JPH0229054Y2 - - Google Patents

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JPH0229054Y2
JPH0229054Y2 JP1984063316U JP6331684U JPH0229054Y2 JP H0229054 Y2 JPH0229054 Y2 JP H0229054Y2 JP 1984063316 U JP1984063316 U JP 1984063316U JP 6331684 U JP6331684 U JP 6331684U JP H0229054 Y2 JPH0229054 Y2 JP H0229054Y2
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envelopes
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【考案の詳細な説明】 Γ 考案の技術分野 この考案は、電子計算機のプリンタ等に単票用
紙を自動供給する装置に関するもので、通常の事
務用紙の自動給紙および封筒の自動給紙が可能な
装置を提供しようとするものである。
Γ 技術の背景 情報処理装置を用いて発送業務を行う際におけ
る封筒の宛名書きは、情報処理装置のプリンタで
ラベル用紙に宛名データを印刷し、これを封筒に
貼付することによつて行われている。しかし、こ
のような方法では、宛名ラベルの貼付に人手を要
し、郵便番号等はラベル貼付後封筒に所定の記載
欄に転記しなければならないので、封筒にプリン
タで直接宛名デーを印刷したいという要求があ
り、更にこの封筒への宛名データの印刷を自動給
紙装置を用いて連続的に行いたいという要求があ
る。
Γ 従来技術と問題点 情報処理装置のプリンタ等に通常の事務用紙を
自動給紙する装置は種々の構造のものが実用され
ており、最も一般的な構造は、ホツパ板上に積重
された用紙の上面左右に当接回転する給紙ローラ
の摩擦駆動力と当該積重用紙の前端両隅部を係止
する係止爪の作用によつて積重用紙を1枚ずつ分
離して送り出すものである。このような構造の給
紙装置において、通常用紙と封筒の給送とを共に
可能とした装置が、実公昭57−18346号公報に開
示されている。ここに開示された装置は、ホツパ
台に給送しようとする封筒と同じ長さ及び幅を有
し且つ先端部を低くした楔状の給紙台矯正具を装
着して封筒の給紙を行おうというものである。
この装置は、オフセツト印刷機における装置と
して提唱されているものであるが、この構造を情
報処理装置のプリンタ用の自動給紙装置として採
用した場合には、次のような問題が生ずる。
即ち、情報処理装置のプリンタは、用紙の送り
方向と直交する方向に走行する印刷ヘツドで印字
を行う構造のものが普通であり、一方、封筒の宛
名は一般に縦書きが多い。従つてプリンタで封筒
印刷する場合には、封筒を横方向に給紙して字面
を90度回動させて印刷処理を行いたいが、上記装
置では、給紙台矯正具を横方向に置いた場合には
給紙に従つて給紙台矯正具の傾斜角を変えて行か
ねばならないために、封筒の横方向給紙ができな
い。更に、封筒は用紙の腰が強く且つ折り癖がつ
いていることも多いので、左右に離して設けた給
紙ローラの送り力にアンバランスが生じ易く、給
紙の安定性に欠ける問題もある。
Γ 考案の目的 この考案は、通常用紙への印刷処理および封筒
への宛名データの印刷処理を共に行うことができ
るプリンタを得ることを目的とした開発研究の一
環としてなされたもので、同一の装置で通常用紙
の給紙と封筒の横方向給紙とをより安定確実に行
うことができる自動給紙装置を得ることを目的と
してなされたものである。
Γ 考案の構成 図示実施例の付号を用いて説明すれば、本考案
の自動給紙装置は、ホツパ板2上に積重された用
紙4をその上面に当接回転する給紙ローラ1の摩
擦駆動力によつて1枚ずつ分離して送り出す情報
処理装置の自動給紙装置において、ホツパ板2の
上面左右方向中央部に左右幅が狭く且つ長さがホ
ツパ板2の前後長さの全長に及ぶ短冊板状の封筒
給紙台3が着脱自在に装着されており、この封筒
給紙台の左右幅内で積重用紙の前端中央部に当接
する1個ないし1群のローラ要素15からなる給
紙ローラ1が設けられており、ホツパ板2の用紙
送り出し側に近接して用紙分離部9,16が設け
られ、封筒4を横置きにして給紙することを特徴
とするものである。
Γ 作用 即ち、給紙ローラ1を積重用紙4の中央部にの
み当接させることによつて、封筒を給紙する際に
積重用紙の一方の側4aが嵩高となること(第6
図)による給紙上の障害を回避し、用紙の中央に
のみ給紙ローラを当接回転させて封筒を給送した
ときに用紙のローラ前方にふくらみ4bが生ずる
(第7図)のを給紙ローラ1の下方のホツパ板2
上に左右幅が狭く且つ長さがホツパ板2の前後長
さの全長に及ぶ短冊板状の封筒給紙台3を置くこ
とによつて回避し、更にこの封筒給紙台3により
前記糊付け部分の嵩高の影響が緩和されて封筒の
自動給紙が確実に行われるようにしたものであ
る。通常用紙は、ホツパ台上から封筒給紙台3を
取り外した状態で給紙される。
Γ 考案の実施例 第1図ないし第5図は本考案一実施例を示した
図で、第1図は要部の斜視図、第2図は封筒給紙
台を設置したホツパ板の斜視図、第3図は給紙ロ
ーラの詳細を示す斜視図、第4図は封筒給紙台の
縦断面図、第5図は本考案の自動給紙装置を設け
たプリンタの用紙供給部分の側面図である。
全体構成の概要を示す第5図において、1は給
紙ローラ、2はホツパ板、3は封筒給紙台、4は
ホツパ板上に積重された印刷用紙(封筒)、5は
用紙4の前端辺をガイドする前面板、6はピン7
に枢着されたブラケツト、8はブラケツト6を図
上右回りに付勢している圧縮バネ、9はブラケツ
ト6に固着された摩擦パツド、10はプラテン、
11は印刷ヘツド、12は紙送りローラ13,1
4はガイド板である。
給紙ローラ1は、2個のピツクローラ15,1
5とその間に配置された1個の分離ローラ16と
からなり、ピツクローラ15は自重ないし適宜な
バネの付勢力により積重用紙の上面に当接してお
り、分離ローラ16には摩擦パツド9が弾圧され
ている。分離ローラ軸軸17は、図示しない機枠
に軸着され、第1図に示すタイミングベルト18
により図示しない駆動電動機に連結されている。
ピツクローラ軸19は、分離ローラ軸17に揺動
自在に枢支されたアーム20に軸着され、第1図
に示すタイミングベルト21により分離ローラ軸
17に連結されて分離ローラ軸17と同期回転し
ている。ピツクローラ15,16および分離ロー
ラ16は、第3図に示すように摺動枠22に軸着
されたスリーブ23,24に固着されており、ス
リーブ23,24がそれぞれピツクローラ軸19
および分離ローラ軸17に摺動可能かつ相対回動
不能に嵌装されている。即ち、給紙ローラ1は、
軸17,19に沿つて移動自在に設けられてお
り、これを適宜移動させて積重用紙4の中央部に
位置させた状態で自動給紙が行われる。
ホツパ板2は、第2図に示すように、定位置に
固着された基準ガイド25と左右に移動自在に設
けた右側辺ガイド26とを有しており、右側辺ガ
イド26を案内するガイド溝27を有している。
封筒給紙台3は、かまぼこ板状を呈しており、封
筒給紙時に給紙ローラ1の直下部のホツパ板2上
に載置される。第4図の28はホツパ板のガイド
溝27に係入される位置決め用の突条、29は滑
り止めのゴムパツド、30は摩擦シートである。
図示の封筒給紙台3、金属板によつて形成されて
おり、その上面の摩擦係数が封筒相互の摩擦係数
と略同一となるように上面に摩擦シート30を貼
付して、積重された封筒の最後の1枚まで確実に
分離供給されるようにしている。封筒給紙台3
は、封筒の自動給紙時にのみ使用されるもので、
通常用紙を供給する場合にはホツパ板2から取り
外される。
以上のように構成された自動給紙装置は、ホツ
パ板2上に積重された用紙4をピツクローラ15
の摩擦駆動力によつて送り出し、該送り出された
用紙を分離ローラ16と摩擦パツド9との間に通
過させて用紙を分離し、最上部の1枚の用紙のみ
を紙送りローラ12に送り込むものであるが、用
紙4として封筒を用いた場合の作用について以下
に説明する。
給紙ローラ51を左右に配置した第7図のよう
な自動給紙装置では、封筒給紙時に用紙の一方
4aが嵩高とならる為に、左右のローラ51,5
1と用紙4との当接力に差が生じて用紙を正確に
送り出すことが不可能になる。これに対して本考
案の自動給紙製置では、給紙ローラ1が用紙の中
央部にのみ当接しているので、封筒給紙時にも用
紙の送り出しが不可能になることはない。また、
用紙の上面中央部にのみ当接する給紙ローラ1で
封筒を送り出した場合、送り出された封筒の前端
辺中央部に第7図に示すようなふくらみ4bが生
じ、これがガイド板13等に衝突して用紙の送り
出しが不可能になることがあるが、本考案の給紙
装置では、封筒給紙時に給紙ローラ1直下部のホ
ツパ板2上に長さがホツパ板2の前後長さの全長
に及ぶ短冊板状の封筒給紙台3が置かれるので、
積重された封筒の両側が給紙方向と平行な軸回り
に屈曲して平均に下つた状態となつてこのふくら
み4bの発生が抑えられ、封筒の給紙を円滑かつ
確実に行うことができる。更にこの封筒給紙台3
を設けることによつて、積重された封筒4の底辺
側が嵩高とならることも避けることができるの
で、封筒の給紙をより円滑に行うことができるよ
うになる。
なお、上記実施例は、給紙ローラとして2個の
ピツクローラと1個の分離ローラとの合計3個の
ローラを設けたものであるが、第8図に示すよう
にピツクローラと分離ローラとを兼ねた1個のロ
ーラ52で給紙を行うこともできる。ただし、通
常用紙を供給する場合、特に薄い用紙を供給する
場合には、ピツクローラと分離ローラを別個に設
けたものの方がより正確な給紙を行うことができ
る。
Γ 考案の効果 以上説明したように、本考案の自動給紙装置に
よれば、通常用紙のみでなく、封筒の横方向自動
給紙も円滑且つ確実に行うことができる自動給紙
装置を得ることができ、通常用紙に対する自動印
刷処理ばかりでなく、封筒に対する宛名の自動印
刷を能率よく行うことができるプリンタを実現す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の一実施例を示す
図で、第1図は封筒給紙状態を示す要部の斜視
図、第2図は封筒給紙台を装着したホツパ板の斜
視図、第3図は給紙ローラの詳細を示す斜視図、
第4図は封筒給紙台の縦断面図、第5図は本考案
の自動給紙装置を設けたプリンタの用紙供給部分
の側面図である。第6図および第7図は封筒の自
動給紙時における問題点を示す説明図、第8図は
給紙ローラの他の実施例を示す部分側面図であ
る。 図中、1は給紙ローラ、2はホツパ板、3は封
筒給紙台、4は印刷用紙(封筒)、9は摩擦パツ
ド、10はプラテン、11は印刷ヘツド、12は
紙送りローラ、13,14はガイド板、15はピ
ツクローラ、16は分離ローラ、20はアーム、
25は基準ガイド、26は右側辺ガイド、27は
ガイド溝、28は突条、30は摩擦シートであ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ホツパ板2上に積重された用紙4をその上面
    に当接回転する給紙ローラ1の摩擦駆動力によ
    つて1枚ずつ分離して送り出す情報処理装置の
    自動給紙装置において、ホツパ板2の上面左右
    方向中央部に左右幅が狭く且つ長さがホツパ板
    2の前後長さの全長に及ぶ短冊板状の封筒給紙
    台3が着脱自在に装着されており、この封筒給
    紙台の左右幅内で積重用紙の前端中央部に当接
    する1個ないし1群のローラ要素15からなる
    給紙ローラ1が設けられており、ホツパ板2の
    用紙送り出し側に近接して用紙分離部9,16
    が設けられ、封筒4を横置きにして給紙するこ
    とを特徴とする、自動給紙装置。 (2) 封筒給紙台3の上面に摩擦シート30が貼付
    されている、実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の自動給紙装置。 (3) ホツパ板2に左右に延在するガイド溝27が
    設けられており、封筒給紙台3には該ガイド溝
    に係入される突条28が設けられている、実用
    新案登録請求の範囲第1項または第2項記載の
    自動給紙装置。
JP6331684U 1984-04-27 1984-04-27 自動給紙装置 Granted JPS60177127U (ja)

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JPS60177127U JPS60177127U (ja) 1985-11-25
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