JP2003160154A - 逆流防止具付き容器 - Google Patents

逆流防止具付き容器

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JP2003160154A
JP2003160154A JP2001358141A JP2001358141A JP2003160154A JP 2003160154 A JP2003160154 A JP 2003160154A JP 2001358141 A JP2001358141 A JP 2001358141A JP 2001358141 A JP2001358141 A JP 2001358141A JP 2003160154 A JP2003160154 A JP 2003160154A
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Masahiro Oka
政弘 岡
Takashi Okuno
隆史 奥野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的高い粘度の内容物のみならず、比較的
低い粘度の内容物を収容した場合であっても、弁機能と
して有効に作用して、吐出した内容物の逆流や空気の流
入を効果的に回避できる逆流防止具付き容器を提供す
る。 【解決手段】 内容物の逆流を防止する逆流防止具15
が設けられた容器(チューブ容器)10であって、逆流
防止具15は、内容物の吐出流路16の内壁面から内側
に突出して環状に設けられた弁座部18と、弁座部18
に接合された一箇所の接合部19を中心に回動すること
により、弁座部18の内側開口20を開閉する弁体21
とを備え、且つ弁体21は、上面から上方に突出し、吐
出流路16の内壁面17に当接して弁体21による開口
角θを抑制する当接リブ22を有している。当接リブ2
2は弾性を備え、吐出流路16の内壁面17に押し付け
られて、内側開口20を閉じる方向へ弁体21を付勢す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内容物の逆流を防
止する逆流防止具が設けられた容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】化粧
品、日用品、接着剤、食料品等を、液状、ペースト状、
クリーム状、ゼリー状等の流動性を有する状態で収容す
る容器として、ボトル容器やチューブ容器等を挙げるこ
とができる。このような容器では、内容物を吐出した後
に、容器本体の内部が負圧になること等によって、内容
物が容器本体に逆流したり、空気が容器本体の内部に流
入することがあるので、これらを防止するために、吐出
流路に逆止弁等からなる逆流防止具が設けられる場合が
ある。
【0003】例えばチューブ容器において、従来より一
般的に用いられているアルミ製のチューブ容器に換え
て、ポリオレフィン系樹脂層の単層構造又は該ポリオレ
フィン系樹脂層を含む多層構造からなるチューブ容器を
用いる場合、このようなチューブ容器は、アルミ製のチ
ューブ容器よりも塑性変形しにくく、その保形性によっ
て、容器本体は押し潰す前の元の形状に復元しやすい。
このため、容器本体を押圧して内容物を吐出させた後、
押圧状態を解放すると、復元する際の負圧によって吐出
させた内容物を内部に引き込むと共に、空気を流入させ
ることになる。チューブ容器の内部に空気が引き込まれ
ると、再び容器本体を押圧して内容物を吐出させる際
に、空気が排除されるまで内容物をスムースに吐出でき
なかったり、空気が混ざった状態で内容物が吐出される
ことになって、所望の量の内容物を取り出すことが困難
になる。また、内容物の種類によっては、内部に流入し
た空気と反応して劣化を生じやすいものがある。
【0004】このような問題を解決する手段として、内
容物の吐出流路にいわゆる一点弁等からなる逆流防止具
を設けることが考えられるが、かかる一点弁は、内容物
の物性によっては所望の効果を発揮することができない
場合があり、例えば粘度が30mPa・s以下の比較的
低い粘度の内容物に対しては、弁の戻りが悪く、容器の
内部に内容物を逆流させたり、空気を流入させたりする
場合がある。
【0005】本発明は、比較的高い粘度の内容物のみな
らず、比較的低い粘度の内容物を収容した場合であって
も、弁機能として有効に作用して、吐出した内容物の逆
流や空気の流入を効果的に回避できる逆流防止具付き容
器の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、内容物の逆流
を防止する逆流防止具が設けられた容器であって、前記
逆流防止具は、内容物の吐出流路の内壁面から内側に突
出して設けられた弁座部と、該弁座部に接合された一箇
所の接合部を中心に回動することにより、該弁座部の内
側開口を開閉する弁体とを備え、且つ該弁体又は前記内
壁面の少なくとも一方は、前記弁体による開口角を制御
する当接リブを有する逆流防止具付き容器を提供するこ
とにより、上記目的を達成したものである。
【0007】
【発明の実施の形態】図1に示す本発明の好ましい第1
実施形態に係る逆流防止具付き容器10は、例えば染毛
剤であるヘアカラーを収容したチューブ容器を構成する
ものである。すなわち、ヘアカラーは、還元性物質であ
る酸化染料を含有するクリームタイプのI剤と、酸化剤
を含有するクリームタイプのII剤とからなり、I剤と
II剤は、各々別のチューブ容器10に収容されてお
り、使用時に所定の割合で混合されることにより染毛剤
を形成し、毛髪に塗布されるものである。
【0008】本第1実施形態によれば、逆流防止具付き
容器10は、I剤とII剤を内容物として別々に収容す
るものであって、これらの内容物を吐出した後、吐出し
た内容物が容器10の内部に逆流したり、空気が容器1
0の内部に流入するのを防止して、再度内容物を吐出す
べく容器10を押圧した際に、容器10から空気を吐出
させたり、空気と混ざった状態で内容物が吐出されるの
を回避して、所望の量の内容物をスムースに取り出し、
例えば1:1等の予め決められた所定の混合割合で精度
良く容易にI剤とII剤とを混合して、染毛剤を効果的
に使用することを可能にするものである。また、空気の
流入によりその性質が変化するような内容物が収容され
ている場合でも、その変化を防止することもできる。
【0009】そして、本第1実施形態の逆流防止具付き
容器(チューブ容器)10は、円筒状の容器本体11の
一方の端部に肩部12と口首部13とを一体成形した口
頭部14を熱接合して、又はこれらすべてを一体成形し
て形成されている。容器本体11の他方の端部は、チュ
ーブ容器10の内部にI剤又はII剤を内容物として収
容した後に、帯状にシールされてこれらを内部に封入す
る。なお、口頭部14の口首部13には、スクリュー式
或いはヒンジ式等のキャップ(図示せず。)が着脱可能
に装着される。
【0010】また、本第1実施形態によれば、図2
(a)〜(c)に示すように、逆流防止具15が、口首
部13の内部に設けられている。すなわち、逆流防止具
15は、内容物の吐出流路16の内壁面17から内側に
突出して環状に設けられた弁座部18と、この弁座部1
8に接合される一箇所の接合部19を中心に回動するこ
とにより、環状の弁座部18の内側開口20を開閉する
弁体21とを備え、且つ弁体21は、これの上面から上
方に突出し、吐出流路16の内壁面17に当接して弁体
21による開口角θを抑制する当接リブ22を有してい
る。
【0011】本第1実施形態によれば、容器本体11
は、ポリオレフィン系樹脂層の単層構造又は該ポリオレ
フィン系樹脂層を含む多層構造のシート材料として、例
えば低密度ポリエチレンの単層構造、或いは接着剤を介
して積層された低密度ポリエチレン/直鎖低密度ポリエ
チレンの2層構造やポリエチレン/ポリプロピレンの2
層構造のシート材料を用いて形成することができる。ま
た、アルミ箔やシリカを蒸着したPETフィルム、さら
にはEVOHフィルムにポリエチレンやポリプロピレン
を積層したフィルムを使用して形成することもできる。
このようなシート材料を用いて容器本体11を形成する
ことにより、チューブ容器10は、硬い材質のアルミ製
のチューブ容器と比較して、適度な押し出し性を備える
と共に、容器本体11を押し潰して内容物を吐出した
後、押圧状態を解放した際に、押し潰す前の状態にスム
ースに復元できる保形性を備えることになる。
【0012】容器本体11の一方の端部に熱接合される
口頭部14としては、チューブ容器の口頭部として一般
に用いられる、ポリオレフィン系樹脂等を用いた公知の
各種のプラスチック成形品を用いることができ、例えば
ポリプロピレン樹脂が挙げられる。また、口頭部14
は、射出成形やコンプレッション成形等によって、口首
部13の内部に逆流防止具15を設けた状態で一体成形
されるものである。
【0013】そして、本第1実施形態によれば、逆流防
止具15を構成する弁座部18は、口首部13の内部の
吐出流路16の中間部位において、吐出流路16の内壁
面17に沿ってこれの周方向に延設されて、例えば1.
0〜2.0mm程度の幅で内壁面17から円環状に突出
して設けられるもので、この弁座部18の内側には、当
該弁座部18を挟んだ上下の吐出流路16を連通する、
直径が例えば6mm程度の大きさの円形の内側開口20
が形成されている。
【0014】逆流防止具15を構成する弁体21は、内
側開口20を上方から覆い得る大きさの直径が例えば7
mm程度の円形の平面形状を備えると共に、一箇所の接
合部19において弁座部18の上面側にヒンジ接合して
いることにより、当該接合部19を中心として上方に回
動できるいわゆる一点弁としての構造を備えている。ま
た弁体21の上面には、上方に突出する当接リブ22が
一体として設けられている。
【0015】当接リブ22は、弁体21の中央よりも接
合部19側に片寄せつつ、長手方向を接合部19と略平
行にして配置した矩形断面の板状突起であって(図2
(c)参照)、例えば3.5mm程度の高さで、内側開
口20を閉塞した状態において吐出流路16の軸方向X
に沿って立設して設けられている(図2(a)参照)。
また、当接リブ22は弾性を備えており、内側開口20
を解放して内容物を吐出する際に、その先端が吐出流路
16の内壁面17に当接すると共に、さらに吐出時の圧
力が加えられて内壁面17に押し付けられ、弾性変形す
ることによって、内側開口20を閉じる方向へ弁体21
を付勢する付勢力を生じることになる(図2(b)参
照)。
【0016】なお、当接リブ22は、内側開口20を閉
塞した状態において、吐出流路16の軸方向Xに沿って
弁体21から垂直に突出して設けられているので、口頭
部14を射出成形によって成形する場合に、当接リブ2
2は成形された吐出流路16から金型を抜く際のアンダ
ーカット部となることがなく、これによって、当接リブ
22を有する弁体21を含む逆流防止具15を口首部1
3に設けた状態で、口頭部14を容易に一体成形するこ
とが可能になる。
【0017】また、本第1実施形態によれば、容器10
の内部には、内容物として、例えば粘度が80mPa・
s程度の比較的高い粘度の第I剤と、例えば粘度が20
mPa・s程度の比較的低い粘度の第II剤とが、各々
収容されることになる。
【0018】そして、本第1実施形態のチューブ容器1
0によれば、比較的高い粘度の内容物のみならず、比較
的低い粘度の内容物を収容した場合であっても、逆流防
止具15が弁機能として有効に作用して、吐出した内容
物の逆流や空気の流入を効果的に回避することができ
る。すなわち、図2(a)に示すように、弁体21によ
って内側開口20を閉塞している未使用時の状態から、
内容物の使用時に容器本体11を押圧すると、図2
(b)に示すように、内容物は容器本体11から押し出
されるようにして下方の吐出流路16から弁体21を押
し上げ、内側開口20を解放することにより上方の吐出
流路16に流入して先端の吐出口から吐出されることに
なるが、本第1実施形態では、弁体21が当接リブ22
を備えており、当該当接リブ22の先端が吐出流路16
の内壁面17に当接して、弁体21による開口角θが大
きくなりすぎることなく抑制されることになる。したが
って、容器本体11を押圧して内容物を吐出させた後、
押圧状態を解放しても、開口角θが制限されていること
により、容器本体11が復元する際の内部の負圧によっ
て弁体11が迅速に弁座部18に密着して内側開口20
を閉塞することが可能になり、吐出させた内容物を容器
本体11に引き込んだり、容器本体11に空気が流入す
るのを効果的に回避することが可能になる。
【0019】また、本第1実施形態によれば、弁体21
に設けられた当接リブ22が弾性を備えており、吐出時
の圧力によってその先端が内壁面17に押し付けられ
て、弁体21を閉じる方向へ付勢する付勢力を生じるこ
とができるので、かかる付勢力が加って、容器本体11
への押圧状態を解放した際に、弁体11をさらに迅速に
弁座部18に密着させて内側開口20を閉塞することが
可能になる。
【0020】図3(a)及び(b)は、本発明の第2実
施形態に係る逆流防止具付き容器(チューブ容器)30
における、逆流防止具32の構成を示すものである。な
お、本第2実施形態によれば、容器本体や口頭部は、上
記第1実施形態の容器本体11や口頭部14と同様の構
成を備えている。
【0021】そして、本第2実施形態によれば、口頭部
14の口首部13の内部に設けられる逆流防止具32
は、内容物の吐出流路33の内壁面34から内側に突出
して環状に設けられた弁座部35と、この弁座部35に
接合された一箇所の接合部36を中心に回動することに
より、環状の弁座部35の内側開口37を開閉する弁体
38とを備え、且つ弁体38は、これの下面から下方に
突出し、弁座部35に当接して弁体38による開口角
θ’を抑制する当接リブ31を有している。
【0022】そして、逆流防止具32を構成する弁座部
35は、口首部13の内部の吐出流路33の中間部位に
おいて、吐出流路33の内壁面34に沿ってこれの周方
向に延設され、内壁面34から円環状に突出して設けら
れるもので、この弁座部35の内側には、当該弁座部3
5を挟んだ上下の吐出流路33を連通する円形の内側開
口37が形成されている。
【0023】逆流防止具32を構成する弁体38は、内
側開口37を上方から覆い得る大きさの円形の平面形状
を備えると共に、一箇所の接合部36において弁座部3
5の上面側にヒンジ接合していることにより、当該接合
部36を中心として上方に回動できるいわゆる一点弁と
しての構造を備えている。
【0024】弁体38から下方に突出して設けられた当
接リブ31は、長手方向を接合部36と略平行にして配
置した矩形断面の板状突起であって、弁体38の略中央
から吐出流路33の軸方向Xに沿って下方に突出して設
けられている。また、当接リブ31は弾性を備えてお
り、内側開口37を解放して内容物を吐出する際に、そ
の先端が、弁座部35に下方から当接すると共に、さら
に吐出時の圧力が加えられて弁座部35に押し付けら
れ、弾性変形することによって、内側開口37を閉じる
方向へ弁体38を付勢する付勢力を生じることになる。
【0025】そして、本第2実施形態のチューブ容器3
0によっても、弁体38を弁座部35に下方から当接さ
せて弁体38による開口角θ’を抑制すると共に、弾性
を有する当接リブ31の付勢力によって弁体38を迅速
に弁座部35に密着させて、上記第1実施形態のチュー
ブ容器10と同様の作用効果を奏することになる。また
本第2実施形態によれば、内容物が容器30の内部に引
き込まれる際に、当接リブ31に衝突するので、この時
の抵抗によって当接リブ31を下方に押し戻して、さら
に効率良く内側開口37を閉塞することが可能になる。
【0026】なお、本発明は上記各実施形態に限定され
ることなく種々の変更が可能である。例えば、当接リブ
は、弾性を備えている必要は必ずしもなく、開口角を制
限することのみによっても、十分な作用効果を得ること
ができる。当接リブは、板状のものである必要は必ずし
もなく、ロッド状等その他の形状のものを用いることも
できる。当接リブの大きさや形状、取り付ける方向等
は、収容する内容物の物性や吐出流路の大きさ、形状等
を鑑みて適宜設計することができる。当接リブは、弁体
と一体として設ける必要は必ずしもなく、別体として弁
体に取り付けることもできる。また、収容される内容物
は、30mPa・s以下の比較的低い粘度のものである
必要は必ずしもなく、30mPa・s以上の比較的高い
粘度の内容物を収容した場合にも有効である。さらに、
本発明は、チューブ容器に限定されることなく、ボトル
容器等、内容物の吐出流路に逆流防止具を設けたその他
の容器において採用することもでき、容器本体の材質
は、ポリオレフィン系樹脂層の単層構造又は該ポリオレ
フィン系樹脂層を含む多層構造によるものである必要は
必ずしもない。
【0027】また、図4に示すように、当接リブ40を
吐出流路41の内壁面42から内側に突出して設け、当
接リブ40の先端を弁体43に当接させることにより、
弁体43による開口角を抑制するようにしても良い。
【0028】
【発明の効果】本発明の逆流防止具付き容器によれば、
比較的高い粘度の内容物のみならず、比較的低い粘度の
内容物を収容した場合であっても、弁機能として有効に
作用して、吐出した内容物の逆流や空気の流入を効果的
に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る逆流防止具付き容
器(チューブ容器)の正面図である。
【図2】(a)は、本発明の第1実施形態に係る逆流防
止具付き容器において、逆流防止具により吐出流路を閉
塞している状況を説明する口首部の断面図、(b)は、
吐出流路が解放している状況を説明する口首部の断面
図、(c)は(a)のA−Aから視た弁体の構成を説明
する上面図である。
【図3】(a)は、本発明の第2実施形態に係る逆流防
止具付き容器において、逆流防止具により吐出流路を閉
塞している状況を説明する口首部の断面図、(b)は、
吐出流路が解放している状況を説明する口首部の断面図
である。
【図4】逆流防止具の他の形態を示す口首部の断面図で
ある。
【符号の説明】
10,30 逆流防止具付き容器(チューブ容器) 11 容器本体 12 肩部 13 口首部 14 口頭部 15,32 逆流防止具 16,33 吐出流路 17,34 内壁面 18,35 弁座部 19,36 接合部 20,37 内側開口 21,38 弁体 22,31 当接リブ θ,θ’ 開口角 X 吐出流路の軸方向
フロントページの続き Fターム(参考) 3E084 AA03 AA12 AA24 AB01 AB06 BA01 EA04 EB03 EC03 FA03 GB11 HD01 KA04 LA21 LB02 LB07 LD01 LD02

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容物の逆流を防止する逆流防止具が設
    けられた容器であって、 前記逆流防止具は、内容物の吐出流路の内壁面から内側
    に突出して設けられた弁座部と、該弁座部に接合された
    一箇所の接合部を中心に回動することにより、該弁座部
    の内側開口を開閉する弁体とを備え、且つ該弁体又は前
    記内壁面の少なくとも一方は、前記弁体による開口角を
    制御する当接リブを有する逆流防止具付き容器。
  2. 【請求項2】 前記弁体に設けられた当接リブは、前記
    弁体の上面又は下面から上方又は下方に突出し、前記吐
    出流路の内壁面或いは前記弁座部に当接して前記弁体に
    よる開口角を抑制する請求項1記載の逆流防止具付き容
    器。
  3. 【請求項3】 前記弁体に設けられた当接リブは、前記
    弁体の上面又は下面から前記吐出流路の軸方向に沿って
    上方又は下方に突出しており、前記逆流防止具に一体と
    して成形される請求項2記載の逆流防止具付き容器。
  4. 【請求項4】 前記当接リブは弾性を備え、前記吐出流
    路の内壁面或いは前記弁座部又は前記弁体に当接した
    後、さらに押し付けられて、前記内側開口を閉じる方向
    へ前記弁体を付勢する付勢力を生じる請求項1〜3のい
    ずれかに記載の逆流防止具付き容器。
  5. 【請求項5】 容器本体がポリオレフィン系樹脂層の単
    層構造又は該ポリオレフィン系樹脂層を含む多層構造か
    らなり、口首部に前記逆流防止具が設けられた請求項1
    〜4のいずれかに記載の逆流防止具付き容器。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008120426A (ja) * 2006-11-14 2008-05-29 Dainippon Printing Co Ltd 逆止弁付きチューブ
JP2008207224A (ja) * 2007-02-27 2008-09-11 Mitsubishi Electric Corp レーザ加工機及びレーザ加工機用のチェック弁
KR101335570B1 (ko) * 2012-03-12 2013-12-02 (주)연우 튜브형 화장품용기

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