JP2005213264A - 加圧流体及びケラチン繊維を保護するための保護剤から得られた組成物の使用 - Google Patents

加圧流体及びケラチン繊維を保護するための保護剤から得られた組成物の使用 Download PDF

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Abstract

【課題】 加圧流体及びケラチン繊維を保護するための保護剤から得られた組成物を提供すること。
【解決手段】 本発明は、少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力で流体を、固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つのケラチン繊維の保護剤に浸透させることによって得られた組成物の、攻撃的な外部からの影響に対してケラチン繊維を保護するための、化粧品としての使用に関する。本発明はさらに、ケラチン繊維を処置するための化粧組成物の製造方法にも関する。保護剤に流体を浸透させることにより、保護剤を多少とも濃縮した組成物を非常に短時間で得ることができ、特に保存剤を使用することなく保存剤の溶解性の問題が解決できる。

Description

本発明は、攻撃的な外部からの影響に対してケラチン物質を保護するための保護剤及び加圧流体から得られた化粧組成物の使用に関する。本発明はさらに、ケラチン繊維をトリートメントするための化粧組成物の製造方法にも関する。
ケラチン繊維、例えば毛髪、まつげ又は眉毛は、環境物質及び光の作用、べたつきの進行、塩素により、さらには繰り返し行われる種々の多かれ少なかれ攻撃的な処置、例えばパーマネントウェーブ処置、直毛化、染色、脱色、洗浄等の処置により、種々の程度に敏感になり又はもろくなる。次いで毛髪は、感触が粗くなり、くし通り及びスタイリングが困難となる。さらに、ケラチン繊維の機械的特性、例えば引っ張り強度、破壊負荷及び弾性が時間の経過と共に悪影響を受ける。
そこでこれらのケラチン繊維に化粧トリートメント組成物を適用することができ、該組成物はケラチン繊維を保護する剤、例えば日焼け止め剤又はフラボノイドを含む。
“ケラチン繊維を保護する剤”は、攻撃的な外部からの影響、特に上記したものに対してケラチン繊維を保護する剤を意味する。
“攻撃的な外部からの影響に対するケラチン繊維の保護”は、外部の剤の作用による、ケラチン繊維の物理化学的特性、特に引っ張り強度、破壊負荷及び弾性に対する悪い作用の減少を意味する。この化粧作用は、繊維の外観が改良されたことによって明らかとなる。
しかしながら、これらの保護剤を含む化粧トリートメント組成物は一般に水性組成物であり、これらの剤はこの組成物に溶解する必要がある。これらの化合物が溶解性を欠くことにより、これらの組成物のトリートメント力は低下する。さらに、この溶解性の基準があることによって、ケラチン繊維の化粧トリートメントに使用することができる水不溶性の保護剤の数が減少する。融点の高い物質については特にそうである。
驚くべきことに本出願人は、ケラチン繊維を化粧トリートメントする組成物を製造する特定の方法を使用することによって、所望に応じて保護剤を多少とも濃縮した組成物を非常に短時間で、2分より短い時間で得ることができ、特に保存剤を使用することなく先に述べた溶解性の問題が解決できることを見出した。
本方法を実施することは簡単である。温度が好ましくは30℃以上、より好ましくは30℃〜150℃の範囲である加圧した流体を、非常に短時間、1分より短い時間、固形状又はペースト状、好ましくは固形状、より好ましくは微粉状の形態にある少なくとも一つの保護剤に通過させる。
保護剤が水と反応するという理由、又は無水組成物中では保護剤と反応しない化合物と水溶液中では保護剤が反応するという理由により、水性組成物中で不安定である保護剤を無水の形態で使用することが可能である。
本方法に従って製造した組成物は限られた保存安定性を有するが、これはこの場合は欠点ではなく、なぜなら本方法により、組成物の製造後直ちにそれを使用することを意図する即時使用可能な組成物、例えば製造後5分以内に、特に化粧品として受容可能な、好ましくは60℃より低い温度まで冷却した後に使用する組成物が製造されるからである。組成物は、使用する保護剤の分解速度に依存して、その製造後1週間まで使用することができる。
製造時間が非常に短いので、所望の化粧特性に従って化粧品として活性な種々の化合物を混合することにより“オンデマンドで”化粧トリートメント組成物を製造することができる。
他の態様に従うと、保護剤を即時使用可能な装置にパッケージすることができ、その剤の溶液中における濃度をあらかじめ決定しておく必要がなく、これにより使用者の測定誤差を限定することができる。
さらに、本発明に従う方法により、多区画ビンの使用を回避することができ、このことにより本方法が使用者にとって特に経済的かつ安全となる。
このようにして得られた組成物を単独で、又は他の組成物との混合物として使用することができる。
本製造方法のさらなる利点は、良好な化粧特性を与える組成物の製造である。特に、本発明に従う方法によって得られた組成物で処置したケラチン繊維は攻撃的な外部の影響に対する良好な耐性を示し、特に汚染、べたつきの進行、UV照射、光、フリーラジカル及び塩素に対する良好な耐性を示す。
従って、本発明は、少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力で流体を、固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つのケラチン繊維の保護剤に浸透させることによって得られた組成物の、攻撃的な外部からの影響に対してケラチン繊維を保護するための、化粧品としての使用を提供する。
本発明はさらに、ケラチン繊維を化粧トリートメントするための組成物の製造方法を提供し、該方法は、少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力で流体を、固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つの日焼け止め剤に浸透させる工程を含む。
本発明はさらに、本発明に従う方法によって得られる組成物を提供する。
最後に、本発明はパッケージ装置を提供し、これによって本発明の製造方法を実施することができる。
本発明の他の主題、特徴、観点及び利点は、以下の記載及び例を読むことによってより明らかとなる。
好ましくは、ケラチン繊維は毛髪である。
少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力で流体を、固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つの保護剤に浸透させることによって得られた組成物を使用することによって、攻撃的な外部からの影響、特に汚染、べたつきの進行、UV照射、光、フリーラジカル及び塩素、特にUV照射に対してケラチン繊維を保護することが可能となる。
本発明に従うと、ケラチン繊維を化粧トリートメントする組成物を製造する方法は、流体を、30℃以上、好ましくは30℃〜150℃、より好ましくは40℃〜120℃の範囲の温度で、少なくとも3×105Pa (3バール)の圧力で、固形状又はペースト状の形態にあるケラチン物質用の少なくとも一つの保護剤に浸透させる工程を含む。
浸透は、流体が飽和した多孔質媒体を染み通る運動であり、圧力の作用又は影響の結果流体の通過が可能となる。
流体は、液状の水を伴ってもよい水蒸気、又は一又は複数の化粧品として受容可能な、特に有機の、液状及び/又は気体状の溶媒、又は液状の水を伴ってもよい水蒸気と、一又は複数の化粧品として受容可能な液状及び/又は気体状の溶媒との混合物から成ることができる。好ましくは、流体は、液状の水を伴ってもよい少なくとも一つの水蒸気を含み、より好ましくはそれは液状の水を伴ってもよい水蒸気である。
挙げることができる有機溶媒として、例えば以下を挙げることができる:C1〜C4低級アルコール、例えばエタノール及びイソプロパノール;ポリオール及びポリオールエーテル、例えば2−ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル及びモノエチルエーテル;及び芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノール及びこれらの混合物。
“水不溶性化合物”という用語は、25℃の水で0.1質量%以上の濃度において、裸眼で透明な等方性溶液を形成しない全ての化合物を意味する。
保護剤は、固形状の形態又はペースト状の形態にあり、好ましくは固形状の形態にあり、より好ましくは微粉状の形態にある。
本発明の趣旨において、“ペースト状の形態”は、固相と液相の中間のコンシステンシーを意味する。このーペースト状の相の粘度は、25℃、10s-1のせん断力において、好ましくは0.1Pa.sより大きく、より好ましくは1Pa.sより大きい。
本発明の方法を、好ましくは30℃以上、より好ましくは30℃〜150℃の範囲の温度において、加圧流体を生成することが可能な常用の装置に基づいて実施することができる。このような装置は、加熱ブロックを取り付けた耐圧室、及び生成した流体を保護剤へ輸送する回路を含む。
他の態様に従うと、本装置は、液体の貯蔵装置及び液体を該室へ輸送するポンプを含む。
貯蔵装置に含まれる液体は、水又は化粧品として受容可能な溶媒又は化粧品として受容可能ないくつかの溶媒の混合物、又は一又は複数の化粧品として受容可能な溶媒と水との混合物である。好ましくは、液体は少なくとも水を含み、より好ましくはそれは水である。
本発明の方法を実施するのに特に有用な装置は、エスプレッソ型のコーヒー製造装置である。このような装置は本技術分野で周知である。例えば、これらの装置は、特許AT 168 405、US 2,688,911、DE 324 33 870及びIT 1 265 636に記載されている。
本発明の特定の態様に従うと、浸透工程は、30℃以上、好ましくは30℃〜150℃の範囲の温度の、3×105Pa(3バール)〜30×105Pa(30バール)、少なくとも4×105Pa(4バール)、好ましくは10×105Pa(10バール)より高い、最も好ましくは10×105〜30×105Pa(10〜30バール)の圧力下の流体で行われる。
本発明の特定の態様に従うと、浸透工程は、少なくとも4×105Pa(4バール)、好ましくは10×105Pa(10バール)より高い、さらに好ましくは10×105〜30×105Pa(10〜30バール)の圧力下の水蒸気で行われる。
固形状又はペースト状の形態にある保護剤を装置中で直接使用して、この目的のための容器中で加圧流体を発生させることができる。また、これらを化粧組成物をパッケージするための特定の装置にパッケージすることができ、該装置は少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力下で流体を少なくとも部分的に透過させる少なくとも一つの壁によって区切られている密閉ハウジングを含み、該組成物は固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つの保護剤を含む。これらの装置は例えば特許出願WO 00/56629、EP 512 470、WO 99/03753に記載されている。
特定の態様に従うと、ハウジングは二つのシールしたフィルムで区切られている。他の態様に従うと、ハウジングは蓋で密閉したトレイで区切られている。
これらの装置を織成したか又は織成していないプラスチック又は植物性材料、例えばセルロース、金属、例えばアルミニウム、又は複合材料から製造することができる。これらの装置は、例えば特許出願WO 00/56629、EP 512 470又はWO 99/03753に記載されている。
本発明に従う方法で使用することができる保護剤を、日焼け止め剤、抗酸化剤、抗汚染剤及びフリーラジカル捕捉剤から選択することができる。日焼け止め剤を使用することが好ましい。
本発明で使用することができる日焼け止め剤を特に以下から選択する:アントラニレート;ケイヒ酸誘導体;ジベンゾイルメタン誘導体;サリチル酸誘導体;カンファー誘導体;トリアジン誘導体、例えば以下の特許出願に記載されたもの:US 4,367,390、EP 863 145、EP 517 104、EP 570 838、EP 796 851、EP 775 698、EP 878 469、EP 933 376、EP 507 692、EP 507 691、EP 970 243及びEP 944 624;ベンゾフェノン誘導体;β,β−ジフェニルアクリレート誘導体;ベンゾトリアゾール誘導体;ベンザルマロネート誘導体;ベンズイミダゾール誘導体;イミダゾリン;ビスベンゾアゾリル誘導体、例えば特許EP 669 323及びU S2,463,264に記載されたもの;p−アミノ安息香酸(PABA)誘導体;メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体であってUS 5,237,071、US 5,166,355、GB 2 303 549、DE 197 26 148及びEP 893 119に記載されたもの;ベンゾキサゾール誘導体であって特許出願EP 0 832 642、EP 1 027 883、EP 1 300 137及びDE 101 62 844に記載されたもの;遮蔽ポリマー及び遮蔽シリコーン、例えば特にWO 93/04665に記載されたもの;α−アルキルスチレンから誘導したダイマー、例えば特許出願DE 198 55 649に記載されたもの;4,4−ジアリールブタジエン、例えば出願EP 0 967 200、DE 197 46 654、DE 197 55 649、EP−A−1 008 586、EP 1 133 980及びEP 1 133 981に記載されたもの、及びこれらの混合物。
有機遮蔽剤の例として、以下のINCI名で表されるものを挙げることができる:
p−アミノ安息香酸誘導体
PABA、
エチルPABA、
エチルジヒドロキシプロピルPABA、
グリセリルPABA;
サリチル酸誘導体
シェール(Scher)によりDipsalの名称で市販されているジプロピレングリコールサリチレート、
TEAサリチレート、ハーマン&ライマー(Haarmann & Reimer)によりNeo Heliopan TSの名称で市販されているもの;
ジベンゾイルメタン誘導体
ブチルメトキシジベンゾイルメタン、ロッシュ ビタミンズ(Roche Vitamins)により特にParsol 1789の名称で市販されているもの、
イソプロピルジベンゾイルメタン、
ケイヒ酸誘導体
エチルヘキシルメトキシシンナメート、ロッシュ ビタミンズ(Roche Vitamins)により特に商品名Parsol MCXで市販されているもの、
イソプロピルメトキシシンナメート、
イソアミルメトキシシンナメート、ハーマン&ライマー(Haarmann & Reimer)によりNeo Heliopan E 1000の名称で市販されているもの、
DEAメトキシシンナメート、ジイソプロピルメチルシンナメート、グリセリルエチルヘキサノエートジメトキシシンナメート;
β,β−ジフェニルアクリレート誘導体
エトクリレン、BASFにより特にUvinul N35の商品名で市販されているもの、
ベンゾフェノン誘導体
ベンゾフェノン−1、BASFによりUvinul 400の商品名で市販されているもの、
ベンゾフェノン−2、BASFによりUvinul D50の商品名で市販されているもの、
ベンゾフェノン−3、BASFによりUvinul M40の商品名で市販されているもの、
ベンゾフェノン−4、BASFによりUvinul MS40の商品名で市販されているもの、
ベンゾフェノン−5、
ベンゾフェノン−6、ノルケイ(Norquay)によりHelisorub 11の商品名で市販されているもの、
ベンゾフェノン−8、アメリカン シアナミド(American Cyanamid)によりSpectra-Sorb UV-24の名称で市販されているもの、
ベンゾフェノン−9、BASFによりUvinul DS-49の商品名で市販されているもの、
ベンゾフェノン−12、
n−ヘキシル2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート、BASFによりUvinul A Plusの商品名で市販されているもの、
ベンジリデンカンファー誘導体
3−ベンジリデンカンファー、シメックス(Chimex)によりMexoryl SDの名称で製造されているもの、
4−メチルベンジリデンカンファー、メルク(Merck)によりEusolex 6300の名称で市販されているもの、
ベンジリデンカンファースルホン酸、シメックス(Chimex)によりMexoryl SOの名称で製造されているもの、
カンファーベンザルコニウムメトスルフェート、シメックス(Chimex)によりMexoryl SOの名称で製造されているもの、
テレフタリリデンジカンファースルホン酸、シメックス(Chimex)によりMexoryl SXの名称で製造されているもの、
ポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー、シメックス(Chimex)によりMexoryl SWの名称で製造されているもの、
フェニルベンズイミダゾール誘導体
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、メルク(Merck)によりEusolex 232の商品名で特に市販されているもの、
ジナトリウムフェニルジベンズイミダゾールテトラスルホネート、ハーマン&ライマー(Haarmann & Reimer)によりNeo Heliopan APの商品名で市販されているもの、
トリアジン誘導体
アニソトリアジン、チバ ガイギー(Ciba Geigy)によりTinosorb Sの商品名で市販されているもの、
エチルヘキシルトリアゾン、BASFによりUvinul T150の商品名で市販されているもの、
ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、シグマ(Sigma)3VによりUvasorb HEBの商品名で市販されているもの、
フェニルベンゾトリアゾール誘導体
ドロメトリゾールトリシロキサン、ローディア キミ(Rhodia Chimie)によりSilatrizoleの名称で市販されているもの、
メチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、フェアモント ケミカル(Fairmount Chemical)によりMixxim BB/100の商品名で市販されているもの、又は水性分散物中の微細化した形態にあるものであって、チバ スペシャリティー ケミカルズ(Ciba Specialty Chemicals)によりTinosorb Mの商品名で市販されているもの、
アントラニル酸誘導体
メチルアントラニレート、ハーマン&ライマー(Haarmann & Reimer)によりNeo Heliopan MAの商品名で市販されているもの、
イミダゾリン誘導体
エチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリンプロピオネート、
ベンザルマロネート誘導体
ベンザルマロネート官能基を含むポリオルガノシロキサン、例えばロッシュ ビタミンズ(Roche Vitamins)によりParsol SLXの商品名で市販されているポリシリコーン−15;
4,4−ジアリールブタジエン誘導体
1,1−ジカルボキシ(2,2'−ジメチルプロピル)−4,4−ジフェニルブタジエン;
ベンゾキサゾール誘導体
2,4−ビス[5−1(ジメチルプロピル)ベンゾキサゾール−2−イル−(4−フェニル)イミノ]−6−(2−エチルヘキシル)イミノ−1,3,5−トリアジン、シグマ3V(Sigma 3V)によりUvasorb K2Aの名称で市販されているもの;
及びこれらの混合物。
好ましい有機UV日焼け止め剤を以下から選択する:
エチルヘキシルメトキシシンナメート、
ブチルメトキシジベンゾイルメタン、
フェニルベンズイミダゾールスルホン酸、
ベンゾフェノン−3、
ベンゾフェノン−4、
ベンゾフェノン−5、
n−ヘキシル2−(4−ジエチルアミノ−2−ヒドロキシベンゾイル)ベンゾエート、
4−メチルベンジリデンカンファー、
テレフタリリデンジカンファースルホン酸、
ジナトリウムフェニルジベンズイミダゾールテトラスルホネート、
アニソトリアジン、
エチルヘキシルトリアゾン、
ジエチルヘキシルブタミドトリアゾン、
メチレンビス−ベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール、
ドロメトリゾールトリシロキサン、
ポリシリコーン−15、
1,1−ジカルボキシ(2,2'−ジメチルプロピル)−4,4−ジフェニルブタジエン、
2,4−ビス[5−1(ジメチルプロピル)ベンゾキサゾール−2−イル(4−フェニル)イミノ]−6−(2−エチルヘキシル)イミノ−1,3,5−トリアジン、
及びこれらの混合物。
“抗汚染剤”という用語は、オゾン、単環式又は多環式芳香族化合物、例えばベンゾピレン及び/又は重金属、例えばコバルト、水銀、カドミウム及び又はニッケルを捕捉することができる全ての化合物を意味する。“フリーラジカル捕捉剤”は、フリーラジカルを捕捉することができる全ての化合物である。
本発明に従う組成物で使用することができるオゾン捕捉剤として、特に以下を挙げることができる:アスコルビルグルコシドを含むビタミンC及びその誘導体;非−着色性フェノール及びポリフェノール、特にタンニン、エラグ酸及びタンニン酸;エピガロカテキン及びそれを含む天然抽出物;オリーブの葉の抽出物;茶の抽出物、特に緑茶抽出物;アントシアニン;ローズマリー抽出物;フェノール酸、特にクロロゲン酸;スチルベン、特にレスベラトロール;硫黄含有アミノ酸誘導体、特にS−カルボキシメチルシステイン;エルゴチオネイン;N−アセチルシステイン;キレート化剤、例えばN、N'−ビス(3,4,5−トリメトキシベンジル)エチレンジアミン又はその塩、金属錯体又はエステルの一つ;カロチノイド、例えばクロセチン;及び種々の一次物質、例えばアルギニンの混合物、ヒスチジンリボヌクレエート、マンニトール、アデノシントリホスフェート、ピリドキシン、フェニルアラニン、チロシン及びラボラトリース セロビオロジック(Laboratores Serobiologiques)により商品名CPP LS 2633-12F(登録商標)で市販されている加水分解したRNA、ソラビア(Solabia)社により商品名Phytovityl(登録商標)で市販されている水溶性のトウモロコシ画分、インドゥケム(Induchem)社によりUnicotrozon C-49(登録商標)の名称で市販されているカラクサケマンの抽出物とレモンの抽出物との混合物、プロビタル(Provital)社により商品名Pronalen Bioprotect(登録商標)で市販されているチョウセンニンジン、リンゴ、モモ、コムギ及びオオムギの抽出物の混合物。
芳香族の単環式又は多環式化合物を捕捉し、かつ本発明に従う組成物で使用することができる剤として、特に以下を挙げることができる:タンニン、例えばエラグ酸;非−着色性インドール誘導体、特に3−インドールカルビノール;茶の抽出物、特に緑茶抽出物、ホテイアオイ(Eichhornia crassipes)の抽出物;及びソラビア(Solabia)社により商品名Phytovityl(登録商標)で市販されている水溶性のトウモロコシ画分。
最後に、重金属を捕捉し、かつ本発明に従う組成物で使用することができる剤として、特に以下を挙げることができる:キレート化剤、例えばEDTA、エチレンジアミンテトラメチレンホスホン酸のペンタナトリウム塩、及びN,N'−ビス(3,4,5−トリメトキシベンジル)エチレンジアミン又はその塩、金属錯体又はエステルの一つ;フィチン酸;キトサン誘導体;茶の抽出物、特に緑茶抽出物;タンニン、例えばエラグ酸;硫黄含有アミノ酸、例えばシステイン;ホテイアオイ(Eichhornia crassipes)の抽出物;及びソラビア(Solabia)社により商品名Phytovityl(登録商標)で市販されている水溶性のトウモロコシ画分。
本発明に従う組成物で使用することができるフリーラジカル捕捉剤又は抗酸化剤は、先に述べた抗汚染剤のほか、以下を含む:ビタミンE及びその誘導体、例えばトコフェリルアセテート;フラボノイド;ビオフラボノイド;補酵素Q10又はユビキノン;酵素、例えばカタラーゼ、スーパーオキシドジムスターゼ、ラクトペルオキシダーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ及びキノンレダクターゼ;グルタチオン;ベンジリデンカンファー;ベンジルシクラノン;置換ナフタレノン;ピドレート(pidolates);フィタントリオール;γ−オリザノール;グアノシン;リグナン;メラトニン、エリソルビン酸、アスコルビン酸及びアスコルビルパルミテートを含むレダクトン及びその誘導体、及び亜硫酸ナトリウム。
フラボノイドとして、例えば3−フェニルクロマン骨格によって形成されるイソフラボノイドを挙げることができ、これはフラボノイドのサブクラスを構成し、該骨格は種々の置換基及び異なる段階の酸化を含むことができる。“イソフラボノイド”という用語は多数のクラスの化合物を意味し、それらのうちで以下を挙げることができる:イソフラボン、イソフラバノン、ロテノイド、プテロカルパン、イソフラバン、イソフラバン−3−エン、3−アリールクマリン、3−アリール4−ヒドロキシクマリン、クメスタン、クマロノクローム、α−メチルデオキシベンゾイン、2−アリールベンゾフラン、及びこれらの混合物。これとの関連で、有利には、イソフラボノイドの完全な展望、その分析方法、及びその原料について、ハーボーン編のフラボノイド類、P.M.デウィック記述、125〜157頁(1988年)、第5章、“イソフラボノイド類”を参照することができる。
イソフラボノイド類は、天然でも合成起源でもよい。“天然起源”は、天然起源の、通常は植物である要素から種々の抽出方法によって得られた、純粋な状態にある、又は種々の濃度の溶液としてのイソフラボノイドを意味する。“合成起源”は、化学合成によって得られた、純粋な状態にある、又は種々の濃度の溶液であるイソフラボノイドを意味する。
フラボノイドのうち、柑橘類ビオフラボノイドを挙げることができる。柑橘類ビオフラボノイドは、柑橘類の果実、例えばレモン、オレンジ、マンダリン又はグレープフルーツの皮に存在する。これらはさらに、血管を良好な状態に保つその性質によっても知られており、このことは毛細血管の脆弱性及び透過性を低下させることによって生じる(メルクインデックス;1989;1243頁)。
本発明の趣旨に沿って使用することができるビオフラボノイドを、式(I)の化合物から選択することができ:
Figure 2005213264
式中
− Rは、糖基を表し、
− Aは、水素原子又は約1〜4の炭素原子を有するアルコキシ基を表し、
− Bは、水素原子又はヒドロキシル基又は約1〜4の炭素原子を有するアルコキシ基を表し、
− Cは、水素原子又はヒドロキシル基又は約1〜4の炭素原子を有するアルコキシ基を表し、
又は式(II)の化合物から選択することができる:
Figure 2005213264
式中、R1は、6−O−(6−デオキシ−α−L−マンノピラノシル)−β−D−グルコピラノシル基を表し、R2は、約1〜4の炭素原子を有するアルコキシ基を意味する。
上記の式(I)又は(II)で規定するビオフラボノイドは、ケラチン質の上皮誘導物(毛髪、まつげ、眉毛及び爪)の物理的性質、特に機械的性質及び/又は化粧特性を保護し又は強化する目的の処置剤である。
強化される機械的特性は、特に引っ張り強度、破壊負荷又は弾性である。
化粧特性は、特にくし通り性及び/又はスタイリング性及び/又は柔軟性である。
本発明の趣旨に沿って、Aは好ましくは水素原子又はメトキシ基を表し、B及びCは好ましくは、かつ相互に独立して、水素原子又はヒドロキシル又はメトキシ基を表し、R2は好ましくはメトキシ基を表す。Rは好ましくは以下の基から選択する残基である:6−O−(6−デオキシ−α−L−マンノピラノシル)−β−D−グルコピラノシル、2−O−(6−デオキシ−α−L−マンノピラノシル)−β−D−グルコピラノシル及び6−デオキシ−α−L−マンノピラノシル。
特に好ましい式(I)の化合物波を、ナリンジン、ネオヘスペリジン、ヘスペリジン及びエリオジクチンから選択する。
式(I)及び(II)の化合物はビオフラボノイド類であり、これらを植物から抽出し、さらにHarbone J. B., Mabry T. J., Helga Mabry, 1975 “フラボノイド類”に記載された方法に従って得ることができる。
本発明に従って使用することができるビオフラボノイドは、ケラチン質の上皮誘導物に高い親和性を有する。これらはケラチン質の上皮誘導物の物理的性質を強化し、特に光による劣化に対抗する。これらはケラチン質の上皮誘導物の機械特性、特にその引っ張り強度、その弾性及び水性媒体におけるその膨潤速度を保持する。このように処置された毛髪は良好な化粧特性、特にくし通りの良さを示す。
使用した植物又は植物抽出物に、浸透に先立って、ロースト、低温粉砕又は凍結乾燥のような処置を行うことができる。
式(I)及び(II)の化合物は、柑橘類の果実、特にレモンの抽出物中に存在する。これらの抽出物は、インターケミカル(Interchemical)社によりCitrus Bioflavonoid Complex 45%、Lemon Bioflavonoid Complex 50%、Grapefruit Bioflavonoid Complex 25%及びOrange Bioflavonoid Complex 25%の名称で特に市販されている。
本発明に従う保護剤を、一又は複数の固形又はペースト状の、好ましくは微粉状の補助剤との混合物として使用することができる。補助剤を以下から選択することができる:クレイ、塩、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性及び双性イオン性界面活性剤、天然若しくは合成増粘剤、ガラスビーズ、シリカ、ナイロン、アルミナ、二酸化チタン、ゼオライト、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、キトサン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、単糖類若しくは多糖類、例えばグルコース、スクロース、ソルビトール若しくはフルクトース、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、樹脂粒子、例えばシリコーン若しくはシリカビーズ、タルク、ポリアスパラギン酸、ボロシリケート、特にカルシウムボロシリケート、ポリエチレン、綿、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、セルロース及びその誘導体、超吸収体化合物、炭酸マグネシウム若しくは炭酸カルシウム、変性されていてもよいデンプン、トウモロコシ種子、ポリジメチルシロキサンガム、ポリアクリルアミド、多孔性ヒドロキシアパタイト、絹、コラーゲン、おがくず、ヒバマタ粉末、コムギ、コメ、豆類、ルピナス、ダイズ若しくはオオムギの粉末若しくは抽出物、架橋したポリビニルピロリドン、アルギン酸カルシウム、活性炭、ポリ(ビニリデンクロリド/アクリロニトリル)粒子、特にアクゾ ノーベル(AKZO Nobel)社により一般名Expancel(登録商標)で市販され、Expancel(登録商標)WE若しくはDEの特定の名称で市販されているもの、及びこれらの混合物。本発明の製造方法から初めて、直接使用することができるか又は種々の成分を加えて使用できる化粧トリートメント組成物が得られる。
一又は複数の補助剤が存在する場合、本発明の一又は複数の保護剤は、保護剤と補助剤の総量に対して、好ましくは0.5質量%〜99質量%、より好ましくは1質量%〜80質量%、さらに好ましくは2質量%〜60質量%の範囲の量で存在する。
本発明の方法に従って得られる、ケラチン物質を化粧トリートメントするための組成物は、一又は複数の保護剤及び流体化合物、すなわち水及び/又は化粧品として受容可能な溶媒に加えて、固形又はペースト状混合物中に存在する一又は複数の補助剤の全て又は一部を含んでもよい。
本発明の製造方法から始めて、ケラチン物質を化粧トリートメントするための組成物が得られ、該組成物を直接ケラチン繊維へ適用することができ、又は化粧品で常用される少なくとも一つの添加剤を該組成物へ使用者が添加することもできる。本発明の方法によって得られた少なくとも二つの組成物を混合することも可能である。必要な場合には一又は複数の混合物及び/又は上記の一又は複数の添加の結果得られた、ケラチン繊維を化粧トリートメントする組成物を、以下では最終化粧トリートメント組成物又は最終組成物という。
本発明の特定の態様は、ある装置によって得られた組成物を適用することであり、該装置はヒトの介入を必要とせず、かつ該装置は冷却手段を備えていてもよい。
本発明の方法によって得られた最終化粧トリートメント組成物中に存在する一又は複数の保護剤の量は一般的に、最終化粧トリートメント組成物の全質量の約0.001質量%〜50質量%、好ましくは0.005質量%〜30質量%、より好ましくは0.01質量%〜20質量%である。
本発明の方法によって得られた化粧組成物を化粧品として受容可能な媒体と混合する場合、該媒体は一般に、水に十分に溶解しない化合物を溶解させるための少なくとも一つの有機溶媒と水との混合物又は水から成る。
有機溶媒として、例えば以下を挙げることができる:低級C1〜C4アルコール、例えばエタノール及びイソプロパノール;ポリオール及びポリエーテル、例えば2−ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチル及びモノメチルエーテル;及び芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノール、及びこれらの混合物。
溶媒は、最終組成物の全質量に対して、好ましくは1質量%〜40質量%、より好ましくは5質量%〜30質量%割合で存在する。
化粧品で常用される少なくとも一つの添加剤を、本発明の方法に従って得られた化粧トリートメント組成物に添加することも可能である。これらの添加剤の例として以下を挙げることができる:アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性及び双性イオン性界面活性剤若しくはその混合物、アニオン性、カチオン性、ノニオン性、両性及び双性イオン性ポリマー又はその混合物、有機若しくは無機増粘剤、特にアニオン性、カチオン性、ノニオン性及び両性ポリマー会合性増粘剤、抗酸化剤、浸透剤、封鎖剤、芳香剤、緩衝液、分散剤、コンディショニング剤、例えばシリコーン油、フィルム形成剤、セラミド、保存剤、不透明化剤、さらに油、ワックス、ガム及び着色した顔料又は真珠光沢顔料。
上記の添加剤は、最終組成物の質量に対して、一般に、これらのそれぞれが0.01〜20質量%の量で存在する。
当然のことながら、当業者はこれらの任意の化合物を十分に注意して選択して、本発明に従う化粧組成物に本来備わっている有利な性質が、意図する添加によって悪影響を受けないようにするか実質的に悪影響を受けないようにする。
最終組成物のpHは一般に3〜12、好ましくは5〜11である。これを化粧品で一般に使用する酸性化剤又は塩基性化剤によって調整することができ、又は常用の緩衝剤系によって調整することができる。
酸性化剤のうち、例として以下を挙げることができる:有機酸又は無機酸、例えば塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸及び乳酸、及びスルホン酸。
塩基性化剤のうち、例として以下を挙げることができる:アンモニア、アルカリ金属カーボネート、アルカノールアミン、例えばモノ−、ジ−及びトリエタノールアミン及びその誘導体、水酸化ナトリウム若しくは水酸化カリウム及び以下の式(II)の化合物:
Figure 2005213264
式中、Wはヒドロキシル基又はC1〜C4アルキル基で置換されていてもよいプロピレン残基であり;Ra、Rb、Rc及びRdは、同一又は異なり、水素原子又はC1〜C4アルキル基又はC1〜C4ヒドロキシアルキル基を表す。
最終化粧トリートメント組成物は種々の形態で存在することができ、例えばリキッド、クリーム又はジェル又はケラチン物質、特にケラチン繊維及び皮膚のトリートメントを行うのに適するいずれの形態においても存在することができる。
最終化粧トリートメント組成物を、例えばケラチン繊維をトリートメントするシャンプー、コンディショナー、リンスするか又はリンスしないケア製品、ディープダウンケアマスク、シャワージェル、ローション又はクリームとして使用することができる。
本発明は同様に、ケラチン繊維を化粧トリートメントするための化粧組成物を製造する方法を提供し、該方法は固形又はペースト状の形態にある少なくとも一つの日焼け止め剤を通って少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力下で流体を浸透させる工程を含むことを特徴とする。
本発明は同様に、この方法で得られる組成物を提供し、さらに攻撃的な外部からの影響に対してケラチン繊維を保護するためのその使用をも提供する。本組成物は好ましくは保存剤を欠く。
本発明はさらに、攻撃的な外部からの影響に対してケラチン繊維、特に皮膚を保護することを意図する組成物を製造するための、本発明に従う方法によって得られる組成物の、化粧品としての使用を提供する。
本発明で使用する組成物を、使用者により、又はヒトの介入を必要としない装置により、ケラチン繊維に適用することができる。適用時間は15秒から1時間の間で変化することができる。
適用に引き続き、本発明に従って得られる化粧トリートメント組成物を、化粧品として受容可能な媒体及び/又は上記の化粧品で常用される一又は複数の添加剤と混合することができる。
他の態様は、本発明の方法に従う少なくとも二つの化粧トリートメント組成物を製造すること、これらを混合し、かつ必要により化粧品として受容可能な媒体及び/又は化粧品で常用される上記の一又は複数の添加剤を添加すること、次いで得られた最終組成物をケラチン物質へ適用することである。
日焼け止め剤の使用により、特にUV照射に対抗することが可能となる。
以下の例は本発明を説明するためのものである。
例1
以下の成分を、固形混合物の総質量に対する質量%で示した割合で混合する:
− セチルステアリルアルコール/エトキシル化
(30EO)セチルステアリルアルコール混合物、
コグニス(Cognis)社によりSinnowax AOの商品名で
市販されているもの 40%
− 2−フェニルベンズイミダゾール−5−スルホン酸、
メルク(Merck)社によりのEusolex 232の商品名で
市販されているもの 20%
− 塩化ナトリウム 40%
5gの本混合物をエスプレッソマシーンに入れる。次いで水蒸気を、最終容量が50mlの組成物(A)が得られるまで、それに通過させる。
次いで、2質量部の組成物(A)に、適用を容易にするために1質量%のヒドロキシエチルセルロースを含む水性組成物(B)の1質量部を添加することができる。
これによって、毛髪に即時に適用できる化粧トリートメント組成物が提供される。
これを適用された毛髪は、攻撃的な外部からの影響に耐性である。
例2
以下の成分を、固形混合物の総質量に対する質量%で示した割合で混合する:
− セチルステアリルアルコール/エトキシル化
(30EO)セチルステアリルアルコール混合物、
コグニス(Cognis)社によりSinnowax AOの商品名で
市販されているもの 40%
− 2−ヒドロキシ−4−メトキシベンゾフェノノン
−5−スルホン酸、BASF社によりUvinul MS 40の
商品名で市販されているもの 20%
− チュリー根インスリン、コサン(Cosun)社により
Frutafit IQの商品名で市販されているもの 40%
5gの本混合物をエスプレッソマシーンに入れる。次いで水蒸気を、最終容量が50mlの組成物(A)が得られるまで、それに通過させる。
次いで、2質量部の組成物(A)に、適用を容易にするために1質量%のヒドロキシエチルセルロースを含む水性組成物(B)の1質量部を添加することができる。
これによって、毛髪に即時に適用できる化粧トリートメント組成物が提供される。
これを適用された毛髪は、攻撃的な外部からの影響に耐性である。

Claims (33)

  1. 少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力で流体を、固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つのケラチン繊維用の保護剤に浸透させることによって得られた組成物の、攻撃的な外部からの影響に対してケラチン繊維を保護するための、化粧品としての使用。
  2. 保護剤を、日焼け止め剤、抗酸化剤、抗汚染剤及びフリーラジカル捕捉剤から選択することを特徴とする、請求項1に記載の使用。
  3. 保護剤を日焼け止め剤から選択することを特徴とする、請求項2に記載の使用。
  4. 日焼け止め剤を以下から選択することを特徴とする、請求項3に記載の使用:アントラニレート、ケイヒ酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、サリチル酸誘導体、カンファー誘導体、トリアジン誘導体、ベンゾフェノン誘導体、β,β−ジフェニルアクリレート誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、ベンザルマロネート誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、イミダゾリン、ビスベンゾアゾリル誘導体、p−アミノ安息香酸誘導体、メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体、ベンゾキサゾール誘導体、遮蔽ポリマー及び遮蔽シリコーン、α−アルキルスチレンから誘導したダイマー、4,4−ジアリールブタジエン、及びこれらの混合物。
  5. 抗汚染剤を以下から選択することを特徴とする、請求項2に記載の使用:ビタミンC及びその誘導体、非−着色性フェノール及びポリフェノール、エピガロカテキン及びそれを含む天然抽出物、オリーブの葉の抽出物、茶の抽出物、アントシアニン、ローズマリー抽出物、フェノール酸、スチルベン、硫黄含有アミノ酸誘導体、N−アセチルシステイン、キレート化剤、カロチノイド、及び非−着色性インドール誘導体。
  6. フリーラジカル捕捉剤又は抗酸化剤を以下から選択することを特徴とする、請求項2に記載の使用:ビタミンE及びその誘導体、フラボノイド、ビオフラボノイド、補酵素Q10又はユビキノン、カタラーゼ、スーパーオキシドジムスターゼ、ラクトペルオキシダーゼ、グルタチオンペルオキシダーゼ及びキノンレダクターゼ、グルタチオン、ベンジリデンカンファー、ベンジルシクラノン、置換ナフタレノン、ピドレート(pidolates)、フィタントリオール、γ−オリザノール、グアノシン、リグナン、メラトニン、エリソルビン酸、アスコルビン酸及びアスコルビルパルミテートを含むレダクトン及びその誘導体、及び亜硫酸ナトリウム。
  7. 固形又はペースト状の形態にある保護剤を、少なくとも一つの補助剤との混合物として使用することを特徴とする、先の請求項1ないし6のいずれか1項に記載の使用。
  8. 補助剤を以下から選択することを特徴とする、請求項7に記載の使用:クレイ、塩、アニオン性、ノニオン性、カチオン性又は双性イオン性界面活性剤、天然若しくは合成増粘剤、変性されていてもよいデンプン、ガラスビーズ、シリカ、ナイロン、アルミナ、二酸化チタン、ゼオライト、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、キトサン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、単糖類若しくは多糖類、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、樹脂粒子、例えばシリコーン若しくはシリカビーズ、タルク、ポリアスパラギン酸、ボロシリケート、特にカルシウムボロシリケート、ポリエチレン、綿、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、セルロース及びその誘導体、超吸収体化合物、炭酸マグネシウム若しくは炭酸カルシウム、トウモロコシ種子、ポリジメチルシロキサンガム、ポリアクリルアミド、多孔性ヒドロキシアパタイト、絹、コラーゲン、おがくず、ヒバマタ粉末、コムギ、コメ、豆類、ルピナス、ダイズ若しくはオオムギの粉末若しくは抽出物、架橋したポリビニルピロリドン、アルギン酸カルシウム、活性炭、ポリ(ビニリデンクロリド/アクリロニトリル)粒子。
  9. 一又は複数の保護剤が、保護剤と補助剤の総量に対して、0.5質量%〜99質量%、好ましくは1質量%〜80質量%、より好ましくは2質量%〜60質量%の範囲の量で存在することを特徴とする、請求項7又は8に記載の使用。
  10. 浸透工程が、3×105Pa(3バール)〜30×105Pa(30バール)、好ましくは10×105〜30×105Pa(10〜30バール)の圧力下の流体で行われることを特徴とする、先の請求項1ないし9のいずれか1項に記載の使用。
  11. 浸透工程が、少なくとも10×105Pa(10バール)の圧力下の流体で行われることを特徴とする、先の請求項1ないし10のいずれか1項に記載の使用。
  12. 流体が液状の水を伴ってもよい水蒸気であることを特徴とする、先の請求項1ないし11のいずれか1項に記載の使用。
  13. 流体が一又は複数の化粧品として受容可能な気体状及び/又は液状の有機溶媒から成ることを特徴とする、請求項1ないし11のいずれか1項に記載の使用。
  14. 組成物をケラチン繊維に適用することを特徴とする、先の請求項1ないし13のいずれか1項に記載の使用。
  15. ヒトの介入を必要としない装置によって組成物をケラチン繊維に適用することを特徴とする、請求項14に記載の使用。
  16. 適用の前に、化粧品として受容可能な媒体及び/又は一又は複数の化粧品で使用される一又は複数の添加剤と組成物を混合することを特徴とする、請求項14に記載の使用。
  17. 少なくとも二つの化粧組成物を製造し、混合しかつ該混合物をケラチン繊維に適用することを特徴とする、先の請求項1ないし16のいずれか1項に記載の使用。
  18. 攻撃的な外部からの影響が汚染、べたつきの進行、UV照射、光、フリーラジカル又は塩素であることを特徴とする、先の請求項1ないし17のいずれか1項に記載の使用。
  19. 攻撃的な外部からの影響がUV照射であることを特徴とする、請求項18に記載の使用。
  20. ケラチン繊維が毛髪であることを特徴とする、先の請求項1ないし19のいずれか1項に記載の使用。
  21. ケラチン繊維を化粧トリートメントするための化粧組成物の製造方法であって、該方法が少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力で流体を、固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つの日焼け止め剤に浸透させる工程を含むことを特徴とする、方法。
  22. 日焼け止め剤を以下から選択することを特徴とする、請求項21に記載の方法:アントラニレート、ケイヒ酸誘導体、ジベンゾイルメタン誘導体、サリチル酸誘導体、カンファー誘導体、トリアジン誘導体、ベンゾフェノン誘導体、β,β−ジフェニルアクリレート誘導体、ベンゾトリアゾール誘導体、ベンザルマロネート誘導体、ベンズイミダゾール誘導体、イミダゾリン、ビスベンゾアゾリル誘導体、p−アミノ安息香酸誘導体、メチレンビス(ヒドロキシフェニルベンゾトリアゾール)誘導体、ベンゾキサゾール誘導体、遮蔽ポリマー及び遮蔽シリコーン、α−アルキルスチレンから誘導したダイマー、4,4−ジアリールブタジエン、及びこれらの混合物。
  23. 固形又はペースト状の形態にある日焼け止め剤を、少なくとも一つの補助剤との混合物として使用することを特徴とする、請求項21又は22に記載の方法。
  24. 補助剤を以下から選択することを特徴とする、請求項23に記載の方法:クレイ、塩、アニオン性、ノニオン性、カチオン性又は双性イオン性界面活性剤、天然若しくは合成増粘剤、変性されていてもよいデンプン、ガラスビーズ、シリカ、ナイロン、アルミナ、二酸化チタン、ゼオライト、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、キトサン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、単糖類若しくは多糖類、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、樹脂粒子、例えばシリコーン若しくはシリカビーズ、タルク、ポリアスパラギン酸、ボロシリケート、特にカルシウムボロシリケート、ポリエチレン、綿、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、セルロース及びその誘導体、超吸収体化合物、炭酸マグネシウム若しくは炭酸カルシウム、トウモロコシ種子、ポリジメチルシロキサンガム、ポリアクリルアミド、多孔性ヒドロキシアパタイト、絹、コラーゲン、おがくず、ヒバマタ粉末、コムギ、コメ、豆類、ルピナス、ダイズ若しくはオオムギの粉末若しくは抽出物、架橋したポリビニルピロリドン、アルギン酸カルシウム、活性炭、ポリ(ビニリデンクロリド/アクリロニトリル)粒子。
  25. 一又は複数の保護剤が、保護剤と補助剤の総量に対して、0.5質量%〜99質量%、好ましくは1質量%〜80質量%、より好ましくは2質量%〜60質量%の範囲の量で存在することを特徴とする、請求項23又は24に記載の方法。
  26. 浸透工程が、少なくとも10×105Pa(10バール)の圧力下の流体で行われることを特徴とする、請求項21ないし25のいずれか1項に記載の方法。
  27. 流体が液状の水を伴ってもよい水蒸気であることを特徴とする、請求項21ないし26のいずれか1項に記載の使用。
  28. 流体が一又は複数の化粧品として受容可能な気体状及び/又は液状の有機溶媒から成ることを特徴とする、請求項21ないし26のいずれか1項に記載の方法。
  29. 請求項21ないし28のいずれか1項に記載の方法によって得られる組成物。
  30. 組成物が保存剤を欠くことを特徴とする、請求項29に記載の組成物。
  31. 請求項29又は30に記載の組成物をパッケージする装置であって、少なくとも3×105Pa(3バール)の圧力下で流体を少なくとも部分的に透過させる少なくとも一つの壁によって区切られている密閉ハウジングを含み、該組成物が固形状又はペースト状の形態にある少なくとも一つの日焼け止め剤を含む、装置。
  32. ハウジングが二つのシールしたフィルムで区切られていることを特徴とする、請求項31に記載の装置。
  33. ハウジングが蓋で密閉したトレイで区切られていることを特徴とする、請求項31に記載の装置。
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