JP2005211822A - 廃液処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】汚濁廃液から塗料等を含むフロックを短時間に効率よく成長させて廃スラッジを効率よく分離除去でき、清浄な処理済水が得られる小型でコンパクトな廃液処理システムを提供する。
【解決手段】本発明に係る廃液処理システム10は、汚濁廃液を回収する回収タンク13と、凝集剤を供給する凝集剤供給装置16と、前記回収タンク13からの汚濁廃液に凝集剤供給装置16からの凝集剤を注入して反応処理させる撹拌凝集槽15を備えた撹拌凝集装置14と、上記撹拌凝集装置14に備えられ、凝集剤を汚濁廃液に撹拌混合させる撹拌装置17と、上記撹拌装置17の撹拌混合による凝集剤の反応処理により生成されたフロックを含む汚濁廃液からフロックの廃スラッジを分離除去する濾過装置18と、前記凝集剤供給装置16および撹拌装置17の運転制御を行なう制御盤19とを有し、前記制御盤19は、撹拌装置17の撹拌モータ55をシーケンス制御により所要のインターバルで間欠回転させるように設定したものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、汚濁廃液を清水処理する廃液処理システムに係り、特に、汚濁廃液から塗料等の廃スラッジを効率よく分離除去する車載可搬型の廃液処理システムに関する。
一般に、建物の外壁塗装には、水溶性塗料が用いられ、この外壁塗装時には、塗装用ハケを用いて塗料を建物外壁に塗り付け、建物の保守・メンテナンスを図り、建物の美観・寿命を向上させている。
建物の保守・メンテナンスを行なった後には、塗装用ハケを洗浄水で濯いで洗浄する一方、塗装用ハケを洗浄した洗浄水は汚濁廃液として環境中に排出している。このため、汚濁廃液で建物周辺の土壌を汚染したり、湖や沼の汚染の原因となったり、周辺の環境・生態に悪影響を与えている。
また、塗装工場等からの汚濁廃液から塗料等の廃スラッジを分離除去させ、この廃スラッジを除去した処理済水を外部環境に排出する廃液処理システムとして特開平2−233109号公報(特許文献1)に記載されたものがある。
この廃液処理システムは、塗装設備で発生した塗料を含む汚濁廃液を回収タンクに回収して集め、回収された汚濁廃液に凝集剤を注入してスラッジ分離回収槽に導き、このスラッジ分離回収槽で汚濁廃液から廃スラッジを分離させて濾過装置に導き、廃スラッジを回収する一方、廃スラッジを分離除去した処理済水を外部環境に放出したり、また、上記処理済水を再び回収タンクに導いて循環させるようになっている。
この廃液処理システムで汚濁廃液から塗料スラッジである廃スラッジを分離して回収でき、外部環境には廃スラッジを分離除去した綺麗な処理済水を外部環境に排出しているので、環境に優しい廃液処理システムとなっている。
特開平2−233109号公報
従来の廃液処理システムは、工場の塗装設備に付設されて据え付けられるもので、据付タイプの大型の廃液処理システムであり、小型軽量化を図ることが困難である。しかも、従来の廃液処理システムは、装置自体を車両に搭載して搬送可能にした車載可搬型システムとして用いられたものではなく、車載可搬型廃液処理システムとして用いることを一切考慮していない。
また、従来の廃液処理システムに用いられるスラッジ分離回収槽は、汚濁廃液に凝集剤を注入して凝集分離させるものであるが、分離回収槽内で汚濁廃液と凝集剤を積極的かつ強制的に撹拌させるものではないので、汚濁コロイド粒子同士が凝集して廃スラッジであるフロックを生成させる反応時間が長い。このため、スラッジ分離回収槽内でフロックを大きく成長させたり、短時間で成長させるためには、回収槽自在の大型化が必要となり、反応時間の短縮が困難であったり、廃液処理システムの小型・コンパクト化が困難である等の課題があった。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、汚濁廃液から塗料等を含むフロックを短時間に効率よく成長させて反応時間を短縮し、廃スラッジを効率よく分離除去して、清浄な処理済水が得られる小型でコンパクトな廃液処理システムを提供することを目的とする。
本発明の他の目的は、車両に搭載し、車載状態で使用でき、利便性の高い車載可搬型の廃液処理システムを提供するにある。
本発明の別の目的は、汚濁廃液から廃スラッジを分離除去して得られる処理済水をリサイクル水として再使用に供することができ、環境に優しく、水資源の節約が図れる処理水循環型の廃液処理システムを提供するにある。
本発明に係る廃液処理システムは、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、汚濁廃液を回収する回収タンクと、凝集剤を供給する凝集剤供給装置と、前記回収タンクからの汚濁廃液に凝集剤供給装置からの凝集剤を注入して反応処理させる撹拌凝集槽を備えた撹拌凝集装置と、上記撹拌凝集装置に備えられ、凝集剤を汚濁廃液に撹拌混合させる撹拌装置と、上記撹拌装置の撹拌混合による凝集剤の反応処理により生成されたフロックを含む汚濁廃液からフロックの廃スラッジを分離除去する濾過装置と、前記凝集剤供給装置および撹拌装置の運転制御を行なう制御盤とを有し、前記制御盤は、撹拌装置の撹拌モニタをシーケンス制御により所要のインターバルで間欠回転させるように設定したものである。
本発明に係る廃液処理システムは、汚濁廃液から塗料等を含むフロックを効率よく短時間に成長させて反応時間を短縮し、廃スラッジを効率よく分離除去して清浄な処理済水を得ることができ、小型でコンパクトなシステムを提供できる。
また、本発明の廃液処理システムは、車両に搭載し、車載状態で使用でき、利便性の高い車載可搬型の処理システムを提供できる。
さらに、本発明の廃液処理システムは、汚濁廃液から廃スラッジを分離除去した処理済水をリサイクル水として再使用でき、環境に優しく、水資源の節約が図れる処理システムを提供できる。
本発明に係る廃液処理システムの実施の形態について添付図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る廃液処理システムの一実施形態を示す簡略的な系統図である。この廃液処理システム10は、トラックやバン等の車両に搭載して搬送でき、車両に搭載したまま廃液処理を行なうことができる車載可搬型の廃液処理システムである。この廃液処理システム10は、建物の外壁を塗る塗料用ハケ等を洗浄することにより発生する水性塗料を含む汚濁廃液を、凝集剤を用いて塗料フロックを生成、成長させる反応処理を行ない、その後、汚濁廃液から塗料フロックの廃スラッジを分離除去して清浄化し、処理済水として周囲環境に排水したり、また処理済水をリサイクル水として再利用可能にした、環境に優しく、小型でコンパクトな汚濁廃液の処理システム10である。
廃液処理システム10は、洗浄水を貯溜する貯溜タンク11と、この貯溜タンク11からの洗浄水あるいは図示しない給水源からの水道水(洗浄水)が案内される流し台としての洗浄槽12と、この洗浄槽12内で塗料用ハケ等の物品を水洗いして汚濁した廃水を汚濁廃液として回収する回収タンク13と、この回収タンク13内に回収された水性塗料を含む汚濁廃液が案内される撹拌凝集装置14と、この撹拌凝集装置14の撹拌凝集槽15に凝集剤を供給する凝集剤供給装置16と、凝集剤が供給された汚濁廃液を所要のシーケンス制御により撹拌させる撹拌装置17と、汚濁廃液に凝集剤を添加して撹拌することにより、生成されたフロックを成長させ、廃スラッジとして分離除去する濾過装置18と、システム全体の運転制御を行なう制御盤19とを備える。汚濁廃液から廃スラッジが分離除去された処理済水は清水化され、排水基準値をクリアした処理水となって周囲環境に放流されたり、また、再循環系20により貯溜タンク11に導かれ、再使用に供され、環境に優しく、水資源の節約を図ることができる。
一方、洗浄槽12は架台25上に設けられる。この洗浄槽12の上方に貯溜タンク11が設置され、その下方に回収タンク13が設置される。回収タンク13は、図2(A)および(B)に示すように、仕切壁を兼ねた矩形状のパンチングプレート26によりボックス状のタンク内がダーティサイドと処理サイドの2室27,28に区画され、洗浄槽12からの汚濁廃液はダーティサイドの室27に案内され、この室内に所要の大きさ以上の異物、例えば釘等が残留される。
パンチングプレート26は回収タンク13の両側に設けられた対のガイド部材29間に形成されるガイド路30に沿って出し入れ自在にスライドして収納される。パンチングプレート26は直径数mm程度、例えば6mmφの多数のパンチング孔31が穿設されており、このパンチングプレート26により所要の大きさ以上の異物はダーティサイドの室27に残留される。
パンチングプレート26の各パンチング孔31を通って処理サイドの室28に案内された汚濁廃液は、続いて流出口23から流出される。なお、符号33は、回収タンク13内の清掃用の排水口である。この排水口33は常時は閉塞蓋34で覆われている。
回収タンク13の流出口32からの汚濁廃液は、図1に示すように、流体ポンプとしてのラインポンプ35によりポンプアップされ、給送ライン36を通して撹拌凝集装置14に送られる。ラインポンプ35は家庭用電源(100V)あるいは動力電源(200V)、搭載バッテリにより駆動される電動ポンプであり、その作動は回収タンク13内の汚濁廃液のレベルを検出し、制御盤19により運転制御される。
ラインポンプ35は、基本的には回収タンク13内の汚濁廃液の水位によって作動せしめられる。具体的には、回収タンク13内の汚濁廃液のレベルを電極センサあるいはフロートセンサ等のセンサ(図示せず)で検出して検出信号を制御盤19に送って信号処理する。制御盤19は、回収タンク13内の廃液レベルが高レベル(レベル1)にあるとき、ラインポンプ35を駆動させ、低レベル(レベル2)にあるとき、ラインポンプ35の作動を停止させるようになっている。また、撹拌凝集槽15内の汚濁廃液のレベルが所定のレベル(レベル3)に達したとき、ラインポンプを緊急停止させるようになっている。
ラインポンプ35は、図3に示すように電動モータ駆動の遠心ポンプであり、モータ部38とポンプ部39とを有する。ポンプ部39はポンプケーシング40内に電動モータ駆動のポンプ羽根41が収容され、このポンプ羽根41の回転により、吸込口43から流入した汚濁廃液をポンプ室44に導き、吐出口45から吐出させるようになっている。
また、回収タンク13から汚濁廃液が供給される撹拌凝集装置14は、図1に示すように撹拌凝集槽15が複数の支持脚48により支持される。撹拌凝集槽15の頂部には支持架台51が架設され、この支持架台51上に凝集剤供給装置16および撹拌装置17が設置される。
撹拌凝集槽16は、図4および図5に示すように、円筒形の筒状タンクで構成され、タンク底部は先端に向って先細形状にテーパしており、その先端に排出口50が形成される。撹拌凝集槽15はタンク頂部に設けられた支持架台51に仕切板を兼ねたプレート状の邪魔板52が垂設される。邪魔板52は、1枚以上、複数枚設けられる。邪魔板52はタンク頂部から下方にタンク中程まで延びて終端している。邪魔板52の下方自由端は、撹拌装置17の撹拌ブレード53の回転を阻害しない、非接触位置まで延びている。撹拌凝集槽15は、例えば汚濁廃液を一度に40リットル〜100リットル程度処理できる大きさに設定される。
また、撹拌凝集槽15内に設けられる邪魔板52は、図5に示すように、例えば2枚、放射状に中心角θが鋭角、例えば30°〜60°、好ましくは45°をなすように配設される。上流側邪魔板52aの幅(半径方向幅)lは撹拌凝集槽15の半径より小さく、例えば半径の1/2〜3/4程度であり、かつその幅lは下流側邪魔板52bの幅lより大きく形成される。下流側邪魔板52bは、上方から下方に向って下流方向を向くように傾斜して設けられる。
上流側邪魔板52aの下流側に下流側邪魔板52bとの間で激しい渦流形成域Aが形成され、この渦流形成域Aで汚濁廃液と凝集剤の撹拌混合が促進される。下流側邪魔板52bの下流側から上流側邪魔板52aにかけて大きなゆったりとした渦流形成域Bが形成される。また、下流側邪魔板52bにより、汚濁廃液と凝集剤の混合液は、下方に案内されて下向き流となり、混合が促進される一方、下流側邪魔板52bの後流側上部では周囲から混合液を巻き込むように案内している。
図4および図5に示す邪魔板52は矩形のプレート状に形成した例を示したが、この邪魔板52は平面視が円弧状、弓状あるいは波状に湾曲した湾曲形状に形成してもよい。
また、撹拌凝集槽15の頂部に架設される支持架台51に凝集剤供給装置16および撹拌装置17が据え付けられる。撹拌装置17は、家庭用電源(100V)、動力電源(200V)、あるいはバッテリ電源で駆動される撹拌モータ55を有し、この撹拌モータ55からの出力は減速機56を介して駆動シャフト57に伝達される。駆動シャフト57には撹拌ブレード53が、図6に示すように、多段式に設けられる。撹拌ブレード53は60rpm〜120rpmの回転数を有し、好ましくは80rpm〜100rpmの範囲で回転せしめられる。
第1段(初段)の撹拌ブレード53aは駆動シャフト57の先端部に、次段である第2段の撹拌ブレード53bは先端の第1段撹拌ブレード53aに向ってスライド自在に設けられる。第2段の撹拌ブレード53bは、第1段の撹拌ブレード53aに対し、所要の間隔を保つように位置調節自在に位置決めされる。撹拌ブレード53は多段式の例を説明したが、必ずしも多段式であることを必要としない。駆動シャフト57の先端部により撹拌プレード53を設けたものでもよい。
さらに、凝集剤供給装置16は粉体状の凝集剤を貯溜するホッパ部60と、このホッパ部60から凝集剤の供給量を調節する供給量調節部61と、この供給量調節部61のディスク盤(図示せず)の回転駆動量をインバータ制御(可変速制御)する制御部62とを有し、この制御部62でディスク盤の回転量を調節することにより、凝集剤の供給量を調節制御できるようになっている。
凝集剤は、例えば邪魔板52の上流側から供給される。供給された凝集剤が撹拌ブレード53の回転により撹拌されると、凝集作用によりフロックが生成せしめられる。凝集剤は、汚濁廃液中に分散する汚濁コロイド粒子を集合させて大きなコロイド粒子に成長させ、沈殿を生じさせるために加えられる物質であり、疎水コロイドでは、少量の硫酸アルミニウムや鉄塩等の電解質および高分子凝固剤が、また親水コロイドではアルコール、フセトンまたは多量の電解質が用いられる。
汚濁廃液中に水性塗料を含む場合には、凝集剤として、硫酸アルミニウム、硫酸カルシウムおよび複合ケイ酸塩の無機系材料を主成分とし、凝集剤中に人工ゼオライトを配合したpHが中性の粉体を用いる。人工ゼオライトは、優れたイオン交換性能と吸着性を有し、脱臭と脱色効果を向上させるようになっている。
凝集剤の添加量は、汚濁廃液の種類や汚濁廃液の程度により決定されるが、通常汚濁廃液が1リットルに対し、凝集剤を0.5〜2gを目安に最適添加量が自動的に決定される。
凝集剤を汚濁廃液に添加させた後、撹拌装置17で撹拌すると数十秒、例えば30秒〜60秒で汚濁コロイド粒子を凝集させ、フロックを生成させて汚濁廃液を清水化していく。フロックが生成し始めるまでの初期撹拌を激しく、次に撹拌ブレード52を所要のインターバルで間欠回転させてゆっくり撹拌させることで、フロックを大きく成長させることができる。撹拌ブレード52の回転は例えば80〜100rpmで行なわれる。
このため、撹拌装置17の撹拌モータ55の回転駆動を制御盤19からの制御信号によりシーケンス制御し、所要のインターバルで間欠回転させるようになっている。撹拌モータ55は間欠回転の初期で長時間、例えば1分程度駆動させ、その後、数秒〜10数秒(例えば10秒)停止させた後、数秒〜10数秒(例えば10秒)間駆動させるサイクルを数回(例えば5回)繰り返す間欠回転をさせるようになっている。この間欠回転させる代わりに、撹拌モータ55を回転初期で1分間程度高速、例えば80〜100rpmで回転させ、その後、低速、例えば30〜50rpmでゆっくり回転させるようにしてもよい。
撹拌ブレード52の回転駆動により、撹拌凝集槽15内汚濁廃液は凝集剤と撹拌混合しながら、撹拌凝集槽15内を図5において時計方向に旋回する。この旋回流の発生により邪魔板52aの下流側に激しい渦流発生域Aが形成され、この渦流発生域Aで汚濁廃液と凝集剤が激しく撹拌されて凝集反応が促進される一方、凝集剤と反応した汚濁廃液は、下流側邪魔板52bより下方に押し付けられて下降流となり、邪魔板52bの下流側から大きなゆったりとした旋回流となって上流側邪魔板52aに案内される。
このように、撹拌装置17の撹拌モータ55をシーケンス制御により運転時間が運転初期から終期に向けて短くなるように間欠回転させることにより、特に、運転初期で撹拌を激しく行ない、次に間欠回転によりあるいは低速回転によりゆっくり撹拌させることで、汚濁コロイド粒子を大きく凝集させ、大きなフロックを生成できる。生成されたフロックは廃スラッジとして沈降していき、一旦沈降したフロックは撹拌しても元に戻ることはない。
しかして、撹拌装置17の撹拌モータ55を数分間、例えば2〜3分の間、間欠回転させ得ることによりフロックが生成されて成長していき、大きなフロックとなって撹拌凝集槽15内で沈降していく。
廃スラッジが沈澱した汚濁廃液は、続いて電動バルブ64の開放により、濾過装置18に供給される。電動バルブ64は撹拌装置17の撹拌モータ55の運転終了後、図示しない運転タイマにより開閉作動時間が調整され、制御盤19により開閉作動制御される。
しかして、撹拌凝縮装置14で撹拌され、凝集された汚濁廃液は、濾過装置18に導かれ、この濾過装置18のボックス状あるいは袋状の濾布65により、廃スラッジが分離除去される。廃スラッジが除去された汚濁廃液は処理済水となって透明に清水化され、この処理済水が循環ポンプ66の作動により、再循環系20を通って貯溜タンク11にリサイクル水として回収され、再利用に供される。
また、処理済水は綺麗な透明に清水化されており、排水基準値を充分クリアしているものであるが、この排水基準値をクリアしていることを確認した上で、濾過装置18の下流側から周囲環境に排水させるようにしてもよい。
濾過装置18で汚濁廃液かから廃スラッジを分離除去する濾布65には、40〜150メッシュの網目の例えばナイロン網が用いられる。好ましくは60〜70メッシュのナイロン網の濾布65が用いられる。メッシュとは1インチにある目の数をいう。60〜70メッシュの濾布65を繰返し使用すると、廃スラッジによる目詰りが生じるので、濾布65は定期的に、あるいは目詰りの程度に応じて逆洗処理される。
このため、濾過装置18には、濾過タンク70の下部側に逆洗装置71が設けられる。逆洗装置71は濾過タンク70の周壁に噴射ノズル群72,73が上下に複数群設けられる。各噴射ノズル群72,73は、複数、例えば4個あるいは8個の噴射ノズル72a,73aが濾過タンク70のタンク周壁にそれぞれ設けられ、濾過タンク70内に設けられた濾布65に向けて各噴射口が臨んでいる。
濾過装置18に備えられる逆洗装置71の噴射ノズル群72,73には、再循環ポンプ66からの処理済水が、図示しないヘッダ配管を介して接続される。逆洗時には再循環ポンプ66のポンプ作動により、各噴射ノズル群72,73の噴射ノズル72a,73aから濾布65に向けて拡散噴射され、濾布65を逆洗している。この濾布65の逆洗により、濾布65に目詰りした廃スラッジを濾布65内に押し込んで目詰りを解消することができる。濾布65の目詰りの解消により、濾布65の再使用が可能となる。
なお、図8および図9において、符号75は排水口であり、符号76は支持脚であり、符号77はソケットである。
次に、廃液処理システムの作用を説明する。
制御盤19の操作により、汚濁廃液を処理する廃液処理システム10を運転させる。この運転時には、貯溜タンク11から洗浄水あるいは給水源から水道水を流し台としての洗浄槽12に供給する。洗浄槽12に供給される洗浄水は、最大80リットル〜100リットル程度とされる。
洗浄槽12では、供給された洗浄水により、建物の外壁塗布に用いた塗装用ハケを洗浄し、水洗い処理する。この水洗い処理により、洗浄水中に水性塗料が混入していき、塗料等で汚れた汚濁廃液となる。この汚濁廃液は続いて回収タンク13のダーティサイドの室27に導かれ、この室27からパンチングプレート26を経て処理サイドの室28に案内される。パンチングプレート26は、数mmφ、例えば6mmφ程度のパンチング孔が多数形成されており、このパンチング孔により粒径の大きな異物はダーティサイドの室27に残留される。
一方、パンチングプレート26を通った汚濁廃液は、ラインポンプ35により撹拌凝集装置14の撹拌凝集槽15に送られる。この撹拌凝集槽15には凝集剤供給装置16と撹拌装置17とが備えられており、凝集剤供給装置16から所要の凝集剤が汚濁廃液の量と汚濁の程度に応じて供給される。凝集剤の供給は、撹拌凝集槽15に設けられた邪魔板52の例えば上流側から行なわれる。凝集剤が供給された汚濁廃液を撹拌凝集槽15内で撹拌装置17により、所要の回転数、例えば80rpmでシーケンス制御により間欠回転させる。間欠回転の初期は1分間程度連続運転させてから、以後、例えば10秒程度ずつ間欠回転させる。
撹拌装置17で撹拌ブレード53を初期で長時間、以後短時間となるように間欠回転させることにより、汚濁コロイド性粒子を大きく凝集させてフロックを生成し、生成したフロックを大きく成長させて、透明に清水化させることができる。
特に、撹拌ブレード53を運転初期で1分間程度激しく撹拌し、以後、短時間、例えば10秒程度の間欠回転でゆっくり撹拌することにより、生成されたフロックを大きく成長させることができる。成長したフロックは、廃スラッジとなって撹拌凝集槽15の下部に沈澱していく。
撹拌装置17の間欠回転運動が終了すると、制御盤19は、電動バルブ64を開放し、撹拌凝集装置14内で凝集剤により反応処理された汚濁廃液を濾過装置18内に案内し、この濾過装置18の濾過タンク70内で濾布65により、濾過される。濾布65の濾過作用により、汚濁廃液から廃スラッジが分離除去されて処理済水となる。この処理済水は、綺麗な透明に清水化されているので、この処理済水を再循環ポンプ66のポンプ作用により再循環系20を通って貯溜タンク11に還流させ、処理済水を洗浄水として再使用に供することができる。
また、濾過装置18で廃スラッジを分離除去した汚濁廃液は、処理済水となって清水化され、清浄化されるので、排水基準値をクリアする清水となり、周辺環境にそのまま排水することもできる。
さらに、濾過装置18は、繰返し使用により、廃スラッジによる目詰りが生ずる。この目詰りをそのまま放置すると、濾過機能が損なわれる。このため、濾過装置18に定期的にあるいは目詰りの程度に応じて逆洗装置71を作動させて逆洗操作を行なう。
逆洗装置71による逆洗作業は、循環ポンプ66からの処理済水を図示しないヘッダ配管を介して各噴射ノズル群72,73に供給し、噴射ノズル群72,73の各噴射ノズル72a,73aから濾布65に外側に処理済水を拡散噴射させることにより行なわれる。この逆洗作業により、濾布65に目詰りした廃スラッジを濾布65内に押し込んで、目詰りを解消させることができる。廃スラッジによる濾布65の目詰りが解消されると、濾過装置18による濾過機能が回復され、濾過作用を継続させることができる。
なお、本発明の実施形態の説明においては、凝集剤供給装置を撹拌凝集槽の頂部に設け、撹拌凝集槽の頂部から槽内に凝集剤を供給する例を説明したが、凝集剤供給装置はラインポンプの下流側に設け、ラインポンプから送られる汚染廃液中に凝集剤を混入させるようにしてもよい。
また、本発明に係る廃液処理システムの一実施例では、水性塗料を含む汚濁廃液を処理する例を示したが、この廃液処理システムは、家庭や工場から排出される生活排水下水や、汚染された湖や沼の水、アスファルトをカッタ切断した泥水、水性染料を含む汚水、さらには、学校からの給食排水、さらには塗装工場や洗車場からの廃液等の処理に広く適用することができる。
さらに、本発明に係る廃液処理システムは、トラックやワゴン車等の車両に搭載されて搬送される車載搬送型の例を示したが、洗浄槽や撹拌凝集槽を一体化して小型・コンコバクト化し、車両に簡単に積み下しすることができる車両に着脱可能なタイプに構成してもよい。
本発明に係る廃液処理システムの一実施形態を示す簡略的な系統図。 (A)および(B)は本発明の廃液処理システムに備えられる回収タンクの側断面図および正面図。 本発明に係る廃液処理システムに備えられるラインポンプを一部破断して示す図。 本発明に係る廃液処理システムに備えられる撹拌凝集装置の撹拌凝集槽を示す側面図。 上記撹拌凝集槽の平面図。 本発明に係る廃液処理システムに備えられる撹拌装置を示す図。 本発明に係る廃液処理システムに備えられる凝縮剤供給装置を示す図。 本発明に係る廃液処理システムに備えられる濾過装置を示す側面図。 本発明に係る廃液処理システムに備えられる濾過装置を示す平面図。
符号の説明
10 廃液処理システム
11 貯溜タンク
12 洗浄槽
13 回収タンク
14 撹拌凝集装置
15 撹拌凝集槽
16 凝集剤供給装置
17 撹拌装置
18 濾過装置
19 制御盤
20 再循環系
25 架台
26 パンチングプレート
27,28 室
30 ガイド路
31 パンチング孔
32 流出口
33 ラインポンプ
34 給送ライン
38 モータ部
39 ポンプ部
40 ポンプケーシング
41 ポンプ羽根
43 吸込口
44 ポンプ室
45 吐出口
48 支持脚
50 排水口
51 支持架台
53 撹拌ブレード
55 撹拌モータ
56 減速機構
57 駆動シャフト
60 ホッパ部
61 供給量調節部
62 制御部
64 電動バルブ
65 濾布
66 循環ポンプ
70 濾過タンク
71 逆洗装置
72,73 噴射ノズル群

Claims (12)

  1. 汚濁廃液を回収する回収タンクと、
    凝集剤を供給する凝集剤供給装置と、
    前記回収タンクからの汚濁廃液に凝集剤供給装置からの凝集剤を注入して反応処理させる撹拌凝集槽を備えた撹拌凝集装置と、
    上記撹拌凝集装置に備えられ、凝集剤を汚濁廃液に撹拌混合させる撹拌装置と、
    上記撹拌装置の撹拌混合による凝集剤の反応処理により生成されたフロックを含む汚濁廃液からフロックの廃スラッジを分離除去する濾過装置と、
    前記凝集剤供給装置および撹拌装置の運転制御を行なう制御盤とを有し、
    前記制御盤は、撹拌装置の撹拌モニタをシーケンス制御により所要のインターバルで間欠回転させるように設定したことを特徴とする廃液処理システム。
  2. 前記撹拌装置は、撹拌モータとこの撹拌モータにより回転駆動される撹拌ブレードとを有し、前記制御盤は、撹拌モータを運転初期で長時間、以後運転初期より短いインターバルで複数回間欠回転させるように設定された請求項1記載の廃液処理システム。
  3. 前記回収タンクは、その上流側に洗浄槽を備え、この洗浄槽にて物品を水洗いした洗浄水が汚染廃液として回収タンクに導かれる請求項1記載の廃液処理システム。
  4. 前記回収タンク、凝集剤供給装置、撹拌凝集装置、撹拌装置、濾過装置および制御盤は、車両に搭載されて一体的に据え付けられ、車載可搬型に構成した請求項1記載の廃液処理システム。
  5. 前記洗浄槽に洗浄水を供給する貯溜タンクを設け、この貯溜タンクに前記濾過装置で濾過された処理済水を導く再循環系を備えた請求項3記載の廃液処理システム。
  6. 前記撹拌凝集装置は、撹拌凝集槽のタンク底部を先端の排水口に向けて先細形状にテーパさせる一方、撹拌凝集槽の内部に邪魔板をその幅方向が半径方向を向くように設けられた請求項1記載の廃液処理システム。
  7. 前記撹拌凝集槽は、タンク内上部に2枚の邪魔板を中心角θが鋭角をなすように上流側と下流側に放射状に配設し、上流側邪魔板の幅方向寸法が下流側邪魔板の幅方向寸法より大きく、かつ下流側邪魔板は下方に向って下流方向を向くように傾斜せしめられた請求項1または6記載の廃液処理システム。
  8. 前記撹拌装置は、撹拌モータから撹拌凝集槽内に延びる駆動シャフトに撹拌ブレードを多段構造に設け、多段の撹拌ブレードは、邪魔板の下方で回転駆動せしめられる請求項1または7記載の廃液処理システム。
  9. 前記撹拌装置は、駆動シャフトの先端部に初段の撹拌ブレードを設ける一方、この撹拌ブレードに隣り合う次段の撹拌ブレードを駆動シャフトの軸方向に進退可能に設けた請求項8記載の廃液処理システム。
  10. 前記濾過装置は、濾過タンクに汚濁廃液から廃スラッジを分離除去する濾布を設け、この濾布は40〜150メッシュのうち所定メッシュの網目を有する請求項1記載の廃液処理システム。
  11. 前記濾過装置は、濾過タンクの下部に濾過装置をタンク外周壁に沿って設け、この逆洗装置により濾布を逆洗させるように構成した請求項1記載の廃液処理システム。
  12. 前記逆洗装置は、複数の噴射ノズルを周方向に配設した噴射ノズル群を上下に配設し、前記濾過装置からの処理済水を、循環ポンプにより噴射ノズル群に導き、噴射ノズル群の各噴射ノズルから濾布に向けて噴射させた請求項11記載の廃液処理システム。
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