JP2005213041A

JP2005213041A - プリンター用給紙補助装置

Info

Publication number: JP2005213041A
Application number: JP2004050429A
Authority: JP
Inventors: Kikue Okada; キクエ岡田
Original assignee: NANASE KK
Current assignee: NANASE KK
Priority date: 2004-01-27
Filing date: 2004-01-27
Publication date: 2005-08-11

Abstract

【課題】プリンターに紙詰まり等のトラブルを防止するために可動する補助給紙受箱と補助掛吊具を装設することによって用紙を多量にセットしてもトラブルの発生を防ぐことができるプリンター用給紙補助装置を提供する。
【解決手段】プリンター本体の給紙受部２に装着する補助掛吊具６と、該補助掛吊具に可動自在に補助給紙受箱５を嵌合させる。該補助給紙受箱には、相対する側枠７に外方に突出した可動軸８を各形成し、該補助掛吊具には、相対する支持側片９を設けると共に、その上端に係合溝１０を形成する。該支持側片の背面側の所要位置に係止凹部１２を設けた係吊片１１を形成したものである。
【選択図】図１

Description

本発明は、従来普通に使用されているプリンターに補助給紙受箱と補助掛吊具を装設することによって厚紙等の用紙を多量にセットしても紙詰まり等によるトラブルが発生することなく連続的にプリントが出来るようにしたプリンター用給紙補助装置に関するものである。

従来この種のプリンター用給紙装置は、背面側に固定立設されている給紙受部にプリンター用紙を挿入するものが普通に多数使用されている現状である。

発明が解決しよとうする課題

従来のプリンターの給紙装置においては、厚紙等のプリンター用紙を多数枚セットして、連続にプリントする場合には、構造上必ず紙詰まり等によるトラブルが発生すると云う問題点がある。
また、市場に出回って使用されている一般的なプリンターのほとんどが、この種の厚紙による連続のプリント給紙に対応しない問題点もある。
本発明は、従来の技術による各問題点に鑑みてなされたものであり、その主たる目的とする所は、従来一般に使用されているプリンターを改良せずに、そのままの状態で簡単な付属部品を使用することによって、各種の機種にも対応できるようにすると共に、取付けられた状態においても外観が著しく優れたプリンター用給紙補助装置を提供しようとするものである。

課題を解決するための手段

上記目的を達成するために、本発明のプリンター用給紙補助装置によれば、プリンター本体（１）の給紙受部（２）に対して補助給紙受箱（５）と補助掛吊具（６）を装設することによって達成するものであって、該補助給紙受箱（５）には、相対する側枠（７）（７）に外方に突出した可動軸（８）（８）を設ける。また、可動軸（８）を支持する補助掛吊具（６）には、相対する支持側片（９）（９）の上部に係合溝（１０）を設けると共に、該支持側片（９）（９）の背面に係止凹部（１２）を設けた係吊片（１１）を装設することを特徴とするものである。

発明の効果

以上説明したように、本発明のプリンター用給紙補助装置によれば、現在使用されているプリンターに自由自在に取付けられる便利な効果と、連続プリントに使用しても紙詰まり等によるトラブルが発生しないと云う優れた効果がある。そして、従来一般に使用されているプリンターを改良せずに、補助給紙受箱と補助掛吊具との２つ部品によって多量の用紙でも連続給紙に対応できる優れた効果がある。また、該補助給紙受箱を箱型に形成すると共に、相対する側枠に可動軸を形成したことにより、箱型は用紙の挿入が極めて容易となる効果と、側枠に設けた可動軸の所定位置の取付けによって、プリント用紙に増減によって生ずる用紙の枚数に対応する支持力の不足分を給紙受箱が可動軸により可動して用紙下端の圧接力を適宜調整することによって紙詰まりを防止する効果がある。更に、補助掛吊具に設けた相対する支持側片の上端に設けた係合溝によっては、該補助給紙受箱に設けた可動軸を容易に嵌合させて可動自在とする効果がある。また、該支持側片の背面には、係止凹部を設けた係吊片によっては、従来の給紙受部の上辺に安定確実に嵌合支持できる便利な効果がある。

本発明のプリンター用給紙補助装置によれば、図５に示す、従来のプリンター本体（１）における給紙受部（２）及び用紙押圧用の支持圧接部（３）が有する。該給紙受部（２）に対して、本発明の補助掛吊具（６）の内面の凹弧部（１２）を嵌合掛吊状態に装着する。次に、該補助給紙受箱（５）には、内部にプリンター用紙を挿入すると共に、側枠（７）（７）に設けた可動軸（８）（８）を該支持側片（９）（９）に設けた係合溝（１０）（１０）に可動自在に嵌合支持するものである。
そして、該補助給紙受箱（５）に挿入する用紙の枚数に応じて該可動軸（８）を支点として用紙の重量に対して可動するため、プリンター本体（１）の支持圧接部（３）の持ち上げる力のバランスを適宜補充するために、紙詰まり等のトラブルを解決するものである。

次に、本発明の実施例を図面について説明すると、図５は、従来型のプリンター本体（１）の一例を示すもので、（２）は各種形状よりなる伸縮自在の給紙受部を示し、該給紙受部（２）に用紙をセットするものである。（３）は一般的な用紙を持ち上げる作用をする支持圧接部を示すものである。
図１は、本発明の補助部品を装設したものを示し、プリンター本体（１）には、従来装着されている給紙受部（２）に対して、補助給紙受箱（５）と補助掛吊具（６）を装設した状態を示したものである。

前記補助給紙受箱（５）は、全体を用紙の充填するのに便利な箱型に形成し、相対向する縦方向の側枠（７）（７）を設けると共に、該側枠（７）（７）には、所定位置に外方に向かった可動軸（８）（８）を突設してある。
次に、該補助給紙受箱（５）を支持する該補助掛吊具（６）には、相対向する方形状の支持側片（９）（９）を対設し、該支持側片（９）（９）には、上端に該可動軸（８）（８）が嵌合する凹弧状の係合溝（１０）（１０）を形成してある。
更に、該支持側片（９）（９）には、背面側に該支持側片（９）（９）の上部より下方の所定位置に内面に係止凹部（１２）を形成した断面がコ字形の該給紙受部（２）に係合する係吊片（１１）を装設したものである。

本発明の部品プリンター本体に装着した状態の背面斜面図である。同じく本発明の給紙受部に係吊した一部欠除した拡大側面図である。本発明の補助給紙受箱の斜面図である。同じく本発明の補助掛吊具の全体斜面図である。従来普通に使用されているプリンターの斜面図である。

符号の説明

１プリンター本体
２給紙受部
３支持圧接部
５補助給紙受箱
６補助掛吊具
７側枠
８可動軸
９支持側片
１０係合溝
１１係吊片
１２係止凹部

Claims

プリンター本体の給紙受部に装設する補助給紙受箱と補助掛吊具とを有するプリンター用給紙補助装置において、前記補助給紙受箱には、相対する右左に設けた側枠に外方に突出した可動軸を各々形成し、該可動軸を支持し可動する補助掛吊具には、相対する支持側片の上部に係合溝を形成し、且つ該支持側片には、背面側の所要位置に係止凹部を設けた係吊片を装設したことを特徴とするプリンター用給紙補助装置。