JP6419586B2 - ルート探索システム及びコンピュータプログラム - Google Patents
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Description
そこで、本発明は、自動運転を行う自動車のルートとして、自動運転可能な区間と自動運転できない区間とが混在しないルートを可及的に設定することを課題とする。
図1に、本実施形態に係る車載システムの構成を示す。
車載システムは自動車に搭載されているシステムであり、図示するように、 ナビゲーションシステム1、自動運転システム2、ECU3、地図データを記憶した地図データ記憶部4、車両状態センサ5、GPS受信機6を備えている。
また、ナビゲーションシステム1は、ルート設定部11、現在位置算出部12、ナビゲーション制御部13、表示装置14、入力装置15を備えている。なお、ナビゲーションシステム1は、CPUやメモリなどを備えたコンピュータを用いて構成されるものであり、ルート設定部11、現在位置算出部12、ナビゲーション制御部13などは、CPUが所定のコンピュータプログラムを実行することにより実現されるものである
ここで、車両状態センサ5は、角加速度センサや地磁気センサなどである方位センサや、車速パルスセンサなどである車速センサなどの、車両状態を検出する各種センサであり、ナビゲーションシステム1の現在位置算出部12は、車両状態センサ5やGPS受信機6の出力から推定される現在位置に対して、地図データ記憶部4から読み出した地図データが表す地図とのマップマッチング処理などを施して、現在位置として最も確からしい座標と、現在の進行方向として最も確からしい方向とを、それぞれ現在位置、現在進行方位として算出する。
そして、自動運転システム2は、現在位置が自動運転可能な道路区間内にあるときには、自動運転モードを設定し、ナビゲーション制御部13から転送されたルートに沿って走行するようにECU3を介して、自動車の自動運転を制御する。ここで、自動運転システム2は、自動車前方を撮影するカメラや、自動車前方の物体を検出するレーダ装置や、自動運転用に道路に設置されたマーカを検出するセンサなどの自動運転用のセンサを備えており、自動運転用のセンサを用いて自車の状態や自車周辺の状態を認識しながら、自動車の自動運転を制御する。
図2に示すように、地図データは、レベル1地図データ、レベル2地図データ、レベル3地図データを含んでいる。そして、たとえば、図3に示すように、レベル1地図データはレベル1の階層の道路の地図を表し、レベル2地図データはレベル2の階層の道路の地図を表し、レベル3地図データはレベル3の階層の道路の地図を表している。ここで、各階層の道路については後述する。
また、レベル1地図データにおいては、レベル1の道路とレベル2の道路の接続点(交差点)にノードが必ず設けられており、レベル2地図データにおいては、レベル2の道路とレベル1の道路の接続点と、レベル2の道路とレベル3の道路の接続点とにノードが必ず設けられており、レベル3地図データにおいては、レベル3の道路とレベル2の道路の接続点にノードが必ず設けられている。
ここで、上層対応ノード情報は、レベル1地図データとレベル2地図データのノードデータにのみ含まれる情報であり、ノードデータに対応するノードが一つ上位の階層の道路との接続点に相当するノードである場合に、その接続点に相当する一つ上位の階層のノードの情報が登録される。すなわち、レベル1地図データの、レベル2の階層の道路との接続点となるノードのノードデータの上層対応ノード情報には、当該接続点に相当するレベル2の階層のノードのレベル2地図データのノードデータを識別するための情報が登録され、レベル2地図データの、レベル3の階層の道路との接続点となるノードのノードデータの上層対応ノード情報には、当該接続点に相当するレベル3の階層のノードのレベル3地図データのノードデータを識別するための情報が登録される。
まず、レベル3の階層の道路は、高速道路であり、レベル3地図データには高速道路のリンクのリンクデータと高速道路のノードのノードデータが登録されている。なお、本実施形態では、全ての高速道路の全ての区間は、自動運転可能な区間として整備されていることを想定している。ただし、高速道路は、一部に自動運転できない区間を含むものであってもよい。
そして、レベル1の階層の道路は、自動運転できない区間の道路であり、レベル1地図データには自動運転できない区間のリンクのリンクデータと自動運転できない区間のノードのノードデータが登録されている。
ただし、レベル3地図データが表すレベル3の階層の道路とレベル2地図データが表すレベル2の階層の道路とより道路網上で、孤立するレベル2の階層の道路区間が発生する場合には、その道路区間を、レベル2の階層の他の道路区間の道路、または、高速道路に連結する、自動運転できない区間の道路を、レベル1の階層の道路とはせずにレベル2の階層の道路として、レベル1地図データではなく、レベル2地図データに登録するようにする。
そこで、この場合には、たとえば、図4bに示すように、孤立したリンク410、411の道路区間の一方の端点となるノード4101を他の自動運転可能なリンクに連結する自動運転できないリンク421と、孤立したリンク410、411の道路区間の他方の端点となるノード4111を他の自動運転可能なリンクに連結する自動運転できないリンク422とを、レベル1の階層のリンクではなく、高速道路以外の自動運転可能なリンクと同様なレベル2の階層のリンクとして、レベル1地図データ、レベル2地図データを作成するようにする。
まず、自動運転リンクコストについて説明する。
図5の各図において、太線は自動運転可能なリンクを、細線は自動運転できないリンクを、黒丸はノードを表している。
また、図5a中の数字は各リンクの自動運転リンクコストを表しており、図示するように自動運転可能なリンクの自動運転リンクコストは「1」を、自動運転できないリンクの自動運転リンクコストは「2」としている。ただし、自動運転リンクコストは、自動運転可能なリンクの自動運転リンクコストが、自動運転できないリンクの自動運転リンクコストよりも小さくなるように、任意の値を設定するようにしてもよい。
図5b1、b2の矢印は、ノードの通過方向を、矢印の末尾に示した数字は、ノードの矢印が示す通過方向の自動運転ノードコストを表している。図示するように、自動運転できないリンクから自動運転できないリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「1」とし、自動運転可能なリンクから自動運転できないリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「1」とし、自動運転可能なリンクから自動運転可能なリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「0」とし、自動運転できないリンクから自動運転可能なリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「0」としている。
すなわち、たとえば、図5c1、c2に示すように、自動運転できないリンクから自動運転できないリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「1」とし、自動運転可能なリンクから自動運転できないリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「2」とし、自動運転可能なリンクから自動運転可能なリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「0」とし、自動運転できないリンクから自動運転可能なリンクに向かう通過方向の自動運転ノードコストは「0」とするようにしてもよい。
次に、このような地図データを用いて、ナビゲーションシステム1のルート設定部11が行う、目的地までのルートの探索の動作について説明する。
図6に、ルート設定部11がルートの探索のために行うルート探索処理の手順を示す。
図示するように、この処理では、まず、現在位置がレベル3の階層の道路上にあるかどうかを調べ(ステップ602)、現在位置がレベル3の階層の道路上にあれば、現在位置を現在位置側レベル3階層始点に設定し(ステップ616)、ステップ622に進む。
一方、現在位置がレベル3の階層の道路上になければ、現在位置がレベル2の階層の道路上にあるかどうかを調べ(ステップ604)、現在位置がレベル2の階層の道路上にあれば、現在位置を現在位置側レベル2階層始点に設定し(ステップ614)、ステップ610に進む。
すなわち、目的地がレベル3の階層の道路上にあるかどうかを調べ(ステップ622)、目的地がレベル3の階層の道路上にあれば、目的地を目的地側レベル3階層始点に設定し(ステップ626)、ステップ640に進む。
一方、現在位置がレベル3の階層の道路上になければ、目的地がレベル2の階層の道路上にあるかどうかを調べ(ステップ624)、目的地がレベル2の階層の道路上にあれば、目的地を目的地側レベル2階層始点に設定し(ステップ634)、ステップ630に進む。
以上、ルート探索処理について説明した。
このようなルート探索処理によれば、現在位置から目的地までのルート探索は、たとえば、図3に示すように行われる。
すなわち、いま、レベル1の階層の道路上に現在位置201があり、レベル1の階層の道路上に目的地211が設定された場合、まず、レベル1地図データを用いて現在位置201から、レベル2の階層の道路との接続点となるノード202までの経路203を距離や時間をコストとするコストモデルを用いて探索する。
次に、探索した経路終点のノード212に対応するレベル2の階層のノード214を目的地側レベル2階層始点として、レベル2地図データを用いてレベル3の階層の道路との接続点となるノード215までの経路216を、自動運転リンクコストと自動運転ノードコストをコストとするコストモデルを用いて探索し、探索した経路終点のノード215に対応するレベル3の階層のノード217を目的地側レベル3階層始点とする。
ところで、以上の実施形態は、上述したルート探索処理によって探索したルートと、上述したルート探索処理のレベル2地図データを用いたルート部分の探索を優先モードに従ったコストを用いたコストモデルを用いて行うように修正した処理によって探索したルートとの双方をユーザに提示すると共に、ユーザから採用するルートの選択を受け付けて、選択を受け付けたルートを現在位置から目的地までのルートとして設定するようにしてもよい。
なお、本実施形態で示した地図データやルート探索の構成は、自動運転可能な道路が連続的に使用されルートを設定する用途の他、さまざまな用途に応用が可能である。たとえば、レベル2地図データに自動運転可能な道路に代えて、良く利用される道路を登録するようにすれば、良く利用される道路が優先的に使用されるルートを設定することができるようになる。なお、この場合には、良く利用される道路は、交通統計や、プローブカーを用いて求めた走行実績より算定することができる。
Claims (9)
- 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるルート探索システムであって、
第1の地図データと第2の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段とを有し、
前記第1の地図データには、上位階層の道路として自動運転可能な区間の道路が登録されており、前記第2の地図データには、下位階層の道路として自動運転できない区間の道路が登録されており、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から上位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路と、目的地から上位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第2経路とを前記第2の地図データを用いて探索し、第1経路の終点と第2経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするルート探索システム。 - 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるルート探索システムであって、
第1の地図データと第2の地図データと第3の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段とを有し、
前記第1の地図データには、上位階層の道路として高速道路が登録されており、前記第2の地図データには、中位階層の道路として高速道路以外の自動運転可能な区間の道路が登録されており、前記第3の地図データには、下位階層の道路として、上位階層および中位階層に登録されていない自動運転できない区間の道路が登録されており、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第1経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第2経路を前記第2の地図データを用いて探索し、目的地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第3経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第4経路を前記第2の地図データを用いて探索し、第2経路の終点と第4経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第5経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路と第4経路と第5経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするルート探索システム。 - 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるルート探索システムであって、
第1の地図データと第2の地図データと第3の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段とを有し、
前記第1の地図データには、上位階層の道路として高速道路が登録されており、前記第2の地図データには、中位階層の道路として高速道路以外の自動運転可能な区間の道路と所定の自動運転できない区間の道路とが登録されており、前記第3の地図データには、下位階層の道路として、上位階層および中位階層に登録されていない自動運転できない区間の道路が登録されており、
中位階層の道路として前記第2の地図データに登録される前記所定の自動運転できない区間の道路とは、他の自動運転可能な道路と上位階層の道路とのいずれからも孤立している自動運転可能な道路を、他の自動運転可能な道路または上位階層の道路に連結する自動運転できない区間の道路であり、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第1経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第2経路を前記第2の地図データを用いて探索し、目的地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第3経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第4経路を前記第2の地図データを用いて探索し、第2経路の終点と第4経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第5経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路と第4経路と第5経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするルート探索システム。 - 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるルート探索システムであって、
第1の地図データと第2の地図データと第3の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段とを有し、
前記第1の地図データには、上位階層の道路として高速道路が登録されており、前記第2の地図データには、中位階層の道路として高速道路以外の自動運転可能な区間の道路と所定の自動運転できない区間の道路とが登録されており、前記第3の地図データには、下位階層の道路として、上位階層および中位階層に登録されていない自動運転できない区間の道路が登録されており、
中位階層の道路として前記第2の地図データに登録される前記所定の自動運転できない区間の道路とは、他の自動運転可能な道路と上位階層の道路とのいずれからも孤立している自動運転可能な道路を含む路線に属する自動運転できない区間の道路であり、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第1経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第2経路を前記第2の地図データを用いて探索し、目的地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第3経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第4経路を前記第2の地図データを用いて探索し、第2経路の終点と第4経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第5経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路と第4経路と第5経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするルート探索システム。 - 請求項3または4記載のルート探索システムであって、
前記ルート探索手段は、
出発地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路のうちの、所要走行時間または所要走行距離が大きいほどコストが大きくなるコストモデルを用いて算出したコストが最小となる経路を前記第1経路として探索し、
目的地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路のうちの、所要走行時間または所要走行距離が大きいほどコストが大きくなるコストモデルを用いて算出したコストが最小となる経路を前記第3経路として探索し、
前記第1経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路のうちの、自動運転可能な区間が連続するほどコストが小さくなるコストモデルを用いて算出したコストが最小となる経路を前記第2経路として探索し、
前記第3経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路のうちの、自動運転可能な区間が連続するほどコストが小さくなるコストモデルを用いて算出したコストが最小となる経路を前記第4経路として探索し、
第2経路の終点と第4経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路のうちの、所要走行時間または所要走行距離が大きいほどコストが大きくなるコストモデルを用いて算出したコストが最小となる経路を前記第5経路として探索することを特徴とするルート探索システム。 - 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
第1の地図データと第2の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段として機能させ
前記第1の地図データには、上位階層の道路として自動運転可能な区間の道路が登録されており、前記第2の地図データには、下位階層の道路として自動運転できない区間の道路が登録されており、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から上位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路と、目的地から上位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第2経路とを前記第2の地図データを用いて探索し、第1経路の終点と第2経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
第1の地図データと第2の地図データと第3の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段として機能させ、
前記第1の地図データには、上位階層の道路として高速道路が登録されており、前記第2の地図データには、中位階層の道路として高速道路以外の自動運転可能な区間の道路が登録されており、前記第3の地図データには、下位階層の道路として、上位階層および中位階層に登録されていない自動運転できない区間の道路が登録されており、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第1経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第2経路を前記第2の地図データを用いて探索し、目的地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第3経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第4経路を前記第2の地図データを用いて探索し、第2経路の終点と第4経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第5経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路と第4経路と第5経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
第1の地図データと第2の地図データと第3の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段として機能させ
前記第1の地図データには、上位階層の道路として高速道路が登録されており、前記第2の地図データには、中位階層の道路として高速道路以外の自動運転可能な区間の道路と所定の自動運転できない区間の道路とが登録されており、前記第3の地図データには、下位階層の道路として、上位階層および中位階層に登録されていない自動運転できない区間の道路が登録されており、
中位階層の道路として前記第2の地図データに登録される前記所定の自動運転できない区間の道路とは、他の自動運転可能な道路と上位階層の道路とのいずれからも孤立している自動運転可能な道路を、他の自動運転可能な道路または上位階層の道路に連結する自動運転できない区間の道路であり、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第1経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第2経路を前記第2の地図データを用いて探索し、目的地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第3経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第4経路を前記第2の地図データを用いて探索し、第2経路の終点と第4経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第5経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路と第4経路と第5経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするコンピュータプログラム。 - 自動運転可能な区間において自動運転を行う自動車に搭載されるコンピュータによって読み取られ実行されるコンピュータプログラムであって、
当該コンピュータプログラムは、前記コンピュータを、
第1の地図データと第2の地図データと第3の地図データとを記憶した記憶部と、
出発地から目的地までのルートを探索するルート探索手段として機能させ
前記第1の地図データには、上位階層の道路として高速道路が登録され、前記第2の地図データには、中位階層の道路として高速道路以外の自動運転可能な区間の道路と所定の自動運転できない区間の道路とが登録され、前記第3の地図データには、下位階層の道路として、上位階層および中位階層に登録されていない自動運転できない区間の道路が登録されており、
中位階層の道路として前記第2の地図データに登録される前記所定の自動運転できない区間の道路とは、他の自動運転可能な道路と上位階層の道路とのいずれからも孤立している自動運転可能な道路を含む路線に属する自動運転できない区間の道路であり、
前記ルート探索手段は、出発地と目的地とが下位階層の道路上の地点である場合に、出発地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第1経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第1経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第2経路を前記第2の地図データを用いて探索し、目的地から中位階層の道路までの下位階層の道路を用いた経路である第3経路を前記第3の地図データを用いて探索し、当該第3経路の終点から上位階層の道路までの中位階層の道路を用いた経路である第4経路を前記第2の地図データを用いて探索し、第2経路の終点と第4経路の終点間の上位階層の道路を用いた経路である第5経路を前記第1の地図データを用いて探索し、探索した第1経路と第2経路と第3経路と第4経路と第5経路とを連結した経路を出発地から目的地までのルートとして探索することを特徴とするコンピュータプログラム。
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