JP2005211865A - プラズマ処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 大判のワークに対して、エッチングレート等の処理効率を低下させることなく均等にプラズマを作用させ高精度のプラズマ処理を可能とし、かつ生産効率の高いプラズマ処理装置を提供する。
【解決手段】 平板状に形成されたワーク5にプラズマ処理を施すためのプラズマ処理装置であって、前記ワーク5を給排するためのロードロック室10と、該ロードロック室10とゲートバルブ42を介して直列に連結して設けられ、前記ワークがロードロック室との間で搬出入可能に設けられたプラズマ処理室40と、前記ワークを平坦状に支持し、前記ロードロック室10とプラズマ処理室40との間でワーク5とともに搬送可能に設けられたキャリア50と、前記ロードロック室10とプラズマ処理室40とに、各々設けられた前記キャリア50を支持するための支持手段との間で、キャリアを往復動させて搬送する搬送機構60とを備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明はプラズマ処理装置に関し、より詳細には液晶パネル等の製造に使用するプラズマ処理装置に関する。
液晶パネルはガラス基板あるいは樹脂基板に所要の成膜処理、エッチング処理等を施して形成する。このの液晶パネルの製造工程にはプラズマエッチング、プラズマアッシング、プラズマCVD、プラズマスパッタリング等のプラズマ処理が使用される。これらの処理においては、基板を製品サイズとして処理を施すことももちろん可能であるが、製造効率を上げて量産するために、一度に複数枚の液晶パネルがとれる大判サイズの基板をワークとして、このワークにプラズマ処理を施して製品とする製造方法が考えられている。
大判サイズの基板をワークとしてプラズマ処理を施す装置としては、大判のワークをプラズマエッチング等によって処理する処理室と、処理室の真空を保持した状態でワークを給排するためのロードロック室とを設け、ロードロック室と処理室との間でワークを搬出入して所要の処理を施す装置が考えられる。
特開2002−12340号公報 特開2001−267256号公報
ところで、液晶パネルは従来はそれほど大型のものは使用されていなかったが、液晶テレビなどに使用するものでは大型の製品を使用するため、プラズマ処理で使用するワークの大きさが徐々に大きくなりつつある。このため、1枚から複数枚の液晶パネルをとるワークを処理する液晶装置としては、たとえば、一辺が1.5m〜2mあるいはこれ以上の大きさのワークを処理することが考えられている。
しかしながら、ワークがこのように大型化すると、従来のプラズマ処理装置ではワークに対して均一にプラズマを作用させることができず、所要のプラズマ処理がなされなくなるという問題が生じる。この問題は、プラズマ発生装置において伝統的に使用している13MHzの高周波を使用したプラズマ源では、その定在波(波長)の影響が顕在化し、ワークの一端側と他端側とでエッチングレートが異なってしまうという物理的な原因によって生じるものである。
この定在波による問題を回避する方法としては、13MHzの周波数を変えずに、電極を複数に分割することによってプラズマを均一に発生させるようにする方法と、電極に加える高周波電圧の周波数をたとえば2MHzといったように下げることによって、高周波の波長をワークの大きさに対して十分に長くする方法が考えられる。
しかしながら、電極を分割してプラズマを発生させた場合には、隣接する電極の間でプラズマの継ぎ目ができてしまいプラズマを完全に均一にワークに作用させることができないという問題がある。また、高周波の周波数を下げた場合には、周波数が高い場合にくらべてエッチングレートが低下し、生産性が低下してしまうことが問題となる。
また、アノードとカソードを備えた従来の平行平板型のプラズマ処理装置でワークを処理する場合は、アノード上にワークを搬入し、アノードからワークを搬出する操作を行うから、電極間でワークを搬出入するための昇降操作や搬出入用のアームなどが操作できるように、アノードとカソードの間隔をある程度あけている。しかしながら、アノードとカソードとの間隔を広くすると、プラズマエッチングの際にエッチングレートが低下し、また、処理室が大型化することになって、真空排気能力の高い高価な真空装置を使用しなければならなくなるという問題がある。
本発明はこれらの課題を解決すべくなされたものであり、その目的とするところは、辺長が1.5m以上といった大判の平板状に形成されたワークに対して、エッチングレート等の処理効率を低下させることなく均等にプラズマを作用させることを可能とし、これによって高精度のプラズマ処理を可能とする、生産効率の高いプラズマ処理装置を提供するにある。
上記目的を達成するため、本発明は次の構成を備える。
すなわち、平板状に形成されたワークにプラズマ処理を施すためのプラズマ処理装置であって、前記ワークを給排するためのロードロック室と、該ロードロック室とゲートバルブを介して直列に連結して設けられ、前記ワークがロードロック室との間で搬出入可能に設けられたプラズマ処理室と、前記ワークを平坦状に支持し、前記ロードロック室とプラズマ処理室との間でワークとともに搬送可能に設けられたキャリアと、前記ロードロック室とプラズマ処理室とに、各々設けられた前記キャリアを支持するための支持手段との間で、キャリアを往復動させて搬送する搬送機構とを備えていることを特徴とする。
また、前記ロードロック室に設けられた支持手段は、キャリアを上下方向に離間して平行に2段に配置可能に設けられ、前記ロードロック室に設けられた前記支持手段を上下方向に移動させて、支持手段に支持されているキャリアを、ロードロック室とプラズマ処理室との間で搬送する高さ位置に位置合わせするための昇降機構が設けられていることを特徴とする。
また、前記昇降機構に、支持手段をキャリアを支持する位置と、支持手段をキャリアから外した位置に変位させる位置との間で移動させる移動機構を設けることによって上下2段に配置されている支持手段間でキャリアを移載することが可能になる。
また、前記ロードロック室には、ロードロック室内でワークに対して前処理あるいは後処理を施すためのプラズマ装置が設けられていることにより、プラズマ処理室でのプラズマ処理時間を利用してワークを前処理あるいは後処理して、ワークに対する処理時間を効果的に短縮することが可能となる。
また、前記ロードロック室の底部には、昇降機構によりキャリアの支持手段を下降させた際にキャリアが面接触してキャリアを冷却する冷却装置が設けられていることにより、プラズマ処理等によって加熱されたワークを容易に冷却することが可能となり、処理サイクルタイムを短縮して、確実な処理を可能にする。
また、前記プラズマ処理室には、プラズマ発生装置として、キャリアの移動方向に略直交する方向に所定間隔で線状のプラズマを発生させる複数の電極が設けられ、プラズマ処理の際に、前記搬送機構により、前記キャリアを少なくとも前記電極の配置間隔以上の移動範囲にわたってスキャン移動すべく設けられていることを特徴とする。ワークをスキャン移動させてプラズマ処理することによって、大型のワークに対して均一なプラズマ処理を施すことが可能になる。
本発明に係るプラズマ発生装置によれば、ロードロック室とプラズマ処理室との間でワークを効率的に搬送して所要のプラズマ処理を効果的に施すことが可能である。また、ロードロック室にプラズマ源を設けることで、ロードロック室内においてワークに前処理あるいは後処理を施すことができ、効率的なプラズマ処理が可能になる。
また、プラズマ処理室内でワークをスキャン移動させる構成とすることによって、大型のワークに対しても均一なにプラズマを作用させて的確なプラズマ処理を施すことが可能となる。
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明に係るプラズマ処理装置の全体構成を示す説明図である。同図で10がロードロック室、40がプラズマ処理室である。11がロードロック室10にワークを給排するゲートバルブ、42がロードロック室10とプラズマ処理室40との間に設けたゲートバルブである。ワーク5はキャリア50に支持され、ロードロック室10とプラズマ処理室40との間を搬送されて所要のプラズマ処理がなされる。
(ロードロック室)
図2は、ロードロック室10とプラズマ処理室40の平面配置を示す。図のように、ロードロック室10とプラズマ処理室40とはゲートバルブ42を介して直列に配置されている。
本実施形態のプラズマ処理装置によって所要の処理を施すワーク5は、1枚の基板から複数枚の液晶パネルをとることができる縦横の長さが1.5m×2mといった大判の基板である。ロードロック室10およびプラズマ処理室40は、この大判のワーク5を平らに支持して水平に搬送して所要の処理ができる大きさに形成されている。
ワーク5を支持するキャリア50の本体はワーク5を平坦状に支持する平板体によって形成し、本実施形態では平板体によって形成した本体の側面に自由回転可能なローラ52を取り付けている。なお、キャリア50の形態はキャリア50を搬送する機構とのかねあいでいくつかの形態が可能である。
キャリア50の本体はワーク5の平面寸法よりもわずかに大きく形成するとともに、キャリア50の平板体の本体には、キャリア50にワークを移載する際に、ワーク5をキャリア50の上面から離間させて支持するための突き上げピンを挿通する挿通孔が設けられている。
ロードロック室10とプラズマ処理室40を備えたプラズマ処理装置では、ロードロック室10とプラズマ処理室40との間で、ワーク5を効率的に搬送して処理ステップ時間を短縮することが、製品の量産に不可欠である。
本発明に係るプラズマ処理装置は、大型のワーク5に対してプラズマ処理を的確に行えるようにしたことと、ロードロック室10とプラズマ処理室40との間でワーク5を搬送する操作を効率的に行うことを可能として量産性を向上させている。
図3にロードロック室10の内部構造を拡大して示す。本実施形態のプラズマ処理装置は、ロードロック室10内でキャリア50を上下方向に平行に離間させて支持するための支持手段として2つの支持レール12a、12bを備え、支持レール12a、12bを平行に離間して支持した状態で支持手段を上下方向に昇降させる昇降機構を備えている。
図3は、上段の支持レール12aにワーク5とともにキャリア50が支持され、下段の支持レール12bが空いている状態である。
図4は、ロードロック室10内をキャリア50の搬送方向から見た状態を示すもので、ロードロック室10内における支持レール12a、12b等の配置、および支持レール12a、12bの昇降機構を示す。
図のように、キャリア50はロードロック室10の幅方向に対向して配置された一対の支持レール12a、12bの間に掛け渡すようにして支持され、ローラ52が支持レール12a、12b上を転動することによって支持レール12a、12bの長手方向に移動自在となっている。支持レール12a、12bは内側面でローラ52の外側面をガイドし、キャリア50の搬送方向を位置決めする。
支持レール12a、12bの昇降機構は、支持レール12a、12bを支持する支持アーム14と、支持アーム14を起立状態に支持する上下動プレート16と、上下動プレート16を昇降駆動する駆動モータ18とを備える。上下動プレート16は駆動モータ18の出力軸に連結されているねじ軸19に螺合され、ねじ軸19が正逆回転することによって上下動プレート16が昇降する。
図4は支持レール12a、12bにローラ52がのって支持されている状態であるが、支持レール12a、12bとキャリア50とは、支持レール12a、12bが幅方向(キャリア50の搬送方向と直交する方向)で外向きに移動することによって、ローラ52が支持レール12a、12bから外れて支持状態が解除される。支持レール12a、12bを幅方向に移動させる移動機構として、本実施形態では上下動プレート16にモータ20、20を取り付け、上下動プレート16に対し幅方向に可動に支持されたスライダ24にモータ20の出力軸に連結されたねじ軸22を螺合している。
ロードロック室10には支持アーム14の移動を許容する大きさの貫通孔が設けられ、貫通孔の周縁に設けたフランジと、スライダ24に固定されたフランジ25との間がベローズ26によって連結されている。これによって、ロードロック室10の真空を維持したまま支持アーム14を幅方向に可動にすることができ、上下動プレート16を上下動させることができる。
こうして、支持レール12a、12bはキャリア50を支持してキャリア50を搬送可能な状態と、支持レール12a、12bによるキャリア50の支持を解除して、キャリア50が支持レール12a、12bからフリーとなる状態に切り換えることが可能になる。このように、支持レール12a、12bを幅方向に移動させる操作と、支持レール12a、12bを昇降させる操作は、独立に制御される操作であり、ロードロック室10においては、上下動プレート16を昇降させる操作と、支持アーム14を幅方向に移動させる操作を複合してキャリア50を移動させる操作を行う。
なお、支持レール12a、12bを幅方向に移動させる機構と、支持レール12a、12bを昇降させる機構は、駆動源としてモータを使用する他に、エアシリンダ等の適宜駆動源を使用することができ、その構成も図3に示す構成に限定されるものではない。
図3において、27はロードロック室10の底部に取り付けた冷却装置としての冷却プレートである。この冷却プレート27は、プラズマ処理室40でワーク5をプラズマ処理した際、あるいはロードロック室10でワーク5にアッシング等の処理を施すことによって加熱されたキャリア50を冷却するためのものである。冷却プレート27はプレート内部に冷水を通流させる流路を設けて水冷可能に設けられており、キャリア50が冷却プレート27の上面に、面接触し熱伝導によって冷却されるように形成されている。
28は冷却プレート27にキャリア50を面接触した状態で、キャリア50に支持されているワーク5をキャリア50から突き上げるための突き上げ手段としての突き上げピンである。この突き上げピン28は冷却プレート27を厚さ方向に貫通して取り付けられ、ベローズ29により、ロードロック室10を気密に封止した状態で突き上げ可能となっている。前述したように、キャリア50には突き上げピン28の配置位置に合わせて挿通孔が設けられており、突き上げピン28は冷却プレート27とキャリア50を貫通してキャリア50からワーク5を突き上げる。突き上げピン28はエアシリンダ等の駆動機構を使用してロードロック室10の外部から押動操作される。
30はロードロック室10内の上部に設けられているプラズマ装置である。ロードロック室10は、プラズマ処理室40においてワーク5に所要のプラズマ処理を施す前処理あるいは後処理として、プラズマアッシング等のプラズマ処理ができるように設けられている。ロードロック室10に設けるプラズマ装置としては、RIE(Reactive Ion Etching)、MDS(Microwave Downstream Source)、ICP(Inductively Coupled Source)などが可能である。
32はバルブ、34はロードロック室10を真空排気する真空排気装置である。真空排気装置34はロードロック室10にワーク5を給排する操作にタイミングを合わせて駆動される。36はロードロック室10を外気開放するバルブである。
(プラズマ処理室)
図5は、プラズマ処理室40における内部構成を示す。44はプラズマ処理室40内でキャリア50を支持する支持手段としての支持レールである。支持レール44は図4に示す支持レール12a、12bと同様にレール状に形成され、ロードロック室10から搬入されたキャリア50はローラ52がレールにガイドされて支持される。この支持レール44はあらかじめ高さ位置が固定して設けられているものである。
プラズマ処理室40内の上部にはプラズマ発生装置45が配置されている。このプラズマ発生装置45はキャリア50を幅方向に横切る細長の電極45aを、キャリア50の搬送方向に所定間隔をあけて配置したものである。すなわち、プラズマ発生装置45は、キャリア50の搬送方向に直交する方向に所定間隔をあけて線状にプラズマが発生するように設けられている。
このように、プラズマ発生装置45で線状にプラズマが発生すると、キャリア50に支持されているワーク5に対するプラズマの作用にむらが生じることになる。本実施形態では、線状にプラズマを発生させた際にワーク5に作用するプラズマの作用にむらが生じる問題を、プラズマが発生している領域に対してワーク5を直交する方向にスキャン移動させ、ワーク5の全体に均等にプラズマが作用するようにして解消している。
プラズマはキャリア50の搬送方向に直交する向きの線状に発生しているから、キャリア50を支持レール44によってガイドされているその搬送方向に、少なくともプラズマ発生装置45の電極45aの配置間隔以上にスキャン移動させることによって、ワーク5の全面に均等にプラズマを作用させることができる。もちろん、一方向にスキャンさせる方法でもよいし、キャリア50を所定距離にわたって往復動させるようにスキャンしてもよい。
キャリア50のスキャン距離は、プラズマ発生装置45に設けられている電極45aの配置間隔に基づいてワーク5に均等にプラズマが作用するように設定し、スキャン速度もプラズマ処理内容に応じて適宜設定する。
このように、複数の電極45aを所定間隔をあけて配置したプラズマ発生装置45を使用する方法であれば、大きさが1.5m〜2mあるいはこれ以上の大型のワークを取り扱う場合でも、電極45aの配置数あるいは配置間隔を変えることによって対応することが可能になるという利点がある。また、プラズマ源に対してワークをスキャン移動させることによって、線状にプラズマが発生していてもワークに作用するプラズマのむら(不均一性)を解消することが可能となり、ワークの大きさに影響されることなく、ワーク全体を均等にプラズマ処理することが可能になるという利点がある。
また、本実施形態の場合はワークをスキャン移動させてワークに対するプラズマの作用を均等化するから、高周波による定在波の問題が解消され、したがって従来のプラズマ発生装置で使用している13MHzの高周波を使用してプラズマ発生させることが可能になる。これによって、従来装置と同様のエッチングレートを得ることができ、大型のワークを取り扱う場合でもプラズマ処理効率を低下させることがない。
なお、プラズマ発生装置ではワーク5を支持するキャリア50をアノードとしてプラズマ発生させる。このためキャリア50を接地電位としておく必要がある。
図6、7はキャリア50を接地電位にするためのコンタクト機構の例を示す。キャリア50はプラズマ処理室40内で支持レール44に支持された状態でスキャン移動する。これらの機構は、スキャン移動時にもキャリア50の接地電位を確保するための機構である。
図6は、キャリア50に内設したコンタクトブラシ53にコンタクトピン54を摺接させ、コンタクトブラシ53に接触した状態でコンタクトピン54を上下動可能とし、リンク55を介してコンタクトピン54とアースロッド56とを電気的に接続したものである。57はアースロッド56をエアシールした状態で可動とする電気的絶縁性を備えた直動シールである。直動シール57を使用するかわりに、図5に示すようにアースロッド56をベローズ56aに取り付けてアースロッド56を可動にすることも可能である。
図7は、キャリア50の搬送方向の端面にコンタクトピン54を摺入し、スプリング58によってコンタクトピン54を常時付勢することにより、コンタクトピン54を介してキャリア50を常時、接地電位としたものである。
(搬送機構)
ロードロック室10とプラズマ処理室40との間でキャリア50を搬送する方法として、本実施形態で採用している方法は、キャリア搬送アーム60を使用してキャリア50を搬送する方法である。このキャリア搬送アーム60は、図1、図5に示すように、プラズマ処理室40のゲートバルブ42が設けられている面と対向する側面からアームをプラズマ処理室40の内部に送入し、アームを進退動させることによってキャリア50を搬送するように構成したものである。62はキャリア搬送アーム60を気密にシールした状態で直線的に押動させるための直動シールである。
キャリア搬送アーム60を使用してキャリア50を搬送する方法は、キャリア50の端部にキャリア搬送アーム60を係合し、キャリア搬送アーム60を直線的に押動してキャリア搬送アーム60とともにキャリア50を移動させる方法である。
図8にキャリア50とキャリア搬送アーム60との係合部を拡大して示す。この実施形態ではキャリア搬送アーム60の先端にボール状の係合部64を設け、キャリア50の端部に設けたソケット66の係合孔66aに係合部64を挿入することによって、キャリア50とキャリア搬送アーム60とを係合している。
ボール状に形成した係合部64とソケット66に設けた係合孔66aとを係合させる構成としているのは、キャリア50の搬送方向にはキャリア50とキャリア搬送アーム60とが係合した状態で一体に移動し、キャリア搬送アーム60に対してキャリア50が上下方向に移動すると、係合状態が解除されるようにするためである。
キャリア搬送アーム60とキャリア50との係合形態をこのようにしているのは、ロードロック室10とプラズマ処理室40との間でキャリア50を受け渡しして搬送できるようにするためである。したがって、キャリア50とキャリア搬送アーム60とがこのような係合状態に構成されるものであれば、その係合方法は、図8に示す実施形態に限られるものではない。たとえば、キャリア50に設けるソケット66をL字状のフック形に形成し、キャリア搬送アーム60にもソケット66に係合するフックを設けて、キャリア50の搬送方向には係合し、上下方向には係合しない形態とすることができる。
キャリア搬送アーム60はキャリア50の端面に係合してキャリア50と平行に移動するだけであるから、本実施形態のプラズマ処理装置では、キャリア50を搬送するスペースとして、支持レール44とプラズマ発生装置45との離間間隔を広く確保する必要がない。したがって、ワーク5をプラズマ処理室40に搬入した状態でワーク5とプラズマ発生装置45とを接近させて配置することが可能となり、これによって、ワーク5に対するエッチングレートを向上させることが可能となる。また、プラズマ処理室40の内容積も小さくコンパクトに形成できるから、プラズマ処理室40の真空排気装置も効率的に使用することが可能となる。
なお、キャリア搬送アーム60はプラズマ処理室40の端面からロードロック室10に向けてアームを挿入して2室間でキャリア50を押動して操作するから、キャリア搬送アーム60はこの搬送操作に必要な長さのものである必要がある。ワーク5は2m程度の大型のものを扱うから、キャリア搬送アーム60も数m程度の長さのものが使用される。
なお、プラズマ処理室40とロードロック室10との間でキャリア50を搬送する機構は図8に示すような直動式のキャリア搬送アーム60に限るものではない。
図9は、駆動アームと駆動部68を備えた多関節ロボット67を用いて、キャリア50を搬送するように構成した例である。キャリア50は支持レール44によってガイドされて搬送される。
図10は、キャリア50の端部に直線状のスライダ溝51を設け、スライダ溝51に係合するスイングアーム69を設け、スイングアーム69を回動させることにより支持レール44にガイドされてキャリア50が搬送されるように構成した例である。
キャリア搬送アーム60、多関節ロボット67、スイングアーム69は、プラズマ処理室40内でワークをスキャン移動させる際にも使用される。
(連続運転操作)
続いて、上記実施形態のプラズマ処理装置を使用して、ワークをプラズマ処理する操作方法について説明する。
まず、図1に示す状態を初期状態とする。すなわち、ロードロック室10では上段の支持レール12aにワーク5がのせられているキャリア50が支持され、プラズマ処理室40ではキャリア50に支持されたワーク5にプラズマエッチング等の所要のプラズマ処理がなされている。プラズマ処理室40でプラズマ処理している時間を利用して、ロードロック室10ではワーク5にデスカム等の所要の前処理を施すことができる。ワーク5は上段の支持レール12aに支持され、プラズマ装置30に近接した位置で前処理される。
図11は、プラズマ処理室40でのプラズマ処理が終了し、プラズマ処理室40からワーク5をキャリア50とともにロードロック室10に搬送した状態を示す。この搬送操作は、ゲートバルブ42を開き、キャリア搬送アーム60を押し込むようにして、キャリア50をロードロック室10に送り込むことによってなされる。ロードロック室10の下段の支持レール12bの高さをプラズマ処理室40の支持レール44の高さに一致させておくことにより、キャリア50は水平移動によって支持レール44から支持レール12bに移載される。
図12は、ロードロック室10内で、昇降機構により支持レール12a、12bを上位置から下位置に降下させた状態を示す。支持レール12a、12bが上位置にあるとは下段の支持レール12bの高さがプラズマ処理室40の支持レール44の高さに一致している状態であり、支持レール12a、12bが下位置にあるとは、上段の支持レール12aの高さが支持レール44の高さに一致している状態である。前述したようにキャリア50に設けたソケット66はキャリア搬送アーム60とは上下方向には係合しないから、支持レール12a、12bを下位置に下降させる操作によって、下段のキャリア50に係合していたキャリア搬送アーム60は上段の支持レール12aに支持されているキャリア50に係合する。
図13は、上段の支持レール12aに支持されていたキャリア50を、キャリア搬送アーム60を引き出すようにすることにより、支持レール12aから支持レール44に移載し、プラズマ処理室40に搬入した状態を示す。プラズマ処理室40にワーク5を搬入した後、ゲートバルブ42を閉じ、プラズマ処理室40内でワーク5に所要のプラズマ処理を施す。プラズマ処理の際には、キャリア搬送アーム60を用いてキャリア50をスキャン移動させ、ワーク5に対して均一にプラズマ処理を施す。
なお、ロードロック室10ではロードロック室10を外気開放する前に、プラズマ装置30を用いてワーク5に後処理を施すことができる。
図14は、ワーク5にアッシング等の後処理を施した後、支持レール12a、12bを下降させて、キャリア50を冷却プレート27に接触させて冷却している状態を示す。
バルブ36を開いてロードロック室10に外気を導入すると、キャリア50はさらに効果的に冷却される。キャリア50は処理後のワーク5をキャリア50からロードロック室10の外部に搬出し、ロードロック室10に次のワーク5を搬入してキャリア50にセットするまでの間、冷却プレート27によって冷却される。
図15は、突き上げピン28によりキャリア50からワーク5を突き上げ、キャリア50の上面からワーク5を離間し、ロードロック室10に搬出機構としての搬送アーム70を送入して、ワーク5を搬出操作する状態を示している。搬送アーム70は突き上げピン28と干渉しないように送入してロードロック室10から処理後のワーク5を取り出しする。
続いて、搬送アーム70を用いて次のワーク5をロードロック室10に搬入し、突き上げピン28の上にのせた後、突き上げピン28を下げることによってキャリア50に移載する。ワーク5をキャリア50に移載した後、ロードロック室10を真空排気する。
図4において説明したように、支持レール12a、12bは外側に若干変位することによって、キャリア50を支持する位置から外側に外れた位置に移動可能となっている。新たにワーク5をセットしたキャリア50は、冷却プレート27にキャリア50が支持されている状態で、支持レール12a、12bを外側に開き、上段の支持レール12aにキャリア50を支持することができる位置までさらに下降させた後、上段の支持レール12aとキャリア50の高さを合わせて、支持レール12a、12bを幅寄せすることによって上段の支持レール12aに支持することができる。
図16は、支持レール12a、12bを昇降機構により上位置まで上昇させた状態を示す。上段の支持レール12aにキャリア50とワーク5が支持され、下段の支持レール12bは空き状態になっている。支持レール12a、12bを上位置に上昇させることにより、ロードロック室10ではワーク5に対して前処理を施すことが可能となり、下段の支持レール12bはプラズマ処理室40の支持レール44と高さが同一となってロードロック室10とプラズマ処理室40との間でキャリア50が横方向に移動して搬送できる状態、すなわち図1に示す初期状態になる。
こうして、ロードロック室10からプラズマ処理室40へワーク5を搬送し、プラズマ処理後のワーク5をプラズマ処理装置の外部に取り出し、次のワーク5をロードロック室10に搬入する1サイクルの操作が終了する。この操作を順次、繰り返すことによって、連続的にワーク5にプラズマ処理を施すことが可能になる。
本実施形態のプラズマ処理装置は、ロードロック室10とプラズマ処理室40を直列配置し、ロードロック室10において前処理と後処理ができるように形成したことで、プラズマ処理室40におけるプラズマ処理と並行してワーク5に前処理と後処理を施すことが可能であり、これによってワーク5の処理時間を大きく短縮することが可能になる。
図17、18はワークにデスカム、プラズマ処理、アッシングを行う場合の例で、図17はデスカム、プラズマ処理、アッシングをこの順に直列的に行う場合の工程と所要時間、図18はプラズマ処理と並列してデスカム、アッシングを行う場合の工程と所要時間を示す。本実施形態のプラズマ処理装置のように、並列処理による場合は、図18に示すように、プラズマ処理を行っている時間を利用することで全体の処理時間を効果的に短縮することが可能である。
なお、上述した実施形態では、ロードロック室10とプラズマ処理室40との間でキャリア50を搬送するため、支持レール12a、12bをレール状に形成し、キャリア50にローラ52を取り付けているが、図19に示すように、支持部として回動自在にローラ13a、13bを取り付け、ローラ13a、13bに平板体によって形成したキャリア50を支持するように形成することもできる。この場合はキャリア50の支持手段はローラ13a、13bとなる。
また、上述した実施形態では、キャリア搬送アーム60を使用してキャリア50を搬送操作したが、図19に示すローラ13a、13bを回転駆動する駆動部15を設け、ローラ13a、13bを回転駆動することによってキャリア50を搬送操作するように構成することも可能である。この場合は、駆動ローラがキャリア50を支持する支持手段となる。ローラ13a、13bを駆動ローラとした場合は、プラズマ処理室40に設ける支持レール44についても駆動ローラを設けて、駆動ローラを制御することによってロードロック室10とプラズマ処理室40との間でキャリア50を搬送制御することが可能である。プラズマ処理室40でワークをプラズマ処理する際には、駆動ローラを制御してワークをスキャン移動して均一なプラズマ処理を施すことが可能である。
以上のように、本実施形態のプラズマ処理装置によれば、ロードロック室10においてワーク5を支持する支持部を上下2段に設け、支持部の昇降機構とワーク5を搬送操作する搬送機構を制御することによって、ロードロック室10とプラズマ処理室40との間で容易にかつ効率的にワーク5を搬送操作することができ、また、ワークに所要の処理を効率的に施すことが可能になる。
また、本実施形態のプラズマ処理装置は2m以上といった大型のワークを取り扱う場合であっても、的確に均一にワークを処理することができ、液晶パネルの大きさに関わらず処理を施すことが可能となり、種々の製品の量産装置として有効に利用することが可能になる。
本発明に係るプラズマエッチング装置の一実施形態の全体構成を示す説明図である。 プラズマエッチング装置の平面配置を示す説明図である。 ロードロック室の内部構成を示す説明図である。 ロードロック室の内部構成を示す説明図である。 プラズマ処理室の内部構成を示す説明図である。 キャリアを接地電位とする構成を示す説明図である。 キャリアを接地電位とする他の構成を示す説明図である。 キャリア搬送アームとキャリアとの係合部の構成を示す説明図である。 多関節ロボットを用いてキャリアを搬送する方法を示す説明図である。 スイングアームを用いてキャリアを搬送する方法を示す説明図である。 プラズマ処理装置によるプラズマ処理の操作を示す説明図である。 プラズマ処理装置によるプラズマ処理の操作を示す説明図である。 プラズマ処理装置によるプラズマ処理の操作を示す説明図である。 プラズマ処理装置によるプラズマ処理の操作を示す説明図である。 プラズマ処理装置によるプラズマ処理の操作を示す説明図である。 プラズマ処理装置によるプラズマ処理の操作を示す説明図である。 直列処理によるプラズマ処理に要する時間を示す説明図である。 並列処理によるプラズマ処理に要する時間を示す説明図である。 キャリアを支持する支持部の他の構成を示す説明図である。
符号の説明
5 ワーク
10 ロードロック室
11 ゲートバルブ
12a、12b 支持レール
14 支持アーム
16 上下動プレート
18 駆動モータ
20 モータ
26 ベローズ
27 冷却プレート
28 突き上げピン
30 プラズマ装置
34 真空排気装置
40 プラズマ処理室
42 ゲートバルブ
44 支持部
45 プラズマ発生装置
45a 電極
50 キャリア
51 スライダ溝
53 コンタクトブラシ
54 コンタクトピン
57 直動シール
60 キャリア搬送アーム
64 係合部
66 ソケット
66a 係合孔
67 多関節ロボット
68 駆動部
69 スイングアーム
70 搬送アーム

Claims (18)

  1. 平板状に形成されたワークにプラズマ処理を施すためのプラズマ処理装置であって、
    前記ワークを給排するためのロードロック室と、
    該ロードロック室とゲートバルブを介して直列に連結して設けられ、前記ワークがロードロック室との間で搬出入可能に設けられたプラズマ処理室と、
    前記ワークを平坦状に支持し、前記ロードロック室とプラズマ処理室との間でワークとともに搬送可能に設けられたキャリアと、
    前記ロードロック室とプラズマ処理室とに、各々設けられた前記キャリアを支持するための支持手段との間で、キャリアを往復動させて搬送する搬送機構と
    を備えていることを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 前記ロードロック室に設けられた支持手段は、キャリアを上下方向に離間して平行に2段に配置可能に設けられ、
    前記ロードロック室に設けられた前記支持手段を上下方向に移動させて、支持手段に支持されているキャリアを、ロードロック室とプラズマ処理室との間で搬送する高さ位置に位置合わせするための昇降機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載のプラズマ処理装置。
  3. 前記昇降機構に、支持手段をキャリアを支持する位置と、支持手段をキャリアから外した位置に変位させる位置との間で移動させる移動機構が設けられていることを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  4. 前記キャリアが、平板体によって形成された本体の両側面に回動自在にローラが設けられたものであり、
    ロードロック室とプラズマ処理室に設けられている支持手段が、前記ローラを支持してキャリアをガイドして移送する支持レールであることを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  5. 前記キャリアが、平板体によって形成された本体からなるものであり、
    ロードロック室とプラズマ処理室に設けられている支持手段が、前記本体を支持してキャリアをガイドして移送する回動自在なローラであることを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  6. 前記キャリアが、平板体によって形成された本体からなるものであり、
    ロードロック室とプラズマ処理室に設けられている支持手段が、前記キャリアを搬送駆動する駆動ローラであることを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  7. 前記搬送機構は、支持手段と平行に、プラズマ処理室内に送入される直動アームに形成され、キャリアの端面に係脱可能に設けられたキャリア搬送アームであることを特徴とする請求項4または5記載のプラズマ処理装置。
  8. 前記搬送機構は、支持手段と平行に、プラズマ処理室内で屈曲可能に設けられた多関節ロボットであることを特徴とする請求項4または5記載のプラズマ処理装置。
  9. 前記搬送機構は、支持手段と平行に、キャリアの端部に設けられたスライダ溝に係脱可能に設けられたスイングアームであることを特徴とする請求項4または5記載のプラズマ処理装置。
  10. 前記ロードロック室には、ロードロック室内でワークに対して前処理あるいは後処理を施すためのプラズマ装置が設けられていることを特徴とする請求項2記載の記載のプラズマ処理装置。
  11. 前記プラズマ装置は、RIE装置であることを特徴とする請求項10記載のプラズマ処理装置。
  12. 前記プラズマ装置は、マイクロウェーブ・ダウンストリーム装置であることを特徴とする請求項10記載のプラズマ処理装置。
  13. 前記プラズマ装置は、ICP装置であることを特徴とする請求項10記載のプラズマ処理装置。
  14. 前記ロードロック室の底部には、昇降機構によりキャリアの支持手段を下降させた際にキャリアが面接触してキャリアを冷却する冷却装置が設けられていることを特徴とする請求項2記載のプラズマ処理装置。
  15. 前記ロードロック室の底部には、冷却装置にキャリアが支持されている状態で、キャリアに支持されているワークをキャリアの上面から離間して突き上げる突き上げ手段が設けられていることを特徴とする請求項14記載のプラズマ処理装置。
  16. ワークを突き上げた状態でワークをロードロック室から搬出する搬出手段が設けられていることを特徴とする請求項15記載のプラズマ処理装置。
  17. 前記プラズマ処理室には、プラズマ発生装置として、キャリアの移動方向に略直交する方向に所定間隔で線状のプラズマを発生させる複数の電極が設けられ、
    プラズマ処理の際に、前記搬送機構により、前記キャリアを少なくとも前記電極の配置間隔以上の移動範囲にわたってスキャン移動すべく設けられていることを特徴とする請求項1または2記載のプラズマ発生装置。
  18. 前記プラズマ処理室には、キャリアの移動に伴って、キャリアと電気的に常時コンタクトするコンタクト機構が設けられていることを特徴とする請求項17記載のプラズマ処理装置。
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