JP2005225885A - 加圧流体及び粒子に捕捉された化粧学的に活性な液状化合物を用いた、ケラチン物質を化粧学的に処置するための組成物の製法 - Google Patents

加圧流体及び粒子に捕捉された化粧学的に活性な液状化合物を用いた、ケラチン物質を化粧学的に処置するための組成物の製法 Download PDF

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Abstract

【課題】 ヒトのケラチン物質、特にヒトの皮膚又は毛髪又は爪等のケラチン繊維を処置するための、化粧学的組成物の製法、並びにこの組成物を用いた、ケラチン物質を処置するための化粧学的な方法を提供する。
【解決手段】 固体粒子に捕捉された液体としての、少なくとも1種の化粧学的に活性な化合物に、少なくとも約0.3MPa(3 bar)なる圧力下にある流体を浸透させる工程を含むことを特徴とする、ケラチン物質を化粧学的に処置するための組成物の製法、及び上記方法によって、化粧料組成物を調製し、該組成物を該ケラチン物質に適用することを特徴とする、ケラチン物質を処置するための化粧学的方法。

Description

本発明は、ヒトのケラチン物質、特にヒトの皮膚又は毛髪又は爪等のケラチン繊維を処置するための、化粧学的組成物の製法、並びにこの組成物を用いた、ケラチン物質を処置するための化粧学的な方法に関するものである。
化粧料分野では、ケラチン物質、例えば過敏性毛髪、即ち外的な薬物、例えば大気中の薬剤、海水、水泳用プールの水等の化学的作用、及び/又はパーマネントウエーブ、張力解除処置、染髪又は脱色処理等の毛髪の処理により損傷を受けた、あるいは脆弱化されている毛髪の化粧学的な特性を改善することが、恒常的に探求されている。従って、液状の化粧学的に活性な化合物を含む、化粧処置用の組成物が、これらの物質に適用され、該化合物は、例えばケラチン物質が、多かれ少なかれ反復的に受ける、様々な処置又は影響因子によって生じる、有害作用又は悪影響からの該物質の復元、若しくはこれら作用を制限するためのコンディショニング剤、例えばオイルである。これらのコンディショニング剤は、また天然の毛髪の化粧学的性質をも改善することができる。これらの処置組成物は、該大気中の薬剤又は処置の作用を受ける前、又はその後に適用することができる。
皮膚を処置するために、及び特に柔軟化、抗-炎症、止痒、防腐、発汗防止、収斂、鎮静、瘢痕化、強化、芳香発生及び/又は増強特性を得るためのみならず、皮膚に栄養を与え、若しくは水和させ、外部薬物に対して防御し、死んだ皮膚を排除し、皺及び細かい線を除き、着色斑点(加齢に伴って、特に手、首又は顔面に現れる、着色性欠陥、即ち斑点)をも除き、あるいはまた皮膚を着色する目的で、植物抽出物を使用することも、公知の手法である。
従って、肌合いを整えるためには、小麦、ヒバマタ属海草;その酸化防止特性にとっては、米、ローズマリー、セージ、タイム、緑茶、カンゾウ;その発泡又は乳化特性に対しては、シャボンソウ、キズタ、ナギイカダ、キラハ、サルトリイバラ、キノア、大豆;その光に対する保護特性にとっては、アロエ、ヒマワリ、カンゾウ、モクレン、フッカツソウ(resurrection lily);その増粘又は吸収特性にとっては、エンドウ、小麦、馬鈴薯、コーン;その芳香特性にとっては、ローズマリー、バイオレット、ラベンダー、ローズを使用する。
化粧学的に活性な化合物に関する様々な処理は、公知である。
文献US 5,895,672は、エスプレッソ技術を用いて、茶、特に緑茶の製造する装置を記載している。
文献US 6,468,564は、植物抽出物を主成分とする皮膚処置組成物を記載している。
文献US 6,146,616は、ルピナス油を主成分とする、特に皮膚を処置するための、酸化防止組成物を記載している。
文献US 2003/096038は、飲料を製造するためのカートリッジを記載している。この飲料は、固体化合物に、加圧水を通すことによって得られる。
文献US 2,526,607は、木材からワックスを製造する方法を記載しており、この方法は、酸を使用して、該木材中に含まれるセルロースを加水分解する工程を含む。
特許出願FR 2,207,699は、フラボン顔料を含有する植物抽出物を精製する方法を記載している。
特許出願EP 0,384,796は、植物原料からのピオノゲノール(pyonogenol)に富む抽出物を得る方法を記載している。
特許出願WO 03/095979は、加圧蒸気を用いた、植物サンプルを処理するための方法を記載している。
文献US 5,405,633は、溶媒として液状プロパンを用いた、天然産物からのオイル及び脂肪物質の抽出方法を記載している。
特許出願EP 1,426,028は、二酸化炭素を用いた、ピートの抽出を制御する方法を記載している。
特許出願EP 0,464,297は、植物から固体状態で、親油性植物抽出物を製造する方法を記載している。
文献US 2003/157183は、微細な固体粒子をマイクロカプセルとして封入する方法を記載している。
しかし、これら文献の何れも、固体粒子に捕獲されている、液状の化粧学的に活性な化合物に、流体を浸透させる技術を教示していない。
しかし、これらの化粧学的に活性な化合物を含む化粧処置用組成物は、一般に水性組成物であって、該薬物はそこに溶解しなければならない。これら化合物の低い溶解性は、これら組成物の処置特性を低下させる。さらに、この溶解度における基準は、ケラチン物質の化粧学的処置のために使用できる化粧学的に活性な化合物の数、並びに消費者に提供できる、これら化合物を含有する組成物の数を減じてしまう。この問題は、特に高い融点を持つ化合物に当てはまる。
さらに、これらの化粧学的に活性な化合物は、水性溶液及び/又は大気中の媒体において、あるいはある種の化学的試薬、例えば還元剤又は酸化剤の存在下では、一般に不安定であり、そのために、比較的効果が低く、またその外観、香り、及び/又は感触が、数日以内に消費者にとって受け入れ難いものとなってしまう化粧料組成物がもたらされる。
本出願人は、驚いたことに、ケラチン物質の処置用の化粧料組成物を製造するための新規な方法を用いることによって、化粧学的に活性な化合物のより高い又はより低い濃度で含む組成物を、2分未満の極めて短い時間で、必要に応じて、特に保存剤を使用することなしに、得ることができ、上に概説した溶解度の問題が解決できることを見出した。
この方法は、実施が簡単であり、また活性薬剤又はその混合物に関連する、消費者のニーズにとって適している。液体状態にある化粧学的に活性な化合物又はその混合物は、適当な粒子、特に多孔質又は表面処理されている粒子に捕捉されており、また室温(大気圧(0.1MPa)において、20-25℃)、好ましくは30℃以上の温度を持つ加圧流体が、1分未満という極めて短時間に渡り、これら粒子、特に多孔質又は表面処理されている粒子に捕捉されている該化粧学的に活性な化合物又はその混合物に、通される。
この方法は、化粧学的に活性な化合物が、水又は周囲の水分と反応することにより、あるいはこれらが、無水媒体中ではこれらと反応しない化合物と水性溶液中では反応するために、水性組成物中で不安定な該化粧学的に活性な化合物を無水状態で使用することを可能とする。
本発明の方法に従って製造した組成物は、限られた貯蔵安定性を持つ恐れがあるが、これはこの場合欠点ではない。というのは、この方法は、組成物の調製後即座に、例えばその製造後5分以内に、特にケラチン物質に許容される温度まで、とりわけ60℃以下まで、より好ましくは50℃以下まで冷却した後に使用するための、直に使用する組成物に導くからである。該組成物は、該化粧学的に活性な化合物又はその混合物の劣化速度に応じて、その製造から1週間後まで使用できる。
このように極めて短い製造時間を与えることにより、所定の化粧学的特性に従って、様々な化粧学的に活性な化合物を一緒に混合することによって、該化粧学的処置用の組成物を、「必要に応じて」製造することが可能となる。
他の態様では、該カチオン性のコンディショニング剤は、直に使用できるデバイスにより包装することができ、予め溶液中の該活性化合物の濃度を測定する必要がなく、このことは、使用者による測定誤差を抑制する。
さらに、本発明の方法は、多重仕切りボトルの使用を回避することを可能とし、このために、使用者にとって、この方法は、特に経済的かつ安全なものとなっている。
このようにして得た組成物は、単独で、又は他の組成物との混合物として使用できる。
この製法の更なる利点は、良好な化粧料特性を持つ組成物の製造である。
従って、本発明の課題の一つは、ケラチン物質を処置するための化粧料組成物の製法を提供することにあり、この方法は、少なくとも約0.3MPa(3 bar)なる圧力下で、固体粒子、特に多孔質又は表面処理が施された粒子に捕捉された、少なくとも1種の化粧学的に活性な化合物に、流体を浸透させる工程を含むことを特徴とする。
本発明のもう一つの課題は、本発明の上記方法により得られる組成物を提供することにある。
本発明の課題は、また本発明の上記方法により得られる組成物の、ケラチン物質の化粧処置用の薬剤としての使用、特にその化粧学的な使用法を提供することにある。
最後に、本発明の課題は、本発明の上記製法を実施するための包装デバイスを提供することにある。
また、本発明の課題は、ヒトケラチン物質を処置するための化粧学的方法に係り、この方法は、a) 少なくとも約0.3MPa(3 bar)なる圧力下で、多孔質又は表面処理が施された粒子に捕捉された、少なくとも1種の化粧学的に活性な化合物に、流体を浸透させることにより、そのまま使用できる化粧料組成物を製造する工程、及びb) 該工程a)で得た組成物を、該ケラチン物質に適用する工程を含む。
該活性薬剤の特性に応じて、該ケラチン物質に対する適用は局所的に、経口経路で、及び好ましくは局所的に行うことができる。
本発明のその他の課題、特徴、局面及び利点は、以下に記載される説明及び実施例を読んだ際に、より一層明らかになるであろう。
該用語「化粧学的に活性な化合物」とは、化粧学的又は皮膚科学的活性を持つ任意の化合物、即ち皮膚又はケラチン繊維に有益な作用を持つ化合物を意味する。
本発明によれば、ケラチン物質を処置するための化粧料組成物の上記製造方法は、少なくとも約0.3MPa(3 bar)なる圧力下で、好ましくは30℃以上、例えば30〜150℃なる範囲、及びより一層好ましくは40〜120℃なる範囲の温度にて、多孔質又は表面処理が施された固体粒子に捕捉された、少なくとも1種の化粧学的に活性な化合物に、流体を浸透させる工程を含む。
上記「液体」及び「固体」なる概念は、20-25℃なる温度及び0.1MPaという大気圧下における活性化合物又は粒子の物理的な状態を意味する。さらに、該粒子は、有利には高い融点、即ち少なくとも使用する浸透温度よりも高い融点を持つ。
浸透とは、飽和した多孔質媒体を介して流体を移動させて、圧力の作用又は影響によって、該流体を通過させることである。
本発明の方法において使用する該流体は、場合により液体としての水を含む蒸気、あるいは1種以上の化粧学的に許容される、特に有機の、液状及び/又は気体状の溶媒、あるいは場合により液体としての水を含む蒸気と、1種以上の化粧学的に許容される液状及び/又は気体状溶媒との混合物からなるものであり得る。好ましくは、該流体は、少なくとも液体としての水を含んでいてもよい蒸気であり、及びより一層好ましくは液体としての水を含んでいてもよい蒸気である。
例示可能な有機溶媒の例は、C1-C4低級アルコール、例えばエタノール及びイソプロパノール;ポリオール及びポリオールエーテル、例えば2-ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル及びモノエチルエーテル;また芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノール;及びこれらの混合物を含む。
表現「水-不溶性化合物」とは、水中で25℃にて、0.1質量%以上の濃度で、肉眼観察に対して、透明な等方性溶液を生成しない、あらゆる化合物を意味するものとする。
液体状態にある化粧学的に活性な化合物は、固体粒子に捕捉され、あるいは固体粒子上に固定化され、これら粒子は、該化合物を吸着又は吸収することができ、これら粒子は、特に多孔質であるか、又は表面処理が施されている。この「表面処理された粒子」なる用語は、該化粧学的に活性な化合物を、例えば吸着によって結合できるように処理されている、粒子を意味するものとする。
液体状態にある化粧学的に活性な化合物の捕捉は、当業者には公知の多くの技術によって、該活性化合物を、該多孔質又は表面処理された固体粒子と接触状態に置くことにより、起こり得る。列挙可能なこれら技術は、含浸、凍結乾燥、特に特許:FR 2,099,049に記載されているもの、噴霧乾燥及び霧化である。
上記用語「ケラチン物質」とは、皮膚、頭皮及び口唇、及び/又は外皮、例えばツメ、睫、眉毛及び毛髪を意味する。
本発明の方法は、加圧流体を生成するための標準的なデバイスを用いて、室温以上の温度、好ましくは少なくとも30℃、例えば30〜150℃なる範囲及びより一層好ましくは40〜120℃なる範囲の温度にて実施することができる。このようなデバイスは、加熱単位を備えた、耐圧性のチャンバー及び生成する該流体を、該補足された化粧学的に活性な化合物まで搬送する回路を含む。
もう一つの態様によれば、このデバイスは、さらに液体の貯蔵槽、及び該液体を該チャンバーまで搬送するためのポンプをも含む。
この貯蔵槽に含まれる該液体は、水、又は化粧学的に許容される溶媒又は幾つかの化粧学的に許容される溶媒の混合物、あるいは水と1種以上の化粧学的に許容される溶媒との混合物である。この液体は、好ましくは少なくとも水を含み、またより一層好ましくは該液体は水である。
本発明の方法を実施するのに特に有用なデバイスは、「エスプレッソ」式のコーヒー飲料製造装置である。このような装置は、当分野において周知である。例えば、これらの装置は、特許:AT 168,405、US 2,688,911、DE 324 33 870及びIT 1,265,636に記載されている。
本発明の特定の態様によれば、該浸透(パーコレーション)段階は、30℃以上、特に30〜150℃なる範囲及び好ましくは40〜120℃なる範囲の温度にて、0.3〜3 MPa (3〜30 bar)なる範囲又は少なくとも0.4 MPa (4 bar)、好ましくは1 MPa (10 bar)を越える、及び最も好ましくは1〜3 MPa (10〜30 bar)なる範囲の圧力にて、流体を使用して行われる。
固体粒子に捕捉された(あるいはこれらの粒子上に固定化された)、該化粧学的に活性な化合物は、この目的のために設計された容器内で、該加圧流体を発生するデバイス内で直接使用することができる。これらは、また化粧料組成物を包装するための、特定のデバイス内で包装することができ、このデバイスは、少なくとも一つの壁によって境界が定められた、閉じたハウジングを含み、該少なくとも一つの壁は、少なくとも0.3 MPa (3 bar)なる圧力下にある流体に対して、少なくとも部分的に透過性であり、該組成物は、固体又はペースト状の少なくとも1種のカチオン性コンディショニング剤を含む。このようなデバイスは、例えば特許出願:WO 00/56629、EP 512470、US 5,897,899又はWO 99/03753に記載されている。これら包装デバイスは、一般に気密性、水密性及び/又は耐光性である。
特定の態様によれば、該ハウジングは、二枚の封止したシートによって、境界が定められている。もう一つの態様によれば、該ハウジングは、蓋で閉じられたトレイによって、境界が定められている。
これらのデバイスは、織り又は不織りプラスチック又は植物材料、例えばセルロースから、アルミニウム等の金属から、あるいは複合材料から製造できる。このようなデバイスは、例えば特許出願:WO 00/56629、EP 512470、US 5,897,899又はWO 99/03753に記載されている。
液体状態にある化粧学的に活性な化合物又はその混合物は、固体粒子、特に多孔質又は表面処理された固体粒子上に捕捉又は固定化されていてもよい、水性又は水-アルコール系抽出物から選択することができる。
該多孔質又は表面処理された固体粒子は、特に化学的に不活性であり(即ち、これらは、捕捉すべき該活性薬剤と化学的に反応せず)、有機又は無機の、層状、球状又は長円形のものであり得る。これらは、例えばアルミナ、ゼオライト、キトサン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、カラギーナン、酸化亜鉛又は酸化ジルコニウム、シリカ、タルク、沈降炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウム又はヒドロキシ炭酸マグネシウム粒子、中空樹脂粒子、特にシリコーン又はポリシロキサン粒子、中空シリカ微小球(マプレコス(Maprecos)社製のシリカビーズ(Silica BeadsTM))、綿、ウール、超吸収性化合物、場合により変性された澱粉、コーン、小麦、米、大麦又はエンドウの穀粒又は粉末、クレー、鋸屑、アルギン酸カルシウム又はオリゴサッカライドアルギネート、活性炭素、中空ポリ(ビニリデンクロリド/アクリロニトリル)粒子、特にアクゾノーベル(Akzo Nobel)社により一般名「エクスパンセル(ExpancelTM)」として、また個別的に「エクスパンセルWE」又は「エクスパンセルDE」として市販されているもの、中空ポリアミド粉末及び特にナイロン粉末(例えば、アトケム社からオルガゾル(OrgasolTM)として市販されているもの)、多孔質セラミック粉末、多孔質ヒドロキシアパタイト及び中空ガラス粒子、並びにこれらの混合物から選択される。
好ましくは、ナイロン、多孔質シリカ、マルトデキストリン、澱粉、カラギーナン、エクスパンセル、アルギン酸カルシウム、オリゴサッカライドアルギネート又はポリシロキサン粒子を使用する。
液体状態にある化粧学的に活性な化合物は、以下に列挙するものから選択することができる:
・植物の水性、水-アルコール系又は油状抽出物、例えば収斂性及び芳香性を目的とした、アメリカマンサク抽出物;ユリの花のグリコール抽出物(芳香性活性剤);アイリスフロレンチナ(Iris florentina)の抽出物(老化防止性活性剤);刺激を受けた皮膚(例えば、髭剃り又は日焼けにより刺激を受けた皮膚)を治療するための、サラダバーネットの抽出物;落屑剤としてのフルーツ酸(fruit acids)、例えばグリコール酸、乳酸;アイリスパリダ(Iris pallida)の水性抽出物(刺激防止剤);セージの水性-グリコール抽出物(瘢痕化、抗-炎症剤又はスリミング活性化剤として);及びエモリエント作用を持つトマト抽出物(特に、リコペン);
・エモリエント性活性剤としての不飽和必須脂肪酸(例えば、リノール酸又はリノレン酸)、又はエモリエント作用を持つ不飽和必須脂肪アルコール(例えば、オレイルアルコール又はリノレニルアルコール);
・不揮発性オイル、例えばエモリエント特性及びコリアンダーに関しては抗-炎症特性を持つ、一般に不飽和エステルを含む不飽和植物油(例えば、大豆油、オリーブ油、グレープシード油又はコリアンダー油);
・香料(光に対して不安定性を持つことが知られる)及び精油;
・水性過酸化水素溶液;
・液状の還元剤、例えばチオ乳酸及びそのエステル(特にグリセリルモノチオラクテート)、チオグリコール酸及びそのエステル、特にグリセリル又はグリコールモノチオグリコレート、ジアンモニウムジチオグリコレート又はアンモニウムチオグリコレート、及びチオグリセロール;
・液状のサンスクリーン、例えばシニキセート(Cinoxate)、エチルヘキシルジメチルPABA、エチルヘキシルメトキシシンナメート、ホモサレート(Homosalate)、メンチルアンスラニレート、オクトクリレン(Octocrylene)、エチルヘキシルサリチレート及びPEG-25PABA;
・液状のビタミン又はその誘導体、例えばビタミンA及びそのエステル、例えばビタミンAパルミテート、及びビタミンE及びそのエステル、例えばビタミンEアセテート又はパルミテート;
・モノ酸又はポリ酸とモノアルコール又はポリアルコールとの液状エステル、例えばイソプロピルミリステート、オクチルイソノナノエート又はトリデシルイソノナノエート;
・シリコーンオイル、例えば揮発性の液体であるポリジメチルシロキサン及びシクロメチコン、パーコレータの温度は、この場合、これらオイルにとっては、約30℃及び好ましくは30〜40℃なる範囲である必要がある;
・液状界面活性剤、例えばローレンス-2等の液状オキシエチレン化脂肪アルコール及びオキシエチレン化ソルビタンモノリノレート又はトリレノエート。
上記不揮発性のオイルは、化粧品において従来より使用されているものから選択することができる。用語「オイル(又は油)」とは、約0.1MPa(1 atm)、25℃において液体である、分子量160以上、及び特に170〜106なる範囲、又は200〜5×105なる範囲の分子量を持つ任意の脂肪物質であり得、これは皮膚、口唇及び/又は外皮(ツメ、睫、眉毛又は毛髪)に適用するのに適している。本発明の方法において使用できるオイルは、動物、植物、鉱物起源又は合成品であり得る。これらは、一般に毛髪の状態調節を行い、皮膚を保護し、かつ栄養分を供給し、及び/又はこれにエモリエント性を与えるのに役立つ。
上記以外のオイルとしては、特に以下のものを挙げることができる:
・植物又は動物起源のオイル、例えばヒマワリ油、マツヨイグサ油、サフラワーオイル、トケイソウ油、ライ麦油、ペポカボチャ油、ゴマ油、ヘイゼルナッツ油、アプリコット種子油、アーモンド油、アボカド油、ビューティーリーフ(beauty-leaf)油、マカダミア油、グレープシード油、ココナッツ油、グランドナッツ油、アーモンド油、蓖麻子油、ホホバ油又は穀類胚芽油、例えば小麦胚芽油又はコーン胚芽油、シア脂油;魚油、パーヒドロスクアレン、グリセリルトリカプロカプリレート;
・合成油、例えば式:R1COOR2(ここで、R1は炭素原子数7〜29の高級脂肪酸残基を表し、またR2は炭素原子数3〜30なる範囲の炭化水素を基本とする鎖、例えばパーセリン(purcellin)油、ブチルミリステート、イソプロピルミリステート、2-エチルヘキシルパルミテート、イソプロピルアジペート、エチルヘキシルアジペート、ブチルステアレート、ヘキサデシルステアレート、イソプロピルステアレート、オクチルステアレート、イソセチルステアレート、2-オクチルドデシルステアレート、デシルオレエート、ヘキシルラウレート、2-オクチルドデシルエルケート、イソノニルイソノナノエート及びイソステアリルイソステアレート;ヒドロキシル化エステル、例えばイソステアリルラクテート、オクチルヒドロキシステアレート、オクチルドデシルヒドロキシステアレート、ジイソステアリルマレート、及びトリイソセチルシトレート;脂肪アルコールのヘプタノエート、オクタノエート又はデカノエート;ポリオールエステル、例えばグリセリル又はエチレングリコールオクタノエート又はデカノエート、プロピレングリコールジカプリレート、プロピレングリコールジオクタノエート、ネオペンチルグリコールジヘプタノエート又はジエチレングリコールジイソノナノエート;ペンタエリスリトールエステル、例えばペンタエリスリチルテトライソステアレート;トリデシルトリメリテート等の類のエステル;
・無機又は合成起源の直鎖又は分岐鎖炭化水素、例えば流動パラフィン又はその誘導体、ポリ(α-オレフィン)、石油ゼリー(ペトロラタム)、ポリデセン、及び水素化ポリブテン、例えばパーレアム(parleam);
・グリセリド、特に4〜10個の炭素原子を持つアセチルグリセリド又は脂肪酸トリグリセリド、例えばヘプタン酸、オクタン酸及びカプリン酸/カプリル酸トリグリセリド、及び飽和C10-18脂肪酸トリグリセリド;
・フッ素化オイル及びパーフルオロ油、ラノリン、水素化ラノリン、及びアセチル化ラノリン。
好ましくは、本発明において使用できる該化粧学的に活性な液状の活性薬剤は、精油、液状植物抽出物、及び特にアイリスパリダの抽出物、トマト抽出物(リコペン)又はグレープ-ケーキフルーツ酸、アロエ抽出物、DHA、遮光剤、液状ビタミン及びその液状エステル、及びモノ酸とモノアルコールとのエステルである。
これらの液状化合物中に、固体化合物を分散させたものを使用することも可能であり、またその結果として、これらを場合により多孔質の固体担体に吸収させ、あるいはその内部に吸収させることも可能である。
利用者は、吸収剤、特に多孔性粒子に既に捕捉された状態で市販されている、化粧学的に活性な化合物を使用することも可能である。列挙できるその例は、マルトデキストリン粒子上に霧化させた香油;ポリサッカライド及び/又は澱粉粒子(平滑化及び抗-炎症性を目的としてコディフ(Codif)社により製造及び/又は販売されている、オリゴサッカライドアルギネート粒子上に霧化された、50/50粉末化グルクロン酸/マンヌロン酸);皮膚を染色するための、ジヒドロキシアセトン(DHA)で含浸したポリアミド-12粒子(アトケム社により、オルガゾル(Orgasol) DHA又はオルガゾル2002 N5 HAなる名称の下で製造及び/又は販売されているもの)及び油状分散物としての、DHAで含浸したカラギーナンの微小球(リポテック社により、DHA 2011なる名称の下で製造及び/又は販売されているもの);寒天球状体に捕捉された、皮膚上の抗-刺激特性を鎮静化し、あるいは毛髪を美化するための、アロエ液汁又は浸出液(コーボー(Kobo)からのソフトスフェア(Softsphere) SP-VEAAV GRP 41M);マルトデキストリン上で霧化された、粉末状の、濃縮した赤色ニワトコ(red elder)の液汁(ダイアナベジタル(Diana Vegetal)社からのニワトコ粉末);遊離基スキャベンジャー又は酸化防止剤としての、マルトデキストリン上のグレープ-ケーキ抽出物(例えば、セフカル(Sefcal)社により、ACWS P 118なる名称で市販されている、グレープ-ケーキポリフェノール);栄養供給又は抗-炎症特性を目的とする、ビタミンAパルミテートで満たされたポリシロキサンナノスフェア又はビタミンAパルミテートで含浸したポリアミド-12微小球(アトケム社から、オルガゾル2002 UD + 10%ビタミンA)又は湿潤化及び酸化防止特性を目的とする、ビタミンEアセテートで満たされた多孔質シリカマイクロビーズ(ミヨシカセイ(Myoshi Kasei)製のSB-700/VEAC)を包含する。
本発明による捕捉された化粧学的に活性な化合物は、1種又はそれ以上の固体又はペースト状の、好ましくは粉末状のアジュバントとの混合物として使用することができる。該アジュバントはクレー、塩、アニオン性、ノニオン性又は両性(双性)界面活性剤、天然又は合成増粘剤、ガラスビーズ、シリカ、ナイロン、アルミナ、二酸化チタン、ゼオライト、ポリ(メチルメタクリレート) (PMMA)、キトサン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、モノ-又はジ-サッカライド、例えばグルコース、スクロース、ソルビトール又はフルクトース、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、樹脂粒子、例えばシリコーン又はシリカビーズ、タルク、ポリアスパラギン酸、ホウ珪酸塩、特にホウ珪酸カルシウム、ポリエチレン、綿、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、セルロース及びその誘導体、超吸収性化合物、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、コーン種子、ポリジメチルシロキサンガム、ポリアクリルアミド、多孔質ヒドロキシアパタイト、絹、コラーゲン、鋸屑、海草粉末、小麦、米、エンドウ、ルピナス種子、大豆又は大麦の粗粉又は抽出物、架橋したポリビニルピロリドン、アルギン酸カルシウム、活性炭素、及びポリ(ビニリデンクロリド/アクリロニトリル)粒子、特にアクゾノーベル(Akzo Nobel)社により一般名「エクスパンセル(ExpancelTM)」として、また個別的に「エクスパンセルWE」又は「エクスパンセルDE」として市販されているもの、及びこれらの混合物から選択できる。
好ましくは、本発明において使用できる固体又はペースト状のアジュバントとしては、シリカ、エクスパンセル、ナイロン、PTFE、セルロース又は澱粉を挙げることができる。1種以上のアジュバントが存在する場合、本発明において使用する該捕捉された化粧学的に活性な化合物は、この化粧学的に活性な化合物及びアジュバントの全質量を基準として、好ましくは0.5〜99質量%なる範囲、より一層好ましくは1〜80質量%なる範囲、及びさらに一層好ましくは2〜60質量%なる範囲の量で存在する。
使用する該植物又は植物抽出物は、該浸透工程に先立って、焙焼、低温粉砕又は凍結乾燥処理にかけることができる。
本発明の方法に従って得たこの組成物は、該捕捉された化粧学的に活性な化合物及び該流体の成分、即ち水及び/又は化粧学的に許容される溶媒に加えて、場合により、該アジュバントの化学的な性質、特に該加圧流体によって同伴される能力及びそのサイズに依存して、固体又はペースト状混合物として存在する、該アジュバントの全て又はその幾分かを含むことができる。
本発明は、また本発明の上記方法により得ることのできる組成物にも係り、好ましい組成物は、如何なる保存剤をも含まない。
本発明の製造方法を利用することによって、ケラチン物質を処置するための化粧料組成物が得られ、この組成物は、該ケラチン物質に直接適用することができ、あるいは化粧学的に許容される媒体と混合することが可能であり、あるいはまた化粧品において従来から使用されている、少なくとも1種の添加物を、オペレータがこの組成物に添加することもできる。本発明の方法によって得られた、少なくとも2種の組成物を、一緒に混合することも可能である。上記のように、場合により混合し及び/又は添加物の添加により得られる、ケラチン物質を処置するための化粧料組成物は、以下において、最終的化粧処置用組成物又は最終組成物と呼ぶことにする。
本発明の一特定の実施態様は、如何なるヒトの介入も必要とせず、かつ場合により冷却手段を備えたデバイスによって、得られる組成物を適用する工程からなる。
該最終的化粧処置用組成物中に存在する、本発明の方法によって得られた、該捕捉された化粧学的に活性な化合物の量は、該最終的化粧処置用組成物の全質量を基準として、一般に約0.001〜50質量%なる範囲、好ましくは0.005〜30質量%なる範囲及びより一層好ましくは0.01〜20質量%なる範囲内にある。
本発明の浸透法によって得られた化粧料組成物を、化粧学的に許容される媒体と混合する場合、該媒体は、一般に水又は水と、水に対する溶解度が十分でない化合物を溶解するための、少なくとも1種の有機溶媒との混合物からなる。該用語「化粧学的に許容される(cosmetically acceptable)」とは、ケラチン物質及び特に皮膚、口唇及び/又は外皮と相溶性であり、かつ付随的に、利用者にとって快適な、外観、フィールド(field)、香り又は場合によっては芳香を持つ媒体を意味する。
列挙することのできる有機溶媒の例は、C1-C4低級アルコール、例えばエタノール及びイソプロパノール;ポリオール及びポリオールエーテル、例えば2-ブトキシエタノール、プロピレングリコール、プロピレングリコールモノメチルエーテル及びジエチレングリコールモノメチルエーテル及びモノエチルエーテル、及び芳香族アルコール、例えばベンジルアルコール又はフェノキシエタノール、及びこれらの混合物を含む。
これら溶媒は、該最終組成物の全質量を基準として、好ましくは1〜40質量%なる範囲、及びより一層好ましくは5〜30質量%なる範囲の割合で存在する。
また、化粧品において従来から使用されている、少なくとも1種の添加物を、本発明の方法によって得られた化粧学的処置用の組成物に添加することができる。列挙可能なこのような添加物の例としては、アニオン性、ノニオン性、両性又は双性イオン性界面活性剤又はその混合物、アニオン性、ノニオン性、両性又は双性イオン性ポリマー又はその混合物、無機又は有機増粘剤、及び特にアニオン性、カチオン性、ノニオン性及び両性ポリマー会合性の増粘剤、酸化防止剤、浸透剤、金属イオン封鎖剤、香料、バッファー、分散剤、上記以外のコンディショニング剤、例えば非-カチオン性のシリコーンオイル、フィルム形成剤、セラミド、保存剤、乳白剤、並びにオイル、ワックス、ガム及び有色又は真珠箔顔料を挙げることができる。
上記添加物は、該添加物各々に対して、一般に該最終組成物の全質量を基準として、0.01〜20質量%なる範囲内の量で存在する。
勿論、当業者は、この又はこれら随意の化合物を、本発明による化粧料組成物と関連する固有の有利な諸特性が、もくろまれた添加により悪影響を受けず、あるいは実質的に悪影響を受けないように、選択すべく注意するであろう。
該最終組成物のpHは、一般に3〜12なる範囲、及び好ましくは5〜11なる範囲にある。これは、通常化粧品において使用されている酸性化剤又は塩基性化剤を用いて、あるいはまた標準的な緩衝系を用いて、所定値に調節できる。
列挙できる酸性化剤は、例えば無機又は有機酸、例えば塩酸、オルトリン酸、硫酸、カルボン酸、例えば酢酸、酒石酸、クエン酸及び乳酸、及びスルホン酸である。
列挙できる塩基性化剤は、例えば水性アンモニア、アルカリ炭酸塩、アルカノールアミン、例えばモノ-、ジ-及びトリ-エタノールアミン及びその誘導体;水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、及び以下の式(II)で表される化合物である:
Figure 2005225885
ここで、Wは場合によりヒドロキシル基又はC1-C4アルキル基で置換されていてもよいプロピレン残基であり、Ra、Rb、Rc及びRdは同一でも、異なっていてもよく、水素原子、C1-C4アルキル基又はC1-C4ヒドロキシアルキル基を表す。
該最終的化粧処置用組成物はリキッド、クリーム、ジェル又はマスカラ等の様々な形状、又はケラチン物質、及び特にケラチン繊維及び皮膚を処置するのに適した任意の他の形状を採ることができる。この最終組成物は、毛髪を処置し及び/又はケアし、及び/又は皮膚、ツメ、睫毛又は口唇を処置し及び/又はケアし及び/又はメイクアップする目的で使用することもできる。
本発明の最終化粧処置用組成物は、例えばケラチン物質を処置するための、シャンプー、洗い流される又は付けたまま残されるコンディショナー、ディープダウン(deep-down)ケアマスク、シャワージェル、又はローション又はクリーム等として使用することが可能である。
本発明は、またケラチン物質を処置するための化粧学的方法にも関連し、該方法は、上に定義したような方法に従って、化粧処置用組成物を調製する工程及びこの組成物を、例えばオペレータにより、あるいはヒトの介入を全く必要としないデバイスによって、該ケラチン物質に適用する工程を含む。その適用時間は、15秒〜1時間なる範囲内であり得る。
その適用に先立って、本発明の方法に従って得た該化粧処置用組成物を、上記のような化粧学的に許容される媒体及び/又は1種又はそれ以上の化粧品において従来使用されている添加物と混合することができる。
もう一つの態様は、本発明の方法に従って、少なくとも2種の化粧処置用組成物を製造する工程と、これら組成物を一緒に混合する工程と、場合により、上記のような、化粧学的に許容される媒体及び/又は1種又はそれ以上の化粧品において従来使用されている添加物を添加する工程と、これに続くこの得られた最終組成物を、該ケラチン物質に適用する工程からなる。
場合により1種又はそれ以上の、ペースト状又は固体状態にあるアジュバントと組合される、該捕捉された固体粒子状の化粧学的に活性な化合物の全量は、該浸透チャンバーのサイズ又は使用する耐漏れ性の包装デバイスに、並びに該浸透チャンバー又はシングル-ドーズ式包装デバイスに投入された、該成分の密度にも依存する。実際には、この量は、1〜10gなる範囲、例えば2〜5gなる範囲にある。
以下の例は、本発明を例示するためのものである。
例1
本例では、チャンバー体積13mlの、市販のエスプレッソ装置を使用した。
リポテック社によりDHA 2011なる名称で市販されている、油状分散体中の、ジヒドロキシアセトンで含浸した、粉末状カラギーナン微小球5gを準備した。
この混合物を、上記文献に記載のように、市販のエスプレッソ装置に投入した。次いで、最終体積50mlの組成物(A)が得られるまで、これに蒸気を通じる。
次に、該組成物(A)の2質量部に、1質量部のヒドロキシエチルセルロースを含有する水性組成物(B)を添加することができる。この組成物(B)は、1質量%のヒドロキシエチルセルロースを含む。
このようにして、そのまま皮膚に適用できる染色組成物を得た。
例2
ビタミンEアセテートで満たされた、多孔質シリカマイクロビーズ5g及び重炭酸アンモニウム4gを、市販のエスプレッソ装置に投入した。次いで、最終体積50mlの組成物が得られるまで、これに蒸気を通じた。
このようにして、毛髪に養分を与え、かつその状態を調整するために、そのまま毛髪に適用できる、ヘアコンディショニング組成物を得た。

Claims (22)

  1. ケラチン物質を化粧学的に処置するための組成物の製法であって、固体粒子に捕捉された液体状態にある、少なくとも1種の化粧学的に活性な化合物に、少なくとも0.3MPa(3 bar)なる圧力下にある流体を浸透させる工程を含むことを特徴とする、上記方法。
  2. 該固体粒子が、多孔質粒子であるか、あるいは表面処理された粒子である、請求項1記載の方法。
  3. 該捕捉を、液体状態にある該化粧学的に活性な化合物を、該固体粒子と接触させることにより行う、請求項1又は2記載の方法。
  4. 該捕捉を、含浸、凍結乾燥、噴霧乾燥又は霧化により行う、請求項3記載の方法。
  5. 該固体粒子が、アルミナ、ゼオライト、キトサン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、カラギーナン、酸化亜鉛又は酸化ジルコニウム、シリカ、タルク、沈降炭酸カルシウム及び炭酸マグネシウム又はヒドロキシ炭酸マグネシウム粒子、中空樹脂粒子、中空シリカ、綿、ウール、超吸収性化合物、場合により変性された澱粉、コーン、小麦、米、大麦又はエンドウの粗粉又は粉末、クレー、鋸屑、アルギン酸カルシウム又はオリゴサッカライドアルギネート、活性炭素、ポリ(ビニリデンクロリド/アクリロニトリル)粒子、中空ポリアミド粉末、多孔質セラミック粉末、多孔質ヒドロキシアパタイト及び中空ガラス粒子、並びにこれらの混合物から選択される、上記請求項の何れか1項に記載の方法。
  6. 該化粧学的に活性な化合物が、植物抽出物、不飽和必須脂肪酸、不揮発性オイル、香料、精油、水性過酸化水素溶液、液状の還元剤、液状のサンスクリーン、液状のビタミン又はその誘導体、モノ酸又はポリ酸とモノアルコール又はポリアルコールとの液状エステル、シリコーンオイル又は液状界面活性剤から選択される、上記請求項の何れか1項に記載の方法。
  7. 該植物抽出物が、アメリカマンサク、ユリの花のグリコール抽出物、アイリスフロレンチナの抽出物、サラダバーネットの抽出物、フルーツ酸、アイリスパリダの水性抽出物、セージの水性-グリコール抽出物、及びトマト抽出物(リコペン)から選択される、請求項6記載の方法。
  8. 該捕捉された化粧学的に活性な化合物を、少なくとも1種のアジュバントとの混合物として使用する、上記請求項の何れか1項に記載の方法。
  9. 該アジュバントが、クレー、塩、アニオン性、ノニオン性、カチオン性、両性又は双性イオン性界面活性剤、天然又は合成増粘剤、ガラスビーズ、シリカ、ナイロン、アルミナ、二酸化チタン、ゼオライト、ポリ(メチルメタクリレート) (PMMA)、キトサン、マルトデキストリン、シクロデキストリン、モノ-又はジ-サッカライド、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、樹脂粒子、タルク、ポリアスパラギン酸、ホウ珪酸塩、特にホウ珪酸カルシウム、ポリエチレン、綿、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、セルロース及びそのエステル、超吸収性化合物、炭酸マグネシウム又は炭酸カルシウム、コーン種子、小麦、米、エンドウ、ルピナス種子、大豆又は大麦の粗粉又は粉末、ポリジメチルシロキサンガム、ポリアクリルアミド、絹、コラーゲン、鋸屑、ヒバマタ属海草粉末、架橋したポリビニルピロリドン、アルギン酸カルシウム、活性炭素及びポリ(ビニリデンクロリド/アクリロニトリル)粒子、及びこれらの混合物から選択される、請求項8記載の方法。
  10. 該捕捉された化粧学的に活性な化合物が、捕捉された化粧学的に活性な化合物及びアジュバントの全質量を基準として、0.5〜99質量%なる範囲、好ましくは1〜80質量%なる範囲、及びより一層好ましくは2〜60質量%なる範囲の量で存在する、請求項8又は9記載の方法。
  11. 該浸透工程を、0.3〜3 MPa (3〜30 bar)なる範囲、好ましくは1〜3 MPa (10〜30 bar) なる範囲の圧力下で、流体を用いて実施する、上記請求項の何れか1項に記載の方法。
  12. 該浸透工程を、少なくとも1 MPa (10 bar)なる圧力の下で、流体を用いて行う、上記請求項の何れか1項に記載の方法。
  13. 上記請求項の何れか1項に記載の方法によって得ることのできる、化粧学的処置用の組成物。
  14. 保存剤を含まない、請求項13記載の組成物。
  15. ケラチン物質を処置するための化粧学的方法であって、請求項1〜12の何れか1項に記載の方法によって、化粧料組成物を調製すること、及びこの組成物を、該ケラチン物質に適用することを特徴とする、上記方法。
  16. 該組成物を、人の介入を全く必要としないデバイスによって、該ケラチン物質に適用する、請求項15記載のケラチン物質を処置するための化粧学的方法。
  17. 該組成物の適用前に、請求項1〜12の何れか1項に記載の方法によって調製した、該化粧学的処置用の組成物を、化粧学的に許容される媒体及び/又は1種又はそれ以上の、化粧料において使用される添加剤と混合する、請求項15記載のケラチン物質を処置するための化粧学的方法。
  18. ケラチン物質を処置するための化粧学的方法であって、少なくとも2種の化粧料組成物を請求項1〜12の何れか1項に記載の方法によって調製し、これらを一緒に混合し、混合物を該ケラチン物質に適用することを特徴とする、上記方法。
  19. 請求項1〜12の何れか1項に記載の方法によって調製した組成物の、ケラチン物質を処置し及び/又は化粧学的にケアするための剤としての使用。
  20. 固体粒子、特に多孔質又は表面処理された固体粒子に捕捉された液体状態にある、化粧学的に活性な化合物を包装するためのデバイスであって、少なくとも一つの壁によって境界が定められた、閉じたハウジングを含み、該少なくとも一つの壁は、少なくとも0.3 MPa (3 bar)なる圧力下で、流体に対して、少なくとも部分的に透過性であり、該ハウジングが、少なくとも1種の、多孔質又は表面処理された粒子に捕捉された液体状態にある、化粧学的に活性な化合物を含むことを特徴とする、上記デバイス。
  21. 該ハウジングが、二枚の封止されたシートによって、その境界が定められている、請求項20記載のデバイス。
  22. 該ハウジングが、蓋によって閉じられたトレイにより、その境界が定められている、請求項21記載のデバイス。
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