼ばれる位置測定装置や各種センサを使用して、前記車両の運転者等の使用者に対して、車両の現在位置を表示したり、目的地までの経路を探索して表示したりするナビゲーション装置が知られている。
また、該ナビゲーション装置が搭載された車両において、前記ナビゲーション装置が提供する道路状況データに対応させて駆動力制御を行うことができるようにした車両の駆動力制御装置も提供されている。この場合、例えば、車両がコーナ(カーブ)に差し掛かることが検出され、かつ、運転者の動作に基づく所定の条件が満たされると、駆動力制御としてシフトダウン等の車両を減速させるためのコーナ制御が行われる。そして、上限の変速段が決定され、該上限の変速段より上の変速段(高速側の変速段、変速比の小さい変速段等)が選択されないようになっている。
この場合、前記車両の駆動力制御装置は、前記ナビゲーション装置が提供する道路状況データ、車両の速度、アクセル開度等の種々のデータに基づいて演算を行い、制御用データを作成し、該制御用データに基づいて道路形状に合わせた制御を行うようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−93094号公報
前記従来のナビゲーション装置のデータベースには、地図データにおける道路の位置及び形状を構成するノード点に関するデータが含まれている。しかしながら、前記ノード点は、道路の屈曲点の位置を示すようになっているので、コーナにおける最小半径付近の範囲では比較的高い密度で設定されているが、コーナの出入口付近のように半径の大きい箇所では低い密度でしか設定されていない。そのため、前記ノード点を結んだ曲線を作成しても、該曲線の形状が実際の道路形状とは異なってしまうことがある。
また、前記ノード点がコーナの出入口付近において低い密度でしか設定されていないので、コーナが開始するコーナ開始点及びコーナが終了するコーナ終了点の位置を求めるとずれが生じてしまうことがある。その場合、適切なコーナ制御を行うことができなくなってしまう。
本発明は、前記従来の問題点を解決して、データベースに格納されているノード点に関する情報に基づいてクロソイド曲線を算出することによって、コーナを含む道路形状を正確に推定することができる道路形状推測装置を提供することを目的とする。
そのために、本発明の道路形状推測装置においては、地図データを読み込む地図データ読み込み部と、前記地図データに基づいて、コーナ区間に対応するクロソイド曲線を算出するクロソイド曲線算出部と、前記クロソイド曲線を前記コーナ区間に適合させるフィッティング処理部とを有する。
本発明の他の道路形状推測装置においては、さらに、前記コーナ区間に適合させた前記クロソイド曲線に基づいて、前記コーナ区間の開始点又は終了点の位置を判定する開始点位置判定部を有する。
本発明の更に他の道路形状推測装置においては、さらに、前記フィッティング処理部は、前記クロソイド曲線を前記コーナ区間の開始部分又は終了部分に適合させる。
本発明の更に他の道路形状推測装置においては、さらに、前記クロソイド曲線算出部は、実際の道路におけるコーナ区間の半径と前記道路を設計する際に使用されたクロソイド曲線のクロソイド係数との関係に基づいて作成されたテーブルから、前記コーナ区間の最小半径に対応したクロソイド係数を取得して使用する。
本発明の更に他の道路形状推測装置においては、さらに、前記クロソイド曲線算出部は、X座標及びY座標を以下の式(1)及び(2)で示す近似式を使用して、クロソイド曲線を算出する。
Figure 2005214839
{ただし、X0 及びY0 はクロソイド曲線の開始点のX座標及びY座標であり、Lはクロソイド曲線の開始点からの距離であり、クロソイド曲線の開始点の方位をαとすると、φは以下の式(3)で示され、
φ=α+2kL (3)
さらに、クロソイド係数をAとすると、kは以下の式(4)で示される。
k=28/A2 (4)}
本発明の更に他の道路形状推測装置においては、さらに、前記クロソイド曲線算出部、フィッティング処理部及び開始点位置判定部の処理によって得られたデータを記憶する推測結果データベースを有する。
本発明のクロソイド曲線算出方法においては、プログラムされたコンピュータによって、地図データに基づいてコーナ区間に対応するクロソイド曲線を算出するクロソイド曲線算出方法であって、X座標及びY座標を以下の式(1)及び(2)で示す近似式を使用して、クロソイド曲線を算出する。
Figure 2005214839
{ただし、X0 及びY0 はクロソイド曲線の開始点のX座標及びY座標であり、Lはクロソイド曲線の開始点からの距離であり、クロソイド曲線の開始点の方位をαとすると、φは以下の式(3)で示され、
φ=α+2kL (3)
さらに、クロソイド係数をAとすると、kは以下の式(4)で示される。
k=28/A2 (4)}
本発明によれば、データベースに格納されているノード点に関する情報に基づいてクロソイド曲線を算出することによって、コーナを含む道路形状を正確に推定することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は本発明の実施の形態における道路形状推測装置の構成を示すブロック図である。
図において、20は演算手段、記憶手段等を有する一種のコンピュータシステムとしての道路形状推測装置であり、道路を走行する乗用車、トラック、バス、オートバイ、作業車等の車両に配設されている。また、41は地球の周囲の軌道上を周回してGPS情報を発信するGPS衛星である。ここで、該GPS衛星は、実際には複数(例えば、6軌道上に24個)であるが、図においては、単一のGPS衛星41がすべてのGPS衛星を代表するものとして示されている。
そして、前記道路形状推測装置20において、21は、地図の表示、車両の現在位置の認識、経路案内等のナビゲーション装置としての基本処理を実行するナビ制御装置である。また、22は、コーナを含む道路形状を推測するための処理を実行する道路形状推測制御装置であり、前記ナビ制御装置21と各種情報の送受信を行うようになっている。
また、24は、前記GPS衛星41からのGPS情報を受信して、ナビ制御装置21に送信するGPS受信装置であり、通常のナビゲーション装置において使用されるものと同様の構成を有する。そして、25は、前記道路形状推測制御装置22が推測したコーナを含む道路形状に関するデータを格納する推測結果データベースである。また、26は、車両のエンジン制御装置、変速比を制御する駆動力制御装置等の車両の各部を制御する車両制御装置と通信するための車両制御装置インターフェイスである。さらに、27は、CRT、液晶ディスプレイ、LED(Light Emitting Diode)ディスプレイ、ホログラフィ装置等を備え、前記道路形状推測制御装置22の指令に応じてコーナを含む道路形状等の道路情報等を表示する表示装置である。なお、該表示装置27は、ナビ制御装置21の出力する、地図、経路、検索された施設等の情報も表示する。
そして、28は、車両の状態を示す各種車両状態情報を各種センサから受信して、前記ナビ制御装置21に送信するセンサ情報受信装置である。なお、前記各種車両状態情報は、ナビ制御装置21を経由して、道路形状推測制御装置22にも送信されるようにしてもよい。この場合、前記各種センサには、アクセル開度を検出するアクセル開度センサ、運転者が操作するブレーキペダルの動きを検出するブレーキスイッチ、運転者が操作するステアリングの舵(だ)角を検出するステアリングセンサ、運転者が操作するウィンカースイッチの動きを検出するウィンカーセンサ、運転者が操作する変速機のシフトレバーの動きを検出するシフトレバーセンサ、車両の走行速度、すなわち、車速を検出する車速センサ、車両の加速度を検出する加速度センサ、車両の向いている方位の変化を示すヨーレイトを検出するヨーレイトセンサ等が含まれる。なお、前記各種車両状態情報は、アクセル開度、運転者が操作するブレーキペダルの動き、運転者が操作するステアリングの舵角、運転者が操作するウィンカースイッチの動き、運転者が操作する変速機のシフトレバーの動き、車両の走行速度、すなわち、車速、車両の加速度、車両の向いている方位の変化を示すヨーレイト等を含んでいる。
また、23は、道路の半径とクロソイド係数との関係を統計的に分析することによって作成された半径−クロソイド係数テーブルを格納するクロソイド係数データベースである。前記半径−クロソイド係数テーブルは、道路設計地図に基づいて、あらかじめコーナ区間における道路の半径とクロソイド係数との関係を統計的に分析することによって作成されたものである。
ここで、前記ナビ制御装置21は、図示されないCPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備える。そして、前記記憶手段には、地図データベース21aが格納されている。該地図データベース21aは、各種地図データから成るデータベースであり、例えば、交差点データファイル、ノードデータファイル、道路データファイル、及び、各地域のホテル、ガソリンスタンド等の施設の情報が記録された施設情報データファイルを含むものである。そして、前記記憶手段には、経路を探索するためのデータの他、前記表示装置27の画面に、探索された経路に沿って案内図を表示したり、次の交差点までの距離、次の交差点における進行方向等を表示したり、他の案内情報を表示したりするための各種データが記録される。なお、前記記憶手段には、所定の情報を音声出力するための各種データも記録される。また、前記記憶手段は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、フラッシュメモリ、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等、あらゆる形態の記憶媒体を含むものであり、取り外し可能な外部記憶媒体を使用することもできる。
そして、前記地図データベース21aにおける交差点データファイルには交差点データが、ノードデータファイルにはノードデータが、道路データファイルには道路データが、それぞれ、記録され、前記交差点データ、ノードデータ及び道路データによって道路状況が前記表示装置27の画面に表示される。なお、前記交差点データには、交差点の種類、すなわち、交通信号灯器の設置されている交差点であるか又は交通信号灯器の設置されていない交差点であるかが含まれる。また、前記ノードデータは、前記地図データベース21aに記録された地図データにおける少なくとも道路の位置及び形状を構成するものであり、実際の道路の分岐点(交差点、T字路等を含む)、ノード点、及び、各ノード点間を連結するリンクを示すデータから成る。さらに、前記ノード点は、少なくとも道路の屈曲点の位置を示す。
また、前記道路データには、道路自体について、幅員、カント、バンク、道路の車線数、該車線数の減少する地点、幅員の狭くなる地点等のデータが含まれる。なお、高速道路や幹線道路の場合、対向方向の車線のそれぞれが別個の道路データとして格納され、2条化道路として処理される。例えば、片側二車線以上の幹線道路の場合、2条化道路として処理され、上り方向の車線と下り方向の車線は、それぞれ、独立した道路として道路データに格納される。また、コーナについては、曲率半径、交差点、T字路、コーナの入口等のデータが含まれる。さらに、道路属性については、踏切、高速道路出入口ランプウェイ、高速道路の料金所、道路種別等のデータが含まれる。
さらに、前記ナビ制御装置21の通信インターフェイスは、道路形状推測制御装置22との間で通信を行うとともに、FM送信装置、電話回線網、インターネット、携帯電話網等との間で各種データの送受信を行うことができるものであることが望ましい。例えば、図示されない情報センサ等によって受信した渋滞等の道路情報、交通事故情報、GPSセンサの検出誤差を検出するD−GPS情報等の各種データを受信するようになっていることが望ましい。
そして、前記ナビ制御装置21は、GPS受信装置24及びセンサ情報受信装置28から受信した情報に基づいて、目的地までの経路の探索、経路中の走行案内、地点、施設等の検索等の各種処理を実行し、地図を表示装置27の画面に表示し、前記地図上に車両の現在位置、該現在位置から目的地までの経路、該経路に沿った案内情報等を表示する。なお、該案内情報は、発音手段によって音声出力されるようにしてもよい。
また、前記道路形状推測制御装置22は、図示されないCPU、MPU等の演算手段、半導体メモリ、磁気ディスク等の記憶手段、通信インターフェイス等を備える。ここで、前記記憶手段は、磁気テープ、磁気ディスク、磁気ドラム、フラッシュメモリ、CD−ROM、MD、DVD−ROM、光ディスク、MO、ICカード、光カード、メモリカード等、あらゆる形態の記憶媒体を含むものであり、取り外し可能な外部記憶媒体を使用することもできる。
そして、前記道路形状推測制御装置22は、前記記憶手段に格納された制御プログラムに従って、前記ナビ制御装置21の地図データベース21aから取得した地図データに基づいて、コーナを含む道路形状を推測する処理、すなわち、道路形状推測処理を行う。
本実施の形態において、道路形状推測装置20は、機能の観点から、地図データを読み込む地図データ読み込み部、コーナ区間を算出するコーナ区間算出部、クロソイド曲線を算出するクロソイド曲線算出部、クロソイド曲線をコーナ区間に適合させるフィッティング処理を実行するフィッティング処理部、及び、コーナ区間の開始点又は終了点の位置を判定する開始点位置判定部を有する。
なお、本実施の形態における道路形状推測装置20は、随時、コーナを含む道路形状に関するデータを作成して、推測結果データベース25に格納するようになっている。例えば、車両の運転者等の操作者が、図示されない入力装置を操作してナビ制御装置21を作動させ、目的地を設定し、該目的地までの経路を探索させた場合、探索された経路に対応する道路について、コーナを含む道路形状に関するデータを作成するようにしてもよい。また、車両の走行中に、車両の前方の所定距離範囲内の経路に対応する道路について、コーナを含む道路形状に関するデータを作成するようにしてもよい。さらに、コーナを含む道路形状に関するデータをナビ制御装置21の地図データベース21aに記録することもできる。このように、道路形状推測装置20が道路形状推測処理を実行した経路に関しては、前記コーナを含む道路形状に関するデータが記録され蓄積されていくので、道路形状推測処理を繰り返し実行する必要がない。
次に、前記構成の道路形状推測装置20の動作について説明する。
図2は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の例を示す第1の図、図3は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線のフィッティング処理の動作を示す図、図4は本発明の実施の形態における道路形状推測装置の全体的動作を示すフローチャートである。
まず、道路形状推測制御装置22は、コーナを含む道路形状に関するデータを作成する対象となる道路が設定されると、該道路を対象とした道路形状推測処理を開始する。この場合、前記道路形状推測制御装置22は、地図データベース21aから前記道路の位置及び形状を構成するノードデータを取得する。なお、該ノードデータは、ノード点及び各ノード点間を連結するリンクを示すデータを含み、前記道路は複数のノード点の列として把握される。また、各ノード点のデータには、該ノード点の半径又は曲率が含まれる。そして、前記道路形状推測制御装置22は、前記ノード点の列からコーナ区間の位置を大まかに検出し、該コーナ区間にクロソイド曲線を適合させ、すなわち、フィッティングさせ、前記コーナの開始点や半径の数値を推定するようになっている。
この場合、前記道路形状推測制御装置22は、前記列の最初のノード点から最後のノード点までのループを開始する。ここで、ノード点の番号をnumとすると、numは0からスタートし、順次1ずつ増加するように、各ノード点に付与されている。そして、前記道路形状推測制御装置22は、まず、num=0のノード点に関して、最寄りコーナ区間検出処理を実行する。これにより、num=0のノード点の前方直近に位置するコーナ区間を構成するノード点を検出する。
続いて、前記道路形状推測装置20は、前記コーナ区間の半径に対応するクロソイド曲線を算出するためのクロソイド曲線算出処理を実行する。ここで、クロソイド曲線は、曲率が長さに沿って増加又は減少する曲線であり、道路を設計する際には、例えば、図2に示されるような曲率が長さに沿って増加するクロソイド曲線の一部がコーナ区間の開始部分に適用される。なお、図2に示されるクロソイド曲線上の◆の点は、開始点(座標原点)からの距離が1〔m〕増加する毎にプロットされたものである。
仮に、道路が直線を曲率が一定の単曲線でつないだ形状を有していると、車両の運転者は、直線と単曲線との接続部において前記単曲線の曲率に対応する舵角まで一気にステアリングを操作する必要があり、車両の姿勢が不安定になったりしてしまう。しかし、実際の運転において車両がコーナ区間に進入する際、運転者は所定の曲率に対応する舵角まで徐々にステアリングを操作し、しかも、その間車両は進行し続ける。この場合、車両は、進行するに従って曲率が増加する曲線を描いて進行する。そのため、コーナ区間の開始部分の道路形状は、通常、クロソイド曲線で表すことができるようになっている。なお、前記クロソイド曲線の半径は、次の式(1)で表される。
RL=A2 ・・・式(1)
ただし、Rは半径、Lは曲線長、Aは定数としてのクロソイド係数である。
そして、前記クロソイド曲線算出処理によって前記コーナ区間の半径に対応するクロソイド曲線が算出されると、前記道路形状推測制御装置22は、図3に示されるように、前記コーナ区間に対応するノード点の列にクロソイド曲線をフィッティングさせるためのフィッティング処理を実行する。なお、図3において、線aはノード点を接続した線であり、●で示されるbはコーナ区間に対応するノード点、○で示されるcは直線区間に対応するノード点である。図3に示される例において、最寄りコーナ区間検出処理によって検出されたコーナ区間Bには、3つのノード点bが存在する。そして、図3において、dはクロソイド曲線算出処理によって算出されたクロソイド曲線であり、前記道路形状推測制御装置22は、前記クロソイド曲線dをコーナ区間Bにフィッティングさせる。
続いて、前記道路形状推測制御装置22は、フィッティング処理の結果に基づいてコーナの開始点の位置を判定するための開始点位置判定処理を実行する。これにより、図3において□で示されるeの位置がコーナ区間Bの開始点の位置として判定される。なお、前記コーナ区間Bの終了点の位置は、同様の処理を反対側から実行することによって判定することができる。
そして、コーナの開始点の位置が判定されると、前記道路形状推測制御装置22は、処理対象のノード点の番号numを前記コーナ区間Bの終端に位置するノード点、すなわち、コーナ終端点のnumに更新し、該コーナ終端点を処理対象として前記ループを開始する。なお、処理対象のノード点の番号numが処理対象の道路に対応するノード点の列の最後のノード点の番号になったときには、ループを終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS1 最初のノード点から最後のノード点までのループを開始する。
ステップS2 最寄りコーナ区間検出処理を実行する。
ステップS3 クロソイド曲線算出処理を実行する。
ステップS4 フィッティング処理を実行する。
ステップS5 開始点位置判定処理を実行する。
ステップS6 処理対象のnumをコーナ終端点まで更新する。
ステップS7 ループを終了し、処理を終了する。
次に、最寄りコーナ区間検出処理について詳細に説明する。
図5は本発明の実施の形態におけるコーナ区間を検出する方法を説明する第1の図、図6は本発明の実施の形態におけるコーナ区間を検出する方法を説明する第2の図、図7は本発明の実施の形態における最寄りコーナ区間検出処理の動作を示すフローチャートである。
この場合、道路形状推測制御装置22は、まず、図5に示されるようなコーナ区間Bを検出する。図5において、線aはノード点を結んだ線であり、●で示されるbは半径が閾(しきい)値未満でありコーナとされるノード点、○で示されるcは半径が閾値以上であり直線とされるノード点である。前記閾値は、例えば、300〔m〕である。図5に示される例において、検出されたコーナ区間Bには、4つのノード点bが存在する。
ところで、図6は、「発明が解決しようとする課題」の項において説明したように、ノード点を結んだ曲線を作成しても、実際の道路半径を再現することが困難であることを示している。図6において、aはある道路に関して道路設計地図に基づいて作成した道路半径を示す曲線であり、□で示されるbは、通常の車両用ナビゲーション装置において使用されるノードデータに含まれる前記道路についてのノード点から算出した半径を示す点であり、cは点bを結んだ線である。図6から、「発明が解決しようとする課題」の項において説明したように、コーナ区間の出入口付近のように半径の大きな箇所では、点bを結んだ線cの半径が実際の道路半径を示す曲線aから大きく乖離していることが分かる。これは、コーナ区間の出入口付近のように半径の大きな箇所では、ノード点の間隔が広い、例えば、6〜8〔m〕程度又はそれ以上であるからである。一方、図6においてDで示される範囲は、半径が最小となる3つのノード点に対応する点bに該当する範囲では、点bを結んだ線cと実際の道路半径を示す曲線aとがほぼ一致していることが分かる。これは、コーナ区間の中心付近において半径が小さい箇所では、ノード点の間隔が狭い、例えば、2〔m〕程度であるからである。したがって、ノード点の間隔が十分に狭い、すなわち、密度が十分に高い箇所のノード点を使用して算出した半径は、実際の道路の半径とほぼ同一になると考えることができる。
そこで、本実施の形態においては、検出されたコーナ区間において、隣接する3つのノード点を使用して半径を算出して最小となる半径の値を見出し、また、該当するノード点を特定するようになっている。
まず、前記道路形状推測制御装置22は、コーナ区間の開始点となるノード点の番号numを格納する記憶エリアfirstを初期化してNULLとする。続いて、前記道路形状推測装置20は、コーナ区間の終点までのループを開始する。この場合、任意の番号numのノード点を処理対象ノード点として、ループを開始することができる。なお、処理対象ノード点の番号はchkとする。そして、前記道路形状推測制御装置22は、処理対象ノード点、すなわち、chk番ノード点とその前後に位置する2つのノード点、すなわち、隣接する3つのノード点によって形成される形状に基づいて、chk番ノード点の半径を算出する三点半径計算処理を実行する。これにより、前記chk番ノード点における半径が算出される。
続いて、前記道路形状推測制御装置22は、算出されたchk番ノード点の半径が前記閾値未満であるか否かを判断して、前記chk番ノード点がコーナ区間に存在するか否かを確認する。そして、半径が前記閾値未満であり、前記chk番ノード点がコーナ区間に存在することが確認されると、前記道路形状推測制御装置22は、旋回方向が同じであるか否かを判断して、旋回方向に変化がないか否かを確認する。これは、いわゆるS字コーナの場合には、変曲点までを1つのコーナ区間として把握するためである。
続いて、旋回方向が同じであり、旋回方向に変化がないことを確認すると、前記道路形状推測制御装置22は、記憶エリアfirstがNULLであるか否かを判断して、記憶エリアfirstに値が格納されていないか否かを確認する。そして、記憶エリアfirstに値が格納されていないことを確認すると、前記道路形状推測制御装置22は、記憶エリアfirstにchkを格納して登録し、前記chk番ノード点をコーナ区間の開始点として登録する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、コーナ区間の最小半径を格納する記憶エリアs−radに前記chk番ノード点の半径を格納して登録し、次のノード点を処理対象ノード点としてループを開始する。
また、記憶エリアfirstがNULLでなく、記憶エリアfirstに値が格納されている場合、前記道路形状推測制御装置22は、記憶エリアs−radに登録されている半径より前記chk番ノード点の半径の方が小さいか否かを判断する。そして、小さい場合には記憶エリアs−radに登録されている半径を前記chk番ノード点の半径に置き換えて更新し、また、小さくない場合にはそのままにし、次のノード点を処理対象ノード点としてループを開始する。
一方、半径が前記閾値以上であり、前記chk番ノード点がコーナ区間に存在しないことが確認された場合、及び、旋回方向が同じでなく、旋回方向に変化があることが確認された場合には、前記道路形状推測制御装置22は、記憶エリアfirstがNULLであるか否かを判断して、記憶エリアfirstに値が格納されていないか否かを確認する。そして、記憶エリアfirstに値が格納されていないことを確認すると、次のノード点を処理対象ノード点としてループを開始する。また、記憶エリアfirstがNULLでなく、記憶エリアfirstに値が格納されている場合、前記道路形状推測制御装置22は、コーナ区間の終了点となるノード点の番号numを格納する記憶エリアendにchk−1を格納して登録し、chk−1番ノード点をコーナ区間の終了点として登録する。これにより、前記道路形状推測制御装置22は、最寄りコーナ区間検出処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS2−1 記憶エリアfirstを初期化してNULLとする。
ステップS2−2 コーナ区間の終点までのループを開始する。
ステップS2−3 三点半径計算処理を実行する。
ステップS2−4 chk番ノード点の半径が閾値未満であるか否かを判断する。chk番ノード点の半径が閾値未満である場合はステップS2−5に進み、chk番ノード点の半径が閾値以上である場合はステップS2−11に進む。
ステップS2−5 旋回方向が同じであるか否かを判断する。旋回方向が同じである場合はステップS2−6に進み、旋回方向が同じでない場合はステップS2−11に進む。
ステップS2−6 記憶エリアfirstがNULLであるか否かを判断する。記憶エリアfirstがNULLである場合はステプS2−7に進み、記憶エリアfirstがNULLでない場合はステップS2−9に進む。
ステップS2−7 記憶エリアfirstにchkを格納して登録する。
ステップS2−8 記憶エリアs−radにchk番ノード点の半径を格納して登録する。
ステップS2−9 記憶エリアs−radに登録されている半径よりchk番ノード点の半径の方が小さいか否かを判断する。記憶エリアs−radに登録されている半径よりchk番ノード点の半径の方が小さい場合にはステップS2−10に進み、記憶エリアs−radに登録されている半径よりchk番ノード点の半径の方が小さくない場合はステップS2−13に進む。
ステップS2−10 記憶エリアs−radに登録されている半径をchk番ノード点の半径に置き換えて更新する。
ステップS2−11 記憶エリアfirstがNULLであるか否かを判断する。記憶エリアfirstがNULLである場合はステップS2−13に進み、記憶エリアfirstがNULLでない場合はステップS2−12に進む。
ステップS2−12 記憶エリアendにchk−1を格納して登録して、処理を終了する。
ステップS2−13 ループを終了し、処理を終了する。
次に、三点半径計算処理について詳細に説明する。
図8は本発明の実施の形態における3つのノード点を通過する円の半径を計算する方法を説明する図、図9は本発明の実施の形態における三点半径計算処理の動作を示すフローチャートである。
ここで、処理対象ノード点であるchk番ノード点とその前後に位置する2つのノード点を通過する円とを描くと図8に示されるようになる。そして、円の半径をRとすると、各部の長さは、図8に示されるようになる。この場合、(a)の二乗と(b)の二乗との和が半径Rの二乗であるから、次の式(2)の関係が成り立つ。
Figure 2005214839
そして、該式(2)の(a)及び(b)にそれぞれの長さを代入すると次の式(3)となる。
Figure 2005214839
続いて、該式(3)を変形すると次の式(4)となる。
Figure 2005214839
さらに、該式(4)を変形すると次の式(5)となる。
Figure 2005214839
さらに、該式(5)を変形すると次の式(6)となる。
Figure 2005214839
最後に、該式(6)を変形すると次の式(7)となる。
Figure 2005214839
該式(7)から、半径Rは、L1 、L2 及びθの関数であることが分かる。
そこで、道路形状推測制御装置22は、まず、chk番ノード点から進行方向に関して後方のノード点、すなわち、chk−1番ノード点までの距離L1 を算出する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、chk番ノード点から進行方向に関して前方のノード点、すなわち、chk+1番ノード点までの距離L2 を算出する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、chk番ノード点とchk−1番ノード点とを結ぶ線と、chk番ノード点とchk+1番ノード点とを結ぶ線とのなす角度θを算出する。そして、前記道路形状推測制御装置22は、算出したL1 、L2 及びθの値を前記式(7)に代入して円の半径Rを算出し、三点半径計算処理を終了する。これにより、chk番ノード点における半径を得ることができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS2−3−1 後方のノード点までの距離L1 を算出する。
ステップS2−3−2 前方のノード点までの距離L2 を算出する。
ステップS2−3−3 chk番ノード点と後方のノード点とを結ぶ線と、chk番ノード点と前方のノード点とを結ぶ線とのなす角度θを算出する。
ステップS2−3−4 円の半径Rを算出して、処理を終了する。
次に、クロソイド曲線算出処理について詳細に説明する。
図10は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第1の図、図11は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第2の図、図12は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第3の図、図13は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第4の図、図14は本発明の実施の形態におけるコーナ区間の最小半径とクロソイド係数との相関の例を示す図、図15は本発明の実施の形態における半径−クロソイド係数テーブルの例を示す図、図16は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線算出処理の動作を示すフローチャートである。
本実施の形態において、道路形状推測制御装置22は、本発明の発明者が独自に案出した近似式を使用してクロソイド曲線を算出するようになっているので、まず、前記近似式について説明する。
通常、クロソイド曲線のX座標及びY座標は、それぞれ、次の式(8)及び(9)で示される多項式から算出される。(社団法人日本道路協会編集、「クロソイドポケットブック」、平成3年5月1日、第36版発行、丸善株式会社 参照。)。
Figure 2005214839
ただし、Lはクロソイド曲線の開始点からの距離、すなわち、曲線長であり、Rは半径である。また、前記LとRとの関係は前記式(1)で表される。
しかし、前記式(8)及び(9)は、高次の多項式であり、多数の点をプロットして図2に示されるようなクロソイド曲線を算出するためには、道路形状推測制御装置22の処理負荷が大きくなってしまう。そこで、本発明の発明者は、多数のシュミレーションを行った結果、クロソイド曲線のX座標及びY座標を、それぞれ、次の式(10)及び(11)で示される近似式から算出することができることを見出した。
Figure 2005214839
ただし、Lはクロソイド曲線の開始点からの距離、すなわち、曲線長であり、X0 及びY0 はクロソイド曲線の開始点のX座標及びY座標である。なお、図2に示されるようなクロソイド曲線において、開始点は座標原点であり、X0 及びY0 は0である。また、φは次の式(12)で表される。
φ=α+2kL ・・・式(12)
ただし、αは開始点の方位である。そして、kは次の式(13)で表される。
k=28/A2 ・・・式(13)
ただし、Aはクロソイド係数である。
図10〜13には、前記式(8)及び(9)で示される多項式から算出したX座標及びY座標に基づいて作成されたクロソイド曲線と、前記式(10)及び(11)で示される近似式から算出したX座標及びY座標に基づいて作成されたクロソイド曲線との比較が示されている。図10〜13において、◆は前記式(8)及び(9)で示される多項式から算出したX座標及びY座標に基づいてプロットした点を示し、□は前記式(10)及び(11)で示される近似式から算出したX座標及びY座標に基づいてプロットした点を示している。なお、図10はクロソイド係数Aの値が20の場合、図11はクロソイド係数Aの値が30の場合、図12はクロソイド係数Aの値が40の場合、図13はクロソイド係数Aの値が50の場合である。
図10〜13から分かるように、前記式(8)及び(9)で示される多項式から算出したX座標及びY座標に基づいて作成されたクロソイド曲線と、前記式(10)及び(11)で示される近似式から算出したX座標及びY座標に基づいて作成されたクロソイド曲線とはほぼ一致する。そこで、本実施の形態においては、道路形状推測制御装置22の処理負荷が小さくて済むように、前記式(10)及び(11)で示される近似式を使用してクロソイド曲線を算出する。
次に、あらかじめ作成されクロソイド係数データベース23に格納されている半径−クロソイド係数テーブルについて説明する。
本実施の形態においては、道路設計地図に基づいて、実際の道路のコーナ区間における道路の半径と、前記道路を設計する際に使用されたクロソイド曲線のクロソイド係数との関係から近似式を求めるようになっている。図14は、ある道路についての半径とクロソイド係数との関係を示す図であり、◆はクロソイド係数をプロットした点である。そして、曲線aは、前記点の位置に基づいて半径とクロソイド係数との関係を示すものであり、具体的には、次の式(14)のような多項式で表される。
A=−0.0007R2 +0.4961R+17.414 ・・・式(14)
また、直線bは次の式(15)で表される。
A=R ・・・式(15)
ただし、Aはクロソイド係数であり、Rは半径である。
そして、前記式(14)のような多項式に基づいて、図15に示されるような半径とクロソイド係数との関係を示す半径−クロソイド係数テーブルを作成し、クロソイド係数データベース23に格納する。なお、図15に示される半径−クロソイド係数テーブルにおいて右側の欄はクロソイド係数を二乗した数値が示されている。また、該数値は、10ずつ増加する半径に対応するように示されているが、その間の前記数値はリニアに変化するものと仮定して、線形補完によって求めることができる。また、本実施の形態においては、クロソイド曲線のクロソイド係数との関係を近似式で表すようになっているが、統計的に分析して、例えば、ある半径に対するクロソイド係数の平均値を算出して、半径−クロソイド係数テーブルを作成してもよい。
そして、道路形状推測制御装置22は、記憶エリアs−radに登録されたコーナ区間の最小半径に基づいて、図15に示されるような半径−クロソイド係数テーブルからクロソイド係数を二乗した数値を取得する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、前記数値及び記憶エリアfirstに登録されたコーナの開始点に基づいてクロソイド曲線を算出するための演算処理を実行して、クロソイド曲線算出処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS3−1 コーナ区間の最小半径に基づいて、半径−クロソイド係数テーブルからクロソイド係数を二乗した数値を取得する。
ステップS3−2 演算処理を実行して、処理を終了する。
次に、演算処理について詳細に説明する。
図17は本発明の実施の形態における演算処理の動作を示すフローチャートである。
まず、道路形状推測制御装置22は、任意の長さ分のクロソイド曲線、例えば、100〔m〕までのクロソイド曲線を算出するまでのループを開始する。ここでは、クロソイド曲線上において、開始点(座標原点)からの距離が1〔m〕の点、すなわち、曲線長Lが1〔m〕の点からループを開始し、前記開始点からの距離が1〔m〕増加する毎の各点のX座標及びY座標を順次算出し、前記開始点から100〔m〕の距離の点、すなわち、曲線長Lが100〔m〕になったらループを終了する。
そして、前記道路形状推測制御装置22は、各点のX座標及びY座標を前記式(10)及び(11)で示される近似式を使用して算出し、曲線長Lが100〔m〕の点のX座標及びY座標を算出するとループを終了し、演算処理を終了する。これにより、クロソイド曲線上における100点のX座標及びY座標を得ることができ、図2や図10〜13に示されるようなクロソイド曲線を算出することができる。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS3−2−1 クロソイド曲線が任意の長さになるまでループを開始する。
ステップS3−2−2 L〔m〕地点のX座標を算出する。
ステップS3−2−3 L〔m〕地点のY座標を算出する。
ステップS3−2−4 ループを終了し、処理を終了する。
次に、フィッティング処理について詳細に説明する。
図18は本発明の実施の形態におけるフィッティング処理の動作を示す第1のフローチャート、図19は本発明の実施の形態におけるフィッティング処理の動作を示す第2のフローチャートである。
まず、道路形状推測制御装置22は、フィッティング誤差指標を格納する記憶エリアlow−distに100000を格納して設定し、また、フィッティング結果を格納する記憶エリアsave−distに10000を格納して設定する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、フィッティングさせるクロソイド曲線において距離Lが−100〜100〔m〕の範囲内で順次検索を行う第1のループを開始する。そして、前記道路形状推測制御装置22は、クロソイド曲線とコーナ区間に対応するノード点の列とを相対的に距離L〔m〕だけ移動させたときにフィッティング対象となるノード点の座標を算出するためのノード点座標算出処理を実行する。
続いて、前記道路形状推測制御装置22は、X座標の誤差指標を格納する記憶エリアbk−del−xに10000を格納して設定する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、フィッティングさせるクロソイド曲線上における100点について順次検索を行う第2のループを開始する。なお、前記クロソイド曲線上における点の番号をc−numとすると、前記第2のループはc−numが0から99まで行われることになる。
続いて、前記道路形状推測制御装置22は、フィッティング対象となるノード点のX座標とクロソイド曲線上におけるc−num番の点のX座標との差分の絶対値del−xを算出する。そして、前記道路形状推測制御装置22は、絶対値del−xが記憶エリアbk−del−xに設定されているX座標の誤差指標より小さいか否かを判断して確認する。ここで、小さくない場合には、クロソイド曲線上における次の点について第2のループを開始する。また、小さい場合には、記憶エリアbk−del−xに設定されているX座標の誤差指標を絶対値del−xに置き換えて更新する。
続いて、前記道路形状推測制御装置22は、フィッティング対象となるノード点のY座標とクロソイド曲線上におけるc−num番の点のY座標との差分の絶対値del−yを算出する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、更新された記憶エリアbk−del−xに設定されているX座標の誤差指標と絶対値del−yとを加算して、加算結果work−distを算出する。そして、前記道路形状推測制御装置22は、加算結果work−distが記憶エリアlow−distに設定されているフィッティング誤差指標より小さいか否かを判断して確認する。ここで、小さくない場合には、クロソイド曲線上における次の点について第2のループを開始する。また、小さい場合には、記憶エリアlow−distに設定されているフィッティング誤差指標を加算結果work−distに置き換えて更新する。さらに、前記道路形状推測制御装置22は、フィッティング結果を格納する記憶エリアsave−distに、ノード点座標算出処理において移動させた距離L〔m〕を格納して設定する。そして、クロソイド曲線上における次の点について第2のループを開始する。
続いて、前記道路形状推測制御装置22は、c−numが0から99まで前記第2のループを行うと、該第2のループを終了して、Lが次の値になる点において第1のループを開始する。続いて、前記道路形状推測制御装置22は、距離Lが−100〜100〔m〕の範囲内で前記第1のループを行うと、該第1のループを終了し、フィッティング結果を格納する記憶エリアsave−distに格納されている数値が初期値でないか否か、すなわち、10000でないか否かを判断して確認する。そして、記憶エリアsave−distに格納されている数値が初期値でない場合、フィッティングが成功したものとしてフィッティング処理を終了する。また、記憶エリアsave−distに格納されている数値が初期値である場合、フィッティングが失敗したものとしてフィッティング処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS4−1 記憶エリアlow−distに100000を格納して設定する。
ステップS4−2 記憶エリアsave−distに10000を格納して設定する。
ステップS4−3 距離Lが−100〜100〔m〕の範囲で第1のループを開始する。
ステップS4−4 ノード点座標算出処理を実行する。
ステップS4−5 記憶エリアbk−del−xに10000を格納して設定する。
ステップS4−6 クロソイド曲線上における点の番号c−numが0から99まで第2のループを開始する。
ステップS4−7 フィッティング対象となるノード点のX座標とクロソイド曲線上におけるc−num番の点のX座標との差分の絶対値del−xを算出する。
ステップS4−8 絶対値del−xが記憶エリアbk−del−xに設定されているX座標の誤差指標より小さいか否かを判断して確認する。小さい場合にはステップS4−9に進み、小さくない場合にはステップS4−15に進む。
ステップS4−9 記憶エリアbk−del−xに設定されているX座標の誤差指標を絶対値del−xに置き換えて更新する。
ステップS4−10 フィッティング対象となるノード点のY座標とクロソイド曲線上におけるc−num番の点のY座標との差分の絶対値del−yを算出する。
ステップS4−11 更新された記憶エリアbk−del−xに設定されているX座標の誤差指標と絶対値del−yとを加算して、加算結果work−distを算出する。
ステップS4−12 加算結果work−distが記憶エリアlow−distに設定されているフィッティング誤差指標より小さいか否かを判断する。小さい場合にはステップS4−13に進み、小さくない場合にはステップS4−15に進む。
ステップS4−13 記憶エリアlow−distに設定されているフィッティング誤差指標を加算結果work−distに置き換えて更新する。
ステップS4−14 記憶エリアsave−distに、ノード点座標算出処理において移動させた距離L〔m〕を格納して設定する。
ステップS4−15 第2のループを終了する。
ステップS4−16 第1のループを終了する。
ステップS4−17 記憶エリアsave−distに格納されている数値が10000でないか否かを判断する。記憶エリアsave−distに格納されている数値が10000でない場合はステップS4−18に進み、記憶エリアsave−distに格納されている数値が10000である場合はステップS4−19に進む。
ステップS4−18 フィッティングが成功したものとして、処理を終了する。
ステップS4−19 フィッティングが失敗したものとして、処理を終了する。
次に、ノード点座標算出処理について詳細に説明する。
図20は本発明の実施の形態におけるフィッティング対象となるノード点をコーナにつながる直線方向に移動させる動作を示す図、図21は本発明の実施の形態におけるノード点座標算出処理の動作を示すフローチャートである。
ここでは、図20に示されるように、最寄りコーナ区間検出処理によって検出したコーナ区間Bにおいて、フィッティング対象となるノード点bをコーナにつながる直線方向に移動させたときの前記ノード点bの座標を算出するようになっている。なお、図20において、線aはノード点を接続した移動前の線であり、●で示されるbはコーナ区間Bに対応する移動前のノード点、○で示されるcは直線区間に対応するノード点である。なお、最寄りコーナ区間検出処理によって検出されたコーナ区間Bには、4つのノード点bが存在する。また、dはクロソイド曲線算出処理によって算出されたクロソイド曲線であり、fはコーナにつながる直線方向を示す直線、Cはノード点bを移動させる方向を示す矢印である。さらに、線a−1及びa−2は移動後のノード点を接続した線であり、b−1及びb−2はコーナ区間Bに対応する移動後のノード点である。これにより、クロソイド曲線をコーナ区間Bに対して移動させた場合と同様の効果を得ることができる。
まず、道路形状推測制御装置22は、コーナ区間につながる直線方向を示す直線fの方位が0度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、東を向いている場合に0度とし、反時計回り方向に数値が増加するように角度が付与される。そして、0度である場合、すなわち、直線fの方位が東を向いている場合、ノード点bのX座標の数値にL〔m〕を加算する。移動前のノード点bのX座標の数値をX0とすると、X0+LをX座標の数値Xとして設定する。また、移動前のノード点bのY座標の数値をY0とすると、Y0をY座標の数値Yとして設定する。そして、ノード点座標算出処理を終了する。
また、前記直線fの方位が0度でない場合、前記道路形状推測制御装置22は、前記直線fの方位が90度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、北を向いている場合に90度となる。そして、90度である場合、すなわち、直線fの方位が北を向いている場合、X0をX座標の数値Xとして設定する。また、Y0+LをY座標の数値Yとして設定する。そして、ノード点座標算出処理を終了する。
さらに、前記直線fの方位が90度でない場合、前記道路形状推測制御装置22は、前記直線fの方位が180度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、西を向いている場合に180度となる。そして、180度である場合、すなわち、直線fの方位が西を向いている場合、X0−LをX座標の数値Xとして設定する。また、Y0をY座標の数値Yとして設定する。そして、ノード点座標算出処理を終了する。
さらに、前記直線fの方位が180度でない場合、前記道路形状推測制御装置22は、前記直線fの方位が270度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、南を向いている場合に270度となる。そして、270度である場合、すなわち、直線fの方位が南を向いている場合、X0をX座標の数値Xとして設定する。また、Y0−LをY座標の数値Yとして設定する。そして、ノード点座標算出処理を終了する。
なお、前記直線fの方位が270度でない場合、すなわち、前記直線fの方位が東西南北のいずれでもない場合、L〔m〕をX成分及びY成分に分解して、ノード点bのX座標及びY座標の数値に加算する。つまり、前記直線fの方位をθとすると、X0+LcosθをX座標の数値Xとして設定し、Y0+LsinθをY座標の数値Yとして設定する。そして、ノード点座標算出処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS4−4−1 直線fの方位が0度であるか否かを判断する。直線fの方位が0度である場合はステップS4−4−2に進み、直線fの方位が0度でない場合はステップS4−4−4に進む。
ステップS4−4−2 X0+LをX座標の数値Xとして設定する。
ステップS4−4−3 Y0をY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
ステップS4−4−4 直線fの方位が90度であるか否かを判断する。直線fの方位が90度である場合はステップS4−4−5に進み、直線fの方位が90度でない場合はステップS4−4−7に進む。
ステップS4−4−5 X0をX座標の数値Xとして設定する。
ステップS4−4−6 Y0+LをY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
ステップS4−4−7 直線fの方位が180度であるか否かを判断する。直線fの方位が180度である場合はステップS4−4−8に進み、直線fの方位が180度でない場合はステップS4−4−10に進む。
ステップS4−4−8 X0−LをX座標の数値Xとして設定する。
ステップS4−4−9 Y0をY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
ステップS4−4−10 直線fの方位が270度であるか否かを判断する。直線fの方位が270度である場合はステップS4−4−11に進み、直線fの方位が270度でない場合はステップS4−4−13に進む。
ステップS4−4−11 X0をX座標の数値Xとして設定する。
ステップS4−4−12 Y0−LをY座標の数値Yとして、処理を終了する。
ステップS4−4−13 X0+LcosθをX座標の数値Xとして設定する。
ステップS4−4−14 Y0+LsinθをY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
次に、開始点位置判定処理について詳細に説明する。
図22は本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の開始点をコーナ区間につながる直線方向に移動させる動作を示す図、図23は本発明の実施の形態における開始点位置判定処理の動作を示すフローチャートである。
ここでは、図22に示されるように、クロソイド曲線の開始点を、フィッティング処理によって得られたフィッティング結果として記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕だけコーナにつながる直線方向に移動させるようになっている。なお、図22において、線aはノード点を接続した線であり、●で示されるbはコーナ区間Bに対応するノード点、○で示されるcは直線区間に対応するノード点である。なお、最寄りコーナ区間検出処理によって検出されたコーナ区間Bには、4つのノード点bが存在する。また、dはクロソイド曲線算出処理によって算出されたクロソイド曲線であり、fはコーナにつながる直線方向を示す直線、Cは前記開始点を移動させる方向を示す矢印である。さらに、b−1はコーナ区間Bの最初のノード点であり、□で示されるeの位置が判定されたコーナの開始点である。
まず、道路形状推測制御装置22は、コーナ区間につながる直線方向を示す直線fの方位が0度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、前記ノード点座標算出処理の場合と同様に付与される。そして、0度である場合、すなわち、直線fの方位が東を向いている場合、ノード点b−1のX座標の数値に記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を加算する。この場合、ノード点b−1のX座標の数値をX0とすると、X0+Lを開始点eのX座標の数値Xとして設定する。また、ノード点b−1のY座標の数値をY0とすると、Y0を開始点eのY座標の数値Yとして設定する。そして、開始点位置判定処理を終了する。
また、前記直線fの方位が0度でない場合、前記道路形状推測制御装置22は、前記直線fの方位が90度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、北を向いている場合に90度となる。そして、90度である場合、すなわち、直線fの方位が北を向いている場合、X0を開始点eのX座標の数値Xとして設定する。また、ノード点b−1のY座標の数値に記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を加算し、Y0+Lを開始点eのY座標の数値Yとして設定する。そして、開始点位置判定処理を終了する。
さらに、前記直線fの方位が90度でない場合、前記道路形状推測制御装置22は、前記直線fの方位が180度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、西を向いている場合に180度となる。そして、180度である場合、すなわち、直線fの方位が西を向いている場合、ノード点b−1のX座標の数値から記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を減算し、X0−Lを開始点eのX座標の数値Xとして設定する。また、Y0を開始点eのY座標の数値Yとして設定する。そして、開始点位置判定処理を終了する。
さらに、前記直線fの方位が180度でない場合、前記道路形状推測制御装置22は、前記直線fの方位が270度であるか否かを判断する。ここで、前記直線fの方位は、南を向いている場合に270度となる。そして、270度である場合、すなわち、直線fの方位が南を向いている場合、X0を開始点eのX座標の数値Xとして設定する。また、ノード点b−1のY座標の数値から記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を減算し、Y0−Lを開始点eのY座標の数値Yとして設定する。そして、開始点位置判定処理を終了する。
なお、前記直線fの方位が270度でない場合、すなわち、前記直線fの方位が東西南北のいずれでもない場合、記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕をX成分及びY成分に分解して、ノード点b−1のX座標及びY座標の数値に加算する。つまり、前記直線fの方位をθとすると、X0+Lcosθを開始点eのX座標の数値Xとして設定し、Y0+Lsinθを開始点eのY座標の数値Yとして設定する。そして、開始点位置判定処理を終了する。
次に、フローチャートについて説明する。
ステップS5−1 直線fの方位が0度であるか否かを判断する。直線fの方位が0度である場合はステップS5−2に進み、直線fの方位が0度でない場合はステップS5−4に進む。
ステップS5−2 ノード点b−1のX座標の数値に記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を加算し、X0+Lを開始点eのX座標の数値Xとして設定する。
ステップS5−3 Y0を開始点eのY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
ステップS5−4 直線fの方位が90度であるか否かを判断する。直線fの方位が90度である場合はステップS5−5に進み、直線fの方位が90度でない場合はステップS5−7に進む。
ステップS5−5 X0を開始点eのX座標の数値Xとして設定する。
ステップS5−6 ノード点b−1のY座標の数値に記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を加算し、Y0+Lを開始点eのY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
ステップS5−7 直線fの方位が180度であるか否かを判断する。直線fの方位が180度である場合はステップS5−8に進み、直線fの方位が180度でない場合はステップS5−10に進む。
ステップS5−8 ノード点b−1のX座標の数値から記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を減算し、X0−Lを開始点eのX座標の数値Xとして設定する。
ステップS5−9 Y0を開始点eのY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。ステップS5−10 直線fの方位が270度であるか否かを判断する。直線fの方位が270度である場合はステップS5−11に進み、直線fの方位が270度でない場合はステップS5−13に進む。
ステップS5−11 X0を開始点eのX座標の数値Xとして設定する。
ステップS5−12 ノード点b−1のY座標の数値から記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕を減算し、Y0−Lを開始点eのY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
ステップS5−13 記憶エリアsave−distに格納された距離L〔m〕をX成分及びY成分に分解して、ノード点b−1のX座標及びY座標の数値に加算する。つまり、X0+Lcosθを開始点eのX座標の数値Xとして設定する。
ステップS5−14 Y0+Lsinθを開始点eのY座標の数値Yとして設定して、処理を終了する。
このように、本実施の形態において、道路形状推測装置20は、道路形状推測処理を実行し、地図データベース21aに格納されている地図データに基づいて、コーナ区間を検出し、該コーナ区間の最小半径に基づいて前記コーナ区間の開始部分に対応するクロソイド曲線を算出し、該クロソイド曲線を前記コーナ区間に対応するノード点の列にフィッティングさせ、さらに、フィッティングの結果に基づいて前記コーナ区間の開始点の位置を判定するようになっている。なお、前記道路形状推測処理の説明において、コーナ区間の開始部分に対応するクロソイド曲線を算出し、開始点の位置を判定する動作について説明したが、道路を逆方向に辿(たど)りながら同様の動作を行うことによって、コーナ区間の終了部分に対応するクロソイド曲線を算出し、終了点の位置を判定するができる。
これにより、地図データベース21aに格納されているノードデータにおけるノード点以外の位置にコーナ区間の開始点及び終了点を設定することができる。そのため、前記ノード点の間隔が広くても、コーナ区間の開始点及び終了点を正確に把握することができる。また、クロソイド曲線をコーナ区間の開始部分及び終了部分に設定するので、コーナ区間の開始部分及び終了部分における曲率の変化を滑らかに、かつ、正確に把握することができる。さらに、コーナ区間において隣接するノード点同士の間にも滑らかな曲線を設定することができ、前記コーナ区間の道路形状を正確に把握することができる。したがって、コーナを含む道路形状を正確に推定することができる。
また、前記クロソイド曲線を算出する場合に、コーナ区間の最小半径を使用するので、前記コーナ区間の半径を正確に把握することができ、正確なクロソイド曲線を算出することができる。さらに、クロソイド曲線のクロソイド係数の数値を、あらかじめ作成された半径とクロソイド係数との関係を示す半径−クロソイド係数テーブルから取得するようになっているので、正確なクロソイド曲線を容易に、かつ、短時間で算出することができる。
さらに、前記半径−クロソイド係数テーブルは、道路設計地図に基づいて、実際の道路のコーナ区間における道路の半径と、前記道路を設計する際に使用されたクロソイド曲線のクロソイド係数との関係をあらかじめ統計的に分析することによって作成されている。そのため、適用範囲が広く信頼性の高い半径−クロソイド係数テーブルを得ることができる。さらに、近似式を使用してクロソイド曲線を算出するようになっているので、演算処理の負荷を小さくすることができ、精度の高いクロソイド曲線を容易に、かつ、短時間で算出することができる。
また、算出したクロソイド曲線を前記コーナ区間に対応するノード点の列にフィッティングさせるので、クロソイド曲線を容易に、かつ、正確に適用することができ、コーナ区間の開始点及び終了点も正確に設定することができる。さらに、フィッティングさせる際に、コーナにつながる直線方向に沿って移動させるので、コーナ区間の開始点及び終了点を直線区間上に正確に設定することができる。
さらに、前記道路形状推測処理によって得られたデータは、推測結果データベース25に記録され蓄積されていくので、同一の道路に関して、前記道路形状推測処理を繰り返し実行する必要がない。
以上のように、本実施の形態においては、コーナを含む道路形状を正確に、かつ、容易に推測することができる。そのため、コーナ区間の開始点及び終了点の位置を正確に把握することができ、コーナ区間の開始部分及び終了部分における曲率の変化を正確に把握することができるので、コーナ制御を行う場合にも、滑らかに適切なコーナ制御を行うことができる。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
本発明の実施の形態における道路形状推測装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の例を示す第1の図である。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線のフィッティング処理の動作を示す図である。 本発明の実施の形態における道路形状推測装置の全体的動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるコーナ区間を検出する方法を説明する第1の図である。 本発明の実施の形態におけるコーナ区間を検出する方法を説明する第2の図である。 本発明の実施の形態における最寄りコーナ区間検出処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における3つのノード点を通過する円の半径を計算する方法を説明する図である。 本発明の実施の形態における三点半径計算処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第1の図である。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第2の図である。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第3の図である。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の比較を示す第4の図である。 本発明の実施の形態におけるコーナ区間の最小半径とクロソイド係数との相関の例を示す図である。 本発明の実施の形態における半径−クロソイド係数テーブルの例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線算出処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における演算処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるフィッティング処理の動作を示す第1のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるフィッティング処理の動作を示す第2のフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるフィッティング対象となるノード点をコーナにつながる直線方向に移動させる動作を示す図である。 本発明の実施の形態におけるノード点座標算出処理の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるクロソイド曲線の開始点をコーナ区間につながる直線方向に移動させる動作を示す図である。 本発明の実施の形態における開始点位置判定処理の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
20 道路形状推測装置
25 推測結果データベース

Claims (7)

  1. (a)地図データを読み込む地図データ読み込み部と、
    (b)前記地図データに基づいて、コーナ区間に対応するクロソイド曲線を算出するクロソイド曲線算出部と、
    (c)前記クロソイド曲線を前記コーナ区間に適合させるフィッティング処理部とを有することを特徴とする道路形状推測装置。
  2. 前記コーナ区間に適合させた前記クロソイド曲線に基づいて、前記コーナ区間の開始点又は終了点の位置を判定する開始点位置判定部を有する請求項1に記載の道路形状推測装置。
  3. 前記フィッティング処理部は、前記クロソイド曲線を前記コーナ区間の開始部分又は終了部分に適合させる請求項1又は2に記載の道路形状推測装置。
  4. 前記クロソイド曲線算出部は、実際の道路におけるコーナ区間の半径と前記道路を設計する際に使用されたクロソイド曲線のクロソイド係数との関係に基づいて作成されたテーブルから、前記コーナ区間の最小半径に対応したクロソイド係数を取得して使用する請求項1〜3のいずれか1項に記載の道路形状推測装置。
  5. 前記クロソイド曲線算出部は、X座標及びY座標を以下の式(1)及び(2)で示す近似式を使用して、クロソイド曲線を算出する請求項1〜4のいずれか1項に記載の道路形状推測装置。
    Figure 2005214839
    {ただし、X0 及びY0 はクロソイド曲線の開始点のX座標及びY座標であり、Lはクロソイド曲線の開始点からの距離であり、クロソイド曲線の開始点の方位をαとすると、φは以下の式(3)で示され、
    φ=α+2kL (3)
    さらに、クロソイド係数をAとすると、kは以下の式(4)で示される。
    k=28/A2 (4)}
  6. 前記クロソイド曲線算出部、フィッティング処理部及び開始点位置判定部の処理によって得られたデータを記憶する推測結果データベースを有する請求項1〜5のいずれか1項に記載の道路形状推測装置。
  7. (a)プログラムされたコンピュータによって、地図データに基づいてコーナ区間に対応するクロソイド曲線を算出するクロソイド曲線算出方法であって、
    (b)X座標及びY座標を以下の式(1)及び(2)で示す近似式を使用して、クロソイド曲線を算出することを特徴とするクロソイド曲線算出方法。
    Figure 2005214839
    {ただし、X0 及びY0 はクロソイド曲線の開始点のX座標及びY座標であり、Lはクロソイド曲線の開始点からの距離であり、クロソイド曲線の開始点の方位をαとすると、φは以下の式(3)で示され、
    φ=α+2kL (3)
    さらに、クロソイド係数をAとすると、kは以下の式(4)で示される。
    k=28/A2 (4)}
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