JP2005212881A - 定量排出キャップ - Google Patents

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巧 山下
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Abstract

【課題】 容器の口部をトップシールにより封止した状態でも容器の口部に装着することができ、製造および梱包上においてもすぐれ、また使用上においても便利な定量排出キャップを提供する。
【解決手段】 定量排出キャップ1は、容器2の口部3にその外側から被せて装着する。定量排出キャップ1のキャップ5内には、容器2の口部3に接続されて外方に延出するロート状の筒体7を備えており、キャップ5内の筒体7の縮小開口部8に対応する部位には、容器2を倒立ないしは傾倒させて定量の内容物aを貯留させる定量貯留室9と、次いで容器2を正立させて定量貯留室9から定量の内容物aを貯留する排出貯留室10とがそれぞれ形成されている。筒体7、定量貯留室9および排出定量貯留室10は容器2の口部3外に有るように構成されている。容器2の口部3はトップシール13により封止されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器から定量の内容物(粉体、顆粒体、液体)を定量ずつ排出するための定量排出キャップに関するものである。
塩、こしょう、粉ミルク、コーヒーなどのような粉体あるいは顆粒体、あるいは醤油やソースのような液体の容器に、その内容物を定量ずつ排出する定量排出キャップを装着して、容器を傾けることにより定量ずつ排出できる定量排出キャップは、実公昭38−4088号公報、特開平11−115960号公報あるいは特開平10−77059号公報にそれぞれ記載されている。
実公昭38−4088号公報 特開平11−115960号公報 特開平10−77059号公報
前掲の実公昭38−4088号公報、特開平11−115960号公報あるいは特開平10−77059号公報にそれぞれ記載されている定量排出キャップは、いずれも容器の口部に入り込ませる中栓状のものであるところから、容器の口部に定量キャップを装着した状態では容器の口部を封止するトップシールを施すことができないので、容器の口部にトップシールを施す必要がある場合には、定量排出キャップは付属品として容器に添付しておき、需用者が使用にあたって容器に装着しなければならず、製造、梱包上も煩雑であるばかりか使用上も不便であったり紛失することもあった。
そこで、本発明は、定量排出キャップを構成する筒体、定量貯留室および排出定量貯留室が容器の口部外に有るようにしたことにより、容器の口部をトップシールにより封止した状態でも容器の口部に装着することができ、製造および梱包上においてもすぐれ、また使用上においても便利な定量排出キャップを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するための本発明の請求項1に係る定量排出キャップは、容器の口部にその外側から被せて装着する定量排出キャップであって、キャップ内には容器の口部に接続されて外方に延出する筒体を備え、キャップ内の上記筒体の開口部に対応する部位には容器を倒立ないしは傾倒させて定量の内容物を貯留させる定量貯留室と、次いで容器を正立させて定量貯留室から定量の内容物を貯留する排出貯留室とがそれぞれ形成されていて、これら筒体、定量貯留室および排出定量貯留室が容器の口部外に有るように構成されていることを特徴とするものである。
また、本発明の請求項2に係る定量排出キャップは、請求項1の構成において、容器の口部は内方に向けたフランジ部を有しており、容器の口部を封止するトップシールが上記フランジ部に溶着または融着その他の手段により接着されていることを特徴とするものである。
さらに、本発明の請求項3に係る定量排出キャップは、請求項1または2の構成において、定量排出キャップを構成するキャップは射出成形により、キャップ内の筒体は真空成形によりそれぞれ成形し、キャップ内に筒体を組み込むことを特徴とするものである。
本発明によれば、定量排出キャップを構成する筒体、定量貯留室および排出定量貯留室が容器の口部外に有るようにしたことにより、容器の口部をトップシールにより封止した状態でも容器の口部に装着することができ、製造および梱包上においてもすぐれ、また使用上においても便利な定量排出キャップを得ることができる。
図1は本発明の一実施の形態に係る定量排出キャップを装着した容器の断面図、図2は同上分解断面図、図3は定量排出キャップの側面図、図4は同上平面図、図5は容器を傾けて内容物の定量計量状態を示す断面図、図6は図5の状態から計量された定量の内容物を排出貯留させた状態を示す断面図、図7は図6の状態から定量の内容物を排出する状態を示す断面図である。
図に示すように、定量排出キャップ1は、容器2の口部3の外側から螺合によって装着されるものであり、口部3にはそのための雄ネジ4が、定量排出キャップ1のキャップ5には雌ネジ6が形成されている。
定量排出キャップ1のキャップ5内には、容器2の口部3に接続されて外方に延出するロート状の筒体7を備えており、キャップ5内の上記筒体7の縮小開口部8に対応する部位には容器2を倒立ないしは傾倒させて定量の内容物を貯留させる定量貯留室9と、次いで容器を正立させて定量貯留室9から定量の内容物を貯留する排出貯留室10とがそれぞれ形成されていて、これら筒体7、定量貯留室9および排出定量貯留室10は容器2の口部3より外方に有るように構成されている。排出貯留室10の天面は開口していて開閉蓋11が備えられている。容器2の口部3には内側に向けて屈曲するフランジ部12が形成されており、容器2の口部3は上記フランジ部12にトップシール13を溶着、融着その他の手段により接着させて封止されている。aは内容物である。
定量排出キャップ1を構成するキャップ5は射出成形により成形され、キャップ5内の筒体7は真空成形により成形され、筒体7はキャップ5内に組み込んで一体化される。
定量排出キャップ1を構成する熱可塑性樹脂としては、スチレン−ブタジエン−スチレンブロックコポリマー、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロックコポリマー等の熱可塑性エラストマー、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、直鎖状超低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、プロピレン−エチレン共重合体などのポリオレフィン系樹脂、ポリエチレンテレフタート樹脂、ナイロン−6、ナイロン−6,6などのポリアミド系樹脂、またはエチレン−酢酸ビニル共重合ケン化物などのバリア性を有する樹脂などを用いることができる。
容器2の口部3を封止するトップシール12の層構成は、ポリプロピレン(PP)またはポリエチレン(PE)/アルミニウム箔(厚さ30μm)/ポリエチレン(PE)(厚さ30μm)/接着剤で構成される。接着剤はホットメールタイプまたはシーラントタイプがある。トップシール13は容器2の口部3のフランジ部12に溶着、融着その他の接着手段により接着される。
本発明に係る定量排出キャップ1を装着された容器2は、使用前までは口部3がトップシール13で封止されているので、使用にあたっては定量排出キャップ1を容器2の口部3から一旦外し、トップシール13をはがしたうえ容器2の口部3に再度定量排出キャップ1を装着する。
内容物の定量排出にあたっては、図5に示すように容器2を十分傾けるか倒立させると、内容物aは容器2から筒体7を経て定量貯留室9内に貯留される。すなわち、定量貯留室9には満量状態に内容物aが貯留される。
次いで、図7に示すように容器2を正立させると、定量貯留室9内に貯留した定量の内容物aは排出貯留室10に流入して貯留されるので、開閉蓋11を開いて図7に示すように容器2を傾けて排出貯留室10から貯留している内容物aを全量排出することにより、定量の内容物を簡便かつ確実に排出することができる。そして、開閉蓋11を閉じておけば容器2を密封状態に保つことができる。
本発明の一実施の形態に係る定量排出キャップを装着した容器の断面図である。 同上分解断面図である。 定量排出キャップの側面図である。 同上平面図である。 容器を傾けて内容物の定量計量状態を示す断面図である。 図5の状態から計量された定量の内容物を排出貯留させた状態を示す断面図である。 図6の状態から定量の内容物を排出する状態を示す断面図である。
符号の説明
1 定量排出キャップ
2 容器
3 口部
4 雄ネジ
5 キャップ
6 雌ネジ
7 筒体
8 縮小開口部
9 定量貯留室
10 排出貯留室
11 開閉蓋
12 フランジ部
13 トップシール
a 内容物

Claims (3)

  1. 容器の口部にその外側から被せて装着する定量排出キャップであって、キャップ内には容器の口部に接続されて外方に延出する筒体を備え、キャップ内の上記筒体の開口部に対応する部位には容器を倒立ないしは傾倒させて定量の内容物を貯留させる定量貯留室と、次いで容器を正立させて定量貯留室から定量の内容物を貯留する排出貯留室とがそれぞれ形成されていて、これら筒体、定量貯留室および排出定量貯留室が容器の口部外に有るように構成されていることを特徴とする定量排出キャップ。
  2. 容器の口部は内方に向けたフランジ部を有しており、容器の口部を封止するトップシールが上記フランジ部に溶着または融着その他の手段により接着されていることを特徴とする請求項1記載の定量排出キャップ。
  3. 定量排出キャップを構成するキャップは射出成形により、キャップ内の筒体は真空成形によりそれぞれ成形し、キャップ内に筒体を組み込むことを特徴とする請求項1または2記載の定量排出キャップ。
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